JP2003305181A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2003305181A
JP2003305181A JP2002110671A JP2002110671A JP2003305181A JP 2003305181 A JP2003305181 A JP 2003305181A JP 2002110671 A JP2002110671 A JP 2002110671A JP 2002110671 A JP2002110671 A JP 2002110671A JP 2003305181 A JP2003305181 A JP 2003305181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speakers
pair
speaker
window frame
gaming machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002110671A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Iwata
憲幸 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okumura Yu Ki Co Ltd filed Critical Okumura Yu Ki Co Ltd
Priority to JP2002110671A priority Critical patent/JP2003305181A/ja
Publication of JP2003305181A publication Critical patent/JP2003305181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカからの出力音の干渉を抑えることが
できる遊技機を提供すること。 【解決手段】 窓枠11の左右両側部にはスピーカ23
が固定されており、両スピーカ23からは効果音がステ
レオで出力される。この構成の場合、両スピーカ23が
高さ方向に位置ずれしている。このため、複数の同一の
パチンコ機46を左右方向に並べて設置する場合にスピ
ーカ23が隣接台46のスピーカ23に対して高さ方向
に位置ずれするので、両スピーカ23からの出力音の干
渉が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカを有する
遊技機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】パチンコホールでは、
図12に示すように、複数の同一のパチンコ機101を
共通の台島に左右方向に並べて設置することが行われて
いる。このパチンコ機101の場合、左右両側部の同一
高さにスピーカ102が配置されているので、スピーカ
102が隣接するパチンコ機101のスピーカ102に
接近する。このため、両スピーカ102からの出力音が
干渉し、モノラル化する虞れがある。本発明は上記事情
に鑑みてなされたものであり、その目的は、スピーカか
らの出力音の干渉を抑えることができる遊技機を提供す
ることにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】<請求項1〜6に係る発
明について>役物の左右両側部に一対のスピーカを設
け、一対のスピーカを役物を挟んで水平線に対して斜め
に対向配置したところに特徴を有する。この役物とはパ
チンコ球が始動口内に入賞することに基づいて動作する
ものであり、1種の遊技機および3種の遊技機の場合に
は大当り図柄・外れ図柄が表示される図柄表示装置が役
物に相当し、2種の遊技機の場合には羽根板の移動に応
じて開閉される中央役物が役物に相当する。上記構成に
よれば、遊技者の目線が最も集中する役物の左右両側部
に一対のスピーカが配置されている。このため、遊技者
が役物の挙動に注目したままで遊技者の両方の耳に両ス
ピーカからの効果音が自然に届くようになるので、両ス
ピーカから役物の挙動に応じた効果音を出力する場合に
遊技者が効果音を認識し易くなる。しかも、一対のスピ
ーカが役物を挟んで水平線に対して斜めに対向配置され
ている。このため、複数の同一台を左右方向に並べて設
置する場合にスピーカが隣接台のスピーカに対して高さ
方向に位置ずれするので、両スピーカからの出力音の干
渉が抑えられる。
【0004】<請求項2に係る発明について>一対のス
ピーカを窓枠のうち合成樹脂製の化粧板に固定し、金属
製の補強板から離したところに特徴を有する。上記構成
によれば、一対のスピーカが金属製の補強板から離れて
いるので、スピーカと補強板との接触面で耳障りな振動
音が生じることが防止される。
【0005】<請求項3に係る発明について>両スピー
カを窓枠の両突部に装着したところに特徴を有する。上
記構成によれば、窓枠の突部にスピーカが設けられてい
る。このため、窓枠のうち突部付近の剛性が高まるの
で、窓枠がスピーカの荷重で撓み難くなる。
【0006】<請求項4に係る発明について>窓枠の両
突部を残余部分より前方へ突出させたところに特徴を有
する。上記構成によれば、両スピーカが遊技者の耳に近
づくので、遊技者が両スピーカからの出力音を聞き取り
易くなる。
【0007】<請求項5に係る発明について>両スピー
カの出音口を遊技者の耳に向って傾斜させたところに特
徴を有する。上記構成によれば、両スピーカから遊技者
の耳に向って音が直接的に出力されるので、遊技者が両
スピーカからの出力音を聞き取り易くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
〜図6に基づいて説明する。パチンコホールの台島に
は、図3に示すように、外枠1が設置されている。この
外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、
外枠1の前面には、図1に示すように、下端部に位置し
て横長な下板2が固定されている。
【0009】外枠1の前面には、図2に示すように、下
板2の上方に位置して中枠3が装着されている。この中
枠3は左側部の垂直な軸(図示せず)を中心に回動可能
にされたものであり、中枠3の前面には、図1に示すよ
うに、下端部に位置して横長な長方形状の下皿板4が固
定され、下皿板4の前面には下皿5が固定されている。
【0010】中枠3の前面には下皿板4の上方に位置し
て横長な長方形状の上皿板6が左側部の垂直な軸(図示
せず)を中心に回動可能に装着されている。この上皿板
6は金属製の補強板の前面に合成樹脂製の化粧板を固定
してなるものであり、上皿板6の前面には上皿7が固定
され、上皿7内にはパチンコ球(図示せず)が貯溜され
ている。
【0011】下皿板4の前面には右下部に位置してハン
ドル台8が固定されており、ハンドル台8には発射ハン
ドル9が回動可能に装着されている。この発射ハンドル
9の後方には、図3に示すように、発射モータ10が装
着されており、発射モータ10の回転軸には打球槌(図
示せず)が連結されている。この発射モータ10は打球
槌の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル9が図
1の時計回り方向へ回動操作されたときには発射モータ
10に駆動電源が与えられ、打球槌が駆動することに基
づいて上皿7内のパチンコ球を弾き出す。
【0012】中枠3の前面には、図1に示すように、上
皿板6の上方に位置して略正方形状の窓枠11が左側部
の垂直な軸(図示せず)を中心に回動可能に装着されて
いる。この窓枠11は、図4に示すように、金属製の補
強板12の前面に合成樹脂製の化粧板13を固定してな
るものであり、窓枠11の中央部には、図1に示すよう
に、略円形状の開口部14が形成され、開口部14の内
周面には透明なガラス窓15が固定されている。
【0013】中枠3には、図2に示すように、略正方形
状の遊技盤16が保持されている。この遊技盤16は窓
枠11のガラス窓15により前方から覆われたものであ
り、打球槌が弾いたパチンコ球は遊技盤16内の上部に
左側から放出される。
【0014】遊技盤16には、図5に示すように、始動
口に相当する特別図柄始動口28が固定されている。こ
の特別図柄始動口28は上面が開口するポケット状をな
すものであり、パチンコ球が特別図柄始動口28内に入
賞したときには上皿7内に設定個数のパチンコ球が賞品
球として払出される。
【0015】遊技盤16の前面にはカラー液晶表示器か
らなる図柄表示装置29が固定されており、パチンコ球
が特別図柄始動口28内に入賞していない状態では図柄
表示装置29に数字図柄が左,中,右の横3列に静止表
示される。この状態でパチンコ球が特別図柄始動口28
内に入賞したときには各列の数字図柄が変動する。そし
て、3列の数字図柄が左列→右列→中列の順序で変動停
止し、3列の数字図柄の変動停止時の組合せによって大
当りおよび外れが遊技者に報知される。この図柄表示装
置29は役物に相当するものであり、CP1は図柄表示
装置29の表示面の中心点を示している。
【0016】窓枠11の化粧板13には、図1に示すよ
うに、右上端部および左下端部に位置して円形状の突部
17が一体形成されており、各突部17は、図2に示す
ように、窓枠11の残余部分に対して前方へ突出し、窓
枠11の最前端部に配置されている。また、各突部17
には、図4に示すように、座面18が形成されている。
これら各座面18は遊技盤16の前面に対して平行な垂
直面からなるものであり、各座面18には開口部19が
形成されている。これら各開口部19は円形状をなすも
のであり、化粧板13の突部17に対して同心状に配置
されている。
【0017】窓枠11の補強板12には各突部17の後
方に位置して突部20が一体形成されている。これら各
突部20は遊技盤16に対して平行な座面21を有する
ものであり、各突部20の前面は化粧板13の突部17
の後面に密着している。この補強板12の各突部17に
は開口部22が化粧板13の開口部19に対して同心状
に形成されており、補強板12の各開口部22は化粧板
13の開口部19より直径寸法が大きく設定されてい
る。
【0018】化粧板13の各突部17には座面18に位
置してスピーカ23が固定されており、両スピーカ23
は図柄表示装置29の左右両側部に配置され、出音面の
中心点CP2が図柄表示装置29の中心点CP1を中心
に水平線に対して斜めに点対称となるように配置され、
中心点CP1およびCP2間の距離は両スピーカ23間
で同一に設定されている。これら各スピーカ23は、図
4に示すように、化粧板13の開口部19の周縁部に後
方から固定されたものであり、各スピーカ23の出音口
24は遊技盤16の前面に対して平行に配置され、前方
へ向って真直ぐに指向している。これら各スピーカ23
の外面は補強板12の開口部22の内周面に対して離間
し、各スピーカ23の出音口24には金属網製のカバー
25が固定されている。
【0019】窓枠11の前面には、図1に示すように、
右側部に位置して枠鍵26が装着されており、枠鍵26
は中枠3および窓枠11を閉鎖状態にロックしている。
この中枠3の閉鎖状態とは外枠1の前面を塞ぐ状態を称
するものであり、中枠3のロックは枠鍵26の鍵穴に鍵
(図示せず)を挿入して時計回り方向に回動操作するこ
とに基づいて解除される。また、窓枠11の閉鎖状態と
は遊技盤16を前方から覆う状態を称するものであり、
窓枠11のロックは枠鍵26の鍵穴に鍵を挿入して反時
計回り方向に回動操作することに基づいて解除される。
【0020】窓枠11の上端部には5個のランプカバー
27が固定されており、各ランプカバー27の後方には
複数のランプ(図示せず)が配置されている。これら複
数の全てのランプは中枠3に固定されたものであり、各
ランプカバー27は後方のランプが点灯することに基づ
いて電飾される。
【0021】遊技盤16の前面には、図5に示すよう
に、特別図柄始動口28の下方に位置して入賞口台板3
0が固定されており、入賞口台板30には前面が開口す
る孔状の大入賞口(図示せず)が形成されている。この
入賞口台板30には扉31が回動可能に装着されてお
り、大当りが発生していない通常遊技状態では扉31が
大入賞口の前面を閉鎖した閉鎖状態に保持され、大当り
が発生した大当り遊技状態では扉31が大入賞口の前面
を開放した開放状態に回動する。この大当り遊技状態で
パチンコ球が大入賞口内に入賞したときには上皿7内に
パチンコ球が賞品球として払出される。
【0022】遊技盤16の後面には、図3に示すよう
に、図柄表示装置29の後方に位置して正方形状のセン
タカバー32が固定されており、中枠3の後面にはセン
タカバー32の外周部に位置して矩形枠状のメインセッ
ト33が固定されている。このメインセット33の後面
には下端部に位置して横長な長方形状のメイン基板ボッ
クス34が固定されており、メイン基板ボックス34内
にはメイン基板35が収納されている。
【0023】メイン基板35にはマイクロコンピュータ
を主体に構成されたメイン制御装置36が搭載されてお
り、パチンコ球が特別図柄始動口28内に入賞したとき
にはメイン制御装置36がランダムカウンタの計測値を
取得し、ランダムカウンタの取得結果を判定値と比較す
ることに基づいて大当りおよび外れを判定する。
【0024】センタカバー32内にはサブ基板に相当す
る図柄基板37が収納されている。この図柄基板37に
は図柄制御装置38が搭載されており、メイン制御装置
36は図柄制御装置38に図柄制御コマンドおよび図柄
制御データを出力する。この図柄制御装置38はマイク
ロコンピュータを主体に構成されたものであり、図柄制
御コマンドおよび図柄制御データを検出することに基づ
いて表示パターンを設定し、図柄表示装置29に表示パ
ターンに応じた演出内容で数字図柄を変動表示する。
【0025】センタカバー32の後面には縦長な長方形
状の音ランプ基板ボックス39が固定されており、音ラ
ンプ基板ボックス39内にはスピーカ基板に相当する音
ランプ基板40が収納されている。この音ランプ基板4
0にはランプ制御装置41が搭載されており、メイン制
御装置36はランプ制御装置41にランプ制御コマンド
およびランプ制御データを出力する。このランプ制御装
置41はマイクロコンピュータを主体に構成されたもの
であり、ランプ制御コマンドおよびランプ制御データを
検出したときにはランプ制御データに応じた電飾パター
ンを設定する。そして、複数のランプを電飾パターンに
応じて駆動制御し、5個のランプカバー27を電飾パタ
ーンに応じて電飾する。
【0026】音ランプ基板40にはスピーカ制御装置4
2が搭載されており、メイン制御装置36はスピーカ制
御装置42にスピーカ制御コマンドおよびスピーカ制御
データを出力する。このスピーカ制御装置42はマイク
ロコンピュータを主体に構成されたものであり、スピー
カ制御コマンドおよびスピーカ制御データを検出したと
きにはスピーカ制御データに応じた鳴動パターンを設定
する。そして、両スピーカ23を鳴動パターンに応じて
駆動制御し、両スピーカ23から鳴動パターンに応じた
効果音をステレオで出力する。
【0027】両スピーカ23からの効果音の出力は図柄
表示装置29の挙動に応じて行われるものであり、例え
ば3列の図柄の変動開始時には変動開始を演出する内容
の効果音が出力され、大当り図柄の表示時には大当りを
演出する内容の効果音が出力され、外れ図柄の表示時に
は外れを演出する内容の効果音が出力される。
【0028】音ランプ基板40の後面には回転形の可変
抵抗器からなるボリューム43が搭載されている。この
ボリューム43はスピーカ制御装置42に電気的に接続
されており、スピーカ制御装置42はボリューム43の
抵抗値に応じて両スピーカ23のステレオ音量を調節す
る。このボリューム43のダイアル44は音ランプ基板
ボックス39の後壁を貫通して後方に突出しており、両
スピーカ23の音量はダイアル44を回動操作すること
に基づいて調節可能にされている。尚、ダイアル44は
操作部材に相当するものである。
【0029】尚、図1〜図3の符号45は外枠1,下板
2,中枠3,下皿板4,下皿5,上皿板6,上皿7,窓
枠11,ガラス窓15,遊技盤16,センタカバー3
2,メインセット33を有するパチンコ機本体を示すも
のであり、パチンコ機本体45は遊技機本体に相当す
る。
【0030】上記第1実施例によれば、一対のスピーカ
23を図柄表示装置29を挟んで水平線に対して斜めに
対向配置した。このため、図6に示すように、複数のパ
チンコ機46を左右方向に並べて設置する場合にスピー
カ23が隣接台46のスピーカ23に対して高さ方向に
位置ずれするので、両スピーカ23からの出力音の干渉
が抑えられる。
【0031】また、遊技者の目線が最も集中する図柄表
示装置29の左右両側部に一対のスピーカ23を配置し
た。このため、遊技者が図柄表示装置29の表示内容に
注目したままで遊技者の両方の耳に両スピーカ23から
の効果音が自然に届くようになるので、両スピーカ23
から図柄表示装置29の表示内容に応じた効果音を出力
する場合に遊技者が効果音を認識し易くなる。
【0032】また、両スピーカ23を窓枠11の合成樹
脂製の化粧板13に固定し、金属製の補強板12から離
間させた。このため、両スピーカ23と補強板12との
接触がなくなるので、両者の接触面で耳障りな振動音が
生じることが防止される。また、窓枠11のうち図柄表
示装置29の左右両側部に突部17を設け、両スピーカ
23を両突部17に装着した。このめ、窓枠11のうち
突部17付近の剛性が高まるので、窓枠11がスピーカ
23の荷重で撓み難くなる。
【0033】また、窓枠11の両突部17を残余部分よ
り前方へ突出させた。このため、両スピーカ23が遊技
者の耳に近付くので、音的に劣悪なパチンコホールの中
であっても前方の遊技者が両スピーカ23からの出力音
を聞き取り易くなる。
【0034】次に本発明の第2実施例を図7に基づいて
説明する。化粧板13の右上端部の座面18および補強
板12の右上端部の座面21は、図7の(a)に示すよ
うに、下方へ向うに従って後方へ傾斜し且つ左方へ向う
に従って左右方向中央部へ傾斜するものであり、スピー
カ23の出音口24は座面18の傾斜に沿って前方の椅
子に着座する遊技者の頭部に指向している。
【0035】化粧板13の左下端部の座面18および補
強板12の左下端部の座面21は、図7の(b)に示す
ように、上方へ向うに従って後方へ傾斜し且つ右方へ向
うに従って左右方向中央部へ傾斜するものであり、スピ
ーカ23の出音口24は座面18の傾斜に沿って前方の
椅子に着座する遊技者の頭部に指向している。
【0036】上記第2実施例によれば、上方のスピーカ
23については出音口24を斜め下方へ傾斜させ、下方
のスピーカ23については出音口24を斜め上方へ傾斜
させたので、両スピーカ23の出音口24が前方の椅子
に着座する遊技者の頭部に向って指向する。このため、
両スピーカ23から前方の遊技者の耳に向って音が直接
的に出力されるので、音的に劣悪なパチンコホールの中
であっても前方の遊技者が両スピーカ23からの出力音
を聞き取り易くなる。
【0037】尚、上記第2実施例においては、右上端部
のスピーカ23については出音口24を下方へ向うに従
って後方へ傾斜させ且つ左方へ向うに従って左右方向中
央部へ傾斜させ、左下端部のスピーカ23については出
音口24を上方へ向うに従って後方へ傾斜させ且つ右方
へ向うに従って左右方向中央部へ傾斜させたが、これに
限定されるものではなく、例えば右上端部のスピーカ2
3については下方へ向うに従って後方へ傾斜させ、左下
端部のスピーカ23については上方へ向うに従って後方
へ傾斜させるだけでも良い。
【0038】また、上記第1〜第2実施例においては、
両スピーカ23を窓枠11の右上端部および左下端部に
配置したが、これに限定されるものではなく、例えば本
発明の第3実施例を示す図8のように、左上端部および
右下端部に配置し、図柄表示装置29の左右両側部に一
対のスピーカ23を設け、一対のスピーカ23を図柄表
示装置29を挟んで水平線に対して斜めに対向配置して
も良い。
【0039】また、上記第1〜第3実施例においては、
両スピーカ23を窓枠11に装着したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば一方のスピーカ23を窓枠1
1に装着し、他方のスピーカ23を上皿板6に装着して
も良く、要は図柄表示装置29の左右両側部に一対のス
ピーカ23を設け、一対のスピーカ23を図柄表示装置
29を挟んで水平線に対して斜めに対向配置すれば良
い。以下、両スピーカ23を窓枠11および上皿板6に
装着した本発明の第4実施例を図9および図10に基づ
いて説明する。
【0040】窓枠11には、図9に示すように、右上端
部に位置してスピーカ23が固定されている。このスピ
ーカ23は、図10の(a)に示すように、化粧板13
の突部17の垂直な座面18に固定されたものであり、
スピーカ23の出音口24は前方へ向って真直ぐに指向
している。
【0041】上皿板6の化粧板47は、図10の(b)
に示すように、遊技盤16の前面に対して平行なもので
あり、化粧板47の左端部には円形状の開口部48が形
成されている。この開口部48の周縁部には後方からス
ピーカ23が固定されており、スピーカ23の出音口2
4は前方へ向って真直ぐに指向している。即ち、一対の
スピーカ23は図柄表示装置29の左右両側部に配置さ
れ、中心点CP2が図柄表示装置29の中心点CP1を
挟んで水平線に対して斜めに対向配置されている。上皿
板6の補強板49には開口部50が形成されている。こ
の開口部50は化粧板47の開口部48より径大な円形
状をなすものであり、スピーカ23の外面は補強板49
の開口部50の内周面に対して離間している。
【0042】尚、上記第4実施例においては、両スピー
カ23の出音口24を前方へ向って真直ぐに指向させた
が、これに限定されるものではなく、例えば前方の椅子
に着座する遊技者の頭部に向って指向させても良い。以
下、窓枠11および上皿板6のスピーカ23を遊技者の
頭部に向って指向させる本発明の第5実施例を図11に
基づいて説明する。
【0043】窓枠11の右上端部の座面18は、図11
の(a)に示すように、下方へ向うに従って後方へ傾斜
し且つ左方へ向うに従って左右方向中央部へ傾斜するも
のであり、スピーカ23の出音口24は座面18の傾斜
に沿うことに基づいて前方の椅子に着座する遊技者の頭
部に向って指向している。
【0044】上皿板6の化粧板47および補強板49に
は、図11の(b)に示すように、突部51および52
が一体形成されている。これら突部51および52は傾
斜状の座面53および54を有するものであり、座面5
3および54には円形状をなす径小な開口部55および
径大な開口部56が形成されている。
【0045】化粧板47の座面53および補強板49の
座面54は上方へ向うに従って後方へ傾斜し且つ右方へ
向うに従って左右方向中央部へ傾斜するものであり、化
粧板47の座面53には開口部55の周縁部に位置して
後方からスピーカ23が固定され、スピーカ23の出音
口24は座面53の傾斜に沿うことに基づいて前方の椅
子に着座する遊技者の頭部に向って指向している。
【0046】尚、上記第1〜第5実施例においては、図
柄表示装置29に大当り図柄が表示されることに基づい
て大当り遊技状態になる1種のパチンコ機に本発明を適
用したが、これに限定されるものではなく、例えば2種
のパチンコ機または3種のパチンコ機に適用しても良
い。前者の2種のパチンコ機の場合、図柄表示装置29
に換えて役物に相当する中央役物が装着されており、パ
チンコ球が始動口内に入賞することに基づいて中央役物
が開放され、中央役物の開放時に中央役物の特別入賞口
内にパチンコ球が入賞することに基づいて大当り遊技状
態になる。後者の3種のパチンコ機の場合、図柄表示装
置29に大当り図柄が表示されることに基づいて特別入
賞口が開放され、特別入賞口の開放時に特別入賞口内に
パチンコ球が入球することに基づいて大当り遊技状態に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(パチンコ機の全
体構成を示す前面図)
【図2】パチンコ機の全体構成を示す側面図
【図3】パチンコ機の全体構成を示す後面図
【図4】図1のX線に沿う断面図
【図5】遊技盤を示す前面図
【図6】複数のパチンコ機が並ぶ様子を示す前面図
【図7】本発明の第2実施例を示す図4相当図
【図8】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図10】図4相当図
【図11】本発明の第5実施例を示す図4相当図
【図12】従来例を示す図6相当図
【符号の説明】
3は中枠、11は窓枠、12は補強板、13は化粧板、
16は遊技盤、17は突部、23はスピーカ、24は出
音口、28は特別図柄始動口(始動口)、29は図柄表
示装置(役物)40は音ランプ基板(スピーカ基板)、
42はスピーカ制御装置、44はダイアル(操作部
材)、45はパチンコ機本体(遊技機本体)を示してい
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられ、パチンコ球が入賞可
    能な始動口と、前記遊技盤に設けられ、前記始動口内に
    パチンコ球が入賞することに基づいて動作する役物と、
    前記役物の左右両側部に設けられた一対のスピーカとを
    備え、前記一対のスピーカは、前記役物を挟んで水平線
    に対して斜めに対向していることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技盤を前方から覆う窓枠を備え、前記
    窓枠は、合成樹脂製の化粧板と金属製の補強板とを有
    し、 一対のスピーカは、前記化粧板に固定され且つ前記補強
    板から離間していることを特徴とする請求項1記載の遊
    技機。
  3. 【請求項3】 窓枠に役物の左右両側部に位置して設け
    られ、役物を挟んで水平線に対して斜めに対向する一対
    の突部を備え、 一対のスピーカは、前記一対の突部に設けられているこ
    とを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 一対の突部は、窓枠の残余部分より前方
    に突出していることを特徴とする請求項3記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】 一対のスピーカのうち上方に位置するも
    のは、出音口が斜め下方へ傾斜し、一対のスピーカのう
    ち下方に位置するものは、出音口が斜め上方へ傾斜して
    いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    遊技機。
  6. 【請求項6】 遊技機本体の後面側には、一対のスピー
    カを駆動制御するスピーカ制御装置が搭載されたスピー
    カ基板が設けられ、前記スピーカ基板には、前記一対の
    スピーカの音量を調節する操作部材が搭載されているこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技
    機。
JP2002110671A 2002-04-12 2002-04-12 遊技機 Pending JP2003305181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002110671A JP2003305181A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002110671A JP2003305181A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003305181A true JP2003305181A (ja) 2003-10-28

Family

ID=29393735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002110671A Pending JP2003305181A (ja) 2002-04-12 2002-04-12 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003305181A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005278836A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Samii Kk 遊技機
JP2017131595A (ja) * 2016-01-31 2017-08-03 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019118356A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社ソフイア 遊技機
JP2020120799A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社ソフイア 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005278836A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Samii Kk 遊技機
JP2017131595A (ja) * 2016-01-31 2017-08-03 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019118356A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社ソフイア 遊技機
JP2020120799A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 株式会社ソフイア 遊技機
JP7169649B2 (ja) 2019-01-29 2022-11-11 株式会社ソフイア 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003305181A (ja) 遊技機
JP2006034462A (ja) 遊技機
JP2006110098A (ja) 遊技機用役物の接続・取付構造、役物ユニット、役物ユニット組合せ体及び遊技機
JP2006280654A (ja) 遊技機
JP3874550B2 (ja) 遊技機
JP2008006264A (ja) 遊技機
JP4150358B2 (ja) 遊技機
JP2003210690A (ja) 遊技機
JP2007029303A (ja) パチンコ遊技機のセンター役物装置
JP2006280653A (ja) 遊技機
JP6916681B2 (ja) 遊技機
JP6901925B2 (ja) 遊技機
JP6901924B2 (ja) 遊技機
JP2005027707A (ja) 回胴式遊技機及びメインリール装置
JP2004187791A (ja) 遊技機用遊技盤
JP2005296397A (ja) 遊技機
JP2006198343A (ja) 遊技機
JP6999311B2 (ja) 遊技機
JP6999312B2 (ja) 遊技機
JP6999310B2 (ja) 遊技機
JP2006280652A (ja) 遊技機
JPH0749075B2 (ja) 遊技用椅子
JP2005230409A (ja) 遊技機
JP4141417B2 (ja) 遊技機
JP3108948U (ja) 遊技機台用表示ランプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100216