JP2003306672A - 蓄熱性シートおよびその利用方法 - Google Patents

蓄熱性シートおよびその利用方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅の壁、天井、床などの室内側面に貼り付け
て配置させることにより、予め冷暖房器具又は自然エネ
ルギーで蓄熱した熱を徐々に放熱して外気温に大きな変
化が生じても快適な室温を長時間維持することが可能な
蓄熱性シートを提供する。 【解決手段】融点が0〜40℃の蓄熱材を内包するマイ
クロカプセルを熱伝導率が0.01〜0.1kcal/m・hr・
deg のシート状支持体の片面に塗工する。蓄熱性シート
1m2当たりの融解熱量が10〜600kJ/m2の範囲
が好ましく、マイクロカプセル塗工面と反対側には中空
粒子を塗工することも好ましい。シート状支持体の密度
は0.01〜0.25g/cm3が好ましく、マイクロ
カプセル塗工面の上層に不燃性のシート、特に金属シー
トを貼り合わせることが好ましい。本蓄熱性シートはマ
イクロカプセル塗工面を室内側に向けて建築物内装材用
壁紙として利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物、とりわけ
住宅やビル内の床、壁、天井等に貼り付けることにより
冷暖房のためのエネルギーが著しく節約できる蓄熱性シ
ートに関するものであり、詳しくは室内の冷暖房による
熱を、本発明による蓄熱性シートに蓄熱させて戸外への
熱流出を極力抑えることにより外気の温度変化に対して
温度緩衝性の高い安定した室内環境を提供することを目
的とする。
【0002】
【従来の技術】近年、地球温暖化抑制が世界的に重要視
されるようになり、その対策として化石燃料を燃焼させ
た際に多量に発生する二酸化炭素の削減化策が大きな問
題となっている。特に建物の居住環境や作業環境を維持
するために消費するエネルギーは膨大な量となり、その
削減や有効利用等の省エネルギー対策が不可欠である。
通常、外気温の変動に対し室内の温度を快適な範囲の温
度域に維持するために、建物自体の機密性を高めたり、
壁や天井、床などの建物の中に断熱材を配する対策が広
く一般に用いられており、室内と室外の熱移動を極力抑
える対策がとられている。
【0003】これに対し、太陽熱や冷暖房などのエネル
ギーを水や建物の躯体の一部に顕熱として蓄えたり、潜
熱材を用いた建材や蓄熱技術が提案されている。具体的
な例として、特開昭57−202493号公報では球状
蓄熱材を建築壁内に配した蓄熱体、特開昭58−237
9号公報においては無機系の蓄熱材を合成樹脂製チュー
ブに充填したものを内接した蓄断熱材、特開昭62−1
17931号公報には蓄熱材を植設した複合板、特公平
2−29824号公報には断熱材と潜熱蓄熱材との組み
合わせが提案されているが、一般にこれらの潜熱蓄熱材
の熱伝導性が悪いため蓄放熱特性が低下し、効率よく潜
熱を使い切らない場合が多かった。その対策として、特
公平6−33633号公報では複数の潜熱蓄熱材をカプ
セル化して基材中に分散し、放熱面温度をほぼ一定に保
つことができる蓄熱建材が紹介されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、潜熱
蓄熱材を配した蓄熱性シートを住宅の壁、天井、床など
の室内側面に貼り付けて配置させることにより、予め冷
暖房器具又は自然エネルギーで蓄熱した熱を徐々に放熱
して外気温に大きな変化が生じても快適な室温を長時間
維持することが可能な蓄熱性シートを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、融点が
0〜40℃の蓄熱材を内包するマイクロカプセルを熱伝
導率が0.01〜0.1kcal/m・hr・deg の断熱性能の高
いシート状支持体の片面に塗工することにより達成され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の蓄熱性シートは基材とな
るシート状支持体の片面にマイクロカプセルが塗工され
た形態を有しており、通常の壁紙と同様にして壁や天井
に貼り付けることが可能で、室温を快適な温度域に安定
化させるに必要な蓄熱量を有していることが必須条件と
して挙げられる。本発明者は、2001−173118
号公報で建築物基材と蓄熱性シートを貼り合わせた蓄熱
性建材を提案したが、本発明の蓄熱性シートは1枚で蓄
熱材性と断熱性を兼ね揃えた機能を有するシートであ
り、更に最室内側にマイクロカプセル塗工層を配置でき
るため上記公報で示した融解熱量よりも少ない熱量でも
充分快適な環境を得ることが可能な蓄熱性シートを提供
するものである。
【0007】本発明の蓄熱性シートが必要とされる融解
熱量は、建物を構成する素材や環境、広さ及び地域によ
って異なるが、夏場日中の屋内の温度上昇及び冬場暖房
用具を使用しなくても明らかな温度上昇または低下を抑
えるためには、シート1m2当たり総融解熱量が10〜
600kJ/m2の範囲にすることが必要であり、この
範囲に設定することにより温度抑制効果が充分得られる
ことが判明した。当然この範囲を下回る融解熱量であれ
ば明らかな抑制効果は確認できず、これ以上の融解熱量
であれば一日の寒暖の周期の中では使い得ない量の融解
熱量であったり、室内貼り付け用シートとして厚くなり
過ぎ施工が困難となるため好ましくない。
【0008】本発明の蓄熱性シートに用いられるシート
状支持体は、マイクロカプセルが塗工可能であれば特に
限定はされないが、蓄熱性能をより顕著に発揮するため
に支持体の熱伝導性が低く、外気からと室内からの熱伝
導を効果的に遮断可能な素材が好ましい。熱伝導性能を
数値的に表したものとして熱伝導率(λ)が知られてお
り、kcal/m・hr・degの単位を持っている。一般にλの値
が小さいほど断熱性が高いことを示しており、共有結合
性化合物で気体を多く封じ込めた素材ほどλの値は小さ
くなる傾向にある。
【0009】熱伝導率の測定法は定常法と非定常法の2
種があり、更に定常法としては絶対測定法、比較測定法
があり、非定常法としてフラッシュ法、熱線法、QTM
法等に分類されるが本発明では、細線加熱法式を用いた
京都電子工業(株)製熱伝導率計、QTM−500型を
用いて熱伝導率を測定した。尚、測定は室温20℃、相
対湿度65%の雰囲気内で行い、試料は水分を極力除去
した状態で測定した。その結果、本発明で用いられるシ
ート状支持体の熱伝導率は0.01〜0.1kcal/m・hr・
deg、好ましくは0.01〜0.05kcal/m・hr・degの範
囲に設定されることが好ましい。
【0010】本発明で用いられるシート状支持体の具体
例として、硬質ポリウレタン樹脂、発泡ポリスチレン樹
脂、発泡ポリエチレン樹脂、羊毛シート、ガラスシー
ト、岩綿などが使用可能であるが、好ましくは、アクリ
ル繊維、ナイロン等のポリアミド繊維、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエ
ステル繊維、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン繊維、ビニロン繊維、ポリウレタン繊維、ポリ
塩化ビニル繊維、アセテート繊維、キュプラ繊維、レー
ヨン繊維、セルロース繊維等を乾式もしくは湿式で抄造
した不織布が用いられる。
【0011】これらのシート状支持体は材質が同じでも
嵩高さ即ちシート密度により見かけの熱伝導率が大きく
変化することが判明し、本発明においてはシートの密度
が0.01〜0.25g/cm3の範囲に加工すること
により好ましい熱伝導率に設定することが可能となる。
厚みは厚いほど断熱性に優れるため好ましいが、室内用
壁紙として使用するならば50mm以下、好ましくは2
0mm以下に留めることにより施工性を損なうこともな
い。
【0012】上記シート状支持体の片面にマイクロカプ
セルが塗工されるが、その反対面には断熱性を高めるた
めに合成又は天然の中空粒子を塗工することにより更に
断熱性が向上するのみならず、支持体の熱伝導率を更に
低くする効果があるため好ましい態様である。本発明の
蓄熱性シートは、上記機材の片面に蓄熱材を内包するマ
イクロカプセルが均一に塗工することにより片面は蓄熱
性、もう片面は優れた断熱性を備えたシートとなる。シ
ートは通常の壁紙と同様に切断したり穴を開けたり、丸
めたりすることも可能である。
【0013】一般に蓄熱材をマイクロカプセル化する方
法としては、複合エマルジョン法によるカプセル化法
(特開昭62−1452号公報)、蓄熱材粒子の表面に
熱可塑性樹脂を噴霧する方法(同62−45680号公
報)、蓄熱材粒子の表面に液中で熱可塑性樹脂を形成す
る方法(同62−149334号公報)、蓄熱材粒子の
表面でモノマーを重合させ被覆する方法(同62−22
5241号公報)、界面重縮合反応によるポリアミド皮
膜マイクロカプセルの製法(特開平2−258052号
公報)等に記載されている方法を用いることができる。
【0014】カプセル膜材としては、界面重合法、イン
サイチュー法等の手法で得られる、ポリスチレン、ポリ
アクリロニトリル、ポリアミド、ポリアクリルアミド、
エチルセルロース、ポリウレタン、アミノプラスト樹
脂、またゼラチンとカルボキシメチルセルロース若しく
はアラビアゴムとのコアセルベーション法を利用した合
成あるいは天然の樹脂が用いられるが、物理的、化学的
に安定で、脂肪族系炭化水素化合物でも良好な品質のマ
イクロカプセルが得られるインサイチュー法による尿素
ホルマリン樹脂、メラミンホルマリン樹脂皮膜を用いた
マイクロカプセルが好ましい。
【0015】本発明で用いられる蓄熱材の相変化点、即
ち融点は生活温度域において快適と感じられる下限と、
床暖房などの蓄熱温度域を含めた温度域に設定すること
が好ましく、0〜40℃、好ましくは10〜30℃の範
囲に設定されることが好ましい。具体的には、炭素数が
約14〜30程度のn-パラフィン類や、無機系共晶物及
び無機系水和物、パルミチン酸、ミリスチン酸等の脂肪
酸類、ベンゼン、p-キシレン等の芳香族炭化水素化合
物、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル等
のエステル化合物、ステアリルアルコール等のアルコー
ル類等の化合物が挙げられ、化学的、物理的に安定でし
かも安価なものが用いられる。これらは混合して用いて
も良いし、必要に応じ過冷却防止材、比重調節材、劣化
防止剤等を添加することができる。また、融点の異なる
2種以上のマイクロカプセルを混合して用いることも可
能である。
【0016】本発明に係るマイクロカプセルの粒子径
は、塗工又は含浸する過程で物理的圧力による破壊を防
止するために10μm以下、特に好ましくは5μm以下
が好ましい。マイクロカプセルの粒子径は、乳化剤の種
類と濃度、乳化時の乳化液の温度、乳化比(水相と油相
の体積比率)、乳化機、分散機等と称される微粒化装置
の運転条件(攪拌回転数、時間等)等を適宜調節して所
望の粒子径に設定する。この粒子径以上になるとマイク
ロカプセルが外圧で容易に壊れやすくなったり、蓄熱材
の比重が分散媒のそれと大きく差がある場合など、浮遊
したり沈降したりし易くなるので好ましくない。マイク
ロカプセルとともに必要であれば、バインダー、緩衝
剤、分散剤、消泡剤、染料、顔料などの着色剤、難燃
剤、香料などが添加される。マイクロカプセルの塗工液
中には必要に応じバインダー、各種顔料、放吸湿材、酸
化防止剤、着色剤などを添加することが出来る。
【0017】本発明の蓄熱性シートは建築用材料として
用いられるため難燃性を付与する必要がある。難燃化の
ためにマイクロカプセル塗工層あるいは支持体層に市販
の難燃剤を塗工又は含浸することも可能であるが、完全
に難燃化を施すためには多量の難燃剤を用いることが必
要である。そこで本発明者は難燃性のシートを室内側面
即ちマイクロカプセル塗工面と貼り合わせることにより
確実な難燃性を発揮し得ることを見出した。難燃性のシ
ートとして一般には塩ビシートが挙げられるが、アルミ
ニウム等の金属シートを貼り合わせることによりマイク
ロカプセル塗工面の室内側に対する熱伝導性が高まるた
め放熱と蓄熱速度が高まるため好ましい態様である。
【0018】以下に本発明の実施例を示す。実施例中の
部数は固形質量部を表す。また、融点は示差熱熱量計
(米国パーキンエルマー社製、DSC−7型)を用いて
測定した。
【0019】
【実施例】実施例1 蓄熱材マイクロカプセルの製法 メラミン粉末12重量部に37%ホルムアルデヒド水溶
液15.4重量部と水40重量部を加え、pHを8に調
整した後、約70℃まで加熱してメラミン−ホルムアル
デヒド初期縮合物水溶液を得た。pHを4.5に調整し
た10%スチレン−無水マレイン酸共重合体のナトリウ
ム塩水溶液100重量部中に、蓄熱材として、n-オクタ
デカン(融点26〜28℃)80重量部を激しく撹拌し
ながら添加し、粒子径が3.0μmになるまで乳化を行
った。
【0020】得られた乳化液に、上記メラミン−ホルム
アルデヒド初期縮合物水溶液全量を添加し70℃で2時
間撹拌を施した後、pHを9まで上げて水を添加して乾
燥固形分濃度40%の蓄熱材マイクロカプセル分散液を
得た。このマイクロカプセル分散液100部にバインダ
ーとしてガラス転移点温度−10℃のアクリル樹脂ラテ
ックスを固形重量で8部添加し夏用マイクロカプセル塗
工液を得た。
【0021】このマイクロカプセル分散液塗工液をカー
テン塗工装置を用いて、厚さ3.1mm、坪量110g
/m2のポリエステル製不織布(密度0.035g/c
3、熱伝導率0.033kcal/m・hr・deg)に固形重量塗
工量が1000g/m2になるように塗工し熱風乾燥を
施してして厚さ4mm、融解熱量170kJ/m2の蓄
熱性シートを得た。更にマイクロカプセル塗工面の上層
に厚み0.01mmのアルミ箔を、更にその上層に市販
の壁紙クロスを貼り合わせて室内壁面に配置した。その
結果、夏場に冷房運転を施さなくても室温が28℃以上
に上がりにくい室内環境が得られることが確認できた。
【0022】実施例2 実施例1で蓄熱材として用いたn-オクタデカンの代わり
に、n-ヘキサデカン(融点16〜18℃)を用いて同様
にして冬用蓄熱材マイクロカプセル分散液を得、同様の
バインダーを添加してマイクロカプセル塗工液を得た。
シート状支持体として、厚さ2mmのアクリル樹脂シー
トに中空粒子として太平洋セメント(株)製中空セラミ
ック粒子イースフィアーズSL300(平均粒子径17
5μm)を300g/m2塗工したところ、熱伝導率
0.055kcal/m・hr・degのシートが得られた。
【0023】このシートに上記冬用マイクロカプセル塗
工液を固形重量で2000g/m2になるように実施例
1と同様に塗工して、320kJ/m2、厚み約6mm
の蓄熱性シートが得られた。更に実施例1と同様にアル
ミ箔と壁紙クロス処理を施して冬用蓄熱性シートを得
た。室内に実施例1の夏用蓄熱性シートと実施例2の冬
用蓄熱性シートを同面積ずつ配置したところ、室温16
〜28℃の範囲から逸脱しにくい室内環境が得られるこ
とが確認できた。
【0024】
【発明の効果】実施例の結果からも明らかなように、本
発明で示される蓄熱性シートは外気温の変化に対して快
適な温度域に安定した冷暖房装置を長時間維持すること
が可能な能力を有する。この建材を一般住宅や、ビルな
どの壁材、床材、天井等に用いることにより従来の断熱
材だけを用いた構造に比べ冷暖房に要するエネルギーの
節約ができることは明らかである。
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DD17 FA03 FA11 FA14 GA01 GA06 GA24 HA32 HA33 HB00 HD08 HD09 HD11 HE01 JC03 JD04 JD06 4F100 AB01D AB10 AB33 AK25G AK36 AK41 AR00B BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C BA10D DE04A DE04C DG15 GB08 JA04A JJ01B JJ07D JJ10A YY00A YY00B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融点が0〜40℃の蓄熱材を内包するマ
    イクロカプセルが、熱伝導率が0.01〜0.1kcal/m
    ・hr・deg のシート状支持体の片面に塗工された蓄熱性シ
    ート。
  2. 【請求項2】 1m2当たりの融解熱量が10〜600
    kJ/m2である蓄熱性シート。
  3. 【請求項3】 マイクロカプセル塗工面の反対面に中空
    粒子が塗工された請求項1記載の蓄熱性シート。
  4. 【請求項4】 シート状支持体の密度が0.01〜0.
    25g/cm3である請求項1記載の蓄熱性シート。
  5. 【請求項5】 マイクロカプセル塗工面の上層に不燃性
    のシートを貼り合わせた請求項1記載の蓄熱性シート。
  6. 【請求項6】 不燃性シートが金属製シートである請求
    項5記載の蓄熱性シート。
  7. 【請求項7】 マイクロカプセル塗工面を室内側に向け
    て建築物内装材用壁紙として利用する請求項1記載の蓄
    熱性シートの利用方法。
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