JP2003303963A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003303963A JP2002108944A JP2002108944A JP2003303963A JP 2003303963 A JP2003303963 A JP 2003303963A JP 2002108944 A JP2002108944 A JP 2002108944A JP 2002108944 A JP2002108944 A JP 2002108944A JP 2003303963 A JP2003303963 A JP 2003303963A
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semiconductor device
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Yasushi Goto
康 後藤
Kazunari Torii
和功 鳥居
Natsuki Yokoyama
夏樹 横山
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66007Multistep manufacturing processes
    • H01L29/66075Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
    • H01L29/66227Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials the devices being controllable only by the electric current supplied or the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched, e.g. three-terminal devices
    • H01L29/66409Unipolar field-effect transistors
    • H01L29/66477Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET
    • H01L29/66545Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET using a dummy, i.e. replacement gate in a process wherein at least a part of the final gate is self aligned to the dummy gate

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 置換ゲートプロセスを用いる半導体装置の平
坦性を向上させ、また、その信頼性を向上させる。 【解決手段】 シリコン基板401に浅溝素子分離領域
402、n型トランジスタ領域409およびp型トラン
ジスタ領域416を形成し、これらの領域上に、ダミー
ゲート絶縁膜403およびダミーゲート電極404を形
成し、これらの側壁に、サイドウォールスペーサ405
を形成した後、シリコン基板401上に、窒化シリコン
膜407と、層間膜408を形成し、これらの膜(40
8、407)を、ダミーゲート電極404の上面が露出
するまで、CMPにより研磨した後、n型トランジスタ
領域409のダミーゲート電極404およびダミーゲー
ト絶縁膜403を除去し、n型トランジスタ領域409
のサイドウォールスペーサ405間に、高誘電率のゲー
ト絶縁膜およびゲート電極材料を埋め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造技術に関し、特に、集積回路を構成するMIS
FET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect
Transistor)のダミーゲート配線を、真のゲート配線
に置き換える置換ゲートプロセスを用いて形成する技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子デバイスの性能向上のために、多結
晶シリコンゲート/シリコン絶縁膜(シリコン酸化膜や
シリコン窒化膜)/シリコン基板という構造のMOS
(MetalOxide Semiconductor)トランジスタに変えて、
金属ゲート/高誘電率膜/シリコン基板といった新材料
を用いたMISトランジスタ(MISFET)の採用
が、将来的に有望視されている。
【0003】このようなトランジスタ構造では、シリコ
ンを用いた場合と比較し、ゲート長(幅)を短くして
も、ゲート電極の抵抗を低く抑えることができる。ま
た、ゲート絶縁膜の薄膜化には限界があることから、誘
電率の高い材料を用いることでSiO2膜に比べて実効
的なゲート絶縁膜厚を薄くしても物理的な膜厚を厚くで
きるため、リーク電流を抑えることができる。
【0004】しかしながら、このようなMISトランジ
スタの製造工程においては、多結晶シリコンに比べて、
金属膜の微細加工が難しいことや、熱処理時に高誘電率
膜とシリコン基板との界面に酸化膜が成長する等の問題
があり、通常のMOSトランジスタと同様の工程では、
信頼性の高いトランジスタを形成することができないと
いった問題がある。
【0005】そこで、導電性膜を加工してゲート電極を
形成するのではなく、実際に使用するゲート電極とは異
なる材料でゲート電極と同じ構造のパターン(ダミーゲ
ート)を作製し、不純物拡散層を形成した後に、前記ゲ
ート電極を実際に使用する材料に置き換える、いわゆる
置換ゲートプロセスを用いることが提案されている。
【0006】例えば、2000 Symposium on VLSI Technol
ogy Digest of Technical Papers p70に、この置換ゲー
トプロセスが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した置換ゲートプ
ロセスの一例を図30〜図37を用いて説明する。
【0008】まず、図30に示すように、シリコン基板
201に浅溝素子分離領域(アイソレーション領域)2
02を形成した後、ダミーゲート絶縁膜203上にダミ
ーゲート電極204を形成する。続いて、サイドウォー
ルスペーサ205の形成工程の前後のイオン注入により
形成したLDD(Lightly doped Drain)構造のソース
・ドレイン領域206上に、ここでは、サリサイドプロ
セスによりCoシリサイド層207を形成する。その
後、図31に示すように、SiNライナー208と、S
iO2層間膜209を連続して堆積し、化学機械研磨法
(以下、CMP法という)を用いて、ダミーゲート電極
204の上面(上端面)が露出するまでSiO2層間膜
209とSiNライナー208を研磨除去する(図3
2)。
【0009】次に、図33に示すように、ダミーゲート
電極204とダミーゲート絶縁膜203とを除去し、熱
酸化(RTO:Rapid Thermal Oxidation)でSiO2
210を形成し、その上部にTiN(窒化チタン)膜2
11を堆積する(図34)。このTiN膜211を低温
酸化処理することでTiO2(酸化チタン)膜212と
し、SiO2(酸化シリコン)膜210との積層ゲート
絶縁膜とする(図35)。次いで、図36に示すよう
に、シリコン基板上にゲート電極としてTiN膜213
とW(タングステン)膜214を堆積した後、CMP法
によりSiO2層間膜209の上面(表面)が露出する
までW膜214、TiN膜213、TiO 2膜212を
研磨除去し、ゲート電極を形成する。ここまでの工程に
より、トランジスタが完成する(図37)。この後、ソ
ース・ドレイン領域206上等に接続部(プラグ)を形
成し、さらに、その上部に配線が形成されることはいう
までもない。
【0010】しかしながら、上記の方法は、単純に1つ
の高誘電体ゲート絶縁膜を有するMISトランジスタの
製造工程を示したものであるが、実際の集積回路を製造
する場合には、より複雑な工程となる。
【0011】以下、図38〜図48を用いてn型トラン
ジスタとp型トランジスタとを含む集積回路の製造方法
を示す。半導体集積回路のゲート電極形成工程を簡単に
説明するために、n型ウエル及びp型ウエルのイオン注
入工程や熱処理工程、洗浄工程等、トランジスタ形状へ
の影響が少ない工程についての説明は省略する。
【0012】まず、図38は、シリコン基板301に浅
溝素子分離領域302を形成し、ダミーゲート絶縁膜3
03上にダミーゲート電極304を形成した後、サイド
ウォールスペーサ305の形成工程の前後のイオン注入
と熱処理によりソース・ドレイン領域306を形成し、
その後、SiNライナー307と、SiO2層間膜30
8を連続して堆積した状態を示している。一般的にダミ
ーゲート絶縁膜にはSiO2膜が、ダミーゲート電極に
はアモルファスシリコンや多結晶シリコン膜を用いる。
ソース・ドレイン領域については、複数のリソグラフィ
工程とイオン注入工程によりn型もしくはp型の領域を
形成するが、説明を分かり易くするため、図中ではこれ
らを区別せず、ソース・ドレイン領域306と記載す
る。
【0013】ここで、ダミーゲート電極304の配置の
粗密により層間絶縁膜(307、308)表面に起伏が
生じている。この基板をCMPによってダミーゲート電
極304の上面が露出するまでSiO2層間膜308と
SiNライナー307を研磨除去する(図39)。
【0014】しかしながら、図39に示すように、ダミ
ーゲート電極304が密な部分では、層間絶縁膜(Si
2層間膜308)表面が平坦化されているが、ダミー
ゲート電極304が存在しない素子分離領域上には段差
Sが残っている。
【0015】次に、図40に示すように、リソグラフィ
工程によりn型トランジスタ領域309が露出するよう
な開口部を有するレジスト311を形成する。次いで、
図41に示すように、n型トランジスタ領域309のダ
ミーゲート電極304を除去した後、レジスト311を
除去し、さらに、ダミーゲート絶縁膜303を除去す
る。
【0016】次いで、n型トランジスタのゲート絶縁膜
312とゲート電極材料313を図42に示すように堆
積する。ゲート絶縁膜の形成は、例えば、図34および
図35を参照しながら説明したように酸化膜上にTiN
を堆積した後、酸化処理を施すことによりTiNをTi
2に改質させるプロセスを用いても良い。また、ゲー
ト電極材料として、図36および図37を参照しながら
説明したように、TiN膜とW膜の積層膜を用いてもよ
い。
【0017】この基板をCMPによりp型トランジスタ
領域316のダミーゲート電極304の上面が露出する
までn型トランジスタのゲート電極材料313と高誘電
率ゲート絶縁膜312を研磨除去する(図43)。
【0018】しかしながら、この場合、ゲート電極材料
313や高誘電率膜312が層間膜の段差上に残存し、
研磨残り(残さ)314が生じるため、追加研磨により
段差部の残さ314を除去する。この追加研磨により図
44に示すようにn型トランジスタのゲート電極313
上面に、部分的なくぼみが生じる等、研磨異常315が
生じやすくなる。
【0019】次いで、図45に示すように、リソグラフ
ィ工程により、p型トランジスタ領域316が露出する
ような開口部を有するレジスト317を形成し、n型ト
ランジスタ領域の処理と同様に、ダミーゲート電極30
4と、レジスト317、及び、ダミーゲート絶縁膜30
3を除去する(図46)。
【0020】この後、図47に示すように、基板上に高
誘電率ゲート絶縁膜318とp型トランジスタのゲート
電極材料319を順次堆積し、CMPにより、層間絶縁
膜(307、308)上のp型トランジスタのゲート電
極材料319と高誘電率ゲート絶縁膜318を除去す
る。このとき、図48に示すように、n型トランジスタ
のゲート電極313上面の窪み(研磨異常部)315に
高誘電率膜の残さ320が存在してしまう。その結果、
例えば、ゲート電極上のプラグを介して上層配線と接続
する場合等に、接続不良を起こし得る。このように、装
置の信頼性が低下し得る。
【0021】従って、高誘電率ゲート絶縁膜を有する集
積回路を置換ゲートプロセスで製造するにあたっては、
層間絶縁膜(SiO2層間膜308とSiNライナー3
07との積層膜)のCMP、n型トランジスタを構成す
るゲート電極と高誘電率ゲート絶縁膜との積層膜のCM
P、そしてp型トランジスタを構成するゲート電極と高
誘電率ゲート絶縁膜との積層膜のCMPの3回のCMP
が必要であり、各CMP工程での平坦化精度の確保と研
磨残さの処理がデバイスの信頼性向上のために重要な課
題となる。
【0022】本発明の目的は、CMP工程での平坦化精
度を向上させることにある。また、研磨残さを低減させ
ることにある。
【0023】また、本発明の他の目的は、半導体装置の
信頼性を向上させることにある。
【0024】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0025】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0026】本発明では、SiO2層間膜とSiNライ
ナー膜等よりなる層間絶縁膜のCMP工程において、C
MP研磨速度の低い材料を、トランジスタの置換前ゲー
ト電極材料として用いるものである。また、置換前ゲー
ト電極材料と同層で浅溝素子分離領域上にダミーパター
ンを配置し、このダミーパターンを、置換後のゲート電
極と高誘電率膜のCMPの際にもストッパ膜として活用
するというものである。その結果、平坦性や信頼性を高
くすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0028】(実施の形態1)まず、本発明の実施の形
態1である半導体装置の構造を、図1〜図7に示す基板
の要部平面図を用いて説明する。
【0029】図1は、MISFETを有する集積回路の
ゲート電極の配置状態を示す基板の要部平面図である。
この図を参照しながら、上述のダミーパターンの配置状
態について説明する。
【0030】図1に示すように、シリコン基板(半導体
基板)の主表面には、素子分離領域101とアクティブ
領域102が形成され、これらの領域の上部には、ゲー
ト電極103が配置される。このゲート電極103の配
置状態は、後述する置換ゲートプロセスを経た後も、同
様であるが、本実施の形態では、前記ゲート電極103
と同層の部材を用いてダミーパターン107を、素子分
離領域101上に配置している(図2)。
【0031】次に、ダミーパターン107の配置場所
(配置領域)の決定方法について、図3および図4を参
照しながら説明する。
【0032】まず、図3に示すように、各ゲート電極1
03をY方向(図中では上下方向)に一定距離Yaずつ
拡張し、合成パターン104を作成する。次いで、図4
に示すように、Y方向に拡張したゲート電極の合成パタ
ーン104を、X方向(図中では左右方向)に一定距離
Xaずつ拡張し、合成パターン105を作成する。
【0033】素子分離領域101上であって、この合成
パターン105が配置されない場所、即ち、合成パター
ン105の反転パターンと素子分離領域101との論理
積を、ダミーパターン107の配置場所とした(図2参
照)。
【0034】なお、前記の方法で生成されたダミーパタ
ーンの配置場所について、そのX方向およびY方向の寸
法が、ゲート電極の最小寸法未満の場所については、そ
のダミーパターン配置場所を部分的に削除した。
【0035】本実施の形態では、一定距離Xa、Yaと
もにゲート電極の最小幅(W)の5倍とした。この値
は、ゲート電極と素子分離領域との間に位置する拡散層
へのコンタクトの配置、素子分離領域の最小寸法とフォ
トリソグラフィの合わせ精度を考慮して決定した。
【0036】また、図5に示すように、ゲート電極10
3のパターンから一定距離Ra(例えば、5Wの距離)
だけ離れたところに(領域106以外の領域に)、ダミ
ーパターンを配置してもよい。但し、この場合前述した
XY方向のパターン拡張処理と比べてパターン情報が複
雑となるので、Xa、Yaの値をゲート電極の最小寸法
の5倍〜15倍程度にして、前記の方法で対応する方が
簡単である。
【0037】加えて、図2では、前述した合成パターン
105の反転パターンと素子分離領域101の論理積を
そのままダミーパターン配置場所とし(図2〜図4参
照)、かかる場所の全面に、ダミーパターン107を形
成したが、かかる場所に、ラインパターン108を複数
配置し(図6)、また、島パターン109を複数配置し
(図7)、図2のダミーパターン107の代わりとする
こともできる。
【0038】次に、本実施の形態である半導体装置をそ
の製造工程に従って説明する。即ち、置換ゲートプロセ
スを用いて高誘電率のゲート絶縁膜を有する集積回路の
製造方法を説明する。図8〜図19は、本実施の形態の
半導体装置の製造方法を示す基板の要部断面図である。
【0039】まず、図8に示すように、シリコン基板4
01に浅溝素子分離領域402を形成する。この分離領
域は、例えば、シリコン基板中に形成された溝内に、酸
化シリコン膜等の絶縁膜を埋め込むことにより形成す
る。次いで、n型トランジスタ領域409およびp型ト
ランジスタ領域416を形成する。これらの領域は、シ
リコン基板中に、それぞれp型不純物およびn型不純物
を注入した後、熱処理により、これらの不純物を拡散す
ることにより形成する。n型トランジスタ領域409お
よびp型トランジスタ領域416上に、MISFET等
の素子が形成される。これらの領域を、素子形成領域
(アクティブ)という。
【0040】次に、n型トランジスタ領域409および
p型トランジスタ領域416上に、ダミーゲート絶縁膜
(置換前ゲート絶縁膜)403を形成し、さらに、この
上部にダミーゲート電極(置換前ゲート電極)404を
形成するのであるが、この際、トランジスタのゲート電
極のレイアウトに関係のない広い素子分離領域421上
にも、ダミーゲート絶縁膜403およびダミーゲート電
極404を形成する。
【0041】即ち、図2に示したトランジスタのゲート
電極103に対応する被置換ゲート電極404に加え
て、ゲート電極とならないダミーゲート電極404(1
07)も形成する。
【0042】本実施の形態においては、ダミーゲート絶
縁膜403として、酸化アルミニウム(Al23、アル
ミナ)を用い、また、ダミーゲート電極404として、
タンタル(Ta)等の金属を用いた。なお、タンタルを
そのまま用いるとソース・ドレイン領域の熱処理工程な
どにおいてアルミナと反応し不所望の生成物を生じさせ
るため、アルミナの表面に、窒化タンタル(TaN)膜
(図示せず)を堆積し、その上部にタンタル膜を堆積す
る。
【0043】続いて、n型トランジスタ領域409のダ
ミーゲート電極404の両側に、n型不純物を注入し、
p型トランジスタ領域416のダミーゲート電極404
の両側に、p型不純物を注入し、熱処理することによ
り、浅い高濃度不純物領域を形成する。次いで、シリコ
ン基板上に、窒化シリコン膜(SiN)を堆積し、異方
的にエッチングすることによりサイドウォールスペーサ
(側壁膜)405を形成する。次いで、n型トランジス
タ領域409のダミーゲート電極404の両側に、n型
不純物を注入し、また、p型トランジスタ領域416の
ダミーゲート電極404の両側に、p型不純物を注入
し、熱処理することにより、高濃度不純物領域を形成す
る。この結果、LDD(Lightly doped Drain)構造の
ソース・ドレイン領域406が形成される。
【0044】なお、シリコン基板上に、例えば、Co
(コバルト)膜等の金属膜を堆積し、熱処理を施すこと
により、シリコン基板(ソース・ドレイン領域406)
上に、金属シリサイド膜を形成してもよい。この場合、
未反応の金属膜を除去した後、以降の処理を施す。
【0045】次いで、シリコン基板上に、窒化シリコン
膜(SiNライナー)407と、酸化シリコン膜等より
なる層間膜408を順次堆積する。この層間膜408と
して、テトラエチルオキシシリケートを材料とし、プラ
ズマCVD(Chemical VaporDeposition)法で形成され
たプラズマTEOS膜を用いる。
【0046】ここで、本実施の形態によれば、広い素子
分離領域421上にもダミーパターン(403、40
4)を配置したので、層間膜408の表面の起伏を小さ
くすることができる(図8)。
【0047】次いで、図9に示すように、層間膜408
および窒化シリコン膜407を、ダミーゲート電極40
4の上面が露出するまで、CMP(Chemical Mechanica
l Polishing)により研磨する。ここで、ダミーゲート
電極404を構成するタンタルは、窒化シリコンや酸化
シリコン膜と比較し研磨速度が小さいため、タンタルが
CMPストッパ膜として有効に作用し、ダミーゲート電
極404上の平坦性をよくすることができる。
【0048】次に、図10に示すように、シリコン基板
上にレジスト411を形成し、レジスト411中に、リ
ソグラフィ工程によりn型トランジスタ領域409を含
む開口部(パターン)を形成する。次いで、図11に示
すように、n型トランジスタ領域409のダミーゲート
電極404を六フッ化硫黄(SF6)を用いたプラズマ
処理により除去した後、レジスト411をアッシングに
より除去する。次いで、シリコン基板表面を洗浄した
後、例えば、希フッ酸等を用いてアルミナよりなるダミ
ーゲート絶縁膜403を除去する。その結果、サイドウ
ォールスペーサ405間からは、n型トランジスタ領域
409が露出する。
【0049】次いで、図12に示すように、シリコン基
板上に、高誘電率のゲート絶縁膜412およびゲート電
極材料413を順次堆積する。ここでは高誘電率のゲー
ト絶縁膜としてアルミナを、また、ゲート電極材料とし
てはMo(モリブデン)を用いた。この高誘電率のゲー
ト絶縁膜412およびゲート電極材料413は、それぞ
れn型トランジスタのゲート絶縁膜およびゲート電極と
なる。
【0050】次いで、図13に示すように、p型トラン
ジスタ領域416や広い素子分離領域421のダミーゲ
ート電極404の上面が露出するまで、高誘電率のゲー
ト絶縁膜412およびゲート電極材料413をCMP法
により研磨する。この場合も、ダミーゲート電極材料4
04としてCMP研磨速度の小さい材料(ここでは、タ
ンタル)を用いたため、ダミーゲート電極404がCM
Pストッパとして機能し、平坦性の良い研磨を行うこと
ができる。また、研磨残さの発生を低減することができ
る。
【0051】次いで、図14に示すように、シリコン基
板上に、レジスト417を形成し、レジスト417中
に、リソグラフィ工程によりp型トランジスタ領域41
6を含む開口部(パターン)を形成する。次いで、図1
5に示すように、p型トランジスタ領域416のダミー
ゲート電極404、レジスト417、及び、ダミーゲー
ト絶縁膜403をn型トランジスタ領域409の場合と
同様に除去する。その結果、サイドウォールスペーサ4
05間からは、p型トランジスタ領域416が露出す
る。
【0052】この後、図16に示すように、高誘電率ゲ
ート絶縁膜418としてアルミナを堆積し、その上にゲ
ート電極材料419としてCo(コバルト)を堆積す
る。この高誘電率のゲート絶縁膜418およびゲート電
極材料419は、それぞれp型トランジスタのゲート絶
縁膜およびゲート電極となる。
【0053】次いで、図17に示すように、n型トラン
ジスタのゲート電極413の上面と広い素子分離領域4
21上のダミーゲート電極404の上面が露出するま
で、高誘電率ゲート絶縁膜418とゲート電極材料41
9とをCMP法を用いた研磨により除去する。この際
も、ダミーゲート電極404がCMPストッパとして機
能し、平坦性の良い研磨を行うことができる。また、研
磨残さの発生を低減することができる。
【0054】このように、3回のCMPの際に、ダミー
ゲート電極404をストッパとして活用するためには、
CMP研磨速度の低い材料をダミーゲート電極としてう
まく活用することが重要である。また、ダミーゲート電
極404の除去に際し、精度良くダミーゲート電極40
4を除去するためには、ダミーゲート電極404に対し
選択比を高くとれる材料をダミーゲート絶縁膜403や
サイドウォールスペーサ405に用いることも考慮する
必要がある。
【0055】本実施の形態においては、ダミーゲート電
極404としてタンタルを用い、また、アルミナをダミ
ーゲート絶縁膜403に用いた。このアルミナは、タン
タルをプラズマ処理で除去する際に、選択比が高くとれ
る材料である。従って、ダミーゲート電極404をスト
ッパとして3回のCMPを行うことができ、また、精度
良くダミーゲート電極404を除去することができる。
また、研磨残さの発生を低減することができる。また、
研磨残さを低減することができるので、これらを除去す
る特別な工程を省略することができる。また、この工程
で生じる研磨異常(窪み)を低減することができる。そ
の結果、接続抵抗の増加や接続不良等の発生を抑制する
ことができる。また、製品の信頼性を向上させることが
できる。
【0056】さらに、アルミナは窒化シリコンに対し
て、希フッ酸処理で選択的に除去できるので有効なダミ
ーゲート絶縁膜である。
【0057】なお、本実施の形態では、ダミーゲート電
極404として金属膜を用いたので、基板や上層の配線
との間に寄生容量を形成してしまうため、広い素子分離
領域421上のダミーゲート電極404を除去すること
が望ましい。以下に、その工程について説明する。
【0058】図18に示すように、レジスト420を形
成し、レジスト420中に、リソグラフィ工程により広
い素子分離領域421のダミーゲート電極404上に開
口部(パターン)を形成する。次いで、図19に示すよ
うに、n型トランジスタ領域409の場合と同様に、ダ
ミーゲート電極404、レジスト420、ダミーゲート
絶縁膜403を除去する。次いで、シリコン基板上に、
CVD法を用いて酸化シリコン膜(SiO2)422を
堆積した後、その上部に、TEOS膜423を堆積す
る。
【0059】この後、n型トランジスタもしくはp型ト
ランジスタのソース・ドレイン領域406等上に、プラ
グが形成され、さらに、その上部に配線が形成される
が、これらの図示は省略する。
【0060】但し、図1を参照しながら説明したよう
に、広い素子分離領域421上のダミーゲート電極40
4を、大きな島パターンとした場合には、層間絶縁膜と
なるTEOS膜423上に、デッシング等によりゆるや
かではあるが段差が生じ得る(図19参照)。
【0061】従って、この上部に形成される配線の信頼
性を向上させるため、前記段差を無くすように配慮する
必要がある。特に、TEOS膜423上に、いわゆるダ
マシン配線を形成するような場合は、かかる段差が大き
な問題となる。
【0062】この段差を低減する手段の一つとして、図
6および図7を参照しながら説明したように、ダミーパ
ターンを複数のパターンに分割することが挙げられる。
この場合、ダミーパターン間の埋め込み特性が劣化する
恐れがあるため、層間絶縁膜となる膜422および42
3等を、埋め込み特性の良い高密度プラズマCVD法を
用いて形成する方が好ましい。
【0063】その結果、層間絶縁膜423表面の平坦性
が確保でき、以降の配線工程においても平坦性を維持す
ることが容易となる。
【0064】(実施の形態2)次に、本実施の形態の半
導体装置をその製造工程に従って説明する。即ち、ダミ
ーパターンとして、多結晶シリコン膜とその上部の窒化
シリコン膜との積層膜を用いた集積回路の製造方法を説
明する。
【0065】まず、図20に示すように、実施の形態1
と同様に、シリコン基板501の主表面に浅溝素子分離
領域502を形成した後、n型トランジスタ領域509
とp型トランジスタ領域516を形成する。次いで、n
型トランジスタ領域509およびp型トランジスタ領域
516上に、ダミーゲート絶縁膜(置換前ゲート絶縁
膜)503を形成し、さらに、この上部にダミーゲート
電極(置換前ゲート電極)504を形成するのである
が、この際、トランジスタのゲート電極のレイアウトに
関係のない広い素子分離領域521上にも、ダミーゲー
ト絶縁膜503およびダミーゲート電極504を形成す
る。このダミーゲート電極504は、多結晶シリコン膜
よりなり、この上部には、窒化シリコン膜(SiN)よ
りなるキャップ絶縁膜505が形成されている。これら
の膜(503、504、505)は、例えば、絶縁膜、
多結晶シリコン膜および窒化シリコン膜を順次堆積した
後、図示しないレジストをマスクに窒化シリコン膜を選
択的に除去し、次いで、この窒化シリコン膜をマスク
に、ダミーゲート絶縁膜503およびダミーゲート電極
504をエッチングすることにより形成する。
【0066】本実施の形態においては、広い素子分離領
域521上のダミーパターン(505、504、50
3)は、実施の形態1において図7を参照しながら説明
した複数の島パターンとする。また、ダミーゲート絶縁
膜503として、アルミナを用いた。このアルミナに対
して多結晶シリコンは高選択比で加工可能であるため、
アルミナの実膜厚を薄くすることができる。本実施の形
態においては、2nmとした。
【0067】続いて、n型トランジスタ領域509のダ
ミーゲート電極504の両側に、n型不純物を注入し、
p型トランジスタ領域516のダミーゲート電極504
の両側に、p型不純物を注入し、熱処理することによ
り、浅い高濃度不純物領域を形成する。次いで、シリコ
ン基板上に、酸化シリコン膜(SiO2)を堆積し、異
方的にエッチングすることによりサイドウォールスペー
サ506を形成する。次いで、n型トランジスタ領域5
09のダミーゲート電極504の両側に、n型不純物を
注入し、また、p型トランジスタ領域516のダミーゲ
ート電極504の両側に、p型不純物を注入し、熱処理
することにより、高濃度不純物領域を形成する。この結
果、LDD(Lightly doped Drain)構造のソース・ド
レイン領域507が形成される。
【0068】なお、シリコン基板上に、例えば、Co
(コバルト)膜等の金属膜を堆積し、熱処理を施すこと
により、シリコン基板(ソース・ドレイン領域507)
上に、金属シリサイド膜を形成してもよい。この場合、
未反応の金属膜を除去した後、以降の処理を施す。
【0069】次いで、シリコン基板上に、炭化シリコン
膜(SiCライナー)508と、酸化シリコン膜等より
なる層間膜510を順次堆積する(図20)。ここで、
本実施の形態においては、層間膜510として、高密度
プラズマCVD法により形成した酸化シリコン膜を用い
た。この高密度プラズマCVD法によれば、微細な溝
(パターン間)も精度良く埋め込むことができる。ま
た、層間膜510の堆積膜厚とダミーパターン(50
5、504、503)のレイアウトにより、層間膜51
0表面の起伏を小さくすることができる。
【0070】次いで、図21に示すように、層間膜51
0および炭化シリコン膜508を、ダミーゲート電極5
04上の窒化シリコン膜505の上面が露出するまで、
CMPにより研磨する。ここで、炭化シリコン膜508
の研磨速度は、窒化シリコン膜505に比べて選択比は
高くないが、広い素子分離領域521上にもダミーパタ
ーン(505、504、503)が配置されているた
め、平坦性を確保することができる。以下の工程は実施
の形態1の場合とほとんど同じである。
【0071】次に、図22に示すように、シリコン基板
上にレジスト511を形成し、レジスト511中に、リ
ソグラフィ工程によりn型トランジスタ領域509を含
む開口部(パターン)を形成する。次いで、図23に示
すように、n型トランジスタ領域509のダミーゲート
電極504および窒化シリコン膜505を、それぞれフ
ッ化炭素系(CF系)のガスおよび塩素系(Cl系)の
ガスを用いたプラズマ処理により除去した後、レジスト
511をアッシングにより除去する。次いで、シリコン
基板表面を洗浄した後、例えば、希フッ酸等を用いてア
ルミナよりなるダミーゲート絶縁膜503を除去する。
その結果、サイドウォールスペーサ506間からは、n
型トランジスタ領域509が露出する。
【0072】次いで、図24に示すように、シリコン基
板上に、高誘電率のゲート絶縁膜512およびゲート電
極材料513を順次堆積する。この高誘電率のゲート絶
縁膜512およびゲート電極材料513は、それぞれn
型トランジスタのゲート絶縁膜およびゲート電極とな
る。
【0073】次いで、図25に示すように、p型トラン
ジスタ領域516および広い素子分離領域521のダミ
ーゲート電極504上の窒化シリコン膜505の上面が
露出するまで、CMP法を用いた研磨により高誘電率の
ゲート絶縁膜512およびゲート電極材料513を除去
する。この場合は、ダミーゲート電極504上に、CM
P研磨速度の低い窒化シリコン膜505が形成されてい
るため、この膜がCMPストッパとして機能し、平坦性
の良い研磨が実施できる。窒化シリコン膜の他、炭化シ
リコン(SiC)もしくはアモルファスカーボン等を用
いることもできる。
【0074】次いで、図26に示すように、シリコン基
板上に、レジスト517を形成し、レジスト517中
に、リソグラフィ工程によりp型トランジスタ領域51
6を含む開口部(パターン)を形成する。次いで、図2
7に示すように、p型トランジスタ領域516のダミー
ゲート電極504、窒化シリコン膜505、レジスト5
17、およびダミーゲート絶縁膜503をn型トランジ
スタ領域509の場合と同様に除去する。その結果、サ
イドウォールスペーサ506間からは、p型トランジス
タ領域516が露出する。
【0075】この後、図28に示すように、高誘電率ゲ
ート絶縁膜518を堆積し、その上にゲート電極材料5
19を堆積する。この高誘電率のゲート絶縁膜518お
よびゲート電極材料519は、それぞれp型トランジス
タのゲート絶縁膜およびゲート電極となる。
【0076】次いで、図29に示すように、n型トラン
ジスタのゲート電極513の上面と広い素子分離領域5
21上の窒化シリコン膜505の上面が露出するまで、
高誘電率ゲート絶縁膜518とゲート電極材料519と
をCMP法を用いた研磨により除去する。この際も、ダ
ミーゲート電極504上の窒化シリコン膜505がCM
Pストッパとして機能し、平坦性の良い研磨を行うこと
ができる。
【0077】本実施の形態においては、ダミーパターン
として窒化シリコン膜505と多結晶シリコン膜504
の積層膜を用い、広い素子分離領域521上にはこれら
の積層膜が残存しているが、例えば、この窒化シリコン
膜505の膜厚をソース・ドレイン領域507の拡散層
深さよりも厚く設定することにより、ダミーパターンを
構成する多結晶シリコン膜504には不純物がイオン注
入されないため導電性膜として機能しなくなる。従っ
て、基板や配線との寄生容量を低減でき、素子分離領域
上にダミーパターンを残存した状態でも、半導体装置の
性能を確保することができる。
【0078】なお、実施の形態1および2においては、
汎用性の高いn型トランジスタとp型トランジスタから
なる集積回路について説明したが、例えば、n型トラン
ジスタのみで集積回路を構成する場合においても、本発
明を適用して効果的である。即ち、n型トランジスタで
集積回路を構成する場合においても、置換ゲートプロセ
スを用いて高誘電率のゲート絶縁膜を形成する場合に
は、層間膜のCMPとゲート電極のCMPとの2回のC
MPを行う必要があり、素子分離領域上にダミーパター
ンを配置することで製造プロセスの信頼性を向上するこ
とができる。p型トランジスタのみで集積回路を構成す
る場合も同様である。
【0079】また、実施の形態1においては、高誘電率
膜としてアルミナを用いたが、この他Hf酸化膜(ハフ
ニウム酸化膜)、Zr酸化膜(ジルコニウム酸化膜)や
各種シリケート膜(シリコン化合物膜)等を用いてもよ
い。
【0080】また、ゲート電極材料としても、MoとC
oを用いたが、n型トランジスタ用の電極材料としては
主にAlやTiなど仕事関数が4.5eVよりも低い金
属や金属化合物から選択し、p型トランジスタ用の電極
材料としてはRuやIrなど仕事関数が4.8eVより
も高い金属や金属化合物から選択するのが望ましい。そ
の他、Wのように4.5〜4.8eVの仕事関数を有す
る金属やその化合物を電極材料として用いた場合も、同
様の方法で半導体装置を製造することができる。
【0081】さらに、実施の形態1および2において
は、n型およびp型トランジスタを形成したが、この
他、抵抗などの受動素子を形成してもよい。即ち、抵抗
などを構成する導電性膜を、本実施の形態で説明したト
ランジスタのゲート電極と同様に形成してもよい。この
際、素子分離領域上に、ダミーパターンを配置すること
で、実施の形態1もしくは2で説明した効果を得ること
ができる。
【0082】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0083】トランジスタのゲート電極と置き換えられ
るダミーゲート電極に加えて、素子分離領域上に、トラ
ンジスタのゲート電極に置き換える必要のないダミーパ
ターンを配置することで、高誘電率のゲート絶縁膜を有
する集積回路を安定的に製造することができる。また、
このような集積回路を有する半導体装置の特性を向上さ
せることができる。また、半導体装置の歩留まりを向上
させることができる。
【0084】また、ダミーゲート電極の材料として研磨
速度の低い材料を用いることで、高誘電率のゲート絶縁
膜を有する集積回路を安定的に製造することができる。
また、このような集積回路を有する半導体装置の特性を
向上させることができる。また、半導体装置の歩留まり
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である半導体装置を示す
基板の要部平面図のうち、被置換ゲート電極の配置を示
す図である。
【図2】本発明の実施の形態1である半導体装置を示す
基板の要部平面図であり、被置換ゲート電極に加えて、
ダミーパターンの配置を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態1である半導体装置のダミ
ーパターンの配置領域を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態1である半導体装置のダミ
ーパターンの配置領域を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態1である半導体装置のダミ
ーパターンの配置領域を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態1である半導体装置を示す
基板の要部平面図である。
【図7】本発明の実施の形態1である半導体装置を示す
基板の要部平面図である。
【図8】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1である半導体装置の製造
方法を示す基板の要部断面図である。
【図10】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図11】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図12】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図14】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図15】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図16】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図17】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図18】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図19】本発明の実施の形態1である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図20】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図21】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図22】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図23】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図24】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図25】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図26】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図27】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図28】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図29】本発明の実施の形態2である半導体装置の製
造方法を示す基板の要部断面図である。
【図30】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図31】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図32】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図33】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図34】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図35】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図36】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図37】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図38】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図39】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図40】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図41】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図42】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図43】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図44】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図45】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図46】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図47】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【図48】本発明の課題を説明するための半導体装置の
製造方法を示す基板の要部断面図である。
【符号の説明】
101 素子分離領域 102 アクティブ領域 103 ゲート電極 104 合成パターン 105 合成パターン 106 領域 107 ダミーパターン 108 ラインパターン 109 島パターン 201 シリコン基板 202 アイソレーション領域(素子分離領域) 203 ダミーゲート絶縁膜 204 ダミーゲート電極 205 サイドウォールスペーサ 206 ソース・ドレイン領域 207 Coシリサイド層 208 SiNライナー 209 SiO2層間膜 210 SiO2膜 211 TiN膜 212 TiO2膜 213 TiN膜 214 W膜 301 シリコン基板 302 素子分離領域 303 ダミーゲート絶縁膜 304 ダミーゲート電極 305 サイドウォールスペーサ 306 ソース・ドレイン領域 307 SiNライナー 308 SiO2層間膜 309 n型トランジスタ領域 311 レジスト 312 ゲート絶縁膜(高誘電率膜) 313 ゲート電極(材料) 314 研磨残り 315 窪み(研磨異常部) 316 p型トランジスタ領域 317 レジスト 318 ゲート絶縁膜(高誘電率膜) 319 ゲート電極(材料) 320 残さ 321 広い素子分離領域 401 シリコン基板 402 素子分離領域 403 ダミーゲート絶縁膜 404 ダミーゲート電極 405 サイドウォールスペーサ 406 ソース・ドレイン領域 407 窒化シリコン膜 408 層間膜 409 n型トランジスタ領域 411 レジスト 412 ゲート絶縁膜 413 ゲート電極(材料) 416 p型トランジスタ領域 417 レジスト 418 ゲート絶縁膜(高誘電膜) 419 ゲート電極(材料) 420 レジスト 421 広い素子分離領域 422 酸化シリコン膜 423 TEOS膜 501 シリコン基板 502 素子分離領域 503 ダミーゲート絶縁膜 504 ダミーゲート電極(多結晶シリコン膜) 505 キャップ絶縁膜(窒化シリコン膜) 506 サイドウォールスペーサ 507 ソース・ドレイン領域 508 炭化シリコン膜 509 n型トランジスタ領域 510 層間膜 511 レジスト 512 ゲート絶縁膜 513 ゲート電極(材料) 516 p型トランジスタ領域 517 レジスト 518 ゲート絶縁膜 519 ゲート電極(材料) 521 広い素子分離領域 Ra 距離 S 段差 W ゲート電極の幅 Xa 距離 Ya 距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/423 29/49 (72)発明者 横山 夏樹 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB02 BB04 BB14 BB16 BB17 BB20 BB32 CC01 CC05 DD03 DD06 DD22 DD65 DD75 DD91 EE03 EE05 EE09 EE16 EE17 GG08 GG10 GG13 GG19 HH12 5F033 HH04 HH07 HH08 HH15 HH18 HH20 HH21 HH25 HH32 MM01 QQ19 QQ35 QQ48 QQ49 QQ58 QQ73 QQ91 RR01 RR03 RR04 RR06 SS04 SS15 TT08 VV01 VV02 VV06 VV08 VV09 XX01 XX24 5F048 AC03 BA01 BB09 BB11 BC06 BF06 BF16 BG01 BG13 DA27 5F140 AA15 AA24 AA39 AB03 AB10 BA01 BD11 BE09 BF07 BG02 BG04 BG14 BG27 BG36 BG40 BG51 BG53 BH15 BJ08 BK02 BK13 BK20 BK34 CB04 CC01 CC03 CC08 CC13 CE07 CE13 CF00

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)素子形成領域と素子分離領域を有
    する半導体基板上に、層を形成した後、前記層を選択的
    に除去することにより、前記素子形成領域に第1パター
    ンを形成し、前記素子分離領域に第2パターンを形成す
    る工程と、 (b)前記(a)工程の後、前記第1および第2パター
    ンの側壁に、それぞれ第1側壁膜および第2側壁膜を形
    成する工程と、 (c)前記第1パターンの両側の半導体基板に、半導体
    領域を形成する工程と、 (d)前記第1、第2パターンおよび第1、第2側壁膜
    上に、第1絶縁膜を形成する工程と、 (e)前記第1絶縁膜を前記第1および第2パターンの
    表面が露出するまで研磨する工程と、 (f)前記(e)工程の後、前記第1パターンを除去す
    る工程と、 (g)前記第1側壁膜間に、第2絶縁膜を形成した後、
    その上部に導電性膜を形成する工程と、を有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2パターンは、前記
    (e)工程の研磨の際に、ストッパ膜として機能するこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2パターンは、少なく
    ともその上部が前記第1絶縁膜よりも研磨速度が低い金
    属膜であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2パターンは、少なく
    ともその上部がタンタル膜であることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体装置の製造方法は、さらに、 (h)前記(g)工程の後、前記第2パターンを除去し
    た後、前記第2側壁膜間に、第3絶縁膜を形成する工程
    を有することを特徴とする請求項3記載の半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2パターンは、少なく
    ともその上部が窒化シリコン膜、炭化シリコン(Si
    C)もしくはアモルファスカーボンよりなる膜であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記(g)工程は、前記第1側壁膜間を
    含む半導体基板上に、前記第2絶縁膜と導電性膜を順次
    堆積した後、これらの膜を前記第2パターンの表面が露
    出するまで研磨する工程であることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記(a)工程は、幅Wの前記第1パタ
    ーンを複数形成する工程であって、 前記第2パターンは、前記各第1パターンの第1の側面
    および前記第1の側面と対向する第2の側面から少なく
    とも5Wの距離離れた領域であって、前記第1の側面と
    直交する第3の側面および前記第3の側面に対向する第
    4の側面から少なくとも5Wの距離離れた領域に、形成
    されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2パターンは、ライン状の複数の
    パターンからなることを特徴とする請求項8記載の半導
    体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第2パターンは、島状の複数のパ
    ターンからなることを特徴とする請求項8記載の半導体
    装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記(a)工程は、幅Wの前記第1パ
    ターンを複数形成する工程であって、 前記第2パターンは、前記各第1パターンの端部から少
    なくとも5Wの距離離れた領域に、形成されることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2絶縁膜は、高誘電膜であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記導電性膜は、金属膜であることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記半導体装置の製造方法は、 前記(a)工程と(b)工程との間に、前記第1パター
    ンの両側の半導体基板に浅い高濃度半導体領域を形成す
    る工程を有し、 前記(c)工程の半導体領域は、前記第1側壁膜をマス
    クに形成されることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 (a)第1および第2の素子形成領域
    と素子分離領域を有する半導体基板上に、層を形成し、
    前記層を選択的に除去することにより前記第1素子形成
    領域に第1パターンを形成し、前記第2素子形成領域に
    第2パターンを形成し、前記素子分離領域に第3パター
    ンを形成する工程と、 (b)前記(a)工程の後、前記第1、第2および第3
    パターンの側壁に、それぞれ第1、第2および第3側壁
    膜を形成する工程と、 (c)前記第1パターンおよび第2パターンの両側に半
    導体領域を形成する工程と、 (d)前記第1、第2および第3パターンおよび第1、
    第2および第3側壁膜上に、第1絶縁膜を形成する工程
    と、 (e)前記第1絶縁膜を前記第1、第2および第3パタ
    ーンの表面が露出するまで研磨する工程と、 (f)前記(e)工程の後、前記第1パターンを除去す
    る工程と、 (g)前記第1側壁膜間に、第2絶縁膜と第1導電性膜
    を順次堆積した後、これらの膜を前記第2および第3パ
    ターンの表面が露出するまで研磨する工程と、 (h)前記(g)工程の後、前記第2パターンを除去す
    る工程と、 (i)前記第2側壁膜間に、第3絶縁膜と第2導電性膜
    を順次堆積した後、これらの膜を前記第3パターンの表
    面が露出するまで研磨する工程と、を有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第2絶縁膜および第3絶縁膜は、
    高誘電膜であることを特徴とする請求項15記載の半導
    体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 (a)素子形成領域と素子分離領域を
    有する半導体基板と、 (b)前記半導体基板の素子形成領域上に形成されたM
    ISFETであって、 (b1)高誘電膜と、前記高誘電膜上に形成された金属
    膜と、 (b2)前記高誘電膜と金属膜との積層膜の側壁に形成
    された第1側壁膜と、 (b3)前記金属膜の両側の前記半導体基板中に形成さ
    れた半導体領域と、を有するMISFETと、 (c)前記素子分離領域上に形成された、前記第1側壁
    膜と同層の第2側壁膜と、を有することを特徴とする半
    導体装置。
  18. 【請求項18】 前記第2側壁膜間には、絶縁膜が形成
    されていることを特徴とする請求項17記載の半導体装
    置。
  19. 【請求項19】 前記高誘電膜は、前記第1側壁膜の側
    壁および前記第1側壁膜間に形成されていることを特徴
    とする請求項17記載の半導体装置。
  20. 【請求項20】 前記半導体装置は、前記金属膜の幅が
    WであるMISFETを複数有し、 前記第2側壁膜間で規定されるパターンは、前記金属膜
    の第1の側面および前記第1の側面と対向する第2の側
    面から少なくとも5Wの距離離れた領域であって、前記
    第1の側面と直交する第3の側面および前記第3の側面
    に対向する第4の側面から少なくとも5Wの距離離れた
    領域に配置されていることを特徴とする請求項17記載
    の半導体装置。
  21. 【請求項21】 前記パターンは、ライン状の複数のパ
    ターンであることを特徴とする請求項20記載の半導体
    装置。
  22. 【請求項22】 前記パターンは、島状の複数のパター
    ンであることを特徴とする請求項20記載の半導体装
    置。
  23. 【請求項23】 前記半導体装置は、前記金属膜の幅が
    WであるMISFETを複数有し、 前記第2側壁膜間で規定されるパターンは、前記金属膜
    の端部から少なくとも5Wの距離離れた領域に、形成さ
    れていることを特徴とする請求項17記載の半導体装
    置。
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