JP2003303038A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JP2003303038A
JP2003303038A JP2002108837A JP2002108837A JP2003303038A JP 2003303038 A JP2003303038 A JP 2003303038A JP 2002108837 A JP2002108837 A JP 2002108837A JP 2002108837 A JP2002108837 A JP 2002108837A JP 2003303038 A JP2003303038 A JP 2003303038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
icon
data
operation unit
information
ram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002108837A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayu Kondo
麻由 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002108837A priority Critical patent/JP2003303038A/ja
Publication of JP2003303038A publication Critical patent/JP2003303038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予めROM上にデータを用意せず、又操作部
のソフトの変更を行わずに、アプリケーションからのア
イコンをGUI操作部で利用可能にし、最適なグラフィ
ック表示を行い操作性を向上させる。 【解決手段】 本体側で発生したアイコンに関するデー
タを通信手段10を介して受信する操作部では、そのデ
ータ分の容量をRAM3OR5に確保し、確保したRAM
の領域に、アイコンの幅、高さ、色数、アイコンパター
ンの各データを書き込み、管理する。RAMに書き込む
アイコンパターンのデータ形式は、GUI動作のソフト
設計に合わせて予めフラッシュROM2に格納されたア
イコンパターンのデータ形式と同一として、フラッシュ
ROM2のデータと共通の動作によりRAM3OR5のデ
ータを用いてアイコンの表示を行うことを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GUI操作部から
の指令入力に従い対象情報を処理する情報処理装置(例
えば、画像データをもとに操作パネルから設定した印刷
条件で紙出力を行う複写機、プリンタ等の画像形成装置
等)に関し、より詳細には、操作部に表示する画面表示
用データ(例えば、アイコン)のカスタム化を容易に実
現するための手段を備えた前記情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、操作部からの指令入力に従い
対象情報の処理を実行する情報処理装置の一つに複写機
やプリンタ等の、画像データをもとに操作パネルから設
定した印刷条件で紙出力を行う画像形成装置が知られて
おり、コピー・スキャナ・プリンタ・ファクシミリ機能
を複合させて備えたマルチファンクション機、としても
広く普及している。このような装置では、指令入力を行
う操作部における操作性を向上させるためにGUI(Gr
aphical User Interface)を採用し、操作パネルの画面
に表示したさまざまなグラフィックデータの指示に従
い、ダイアログ方式で入力操作を進行させるようにして
いる(特開平8-262932、参照)。このときに操作部に表
示されるグラフィックデータは、予めGUIを動作させ
るソフトウェアとともにROM上に記憶された形で用意
される。ところで、近年では画像形成装置を要素として
構成される情報処理システム上に使用目的に合わせたア
プリケーションを自由に開発できる仕組みが考えられて
おり、例えば、インターネット接続でシステム化された
マルチファンクション機といった画像形成装置で読み取
った文書をネット上のサーバに登録したり、ネット上の
サーバに登録された文書を画像形成装置で印刷するとい
った処理を可能にしている。こうしたアプリケーション
を外部で作成する場合、操作性を向上させるために、特
殊な図形や作成者の識別マーク(例えば、会社のロゴ)
を、例えば処理対象となる文書に関連付けておく(所謂
カスタム化する)ことにより、アプリケーションを利用
するときに、その識別マークを操作部で表示したいとい
う要求がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに外部で作成されたアプリケーションに対応したカス
タム化をするために用いるグラフィックデータはアプリ
ケーションもしくはユーザ個々に異なるデータが作成さ
れる可能性があるため、このグラフィックデータを画像
形成装置側では、従来、操作部で画像表示するためにR
OMに記憶し用意していたグラフィックデータと同様
に、予めROM上に用意しておくことができない。ま
た、従来の仕組みでは、GUI動作のソフトウェアとR
OMに格納されたグラフィックデータの関係はリジッド
であり、新規のグラフィックデータを表示するためには
操作部のソフトウェアの変更を行わなければならない。
本発明はGUI操作部からの指令入力に従い処理を実行
する情報処理装置における上述の従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的は、予めROM上にデー
タを用意せず、又操作部のソフトウェアの変更を行わず
に、アプリケーションからの画面表示用データをGUI
操作部に表示する仕組みを備えることにより、最適なグ
ラフィック表示を行い操作性を向上させることを可能と
する手段を備えた前記情報処理装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、GU
I動作による指令入力の操作部と、該操作部からの指令
に従い対象情報の処理を行う主制御部を有する情報処理
装置であり、前記操作部は、主制御部のCPUから独立
した専用のCPUを備え、該専用のCPUにより前記主
制御部で発生した画面表示用データの受信及び受信した
データを用いたGUI動作を行わせるようにしたことを
特徴とする情報処理装置である。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載された
情報処理装置において、前記主制御部で発生した画面表
示用データを前記操作部が処理し得るデータ形式に変換
する手段を備えたことを特徴とするものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
された情報処理装置において、前記主制御部で発生した
画面表示用データに関する情報を登録する手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項3に記載された
情報処理装置において、前記登録手段により登録された
画面表示用データに関する情報を削除する手段を備えた
ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係わる情報処理装置を添
付する図面とともに示す以下の実施形態に基づき説明す
る。以下には、画像形成装置(ここでは、画像データを
もとに印刷出力を行うコピー・プリンタ・ファクシミリ
等の機能を複合させて備えたマルチファンクション機を
例示)を例に、本発明に係わる情報処理装置としての実
施形態を示す。図1は、本実施形態の画像形成装置にお
ける制御部の概略構成を示す。図1を参照すると、本実
施形態の画像形成装置は制御部として、操作部側と本体
側とに制御基板を分けて有し、操作部制御基板上には、
本体制御基板上のCPU20とは独立した専用CPU1
が搭載されており、操作部制御と本体制御は同期シリア
ル等の通信手段10により接続され、描画コマンドやキ
ー入力情報等の双方向データ通信が可能な構成となって
いる。こうした基本構成により、操作部の専用CPU1
が、所期の目的である、GUIに用いるアイコン等の画
面表示用データとしてROMに予め用意したグラフィッ
クデータ以外に、アプリケーションの動作に従って新た
に本体側で発生するアイコン等の画面表示用データを表
示するための処理の実現を図る。
【0009】操作部CPU1には、このCPUの制御下
に、制御プログラムや該プログラムの設計に伴って予め
用意されるグラフィックデータが格納されたフラッシュ
ROM2、ワーク領域として使用されるSRAM3、L
CDモジュール6をコントロールするLCDコントロー
ラ4、LCDモジュール6上に重ねて配置されるタッチ
パネル7、キー基板8のドライバ9等が接続されてい
る。また、LCDコントローラ4を介して、LCDモジ
ュール6への表示画素データが格納されるビデオRAM
(略して「VRAM」という)としてのSDRAM5へ
のリード/ライトも可能である他、ドライバ9を介して
キー基板8上のキースイッチやLED、さらにLCDモ
ジュール6のバックライト制御も可能となっている。L
CDコントローラ4は、SDRAM(VRAM)5のリ
フレッシュ処理や、VRAM5からLCDモジュール6
への表示データ転送(表示信号出力)を行うが、内部レ
ジスタへの設定により、この表示信号出力11は抑制可
能となっている。本体側CPU20には、このCPUの
制御下に、制御プログラムやデータが格納されたフラッ
シュROM21、ワーク領域として使用されるSRAM
22、画像形成装置で受け付けた画像情報(コピー・ス
キャナ・プリンタ・ファクシミリ等の機能を通して入力
されてくる画像情報)を蓄積する大容量の記憶部を有す
るハードディスク25、動作に必要な設定情報や管理情
報を保存するNVRAM23等が接続されており、マル
チファンクション機全体の制御動作を司る。
【0010】また、各制御基板上には、図示しないが、
ICカード等の外部記憶媒体の接続手段(カードスロッ
ト等)が付加されており、この接続手段を介して外部記
憶媒体から読み出したプログラムや制御に用いる各種デ
ータをフラッシュROM2、21へ読み込むことを可能
にする。なお、本体側で発生したアイコンに関する管理
データやグラフィックデータの後述する各処理(図4、
図6、図7、図10、図11、図12)を実行するため
の手段は、各処理をそれぞれ実行するための手順を記述
したプログラムを作成し、そのプログラムを記録媒体と
してICカード等に書き込むことにより、CPU(コン
ピュータ)がカードスロット等を介して取り込むことが
可能な外部記憶媒体の形で提供し得る。そうした場合、
記憶媒体からカードスロット等を介してそのプログラム
を本体側のフラッシュROM21あるいは操作部側のフ
ラッシュROM2に搭載させることにより、所期の処理
を実行するための機能実現手段を構成することができ
る。
【0011】図2は、本実施形態の装置に装備されてい
る操作部ユニットのパネルの一例を示す。図2を参照す
ると、プリント枚数や倍率を入力するためのテンキー3
1、プリント動作の開始を指示するためのスタートキー
32、プリント動作の中断やテンキー入力結果のクリア
を指示するためのクリア/ストップキー34、設定され
ているプリントモードをデフォルト状態に戻すためのリ
セットキー37、予熱状態の移行/解除を指示するため
の予熱キー36、実行中のプリント動作に割り込んで別
のプリント動作をさせるための割込モード移行/解除キ
ー35、管理者やユーザの使い勝手に合わせた装置の設
定を行うための初期設定モード移行/解除キー38、L
CD上の表示言語を別の言語に切り替える言語切替キー
39、コピー、FAX、プリンタ、スキャナ等のアプリ
ケーションを選択するためのアプリ切替キー40〜43
等のハードキーを備え、いくつかのハードキー上には、
そのキーの選択状態を示すためのLED45が付加され
ている。特にスタートキー32上には、装置がプリント
動作可能である場合は緑のLEDが、動作不可である場
合は赤のLEDが点灯されるよう、赤・緑両方のLED
33が付加されている。また、LCD表示部44には機
械の状態を表したり各種のモードを設定するためのメッ
セージやグラフィックデータが表示される。このグラフ
ィックデータはアイコンと呼ばれる。メッセージやアイ
コンは、ROM2(図1参照)に記憶されているものを
用いるが、その他に本発明に特有の動作(後記にて詳
述)により本体側で発生するグラフィックデータを操作
部側のRAM3,5に保持し、用いるようにする。
【0012】操作部でアイコンを表示する操作を行うた
めに、アイコンは、GUI動作を実行するソフトウェア
に合わせた所定のデータ形式(即ちROM2上に格納さ
れるアイコンのデータ形式)に則ったデータであること
が必要になる。図3は、ROM2上でのアイコンのデー
タ形式を説明する図で、そこに示すように、データ形式
はポインタテーブルとアイコンデータとからなり、ポイ
ンタテーブルはアイコン番号とアイコンデータの関連付
けを示す。使用時には、指定されたアイコン番号の位置
のテーブルを参照し、アイコンデータへのポインタを取
得する。アイコンデータはアイコン幅、アイコン高さ、
アイコンの色数の各データと、その後にイメージパター
ンが続いている。イメージパターンは、LCD上で表示
されるイメージ(図5中の“LCD上の並び”参照)の
左上に来る画素から順番に若いアドレスから格納され、
行は上の行から並ぶ。なお、本実施形態では色数は2色
と16色の場合のみで説明するが、他の色数の場合も同
様に実施可能である。
【0013】ここで、図3に示したようなデータ形式で
メモリに格納されたアイコンを操作部で表示する時の処
理手順を説明する。なお、ここにいうアイコンを格納す
るメモリは、フラッシュROM2の外、後述するよう
に、本体側で発生するアイコンのグラフィックデータを
格納する操作部側のRAM3,5になる。本例のアイコ
ンの表示処理(イメージパターンのVRAMへの書き込
み処理)のフローチャートを示す図4を参照すると、ま
ず、読み出しアドレスに上記したデータ形式でメモリに
格納されたアイコンデータの先頭アドレスをセットし
(S101)、書き込みポインタに表示位置に相当する
VRAM(SDRAM)5への先頭アドレスをセットす
る(S102)。この後、アイコンの幅・高さ・色数の各
データをポインタをインクリメントしながら読み出す
(S103〜107)。次いで、イメージパターンをV
RAM5に書き込むためにポインタをインクリメントし
(S108)、前のステップで読み出したアイコンの幅
・高さ・色数のデータに基づいて、イメージパターンをV
RAM5に書き込む操作を開始する。1バイト毎に読み
出し、書き込みの各ポインタをインクリメントし(S1
09〜111)、1行毎に書き込みポインタを次の行の
先頭にセットしながら(S112,113)書き込み操
作を続け、全部の行の書き込みを確認して、フローを終
了する。
【0014】本発明は、本体側で発生し、そこから送信
されてくるアイコンのグラフィックデータを操作部側の
RAMに保持し、表示する(図4参照)。その場合、操
作部側で受信するグラフィックデータが、フラッシュR
OM2上のアイコンと同じ形式(図3のデータ形式)の
データであれば、表示を行う際に図4の処理がそのまま
使用でき、処理に用いるソフトウェアの変更も必要がな
い。しかしながら、外部アプリケーションからグラフィ
ックデータが指定される場合、グラフィックデータが操
作部でのデータ形式と同じ形式であるとは限らない。こ
の場合、そのままでは図4の処理が適用できないので、
処理に用いるソフトウェアの変更をせずに処理を可能に
するためには、指定されたデータ形式から操作部側で必
要とするデータ形式へ変換して送信する必要がある。Wi
ndows(登録商標)のBMP形式は、上述の操作部側でのア
イコン表示を可能とするデータ形式と異なるので、デー
タ形式の変換が必要になる例である。この場合のデータ
形式の変換について説明する。図5は、「LCD上での
画素並び」と「BMP形式」、「操作部側で必要とするデ
ータ形式」でのイメージデータの対応について示す。な
お、図中の(a)は「モノクロ」の場合、(b)は「カ
ラー」の場合を示す。図5を参照して、BMP形式と操作
部側で必要とするデータ形式とを比較すると、上の行か
ら格納するか下の行から格納するかという点と、BMP形
式の場合は一行毎にダミーデータが挿入されている点が
両者の相違である。また、16色の場合特有の違いとし
て、BMP形式の場合は一つの画素に対する4bitの情報を
連続して持っているが、操作部上の形式では4bitの情報
をPLANE0〜3の情報として1bitづつ振り分けている。従
って、BMP形式から操作部側で必要とするデータ形式に
変換するためには、行の格納順序を入れ替え、行ごとの
ダミーデータを取り除く。また、16色の場合は1つの
画素についての4bitの情報を1bitづつに分割してプレー
ン毎の情報に置き換えるという変換処理が必要になる。
【0015】次に、本体側で発生したアイコンのグラフ
ィックデータが操作部側へ送信された時の操作部側での
受信処理について説明する。本例に係わるグラフィック
データの受信処理のフローを示す図6を参照すると、ま
ず、グラフィックデータの幅、高さ、色数の各データを
受信し(S201〜203)、それらのデータに基づい
て、グラフィックデータのサイズを計算する(S20
4)。次いで、計算したグラフィックデータサイズ分の
メモリ容量がRAM(SRAM3又はSDRAM5、以
下に記す“RAM”は同義)に確保できるかをチェック
する(S205)。ここで、確保できなかった場合はエ
ラーを返す(S220)。RAMに容量が確保できた場
合は、書き込みポインタに確保したRAMの先頭アドレ
スをセットし、アイコンの幅、高さ、色数の各データを
書き込みポインタをインクリメントしながら確保したR
AMに書き込む(S206〜211)。その後、イメー
ジパターンをRAMに書き込むためにポインタをインク
リメントし(S212)、イメージパターンをRAMに
書き込む操作を開始する。この操作は、イメージパター
ンを1バイト毎に受信し、受信データのRAMへの書き
込みを行い、書き込みポインタをインクリメントすると
いう動作をグラフィックデータ分繰り返し(S109〜
111)、グラフィックデータ全部の受信終了を確認し
て(S213-YES)、フローを終了する。
【0016】操作部が上記したグラフィックデータの受
信処理(図6)とアイコンの表示処理(図4)を組み合
わせ、一連の処理として実行することにより、従来、画
像形成装置では、予めROMに用意していたものしか操
作部の表示に用いることができず、不可能であった例え
ば外部アプリケーション等により作成され、本体側で発
生した新規アイコンの利用が可能になる。図7は、この
本体側から操作部側へ送信したグラフィックデータを表
示する処理のフローを示す。図7に示すようにこのフロ
ーは、図6に示したグラフィックデータ受信処理のフロ
ーを行い(S301)、所定のデータ形式でイメージパ
ターンをRAMに書き込んだ後、ROM2上のアイコン
と同様に図4に示したアイコンの表示処理のフローを行
う(S302)ようにする。
【0017】次の実施形態は、本体側で発生するアイコ
ンのグラフィックデータを操作部側のRAMに保持し、
操作部の表示に用いる、とした上述の実施形態における
目的に加えて、同じグラフィックデータを複数の個所で
使用できるようにすることにより、データ送信時間を短
縮し、メモリ効率を向上させることを目的とするもので
ある。このために、本体側から操作部側へ送信したグラ
フィックデータを登録する手段を備える。この場合、操
作部内のフラッシュROM2に格納したアイコンと同様
にアイコン番号を割り当てて管理することにより、繰り
返し使用することが可能となる。例示する実施形態で
は、登録できるアイコンの最大数を64としているが、
他の数にした場合も同様に実施可能である。まず、本体
側でのアイコン情報の管理方法を説明する。本体側で
は、操作部に表示を行うアプリケーション毎に、図8に
示すような登録アイコン情報テーブルを持つ。このテー
ブルのサイズは登録アイコンの最大登録可能個数分と
し、図8の例では、64個分備えている。操作部にアイ
コン登録指示を送信した後、アイコン登録が完了し、操
作部からアイコン番号が返って来た時点で、該当するア
イコン番号のテーブルに情報をコピーする。一つのアイ
コンについて、アイコン登録時に戻り値として渡される
アイコン番号、アイコン登録時の引数として渡されるア
イコン幅、高さ、色数、アイコン画像データのサイズ、
アイコンデータ(イメージパターン)へのポインタの情
報を持っている。登録アイコン情報テーブルにはアプリ
ケーションが自分で登録したアイコンについてのみ情報
が記録されている。
【0018】操作部側でのアイコン情報の管理方法を説
明する。操作部側では、アイコンの登録状態、登録され
たアイコンに対するイメージデータの有無を一括管理す
る。このために、表示を行うアプリケーション毎に、図
9に示すような、登録アイコンの最大登録可能個数分の
サイズ(この例では、64個分)の登録アイコン管理テ
ーブルを備えている。このテーブルは、指定アイコン番
号におけるアイコンデータの登録有無フラグ、指定アイ
コンを使用している数(使用アイタム数カウンタ)、ブ
リンク用として使用されている数(ブリンクアイタム数
カウンタ)、アイコンデータ用メモリ(RAM)管理レ
コードへのポインタをメンバーとして持つ。アイコンデ
ータ用メモリは、SRAM3又はSDRAM(VRAM
としても使用)5に獲得する。管理はメモリ管理レコー
ドのチェーンにて行う。即ち、登録アイコンではアイコ
ンデータ用メモリ(RAM)管理レコードにおける確保
領域先頭アドレスがアイコンデータへのポインタにあた
る。このポインタが指すアドレスにはROM2上のアイ
コンと同じフォーマット(アイコン幅、アイコン高さ、
色数、アイコンイメージパターン)でアイコンデータが
記憶されている。このポインタを図4の表示処理に渡す
ことにより、登録アイコンの表示が可能となる。なお、
アイコンデータ用メモリ(RAM)管理レコードは、上
記以外に、レコード番号、次のレコードへのポインタ、
前のレコードへのポインタ、領域サイズ、アイコン番
号、使用中領域/空き領域、をメンバーとして持つ。
【0019】ここで、図9に示したような登録アイコン
管理テーブルにより操作部側で管理されるアイコンの登
録時の処理手順を説明する。操作部側のアイコン登録処
理のフローチャートを例示する図10を参照すると、ま
ず、本体側からアイコン登録依頼が送信されると操作部
側ではアイコン管理テーブルを登録アイコン番号の先頭
から順に、空いているテーブルを検索する。手順として
は、先頭のアイコン番号をセットし(S401)検索を
開始し、その番号のアイコンデータの登録フラグの有無
をチェックし(S403)、チェック結果がフラグ無し
になるまでアイコン番号をインクリメントする(S40
4)、という処理を繰り返し、アイコン番号の終わりま
で検索しても空いているテーブルが見つからなかった場
合は(S402-YES)、本体側にアイコン登録エラーを
返す(S407)。他方、登録フラグの無し、即ち空い
ているテーブルが見つかったら(S403-YES)、登録
フラグを“1”として(S405)、テーブルを使用中
に変更し、獲得したアイコン番号を本体側に返す(S4
06)。
【0020】次に、登録したアイコンを表示する操作部
側の処理に係わる実施形態を示す。本例の登録アイコン
を表示する処理のフローチャートを示す図11を参照す
ると、まず、本体側から登録済みのアイコン番号が送信
されてきたときに、登録アイコン管理テーブルで該当ア
イコン番号のアイコンデータ用メモリ(RAM)が確保
されているか調べ(S501)、確保されている場合に
は、登録済みのアイコンイメージデータをアクセスして
表示する図4に示した処理を実行し(S504)、処理
を終了する。他方、アイコンデータ用メモリ(RAM)
が確保されていない場合には(S501-NO)、上述の
グラフィックデータ受信処理(図6)を行い(S50
2)、受信したアイコンに関する情報をデータ登録アイ
コン管理テーブルへ反映させ(S503)、その後アイ
コンイメージデータを表示する図4に示した処理を実行
し(S504)、処理を終了する。このときの本体側の
処理としては、操作部側でのアイコン登録が成功した場
合は、登録アイコン情報テーブル(図8参照)にアイコ
ン番号、幅、高さ、サイズ、色数をコピーする。アイコ
ンパターンを確保したメモリにコピーし、確保したメモ
リ領域の先頭アドレスを登録アイコン情報テーブルのア
イコンデータポインタにセットする。他方、操作部側で
のアイコン登録に失敗した場合は、確保したアイコンパ
ターン用のメモリを解放する。
【0021】次に示す実施形態は、上述のようにして登
録された(図10参照)アイコンの中、使用しなくなっ
たアイコンについて、グラフィックデータを削除して、
メモリ効率を向上させることを意図するものである。本
例の登録されたアイコンを削除する操作部側での処理の
フローチャートを示す図12を参照すると、まず、本体
側からアイコン番号を指定してアイコンの削除が送信さ
れてきたときに、登録アイコン管理テーブルで、指定さ
れたアイコン番号が使用中であるか否か(S601)、
又はブリンク中であるか否か(S602)を調べる。そ
の結果、使用中(即ち使用数カウンタ=0ではない)、
又はブリンク中(即ちブリンク数カウンタ=0ではな
い)である場合は、削除せずに、アイコン削除エラーを
本体側に返す(S607)。他方、使用中ではない、即
ち使用数カウンタ=0であり、又ブリンク数=0である
時(S602-YES)、該当アイコン番号のアイコンデー
タ用メモリ(RAM)が確保されているか調べ(S60
3)、確保されている場合、そのアイコンデータ用メモ
リを解放し(S604)、アイコン管理テーブルの情報
を初期化する(S605)。なおアイコンデータ用メモ
リが確保されていない場合(S603-NO)、直ちにア
イコン管理テーブルの情報を初期化する。いずれの場合
も、その後、正常に削除処理が終了したことを本体側に
通知する(S606)。このときの本体側の処理として
は、操作部側で削除が成功した場合、該当アイコン番号
の登録アイコン情報テーブルを初期化し、アイコンパタ
ーン用のメモリを解放する。
【0022】
【発明の効果】(1) 請求項1,2の発明に対応する
効果 操作部は、主制御部のCPUから独立して専用のCPU
を備え、該専用のCPUが主制御部で発生した画面表示
用データを受け取り、操作部内のROMに格納された画
面表示用データを用いる場合と共通のGUI動作により
グラフィック表示を行うようにしたので、操作部内のR
OMに格納されていないグラフィックデータを表示可能
とし、アプリケーション個々に最適なグラフィック表示
を行うこと、いわゆるカスタム化ができ、操作性を向上
させ、又GUI動作に用いるソフトウェアの変更なく操
作部内のROMに追加して画面表示用データの表示が可
能となり、ソフトウェア管理の簡便化が図れる。また、
請求項2の発明によると、操作部が処理し得るデータ形
式に変換する手段を備えたので、主制御部で発生した画
面表示用データの利用範囲を拡張し、さらに操作性の向
上を図ることが可能になる。
【0023】(2) 請求項3の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、主制御部で発生した画面表
示用データに関する情報を登録する手段を備えたことに
より、同じグラフィックデータを複数の個所で使用し得
るので、同一のグラフィックデータの受信・保持処理を
省略でき、グラフィックデータの送信時間の短縮とメモ
リ効率の向上を図ることが可能になる。 (3) 請求項4の発明に対応する効果 上記(2)の効果に加えて、登録されたグラフィックデ
ータに関する情報を削除する手段を備えたことにより、
使用しなくなったグラフィックデータの削除ができるの
で、登録に用いるメモリの利用効率の向上を図ることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係わる画像形成装置の制
御部の概略構成を示す。
【図2】 本発明の実施形態に係わる画像形成装置の操
作部のパネルの一例を示す。
【図3】 ROM上でのアイコンのデータ形式を説明す
る図を示す。
【図4】 本発明の実施形態に係わるアイコンの表示処
理のフローチャートを示す。
【図5】 「LCD上の画素並び」を「BMP形式」と
「操作部側で必要とするデータ形式」で表したときの相
違を説明する図である。
【図6】 本発明の実施形態に係わるグラフィックデー
タ受信処理のフローチャートを示す。
【図7】 本発明の実施形態に係わる受信したグラフィ
ックデータの表示処理のフローチャートを示す。
【図8】 本体側で管理する登録アイコン情報テーブル
の一例を示す。
【図9】 操作部側で管理する登録アイコン管理テーブ
ルの一例を示す。
【図10】 本発明の実施形態に係わるアイコン登録処
理のフローチャートを示す。
【図11】 本発明の実施形態に係わる登録アイコン表
示処理のフローチャートを示す。
【図12】 本発明の実施形態に係わる登録アイコン削
除処理のフローチャートを示す。
【符号の説明】
1…CPU、 2…フラッシュR
OM、3…SRAM、 4…LCD
コントローラ、5…SDRAM、 10
…通信手段、20…CPU、 21
…フラッシュROM、22…SRAM、
44…LCD表示部。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 CQ05 CQ34 CQ43 5B021 AA01 CC07 PP05 5C062 AA05 AB20 AB23 AB41 AB42 AC22 AC24 AC29 AC58 AE03 AE15 AF11 AF13 5E501 AA06 AA15 BA05 CA04 CB02 CB05 DA11 DA14 FA02 FA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GUI動作による指令入力の操作部と、
    該操作部からの指令に従い対象情報の処理を行う主制御
    部を有する情報処理装置であり、前記操作部は、主制御
    部のCPUから独立した専用のCPUを備え、該専用の
    CPUにより前記主制御部で発生した画面表示用データ
    の受信及び受信した該データを用いたGUI動作を行わ
    せるようにしたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された情報処理装置にお
    いて、前記主制御部で発生した画面表示用データを前記
    操作部が処理し得るデータ形式に変換する手段を備えた
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された情報処理装
    置において、前記主制御部で発生した画面表示用データ
    に関する情報を登録する手段を備えたことを特徴とする
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された情報処理装置にお
    いて、前記登録手段により登録された画面表示用データ
    に関する情報を削除する手段を備えたことを特徴とする
    情報処理装置。
JP2002108837A 2002-04-11 2002-04-11 情報処理装置 Pending JP2003303038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002108837A JP2003303038A (ja) 2002-04-11 2002-04-11 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002108837A JP2003303038A (ja) 2002-04-11 2002-04-11 情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003303038A true JP2003303038A (ja) 2003-10-24

Family

ID=29392465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002108837A Pending JP2003303038A (ja) 2002-04-11 2002-04-11 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003303038A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100428134C (zh) * 2005-11-14 2008-10-22 夏普株式会社 信息处理装置、服务器装置和它们的控制方法、以及打印控制系统
JP2010098533A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、表示画面起動方法、及びプログラム
US7729012B2 (en) 2005-04-08 2010-06-01 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, method of controlling image processing apparatus, image recognition method, image forming apparatus, information processing apparatus, and data processing method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7729012B2 (en) 2005-04-08 2010-06-01 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, method of controlling image processing apparatus, image recognition method, image forming apparatus, information processing apparatus, and data processing method
CN100428134C (zh) * 2005-11-14 2008-10-22 夏普株式会社 信息处理装置、服务器装置和它们的控制方法、以及打印控制系统
US7755780B2 (en) 2005-11-14 2010-07-13 Sharp Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, server apparatus, printing control system, program and storage medium
JP2010098533A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、表示画面起動方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4217458B2 (ja) 印刷システム、外部操作装置、情報処理装置、データ処理方法、記憶媒体
JP3740454B2 (ja) 印刷システムおよび情報処理装置およびプリンタおよび表示制御方法および印刷制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JPH11143668A (ja) プリントシステム、プリンタ及び印刷方法
JP2002281195A (ja) Oa機器のリモート操作システム、oa機器、リモート操作装置、コンピュータが実行するためのプログラム、およびコンピュータが実行するためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体
JP2000075989A (ja) リモート操作可能な装置及びそのリモート操作方法並びにリモート操作システム
US9386082B2 (en) Information processing apparatus, and control method and storage medium therefor
JP2001285570A (ja) 画像入力システム及び装置及び方法並びに記憶媒体
US20060033944A1 (en) Status information processor
EP2230630A2 (en) Printer, and program for its operation screen.
JP3823549B2 (ja) 印刷処理方法、および印刷処理装置
JP3610140B2 (ja) 情報処理装置及びその方法
JP2005070862A (ja) 印刷制御装置およびデータ処理装置および印刷システムおよび印刷制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
US7395357B2 (en) Information processing apparatus and computer readable medium
US20040100653A1 (en) Network printer and data sharing printing system
JP2003303038A (ja) 情報処理装置
JP4193611B2 (ja) 画像形成装置
JP2006079353A (ja) 画像形成装置、通信装置、装置設定方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2000025293A (ja) 印刷方法、印刷制御装置および記録媒体
JP4591943B2 (ja) ジョブ処理装置
JP2008257628A (ja) 情報処理装置、文書集約プログラム及び記録媒体
JP4850878B2 (ja) 通信装置、その制御方法および制御プログラム
JP2003303090A (ja) 情報処理装置
KR100395533B1 (ko) 착탈 가능한 기록매체의 파일정보 변경에 따른 리스트업데이트 기능을 갖는 프린터 및 그 제어방법
JPH11110165A (ja) 印刷システム、印刷データ生成装置、印刷データ生成方法及びプリンタ
JP5228543B2 (ja) 印刷ジョブ処理システムおよび印刷ジョブ処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061003