JP2003303415A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003303415A JP2002103433A JP2002103433A JP2003303415A JP 2003303415 A JP2003303415 A JP 2003303415A JP 2002103433 A JP2002103433 A JP 2002103433A JP 2002103433 A JP2002103433 A JP 2002103433A JP 2003303415 A JP2003303415 A JP 2003303415A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD−Rなどの光ディスクにデータを記録
する光ディスク装置において記録パワーの最適化を図
る。 【解決手段】 光ディスク装置のコントローラ30は、
DVD−Rなどの光ディスク10にデータを記録する
際、OPCにより記録パワーを最適化する。OPCにお
いてテストデータを記録し、テストデータを再生して得
られるRF信号のジッタとアシンメトリが最適値となる
記録パワーを選択する。このため、2値化部22におけ
る2値化しきい電圧を生成するゲインを変化させて2値
化し、2値化信号のジッタの変化をジッタ測定部26で
測定する。アシンメトリが0%の時にゲインを変化させ
てもジッタ変化はなく、アシンメトリが0%以外の場合
にゲインを変化させるとジッタも変化する。コントロー
ラ30は、ジッタの平均値が最小となる記録パワーを最
適記録パワーに選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置、特
に記録パワーの最適化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD−RやDVD−R等の記
録可能光ディスクにデータを記録する際には、光ディス
ク毎の記録感度のバラツキを考慮し、光ディスクの所定
領域に記録パワーを種々変化させてテストデータを記録
し、該テストデータを再生してその再生品質を測定する
ことで記録パワーを最適化している(OPC)。再生信
号品質としては、ジッタやβ値、あるいはアシンメトリ
が用いられる。例えば、DVD−Rにおいては、アシン
メトリは−5%〜15%であることが規格で定められて
いる。なお、アシンメトリとは、再生RF信号の14T
振幅中心に対して3T振幅中心がどの程度ずれているか
を示すものである。
【0003】図9には、AC結合した再生RF信号波形
が示されており、DVD−Rでは3T〜11T及び14
Tの信号が存在しているが14Tと3Tの信号のみが示
されている。14Tの最大値I14Hと最小値I14L、3T
の最大値I3Hと最小値I3Lとすると、アシンメトリは以
下の式で定義される。
【0004】
【数1】アシンメトリ={(I14H+I14L)/2−(I
3H+I3L)/2}/I14 なお、I14は14Tの振幅(I14H−I14L)である。3
Tの振幅中心と14Tの振幅中心がずれていない場合に
はアシンメトリ=0%となり、これは再生RF信号をA
C結合した中心レベルと基準電圧Refレベルとが一致
することを意味する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、OPC
(Optimum Power Control)においてアシンメトリある
いはβを用いて記録パワーを最適化する方法では、その
記録パワーでジッタがどのようになっているか不明であ
る(ジッタが最小とは限らない)問題がある。逆に、ジ
ッタが最小となるように記録パワーを最適化する方法で
は、アシンメトリが目標値に達していない場合もあり得
る。
【0006】したがって、OPCを行う際にはアシンメ
トリ測定回路及びジッタ測定回路を設けてアシンメトリ
とジッタを共に測定し、両者が最良値となる記録パワー
に設定することが好適であるが、両測定回路を設けると
装置構成が複雑化し、コストも増加してしまう。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、簡易な構成でアシ
ンメトリとジッタを共に満足できる記録パワーに調整す
ることができる光ディスク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、光ディスクにデータを記録する際の記録
パワーを調整する光ディスク装置であって、前記光ディ
スクの所定領域にテストデータを記録する記録手段と、
前記テストデータを再生する再生手段と、再生RF信号
を2値化する2値化手段と、2値化信号のジッタを検出
する検出手段と、前記ジッタ値に基づき前記記録パワー
を調整する制御手段とを有し、前記2値化手段は、前記
再生RF信号をしきい電圧で2値化する比較手段と、前
記比較手段からの正相出力と逆相出力から基準電圧を作
成する基準電圧作成手段と、前記基準電圧と前記逆相出
力を比較するとともにその出力の一部を負帰還させて前
記しきい電圧を生成するしきい電圧生成手段とを有し、
前記制御手段は、前記しきい電圧手段での前記負帰還の
ゲインを変化させたときの前記検出手段でのジッタ変化
に基づき前記記録パワーを調整することを特徴とする。
【0009】前記しきい電圧生成手段は、差動増幅器
(コンパレータ)を含み、前記差動増幅器の非反転入力
端子に前記基準電圧が入力され、反転入力端子に前記逆
相出力が入力され、前記負帰還の回路は抵抗及びコンデ
ンサを並列接続してなる複数のゲイン調整回路が切替可
能に接続して構成されることが好適である。
【0010】前記制御手段は、前記ジッタ変化が最小と
なるように前記記録パワーを調整することが好適であ
る。
【0011】また、前記制御手段は、前記ゲインを変化
させたときのジッタの総和が最小となるように前記記録
パワーを調整することもできる。
【0012】このように、本発明の光ディスク装置で
は、ジッタとアシンメトリを共に目標値に設定できる記
録パワーを設定する際に、ジッタ測定手段とアシンメト
リ測定手段を別個に設けるのではなく、ジッタ測定手段
のみでジッタとアシンメトリを同時に評価する。すなわ
ち、アシンメトリが0%の場合にはゲインを変化させて
も2値化のしきい電圧が変動せず2値化信号のデューテ
ィ比も変化しないためジッタも変化しないが、アシンメ
トリが0%以外の場合にはゲインを変化させると2値化
のしきい電圧がゲインに応じて増減して2値化信号のデ
ューティ比も変化する。したがって、アシンメトリが0
%以外の場合にはゲインを変化させるとそれに応じてジ
ッタも変化することとなるから、ジッタの絶対値のみな
らずジッタの変化を測定することで、ジッタとアシンメ
トリを共に評価することができる。
【0013】本発明の光ディスク装置は、CD−Rドラ
イブやDVD−Rドライブ、あるいはこれらを含むコン
ボドライブに適用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0015】<第1実施形態> <全体構成>図1には、本実施形態に係る光ディスク装
置の構成ブロック図が示されている。
【0016】DVD−R等の光ディスク10は、図示し
ないスピンドルモータにより回転駆動される。
【0017】ピックアップ(PU)12は、光ディスク
10に対向配置され、光ディスク10の表面にレーザ光
を照射するレーザダイオード(LD)を含む。レーザダ
イオードは、レーザダイオード駆動回路(LDD)32
により駆動され、データを記録する際には記録パワーの
レーザ光、再生時には再生パワーのレーザ光をそれぞれ
照射する。記録パワーは後述の如くデータ記録に先立つ
OPCにより最適化される。また、ピックアップ12は
光ディスク10から反射したレーザ光を電気信号に変換
するフォトディテクタを有し、再生信号をサーボ検出部
14及びRF検出部20に出力する。
【0018】サーボ検出部14は、ピックアップ12か
らの信号に基づきトラッキングエラー信号及びフォーカ
スエラー信号を生成してそれぞれトラッキング制御部1
6及びフォーカス制御部18に出力する。トラッキング
制御部16は、トラッキングエラー信号に基づきピック
アップ12を光ディスク10のトラック方向に駆動して
オントラック状態とする。また、フォーカス制御部18
はフォーカスエラー信号に基づきピックアップ12をフ
ォーカス方向に駆動してオンフォーカス状態とする。4
分割フォトディテクタの場合、半径方向に分割されたデ
ィテクタの差分からトラッキングエラー信号が生成さ
れ、4分割フォトディテクタの対角和の差分からフォー
カスエラー信号が生成される。もちろん、他の方式も可
能である。
【0019】RF検出部20は、ピックアップ12から
の信号を増幅して再生RF信号を生成し、フィルタリン
グ、イコライジング(3T信号のブースト)して2値化
部22に出力する。2値化部22では、入力信号をAC
結合した後にしきい電圧を用いて2値化し、2値化信号
をデコーダ24に出力する。また、OPC実行時には2
値化部22は2値化信号をジッタ測定部26に出力す
る。2値化部22での2値化処理についてはさらに後述
する。
【0020】デコーダ24は、入力した2値化信号を復
調してコントローラ30に出力する。復調は、図示しな
いPLL回路で2値化信号から同期クロック信号を生成
することで実行される。コントローラ30に出力された
復調データは図示しないコンピュータ等の上位装置に出
力される。
【0021】ジッタ測定部26は、OPC実行時に入力
される2値化信号のジッタを測定してコントローラ30
に出力する。ジッタは、2値化信号と同期クロック信号
との位相差で測定される。
【0022】コントローラ30は、サーボ検出部14や
RF検出部20、2値化部22等の各部の動作を制御す
る。データ記録時には、上位装置から供給された記録デ
ータを符号化してLDD32を駆動し、設定された記録
ストラテジでパワー変調しデータを記録する。また、コ
ントローラ30は、データ記録に先立って光ディスク1
0の所定領域(PCAエリア)にテストデータを記録
し、該テストデータを再生してそのジッタをジッタ測定
部26から入力する。従来装置においては、単に記録パ
ワーを種々変化させて得られた各記録パワー毎のジッタ
から最小ジッタが得られる記録パワーを最適記録パワー
に設定しているが、本実施形態ではジッタとアシンメト
リを両方満足すべく、コントローラ30は2値化部22
でのしきい電圧ゲインを変化させ、ゲインを変化させた
ときのジッタ変化に基づいて最適記録パワーを設定す
る。本実施形態では、単にジッタ測定部26が存在する
のみであり、アシンメトリ測定部が別途設けられていな
い点に注意されたい。
【0023】<2値化部の構成>図2には、図1におけ
る2値化部22の構成ブロック図が示されている。2値
化部22は、入力RF信号を2値化するオペアンプ22
a、基準電圧Refを作成して出力する基準電圧作成部
22b、及びオペアンプ22aで入力RF信号を2値化
する際のしきい電圧を作成して出力するしきい電圧作成
部を含んで構成される。
【0024】オペアンプ22aの非反転入力端子(+)
にはAC結合されたRF信号が入力される。RF信号の
中心レベルは基準電圧Refである。一方、オペアンプ
22aの反転入力端子(−)にはしきい電圧生成部で生
成されたしきい電圧が入力される。オペアンプ22a
は、しきい電圧を用いてRF信号を2値化してその正相
出力をデコーダ24に出力するとともに、OPC実行時
にはジッタ測定部26に出力する。また、オペアンプ2
2aは正相出力及び逆相出力を基準電圧作成部22bに
出力する。
【0025】基準電圧作成部22bは、オペアンプ22
aからの正相出力と逆相出力の中間レベルの信号を生成
して基準電圧Refとして出力する。すなわち、基準電
圧作成部22bでは、正相出力と逆相出力を加算してそ
の半分を基準電圧Refとする。基準電圧Refはしき
い電圧作成部に供給される。
【0026】しきい電圧作成部は、オペアンプ22c及
びオペアンプ22cの負帰還回路を構成する3つのロー
パスフィルタ22d1、22d2、22d3から構成さ
れる。3つのローパスフィルタ22d1、22d2、2
2d3をそれぞれ構成するR及びCの値は互いに異なっ
ており、3つのローパスフィルタは切替スイッチSWで
択一的に負帰還回路に接続される。切替スイッチSWは
コントローラ30からの制御信号で切替制御される。
【0027】オペアンプ22cの非反転入力端子(+)
には基準電圧作成部22bで作成された基準電圧Ref
が供給される。また、オペアンプ22cの反転入力端子
(−)にはオペアンプ22aからの逆相信号が入力され
る。さらに、オペアンプ22cの出力の一部は3つのロ
ーパスフィルタ22d1、22d2、22d3のいずれ
かを介して反転入力端子(−)に帰還される。ローパス
フィルタで決定されるゲインによりしきい電圧が設定さ
れ、オペアンプ22aの反転入力端子(−)に供給され
る。
【0028】従来の光ディスク装置においても、再生R
F信号を2値化してデコーダ24あるいはジッタ測定部
26に出力する2値化部は設けられており、例えば図3
に示されるような構成である。なお、従来の2値化部は
本実施形態の2値化部22とその構成が相違するが、説
明の都合上同一の符号22を付している。本実施形態の
2値化部22との相違は、しきい電圧生成部を構成する
オペアンプ22cの負帰還ループを構成するローパスフ
ィルタが1つだけ設けられており、所定の(単一の)ゲ
インで負帰還される点である。このゲインは、通常、入
力RF信号の振幅に対し2値化信号の振幅が等しくなる
ように設定される。本実施形態の2値化部22は、図3
に示された従来の2値化部に対し、しきい電圧生成部の
負帰還ゲインを3段階に切り替え可能に構成されている
と云うことができる。具体的には、ローパスフィルタ2
2d2で定まるゲインが通常のゲイン(0dB)であ
り、ローパスフィルタ22d1で定まるゲインは通常の
ゲインよりも大きなゲイン(40dB)、ローパスフィ
ルタ22d3で定まるゲインは通常のゲインよりも小さ
いゲイン(−40dB)に設定される。
【0029】<2値化動作>以下、図4及び図5のタイ
ミングチャートを用いて本実施形態における2値化部2
2の動作を説明する。
【0030】<アシンメトリが0%の場合>図4には、
アシンメトリ=0%のRF信号が入力された場合の2値
化部22におけるタイミングチャートが示されている。
【0031】図4(a)はオペアンプ22aの非反転入
力端子(+)に入力されるRF信号であり、アシンメト
リ=0%であるから14Tの振幅中心と3Tの振幅中心
は一致して基準電圧Refのレベルに等しい。このとき
のRF信号の振幅をpとする。
【0032】図4(b)はオペアンプ22aからの正相
信号である。RF信号の14Tの振幅中心と3Tの振幅
中心は基準電圧Refに一致し、しきい電圧を基準電圧
Refとすると、デューティ比50%の正相信号が出力
される。正相信号の振幅をqとする。
【0033】図4(c)はオペアンプ22aの逆相信号
である。逆相信号も正相信号と同様にデューティ比50
%の信号である。図4(d)は基準電圧生成部22bで
の処理を示したものであり、正相信号と逆相信号を加算
した信号の半分のレベルを基準電圧Refとする。すな
わち、基準電圧Ref=q/2である。通常のゲインで
は、既述したようにp=qとなるように調整されるか
ら、基準電圧Ref=q/2=p/2である。この基準
電圧Refがオペアンプ22cの非反転入力端子(+)
に供給される。
【0034】図4(e)はしきい電圧生成部の信号あ
る。オペアンプ22cの反転入力端子(−)にはオペア
ンプ22aからの逆相信号が入力される。オペアンプ2
2cの出力であるしきい電圧は、Refとローパスでフ
ィルタリングされ負帰還されるレベルfとの差分をΔ
(Δ=f−Ref)とすると、Ref+{Δ×(−
k)}で与えられる。kはゲインである。この場合、逆
相信号をローパスでフィルタリングした結果のDCレベ
ルfは逆相信号のデューティ比が50%であることから
基準電圧Refに等しく、したがって差分Δは0であっ
てゲインkがどのような値であってもオペアンプ22c
からは基準電圧Refがしきい電圧として出力される。
【0035】このように、RF信号のアシンメトリが0
%である場合には、しきい電圧生成部で生成されてオペ
アンプ22aにフィードバックされるしきい電圧は基準
電圧Refに常に一致し、ローパスフィルタ22d1、
22d2、22d3のいずれを用いてもしきい電圧は変
化しない。したがって、しきい電圧生成部のゲインを大
ゲイン、通常ゲイン、小ゲインと3段階に変化させて
も、オペアンプ22aからは常にデューティ比50%の
2値化信号がジッタ測定部26に供給されることにな
り、ジッタ測定部26で測定されるジッタには変化が生
じない(あるいは変化が生じたとしても僅かな量にすぎ
ない)。
【0036】<アシンメトリが0%以外の場合>一方、
図5にはアシンメトリが0%でない場合、例えばアシン
メトリが0%より高い場合のタイミングチャートが示さ
れている。記録パワーが適正パワーよりも過剰である場
合、3Tデータは過剰記録となるため反射率が低下す
る。したがって、3Tの振幅中心のレベルは反射率の低
い方にシフトする。
【0037】図5(a)はオペアンプ22aの非反転入
力端子(+)に入力されるRF信号である。アシンメト
リが0%より高い場合、上述したように14Tの振幅中
心よりも3Tの振幅中心が反射率の低い方にシフトする
ため両信号の振幅中心は一致しない。
【0038】図5(b)はオペアンプ22aからの正相
信号である。14T振幅中心と3T振幅中心とが異なる
ため、基準電圧Refを用いてオペアンプ22aで2値
化してもデューティ比は50%とならず、具体的には3
T側において+側のパルス幅が小さくなりデューティ比
が50%より小さくなる。
【0039】図5(c)はオペアンプ22aからの逆相
信号である。逆相信号では、正相信号とは反転の関係に
あるから3T側において+側のパルス幅が大きくなりデ
ューティ比は50%より大きくなる。
【0040】図5(d)は基準電圧作成部22bでの処
理であり、正相信号と逆相信号を加算してその半分のレ
ベルを基準電圧Refとして出力する。
【0041】図5(e)はしきい電圧生成部での処理で
ある。逆相信号は、図5(c)に示されるように3Tの
デューティ比が50%よりも大きくなっており、ローパ
スでフィルリングした後のDCレベルfもRefよりΔ
だけ高くなる。オペアンプ22cから出力されるしきい
電圧は、Ref+(Δ×(−k))となり、ゲインkに
応じてしきい電圧が変動することとなる。すなわち、ゲ
インkを十分低くするとしきい電圧はRefに等しくな
り、オペアンプ22aからの2値化信号のデューティ比
は50%より小さいDs%となる。ゲインkを十分大き
くすると、しきい電圧は低下し、オペアンプ22aから
の2値化信号のデューティ比は50%に近づいていく。
但し、デューティが50%となると差分Δが0となって
フィードバックが働かずに安定しないので、結局、ゲイ
ンkが十分大きい場合にはデューティ比が50%より若
干小さいDb%のところに落ち着くことになる。ゲイン
kを通常ゲインとすると、しきい電圧はゲインkが十分
低い場合のRefレベルと、ゲインが十分大きい場合の
レベルの中間レベルとなり、2値化信号のデューティ比
Dmも両ゲインのデューティ比の間、すなわちDs<D
m<Db<50となる。
【0042】このように、RF信号のアシンメトリが0
%でない場合には、ゲインkを変化させるとしきい電圧
が変化し、オペアンプ22aからの2値化信号のデュー
ティ比が変化する。このことは、しきい電圧生成部のゲ
インを変化させた場合にジッタ測定部26で測定される
ジッタに変化がある場合には、RF信号のアシンメトリ
が0%以外であると判定できることを意味する。コント
ローラ30は、このような原理に基づいてジッタ変化か
ら間接的にRF信号のアシンメトリを測定する。
【0043】なお、記録パワーが適正パワーよりも過小
でアシンメトリが0%よりも小さい場合も同様であり、
ゲインを変化させると2値化信号のデューティ比が変化
することになる。この場合、オペアンプ22aからの逆
相信号のデューティ比は50%より小さくなり、したが
って逆相信号をローパスで積分して得られるDCレベル
fはRefよりも小さくなって差分Δが生じる。ゲイン
kが十分小さいとしきい電圧はRefとなってオペアン
プ22aからの2値化信号(正相信号)のデューティ比
は50%より大きいDs’%となり、ゲインkが十分大
きいとしきい電圧は上昇しデューティ比が50%より若
干高いDb’%となり、通常ゲインの場合には両者の中
間のゲインDm’となる。したがって、ゲインを変化さ
せるとジッタが変化することになる。
【0044】<全体処理>図6には、以上の動作原理に
基づく本実施形態の全体処理フローチャートが示されて
いる。まず、光ディスク10をスピンドルモータに装着
した後、光ディスク10の所定領域(コントロールデー
タゾーン)に記録されているディスク情報(ディスクの
種類やメーカ名)を取得する(S101)。次に、光デ
ィスク10のランドプリピット情報より基本ストラテジ
を取得する(S102)。ストラテジは、記録パルスの
時間幅やパルス数を規定するものである。例えば、DV
D−Rの場合、3Tはモノパルスで記録し、4T以上は
マルチパルスで記録するが、モノパルスやマルチパルス
の時間幅を設定する。
【0045】ディスク情報及び基本ストラテジを取得し
た後、光ディスク10のPCAエリアに記録パワーを
0.5mW毎に16段階に変化させて16フレームにテ
ストデータを記録する(S103)。光ディスク10に
基準記録パワーが設定されている場合、この基準記録パ
ワーを中心に前後に16段階振ることも好適である。
【0046】16フレームに渡ってテストデータを記録
した後、該テストデータを再生して2値化部22で2値
化する。このとき、各フレーム毎(つまり記録パワー
毎)に再生されたRF信号に対し、それぞれしきい電圧
生成部のゲインを40dB、0dB、−40dBに順次
変化させて2値化する。2値化信号はジッタ測定部26
に供給され、ジッタ測定部26では、各ゲイン毎にジッ
タを測定してコントローラ30に出力する(S10
4)。各フレーム毎(記録パワー毎)に3段階のゲイン
でジッタが測定されるから、コントローラ30には各記
録パワー毎に3つのジッタが入力されることになる。
【0047】コントローラ30では、各記録パワー毎の
3つのジッタをメモリに記憶し、各記録パワー毎に3つ
のジッタの平均値を算出する。そして、その平均値が最
小となる記録パワーを選択する(S105)。アシンメ
トリが0%の場合にはゲインを変化させてもジッタに変
化はなく、各ジッタが小さければその平均値も小さい。
【0048】アシンメトリが0%からずれた場合にはゲ
インを変化させるとジッタが変化し、あるゲインでジッ
タが小さくても他のゲインではジッタが増大してしま
う。その変化はアシンメトリが0%からずれる程大き
い。したがって、3つのジッタの平均値の最小値が得ら
れる記録パワーを選択することで、ジッタも小さく、か
つアシンメトリも0%(あるいは0%に近い)である最
適記録パワーが得られる。このようにしてジッタ及びア
シンメトリを考慮した最適記録パワーを設定した後、当
該記録パワーでデータを記録する(S106)。
【0049】表1には、記録パワーを9.0mW、1
0.0mW、11.0mW及び12.0mWと変化させ
た場合の各ゲインにおけるジッタが示されている。
【0050】
【表1】 記録パワー9.0mWの時のジッタ平均値は12.7
%、記録パワー10.0mWの時のジッタ平均値は1
1.3%、記録パワー11.0mWの時のジッタ平均値
は11.8%、記録パワー12.0mWの時のジッタ平
均値は16.3%である。記録パワー10.0mWの時
にジッタ平均値が最小となり、最適記録パワーは10m
Wであることがわかる。なお、表には各記録パワーにお
いて別途測定したアシンメトリの値も併せて示されてい
る。記録パワー9.0mWの時は−2%、記録パワー1
0.0mWの時は0%、記録パワー11.0mWの時は
4%、記録パワー12.0mWの時は10%であり、確
かに記録パワー10.0mWの時にアシンメトリが0%
となっていることが確認できる。
【0051】表において注目すべきは、ジッタの最小値
が得られる記録パワーが必ずしも最適記録パワーではな
いことである。すなわち、表においてジッタの最小値は
10.5%であり、これは記録パワー11.0mWで得
られている。しかしながら、記録パワー11.0mWに
おけるアシンメトリは4%であり、アシンメトリの観点
からは最適記録パワーではない。このように、単にジッ
タが最小値となる記録パワーを最適記録パワーとするの
ではなく、ゲインを変化させた時のジッタの平均値が最
も小さい記録パワーを選択することで、ジッタのみなら
ずアシンメトリにも優れた記録パワーを選択できる。
【0052】なお、ジッタの平均値が最小となる記録パ
ワーを選択することで、ジッタも小さく、かつ、アシン
メトリも0%に近い記録パワーを選択することが可能で
あるが、ジッタとアシンメトリのいずれを重視するかで
記録パワーを選択する際のアルゴリズムを適宜変えるこ
ともできる。
【0053】例えば、ジッタとアシンメトリを共に改善
したいが特にジッタを改善したい場合には、3つのジッ
タの総和を算出し、総和が最小となる記録パワーを選択
すればよい。表2には、記録パワーを変化させたときの
他のジッタ変化が示されている。
【0054】
【表2】 この表からわかるように、記録パワー10.0mWでは
ジッタは全て13%で変化がなく、アシンメトリの観点
からは最適である。一方、記録パワー11mWではジッ
タに変化が生じているものの、それらの値は10mWの
場合よりも小さい。ジッタの総和で比較すると、10m
Wの場合の39%に対し、11mWでは35%と最小で
ある。したがって、ジッタを重視する観点からは、ジッ
タに変化がない10mWよりもジッタの絶対値が小さい
11mWが最適記録パワーとなる。一方、ジッタ及びア
シンメトリを共に改善したいが特にアシンメトリを重視
したい場合には、総和では2番目に小さいもののジッタ
変化がない10mWが最適記録パワーとなろう。
【0055】ゲインを変化させたときのジッタの平均値
と変化量、あるいはジッタの総和と分散に基づき、記録
パワーを最適化することも好適である。総和(あるいは
平均値)と分散(あるいは変化量)に基づいて記録パワ
ーを最適化する場合、総和と分散を重み付けして得られ
る評価関数を定義し、ジッタとアシンメトリの優先度に
応じてそれぞれの重みを変化させて記録パワーを評価す
ることも好適である。
【0056】ジッタの変化量あるいは分散は、アシンメ
トリが0%からずれる程大きくなるから、これを利用し
てアシンメトリを定量的に評価することも可能である。
【0057】図7には、ゲインを変化させた時のジッタ
値の変化がアシンメトリをパラメータとして示されてい
る。図において、横軸はゲインであるり、縦軸はジッタ
である。アシンメトリ0%、5%、10%の場合が示さ
れており、アシンメトリが0%から離れるほどゲイン変
化に対するジッタ変化が増大し、特にゲインが小さい場
合に顕著に増大する。これは、ゲインが小さいと2値化
信号のデューティが50%から大きくずれるからであ
る。したがって、特にゲインが小さい場合のジッタの変
化量を測定し、あらかじめジッタ変化量とアシンメトリ
との関係を実験的に求めてメモリに記憶しておけば、ジ
ッタの変化量からアシンメトリを測定することができ
る。定量的に求めたアシンメトリの値は、例えばジッタ
を重視する場合でもどの程度までアシンメトリのずれを
許容するかの指標に利用できる。
【0058】なお、本実施形態においては、小ゲインと
して−40dB、通常ゲインとして0dB、大ゲインと
して40dBを用いているが、ゲインの設定はしきい電
圧が十分変化するレベルであれば任意の値に設定するこ
とが可能である。また、ゲイン小、通常ゲイン、ゲイン
大の3段階に変化させるのではなく、2段階(例えば通
常ゲインと小ゲイン)、あるいは4段階以上にゲインを
変化させてもよい。
【0059】<第2実施形態>上述した第1実施形態に
おいてはジッタが小さく、かつアシンメトリも0%近傍
となる記録パワーを最適記録パワーに設定しているが、
DVD−Rの規格においてはアシンメトリ値は−5%〜
15%と規定されている。アシンメトリ値としては0%
が一般的には好ましいが、アシンメトリ値を規格の範囲
内であって0%以外の所望の値に設定する必要がある場
合もあり得る。このようにジッタを小さく抑えつつもア
シンメトリを所望の値に設定したい場合にも、本発明は
容易に対応できる。
【0060】図8には、本実施形態に係る2値化部22
の詳細構成ブロック図が示されている。図2と異なる点
は、しきい電圧生成部からのしきい電圧がオペアンプ2
2aの反転入力端子(−)にフィードバックされると共
に、オフセット信号生成部22eからオフセット信号が
供給される点である。すなわち、オフセット信号が加算
されたしきい電圧でRF信号が2値化される構成であ
る。オフセット信号を加算することで2値化のしきい電
圧を調整し、所望のアシンメトリ値において2値化信号
のデューティ比が50%となるようにする。この状態に
おいてゲインを変化させても、デューティ比は変化せず
ジッタも変化しない。一方、アシンメトリ値が当該所望
の値以外であると、2値化信号のデューティ比が50%
からずれ、ゲインに応じてしきい電圧が変動してジッタ
も変化する。
【0061】したがって、例えばアシンメトリ=10%
となるように記録パワーを調整したい場合、オフセット
信号生成部22eからアシンメトリ値10%に対応する
レベルのオフセット信号を出力し、ゲインを変化させた
ときにジッタの変化が最も小さい記録パワーを選択すれ
ばよい。もちろん、ジッタの平均値が最小となる記録パ
ワーを選択することで、ジッタが良く、かつアシンメト
リが所望の10%近傍の記録パワーが得られる。具体的
には、入力RF信号の振幅をAとすると、14Tの振幅
も同様にAであり、しきい電圧にオフセットレベルを加
えると、そのときフィードバックが安定している状態は
オペアンプ22aに入力されるしきい電圧(オフセット
レベルが印加された後のしきい電圧)がRF信号の3T
振幅中心にあるとき(デューティ比50%)である。A
C結合後のRF信号の中心レベルRefは、実際には3
T〜14Tの信号の振幅中心レベルを加算し、その総和
で割ったものに等しいから、Refは14Tの振幅中心
レベルと3T振幅中心レベルの中間にあるとして、オフ
セットレベル=3Tの振幅中心レベル−Refとなる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればジ
ッタ測定手段とアシンメトリ測定手段を共に用いること
なく、ジッタ測定手段のみでRF信号のアシンメトリ値
を評価することが可能となり、これにより簡易な構成で
ジッタ及びアシンメトリが共に良好な最適記録パワーに
設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の全体構成ブロック図である。
【図2】 2値化部の構成ブロック図である。
【図3】 従来の2値化部の構成ブロック図である。
【図4】 アシンメトリ0%時のタイミングチャートで
ある。
【図5】 アシンメトリが0%より高い場合のタイミン
グチャートである。
【図6】 実施形態の処理フローチャートである。
【図7】 ゲインとジッタとの関係を示すグラフ図であ
る。
【図8】 他の実施形態の2値化部の構成ブロック図で
ある。
【図9】 アシンメトリ説明図である。
【符号の説明】
10 光ディスク、12 ピックアップ(PU)、14
サーボ検出部、16トラッキング制御部、18 フォ
ーカス制御部、20 RF検出部、22 2値化部、2
4 デコーダ、26 ジッタ測定部、30 コントロー
ラ、32 レーザダイオード駆動回路(LDD)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクにデータを記録する際の記録
    パワーを調整する光ディスク装置であって、 前記光ディスクの所定領域にテストデータを記録する記
    録手段と、 前記テストデータを再生する再生手段と、 再生RF信号を2値化する2値化手段と、 2値化信号のジッタを検出する検出手段と、 前記ジッタ値に基づき前記記録パワーを調整する制御手
    段と、 を有し、前記2値化手段は、 前記再生RF信号をしきい電圧で2値化する比較手段
    と、 前記比較手段からの正相出力と逆相出力から基準電圧を
    作成する基準電圧作成手段と、 前記基準電圧と前記逆相出力を比較するとともにその出
    力の一部を負帰還させて前記しきい電圧を生成するしき
    い電圧生成手段と、 を有し、前記制御手段は、前記しきい電圧手段での前記
    負帰還のゲインを変化させたときの前記検出手段でのジ
    ッタ変化に基づき前記記録パワーを調整することを特徴
    とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記しきい電圧生成手段は、差動増幅器を含み、 前記差動増幅器の非反転入力端子に前記基準電圧が入力
    され、反転入力端子に前記逆相出力が入力され、前記負
    帰還の回路は抵抗及びコンデンサを並列接続してなる複
    数のゲイン調整回路が切替可能に接続して構成されるこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記制御手段は、前記ジッタ変化が最小となるように前
    記記録パワーを調整することを特徴とする光ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記制御手段は、前記ゲインを変化させたときのジッタ
    の総和が最小となるように前記記録パワーを調整するこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
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