JP4850878B2 - 通信装置、その制御方法および制御プログラム - Google Patents

通信装置、その制御方法および制御プログラム Download PDF

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本発明は、通信装置、その制御方法および制御プログラムに関する。
従来、装置の機能および操作に関するモード設定は、装置に設けられたユーザインタフェースを介してオペレータが入力することにより行われている。ここで、モード設定としては、例えば、ファクシミリの送付先や電子メールの送付先などを設定するモードがある。このようなモード設定を一度行うと、次に同じ相手先に画像を送信するときに、設定されたモードを呼び出すことで、送信相手先の設定を行う手間を省くことができる。
しかしながら、複数の装置が同一のローカルエリアネットワーク(LAN)内に存在するオフィス環境などでは、1つの装置に対してモード設定が行われても、このモード設定は他の装置には反映されないため、装置毎に使い勝手が異なる。また、装置毎に使い勝手を同じにするためには、全ての装置にモード設定を行わねばならず、作業が膨大になる。
そこで、LANのような通信回線を介して接続されているコンピュータ端末のような装置において、オペレータがユーザモードの設定に関する装置設定情報(通信回線を介して接続されている他装置より送信される装置の機能および操作上の設定を行うための情報)が生成され、生成された装置設定情報が通信回線を介して設定対象とする装置に送信され、設定対象の装置において、送信された装置設定情報が受信されてメモリに登録される技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。この技術により、オペレータは、必要に応じて装置側に登録するユーザモードを選択することによって、モード設定を容易に行うことができる。
特開2001−337797号公報
しかしながら、上記従来例においては、装置設定情報を更新するために、各装置に対して新たな装置設定情報を送信し、また各装置を操作するときに新たな装置設定情報を登録する必要があり、作業が煩雑である。
本発明の目的は、通信回線上の他装置に登録されている宛先のうち指定された通信機能に対応する宛先を利用可能な使用環境をユーザに与えることができる通信装置、その制御方法および制御プログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、複数の通信機能を有する通信装置であって、前記複数の通信機能を用いて通信を実行する際の宛先を登録する登録手段と、ユーザの指示に従って、前記複数の通信機能の中から1つの通信機能を指定する指定手段と、前記指定手段による通信機能の指定に応じて、通信回線を介して接続される少なくとも1つの他装置から該他装置に登録されている宛先のうち前記指定手段により指定された通信機能に対応する宛先のみを前記通信回線を介して取得し、前記登録手段から前記登録手段に登録されている宛先のうち前記指定手段により指定された通信機能に対応する宛先を取得する取得手段と、前記取得手段により前記他装置から取得された宛先と、前記取得手段により前記登録手段から取得された宛先を、互いに識別可能に表示する表示手段と、前記表示手段により表示された宛先の中から所望の宛先を選択する選択手段と、前記選択された宛先にデータを送信する送信手段とを備えることを特徴とする通信装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、通信装置の制御方法および制御プログラムを提供する。
本発明によれば、通信回線上の他装置に登録されている宛先のうち指定された通信機能に対応する宛先を利用可能な使用環境をユーザに与えることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る通信装置としての画像形成装置の概略構成を示すブロック図、図2は図1の画像形成装置の使用形態の一例を示す図である。
画像形成装置1は、図1に示すように、複数の機能を有するデジタル複合機であり、装置全体を制御するとともに、各機能を実行するための個別処理を実行するためのCPU11を備える。ここで、複数の機能には、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能の各機能が含まれる。CPU11は、バスブリッジ20を介して、画像回転装置12、メモリ制御装置13、外部入出力制御装置14、画像出力装置15、画像入力装置16、操作パネル制御装置17、画像描画装置18、および画像圧縮・伸長装置19を接続する。
画像回転装置12は、64ビット×64ビットの画像の回転を行うものである。メモリ制御装置13は、印刷データの受信バッファやCPU11のワークエリア、または描画データ展開用のメモリとして使用されるRAM21、および本デジタル複合機1の制御プログラムやフォントデータを格納するROM22に対するデータの読み出しおよび書き込みを制御するものである。
外部入出力制御装置14は、ホストコンピュータなどの外部機器28を接続するためのUSBインタフェース、IEEE1284インタフェース、PCIインタフェースなどを有する。本実施の形態においては、外部入出力制御装置14には、USBインタフェースを介して例えばホストコンピュータ、HDD(ハードディスク装置)などの外部機器28が、PCIインタフェースを介して、FAXモジュール23およびLANモジュール24が接続されている。FAXモジュール23は、電話回線に接続され、ファクシミリ通信を行うためのモジュールである。LANモジュール24は、LAN(Local Area Network)に接続され、LAN上の機器と通信を行うためのモジュールである。
画像出力装置15は、RAM21に格納されている描画データをプリンタエンジン25に出力するものである。プリンタエンジン25は、上記描画データに基づいて画像を用紙上に印刷するものである。画像入力装置16は、スキャナ26からの入力画像データをRAM21に格納するものである。
操作パネル制御装置17は、ユーザインタフェースを構成するための操作パネル27を制御するものである。操作パネル27には、タッチパネル付液晶表示装置および複数のハードキーが設けられており、これらを用いて各種入力を行うことが可能であるとともに、設定された情報を表示することが可能である。
画像描画装置18は、CPU11が外部入出力制御装置14から入力された印刷データに基づいて変換した中間データを解釈し、描画データに変換するものである。画像圧縮・伸張装置19は、省メモリのために、一時的に描画データを圧縮したり、伸張したりするものである。バスブリッジ20は、接続される各ブロックに対するアクセスの調停機能を有する。
画像形成装置1は、LANモジュール24からLANを介して接続されている1または複数の他装置に対して、現在操作中のモードに対応する装置設定情報の送信を要求し、この要求に応じて1つまたは複数の他装置から送信される装置設定情報を受信するための制御を行う。そして、上記要求に応答して1または複数の他装置から送信された装置設定情報が受信されると、受信された装置設定情報は自装置に登録されている装置設定情報と比較され、1または複数の他装置から受信された装置設定情報から、自装置にはない他装置の装置設定情報が抽出される。抽出された自装置にはない他装置の装置設定情報は、この装置設定情報を自装置の装置設定情報と見なすために、RAM21に一時的に記憶される。ここで、RAM21には、現在操作中の自装置の装置設定情報も記憶される。また、抽出された自装置にはない他装置の装置設定情報は、自装置の装置設定情報とともに操作パネル27に表示される。ユーザは、この操作パネル27に表示された自装置にはない他装置の装置設定情報および自装置の装置設定情報の中から所望の装置設定情報を選択することができ、ユーザにより装置設定情報が選択されると、選択された装置設定情報がRAM21から読み出され、読み出された装置設定情報に対応する設定が画像形成装置1に対して行われる。
このような画像形成装置1は、例えば図2に示すような形態で用いられる。図2に示す装置A31、装置B32、装置C33、装置D34のそれぞれは、上記画像形成装置1と同一の構成を有する画像形成装置であり、これらの装置は、それぞれLAN35に接続されている。
次に、装置A31の操作パネル27A(図1の操作パネル27に相当する)における、自装置にはない他装置の装置設定情報と自装置の装置設定情報とを表示する画面例について図3および図4を参照しながら説明する。図3は図2の装置A31の操作パネル27A(図1の操作パネル27に相当する)に表示される、自装置にはない他装置の装置設定情報と自装置の装置設定情報との一覧画面の一例を示す図、図4は図3の画面をスクロールすることによって他の装置設定情報が表示された画面の一例を示す図である。
現在、装置A31の操作パネル27A上において、「送信/FAX」モードのFAXモードが選択されているとすると、図3に示すように、装置A31に登録されているFAX宛先情報(ファクシミリ送信先)の一覧が表示される。ここで、他装置のFAX宛先情報(自装置にはない他装置のFAX宛先情報)が取得されていれば、装置A31のFAX宛先情報とともに他装置のFAX宛先情報の一覧が表示される。この図3に示す画面例は、装置A31に登録されているFAX宛先情報の一覧のみが表示されている場合の例である。本例において、装置A31には、予め、FAX宛先情報として、商社A〜C、電子機器メーカーA〜E、部門A〜Bが登録されているものとする。また、装置B32には基板メーカーA、商社A〜B、電子機器メーカーA〜C、部門A〜Dが、装置C33には基板メーカーB、商社B〜D、電子機器メーカーB,D,F、部門B〜Dが、装置D34には基板メーカーA〜C、商社A,C,E、電子機器メーカーA,C,E、部門A,C,Eがそれぞれ登録されているものとする。
図3の画面例においては、一度に表示可能な宛先が7件であるので、上下スクロールキーを操作することによって、装置A31に登録されている他の宛先を表示することができる。図3に示す画面状態で、スクロールキーを操作すると、図4に示すように、他の宛先が表示される。
図3の画面の表示中において、装置A31は、バックグラウンドで図5のフローチャートに示す手順に従って、他装置の装置設定情報を取得するための処理を実行する。この動作について図5〜図9を参照しながら説明する。図5は図2の装置A31(図1の画像形成装置)による他装置の装置設定情報を取得するための処理の手順を示すフローチャート、図6は装置A31の操作パネル27に装置B32のFAX宛先情報(装置A31にはない装置B32のFAX宛先情報)が選択肢として追加表示された場合の画面例を示す図、図7は装置A31の操作パネル27Aに装置B32のFAX宛先情報(装置A31にはない装置B32のFAX宛先情報)の一覧が表示された場合の画面例を示す図、図8は装置A31の操作パネル27Aに装置C33のFAX宛先情報(装置A31および装置Bにはない装置C33のFAX宛先情報)の一覧が表示された場合の画面例を示す図、図9は装置A31の操作パネル27AにLAN35上の装置の探索後によって得られたFAX宛先情報の一覧を表示した場合の画面例を示す図である。このフローチャートで示す手順は、装置A31のCPU(図1に示すCPU11)により、ROM(図1のROM22)に格納されているプログラムに従って実行されるものである。
装置A31の操作パネル27A上において「送信/FAX」モードのFAXモードが選択されると、装置A31は、図5に示すように、まずステップS1において、LAN35上の装置のうち、未探索の装置が無いか否かを判定する。ここで、最初はまだ装置の探索が行われていないので、装置A31は、ステップS2において、探索する装置を決定する。ここでは、まず装置B32の探索を行うことが決定されるとする。そして、装置A31は、ステップS3において、探索する属性を決定する。ここで、現在、装置A31で操作中の属性はFAX宛先情報であるので、探索する属性はFAX宛先情報と決定されている。
次いで、装置A31は、ステップS4において、装置B32に対してFAX宛先情報のリクエストを行い、このリクエストに応答して装置B32から返されるFAX宛先情報の一覧(探索済み属性)を受信する。この受信された装置B32のFAX宛先情報の一覧は、RAM21に一時的に記憶される。また、装置A31のFAX宛先情報は、装置A31のHDD(図1のHDD28)に格納されており、FAXモードが選択されたことに伴い、上記HDDから読み出されてRAM21に一時的に記憶される。そして、装置A31は、ステップS5において、装置A31に登録されているFAX宛先情報の一覧(登録済み属性)と装置B32のFAX宛先情報の一覧(探索済み属性)とを比較する。そして、装置A31は、ステップS6において、上記比較結果により、装置B32のFAX宛先情報の一覧のうち、装置A31に登録されていないFAX宛先情報を抽出し、抽出された装置A31にない装置B32のFAX宛先情報の一覧を、装置A31のFAX宛先情報の一覧とともに操作パネル27Aに表示する。ここでは、装置A31の操作パネル27Aには、例えば図6に示すように、装置A31のFAX宛先情報の一覧が表示されているが、装置A31にはない装置B32のFAX宛先情報の一覧が選択肢として追加表示される。ここで、操作パネル27Aにおいて、装置B32のFAX宛先情報の一覧の表示画面への切り替えを行うと、図7に示すように、装置A31には登録されていない装置B32のFAX宛先情報の一覧が表示される。
次いで、装置A31は、ステップS7において、抽出された装置A31にはない装置B32のFAX宛先情報を、装置A31のFAX宛先情報とともに、登録済みFAX宛先情報(登録済み属性)としてRAM21に一時的に記憶される。そして、装置A31は、上記ステップS1に戻り、装置B32と同様に、次の装置すなわち装置C33、装置D34の探索を行い、LAN35上の全ての装置の探索が終了すれば、本処理を終了する。
ここで、装置C33に対する探索においては、装置A31のFAX宛先情報および装置A31にない装置B32のFAX宛先情報を登録済みFAX宛先情報として、これらのFAX宛先情報と装置C33のFAX宛先情報とが比較され、装置C33のFAX宛先情報のうち、登録済みFAX宛先情報にないFAX宛先情報が抽出される。そして、この抽出されたFAX宛先情報は、図8に示すように、装置A31のFAX宛先情報として選択することが可能なように操作パネル27Aに追加表示される。また、抽出された登録済みFAX宛先情報にない装置C33のFAX宛先情報は、上記登録済みFAX宛先情報に組み込まれ、登録済みFAX宛先情報としてRAM21に一時的に記憶される。また、装置D34に対する探索においても、同様に、装置D34のFAX宛先情報のうち、登録済みFAX宛先情報(装置A31、装置B32、装置C33の宛先)にないFAX宛先情報が抽出され、登録済みFAX宛先情報としてRAM21に一時的に記憶される。
このようにしてLAN35上の各装置に対する探索が終了すると、最終的には、図9に示すように、装置A31においては、装置A31から装置D34の4つの装置に登録されている全てのFAX宛先情報(それぞれ異なるFAX宛先情報)の一覧が表示される。
上記操作パネル27Aに表示されたFAX宛先情報の一覧から、所望のFAX宛先情報がユーザにより選択されると、ユーザにより選択されたFAX宛先情報(ファクシミリ番号)が設定され、この設定されたFAX宛先情報が示すファクシミリ番号の宛先に対してファクシミリ送信が行われる。そして、ファクシミリ送信の終了に伴いFAXモードが終了されると、RAM21に一時的に記憶されている登録済みFAX宛先情報は、消去される。この後、送信/FAXモードのFAXモードが再び選択されると、上記処理が同様に実行され、装置A31においては、装置A31から装置D34の4つの装置に登録されている全てのFAX宛先情報の中から、所望のFAX宛先情報を選択することができる。
以上説明した処理は、ユーザの指示により実行される処理ではなく、送信/FAXモードのFAXモードが選択された時点において、自動的に装置A31内部で行われる処理である。そして、他装置のそれぞれから情報が得られる都度、得られた情報が操作パネル27Aに選択肢として追加される。従って、ユーザの手を煩わせることがない。また、装置A31からLAN35上の他装置に登録されているFAX宛先情報を利用することができるので、装置A31に他装置のFAX宛先情報を登録する必要はなく、装置A31は、結果的に全ての装置に登録されているFAX宛先情報が登録されていることと同じ使用環境をユーザに与えることができる。すなわち、全ての装置に同一の設定を行うことなく、全ての装置の使い勝手を同じにすることができる。
本実施の形態においては、装置設定情報としてFAX宛先情報の場合を説明したが、例えば送信先の電子メールアドレス、送信先のフォルダ、送信先のボックスなどの装置設定情報に関しても、同様に、装置A31から他装置に登録されているこれらの装置設定情報を利用することができる。
また、本実施の形態においては、送信/FAXモードのFAXモードが選択された時点で、他装置のFAX宛先情報を取得するように探索が行われるが、例えば、装置A31の装置電源が投入された時点で他装置のFAX宛先情報を取得するように探索を行うようにしてもよい。但し、この場合、他装置の探索後に他装置においてFAX宛先情報の更新が行われると、装置A31の装置電源が再度投入されるまで、他装置の更新されたFAX宛先情報を利用することができないことになる。
また、本実施の形態においては、装置A31からLAN35上の他装置に登録されている装置設定情報を利用する場合を述べたが、装置B32、装置C33、装置D34も、図1の画像形成装置1と同じ構成を有するので、装置A31と同様に、装置B32、装置C33、装置D34のいずれかからでも、LAN35上の他装置に登録されている装置設定情報を利用することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図10〜図14を参照しながら説明する。図10は本発明の第2の実施の形態に係る通信装置としての画像形成装置による他装置の装置設定情報を自装置に登録するための処理の手順を示すフローチャート、図11は装置A31の操作パネル27Aに装置B32のFAX宛先情報(装置A31にはない装置B32のFAX宛先情報)の一覧が表示された場合の画面例を示す図、図12は操作パネル27Aに表示されている装置B32のFAX宛先情報の一覧上において装置A31に登録するFAX宛先情報が選択された画面状態を示す図、図13は選択された装置B32のFAX宛先情報が組み込まれた装置A31のFAX宛先情報の一覧の画面例を示す図、図14は選択された装置B32のFAX宛先情報が装置A31のFAX宛先情報に組み込まれた後の装置B32のFAX宛先情報の一覧の画面例を示す図である。
本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同様の構成を有し、以下の説明においては、同一の符号を用いる。
上記第1の実施の形態は、FAXモードが選択される都度、他装置に登録されているFAX宛先情報を探索するものであり、自装置に他装置の装置設定情報を登録することは行わない。しかし、例えば自装置をFAXモードにしたときに他装置に電源が投入されていないなど、他装置が立ち上げられていない場合は、その装置に登録されているFAX宛先情報を自装置では利用することができない。
そこで、本実施の形態においては、自装置に他装置の装置設定情報を登録する機能が設けられている。この登録機能の前提としては、上記第1の実施の形態の処理が既に行われており、他装置に登録されているFAX宛先情報(自装置にはない他装置のFAX宛先情報)が自装置のRAM21に記憶されているものとする。
この登録機能について図10〜図14を参照しながら説明する。ここでは、装置A31において、装置B32に登録されている基板メーカーAの情報を登録する場合を説明する。
装置A31は、図10に示すように、ステップS11において、操作パネル27A上で他装置のFAX宛先情報が選択されるのを待つ。ここでは、例えば図11に示すような操作パネル27Aの画面上で、ユーザにより、装置B32の基板メーカーAのFAX宛先情報が選択されたとする。この選択により、装置A31は、ステップS12において、操作パネル27Aの表示を変更する。例えば操作パネル27Aの表示画面は図12に示すような表示画面へ切り替えられる。この場合、選択された基板メーカーAの部分がハイライト表示されるとともに、表示部左の選択ボタンの切り替えが行われ、「宛先へ送信」、「宛先の登録」、「戻る」の各ボタンが表示される。
次いで、装置A31は、ステップS13において、図12に示す「宛先へ送信」ボタンが選択されたか否かを判定する。ここで、「宛先へ送信」ボタンが選択されると、装置A31は、ステップS14において、選択されたFAX宛先にファクシミリ送信を行い、本処理を終了する。
上記ステップS13において上記「宛先へ送信」ボタンが選択されていないと判定された場合、装置A31は、ステップS15において、上記「宛先の登録」ボタンが選択されたか否かを判定する。ここで、「宛先の登録」ボタンが選択されると、装置A31は、ステップS16において、自装置のHDD(図1のHDD28に相当)に選択されたFAX宛先情報を登録する。次いで、装置A31は、ステップS17において、操作パネル27Aに表示される自装置のFAX宛先情報の一覧に選択されたFAX宛先情報を追加する。そして、装置A31は、ステップS18において、操作パネル27Aに現在表示されている他装置のFAX宛先情報の一覧から、選択されたFAX宛先情報を削除し、本処理を終了する。
上記ステップS15において上記「宛先の登録」ボタンが選択されていないと判定された場合、装置A31は、ステップS19において、「戻る」ボタンが選択されたか否かを判定する。ここで、「戻る」ボタンが選択された場合、装置A31は、一つ前の表示(図11の表示画面)に戻り、本処理を終了する。これに対し、「戻る」ボタンが選択されていない場合、装置A31は、上記ステップS13に戻る。
装置B32に登録されている基板メーカーAのFAX宛先情報が装置A31に登録された後においては、図13に示すように、基板メーカーAのFAX宛先情報は装置A31に登録されているFAX宛先情報の一覧中に組み込まれて表示される。そして、図14に示すように、基板メーカーAのFAX宛先情報は、操作パネル27Aに表示される装置B32のFAX宛先情報の一覧から削除される。
他装置に電源が投入されていないなど、他装置が立ち上げられていない場合においては、他装置の装置設定情報を認識することはできないが、本実施の形態によれば、自装置にはない他装置の装置設定情報を自装置に登録することができるので、使い勝手が向上する。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、本発明の目的は、前述した各実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードを、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る通信装置としての画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の画像形成装置の使用形態の一例を示す図である。 図2の装置A31の操作パネル27A(図1の操作パネル27に相当する)に表示される、自装置にはない他装置の装置設定情報と自装置の装置設定情報との一覧画面の一例を示す図である。 図3の画面をスクロールすることによって他の装置設定情報が表示された画面の一例を示す図である。 図2の装置A31(図1の画像形成装置)による他装置の装置設定情報を取得するための処理の手順を示すフローチャートである。 装置A31の操作パネル27に装置B32のFAX宛先情報(装置A31にはない装置B32のFAX宛先情報)が選択肢として追加表示された場合の画面例を示す図である。 装置A31の操作パネル27Aに装置B32のFAX宛先情報(装置A31にはない装置B32のFAX宛先情報)の一覧が表示された場合の画面例を示す図である。 装置A31の操作パネル27Aに装置C33のFAX宛先情報(装置A31および装置Bにはない装置C33のFAX宛先情報)の一覧が表示された場合の画面例を示す図である。 装置A31の操作パネル27AにLAN35上の装置の探索後によって得られたFAX宛先情報の一覧を表示した場合の画面例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る通信装置としての画像形成装置による他装置の装置設定情報を自装置に登録するための処理の手順を示すフローチャートである。 装置A31の操作パネル27Aに装置B32のFAX宛先情報(装置A31にはない装置B32のFAX宛先情報)の一覧が表示された場合の画面例を示す図である。 操作パネル27Aに表示されている装置B32のFAX宛先情報の一覧上において装置A31に登録するFAX宛先情報が選択された画面状態を示す図である。 選択された装置B32のFAX宛先情報が組み込まれた装置A31のFAX宛先情報の一覧の画面例を示す図である。 選択された装置B32のFAX宛先情報が装置A31のFAX宛先情報に組み込まれた後の装置B32のFAX宛先情報の一覧の画面例を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
11 CPU
21 RAM
22 ROM
23 FAXモジュール
24 LANモジュール
27,27A 操作パネル
31,32,33,34 装置(画像形成装置)
35 LAN

Claims (3)

  1. 複数の通信機能を有する通信装置であって、
    前記複数の通信機能を用いて通信を実行する際の宛先を登録する登録手段と、
    ユーザの指示に従って、前記複数の通信機能の中から1つの通信機能を指定する指定手段と、
    前記指定手段による通信機能の指定に応じて、通信回線を介して接続される少なくとも1つの他装置から該他装置に登録されている宛先のうち前記指定手段により指定された通信機能に対応する宛先のみを前記通信回線を介して取得し、前記登録手段から前記登録手段に登録されている宛先のうち前記指定手段により指定された通信機能に対応する宛先を取得する取得手段と、
    前記取得手段により前記他装置から取得された宛先と、前記取得手段により前記登録手段から取得された宛先を、互いに識別可能に表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された宛先の中から所望の宛先を選択する選択手段と、
    前記選択された宛先にデータを送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 複数の通信機能を有する通信装置の制御方法であって、
    前記複数の通信機能を用いて通信を実行する際の宛先を登録手段に登録する登録工程と、
    ユーザの指示に従って、前記複数の通信機能の中から1つの通信機能を指定する指定工程と、
    前記指定工程による通信機能の指定に応じて、通信回線を介して接続される少なくとも1つの他装置から該他装置に登録されている宛先のうち前記指定工程により指定された通信機能に対応する宛先のみを前記通信回線を介して取得し、前記登録手段から前記登録手段に登録されている宛先のうち前記指定工程により指定された通信機能に対応する宛先を取得する取得工程と、
    前記取得工程により前記他装置から取得された宛先と、前記取得工程により前記登録手段から取得された宛先を、互いに識別可能に表示手段に表示する表示工程と、
    前記表示手段により表示された宛先の中から所望の宛先を選択する選択工程と、
    前記選択された宛先にデータを送信する送信工程と
    を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。
  3. 複数の通信機能を有する通信装置を制御するための制御プログラムであって、
    前記複数の通信機能を用いて通信を実行する際の宛先を登録手段に登録する登録ステップと、
    ユーザの指示に従って、前記複数の通信機能の中から1つの通信機能を指定する指定ステップと、
    前記指定ステップによる通信機能の指定に応じて、通信回線を介して接続される少なくとも1つの他装置から該他装置に登録されている宛先のうち前記指定ステップにより指定された通信機能に対応する宛先のみを前記通信回線を介して取得し、前記登録手段から前記登録手段に登録されている宛先のうち前記指定ステップにより指定された通信機能に対応する宛先を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより前記他装置から取得された宛先と、前記取得ステップにより前記登録手段から取得された宛先を、互いに識別可能に表示手段に表示する表示ステップと、
    前記表示手段により表示された宛先の中から所望の宛先を選択する選択ステップと、
    前記選択された宛先にデータを送信する送信ステップと
    をコンピュータにより実行させることを特徴とする制御プログラム。
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