JP2003305179A - パチンコ機および遊技部品 - Google Patents

パチンコ機および遊技部品

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JP2003305179A JP2002114035A JP2002114035A JP2003305179A JP 2003305179 A JP2003305179 A JP 2003305179A JP 2002114035 A JP2002114035 A JP 2002114035A JP 2002114035 A JP2002114035 A JP 2002114035A JP 2003305179 A JP2003305179 A JP 2003305179A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光装置からの光および第1の装飾部材の裏
面で反射された光を有効に利用演出することにより、充
分な電飾効果すなわち光装飾効果を得ること。 【解決手段】 パネル部材10に対して装着される装飾
用の遊技部品2およびかかる遊技部品2を備えたパチン
コ機1において、パチンコ機の横方向に延在して配設さ
れ、少なくとも裏面に対向して発光装置が配設された不
透光性の第1の装飾部材21と、パチンコ機の横方向に
延在して配設され、前記第1の装飾部材21に対して遊
技者の方向である前方に開口した線状の間隙28を介し
て対向する不透光性の第2の装飾部材22とを備え、前
記第1の装飾部材21と前記第2の装飾部材22とにパ
チンコ機の前後方向における段差が形成され、前記第1
の装飾部材21と前記第2の装飾部材22との間に形成
されている前記間隙28を介して前記発光装置からの光
が照射されるように構成されているパチンコ機および遊
技部品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤に対して装
飾用の遊技部品が装着されたパチンコ機および遊技部品
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機のランプ付き遊技装置
(特開平11−239630号)は、図15に示される
ように複数のランプが配設されるランプ装着部が配設さ
れるベース板Bの前方にベース板Bよりも幅広の複数の
ランプからの光をある程度透過させる半透明の装飾板D
が突設され、ベース板Bには複数のランプを包囲するよ
うにフェンス状の防護壁Fが突設され、前記装飾板Dの
裏面と前記防護壁Fの先端との間にランプからの光で装
飾板Dの裏面で反射された光を前記装飾板Dの裏面に沿
って横方向に外部に漏らす間隙Gが形成されるものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパチンコ機
のランプ付き遊技装置は、複数のランプが配設されるラ
ンプ装着部が配設されるベース板Bの前方にベース板B
よりも幅広の複数のランプからの光を前記半透明の装飾
板Dを介してある程度透過させるとともに、半透明の装
飾板Dが突設され、ベース板Bには複数のランプを包囲
するようにフェンス状の防護壁Fが突設され、前記装飾
板Dの裏面と前記防護壁Fの先端との間に形成された間
隙Gを介してランプからの光で装飾板Dの裏面で反射さ
れた光を前記装飾板Dの裏面に沿って横方向に外部にす
なわち遊技盤のパネル部材の表面に平行な方向に漏らす
にすぎないものであるので、複数のランプからの光およ
び前記装飾板Dの裏面で反射された光を有効に利用演出
するものではなく、充分な電飾効果すなわち光装飾効果
が得られるものではないという問題があった。
【0004】そこで本発明者は、パチンコ機の遊技盤に
対して装着される装飾用の遊技部品において、前記遊技
盤の横方向に延在して配設され、少なくとも裏面に対向
して発光装置が配設された不透光性の第1の装飾部材
と、前記遊技盤の横方向に延在して配設され、前記第1
の装飾部材に対して遊技者の方向である前方に開口した
線状の間隙を介して対向する不透光性の第2の装飾部材
とに前記遊技盤の前後方向における段差を形成して、前
記第1の装飾部材と前記第2の装飾部材との間に形成さ
れている前記線状の間隙を介して前記発光装置からの光
を前方に照射するという本発明の技術的思想に着眼し、
更に研究開発を重ねた結果、前記発光装置からの光およ
び前記第1の装飾部材の裏面で反射された光を有効に利
用演出することにより、充分な電飾効果すなわち光装飾
効果が得られるという目的を達成する本発明に到達し
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の遊技部品は、パチンコ機の遊技盤に対し
て装着される装飾用の遊技部品において、前記遊技盤の
横方向に延在して配設され、少なくとも裏面に対向して
発光装置が配設された不透光性の第1の装飾部材と、前
記遊技盤の横方向に延在して配設され、前記第1の装飾
部材に対して遊技者の方向である前方に開口した線状の
間隙を介して対向する不透光性の第2の装飾部材とから
成り、前記第1の装飾部材と前記第2の装飾部材とに前
記遊技盤の前後方向における段差が形成され、前記第1
の装飾部材と前記第2の装飾部材との間に形成されてい
る前記線状の間隙を介して前記発光装置からの光が前方
に照射されるように構成されているものである。
【0006】本発明(請求項2に記載の第2発明)の遊
技部品は、前記第1発明において、前記第1の装飾部材
が、前記第2の装飾部材に対して前記遊技盤の前後方向
において前方に凸設されている、もしくは後方に凹設さ
れているものである。
【0007】本発明(請求項3に記載の第3発明)の遊
技部品は、前記第1発明において、前記第1の装飾部材
が、前記発光装置の光軸方向に直交する方向に対して傾
斜して配設されているものである。
【0008】本発明(請求項4に記載の第4発明)の遊
技部品は、前記第1発明において、前記線状の間隙が、
前記第2の装飾部材に対向する前記第1の装飾部材の全
周に亘り形成されているものである。
【0009】本発明(請求項5に記載の第5発明)の遊
技部品は、前記第1発明ないし第4発明のいずれかにお
いて、前記第1の装飾部材が、前記第2の装飾部材に対
向する前記第1の装飾部材の外周対向部の裏面に形成さ
れた外側ほど広がり前記線状の間隙を拡大するテーパ部
を備えているものである。
【0010】本発明(請求項6に記載の第6発明)の遊
技部品は、パチンコ機の遊技盤に対して装着される装飾
用の遊技部品において、前記遊技盤の横方向に延在して
配設され、少なくとも裏面に対向して発光装置が配設さ
れた不透光性の第1の装飾部材と、前記遊技盤の横方向
に延在して配設され、前記第1の装飾部材に対して遊技
者の方向である前方に開口した線状の間隙を介して対向
する不透光性の第2の装飾部材とから成り、前記第1の
装飾部材と前記第2の装飾部材とに前記遊技盤の前後方
向における段差が形成され、前記第1の装飾部材と前記
第2の装飾部材との間に形成されている前記線状の間隙
を介して前記発光装置からの光が前方に照射されるよう
に構成され、前記第1の装飾部材に対して前記遊技盤の
外側に配設された前記第2の装飾部材の外側部分が、パ
チンコ球を誘導する誘導レールの垂直内壁に近接して対
向配置されているものである。
【0011】本発明(請求項7に記載の第7発明)の遊
技部品は、前記第4発明において、前記遊技盤の横方向
に延在して配設され、前記発光装置を構成する少なくと
も1個の発光ランプまたは発光素子の先端を臨ませる小
径の導入部と、該導入部に連続して光路面積が徐々に拡
大して表面側に開口する拡大部とが形成された不透光性
の第3の装飾部材を備え、前記第1の装飾部材および前
記第2の装飾部材が、前記第3の装飾部材の表面の前方
に突設されているものである。
【0012】本発明(請求項8に記載の第8発明)の遊
技部品は、前記第1発明において、前記遊技盤の横方向
に延在して配設され、背面に配設された前記発光装置を
構成する少なくとも1個の発光ランプまたは発光素子か
らの照射光を透過させる裏面が凹凸状の表面を備えた透
光性の第3の装飾部材と、前記第3の装飾部材を遊技盤
に対して平行に支持するベース装飾部材を備え、前記第
1の装飾部材および前記第2の装飾部材が、前記第3の
装飾部材の表面の前方に突設され、前記発光装置の光軸
方向に直交する方向に対して傾斜して配設されているも
のである。
【0013】本発明(請求項9に記載の第9発明)の遊
技部品は、前記第1発明において、前記遊技盤の横方向
に延在して配設され、背面に配設された前記発光装置を
構成する少なくとも1個の発光ランプまたは発光素子か
らの照射光を透過させる少なくとも1個の突起部と平坦
部を備え、裏面が凹凸状の表面を備えた透光性の第3の
装飾部材と、前記第3の装飾部材を遊技盤に対して平行
に支持するベース装飾部材を備え、前記第1の装飾部材
が、前記第3の装飾部材の表面の前方に突設され、前記
第3の装飾部材の前記突起部が挿入される凹部が形成さ
れるとともに前記突起部の先端を臨ませる開口部が上面
に形成された凸部と、前記発光装置の光軸方向に直交す
る方向に対して傾斜して形成されている裏面全体の傾斜
部とが一体的に形成されているものである。
【0014】本発明(請求項10に記載の第10発明)
の遊技部品は、前記第9発明において、前記第1の装飾
部材が、パチンコ球を誘導する誘導レールの垂直内壁に
近接して対向配置されているものである。
【0015】本発明(請求項11に記載の第11発明)
の遊技部品は、前記第1発明ないし第10発明のいずれ
かにおいて、前記第1の装飾部材および前記第2の装飾
部材の表面および裏面ならびに前記第3の装飾部材の表
面にメッキ、鏡面仕上げ、金属の研磨面等の反射促進処
理が施されているものである。
【0016】本発明(請求項12に記載の第12発明)
の遊技部品は、前記第1発明ないし第11発明のいずれ
かにおいて、前記第1の装飾部材の全周に亘る前記線状
の間隙を形成する前記第2の装飾部材の前記穴部の上部
の裏面に垂直に部分的な遮蔽壁が形成されているもので
ある。
【0017】本発明(請求項13に記載の第13発明)
の遊技部品は、前記第6発明において、前記第1の装飾
部材が、前記遊技盤の表面に対して直角な方向である前
記遊技盤の前後方向に往復動自在に配設されているもの
である。
【0018】本発明(請求項14に記載の第14発明)
のパチンコ機は、遊技盤に対して装飾用の遊技部品が装
着されたパチンコ機において、前記遊技盤の横方向に延
在して配設され、少なくとも裏面に対向して発光装置が
配設された不透光性の第1の装飾部材と、前記遊技盤の
横方向に延在して配設され、前記第1の装飾部材に対し
て遊技者の方向である前方に開口した間隙を介して対向
する不透光性の第2の装飾部材とを備え、前記第1の装
飾部材と前記第2の装飾部材とに前記遊技盤の前後方向
における段差が形成され、前記第1の装飾部材と前記第
2の装飾部材との間に形成されている前記間隙を介して
前記発光装置からの光が照射されるように構成されてい
るものである。
【0019】
【発明の作用および効果】上記構成より成る第1発明の
遊技部品は、パチンコ機の遊技盤に対して装着される装
飾用の遊技部品において、前記遊技盤の横方向に延在し
て配設され、少なくとも裏面に対向して発光装置が配設
された不透光性の第1の装飾部材と、前記遊技盤の横方
向に延在して配設され、前記第1の装飾部材に対して遊
技者の方向である前方に開口した線状の間隙を介して対
向する不透光性の第2の装飾部材ととに前記遊技盤の前
後方向における段差が形成され、前記第1の装飾部材と
前記第2の装飾部材との間に形成されている前記線状の
間隙を介して前記発光装置からの光が前方に照射するも
のであるため、前記発光装置からの光および前記第1の
装飾部材の裏面で反射された光を有効に利用演出するこ
とにより、充分な電飾効果すなわち光装飾効果が得られ
るという効果を奏する。
【0020】上記構成より成る第2発明の遊技部品は、
前記第1発明において、前記第1の装飾部材が、前記第
2の装飾部材に対して前記遊技盤の前後方向において前
方に凸設されている、もしくは後方に凹設されているの
で、前方に凸設したまたは後方に凹設された前記第1の
装飾部材と前記第2の装飾部材との間に形成され実質的
に間隔が広くなった前記線状の間隙を介して前記発光装
置からの光を斜め前方に照射するものであるため、前記
発光装置からの光および前記第1の装飾部材の裏面で反
射された光をより有効に利用演出することにより、一層
充分な電飾効果すなわち光装飾効果が得られるという効
果を奏する。
【0021】上記構成より成る第3発明の遊技部品は、
前記第1発明において、前記第1の装飾部材が、前記発
光装置の光軸方向に直交する方向に対して傾斜して配設
されているので、傾斜した前記第1の装飾部材と前記第
2の装飾部材との間に形成される前記線状の間隙の間隔
が部位によって異なるため、前記線状の間隙の部位によ
って異なった電飾効果すなわち光装飾効果が得られると
いう効果を奏する。がある。
【0022】上記構成より成る第4発明の遊技部品は、
前記第1発明において、前記第2の装飾部材に対向する
前記第1の装飾部材の全周に亘り形成されている前記線
状の間隙を介して前記発光装置からの光を前方に照射す
るものであるため、前記発光装置からの光および前記第
1の装飾部材の裏面で反射された光を有効に利用演出す
ることにより、前記第2の装飾部材に対向する前記第1
の装飾部材の全周の輪郭を強調した充分な電飾効果すな
わち光装飾効果が得られるという効果を奏する。
【0023】上記構成より成る第5発明の遊技部品は、
前記第1発明ないし第4発明のいずれかにおいて、前記
第2の装飾部材に対向する前記第1の装飾部材の外周対
向部の裏面に外側ほど広がり前記線状の間隙を拡大する
前記テーパ部が形成されているので、前記テーパ部によ
って実質的に間隔が広くなった前記線状の間隙を介して
前記発光装置からの光を斜め前方に照射するとともに、
前記第1の装飾部材の裏面で反射された反射光およびテ
ーパ部で反射され拡げられた反射光をより有効に利用演
出することにより、前記発光装置からの光による一層充
分な電飾効果すなわち光装飾効果が得られるという効果
を奏する。
【0024】上記構成より成る第6発明の遊技部品は、
パチンコ機の遊技盤に対して装着される装飾用の遊技部
品において、前記遊技盤の横方向に延在して配設され、
少なくとも裏面に対向して発光装置が配設された不透光
性の第1の装飾部材と、前記遊技盤の横方向に延在して
配設され、前記第1の装飾部材に対して遊技者の方向で
ある前方に開口した線状の間隙を介して対向する不透光
性の第2の装飾部材ととに前記遊技盤の前後方向におけ
る段差が形成され、前記第1の装飾部材と前記第2の装
飾部材との間に形成されている前記線状の間隙を介して
前記発光装置からの光が前方に照射するものであるた
め、前記発光装置からの光および前記第1の装飾部材の
裏面で反射された光を有効に利用演出することにより、
充分な電飾効果すなわち光装飾効果が得られるという効
果を奏するとともに、前記第1の装飾部材に対して前記
遊技盤のの外側に配設された前記第2の装飾部材の外側
部分が、パチンコ球を誘導する誘導レールの垂直内壁に
近接して対向配置されているので、前記第2の装飾部材
の裏面によって反射された前記発光装置からの光を前記
誘導レールの垂直内壁に照射するため、電飾面すなわち
光装飾面を拡大するとともに、立体的電飾すなわち光装
飾を可能にするという効果を奏する。
【0025】上記構成より成る第7発明の遊技部品は、
前記第4発明において、前記遊技盤の横方向に延在して
配設された前記不透光性の第3の装飾部材に形成された
前記小径の導入部に先端を臨ませた前記発光装置を構成
する少なくとも1個の発光ランプまたは発光素子からの
光を前記導入部に連続して形成された光路面積が徐々に
拡大した前記拡大部に導き、該拡大部によって導かれた
光を拡大するので、表面側の開口より前記第3の装飾部
材の表面の前方に突設された前記第1の装飾部材および
前記第2の装飾部材の裏面の広い範囲を照射するという
効果を奏する。
【0026】上記構成より成る第8発明の遊技部品は、
前記第1発明において、前記ベース装飾部材によって裏
面が凹凸状の表面を備えた透光性の前記第3の装飾部材
を前記遊技盤に対して平行に支持して、前記遊技盤の横
方向に延在して配設し、背面に配設された前記発光装置
を構成する少なくとも1個の発光ランプまたは発光素子
からの照射光を透過させ、前記第3の装飾部材の表面の
前方に突設して前記発光装置の光軸方向に直交する方向
に対して傾斜して配設された前記第1の装飾部材と前記
第2の装飾部材とが対向する前記線状の間隙を介して前
記発光装置からの光を前方に照射するものであるため、
裏面に凹凸状の表面を備えた透光性の前記第3の装飾部
材を透過した光による電飾効果すなわち光装飾効果が得
られるとともに、前記第3の装飾部材を透過した光を、
傾斜した前記第1の装飾部材と前記第2の装飾部材とが
対向する前記線状の間隙を介して前方に照射するもので
あり、前記線状の間隙の間隔が部位によって異なるた
め、前記線状の間隙の部位によって異なった電飾効果す
なわち光装飾効果が得られるという効果を奏する。
【0027】上記構成より成る第9発明の遊技部品は、
前記第1発明において、前記ベース装飾部材によって裏
面が凹凸状の表面を備えた透光性の前記第3の装飾部材
を遊技盤のパネル部材に対して平行に支持して、前記遊
技盤の横方向に延在して配設し、背面に配設された前記
発光装置を構成する少なくとも1個の発光ランプまたは
発光素子からの照射光を、前記第3の装飾部材の前記突
起部内を透過させ、前記第3の装飾部材の表面の前方に
突設された前記第1の装飾部材に形成された前記凹部内
に挿入された前記突起部の先端が臨んでいる前記凸部の
上面に形成された前記開口部から照射されるので、点光
源的な電飾効果すなわち光装飾効果が得られるととも
に、前記第3の装飾部材の裏面が凹凸状の表面から前記
平坦部を透過した光を前記発光装置の光軸方向に直交す
る方向に対して傾斜して形成されている裏面全体の前記
傾斜部に反射させるので、裏面に凹凸状の表面を備えた
透光性の前記第3の装飾部材を透過した光の反射光によ
る電飾効果すなわち光装飾効果が得られるという効果を
奏する。
【0028】上記構成より成る第10発明の遊技部品
は、前記第9発明において、前記第1の装飾部材が、パ
チンコ球を誘導する誘導レールの垂直内壁に近接して対
向配置されているので、前記第3の装飾部材の裏面が凹
凸状の表面から前記平坦部を透過した光を前記発光装置
の光軸方向に直交する方向に対して傾斜して形成されて
いる裏面全体の前記傾斜部によって反射された反射光を
前記誘導レールの垂直内壁に照射するため、電飾面すな
わち光装飾面を拡大するとともに、立体的電飾すなわち
光装飾を可能にするという効果を奏する。
【0029】上記構成より成る第11発明の遊技部品
は、前記第1発明ないし第10発明のいずれかにおい
て、前記第1の装飾部材および前記第2の装飾部材の表
面および裏面ならびに前記第3の装飾部材の表面にメッ
キ、鏡面仕上げ、金属の研磨面等の反射促進処理が施さ
れているので、前記第1の装飾部材および前記第2の装
飾部材の裏面において有効に反射した反射光を、前記第
3の装飾部材の表面において有効に反射するため、反射
光による電飾効果すなわち光装飾効果を一層高めるとい
う効果を奏する。
【0030】上記構成より成る第12発明の遊技部品
は、前記第1発明ないし第11発明において、前記第1
の装飾部材の全周に亘る前記線状の間隙を形成する前記
第2の装飾部材の前記穴部の上部の裏面に垂直に部分的
な遮蔽壁が形成されているので、前記第1の装飾部材お
よび前記第2の装飾部材の裏面によって上方に反射した
光が、遊技者の目に直接到達することがないようにする
という効果を奏する。
【0031】上記構成より成る第13発明の遊技部品
は、前記第6発明において、前記第1の装飾部材が、遊
技盤の表面に対して直角な方向である遊技盤の前後方向
に往復動自在に配設されているので、例えば入賞時また
は確変時に前記第1の装飾部材を往復動させることによ
り、前記第1の装飾部材および前記第2の装飾部材との
間に形成される前記線状の間隙が変化するので、前記線
状の間隙を通過する光の量および光の通過形態を変化さ
せるため、パチンコ遊技の状況に応じた優れた質感の電
飾効果すなわち光装飾効果が得られるという効果を奏す
る。
【0032】上記構成より成る第14発明のパチンコ機
は、遊技盤に対して装飾用の遊技部品が装着されたパチ
ンコ機において、前記遊技盤の横方向に延在して配設さ
れ、少なくとも裏面に対向して発光装置が配設された不
透光性の第1の装飾部材と、前記遊技盤の横方向に延在
して配設され、前記第1の装飾部材に対して遊技者の方
向である前方に開口した間隙を介して対向する不透光性
の第2の装飾部材とに前記遊技盤の前後方向における段
差を形成して、前記第1の装飾部材と前記第2の装飾部
材との間に形成されている前記間隙を介して前記発光装
置からの光を前方に照射するものであるため、前記発光
装置からの光および前記第1の装飾部材の裏面で反射さ
れた光を有効に利用演出することにより、充分な電飾効
果すなわち光装飾効果が得られるという効果を奏する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
【0034】(第1実施形態)本第1実施形態のパチン
コ機および遊技部品は、図1ないし図6に示されるよう
にパチンコ機1の遊技盤100に対して装着される装飾
用の遊技部品2およびかかる遊技部品2を備えたパチン
コ機1において、前記遊技盤100の横方向に延在して
配設され、少なくとも裏面に対向して発光装置3が配設
された不透光性の第1の装飾部材21と、前記遊技盤1
00の横方向に延在して配設され、前記第1の装飾部材
21に対して遊技者の方向である前方に開口した線状の
間隙28を介して対向する不透光性の第2の装飾部材2
2とを備え、前記第1の装飾部材21と前記第2の装飾
部材22とに前記遊技盤100の前後方向における段差
が形成され、前記第1の装飾部材21と前記第2の装飾
部材22との間に形成されている前記間隙28を介して
前記発光装置3からの光が照射されるように構成されて
いるものである。
【0035】本第1実施形態におけるパチンコ機(パチ
ンコ遊技機、以下単にパチンコ機と言う)は、前記発光
装置3が配設された入賞装置4を備えたパチンコ機遊技
盤100を備え、該遊技盤100は、ベニヤ板より成る
フラットな平板状のパネル部材10と、パネル部材10
上に装着される遊技用構造物とから構成される。
【0036】前記パネル部材10上には、セルロイド膜
にプリント層を形成したすなわちプリント処理した印刷
シート11が貼り付けられる。前記パネル部材10の前
面にはパチンコ機の発射装置(図示せず)から発射され
たパチンコ球を誘導するためのステンレス製の誘導レー
ル12が円形渦巻き状に装着されている。
【0037】前記誘導レール12によって包囲された内
側の領域が遊技領域であり、遊技領域の中央部には中央
表示装置5が組み込まれるとともに、該中央表示装置5
の下方には前記中央表示装置5の特別図柄表示変動を開
始する始動入賞口41および大入賞口42が形成された
入賞装置4が装着されている。
【0038】前記入賞装置4の下方の前記誘導レール1
2の下部によって区画される遊技領域の下端中央部に
は、いずれの入賞口にも入賞しなかったパチンコ球を回
収するためのアウト口6が形成されている。
【0039】前記入賞装置4のベースプレート40は、
不透光性の第3の装飾部材としての略C型形状の樹脂製
の金または銀メッキが施されたプレートまたは金属プレ
ートであって、前記始動入賞口41の下方の前記パネル
部材10の前面に複数の皿ピスまたは接着材によって固
着されることにより、遊技盤100の横方向に延在して
配設され、中央上部には大入賞口42を構成する矩形開
口が形成されている。
【0040】前記ベースプレート40は、前記大入賞口
42を構成する矩形開口の両側に、前記発光装置3を構
成する複数の発光ランプまたは発光素子31に対応し
て、光路面積が徐々に拡大して表面側に開口する拡大部
401が後方に突設して一体的に形成されるとともに、
該拡大部401に連続して発光ランプまたは発光素子の
先端を臨ませる小径の導入部402が後方に突設して一
体的に形成されている。
【0041】前記第2の装飾部材22が、前記第3の装
飾部材としての前記ベースプレート40における前記大
入賞口42を構成する矩形開口の両側の表面の前方に突
設されている。すなわち前記第2の装飾部材22は、図
4および図5に示されるように裏面に複数の取付け用ボ
ス221を後方に突出形成され、前記ベースプレート4
0の対応する複数の円形凹部に係合させて、前記ベース
プレート40の裏面より皿ビスによって固着されること
により、前記第2の装飾部材22は、前記ベースプレー
ト40に平行に遊技盤100の横方向に延在配設され
る。
【0042】前記第1の装飾部材21は、図4および図
5に示されるようにその裏面に複数の取付け用ボス21
1が後方に突出形成され、前記ベースプレート40の対
応する円形凹部および孔部に係合させて、前記ベースプ
レート40の裏面より皿ビスによって固着されることに
より、前記第1の装飾部材21が、前記ベースプレート
40に平行にパチンコ器の横方向に延在配設されるとと
もに、前記第2の装飾部材22より遊技盤100の前後
方向における前方に一定距離だけ突出して配設され、前
記第1の装飾部材21と前記第2の装飾部材22とに遊
技盤100の前後方向における段差が形成されている。
【0043】前記ベースプレート40は、図4に示され
るようにその後方に前記発光装置3を構成する複数の発
光ランプまたは発光素子31および配線が配設されたプ
リント基板30および該プリント基板30の裏面をカバ
ーするカバープレート32がビスによって固着され、複
数の発光ランプまたは発光素子31の先端が、前記第2
の装飾部材22の前記小径の導入部402内に挿入され
ている。
【0044】前記第1の装飾部材21は、図2に示され
るようにその外形形状が、前記第2の装飾部材22の穴
部222の形状と同じであり、前記第1の装飾部材21
の外寸法が、前記第2の装飾部材22の前記穴部222
の内寸法より小さいので、前記第1の装飾部材21と前
記第2の装飾部材22との間の前記線状の間隙28が、
前記第1の装飾部材21の全周に亘り環状に形成されて
いる。
【0045】また前記第1の装飾部材21は、図4およ
び図5に示されるように前記第2の装飾部材22に対向
する前記第1の装飾部材21の外周対向部の裏面に形成
された外側ほど広がり前記線状の間隙を拡大するテーパ
部212を備えている。
【0046】前記第1の装飾部材21および前記第2の
装飾部材22の表面および裏面ならびに前記第3の装飾
部材としての前記ベースプレート40の表面に金または
銀メッキ処理が施されている。またメッキ処理に代わり
鏡面仕上げ、金属の研磨面等の反射促進処理を施しても
良い。
【0047】前記第2の装飾部材22においては、図6
に示されるように前記第1の装飾部材21の全周に亘る
前記線状の間隙28を形成する前記第2の装飾部材22
の前記穴部222の上部の裏面に垂直に部分的な遮蔽壁
223が略ハの字状に両側に形成されている。
【0048】上記構成より成る本第1実施形態の遊技部
品は、前記ベースプレート40の後方に配設された前記
プリント基板に配設された前記発光装置3を構成する複
数の発光ランプまたは発光素子からの光が、前記複数の
発光ランプまたは発光素子31の先端が挿入された前記
第2の装飾部材22の前記小径の導入部402内に導か
れる。
【0049】前記小径の導入部402内に導入された光
は、前記導入部402に連続して形成された前記ベース
プレート40の光路面積が徐々に拡大する前記拡大部4
01に導かれ、該拡大部401に導かれた光は、拡大部
401によって拡げられ表面側の開口より、前記第1の
装飾部材21および前記第2の装飾部材22の裏面を照
射するとともに、前記第1の装飾部材21と前記第2の
装飾部材22との間に前記第1の装飾部材21の全周に
亘り環状に形成されている前記線状の間隙28を介して
外部に照射される。
【0050】前記第1の装飾部材21および前記第2の
装飾部材22の裏面によって反射された反射光は、前記
第3の装飾部材としての前記ベースプレート40の表面
によって反射され、前記ベースプレート40と前記第2
の装飾部材22との隙間28から外部に照射される。
【0051】上記作用を奏する本第1実施形態のパチン
コ機および遊技部品は、パネル部材に対して装飾用の遊
技部品が装着されたパチンコ機および遊技部品におい
て、前記第1の装飾部材21に対して遊技者の方向であ
る前方に開口した前記線状の間隙28を介して対向する
不透光性の第2の装飾部材22とにパチンコ機の遊技盤
100の前後方向における段差を形成して、前記第1の
装飾部材21と前記第2の装飾部材22との間に形成さ
れている前記線状の間隙28を介して前記発光装置3か
らの光を前方に照射するものであるため、前記発光装置
3からの光および前記第1の装飾部材21の裏面で反射
された光を有効に利用演出することにより、充分な電飾
効果すなわち光装飾効果が得られるという効果を奏す
る。
【0052】また本第1実施形態のパチンコ機および遊
技部品は、前記第1の装飾部材21が、前記第2の装飾
部材22に対して遊技盤100の前後方向において前方
に凸設されているので、前方に凸設した前記第1の装飾
部材21と前記第2の装飾部材22との間に形成され実
質的に間隔が広くなった前記線状の間隙28を介して前
記発光装置3からの光を斜め前方に照射するものである
ため、前記発光装置3からの光および前記第1の装飾部
材21の裏面で反射された光をより有効に利用演出する
ことにより、一層充分な電飾効果すなわち光装飾効果が
得られるという効果を奏する。
【0053】さらに本第1実施形態の遊技部品は、前記
第2の装飾部材22に対向する前記第1の装飾部材21
の全周に亘り形成されている前記線状の間隙28を介し
て前記発光装置3からの光を前方に照射するものである
ため、前記発光装置3からの光および前記第1の装飾部
材21の裏面で反射された光を有効に利用演出すること
により、前記第2の装飾部材22に対向する前記第1の
装飾部材21の全周の輪郭を強調した充分な電飾効果す
なわち光装飾効果が得られるという効果を奏する。
【0054】また本第1実施形態の遊技部品は、前記第
2の装飾部材22に対向する前記第1の装飾部材21の
外周対向部の裏面に外側ほど広がり前記線状の間隙を拡
大する前記テーパ部212が形成されているので、前記
テーパ部212によって実質的に間隔が広くなった前記
線状の間隙28を介して前記発光装置3からの光を斜め
前方に照射するとともに、前記第1の装飾部材21の裏
面で反射された反射光およびテーパで反射され拡げられ
た反射光をより有効に利用演出することにより、前記発
光装置3からの光および一層充分な電飾効果すなわち光
装飾効果が得られるという効果を奏する。
【0055】さらに本第1実施形態の遊技部品は、図2
に示されるように前記第1の装飾部材21の外寸法が、
前記第2の装飾部材22の前記穴部222の内寸法より
小さいので、前記第1の装飾部材21と前記第2の装飾
部材22との間に形成されている前記線状の間隙28を
介して前記発光装置3からの光を前方に直接照射するも
のであるため、前記第1の装飾部材21の全周の輪郭お
よび前記第2の装飾部材22の前記穴部222の輪郭を
強調した充分な電飾効果すなわち光装飾効果が得られる
という効果を奏する。
【0056】また本第1実施形態の遊技部品は、前記第
1の装飾部材21および前記第2の装飾部材22の表面
および裏面ならびに前記第3の装飾部材としての前記ベ
ースプレート40の表面にメッキ、鏡面仕上げ、金属の
研磨面等の反射促進処理が施されているので、前記第1
の装飾部材21および前記第2の装飾部材22の裏面に
おいて有効に反射した反射光を、前記第3の装飾部材と
しての前記ベースプレート40の表面において有効に反
射するため、反射光による電飾効果すなわち光装飾効果
を一層高めるという効果を奏する。
【0057】さらに本第1実施形態の遊技部品は、図6
に示されるように前記第1の装飾部材21の全周に亘る
前記線状の間隙28を形成する前記第2の装飾部材22
の前記穴部222の上部の裏面に垂直に部分的な前記遮
蔽壁223が形成されているので、前記第1の装飾部材
21および前記第2の装飾部材22の裏面によって上方
に反射した光が、遊技者の目に直接到達することがない
ようにするという効果を奏する。
【0058】また本第1実施形態の遊技部品は、遊技盤
100の横方向に延在して配設された前記不透光性の第
3の装飾部材としての前記ベースプレート40に形成さ
れた前記小径の導入部402に先端を臨ませた前記発光
装置3を構成する複数の発光ランプまたは発光素子31
からの光を前記導入部402に連続して形成された光路
面積が徐々に拡大した前記拡大部401に導き、該拡大
部401によって導かれた光を拡大して表面側の開口よ
り前記第3の装飾部材としての前記ベースプレート40
の表面の前方に突設された前記第1の装飾部材21およ
び前記第2の装飾部材22の裏面の広い範囲を照射する
という効果を奏する。
【0059】(第2実施形態)本第2実施形態の遊技部
品は、図7ないし図9に示されるように上述した第1実
施形態における入賞装置4に配設された遊技部品の斜め
上方に配設される遊技部品に関するものである。
【0060】遊技領域を包囲する誘導レール12の左右
中央部に沿って遊技盤100のパネル部材10に対して
略J字状に形成された穴部13に、発光装置3を構成す
る複数の発光ランプまたは発光素子31に対応して2列
のノの字状のスリット201、202が底面に穿設され
たコの字状の横断面形状であって略J字状のベース装飾
部材20が、複数の皿ビスによって他に比べて突出量の
大きな複数のフランジ部においてベース部材10に対し
て装着される。
【0061】前記ベース装飾部材20の底面の裏面には
所定間隔毎に後方に突出するボスが形成され、前記第1
実施形態と同様に前記発光装置3を構成する複数の発光
ランプまたは発光素子および配線が配設されたプリント
基板30および該プリント基板の裏面をカバーするカバ
ープレート32がビスによって前記ボスに固着されてい
る。
【0062】第3の装飾部材23は、前記ベース装飾部
材20の底面に載置することによって、遊技盤のパネル
部材10に対して平行に支持され、パチンコ機の遊技盤
100の横方向に延在して配設され、前記第1実施形態
と同様に背面に配設された発光装置3を構成する複数の
発光ランプまたは発光素子31からの照射光を透過させ
るレンズとしての機能を備えた半透明の部材であって、
表面は平坦面によって構成され、裏面はシボ加工その他
によって形成された例えば鋸歯状の凹凸表面を備えてい
る。
【0063】第4の装飾部材24および第5の装飾部材
25は、円弧状の側壁を備えた部材によって構成され、
裏面から後方(紙面下方)に突設された複数のボス部を
ビスによって前記第3の装飾部材23の複数の円形凹部
に係合させて固着することにより、前記第3の装飾部材
23の表面の前方に突設して線状の隙間28を介して並
設され、前記発光装置3の光軸方向に直交する方向にお
いて外側にいく程高くなるように傾斜して配設されてい
る。
【0064】前記第4の装飾部材24の前記中央表示装
置5に近い内側の外側壁は、前記ベース装飾部材20の
内側の内側壁との間に複数の円弧状の部分が連続した線
状の間隙28を形成するとともに、前記第4の装飾部材
24の外側に配設されている前記第5の装飾部材25の
外側の円弧状の外側壁が、パチンコ球を誘導する誘導レ
ールの垂直内壁に近接して対向配置されている。
【0065】前記略J字状のベース装飾部材20は、図
7および図9に示されるように下方の一端の通常入賞口
261の内側には円弧状の4辺より成る略台形状の穴部
205が形成され、裏面において後方に突出して形成さ
れたボス部によってピスによりベース装飾部材20に対
して固着され、該穴部に対して隙間28を介して対向す
る円弧状の4辺より成る略台形状の第6の装飾部材とし
ての先端装飾部材26が、面位置になるように装着され
ている。該先端装飾部材26は、金または銀等のメッキ
が施されている。
【0066】上記構成より成る本第2実施形態の遊技部
品においては、前記ベース装飾部材20の背面に配設さ
れた前記発光装置3を構成する複数の発光ランプまたは
発光素子31からの照射光が、半透明の前記第3の装飾
部材23の凹凸状の表面の裏面を照射することにより、
前記第3の装飾部材23を透過させる。
【0067】前記第3の装飾部材23を透過した透過光
が、前記第3の装飾部材23の表面の前方に突設して前
記発光装置の光軸方向に直交する方向に対して傾斜して
配設された前記第4の装飾部材24と前記第5の装飾部
材25とが対向する円弧状の側壁の間に形成されている
線状であって前記円弧状の間隙28および前記第4の装
飾部材24の内側の外側壁と前記ベース装飾部材20の
内側の内側壁との間に形成される線状の間隙28を介し
て前記発光装置3からの光を前方に照射するものであ
る。
【0068】また前記第3の装飾部材23を透過した光
は、外側に行く程高くなるように傾斜して配設されてい
る前記第4の装飾部材24の裏面に照射されることによ
り反射され、外側に方向が変えられた反射光は、前記第
4の装飾部材24と前記第5の装飾部材25とが対向す
る円弧状の側壁の前記円弧状の間隙28より斜め前方に
照射される。
【0069】さらに前記第3の装飾部材23を透過した
光は、外側に行く程高くなるように傾斜して配設されて
いる前記第5の装飾部材25の裏面に照射されることに
より反射され、外側に方向が変えられた反射光は、前記
第5の装飾部材25の円弧状の外側壁が、近接して対向
配置されている誘導レール12の垂直内壁を照射する。
【0070】上記作用を奏する本第2実施形態の遊技部
品は、裏面に凹凸状の表面を備えた透光性の前記第3の
装飾部材23を透過した光による電飾効果すなわち光装
飾効果が得られるとともに、前記第4の装飾部材24と
前記第5の装飾部材25との間の前記円弧状の間隙28
および前記第4の装飾部材24と前記ベース装飾部材2
0との間に形成される線状の間隙28を介して透過光を
前方に照射することにより、前記第4の装飾部材24と
前記第5の装飾部材25と前記ベース装飾部材20の輪
郭を強調した電飾効果すなわち光装飾効果が得られると
いう効果を奏する。
【0071】また本第2実施形態の遊技部品は、前記第
4の装飾部材24および前記第5の装飾部材25が外側
にいく程高くなるように傾斜して配設されているので、
傾斜している前記第4の装飾部材24および前記第5の
装飾部材25と前記遊技盤のパネル部材に装着されたパ
ネル部材と平行な前記ベース装飾部材20との間に形成
される前記線状の間隙28の間隔が部位によって異なる
ため、前記線状の間隙28の部位によって異なった電飾
効果すなわち光装飾効果が得られるという効果を奏す
る。
【0072】さらに本第2実施形態の遊技部品は、反射
光は、前記第5の装飾部材25の円弧状の外側壁が、近
接して対向配置されている誘導レールの垂直内壁を照射
するので、電飾面すなわち光装飾面の面積を拡大すると
ともに、立体的電飾すなわち3次元的光装飾を可能にす
るという効果を奏する。
【0073】また本第2実施形態の遊技部品は、前記略
J字状のベース装飾部材20の下方の一端に形成された
円弧状の4辺より成る略台形状の穴部に対して隙間を介
して対向する円弧状の4辺より成る略台形状の先端装飾
部材26が面位置になるように装着されているので、略
台形状の先端装飾部材26の円弧状の4辺よりなる環状
の隙間28を介して透過光を前方に照射することによ
り、前記略台形状の先端装飾部材26の輪郭を強調した
電飾効果すなわち光装飾効果が得られるという効果を奏
する。
【0074】(第3実施形態)本第3実施形態の遊技部
品は、図7および図10に示されるように上述した第2
実施形態における遊技部品の上方に配設されるサイドラ
ンプとしての遊技部品に関するものである。
【0075】誘導レールの左右中央部に沿って遊技盤の
パネル部材10に対して略J字状に形成された穴部に、
皿ビスによって装着されるベース装飾部材20および該
ベース装飾部材20によって支持される半透明の第3の
装飾部材23は、前記第2実施形態におけるものを共用
しているので、説明を省略する。
【0076】遊技領域を包囲する誘導レール12の左右
中央部に沿って遊技盤のパネル部材10に対して略J字
状に形成された穴部13に、発光装置3を構成する複数
の発光ランプまたは発光素子31に対応してノの字状の
スリット201および多数の小孔203が底面に穿設さ
れたコの字状の横断面形状であって略J字状のベース装
飾部材20が、複数の皿ビスによって他に比べて突出量
の大きな複数のフランジ部においてパネル部材10に対
して装着される。
【0077】前記第3の装飾部材23は、発光装置3を
構成する一定間隔で列設された複数の発光ランプまたは
発光素子31に対応してその外側部分の表面の前方に突
設された複数の中実円柱状で上端が半球状の突起部23
1が一定間隔で一体的に列設形成されるとともに、列設
された前記突起部231の外側の円弧状の外側壁部分2
32も上方に突設されており、切り欠かれたベース装飾
部材20の外側壁の切欠き部に係合している。
【0078】また前記第3の装飾部材23の前記突起部
231を照射する一定間隔で列設された前記複数の発光
ランプまたは発光素子31の内側に、複数の発光ランプ
または発光素子31が一定間隔で列設されており、該内
側の複数の発光ランプまたは発光素子31に対向する部
分の表面は平坦面232に形成されている。すなわち外
側および内側2列の前記複数の発光ランプまたは発光素
子31がプリント基板30に列設されている。
【0079】第7の装飾部材27が、円弧状の内外の側
壁を備えた円弧状の部材によって構成され、両端の裏面
から後方に突設された複数のボス部をビスによって前記
第3の装飾部材23に対して固着することにより前記第
3の装飾部材23の表面の前方に突設されている。
【0080】前記第7の装飾部材27は、前記第3の装
飾部材23の表面の前方に突設され、前記第3の装飾部
材の前記突起部231が挿入される凹部275が形成さ
れるとともに前記突起部231の先端を臨ませる開口部
276が上面に穿設され、外側の円弧状外側壁に沿って
形成された円弧状の凸部277と、前記発光装置3の光
軸方向に直交する方向に対して傾斜して形成された傾斜
プレート部278と、裏面全体の傾斜面279とが一体
的に形成されているものである。
【0081】前記第7の装飾部材27の前記円弧状の凸
部277が、パチンコ球を誘導する誘導レール12の垂
直内壁に近接して対向配置されている。また前記第7の
装飾部材27の図中の下端は、前記第2実施形態におけ
る前記第5の装飾部材25の上端との間に複数の円弧状
部分より成る線状の隙間28が形成されている。
【0082】上記構成より成る本第3実施形態の遊技部
品においては、前記ベース装飾部材20の背面に配設さ
れた前記発光装置3を構成する複数の発光ランプまたは
発光素子31からの照射光が、半透明の前記第3の装飾
部材23の凹凸状の裏面を照射することにより、前記第
3の装飾部材23を透過させる。
【0083】また一定間隔で列設された複数の発光ラン
プまたは発光素子31から照射された光は、列設された
発光素子31に対応して突設された前記第3の装飾部材
23の突起部231の位置に対応する裏面の円形平坦凹
部に照射され、前記第7の装飾部材27の前記凹部27
5内に挿入された複数の中実円柱状の突起部231内を
透過して、前記第7の装飾部材27の前記円弧状の凸部
277の上面に穿設された複数の前記開口部276に臨
んでいる複数の前記突起部231の半球状の上端から前
方に照射される。
【0084】さらに一定間隔で列設された前記複数の発
光ランプまたは発光素子31から照射された光は、前記
一定間隔で列設された突起部231の外側の円弧状の外
側壁部分232にも透過し、前記円弧状の外側壁部分2
32の上面から前方に照射されるとともに、前記円弧状
の外側壁部分232の外側壁面から半径方向外方に照射
される。
【0085】前記円弧状の外側壁部分232の上面から
照射される光は、前方に配置された前記第7の装飾部材
27の傾斜した裏面によって反射され、該反射光および
前記円弧状の外側壁部分232の外側壁面からの照射光
によって外方の誘導レール12の垂直内壁が照射され
る。
【0086】また内側の複数の発光ランプまたは発光素
子31から照射された光が、前記第3の装飾部材23の
平坦面232に対応する凹凸状の裏面に照射され、前記
第3の装飾部材23を透過した透過光が前記平坦面23
2から、前方に配置された前記第7の装飾部材27の前
記傾斜プレート部278に対応する傾斜した裏面である
前記傾斜面279に照射され、前記第7の装飾部材27
の傾斜した裏面によって反射され、該反射光および前記
円弧状の外側壁部分232の外側壁面からの照射光によ
って外方の誘導レール12の垂直内壁が照射される。
【0087】上記作用を奏する本第3実施形態の遊技部
品は、裏面に凹凸状の表面を備えた透光性の前記第3の
装飾部材23を透過した光による電飾効果すなわち光装
飾効果が得られるとともに、前記第7の装飾部材27と
前記ベース装飾部材20との間に形成される線状の円弧
状間隙28を介して透過光を前方に照射することによ
り、前記第7の装飾部材27と前記ベース装飾部材20
の対向する円弧状の輪郭を強調した電飾効果すなわち光
装飾効果が得られるという効果を奏する。
【0088】また本第3実施形態の遊技部品は、前記外
側の複数の発光ランプまたは発光素子31から照射され
た光は、列設された発光素子31に対応して突設された
前記第3の装飾部材23の突起部231の位置に対応す
る裏面の円形平坦凹部に照射され、前記第7の装飾部材
27の前記凹部275内に挿入された複数の中実円柱状
の突起部231内を透過して、前記第7の装飾部材27
の前記円弧状の凸部277の上面に穿設された複数の前
記開口部276に臨んでいる複数の前記突起部231の
半球状の上端から前方に照射されるので、前記円弧状の
凸部277の上面に列設された点光源による電飾効果す
なわち光装飾効果が得られるとともに、点光源の点滅周
期の変化その他の点灯状態の変化によって一層強調され
るるという効果を奏する。
【0089】さらに本第3実施形態の遊技部品は、前記
第7の装飾部材27が外側にいく程高くなるように傾斜
して配設されているので、前記第7の装飾部材27の裏
面の前記傾斜面279によって、反射光の方向が外側に
有効に変えられるため、前記第7の装飾部材27の円弧
状の外側壁が、近接して対向配置されている前記誘導レ
ール12の垂直内壁の広い範囲を照射することにより、
電飾面すなわち光装飾面の面積を拡大するとともに、立
体的電飾すなわち3次元的光装飾を可能にするという効
果を奏する。
【0090】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0091】上述の実施形態においては、前記発光装置
の一例として発光ランプまたは発光素子を用いる例につ
いて説明したが、本発明としてはそれらに限定されるも
のでは無く、前記発光装置として小型電球、LED、蛍
光管、発光ダイオードその他の光源が適宜利用可能であ
る。
【0092】上述の実施形態においては、一例として前
記第1の装飾部材が、前記第2の装飾部材に対してパチ
ンコ機の遊技盤の前後方向において前方に突設した例に
ついて説明したが、本発明としてはそれらに限定される
ものでは無く、図11に示されるように前記第1の装飾
部材21が、前記第2の装飾部材22に対してパチンコ
機の遊技盤の前後方向において後方に凹設されている実
施形態も採用可能である。
【0093】上述の実施形態においては、一例として前
記第1の装飾部材の外寸法が、前記第2の装飾部材の穴
部の内寸法より小さい例について説明したが、本発明と
してはそれらに限定されるものでは無く、図12に示さ
れるように前記第1の装飾部材の外寸法が、前記第2の
装飾部材の穴部の内寸法と等しいか、または若干大きい
実施形態も採用可能である。
【0094】上述の実施形態においては、一例として前
記第1の装飾部材を固定する例について説明したが、本
発明としてはそれらに限定されるものでは無く、図13
に示されるように第1の装飾部材21が、ソレノイドS
LによりスプリングSPの付勢力に抗して移動させるよ
うにして、遊技盤のパネル部材の表面に対して直角な方
向であるパチンコ機の遊技盤の前後方向に往復動自在に
配設される実施形態も採用可能である。
【0095】上述の第2実施形態においては、一例とし
て第4の装飾部材および第5の装飾部材を同じ方向に傾
斜して配設する例について説明したが、本発明としては
それらに限定されるものでは無く、図14(A)および
(B)に示されるように第4の装飾部材および第5の装
飾部材を逆の方向に傾斜させて配設して、略V字状に配
設したり、逆V字状に配設する実施形態も採用可能であ
る。
【0096】上述の実施形態においては、一例として輪
郭を強調する観点より前記第1の装飾部材および前記第
2の装飾部材との間に線状の間隙を形成する例について
説明したが、本発明としてはそれらに限定されるもので
は無く、前記第1の装飾部材と前記第2の装飾部材との
間の両対向端部にそれぞれ半円形または矩形の凹部を形
成して、円形の間隙または矩形の間隙等任意の形状の間
隙を形成したり、線状の間隙と組み合わせることによ
り、変化を持たせた実施形態も採用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のパチンコ遊技機および
遊技部品を示す正面図である。
【図2】本第1実施形態のパチンコ遊技機および遊技部
品の要部を示す部分正面図である。
【図3】本第1実施形態の遊技部品のベースプレートを
示す正面図である。
【図4】本第1実施形態の図2に示される遊技部品の要
部を示す図3中A−A線に沿う部分断面図である。
【図5】本第1実施形態の遊技部品を構成する部材の取
付け態様を示す部分断面図である。
【図6】本第1実施形態の遊技部品における第2の装飾
部材を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態および第3実施形態の遊
技部品を示す部分正面図である。
【図8】本第2実施形態の遊技部品の要部を示す部分断
面図である。
【図9】本第2実施形態の遊技部品の先端装飾部材を示
す部分断面図である。
【図10】本第3実施形態の遊技部品の要部を示す部分
断面図である。
【図11】本発明のその他の実施形態の遊技部品におけ
る第1装飾部材と第2装飾部材との位置関係を示す部分
断面図である。
【図12】本発明のその他の実施形態の遊技部品におけ
る第1装飾部材と第2装飾部材との寸法関係を示す部分
断面図である。
【図13】本発明のその他の実施形態の遊技部品におけ
る第1装飾部材の可動機構を示す部分断面図である。
【図14】本発明のその他の実施形態の遊技部品におけ
る第4装飾部材と第5装飾部材を逆の方向に傾斜させて
配設して、略V字状に配設する場合と、逆V字状に配設
する場合とを示す部分断面図である。
【図15】従来のパチンコ機のランプ付き遊技装置の装
飾灯を示す正面図および側面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 遊技部品 3 発光装置 10 パネル部材 21 第1の装飾部材 22 第2の装飾部材 28 線状の間隙

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の遊技盤に対して装着される
    装飾用の遊技部品において、 前記遊技盤の横方向に延在して配設され、少なくとも裏
    面に対向して発光装置が配設された不透光性の第1の装
    飾部材と、 前記遊技盤の横方向に延在して配設され、前記第1の装
    飾部材に対して遊技者の方向である前方に開口した線状
    の間隙を介して対向する不透光性の第2の装飾部材とか
    ら成り、 前記第1の装飾部材と前記第2の装飾部材とに前記遊技
    盤の前後方向における段差が形成され、前記第1の装飾
    部材と前記第2の装飾部材との間に形成されている前記
    線状の間隙を介して前記発光装置からの光が前方に照射
    されるように構成されていることを特徴とする遊技部
    品。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1の装飾部材が、前記第2の装飾部材に対して前
    記遊技盤の前後方向において前方に凸設されている、も
    しくは後方に凹設されていることを特徴とする遊技部
    品。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記第1の装飾部材が、前記発光装置の光軸方向に直交
    する方向に対して傾斜して配設されていることを特徴と
    する遊技部品。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記線状の間隙が、前記第2の装飾部材に対向する前記
    第1の装飾部材の全周に亘り形成されていることを特徴
    とする遊技部品。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかにお
    いて、 前記第1の装飾部材が、前記第2の装飾部材に対向する
    前記第1の装飾部材の外周対向部の裏面に形成された外
    側ほど広がり前記線状の間隙を拡大するテーパ部を備え
    ていることを特徴とする遊技部品。
  6. 【請求項6】 パチンコ機の遊技盤に対して装着される
    装飾用の遊技部品において、 前記遊技盤の横方向に延在して配設され、少なくとも裏
    面に対向して発光装置が配設された不透光性の第1の装
    飾部材と、 前記遊技盤の横方向に延在して配設され、前記第1の装
    飾部材に対して遊技者の方向である前方に開口した線状
    の間隙を介して対向する不透光性の第2の装飾部材とか
    ら成り、 前記第1の装飾部材と前記第2の装飾部材とに前記遊技
    盤の前後方向における段差が形成され、前記第1の装飾
    部材と前記第2の装飾部材との間に形成されている前記
    線状の間隙を介して前記発光装置からの光が前方に照射
    されるように構成され、 前記第1の装飾部材に対して前記遊技盤の外側に配設さ
    れた前記第2の装飾部材の外側部分が、パチンコ球を誘
    導する誘導レールの垂直内壁に近接して対向配置されて
    いることを特徴とする遊技部品。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 前記遊技盤の横方向に延在して配設され、前記発光装置
    を構成する少なくとも1個の発光ランプまたは発光素子
    の先端を臨ませる小径の導入部と、該導入部に連続して
    光路面積が徐々に拡大して表面側に開口する拡大部とが
    形成された不透光性の第3の装飾部材を備え、 前記第1の装飾部材および前記第2の装飾部材が、前記
    第3の装飾部材の表面の前方に突設されていることを特
    徴とする遊技部品。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記遊技盤の横方向に延在して配設され、背面に配設さ
    れた前記発光装置を構成する少なくとも1個の発光ラン
    プまたは発光素子からの照射光を透過させる裏面が凹凸
    状の表面を備えた透光性の第3の装飾部材と、 前記第3の装飾部材を遊技盤に対して平行に支持するベ
    ース装飾部材を備え、 前記第1の装飾部材および前記第2の装飾部材が、前記
    第3の装飾部材の表面の前方に突設され、前記発光装置
    の光軸方向に直交する方向に対して傾斜して配設されて
    いることを特徴とする遊技部品。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 前記遊技盤の横方向に延在して配設され、背面に配設さ
    れた前記発光装置を構成する少なくとも1個の発光ラン
    プまたは発光素子からの照射光を透過させる少なくとも
    1個の突起部と平坦部を備え、裏面が凹凸状の表面を備
    えた透光性の第3の装飾部材と、 前記第3の装飾部材を遊技盤に対して平行に支持するベ
    ース装飾部材を備え、 前記第1の装飾部材が、前記第3の装飾部材の表面の前
    方に突設され、前記第3の装飾部材の前記突起部が挿入
    される凹部が形成されるとともに前記突起部の先端を臨
    ませる開口部が上面に形成された凸部と、前記発光装置
    の光軸方向に直交する方向に対して傾斜して形成されて
    いる裏面全体の傾斜部とが一体的に形成されていること
    を特徴とする遊技部品。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記第1の装飾部材が、パチンコ球を誘導する誘導レー
    ルの垂直内壁に近接して対向配置されていることを特徴
    とする遊技部品。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    において、 前記第1の装飾部材および前記第2の装飾部材の表面お
    よび裏面ならびに前記第3の装飾部材の表面にメッキ、
    鏡面仕上げ、金属の研磨面等の反射促進処理が施されて
    いることを特徴とする遊技部品。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11において、 前記第1の装飾部材の全周に亘る前記線状の間隙を形成
    する前記第2の装飾部材の前記穴部の上部の裏面に垂直
    に部分的な遮蔽壁が形成されていることを特徴とする遊
    技部品。
  13. 【請求項13】 請求項6において、 前記第1の装飾部材が、前記遊技盤の表面に対して直角
    な方向である前記遊技盤の前後方向に往復動自在に配設
    されていることを特徴とする遊技部品。
  14. 【請求項14】 遊技盤に対して装飾用の遊技部品が装
    着されたパチンコ機において、 前記遊技盤の横方向に延在して配設され、少なくとも裏
    面に対向して発光装置が配設された不透光性の第1の装
    飾部材と、 前記遊技盤の横方向に延在して配設され、前記第1の装
    飾部材に対して遊技者の方向である前方に開口した間隙
    を介して対向する不透光性の第2の装飾部材とを備え、 前記第1の装飾部材と前記第2の装飾部材とに前記遊技
    盤の前後方向における段差が形成され、前記第1の装飾
    部材と前記第2の装飾部材との間に形成されている前記
    間隙を介して前記発光装置からの光が照射されるように
    構成されていることを特徴とするパチンコ機。
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JP2006122430A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Sansei R & D:Kk 遊技機
JP2006239177A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Heiwa Corp 装飾ユニット及び遊技機
JP2009172066A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Sammy Corp 遊技媒体流入ユニット及び遊技機
JP2012011004A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Newgin Co Ltd 遊技機

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