JP2003304750A - 植物の栽培用シート - Google Patents

植物の栽培用シート

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JP2003304750A
JP2003304750A JP2002112254A JP2002112254A JP2003304750A JP 2003304750 A JP2003304750 A JP 2003304750A JP 2002112254 A JP2002112254 A JP 2002112254A JP 2002112254 A JP2002112254 A JP 2002112254A JP 2003304750 A JP2003304750 A JP 2003304750A
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Japan
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cultivation
sheet
culture soil
plant
nonwoven fabric
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JP2002112254A
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Hajime Fushihara
肇 伏原
Masayuki Kosugi
雅行 小杉
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NEW AGRI NETWORK CO Ltd
Eneos Corp
Nexta Corp
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NEW AGRI NETWORK CO Ltd
Nippon Petrochemicals Co Ltd
Nexta Corp
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの穴開けを不要とし、肥料を培養土全
体に均一に行き渡らせ、植物の生育を促し、培養土全体
に亘って栽培槽の外部から酸素供給を可能にし、植物の
生育を旺盛にする。 【解決手段】 植物を生育するための培養土4を保持す
る栽培槽2を構成する栽培用シートであって、割繊維不
織布の内面に透水性を有するLLスパンボンドを張り付
けてあり、栽培槽2が架台1に取り付けられ、該LLス
パンボンドの透水係数が適宜設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物の栽培用シー
トに関し、特に、いちごの高設栽培において、栽培シス
テムの低コスト化と植物に対する効率的な利用に適して
いる。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の植物栽培装置の概要を示す
斜視図である。この植物栽培装置は、架台41の上横部
材52に両端を引っ掛けて取り付けた不織布製の栽培用
シートからなる栽培槽42と、この栽培槽42の下方に
配置した集水シート43とを備え、栽培槽42に培養土
44を充填し、この培養土44でいちごの苗などを生育
する。培養土44は、上面の一部と両側面がマルチフィ
ルム48で覆われ、点滴チューブ45の点滴孔45aか
ら水溶液として肥料が施される。
【0003】上記栽培用シートは、幅方向の両端が架台
41のそれぞれ対応する上横部材52に掛けられ、ホル
ダ53をその外周に嵌着させて両端を固定し取り付けら
れている。栽培用シートには複数の排水孔42aが開け
られており、余剰水はこれらの排水孔42aを通って集
水シート43に落下し、落下した余剰水は集水シート4
3に開けられている排出孔43aに連通する排水管46
を通って排出される。
【0004】従来は、上記のような不織布製栽培用シー
トの栽培槽42が用いられていたが、この場合、栽培槽
42の栽培用シートは透水性がほとんどなく、栽培期間
中の酸素不足による根腐れを防ぐために、栽培を開始す
る前に、上述の如く予め栽培排水用の排水孔42aを不
織布製の栽培用シートに開けていた。そして、点滴孔4
5aから出た水溶液の余剰水は、集水シート43に開け
られている排出孔43aに向かって培養土中を流れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の不織布製の栽培
用シートでは、栽培を開始する前に、予め栽培排水用の
排水孔を開ける必要があるので、そのための余分な手間
がかかり、作業能率が上がらないという問題があった。
また、余剰水は、排出孔43aに向かって培養土中を流
れるので、水流により培養土中に流路が形成され、その
結果、肥料が培養土全体に偏りなく均一に行き渡らない
ことがあるという欠点もあった。
【0006】本発明は、不織布に透水性や酸素透過性を
持たせることで、穴を開ける必要がなく、肥料を培養土
全体に偏りなく均一に行き渡らせ、植物の生育を促すこ
とを可能にし、培養土全体に亘って栽培槽の外部から偏
りない酸素供給を可能にし、植物の生育を旺盛にするこ
とができる栽培用シートを提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、植物を生育するための培養土を保持する
栽培槽を構成する栽培用シートであって、強化支持層と
しての通気性配向体に透水性を有するスパンボンドを張
り付けてあることを特徴とする。本発明では、前記通気
性配向体の内面に前記スパンボンドを張り付けてあるこ
とが望ましく、前記栽培槽は架台に取り付け可能であ
り、前記スパンボンドの透水係数が0.01cc/cm
2 〜1.0cc/cm2 であることが好ましい。つま
り、本発明では、培養土を充填しても十分な強度を持つ
割繊維不織布の内面に、該割繊維不織布だけでは透水性
が大き過ぎる点を改良するため、スパンボンドを張り付
けた植物の栽培用シートとすることができる。
【0008】
【作用】本発明によれば、第1に、点滴潅水のような点
状の潅水でも、培養土全体が湿り、そのためにいちごな
どの植物の根が培養土中に均一に伸長する。第2に栽培
シートから外部に根部が伸長するが、乾燥した空気にさ
らされることによって、必要以上に根部が伸長すること
はない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、い
ちご栽培用の場合を例として、図面を参照しながら詳細
に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る栽培用シ
ートを用いた植物栽培装置を示す斜視図である。この植
物栽培装置は、架台1と、該架台1に両上端を掛けて取
り付けた栽培用シートからなる栽培槽2と、この栽培槽
2の下方に配置した集水・吸熱シート3とを備え、栽培
槽2に培養土4を充填し、培養土4の上方近傍に配置し
た点滴チューブ5の点滴孔5aから水溶液肥料を培養土
4に施こし、培養土4でいちごの苗を生育できるように
なっている。
【0010】架台1は、垂直な複数の柱状部材11と、
ほぼ水平で長手方向に沿った両上横部材12及び両下横
部材13と、幅方向に沿った幅方向横部材14とを用い
て組立てられている。そして、この植物栽培装置は、長
手方向に沿って配置した外管16内を通る温湯管17
と、培養土4の上面の一部及び側面を覆って配置された
マルチフィルム18とを備え、これらと集水・吸熱シー
ト3からの熱と相まって培養土4の地温確保が可能であ
る。
【0011】栽培槽2を構成する栽培用シートは、強化
支持層として通気性配向体の一種である割繊維不織布を
用い、割繊維不織布の内面に透水性スパンボンドを張り
付けて構成され、幅方向の両端が架台1のそれぞれ対応
する上横部材12に掛けられ、複数のホルダ23をその
外周に嵌着させて両端を固定し取り付けられ、排水孔が
不要であるため開けられてない。剰余水は栽培用シート
を透過して集水・吸熱シート3に落下し、落下した水は
集水・吸熱シート3の幅方向中央の下端部に設けられた
液溜部7に溜められ、長手方向の端部から排出され、ま
たは回収されて再利用される。割繊維不織布へのスパン
ボンドの張り付けは、例えばエンボスローラなどを用
い、両者を重ね合わせ加熱押圧して、多数のポイントに
おけるスポット融着によって行われる。この張り付け
は、鏡面ローラを用い、両者を重ね合わせ加熱押圧し
て、全面的に張り付ける方法によって行ってもよい。
【0012】栽培用シートを構成する割繊維からなる直
交不織布、即ち割繊維不織布は、高融点ポリエチレン樹
脂の中心層と、低融点のポリエチレン樹脂の両外層とを
有する網状の縦ウェブと横ウェブとを積層して構成され
ている。図2は縦ウェブ10と横ウェブ20のどちらに
も共通の網状ウェブを示す部分的斜視図である。網状の
縦ウェブ10と横ウェブ20は、いずれもそれぞれ多数
の幹繊維33a,33bと多数の枝繊維34a,34b
とが連なって形成されている。
【0013】縦ウェブ10と横ウェブ20の積層は次の
ようにして行われる。連続する縦ウェブ10に対して、
直角方向から供給した連続横ウェブ20を、縦ウェブ1
0の幅に合わせて切断し、製品幅及び縦ウェブ10の走
行速度に合わせて切断した横ウェブ20を順次断続的に
供給し、積層して行き、縦ウェブ10と横ウェブ20の
低融点層同士を加熱接着する。図3に示すような割繊維
不織布は、このようにして形成され、縦ウェブ10の幹
繊維33a及び枝繊維34aと横ウェブ20の幹繊維3
3b及び枝繊維34bとが交差して構成されており、以
下これを「ワリフ」と適宜略記する。この「ワリフ」は
登録商標である。ワリフは、例えば単位面積当たりの重
量が35g/m2 のものを使用する。
【0014】本発明は、強化支持層として通気性配向体
を用いるものであるが、この通気性配向体としては、
(a)縦一軸配向網状化フィルム、(b)横一軸配向網
状化フィルムおよび(c)一軸配向多層テープから選ば
れる少なくとも1種の一軸配向体を、配向軸が交差する
ように経緯積層しまたは製織した不織布または織布を用
いることができる。
【0015】上記熱可塑性樹脂を原料とする(a)縦一
軸配向網状化フィルムは、第1の熱可塑性樹脂層の片面
または両面に、第1の熱可塑性樹脂より融点の低い第2
の熱可塑性樹脂層を積層した多層フィルムを、縦方向
(フィルム成形方向)に一軸延伸しまたは一軸圧延し、
かつ延伸または圧延の前および/または後に、例えばス
リッターを用い縦方向に割繊したものが望ましい。図2
は(a)縦一軸配向網状化フィルムの一例を示し、多層
構造の表示を省略した部分拡大図である。
【0016】また、熱可塑性樹脂を原料とする(b)横
一軸配向網状化フィルムは、第1の熱可塑性樹脂層の片
面または両面に、第1の熱可塑性樹脂より融点の低い第
2の熱可塑性樹脂層を積層した多層フィルムを、横方向
(フィルム成形方向と直角の方向)に一軸延伸しまたは
一軸圧延し、かつ延伸または圧延の前および/または後
に、例えば熱刃などにより横方向にスリットを形成した
ものである。図4は、上記(b)横一軸配向網状化フィ
ルムの一例の部分拡大斜視図である。図において、横一
軸配向網状化フィルム36も、第1の熱可塑性樹脂層3
7の両面に第2の熱可塑性樹脂層38を積層した多層構
造体からなるものである。
【0017】さらに、熱可塑性樹脂を原料とする(c)
一軸配向多層テープは、第1の熱可塑性樹脂層の片面ま
たは両面に、第1の熱可塑性樹脂より融点の低い第2の
熱可塑性樹脂層を積層した多層フィルムを裁断し、かつ
裁断前および/または後に、延伸または圧延により一軸
配向したものである。一軸配向多層テープも、同様に第
1の熱可塑性樹脂層の両面に第2の熱可塑性樹脂層を積
層し、延伸および裁断を行ったものである。
【0018】また、本発明においては、通気性配向体と
して、(a)縦一軸配向網状化フィルムを2枚積層した
不織布に限らず、例えば、(a)縦一軸配向網状化フィ
ルムと(b)横一軸配向網状化フィルムとを積層した不
織布、(c)一軸配向多層テープを2組積層した不織
布、または(c)一軸配向多層テープを織成した織布
が、いずれも使用可能である。
【0019】本発明において、高融点樹脂として用いる
ことが可能な樹脂としては、高・中密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリ−4−メチルペ
ンテン−1、ポリヘキセン−1等のα−オレフィンの単
独重合体、プロピレン−エチレン共重合体等のα−オレ
フィン相互の共重合体等のポリオレフィン類、ポリアミ
ド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリビニルアル
コール等の熱可塑性樹脂がある。
【0020】また、本発明において、低融点樹脂として
用いることが可能な樹脂としては、高・中・低密度ポリ
エチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエ
チレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体;エチレン−ア
クリル酸共重合体及びエチレン−メタクリル酸共重合
体;エチレン−アクリル酸エチル共重合体等のエチレン
−アクリル酸エステル共重合体及びエチレン−メタクリ
ル酸エステル共重合体;エチレン−(マレイン酸または
そのエステル)共重合体;ポリプロピレン、プロピレン
−エチレン共重合体等のプロピレン系重合体、不飽和カ
ルボン酸で変性したポリオレフィン;共重合ポリエステ
ル等の熱可塑性樹脂がある。製造上の理由から、上記高
融点樹脂との融点の差は5℃以上が必要であり、好まし
くは10〜50℃以上である。
【0021】網状のウェブにおける具体的な樹脂の3層
構成としては、低密度ポリエチレン(LDPE)/高密
度ポリエチレン(HDPE)/LDPE、エチレン−酢
酸ビニル共重合体(EVA)/HDPE/EVA/、線
状低密度ポリエチレン(LLDPE)/HDPE/LL
DPE、プロピレン−エチレン共重合体(PEC)/ポ
リプロピレン(PP)/PEC、共重合ポリエステル
(CPEs)/ポリエステル(PEs)/CPEs 等が挙げ
られる。
【0022】栽培用シートを構成するスパンボンドは、
本実施形態の場合、ポリエチレンの長繊維をネット上に
受け、これを加熱ロールで加圧して繊維の相互接触部分
を融着させたものである。
【0023】スパンボンドは、例えば単位面積当たりの
重量が30g/m2 、透水係数がJIS−L1218規
格準拠による0.01〜1.0cc/(cm2 ・ se
c)であり、好ましくは、透水係数が0.1cc/(c
2 ・ sec)である。スパンボンドの材質は、LLス
パンボンド(直鎖低密度ポリエチレン)、ポリエステ
ル、ポリアミド、もしくはポリプロピレンなどが好まし
く、または複合材としてはポリエチレンテレフタレート
−直鎖高密度ポリエチレンが好ましい。
【0024】集水・吸熱シート3は、厚さ30μmの黒
色ポリエチレンフィルムに、薄い方の厚さ20μmの透
明ポリエチレンフィルムをラミネートし、この透明フィ
ルム面をワリフに張り付けてなる素材を用いて構成され
る。フィルム面とワリフとの張り付けは、例えばエンボ
スローラなどを用い、両者を重ね合わせ加熱押圧して、
多数のポイントにおけるスポット融着によって行われ
る。この張り付けは、鏡面ローラを用い、両者を重ね合
わせ加熱押圧して、全面的に張り付ける方法によって行
ってもよい。かかる素材は、例えば長さ50m、幅が5
90mmの長方形のものを用い、幅方向の中央位置で長
手方向に沿った直線を折り目にして二重に折って重ね合
わせ、この二重に重ね合わせたものに、図5に示すよう
に折り目から適当な寸法だけ離れた位置における直線に
沿って断続的にヒートシール26を施し、このヒートシ
ール26と折り目との間に下端部の液溜部7が形成さ
れ、ヒートシール26が施してない部分に通路27が確
保される。
【0025】また、集水・吸熱シート3は、上端近傍に
複数の取り付け孔28が長手方向に20〜50cmの一
定間隔を置いて開けられており、これらの取り付け孔2
8に針金もしくは合成樹脂製のワイヤを通し、この針金
もしくはワイヤによって架台1に容易に固定することが
できる。そして、集水・吸熱シート3は、図1に示すよ
うに、栽培槽2の真下に配置し、両上端が架台1に固定
されて架台1に取り付けられ、断面がV字形をなし、幅
方向の中央下端部に液溜部7が位置していて、上方から
落下する余剰液がV字形部分に当たって流れ落ち、ヒー
トシール26を施してない部分の通路27を通って液溜
部7に溜り、全体として安定した形状と姿勢が保持され
る。
【0026】架台1に集水・吸熱シート3を固定するた
めの器具としては、架台1の脚部に固定可能であってフ
ックが付いている合成樹脂製のホルダとワイヤとの組み
合わせ、または架台1の脚部に固定可能なホルダに引っ
掛け用のワイヤを付けておくものであってもよい。架台
1に集水・吸熱シート3を取り付ける手段としては、集
水・吸熱シート3の両上端をそれぞれ折り返して重ね合
わせ、その重ね合わせた部分の下端に長手方向に沿った
ヒートシールを施し、長さ50cm〜100cmの溶着
部と長さ5cm〜15cmの非溶着部との交互繰り返し
により、断続的な上端筒状部を複数形成し、該非溶着部
から該上端筒状部に通したワイヤなどを利用する方法で
あってもよい。
【0027】集水・吸熱シート3を構成するワリフの材
質としては、栽培用シートのワリフと同様に、種々のも
のが採用可能である。集水・吸熱シート3を構成するフ
ィルムの材質としては、ポリエステル、ポリアミド、も
しくはポリプロピレンなどが好ましく、または複合フィ
ルムとしてはポリエチレンテレフタレート−直鎖高密度
ポリエチレンが好ましい。
【0028】なお、本発明は、いちごの本圃及び親株床
に適しているが、西瓜やメロンの栽培にも適用可能であ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、栽培用シートに排水孔
を開ける必要がなく、肥料が培養土全体に偏りなく均一
に行き渡り、栽培用シート全面から酸素供給をすること
が可能となり、植物の根部が均一に生育し、植物全体の
生育も旺盛になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る植物栽培装置の要
部を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るシートの強化支持
層として用いられ通気性配向体の一種である割繊維不織
布を構成する縦一軸配向網状化フィルムからなる縦ウェ
ブおよび横ウェブを示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る割繊維不織布を示
す平面図である。
【図4】 強化支持層として使用可能な通気性配向体の
横一軸配向網状化フィルムの一例を示す部分拡大斜視図
である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る集水・吸熱シート
の要部を示す側面図である。
【図6】 従来の植物栽培装置の要部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:架台、2:栽培槽、3:集水・吸熱シート、4:培
養土、5:点滴チューブ、5a:点滴孔、7:液溜部、
10:網状の縦ウェブ、11:柱状部材、12:上横部
材、13:下横部材、14:幅方向横部材、16:外
管、17:温湯管、18:マルチフィルム、20:網状
の横ウェブ、23:ホルダ、26:ヒートシール、2
7:通路、28:取り付け孔、33a,33b:幹繊
維、34a,34b:枝繊維。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伏原 肇 福岡県筑紫野市光が丘3−26−1 (72)発明者 小杉 雅行 大阪府大阪市城東区今福西3丁目2番24号 ネクスタ株式会社内 Fターム(参考) 2B022 AA05 AB15 2B027 NB01 NC02 NC24 NC37 ND01 TA09 TA27 UA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物を生育するための培養土を保持する
    栽培槽を構成する栽培用シートであって、強化支持層と
    しての通気性配向体に透水性を有するスパンボンドを張
    り付けてあることを特徴とする植物の栽培用シート。
  2. 【請求項2】 前記通気性配向体の内面に前記スパンボ
    ンドを張り付けてあることを特徴とする請求項1に記載
    の植物の栽培用シート。
  3. 【請求項3】 前記栽培槽が架台に取り付けられるもの
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の植物
    の栽培用シート。
  4. 【請求項4】 前記スパンボンドの透水係数が0.01
    cc/cm2 〜1.0cc/cm2 であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の植物の栽培用シー
    ト。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009033980A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Iseki & Co Ltd いちご栽培装置
JP2015092842A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 株式会社タカショー プランター
CN114554835A (zh) * 2019-07-30 2022-05-27 奥普提-哈维斯特公司 用于阳光递送、枝条定位和冠层划分的棚架面板
USD1028646S1 (en) 2021-04-30 2024-05-28 Opti-Harvest, Inc. Canopy unit for light harvesting

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