JP2003303177A - 生体照合システム - Google Patents

生体照合システム

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JP2003303177A
JP2003303177A JP2002106860A JP2002106860A JP2003303177A JP 2003303177 A JP2003303177 A JP 2003303177A JP 2002106860 A JP2002106860 A JP 2002106860A JP 2002106860 A JP2002106860 A JP 2002106860A JP 2003303177 A JP2003303177 A JP 2003303177A
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JP
Japan
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biometric
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biometric information
organism
transmission
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Application number
JP2002106860A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Ebara
和明 江原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生体照合システムのコストを低くすることがで
き、生体照合システムの安全性を向上させることができ
るようにする。 【解決手段】所定の情報処理を行う情報処理装置と、操
作者の生体情報を取得し、記録装置に記録する情報取得
処理手段と、生体情報を通信部を介して情報処理装置に
送信する送信処理手段と、生体情報を情報処理装置に送
信した後に、記録装置に記録された生体情報を消去する
消去処理手段とを有する。各生体照合システムごとに情
報取得部を配設する必要がないので、生体照合システム
のコストを低くすることができる。また、生体情報が情
報処理装置に送られた後、記録装置に記録された生体情
報が消去される。したがって、生体情報取得装置11を
紛失した場合等に、生体情報が盗まれる恐れがなく、生
体照合システムの安全性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体照合システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生体照合によって、本人確認を行
い、扉の施錠又は解錠を行ったり、機器、機械等の始動
又は停止を行ったりするために生体照合システムが提供
されている(特開平9−273337号公報参照)。
【0003】前記生体照合システムは、操作者のアイリ
ス(目の瞳)を撮影するためのカメラを備え、該カメラ
によって撮影されたアイリスの画像データに基づいて、
撮影されたアイリスのパターンとあらかじめ登録された
アイリスのパターンとを比較し、比較結果に基づいて本
人確認を行う情報処理部を備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の生体照合システムにおいては、各生体照合システム
ごとにカメラを配設する必要があるので、コストが高く
なってしまう。
【0005】そこで、生体照合システムを、カメラを備
え、携帯可能な生体情報取得装置と、前記情報処理部を
備えた本体装置とに分離し、生体情報取得装置から本体
装置に画像データを無線で送信することが考えられる。
ところが、生体情報取得装置を紛失した場合等に、画像
データが盗まれる恐れがあり、生体照合システムの安全
性が低下してしまう。
【0006】本発明は、前記従来の生体照合システムの
問題点を解決して、コストを低くすることができ、安全
性を向上させることができる生体照合システムを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の生
体照合システムにおいては、所定の情報処理を行う情報
処理装置と、操作者の生体情報を取得し、記録装置に記
録する情報取得処理手段と、前記生体情報を通信部を介
して前記情報処理装置に送信する送信処理手段と、前記
生体情報を情報処理装置に送信した後に、前記記録装置
に記録された生体情報を消去する消去処理手段とを有す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施の形態における
生体照合システムのブロック図である。
【0010】図において、11は携帯可能な生体情報取
得装置、12は情報処理装置としての本体装置であり、
該本体装置12は、生体照合によって、本人確認を行
い、扉の施錠又は解錠を行ったり、機器、機械等の始動
又は停止を行ったりする。前記生体情報取得装置11及
び本体装置12によって生体照合システムが構成され
る。
【0011】前記生体情報取得装置11は、操作者のア
イリスを撮影することによって、操作者の生体情報を取
得する情報取得部としてのカメラ13、該カメラ13の
画像出力を、前記生体情報を表す画像データに変換する
ビデオキャプチャ部14、所定のプログラム、データ等
に従ってコンピュータとして機能し、前記生体情報取得
装置11の全体の制御を行う第1の処理部としてのCP
U15、前記画像データを保持したり、CPU15の制
御データ、画像データ等を記録するための第1の記録装
置としてのメモリ16、生体情報取得装置11の操作者
に撮影の開始、終了等を通知するための表示部17、操
作部材としてのノンロック型の押しボタンスイッチ1
8、前記表示部17及び押しボタンスイッチ18の制御
を行うための入出力部(I/O)19、並びに本体装置
12との間で無線によるデータ、生体情報等の送受信を
行うための、第1の通信部としての無線インタフェース
20を備える。前記ビデオキャプチャ部14、CPU1
5、メモリ16、入出力部19及び無線インタフェース
20は、それぞれ内部バス又は該内部バスに相当する信
号交換路21によって互いに接続される。なお、前記ア
イリスは、操作者を特定するための情報を構成する。
【0012】また、前記本体装置12は、所定のプログ
ラム、データ等に従ってコンピュータとして機能し、本
体装置12の全体の制御を行うとともに、所定の情報処
理を行う第2の処理部としてのCPU22、該CPU2
2の制御データを記録するための第2の記録装置として
のメモリ23、生体情報取得装置11との間で無線によ
るデータ、生体情報等の送受信を行うための第2の通信
部としての無線インタフェース24、ハードディスク、
フラッシュROM等から成り、コード化された生体情報
を記録するためのデータベース用装置(DB)25、及
び外部端子部27と接続された入出力部(I/O)26
を備える。該入出力部26は、前記外部端子部27を介
して扉の施錠及び解錠、又は機器、機械等の始動及び停
止を行うための信号を伝達する。前記CPU22、メモ
リ23、無線インタフェース24、データベース用装置
25及び入出力部26は、それぞれ内部バス又は該内部
バスに相当する信号交換路28によって互いに接続され
る。
【0013】図2は本発明の第1の実施の形態における
生体情報取得装置の外観図である。
【0014】図において、18は押しボタンスイッチ、
31は覗き窓であり、該覗き窓31の奥にカメラ13
(図1)、及び表示部17を構成するLEDが配設され
る。操作者が覗き窓31を覗くと、カメラ13は操作者
のアイリスを撮影する。
【0015】次に、前記構成の生体照合システムの動作
について説明する。
【0016】図3は本発明の第1の実施の形態における
生体照合システムの動作を示すフローチャートである。
【0017】まず、CPU15(図1)は、定常状態に
おいて、押しボタンスイッチ18が押下されるのを入出
力部19を介して監視しながら待機する。そして、操作
者が覗き窓31(図2)を覗いて押しボタンスイッチ1
8を押下すると、CPU15の図示されない情報取得処
理手段は、情報取得処理を行い、カメラ13によって操
作者のアイリスを撮影し、撮影されたアイリスを生体情
報として取得する。撮影されたアイリスの画像出力は、
ビデオキャプチャ部14に送られ、該ビデオキャプチャ
部14において画像データに変換される。続いて、前記
情報取得処理手段は、前記画像データに変換された生体
情報をメモリ16に記録する。なお、アイリスの撮影が
開始されてから生体情報のメモリ16への記録が終了す
るまでの間、操作者は前記押しボタンスイッチ18を押
下し続ける。
【0018】次に、CPU15の図示されない通知処理
手段は、通知処理を行い、生体情報の取得が終了した旨
を入出力部19を介して表示部17に表示し、操作者に
通知する。なお、前記表示部17においては、例えば、
生体情報の取得が終了した旨を、LEDを点滅させるこ
とによって通知する。
【0019】生体情報の取得が終了した旨が通知される
と、操作者は押しボタンスイッチ18を開放する。前記
CPU15は、押しボタンスイッチ18が開放されるの
を入出力部19を介して監視しながら待機し、押しボタ
ンスイッチ18が開放されたことが検出されると、CP
U15の図示されない送信処理手段は、送信処理を行
い、無線インタフェース20を介して生体情報を画像デ
ータのまま本体装置12に送る。
【0020】この場合、送信処理手段は、生体情報をあ
らかじめ設定された回数、本実施の形態においては、最
大で3回本体装置12に送るようにしている。そのため
に、送信処理手段は、CPU15に内蔵されたカウンタ
パラメータのカウント値CNTに初期値として「3」を
セットした後、生体情報を本体装置12に送り、送信確
認を行う。すなわち、前記送信処理手段は、本体装置1
2から生体情報取得装置11にアクノリッジ信号が送ら
れてきたかどうかを判断することによって、送信が成功
したかどうかを判断し、送信が成功した場合、前記通知
処理手段は、送信が成功した旨を入出力部19を介して
表示部17に表示し、操作者に通知する。そして、生体
情報が本体装置12に送信されると、CPU15の図示
されない消去処理手段は、消去処理を行い、メモリ16
内の生体情報を消去する。
【0021】一方、送信が成功しなかった場合、送信処
理手段は、前記カウント値CNTをデクリメントして、
再び生体情報を本体装置12に送る。このようにして、
送信が成功しなかった場合、生体情報は本体装置12に
最大で3回送られるが、カウント値CNTが零(0)に
なると、前記通知処理手段は、送信が失敗した旨を入出
力部19を介して表示部17に表示し、操作者に通知す
る。そして、前記消去処理手段は、メモリ16内の生体
情報を消去する。また、前記CPU15は、次の生体情
報の取得イベントの待ち状態に戻る。
【0022】そして、本体装置12において、CPU2
2は、無線インタフェース24を介して生体情報を受け
ると、生体情報のコード化処理を行ったり、コード化処
理が行われた後の生体情報と、データベース用装置25
に記録されたコード化された生体情報との照合処理等を
行ったり、照合処理等を行ったときの結果を外部端子部
27に送る信号を制御したりする。
【0023】このように、押しボタンスイッチ18を押
下したときに、情報取得処理手段によって生体情報が取
得され、押しボタンスイッチ18を開放したときに、送
信処理手段によって生体情報が本体装置12に送られ
る。したがって、各生体照合システムごとにカメラ13
を配設する必要がないので、生体照合システムのコスト
を低くすることができる。
【0024】そして、生体情報が本体装置12に送られ
た後、メモリ16に記録された生体情報が自動的に消去
される。
【0025】したがって、生体情報取得装置11を紛失
した場合等に、生体情報が盗まれる恐れがなく、生体照
合システムの安全性を向上させることができる。また、
生体情報を消去するための作業を不要にすることができ
る。
【0026】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 押しボタンスイッチ18が押下されるの
を待機する。 ステップS2 生体情報を取得する。 ステップS3 取得が終了した旨を表示する。 ステップS4 押しボタンスイッチ18が開放されるの
を待機する。 ステップS5 カウント値CNTに3をセットする。 ステップS6 生体情報を送る。 ステップS7 送信確認を行う。 ステップS8 送信が成功したかどうかを判断する。送
信が成功した場合はステップS9に、送信が成功しなか
った(失敗した)場合はステップS10に進む。 ステップS9 送信が成功した旨を表示する。 ステップS10 カウント値CNTをデクリメントす
る。 ステップS11 カウント値CNTが零であるかどうか
を判断する。カウント値CNTが零である場合はステッ
プS12に進み、カウント値CNTが零でない場合はス
テップS6に戻る。 ステップS12 送信が失敗した旨を表示する。 ステップS13 メモリ16内の生体情報を消去し、ス
テップS1に戻る。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、生体照合システムの構造及び生体情報
取得装置11の外観については第1の実施の形態と同じ
であるので、図1及び2を援用する。
【0028】図4は本発明の第2の実施の形態における
生体照合システムの動作を示すフローチャートである。
【0029】この場合、生体情報が取得され、生体情報
の第1の記録装置としてのメモリ16(図1)への記録
が終了すると、第1の処理部としてのCPU15の図示
されない通知処理手段が、通知処理を行い、生体情報の
取得が終了した旨を入出力部19を介して表示部17に
表示し、操作者に通知する。続いて、CPU15の図示
されないコード化処理手段は、コード化処理を行い、生
体情報である画像データをコード化して生体コードデー
タにする。
【0030】そして、生体情報の取得が終了した旨が通
知されると、操作者は操作部材としての押しボタンスイ
ッチ18を開放する。前記CPU15は、押しボタンス
イッチ18が開放されるのを入出力部19を介して監視
しながら待機し、押しボタンスイッチ18が開放された
ことが検出されると、前記コード化処理が終了するのを
待機する。
【0031】続いて、コード化処理が終了すると、CP
U15の図示されない送信処理手段は、送信処理を行
い、第1の通信部としての無線インタフェース20を介
して生体コードデータを情報処理装置としての本体装置
12に送る。
【0032】そして、本体装置12において、第2の処
理部としてのCPU22は、第2の通信部としての無線
インタフェース24を介して生体コードデータを受ける
と、該生体コードデータによって表される生体情報と、
データベース用装置25に記録されたコード化された生
体情報との照合処理等を行ったり、照合処理等を行った
ときの外部端子部27に送る信号を制御したりする。
【0033】この場合、画像データはコード化され、生
体情報取得装置11から本体装置12に生体コードデー
タが送られるようになっているので、データ量は比較的
少ない。したがって、送信時間を短くすることができ
る。
【0034】一般に、生体情報が画像データである場
合、データ量は多く、非圧縮データで約300〔キロバ
イト〕であり、圧縮データでも数〔キロバイト〕である
のに対して、生体情報が生体コードデータである場合
は、データ量は少なく、512〔バイト〕である。
【0035】なお、本実施の形態においては、生体情報
の第1の記録装置としてのメモリ16への記録が終了す
ると、生体情報の取得が終了した旨を入出力部19を介
して表示部17に表示し、操作者に通知するようになっ
ているが、生体情報のメモリ16への記録が終了した
後、コード化処理が終了したときに、コード化処理が終
了した旨を入出力部19を介して表示部17に表示し、
操作者に通知することができる。
【0036】この場合、コード化処理が終了した旨が通
知されると、操作者は押しボタンスイッチ18を開放す
る。前記CPU15は、押しボタンスイッチ18が開放
されるのを入出力部19を介して監視しながら待機し、
押しボタンスイッチ18が開放されたことが検出される
と、CPU15の図示されない送信処理手段は、送信処
理を行い、無線インタフェース20を介して生体コード
データを本体装置12に送る。
【0037】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS21 押しボタンスイッチ18が押下される
のを待機する。 ステップS22 生体情報を取得する。 ステップS23 取得が終了した旨を表示する。 ステップS24 画像データをコード化する。 ステップS25 押しボタンスイッチ18が開放される
のを待機する。 ステップS26 カウント値CNTに3をセットする。 ステップS27 生体コードデータを送る。 ステップS28 送信確認を行う。 ステップS29 送信が成功したかどうかを判断する。
送信が成功した場合はステップS30に、送信が成功し
なかった(失敗した)場合はステップS31に進む。 ステップS30 送信が成功した旨を表示する。 ステップS31 カウント値CNTをデクリメントす
る。 ステップS32 カウント値CNTが零であるかどうか
を判断する。カウント値CNTが零である場合はステッ
プS33に進み、カウント値CNTが零でない場合はス
テップS27に戻る。 ステップS33 送信が失敗した旨を表示する。 ステップS34 メモリ16内の生体情報を消去し、ス
テップS21に戻る。
【0038】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、生体照合システムの構造及び生体情報
取得装置11の外観については第1の実施の形態と同じ
であるので、図1及び2を援用する。
【0039】図5は本発明の第3の実施の形態における
生体照合システムの動作を示すフローチャートである。
【0040】この場合、生体情報が取得され、生体情報
の第1の記録装置としてのメモリ16(図1)への記録
が終了すると、第1の処理部としてのCPU15の図示
されない通知処理手段が、通知処理を行い、生体情報の
取得が終了した旨を入出力部19を介して表示部17に
表示し、操作者に通知する。続いて、CPU15の図示
されない暗号化処理手段は、暗号化処理を行い、生体情
報である画像データを暗号化して、生体暗号データにす
る。
【0041】そして、生体情報の取得が終了した旨が通
知されると、操作者は操作部材としての押しボタンスイ
ッチ18を開放する。前記CPU15は、押しボタンス
イッチ18が開放されるのを入出力部19を介して監視
しながら待機し、押しボタンスイッチ18が開放された
ことが検出されると、前記暗号化処理が終了するのを待
機する。
【0042】続いて、暗号化処理が終了すると、CPU
15の図示されない送信処理手段は、送信処理を行い、
第1の通信部としての無線インタフェース20を介して
生体暗号データを情報処理装置としての本体装置12に
送る。
【0043】そして、本体装置12において、第2の処
理部としてのCPU22は、第2の通信部としての無線
インタフェース24を介して生体暗号データを受ける
と、該生体暗号データによって表される生体情報と、デ
ータベース用装置25に記録された生体情報との照合処
理等を行ったり、照合処理等を行ったときの外部端子部
27に送る信号を制御したりする。
【0044】この場合、画像データは暗号化され、生体
情報取得装置11から本体装置12に生体暗号データが
送られるようになっているので、無線インタフェース2
0のような盗聴の危険のある送信手段を使用して生体暗
号データを送っても、該生体暗号データを解読するのを
困難にすることができ、生体照合システムの安全性を高
くすることができる。
【0045】なお、本実施の形態においては、生体情報
の第1の記録装置としてのメモリ16への記録が終了す
ると、生体情報の取得が終了した旨を入出力部19を介
して表示部17に表示し、操作者に通知するようになっ
ているが、生体情報のメモリ16への記録が終了した
後、暗号化処理が終了したときに、暗号化処理が終了し
た旨を入出力部19を介して表示部17に表示し、操作
者に通知することができる。
【0046】この場合、暗号化処理が終了した旨が通知
されると、操作者は押しボタンスイッチ18を開放す
る。前記CPU15は、押しボタンスイッチ18が開放
されるのを入出力部19を介して監視しながら待機し、
押しボタンスイッチ18が開放されたことが検出される
と、CPU15の図示されない送信処理手段は、送信処
理を行い、無線インタフェース20を介して生体暗号デ
ータを本体装置12に送る。
【0047】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS41 押しボタンスイッチ18が押下される
のを待機する。 ステップS42 生体情報を取得する。 ステップS43 取得が終了した旨を表示する。 ステップS44 画像データを暗号化する。 ステップS45 押しボタンスイッチ18が開放される
のを待機する。 ステップS46 カウント値CNTに3をセットする。 ステップS47 生体暗号データを送る。 ステップS48 送信確認を行う。 ステップS49 送信が成功したかどうかを判断する。
送信が成功した場合はス テップS50に、送信が成功しなかった(失敗した)場
合はステップS51に進む。 ステップS50 送信が成功した旨を表示する。 ステップS51 カウント値CNTをデクリメントす
る。 ステップS52 カウント値CNTが零であるかどうか
を判断する。カウント値CNTが零である場合はステッ
プS53に進み、カウント値CNTが零でない場合はス
テップS47に戻る。 ステップS53 送信が失敗した旨を表示する。 ステップS54 メモリ16内の生体情報を消去し、ス
テップS21に戻る。
【0048】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、生体照合システムの構造及び生体情報
取得装置11の外観については第1の実施の形態と同じ
であるので、図1及び2を援用する。
【0049】図6は本発明の第4の実施の形態における
生体照合システムの動作を示すフローチャートである。
【0050】この場合、生体情報が取得され、生体情報
の第1の記録装置としてのメモリ16(図1)への記録
が終了すると、第1の処理部としてのCPU15の図示
されない通知処理手段が、通知処理を行い、生体情報の
取得が終了した旨を入出力部19を介して表示部17に
表示し、操作者に通知する。続いて、CPU15の図示
されないコード化処理手段は、コード化処理を行い、生
体情報である画像データをコード化して、生体コードデ
ータにする。次に、CPU15の図示されない暗号化処
理手段は、暗号化処理を行い、生体コードデータを暗号
化して生体暗号コードデータにする。
【0051】そして、生体情報の取得が終了した旨が通
知されると、操作者は操作部材としての押しボタンスイ
ッチ18を開放する。前記CPU15は、押しボタンス
イッチ18が開放されるのを入出力部19を介して監視
しながら待機し、押しボタンスイッチ18が開放された
ことが検出されると、前記暗号化処理が終了するのを待
機する。
【0052】続いて、暗号化処理が終了すると、CPU
15の図示されない送信処理手段は、送信処理を行い、
第1の通信部としての無線インタフェース20を介して
生体暗号コードデータを情報処理装置としての本体装置
12に送る。
【0053】そして、本体装置12において、第2の処
理部としてのCPU22は、第2の通信部としての無線
インタフェース24を介して生体暗号コードデータを受
けると、該生体暗号コードデータを解読して生体コード
データにし、該生体コードデータによって表される生体
情報と、データベース用装置25に記録されたコード化
された生体情報との照合処理等を行ったり、照合処理等
を行ったときの外部端子部27に送る信号を制御したり
する。
【0054】この場合、画像データはコード化され、生
体情報取得装置11から本体装置12に生体暗号コード
データが送られるようになっているので、データ量は比
較的少ない。したがって、送信時間を短くすることがで
きる。
【0055】また、前記生体暗号コードデータは暗号化
されているので、無線インタフェース20のような盗聴
の危険のある送信手段を使用して生体暗号コードデータ
を送っても、該生体暗号コードデータを解読するのを困
難にすることができ、生体照合システムの安全性を高く
することができる。
【0056】なお、本実施の形態においては、生体情報
の第1の記録装置としてのメモリ16への記録が終了す
ると、生体情報の取得が終了した旨を入出力部19を介
して表示部17に表示し、操作者に通知するようになっ
ているが、生体情報のメモリ16への記録が終了した
後、暗号化処理が終了したときに、暗号化処理が終了し
た旨を入出力部19を介して表示部17に表示し、操作
者に通知することができる。
【0057】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS61 押しボタンスイッチ18が押下される
のを待機する。 ステップS62 生体情報を取得する。 ステップS63 取得が終了した旨を表示する。 ステップS64 画像データをコード化する。 ステップS65 生体コードデータを暗号化する。 ステップS66 押しボタンスイッチ18が開放される
のを待機する。 ステップS67 カウント値CNTに3をセットする。 ステップS68 生体暗号コードデータを送る。 ステップS69 送信確認を行う。 ステップS70 送信が成功したかどうかを判断する。
送信が成功した場合はステップS71に、送信が成功し
なかった(失敗した)場合はステップS72に進む。 ステップS71 送信が成功した旨を表示する。 ステップS72 カウント値CNTをデクリメントす
る。 ステップS73 カウント値CNTが零であるかどうか
を判断する。カウント値CNTが零である場合はステッ
プS74に進み、カウント値CNTが零でない場合はス
テップS68に戻る。 ステップS74 送信が失敗した旨を表示する。 ステップS75 メモリ16内の生体情報を消去し、ス
テップS61に戻る。
【0058】前記各実施の形態においては、操作部材と
してノンロック型の押しボタンスイッチ18が使用され
るようになっているが、人がタッチしたり、押下したり
することによってオン・オフさせられるスイッチ、キー
等を操作部材として使用することもできる。
【0059】また、前記各実施の形態においては、押し
ボタンスイッチ18が開放されると、生体情報が生体情
報取得装置11から本体装置12に送られ、その後、メ
モリ16内の生体情報が消去されるようになっている
が、押しボタンスイッチ18が開放される前、又はボタ
ンスイッチ18が開放されている間に生体情報を生体情
報取得装置11から本体装置12に送り、その後、メモ
リ16内の生体情報を消去することもできる。
【0060】そして、前記各実施の形態においては、前
記第1、第2の処理部としてCPU15、22を使用す
るようになっているが、該CPU15、22に代えてM
PU等を使用することもできる。
【0061】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、生体照合システムにおいては、所定の情報処理を
行う情報処理装置と、操作者の生体情報を取得し、記録
装置に記録する情報取得処理手段と、前記生体情報を通
信部を介して前記情報処理装置に送信する送信処理手段
と、前記生体情報を情報処理装置に送信した後に、前記
記録装置に記録された生体情報を消去する消去処理手段
とを有する。
【0063】この場合、各生体照合システムごとに情報
取得部を配設する必要がないので、生体照合システムの
コストを低くすることができる。また、生体情報が情報
処理装置に送られた後、記録装置に記録された生体情報
が消去される。
【0064】したがって、生体情報取得装置を紛失した
場合等に、生体情報が盗まれる恐れがなく、生体照合シ
ステムの安全性を向上させることができる。また、生体
情報を消去するための作業を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における生体照合シ
ステムのブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における生体情報取
得装置の外観図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における生体照合シ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態における生体照合シ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態における生体照合シ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第4の実施の形態における生体照合シ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 生体情報取得装置 12 本体装置 15 CPU 16 メモリ 20 無線インタフェース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)所定の情報処理を行う情報処理装
    置と、(b)操作者の生体情報を取得し、記録装置に記
    録する情報取得処理手段と、(c)前記生体情報を通信
    部を介して前記情報処理装置に送信する送信処理手段
    と、(d)前記生体情報を情報処理装置に送信した後
    に、前記記録装置に記録された生体情報を消去する消去
    処理手段とを有することを特徴とする生体照合システ
    ム。
  2. 【請求項2】 (a)前記生体情報は画像データであ
    り、(b)前記送信処理手段は、画像データを情報処理
    装置に送信する請求項1に記載の生体照合システム。
  3. 【請求項3】 (a)前記画像データをコード化して生
    体コードデータにするコード化処理手段を有するととも
    に、(b)前記送信処理手段は、生体コードデータを情
    報処理装置に送信する請求項1に記載の生体照合システ
    ム。
  4. 【請求項4】 (a)前記画像データを暗号化して生体
    暗号データにする暗号化処理手段を有するとともに、
    (b)前記送信処理手段は、生体暗号データを情報処理
    装置に送信する請求項1に記載の生体照合システム。
  5. 【請求項5】 (a)前記画像データをコード化して生
    体コードデータにするコード化処理手段と、(b)前記
    生体コードデータを暗号化して生体暗号コードデータに
    する暗号化処理手段とを有するとともに、(c)前記送
    信処理手段は、生体暗号コードデータを情報処理装置に
    送信する請求項1に記載の生体照合システム。
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