JP4145854B2 - トラッキング制御装置、トラッキング制御方法、光ディスク装置、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

トラッキング制御装置、トラッキング制御方法、光ディスク装置、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、CD−ROMディスク、CD−Rディスク、CD−RWディスク、DVD−ROMディスク、DVD+Rディスク、DVD+RWディスク、DVD−Rディスク、DVD−RWディスクなどの記録媒体に対して記録又は再生するときのトラッキング制御を行うトラッキング制御装置と、上記記録媒体にに対して記録又は再生するときのトラッキング制御を行うトラッキング制御方法と、上記トラッキング制御装置を備えた光ディスク装置と、コンピュータに上記記録媒体に対して記録又は再生するときのトラッキング制御を行わせるためのプログラム、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
CD−Rディスク、CD−RWディスク、DVD+Rディスク、DVD+RWディスク、DVD−Rディスク、DVD−RWディスクなどの記録用の光ディスクでは、予め記録面に連続的な案内溝が形成されており、その案内溝に沿って情報信号を記録あるいは消去することが可能である。
一方、CD−ROMディスク、DVD−ROMディスクなどの再生専用の光ディスクにおいては、先に述べた記録用の光ディスクのような案内溝ではなく、記録面に情報信号に対応した凸凹のピット列が予め形成されている。
案内溝がない再生専用の光ディスクでは、一般的に位相差検出(Differential Phase Detection:DPD)法によるトラッキングサーボ用のトラッキングエラー信号の検出が行われることが多い。
DPD法は、情報であるピット列からの反射光を4分割された受光素子で受光し、対角線上に位置する2つの受光領域からの光電変換信号の和信号を求め、各和信号の位相差からトラッキング信号を得る方法(例えば、特許文献1参照)である。
DVD−ROMなどの再生専用の光ディスクは、記録層にピットを形成することにより情報の記録が行われる。
そのピットの深さは、ピットの周辺部分と内部とで反射されたレーザ光の位相差がおよそ180度となるように設定されている。
DPD法は、上記のようなピットからの回折パターンの変化からトラッキングエラー信号を検出している。
一方、案内溝がある記録用の光ディスクでは、一般的に差動プッシュプル(Differential Push−Pull:DPP)法によるトラッキングサーボ用のトラッキングエラー信号の検出が行われることが多い。
DPP法は、従来の3ビーム法と同じように、光ディスクに照射するレーザ光を、回折格子を利用してメインビームとサブビームに分割する。そのサブビームは、信号を読み取るためのメインビームからトラックの左右方向にわずかにずれた位置で光ディスクに照射される。
3ビーム法では、メインビームに対して1/4トラックだけずれた位置にサブビームを照射し、左右のサブビームの強度差からトラッキングエラー信号を検出していたのに対し、DPP法では、サブビームはメインビームから1/2トラックだけずらした位置に照射される。サブビームを検出する光検出器は、それぞれプッシュプル信号を検出する方向に2分割されており、メインビームによるプッシュプル信号とサブビームによるプッシュプル信号の差動をとることにより、対物レンズのレンズシフトによるプッシュプル信号のオフセットをキャンセルすることができる。
したがって、通常の光ディスク装置では光ディスクの種類を判別し、その判別結果に基づいてトラッキングエラー信号の検出方法の種類を選択している。
従来、案内溝がある記録用の光ディスクであっても記録済みの場合はDPD法によるトラッキングエラー信号の検出が行われることがあった。
また、CD−ROMディスクなどのCD系の再生専用の光ディスクの場合、プッシュプル(Push−Pull)信号を比較的大きく検出することができるので、DPP法による検出が行われることがあった。
特開平11−312319号公報
しかしながら、相変化型の光ディスクでは、そもそもDPD法によるトラッキングエラー信号の検出を行うことが困難であることが多い。その相変化型の光ディスクの場合、メディア側で工夫がなされ、DPD法による検出が可能になることもあるが、メディアによってはDPD法によるトラッキングエラー信号の品質が著しく悪くなり、トラッキング制御が不安定になり、その結果、データの再生品質が悪化するという問題があった。
また、CD−ROMディスクなどのCD系の再生専用の光ディスクの場合も、粗悪ディスクなどでPush−Pull信号の品質が悪くなることがあり、そのときは、やはりトラッキング制御が不安定になり、データの再生品質が悪化するという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、記録媒体の種類によらずに常にトラッキング制御を安定させることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の(1)〜(4)のトラッキング制御装置を提供する。
(1)記録媒体に照射した光の反射光に基づく受光信号から位相差検出法によるトラッキングエラー信号を生成する位相差トラッキングエラー信号生成手段と、上記受光信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成する差動トラッキングエラー信号生成手段と、上記受光信号に基づく再生信号の品質を測定する再生信号品質測定手段と、上記位相差トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定手段によって測定した再生信号の品質と、上記差動トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定手段によって測定した再生信号の品質とを比較し、その比較結果に基づいて上記位相差トラッキングエラー信号生成手段と上記差動トラッキングエラー信号生成手段のいずれか一方によって出力するトラッキングエラー信号を選択し、その選択したトラッキングエラー信号に基づいて上記記録媒体に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御手段を備えたトラッキング制御装置。
(2)上記(1)のトラッキング制御装置において、上記トラッキング制御手段に、上記位相差トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときにエラーが発生したときは上記差動トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行うように切り換え、上記差動トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときにエラーが発生したときは上記位相差トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行うように切り換える手段を設けたトラッキング制御装置。
(3)上記(1)又は(2)のトラッキング制御装置において、上記再生信号品質測定手段が、上記受光信号に基づく再生信号のジッタを測定し、その測定結果に基づいて上記再生信号の品質を測定する手段であるトラッキング制御装置。
(4)上記(1)又は(2)のトラッキング制御装置において、上記再生信号品質測定手段が、上記受光信号に基づく再生信号のエラーレートを測定し、その測定結果に基づいて上記再生信号の品質を測定する手段であるトラッキング制御装置。
また、次の(5)のトラッキング制御方法と、(6)の光ディスク装置と、(7)のプログラムと、(8)のコンピュータ読み取り可能な記録媒体も提供する。
(5)記録媒体に照射した光の反射光に基づく受光信号から位相差検出法によるトラッキングエラー信号を生成する位相差トラッキングエラー信号生成工程と、上記受光信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成する差動トラッキングエラー信号生成工程と、上記受光信号に基づく再生信号の品質を測定する再生信号品質測定工程と、上記位相差トラッキングエラー信号生成工程によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定工程によって測定した再生信号の品質と、上記差動トラッキングエラー信号生成工程によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定工程によって測定した再生信号の品質とを比較し、その比較結果に基づいて上記位相差トラッキングエラー信号生成工程と上記差動トラッキングエラー信号生成工程のいずれか一方の出力するトラッキングエラー信号を選択し、その選択したトラッキングエラー信号に基づいて上記記録媒体に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御工程とからなるトラッキング制御方法。
(6)上記(1)〜(4)のいずれかのトラッキング制御装置を備えた光ディスク装置。
(7)コンピュータに、記録媒体に照射した光の反射光に基づく受光信号から位相差検出法によるトラッキングエラー信号を生成する位相差トラッキングエラー信号生成手順と、上記受光信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成する差動トラッキングエラー信号生成手順と、上記受光信号に基づく再生信号の品質を測定する再生信号品質測定手順と、上記位相差トラッキングエラー信号生成手順によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定手順によって測定した再生信号の品質と、上記差動トラッキングエラー信号生成手順によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定手順によって測定した再生信号の品質とを比較し、その比較結果に基づいて上記位相差トラッキングエラー信号生成手順と上記差動トラッキングエラー信号生成手順のいずれか一方によって出力するトラッキングエラー信号を選択し、その選択したトラッキングエラー信号に基づいて上記記録媒体に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御手順を実行させるためのプログラム。
(8)上記(7)のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
この発明によるトラッキング制御装置とトラッキング制御方法と光ディスク装置は、記録媒体の種類によらずに常にトラッキング制御を安定させることができるので、記録媒体の再生性能を高めることができる。また、この発明によるプログラムは、コンピュータに記録媒体の種類によらずに常にトラッキング制御を安定させる機能を実行させることができる。さらに、この発明によるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに記録媒体の種類によらずに常にトラッキング制御を安定させる機能を容易にインストールすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1はこの発明の一実施例である光情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。
この光情報記録再生装置1は、CD−Rドライブ、CD−RWドライブ、DVD+Rドライブ、DVD+RWドライブ、DVD−Rドライブ、DVD−RWドライブなどの光ディスクドライブであり、後述するこの発明に係るトラッキング制御装置を備えた光ディスク装置である。
この光情報記録再生装置1のシステム制御部10は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、この光情報記録再生装置全体の制御を司ると共に、この発明に係る処理を実行する。
また、スピンドルモータ(公知なので図示を省略)により回転駆動される、例えば、片面1層のDVD−ROMディスクによる光ディスク2に対して再生動作のために照射するレーザ光を発する光源としての半導体レーザ部(LD)3が設けられている。
この半導体レーザ部3から発せられたレーザ光はコリメータレンズ4によって平行光束に変換された後、偏光ビームスプリッタ5及び対物レンズ6を経て光ディスク2上の対象となる記録層に集光照射される。
光ディスク2から反射された戻り光は再び対物レンズ6を経て再び偏光ビームスプリッタ5に入射することにより、入射光と分離されるように反射されて、第1検出レンズ7によって受光領域が4分割された分割受光素子(PD)8に入射して受光される。
この分割受光素子8によって受講された各分割領域の受光信号は、情報信号となる再生信号(RF信号)、フォーカシング用のサーボ信号Fo及びトラッキング用のサーボ信号であるトラッキングエラー信号Trの元となるものであり、第1IVアンプ9によって電流電圧の変換又は増幅されたRF信号はシステム制御部10に入力されて再生信号としての再生データの出力に供される。
一方、フォーカシングのサーボ信号Fo及びトラッキングエラー信号Trは、Fo/Trサーボ制御装置(公知なので図示を省略する)に入力されて対物レンズ6に対するフォーカシング用及びトラッキング用のアクチュエータ(公知なので図示を省略する)のサーボ制御に供され、光ディスク2に対するレーザ光が合焦状態で正しくトラック上をトラッキングするように制御される。
また、半導体レーザ部3から出射光の一部をミラー11、第2検出レンズ12を介して受光するモニタ素子13が設けられている。
そのモニタ素子13によって検出される半導体レーザ部3の発光パワーに比例したモニタ電流は、第2IVアンプ14によって電流電圧を変換又は増幅されたパワーモニタ信号としてシステム制御部10に入力されてAPC制御などに供される。
この光情報記録再生装置は、上記のような基本構成を有し、光ディスク2の情報の再生時は、光源制御手段としてのLD駆動装置15によって半導体レーザ部3を駆動して再生パワー(リードパワー)Prで発光させ、半導体レーザ部3からの再生パワーの光を光ピックアップ光学系を介して光ディスク2の対象となる記録層に照射し、その反射光を光ピックアップ光学系を介して分割受光素子8で受光して光電変換し、第1IVアンプ9で電流電圧を変換又は増幅してRF信号を得る。
さらに、半導体レーザ部3からの出射光の一部がモニタ素子13に入射され、発光パワーに比例したモニタ電流が第2IVアンプ14によって電流電圧を増幅されたパワーモニタ信号を利用することにより、APC制御を行うことができる。
図2は、図1に示した光情報記録再生装置のトラッキング制御装置の構成を示すブロック図である。同図にはサーボ制御のうちトラッキング制御系の構成のみを示しており、以下その説明をする。
RF信号処理部101は、再生信号(RF信号)のAGCと符号等化処理などを行う。
2値化回路104は、RF信号処理部101が出力するRF信号を2値化処理する。
2値化回路104によって2値化されたRF信号はフェーズロックループ(PLL)回路107に供給されるとともに同期検出回路106に供給される。
PLL回路107は、位相比較回路と電圧制御発振器(VCO)(共に公知技術なので図示を省略)を有し、位相比較回路によって2値化後のRF信号と電圧制御発振器から出力される同期クロックとを比較し、その同期クロックを2値化後のRF信号と位相が合うように制御する。
PLL回路107から出力される同期クロックは同期検出回路106に供給される。
同期検出回路106では、PLL回路107から供給された同期クロックを用いて2値化データをストローブ検出して2進符号を得、その2進符号のうち、データを復調回路108に供給する。
復調回路108は、同期検出回路106から供給された2進符号のデータを復調してインタフェース回路に供給する。
ジッタ検出回路109は、PLL回路107から供給されたRF信号のジッタを測定して、その測定結果をシステム制御部10へ出力する。すなわち、受光信号に基づく再生信号の品質を測定する再生信号品質測定手段に相当する。
一方、第1IVアンプ9から出力される受光信号を使用してサーボ制御のトラッキング制御も行われる。
位相差検出(Differential Phase Detection)法検出回路(DPD検出回路)102は、第1IVアンプ9から出力されるRF信号を演算し、その位相比較を行うことによってトラッキングエラー信号を生成して出力する。すなわち、光ディスク2に照射した光の反射光に基づく受光信号から位相差検出法によるトラッキングエラー信号を生成する位相差トラッキングエラー信号生成手段に相当する。
差動プッシュプル(Differential Push−Pull)法検出回路(DPP検出回路)103は、第1IVアンプ9から出力されるRF信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成して出力する。すなわち、光ディスク2に照射した光の反射光に基づく受光信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成する差動トラッキングエラー信号生成手段に相当する。
スイッチ105は、システム制御部10から出力されるスイッチ切り換えの選択信号である制御信号に基づいて、DPD検出回路102とDPP検出回路103から出力されるトラッキングエラー信号のうち一方をサーボイコライザ110へ出力するように切り換える。
サーボイコライザ110は、サーボ系のゲイン特性と、位相特性を調整するフィルタであり、フィルタを介してトラッキングエラー信号をドライバ111へ供給する。
ドライバ111は、サーボイコライザ110から入力されるトラッキングエラー信号に基づいてアクチュエータ112を駆動し、光ディスク2に対するトラッキング制御を行う。
そして、システム制御部10が、DPD検出回路102によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに、ジッタ検出回路109によって測定した再生信号のジッタと、DPP検出回路103によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに、ジッタ検出回路109によって測定した再生信号のジッタとを比較し、その比較結果に基づいてDPD検出回路102とDPP検出回路103のいずれか一方によって出力するトラッキングエラー信号をスイッチ105を介して選択し、その選択したトラッキングエラー信号に基づいて光ディスク2に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御手段の機能を果たす。
次に、この光情報記録再生装置のシステム制御部10によるトラッキング制御処理について説明する。
図3は、図1に示す光情報記録再生装置のシステム制御部10によるトラッキング制御処理のフローチャート図である。
ステップ(図中「S」で示す)1は、システム制御部10がスイッチ105に制御信号を出力してDPD検出回路を選択し、スイッチ105をDPD検出回路102からのトラッキングエラー信号を出力するように切り換える。
ステップ2は、スイッチ105をDPD検出回路102からのトラッキングエラー信号を出力するように切り換えた状態で、サーボイコライザ110によってトラッキングエラー信号の調整を行う。
ステップ3は、システム制御部10が「トラッキングエラー信号があまりにも小さすぎて調整できない」などのエラーがあったか否かを判断し、エラーがあったらステップ15へ進み、エラーが無かったらステップ4へ進む。
ステップ4は、システム制御部10がステップ3の判断でトラッキングエラー信号の調整にエラーがなかったら、トラッキングをオンする
ステップ5は、ジッタ検出回路109によってトラッキングオンの状態でDPD検出回路102から出力されたトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御(DPDトラッキング)時のRF信号のジッタの測定を行う。
ステップ6は、システム制御部10が「トラッキングの引き込みができない」又は「トラッキング中にサーボが外れてしまった」などのトラッキング制御のエラーがあったか否かを判断し、エラーがあったらステップ15へ進み、エラーが無かったらステップ7へ進む。
ステップ7は、システム制御部10が一旦トラッキングをオフにする。
ステップ8は、システム制御部10がスイッチ105に制御信号を出力してDPP検出回路を選択し、スイッチ105をDPP検出回路103からのトラッキングエラー信号を出力するように切り換える。
ステップ9は、スイッチ105をDPP検出回路103からのトラッキングエラー信号を出力するように切り換えた状態で、サーボイコライザ110によってトラッキングエラー信号のオフセット、振幅などの調整を行う。
ステップ10は、システム制御部10が「トラッキングエラー信号があまりにも小さすぎて調整できない」などのエラーがあったか否かを判断し、エラーがあったらステップ16へ進み、エラーが無かったらステップ11へ進む。
ステップ11は、システム制御部10がステップ10の判断でトラッキングエラー信号の調整にエラーがなかったら、トラッキングをオンする。
ステップ12は、ジッタ検出回路109によってトラッキングオンの状態でDPP検出回路103から出力されたトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御(DPPトラッキング)時のRF信号のジッタの測定を行う。
ステップ13は、システム制御部10が「トラッキングの引き込みができない」又は「トラッキング中にサーボが外れてしまった」などのトラッキング制御のエラーがあったか否かを判断し、エラーがあったらステップ16へ進み、エラーが無かったらステップ14へ進む。
ステップ14は、システム制御部10が、ステップ5で測定されたトラッキングオンの状態でDPDトラッキング時のRF信号のジッタの測定値(ジッタ測定値)と、ステップ12で測定されたトラッキングオンの状態でDPPトラッキング時のRF信号のジッタの測定値(ジッタ測定値)とを比較し、ジッタ測定値の低いほうの回路から出力されたトラッキングエラー信号を選択するようにスイッチ105へ制御信号を出力する。つまり、DPDトラッキング時のRF信号のジッタの測定値の方が低ければ、DPD検出回路102から出力されたトラッキングエラー信号をサーボイコライザ110へ出力するようにスイッチ105を切り換える。また、DPPトラッキング時のRF信号のジッタの測定値の方が低ければ、DPP検出回路103から出力されたトラッキングエラー信号をサーボイコライザ110へ出力するようにスイッチ105を切り換える。
そして、ドライバ111が、サーボイコライザ110から出力されるトラッキングエラー信号に基づいてアクチュエータ112を駆動して光ディスク2に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行う。
ステップ15は、DPD検出回路102から出力されたトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御とジッタの測定は行わずに、DPDトラッキング時のRF信号のジッタの測定値を最大値に設定し、ステップ7へ進む。
ステップ16は、DPP検出回路103から出力されたトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御とジッタの測定は行わずに、DPPトラッキング時のRF信号のジッタの測定値を最大値に設定し、ステップ14へ進む。
このようにして、実際にトラッキングエラー信号を切り換えてジッタ測定を行い、ジッタ特性の良いほうのトラッキングエラー信号の生成手段を選択するので、光ディスクの種類によらずに常にトラッキング制御を安定させることができ、光ディスクに対する再生性能を高めることができる。
また、一方のトラッキング制御のジッタ測定までのステップでトラッキング制御にエラーがあった場合、そのトラッキング制御でのジッタ測定結果を最大値に設定するので他方が選択されることになる。したがって、トラッキング制御ができないくらい品質の悪いトラッキングエラー信号の生成手段を誤って選択してしまうことがなく、光ディスクに対する再生性能をより高めることができる。
次に、上述の実施例では再生信号の品質の測定にRF信号のジッタの測定値を用いる場合を示したが、RF信号のエラーレートの測定値を用いるようにしても良い。
エラーレートは復調回路108から取り出すことができるので、復調回路108は同期検出回路106を介して入力されるデータからエラーレートを測定し、その測定値をシステム制御部10へ出力する。すなわち、この場合は、復調回路108が再生信号品質測定手段の機能を果たす。
そして、システム制御部10は、DPD検出回路102によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに、エラーレート検出回路によって測定した再生信号のエラーレートと、DPP検出回路103によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに、エラーレート検出回路によって測定した再生信号のエラーレートとを比較し、その比較結果に基づいてDPD検出回路102とDPP検出回路103のいずれか一方によって出力するトラッキングエラー信号をスイッチ105を介して選択し、その選択したトラッキングエラー信号に基づいて光ディスク2に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御手段の機能を果たす。
次に、この光情報記録再生装置のシステム制御部10による他のトラッキング制御処理について説明する。
図4は、図1に示す光情報記録再生装置のシステム制御部10による他のトラッキング制御処理のフローチャート図である。
ステップ(図中「S」で示す)21は、システム制御部10がスイッチ105に制御信号を出力してDPD検出回路を選択し、スイッチ105をDPD検出回路102からのトラッキングエラー信号を出力するように切り換える。
ステップ22は、スイッチ105をDPD検出回路102からのトラッキングエラー信号を出力するように切り換えた状態で、サーボイコライザ110によってトラッキングエラー信号の調整を行う。
ステップ23は、システム制御部10が「トラッキングエラー信号があまりにも小さすぎて調整できない」などのエラーがあったか否かを判断し、エラーがあったらステップ35へ進み、エラーが無かったらステップ24へ進む。
ステップ24は、システム制御部10がステップ23の判断でトラッキングエラー信号の調整にエラーがなかったら、トラッキングをオンする。
ステップ25は、復調回路108によってトラッキングオンの状態でDPD検出回路102から出力されたトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御(DPDトラッキング)時のRF信号のエラーレートの測定を行う。
ステップ26は、システム制御部10が「トラッキングの引き込みができない」又は「トラッキング中にサーボが外れてしまった」などのトラッキング制御のエラーがあったか否かを判断し、エラーがあったらステップ35へ進み、エラーが無かったらステップ27へ進む。
ステップ27は、システム制御部10が一旦トラッキングをオフにする。
ステップ28は、システム制御部10がスイッチ105に制御信号を出力してDPP検出回路を選択し、スイッチ105をDPP検出回路103からのトラッキングエラー信号を出力するように切り換える。
ステップ29は、スイッチ105をDPP検出回路103からのトラッキングエラー信号を出力するように切り換えた状態で、サーボイコライザ110によってトラッキングエラー信号のオフセット、振幅などの調整を行う。
ステップ30は、システム制御部10が「トラッキングエラー信号があまりにも小さすぎて調整できない」などのエラーがあったか否かを判断し、エラーがあったらステップ36へ進み、エラーが無かったらステップ31へ進む。
ステップ31は、システム制御部10がステップ30の判断でトラッキングエラー信号の調整にエラーがなかったら、トラッキングをオンする。
ステップ32は、復調回路108によってトラッキングオンの状態でDPP検出回路103から出力されたトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御(DPPトラッキング)時のRF信号のエラーレートの測定を行う。
ステップ33は、システム制御部10が「トラッキングの引き込みができない」又は「トラッキング中にサーボが外れてしまった」などのトラッキング制御のエラーがあったか否かを判断し、エラーがあったらステップ36へ進み、エラーが無かったらステップ34へ進む。
ステップ34は、システム制御部10が、ステップ25で測定されたトラッキングオンの状態でDPDトラッキング時のRF信号のエラーレートの測定値(エラーレート測定値)と、ステップ32で測定されたトラッキングオンの状態でDPPトラッキング時のRF信号のエラーレートの測定値(エラーレート測定値)とを比較し、エラーレート測定値の低いほうの回路から出力されたトラッキングエラー信号を選択するようにスイッチ105へ制御信号を出力する。つまり、DPDトラッキング時のRF信号のエラーレート測定値の方が低ければ、DPD検出回路102から出力されたトラッキングエラー信号をサーボイコライザ110へ出力するようにスイッチ105を切り換える。また、DPPトラッキング時のRF信号のエラーレート測定値の方が低ければ、DPP検出回路103から出力されたトラッキングエラー信号をサーボイコライザ110へ出力するようにスイッチ105を切り換える。
そして、ドライバ111が、サーボイコライザ110から出力されるトラッキングエラー信号に基づいてアクチュエータ112を駆動して光ディスク2に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行う。
ステップ35は、DPD検出回路102から出力されたトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御とジッタの測定は行わずに、DPDトラッキング時のRF信号のジッタの測定値を最大値に設定し、ステップ27へ進む。
ステップ36は、DPP検出回路103から出力されたトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御とジッタの測定は行わずに、DPPトラッキング時のRF信号のジッタの測定値を最大値に設定し、ステップ34へ進む。
このようにして、実際にトラッキングエラー信号を切り換えてエラーレートの測定を行い、エラーレートの低い方のトラッキングエラー信号の生成手段を選択するので、光ディスクの種類によらずに常にトラッキング制御を安定させることができ、光ディスクに対する再生性能を高めることができる。
また、一方のトラッキング制御のエラーレート測定までのステップでトラッキング制御にエラーがあった場合、そのトラッキング制御でのエラーレート測定結果を最大値に設定するので他方が選択されることになる。したがって、トラッキング制御ができないくらい品質の悪いトラッキングエラー信号の生成手段を誤って選択してしまうことがなく、光ディスクに対する再生性能をより高めることができる。
上述の実施例では、RF信号の品質の測定に、ジッタ又はエラーレートを測定する場合について説明したが、その他の数値を用いてRF信号の品質を測定するようにしてもよい。また、この発明に係る機能をシステム制御部10によって実現することもできる。その場合、システム制御部10のROM又はRAMに、コンピュータに、記録媒体に照射した光の反射光に基づく受光信号から位相差検出法によるトラッキングエラー信号を生成する位相差トラッキングエラー信号生成手順と、上記受光信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成する差動トラッキングエラー信号生成手順と、上記受光信号に基づく再生信号の品質を測定する再生信号品質測定手順と、上記位相差トラッキングエラー信号生成手順によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定手順によって測定した再生信号の品質と、上記差動トラッキングエラー信号生成手順によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定手順によって測定した再生信号の品質とを比較し、その比較結果に基づいて上記位相差トラッキングエラー信号生成手順と上記差動トラッキングエラー信号生成手順のいずれか一方の出力するトラッキングエラー信号を選択し、その選択したトラッキングエラー信号に基づいて上記記録媒体に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御手順を実行させるためのプログラムをインストールする。
そして、CPUがそのプログラムを実行することによって、記録媒体に照射した光の反射光に基づく受光信号から位相差検出法によるトラッキングエラー信号を生成する位相差トラッキングエラー信号生成工程と、上記受光信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成する差動トラッキングエラー信号生成工程と、上記受光信号に基づく再生信号の品質を測定する再生信号品質測定工程と、上記位相差トラッキングエラー信号生成工程によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定工程によって測定した再生信号の品質と、上記差動トラッキングエラー信号生成工程によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに上記再生信号品質測定工程によって測定した再生信号の品質とを比較し、その比較結果に基づいて上記位相差トラッキングエラー信号生成工程と上記差動トラッキングエラー信号生成工程のいずれか一方によって出力するトラッキングエラー信号を選択し、その選択したトラッキングエラー信号に基づいて上記記録媒体に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御工程とからなるトラッキング制御方法の処理を実行する。
なお、上記プログラムのインストールには、上記プログラムを記録したCD−ROMディスク、CD−Rディスク、CD−RWディスク、DVD−ROMディスク、DVD+Rディスク、DVD+RWディスク、DVD−Rディスク、DVD−RWディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いると良い。
この発明によるトラッキング制御装置、トラッキング制御方法、光ディスク装置、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、デスクトップパソコン、ノートブックパソコン等のパーソナルコンピュータにおいても適用することができる。
この発明の一実施例である光情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す光情報記録再生装置のトラッキング制御装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す光情報記録再生装置のシステム制御部10によるトラッキング制御処理のフローチャート図である。 図1に示す光情報記録再生装置のシステム制御部10による他のトラッキング制御処理のフローチャート図である。
符号の説明
1:光情報記録再生装置 2:光ディスク 3:半導体レーザ部 4:コリメータレンズ 5:偏光ビームスプリッタ 6:対物レンズ 7:第1検出レンズ 8:分割受光素子(PD) 9:第1IVアンプ 10:システム制御部 11:ミラー 12:第2検出レンズ 13:モニタ素子 14:第2IVアンプ 15:LD駆動装置 101:RF信号処理部 102:DPD検出回路 103:DPP検出回路 104:2値化回路 105:スイッチ 106:同期検出回路 107:PLL回路 108:復調回路 109:ジッタ検出回路 110:サーボイコライザ 111:ドライバ 112:アクチュエータ

Claims (8)

  1. 記録媒体に照射した光の反射光に基づく受光信号から位相差検出法によるトラッキングエラー信号を生成する位相差トラッキングエラー信号生成手段と、
    前記受光信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成する差動トラッキングエラー信号生成手段と、
    前記受光信号に基づく再生信号の品質を測定する再生信号品質測定手段と、
    前記位相差トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに前記再生信号品質測定手段によって測定した再生信号の品質と、前記差動トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに前記再生信号品質測定手段によって測定した再生信号の品質とを比較し、該比較結果に基づいて前記位相差トラッキングエラー信号生成手段と前記差動トラッキングエラー信号生成手段のいずれか一方によって出力するトラッキングエラー信号を選択し、該選択したトラッキングエラー信号に基づいて前記記録媒体に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御手段とを備えたことを特徴とするトラッキング制御装置。
  2. 前記トラッキング制御手段に、前記位相差トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときにエラーが発生したときは前記差動トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行うように切り換え、前記差動トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときにエラーが発生したときは前記位相差トラッキングエラー信号生成手段によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行うように切り換える手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のトラッキング制御装置。
  3. 前記再生信号品質測定手段は、前記受光信号に基づく再生信号のジッタを測定し、その測定結果に基づいて前記再生信号の品質を測定する手段であることを特徴とする請求項1又は2記載のトラッキング制御装置。
  4. 前記再生信号品質測定手段は、前記受光信号に基づく再生信号のエラーレートを測定し、その測定結果に基づいて前記再生信号の品質を測定する手段であることを特徴とする請求項1又は2記載のトラッキング制御装置。
  5. 記録媒体に照射した光の反射光に基づく受光信号から位相差検出法によるトラッキングエラー信号を生成する位相差トラッキングエラー信号生成工程と、
    前記受光信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成する差動トラッキングエラー信号生成工程と、
    前記受光信号に基づく再生信号の品質を測定する再生信号品質測定工程と、
    前記位相差トラッキングエラー信号生成工程によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに前記再生信号品質測定工程によって測定した再生信号の品質と、前記差動トラッキングエラー信号生成工程によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに前記再生信号品質測定工程によって測定した再生信号の品質とを比較し、該比較結果に基づいて前記位相差トラッキングエラー信号生成工程と前記差動トラッキングエラー信号生成工程のいずれか一方によって出力するトラッキングエラー信号を選択し、該選択したトラッキングエラー信号に基づいて前記記録媒体に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御工程とからなることを特徴とするトラッキング制御方法。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のトラッキング制御装置を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  7. コンピュータに、記録媒体に照射した光の反射光に基づく受光信号から位相差検出法によるトラッキングエラー信号を生成する位相差トラッキングエラー信号生成手順と、
    前記受光信号から差動プッシュプル法によるトラッキングエラー信号を生成する差動トラッキングエラー信号生成手順と、
    前記受光信号に基づく再生信号の品質を測定する再生信号品質測定手順と、
    前記位相差トラッキングエラー信号生成手順によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに前記再生信号品質測定手順によって測定した再生信号の品質と、前記差動トラッキングエラー信号生成手順によって生成されたトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御を行ったときに前記再生信号品質測定手順によって測定した再生信号の品質とを比較し、該比較結果に基づいて前記位相差トラッキングエラー信号生成手順と前記差動トラッキングエラー信号生成手順のいずれか一方の出力するトラッキングエラー信号を選択し、該選択したトラッキングエラー信号に基づいて前記記録媒体に対する情報の記録又は再生時のトラッキング制御を行うトラッキング制御手順とを実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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