JP2003302525A - 偏光分離素子およびその製造方法 - Google Patents

偏光分離素子およびその製造方法

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JP2003302525A
JP2003302525A JP2002108324A JP2002108324A JP2003302525A JP 2003302525 A JP2003302525 A JP 2003302525A JP 2002108324 A JP2002108324 A JP 2002108324A JP 2002108324 A JP2002108324 A JP 2002108324A JP 2003302525 A JP2003302525 A JP 2003302525A
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manufacturing
adhesive
beam splitting
polarization beam
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JP2002108324A
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English (en)
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Shuichi Hikiji
秀一 曳地
Yasuhiro Azuma
康弘 東
Koji Mori
孝二 森
Tetsuji Mori
哲司 守
Akishige Murakami
明繁 村上
Takeshi Suzudo
剛 鈴土
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップに用いられる偏光分離素子の
製造方法において、透明基板上の高分子複屈折膜等に形
成された回折格子を、接着層を兼ねる等方性のオーバー
コート層で覆い、その上から対向透明基板で覆うとき、
接着材の食み出しが後工程のトラブルになるので、はみ
出し接着材が透明基板内に収まるように外周部に空隙を
設けていた。この空隙のため、ダイシング工程でチッピ
ングやチップ飛びの問題が発生していた。 【解決手段】 一方の面に反射防止膜2を有する透明基
板1の他方の面に高分子複屈折膜3を接着剤4で接着
し、複数の回折格子5を形成する。透明基板1の周辺部
に充填部材7を粘着シート8で接着し、回折格子5の凹
凸面を埋めるように接着層を兼ねるオーバーコート層を
形成するための接着材10を充填部材7の内側に滴下す
る。接着材の上から対向透明基板11を押し当て、接着
材を光硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産性が良く、信頼性
の高い偏光分離素子に関し、特にダイシング時に発生す
るチッピング防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−314502号公報、特開
平10−302291号公報、特開2000−7513
0号公報には、簡単な工程で安価に作製できる偏光分離
素子として、透明基板上に同一平面に回折格子を有する
複屈折膜と、その上に等方性のオーバーコート層が被覆
あるいは装荷されている構造のものが提案されている。
従来技術の問題点を図8、9を用いて説明する。図8は
偏光分離素子の製造工程における断面を模式的に示す
図、図9はその平面図である。接着剤によりガラス等の
透明基板上に接着された、プラスチック等の高分子複屈
折膜やガラスに、回折格子を形成し、その回折格子が等
方性のオーバーコート層で覆われ、このオーバーコート
層が接着層も兼ねて対向透明基板を接着しているため
に、素子として強度があり、かつ生産性の高い構成とな
っているものである。この接着層で上下両面を接着する
際、食み出し接着材による後工程のトラブルを避ける
為、接着範囲を基板の内側で止めており、基板周辺には
図のように空隙ができている。
【0003】すなわち、接着材は接着層としての機能も
必要であるが、接着層の厚さが不均一であると、部分的
な接着力の低下や平面性等が低下する問題が発生する。
特に複屈折膜に高分子膜を使用した場合、接着層の厚さ
と接着力は密接に関わっており、接着層の厚さが不足す
ると、接着力の低下に大きく影響することが経験的に知
られている。さらに、難接着性の高分子フィルム等の接
着においては接着層の厚みが重要である。また、接着層
の厚さがバラツクことで、素子全体の厚さのバラツキが
生じ、光学特性低下の原因となる。また、透明基板に複
屈折膜を接着する範囲は、回折格子形成プロセスにおい
て、透明基板周辺に耐熱性の低い物資が形成されている
と回折格子形成プロセス装置にトラブルを起こす問題が
あるため、透明基板周辺から5mm以上内側としてい
る。この構成で、対向透明基板を接着する際、食み出し
接着材による後工程のトラブルを避ける為、接着範囲を
基板の内側で止めている。このため、外周部は接着材が
なく、空隙状態となる。
【0004】この形状で、偏光分離素子の最終製造プロ
セスである、ダイシングでウエハ状態からチップに切り
出す際、切り出し始め、基板外周部のチッピングが大き
く、ひいては接着材で接着された範囲もチッピングが大
きくなり、品質が低下するという問題があった。さらに
は、ダイシング装置に固定されている接着面積が小さい
チップでは、ダイシングの切削抵抗で弾き飛ばされるチ
ップ飛びの問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みなされたもので、透明基板と対向透明基板とを
接着する際、基板全範囲に空隙が無いように充填材で基
板端部まで埋め込み、ダイシング時のチッピングを低減
することを目的としている。充填材の材質を、偏光分離
素子を構成する材質と同質なものとする事で、ダイシン
グ性を向上することを他の目的としている。接着材が接
着装置へ食み出す事を防止できる、低コストな接着方法
を提供することを更に他の目的としている。偏光分離素
子の小型化、低コスト化を更に他の目的としている。接
着材を、基板端部まで形成できる接着装置を提供するこ
とを更に他の目的としている。チッピングの小さい偏光
分離素子を提供することを更に他の目的としている。組
付け精度の高い光ピックアップ装置を提供することを更
に他の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願の請求項1に記載の発明では、直交する2つの
偏光成分を分離する為、高分子複屈折膜が周期的な凹凸
を有する回折格子として透明基板上に形成され、前記高
分子複屈折膜の凹み部分に等方性の接着材を充填してオ
ーバーコート層を形成する工程と、該オーバーコート層
の上に対向透明基板を接着する工程とを同一工程で実施
する偏光分離素子において、前記透明基板と前記対向透
明基板の空隙を充填部材で基板端部まで埋めたことを特
徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の偏光分離素子の製造方法において、前記透明基板と
前記対向透明基板の空隙の充填部材は、前記偏光分離素
子を構成する要素の何れかと同じ材料であることを特徴
とする。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の偏光分離素子の製造方法において、前記透
明基板もしくは前記対向透明基板のいずれか一方を他方
より大きくしたことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載の偏光分離素子の製造方法に
おいて、前記充填部材の少なくとも一部が粘着性を有す
るシート形状であることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載の偏光分離素子の製造方法に
おいて、前記充填部材の少なくとも一部が球状のスペー
サであることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し5のいずれか1つに記載の偏光分離素子の製造方法に
おいて、前記接着材が等方性の光硬化型のアクリル樹脂
系もしくはエポキシ樹脂系の材料からなることを特徴と
する。
【0012】請求項7に記載の発明では、請求項1ない
し6のいずれか1つに記載の偏光分離素子の製造方法に
おいて、前記対向透明基板の端部に面取り部を設けたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明では、請求項1ない
し7のいずれか1つに記載の偏光分離素子の製造方法に
おいて、前記高分子複屈折膜が延伸により、分子鎖を配
向させた高分子膜であることを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明では、請求項1ない
し8のいずれか1つに記載の偏光分離素子の製造方法に
よって偏光分離素子を製造する装置であって、前記接着
材を基板端部まで形成する手段が、接着材広がりを検出
する手段と、基板外形を検出する手段と、前記透明基板
と前記対向透明基板を固定する手段と、前記透明基板と
前記対向透明基板のいずれかを上下移動する手段と、前
記接着材を滴下する手段と、接着厚みを規定する部材を
設置する手段と、から成ることを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の発明では、請求項1な
いし8のいずれか1つに記載の偏光分離素子の製造方法
によって作製された偏光分離素子を特徴とする。
【0016】請求項11に記載の発明では、請求項10
に記載の偏光分離素子を用いた光ピックアップを特徴と
する。
【0017】
【作用】請求項1に記載の製造方法によれば、透明基板
と対向透明基板の間には外周部を含めて空隙が存在しな
くなる。請求項2に記載の製造方法によれば、偏光分離
素子を構成する素材の種類が増えない。請求項3に記載
の製造方法によれば、はみ出した接着材を受けるスペー
スができる。請求項4に記載の製造方法によれば、充填
部材を透明基板に接着できる。請求項5に記載の製造方
法によれば、制御された厚さの充填部材ができる。請求
項6に記載の製造方法によれば、偏光分離素子の性能を
損なわずに所望の厚さの素子が得られる。請求項7に記
載の製造方法によれば、はみ出し接着材が面取り部で止
まる。請求項8に記載の製造方法によれば、高い偏光分
離性能が得られる。請求項9に記載の製造装置によれ
ば、所望の偏光分離素子が得られる。
【0018】
【実施例】図1〜図3は本発明の第1の実施例を説明す
るための一部模式図である。図1において、符号1は透
明基板、符号2は反射防止膜、符号3は高分子複屈折
膜、符号4は接着剤をそれぞれ示す。図2において、符
号5は回折格子、符号6は実質有効素子形成範囲、符号
7は充填材、符号8は両面粘着シート、符号9は開口部
をそれぞれ示す。図3において、符号10は接着材を兼
ねるオーバーコート、符号11は対向透明基板、符号1
2は反射防止膜、符号dlはダイシングラインをそれぞ
れ示す。外径100mm、厚み1.0mmのガラスBK
−7を両面光学研磨して透明基板1とし、接着する反対
面に入射波長660nmが反射率最小となるよう反射防
止膜2を形成した。この透明基板1の裏面に直径90m
m、厚さ100μmの高分子複屈折膜3をエポキシ樹脂
系の光硬化型の接着剤4で接着し、透明基板とした。こ
の接着後の接着剤4と高分子複屈折膜3を合わせた厚み
は約130μmである。
【0019】この透明基板1に接着した高分子複屈折膜
3をイソプロピルアルコール等の有機溶媒と純水で洗浄
する。その後、日本ゼオン化社製ZEP−520レジス
トをスピンコートにより0.5μm厚のレジスト膜を形
成し、ベーク後、ニコン社製ステッパ装置を用い、ライ
ン&スペース2μmのパターンを直径80mmの範囲に
形成し、酸素ガスを主成分とするエッチングガス雰囲気
中で、住友金属社製ECR(Electron Cyclotron Reson
ance:電子サイクロトロン共鳴)エッチング装置で幅1
μm、深さ4μmのラインと1μm幅のスペースを30
0周期繰り返した回折格子5を形成した。各装置のハン
ドリング等の理由で実質有効素子形成範囲6は直径70
mm内にある。他のフォトリソ工程は一般に知られてい
るプロセスを採用しており、詳細は省略する。
【0020】この高分子複屈折膜3の回折格子5が形成
されている面で、回折格子5に影響しない直径80mm
以上の領域に、厚み125μmのBK−7を充填部材7
として、その片面に、厚み30μmの両面粘着シート8
を接着し、内径90mm、外形100mmのリング状に
切り抜き加工し、おおよそ120°分割の位置で、且
つ、ダイシングラインdlから外れた位置に幅1mmの
開口部9を3箇所設け接着、固定した。
【0021】次に、この透明基板1を図示しないアライ
メント装置の基板チャックに載置した後、回折格子5を
形成した高分子複屈折膜3の中央部に所定充填量のエポ
キシ樹脂系光硬化型等方性接着材10をディスペンサで
計量滴下し、対向するマスクホルダに固定しておいた、
両面光学研磨し、接着する反対面に入射波長660nm
が反射率最小となるよう反射防止膜12を形成した外径
100mm、厚み1.0mmのBK−7対向透明基板1
1を5mm程度のギャップを保ち、重ね合わせした後、
一方の基板をZ軸方向に移動し、等方性接着材10を被
接着全面に広げた。ここで、BK−7の充填材7と両面
粘着シート8の厚みで最終接着厚みを保持する。余剰接
着材10は開口部9に流れとどまる。この状態で、図示
しない紫外線照射装置で150mm上面から放射照度2
0mW/cmの紫外光を透明基板に8分間照射し接着
材10を硬化した。紫外線照射装置は紫外線を照射する
高圧水銀灯やメタルハライドランプ等からなる。なお、
透明基板1、対向透明基板11の非接着面に入射波長6
60nmが反射率最小となるよう反射防止膜を形成して
いる。
【0022】次にデスコ製ダイシング装置DAD−2H
にレジン系ブレード、タイプP1A851 SDC32
0R10MB01 刃幅0.2mmを取りつけ、切り込
み量2.0mm、送り速度5mm/秒で3箇所の開口部
を避けるように、回折格子を形成した素子形状である4
mm角に切り出した。図3に1点鎖線で示した。表1に
基板周辺部に空隙が有る従来接着品と空隙部を無くした
本発明の接着品のダイシングによるチッピングの大きさ
を比較した。このように、従来例では、チッピングが大
きく、本発明では小さいチッピングで切断できている事
がわかる。さらに、従来構成では、格子状にダイシング
したとき、空隙部の対向透明基板の一部が浮遊し、所謂
チップ飛びが発生し、ダイシングブレードを破損する問
題が起きた。
【0023】
【表1】
【0024】本実施例では、総厚さ155μmの粘着材
付BK−7を用い、20〜25μm厚みのオーバーコー
ト層を得たが、155μm厚みに限定されるものではな
く、厚さはオーバーコート層の厚さにより変わる。特
に、粘着材の厚みはダイシング性を考慮し、50μm付
近が望ましい。すなわち30μm以下であると両面粘着
シートの製造が高価になるばかりでなく、ハンドリング
(取り扱い)性が低下するため、粘着剤の厚み制御が困
難になり、結果としてオーバーコート層厚みにバラツキ
が発生する。また厚過ぎるとダイシング時、ブレードの
目づまりが発生しやすくなり、結果として、チッピング
が大きくなる等の問題が発生する。充填する母材とし
て、BK−7を用いたが、これに限定するものではな
く、偏光素子を構成する要素のいずれかと同じ材質、例
えば、高分子複屈折膜や、エポキシ樹脂シートなどを用
いても同様な効果が得られる。基板材質にBK−7を用
いた例を示したが、石英ガラスや、フッケイ・クラウン
ガラス、クラウンガラス等を用いても良く、この場合、
充填部材もBK−7に限定されるものではない。また、
本実施例では充填部材であるBK−7の片面にのみ粘着
材を形成したが、これに限定するものではなく、充填部
材のBK−7両面に両面粘着シートを形成してもよい。
なお、両面粘着材を含む充填部材の厚みを変えて製作し
たオーバーコート層の厚さを測定したところほぼ両面粘
着材を含む充填部材の厚みに応じたオーバーコート層の
厚さ変化を得た。
【0025】上記偏光分離素子の等方性接着材は、粘性
や屈折率等の特性制御の容易さや接着力および透明性の
点からエポキシ樹脂系の接着材を用いたが、アクリル樹
脂系でも同様な事が可能である。これらの接着材は紫外
線で硬化するので、加圧中硬化が可能であり、接着プロ
セスを簡略化できる。高分子複屈折膜はポリエチレンテ
レフタレート等の高分子膜を布で擦ってラビング処理し
て配向膜を形成し、この配向膜上にポリジアセチレンモ
ノマーを真空蒸着して配向させた後、紫外光を照射して
ポリマー化して異方性膜とする方法(参考文献:J.App
l.phys.,72,No,3,P938-947)があるが、ここでは、分子
鎖が配向した高分子膜で、特性の均一性を考慮した延伸
された有機高分子膜を用いた。
【0026】図4、5は本発明の第2の実施例を説明す
るための模式図である。図4(a)は平面図、図4
(b)は断面図である。図5は対向透明基板をつけた状
態の断面図である。図4において、符号13はガラスボ
ール、符号14はエポキシ樹脂をそれぞれ示す。本実施
例は、等方性接着材の厚みを規定する部材にエポキシ樹
脂接着材等を印刷等の手法で行なった例である。図4
(b)に示すように、透明基板1に直径80mm、厚さ
100μmの高分子複屈折膜3をエポキシ樹脂系の光硬
化型の接着剤4で接着した。この接着後の接着剤4と高
分子複屈折膜3を合わせた厚みは約130μmである。
次に、この透明基板1に接着した高分子複屈折膜3をイ
ソプロピルアルコール等の有機溶媒と純水で洗浄する。
その後、日本ゼオン化社製ZEP−520レジストをス
ピンコートにより0.5μm厚のレジスト膜を形成し、
ベーク後、ニコン社製ステッパ装置を用い、ライン&ス
ペース2μmのパターンを直径90mmの範囲に形成
し、酸素ガスを主成分とするエッチングガス雰囲気中
で、住友金属社製ECR(Electron Cyclotron Resonan
ce:電子サイクロトロン共鳴)エッチング装置で幅1μ
m、深さ4μmのラインと1μm幅のスペースを300
周期繰り返した回折格子5を形成した。各装置のハンド
リング等の理由で実質有効素子形成範囲は直径70mm
内にある。回折格子素子の詳細図は第1の実施例と同じ
なので省略した。他のフォトリソ工程は一般に知られて
いるプロセスを採用しており、詳細は省略する。
【0027】次に、 回折格子5を形成した透明基板1
上の直径85〜100mm範囲に、厚み150μmのガ
ラスボール13入りエポキシ樹脂14をスクリーン印刷
手法で印刷した後、紫外線照射により光硬化し、充填部
材7とした。図示してないが、おおよそ120°分割の
位置で、且つ、ダイシングラインdlから外れた位置に
幅1mmの開口部9を3箇所設けた。次に、この透明基
板1を図示しないアライメント装置の基板チャックに載
置した後、回折格子5を形成した高分子複屈折膜3の中
央部に所定充填量のエポキシ樹脂系光硬化型等方性接着
材10をディスペンサで計量滴下し、対向するマスクホ
ルダに固定しておいた、両面光学研磨した外径100m
m、厚み1.0mmのBK−7対向透明基板11を重ね
合わせ、一方の基板をZ軸方向に移動し、等方性接着材
10を被接着全面に広げた。ここで、ガラスボール13
入りエポキシ樹脂14の厚みで最終接着厚みを保持す
る。余剰接着材10は開口部9に流れとどまる。この状
態で、図示しない紫外線照射装置で150mm上面から
放射照度20mW/cmの紫外光を透明基板に8分間
照射し接着材10を硬化した。なお、透明基板1、対向
透明基板11の非接着面に入射波長660nmが反射率
最小となるよう反射防止膜2、12をそれぞれ形成して
いる。印刷法はスクリーン印刷に限定されるものではな
くフレキソ印刷等でも可能である。
【0028】次にデスコ製ダイシング装置DAD−2H
にレジン系ブレード タイプP1A851 SDC32
0R10MB01 刃幅0.2mmを取りつけ、切り込
み量2.0mm、送り速度5mm/秒で3箇所の開口部
9を避けるように、回折格子5を形成した素子形状であ
る4mm角に切り出した。このように、本発明では基板
端部までエポキシ樹脂で充填されており、ダイシング時
に発生する空隙部分の透明基板のびびりに起因するチッ
ピングやチップ飛びが防止できた。また、ガラスボール
13によりオーバーコート層厚みを制御でき、ガラスボ
ール13を円周方向にちりばめる事によりさらにオーバ
ーコート層厚みバラツキを低減できた。本実施例ではエ
ポキシ樹脂を完全硬化して次プロセスに進めたが、紫外
光の光量を完全硬化条件の80%程度の照射とし、表面
が粘着性を有する半硬化状態とし、対向透明基板接着時
に同時に硬化しても良い。この場合、ガラスボールの径
によるオーバーコート層厚み制御品質が向上できる。さ
らに、ガラスボールの径は目標とするオーバーコート層
の層厚みにより変えて使用する。
【0029】図6は本発明の第3の実施例を説明するた
めの模式図である。図において、符号Cは面取り部を示
す。本実施例は、異なる外径の透明基板と対向透明基板
を用い、基板周辺まで空隙のない接着を可能とした例で
ある。図6に示すように、外径110mmの透明基板中
心に、直径90mm、厚さ100μmの高分子複屈折膜
3をエポキシ樹脂系の光硬化型の接着剤4で接着し、透
明基板1とした。次に、この透明基板1に接着した高分
子複屈折膜3をイソプロピルアルコール等の有機溶媒と
純水で洗浄する。その後、日本ゼオン化社製ZEP−5
20レジストをスピンコートにより0.5μm厚のレジ
スト膜を形成し、ベーク後、ニコン社製 ステッパ装置
を用い、ライン&スペース2μmのパターンを直径90
mmの範囲に形成し、酸素ガスを主成分とするエッチン
グガス雰囲気中で、住友金属社製ECR(Electron Cyc
lotron Resonance:電子サイクロトロン共鳴)エッチン
グ装置で幅1μm、深さ4μmのラインと1μm幅のス
ペースを300周期繰り返した回折格子5を形成した。
各装置のハンドリング等の理由で実質有効素子形成範囲
は直径80mm内にある。他のフォトリソ工程は一般に
知られているプロセスを採用しており、詳細は省略す
る。
【0030】次に、この高分子複屈折膜3の回折格子5
が形成されている面で、回折格子5に影響しない直径1
01mm以上の領域に、厚み125μmのBK−7の片
面に、厚み30μmの両面粘着シート8を接着し、内径
90mm、外形100mmのリング状に切り抜き加工し
接着、固定した。次に、この透明基板1を図示しないア
ライメント装置の基板チャックに載置した後、回折格子
5を形成した高分子複屈折膜3の中央部に所定充填量の
エポキシ樹脂系光硬化型等方性接着材10をディスペン
サで計量滴下し、対向するマスクホルダに固定しておい
た、両面光学研磨した外径102mm、厚み1.0m
m、接着平面側の端部を0.5mmの面取りをした面取
り部Cを有するBK−7対向透明基板11を重ね合わ
せ、一方の基板をZ軸方向に移動し、等方性接着材10
を被接着全面に広げた。ここでは、余剰接着材10は透
明基板1に流れ出すが、対向透明基板11に形成した面
取り部Cの傾斜面で流れとどまる。
【0031】この状態で、図示しない紫外線照射装置で
150mm上面から放射照度20mW/cmの紫外光
を透明基板に8分間照射し接着材10を硬化した。な
お、透明基板1、対向透明基板11の非接着面に入射波
長660nmが反射率最小となるよう反射防止膜2、1
2をそれぞれ形成している。次にデスコ製ダイシング装
置DAD−2Hにレジン系ブレード タイプP1A85
1 SDC320R10MB01、刃幅0.2mmを取
りつけ切り込み量2.0mm、送り速度5mm/秒で、
回折格子5を形成した素子形状である4mm角に切り出
した。このように、本発明では大きい方の透明基板1を
ダイシング装置側に固定し、一方の対向透明基板11は
切断する基板端部までエポキシ樹脂系接着材10で充填
されるため、はみ出したエポキシ樹脂系接着材10は、
対向透明基板11の面取り部より外には出ず、余剰分は
透明基板1の外周部に受けるので、ダイシング時に発生
する透明基板のびびりに起因するチッピングやチップ飛
びが防止できた。
【0032】図7は偏光分離素子の製造装置の実施例を
示す図である。本実施例は、接着材10を、基板端部ま
で形成する手段として、接着材広がり状態と基板外形と
を検出するCCDカメラ15と、対向透明基板11を固
定するマスクホルダ部16と、透明基板1を固定する基
板ホルダ゛部17と、透明基板1と対向透明基板11の
いずれかを上下移動する移動可能なステージ18と、接
着材を滴下するディスペンサ19と、接着厚みを規定す
るスペーサ20とで構成される。
【0033】直径80mm、厚さ100μmの高分子複
屈折膜3を厚みが約135μmとなるようエポキシ樹脂
系の光硬化型の接着剤4で外径100mm、厚さ1.0
mmの透明基板1中央に接着した。次に、この透明基板
1に接着した高分子複屈折膜3をイソプロピルアルコー
ル等の有機溶媒と純水で洗浄する。その後、日本ゼオン
化社製ZEP−520レジストをスピンコートにより
0.5μm厚のレジスト膜を形成し、ベーク後、ニコン
社製 ステッパ装置を用い、ライン&スペース2μmの
パターンをφ90mmの範囲に形成し、酸素ガスを主成
分とするエッチングガス雰囲気中で、住友金属社製EC
R(Electron Cyclotron Resonance:電子サイクロトロ
ン共鳴)エッチング装置で幅1μm、深さ4μmのライ
ンと1μm幅のスペースを300周期繰り返した回折格
子を形成した。各装置のハンドリング等の理由で実質有
効素子形成範囲は直径70mm内にある。他のフォトリ
ソ工程は一般に知られているプロセスを採用しており、
詳細は省略する。
【0034】次に、この高分子複屈折膜3の回折格子5
が形成されている面で、且つ、回折格子5に影響しない
直径80mm以上の領域に、厚み165μmのBK−7
の片面に、厚み30μmの両面粘着シートを接着し、内
径90mm、外径100mmのリング状に切り抜き加工
したスペーサ20を、おおよそ120°分割の位置で、
且つ、ダイシングラインdlから外れた位置に幅1mm
の開口部を3箇所設け接着、固定した。
【0035】次に、この透明基板を、アライメント装置
の基板ホルダ部17に載置、固定した後、回折格子5を
形成した高分子複屈折膜3の中央に粘度500cps
(25℃)エポキシ樹脂系光硬化型等方性接着材10を
接着厚み60μmとなる接着量の0.852mLをディ
スペンサ19で計量滴下し、その後、一組の基板の外形
をモニタできるように、一部に切り欠きを設けたマスク
ホルダ16に固定しておいた、外径100mm、厚み
1.0mmの両面光学研磨したBK−7対向透明基板1
1を2mmのギャップを設け、重ね合わせた後、マスク
ホルダ部16に固定した。図はこのときの状態を示して
いる。その後、透明基板1外形と接着材広がり状態をC
CDカメラ15でモニタしながら、移動ステージ18に
一体化された一方の基板をZ軸方向に移動し、等方性接
着材10が透明基板全面に広がった時点でZ軸移動を停
止し、ステージ固定後、この状態で、図示しない紫外線
照射装置でマスクホルダ上部150mmから照射照度2
0mW/cmの紫外光を透明基板1に8分間照射し接
着材を硬化した。なお、透明基板1、対向透明基板11
の非接着面に入射波長660nmが反射率最小となるよ
う反射防止膜2、12をそれぞれ形成している。
【0036】次にデスコ製ダイシング装置DAD−2H
にレジン系ブレード タイプP1A851 SDC32
0R10MB01 刃幅0.2mmを取りつけ、切り込
み量2.0mm、送り速度5mm/秒で3箇所の開口部
9を避けるように、回折格子を形成した素子形状である
4mm角に切り出した。このように、本発明では基板端
部までエポキシ樹脂で充填されており、ダイシング時に
発生する空隙部分の透明基板のびびりに起因するチッピ
ングやチップが発生しない。
【0037】接着材量は以下のようにして決定した。直
径80mm*厚さ60μmを埋め込むのに必要な接着材
料0.301mL、直径80〜100mm範囲の195
μm空隙を埋め込むのに必要な接着材量(高分子複屈折
膜3接着後の厚み135μm+接着層厚み60μm=1
95μm)0.551mL、よって0.551+0.3
01mL=0.852mLとした。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、透明基板と対
向透明基板の空隙を充填部材で基板端部まで埋めたこと
で、ダイシング時のチッピングを低減し、且つ、チップ
飛びを防止できできる。請求項2の発明によれば、透明
基板と対向透明基板の空隙の充填部材に偏光分離素子を
構成する要素の何れかと同じ材料としたことで、ダイシ
ング性が向上し、チッピングを低減できる。請求項3の
発明によれば、対向透明基板より透明基板を大きくした
ことで、基板端部まで空隙のない接着が可能となり、ダ
イシング時のチッピングを低減し、且つ、チップ飛びを
防止できる。
【0039】請求項4乃至5の発明によれば、充填部材
の少なくとも一部を粘着性シート形状もしくは、球状の
スペーサとした事で接着材が接着装置へ食み出す事を防
止できる。請求項6の発明によれば、等方性の接着材を
光硬化型のアクリル樹脂系、エポキシ樹脂系の材料とし
たことで、接着プロセスの低コスト化が可能となった。
請求項7の発明によれば、透明基板の端部に面取り部を
設けたことで、接着材の食み出しを防止できる。請求項
8の発明によれば、高分子複屈折膜が延伸により分子鎖
を配向させた高分子膜としたことで、偏光分離素子の小
型化、低コスト化が可能となった。
【0040】請求項9の発明によれば、接着材を、基板
端部まで形成する手段に、接着剤広がり検出用CCDカ
メラと、基板外形検出用CCDカメラと、対向透明基板
と透明基板を固定するマスクホルダ、基板ホルダ部と、
対向透明基板と透明基板のいずれかを上下移動するZ軸
移動ステージと、接着材を滴下するディスペンサと、接
着厚みを規定するスペーサとで構成し、接着剤広がり状
態をCCDカメラでモニタしながら、移動ステージに一
体化された一方の基板をZ軸方向に移動し、等方性接着
剤を透明基板全面に広げたことで、基板端部まで空隙の
ない接着が可能となり、ダイシング時のチッピングを低
減、且つ、チップ飛びを防止できた。
【0041】請求項10の発明によれば、請求項1〜9
に記載の製造方法によって作製されているのでチッピン
グを小さくでき、その結果偏光分離素子の外形を小さく
でき、素子の低コスト化が可能となる。請求項11の発
明によれば、請求項10に記載の偏光分離素子を用いて
いるので、組付け精度の高い光ピックアップ装置が得ら
れ、光ピックアップ装置の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための模式図
である。
【図2】本発明の第1の実施例を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例を説明するための模式図
である。
【図4】本発明の第2の実施例を説明するための模式図
である。
【図5】本発明の第2の実施例を説明するための模式図
である。
【図6】本発明の第3の実施例を説明するための模式図
である。
【図7】偏光分離素子の製造装置の実施例を示す図であ
る。
【図8】従来の技術の問題点を説明するための模式図で
ある。
【図9】従来の技術の問題点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 透明基板 2 反射防止膜 3 高分子複屈折膜 4 接着剤 5 回折格子 6 実質有効素子形成範囲 7 充填材 8 両面粘着シート 9 開口部 10 オーバーコート(接着材) 11 対向透明基板 12 反射防止膜 13 ガラスボール 14 エポキシ樹脂 15 CCDカメラ 16 マスクホルダ部 17 基板ホルダ゛部 18 ステージ 19 ディスペンサ 20 スペーサ dl ダイシングライン C 面取り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 孝二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 守 哲司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 村上 明繁 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴土 剛 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H049 BA05 BA42 BB51 BB65 BC13 BC21 5D119 JA12 5D789 JA12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直交する2つの偏光成分を分離する為、高
    分子複屈折膜が周期的な凹凸を有する回折格子として透
    明基板上に形成され、前記高分子複屈折膜の凹み部分に
    等方性の接着材を充填してオーバーコート層を形成する
    工程と、該オーバーコート層の上に対向透明基板を接着
    する工程とを同一工程で実施する偏光分離素子の製造方
    法において、前記透明基板と前記対向透明基板の空隙を
    充填部材で基板端部まで埋めたことを特徴とする偏光分
    離素子の製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の偏光分離素子の製造方法
    において、前記透明基板と前記対向透明基板の空隙の充
    填部材は、前記偏光分離素子を構成する要素の何れかと
    同じ材料であることを特徴とする偏光分離素子の製造方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の偏光分離素子の
    製造方法において、前記透明基板もしくは前記対向透明
    基板のいずれか一方を他方より大きくしたことを特徴と
    する偏光分離素子の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
    偏光分離素子の製造方法において、前記充填部材の少な
    くとも一部が粘着性を有するシート形状であることを特
    徴とする偏光分離素子の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
    偏光分離素子の製造方法において、前記充填部材の少な
    くとも一部が球状のスペーサであることを特徴とする偏
    光分離素子の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
    偏光分離素子の製造方法において、前記接着材が等方性
    の光硬化型のアクリル樹脂系もしくはエポキシ樹脂系の
    材料からなることを特徴とする偏光分離素子の製造方
    法。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか1つに記載の
    偏光分離素子の製造方法において、前記対向透明基板の
    端部に面取り部を設けたことを特徴とする偏光分離素子
    の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7のいずれか1つに記載の
    偏光分離素子の製造方法において、前記高分子複屈折膜
    が延伸により、分子鎖を配向させた高分子膜であること
    を特徴とする偏光分離素子の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれか1つに記載の
    偏光分離素子の製造方法によって偏光分離素子を製造す
    る装置であって、前記接着材を基板端部まで形成する手
    段が、接着材広がりを検出する手段と、基板外形を検出
    する手段と、前記透明基板と前記対向透明基板を固定す
    る手段と、前記透明基板と前記対向透明基板のいずれか
    を上下移動する手段と、前記接着材を滴下する手段と、
    接着厚みを規定する部材を設置する手段と、から成るこ
    とを特徴とする偏光分離素子の製造装置。
  10. 【請求項10】請求項1ないし8のいずれか1つに記載
    の偏光分離素子の製造方法によって作製された偏光分離
    素子。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の偏光分離素子を用い
    た光ピックアップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006065226A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 積層型の光学素子及びその製造方法
US7944125B2 (en) 2007-12-14 2011-05-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Surface acoustic wave device

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