JP2003302229A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2003302229A
JP2003302229A JP2002104628A JP2002104628A JP2003302229A JP 2003302229 A JP2003302229 A JP 2003302229A JP 2002104628 A JP2002104628 A JP 2002104628A JP 2002104628 A JP2002104628 A JP 2002104628A JP 2003302229 A JP2003302229 A JP 2003302229A
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congestion
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JP2002104628A
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Hideo Hiroshige
秀雄 廣重
Shigeru Matsuo
松尾  茂
Katsuaki Tanaka
克明 田中
Soshiro Kuzunuki
壮四郎 葛貫
Kenichiro Yamane
憲一郎 山根
Takumi Fushiki
伏木  匠
Kimiyoshi Machii
君吉 待井
Yoshinori Endo
芳則 遠藤
Kozo Nakamura
浩三 中村
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Hitachi Ltd
HCX Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
HCX Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/36Input/output arrangements for on-board computers
    • G01C21/3691Retrieval, searching and output of information related to real-time traffic, weather, or environmental conditions
    • G01C21/3694Output thereof on a road map

Abstract

(57)【要約】 【課題】ナビゲーションシステムにおいて、渋滞多発地
点などの渋滞統計情報や渋滞の伸長・縮小傾向を提供す
る。 【解決手段】車外の交通情報センタで交通情報提供セン
タから配信される渋滞情報やプローブ情報などを蓄積
し、季節や曜日,時間帯毎に各道路区間の渋滞渋滞率や
平均渋滞度などの情報を求め、渋滞統計情報を作成す
る。ナビゲーション装置は、FM多重放送やデジタル地
上波放送,携帯電話,PHSなどの無線通信回線を介し
て前記した渋滞統計情報を交通情報センタから取得し、
地図上に重畳表示する。さらに、交通情報センタで蓄積
した渋滞情報を元に、現在の渋滞が今後伸長する傾向に
あるか、それとも縮小する傾向にあるか分析し、渋滞傾
向情報を作成する。ナビゲーション装置は、無線通信回
線などを介して交通情報センタから渋滞傾向情報を受信
し、渋滞傾向を地図上に重畳表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載ナビゲーショ
ン装置に係り、特に車載端末とサーバ間で通信を行うナ
ビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーション装置では、FM多
重放送や電波/光ビーコン,電話網などを介して交通情
報センタから提供される渋滞や交通規制などの情報を文
字や簡易図形で表示したり、地図上に重畳表示すること
でドライバへ通知している。一般的に前記交通情報は、
道路の脇に渋滞している道路と平行な線を描画し、その
線の色で渋滞度を、線の長さで渋滞長を表現している。
また、前記交通情報を加味した動的な経路探索を行い、
ユーザに最短時間の経路を提供することにより、ドライ
バは自車位置中心の交通情報を知ることができ、円滑な
ドライブを行うことができる。
【0003】ところで前記交通情報は、近い過去のある
時刻における交通情報であり、渋滞などが今後解消され
るのか、それとも益々渋滞が悪化するのかドライバは判
断できない。そこで、特開2001−124577号公
報では、今後渋滞が改善される方向か、或いは酷くなる
方向かをアニメーション表示する方法や、渋滞の増加傾
向及び減少傾向を示す図形を地図上に表示する方法が提
案されている。例えば、渋滞が伸長傾向は矢印の後端を
太くすることで示し、縮小傾向は矢印の後端を細くする
ことで示すことが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、提供された渋滞情報が、頻繁に発生する渋滞
なのか、それとも事故や工事などによる突発的な渋滞な
のか判断することができない。また、頻繁に発生する渋
滞であれば、通常どの程度の時間で解消される渋滞か判
断することが難しい。
【0005】ところで、車載端末に用いられる小さなデ
ィスプレイ上で、ユーザが図形形状の微妙な違いにより
渋滞傾向を認識することは困難である。そして、アニメ
ーション表示のようにドライバの注意を引くため安全上
好ましくない。さらに、渋滞の伸長・縮小傾向を矢印な
どの図形を変形して表示すると、テクスチャマッピング
などのグラフィックス処理を行う専用のグラフィックL
SIなどが必要となり端末のコストアップとなる。
【0006】そこで、本発明の第一の目的は、渋滞が頻
繁に発生する地点、乃至道路区間をユーザに通知する手
段を持つナビゲーション装置を提供することにある。
【0007】また、第2の目的は、簡易な表示方法でわ
かり易く渋滞傾向を表示するナビゲーション装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、車外
の交通情報センタで交通情報提供センタから配信される
渋滞情報やプローブ情報などを蓄積し、季節や曜日,時
間帯毎に各道路区間の渋滞時間の統計データを作成す
る。ナビゲーション装置は、FM多重放送やデジタル地
上波放送,携帯電話,PHSなどの無線通信回線を介し
て前記した渋滞の統計データを交通情報センタから取得
し、地図上に重畳表示することで解決される。渋滞の統
計データを用いて、渋滞が多発する道路のリンクコスト
や、交差点のリンク間コストを変更して経路探索を行っ
てもよい。尚、渋滞の統計データは、メモリカードやハ
ードディスク,CD−ROM,DVD−ROMなどの記
憶媒体に格納してもよい。さらに、無線通信回線を利用
して交通情報センタから渋滞の統計データをダウンロー
ドし、前記記憶媒体に格納されている渋滞の統計データ
を更新してもよい。
【0009】第2の目的は、道路の脇に道路と平行な線
を描画することで現在の渋滞情報を表し、渋滞が伸長傾
向の場合にはその渋滞に対応した線幅を太くし、縮小傾
向にある場合には線幅を細く表示することで解決され
る。また、現在の交通情報と異なる表示形式で、渋滞傾
向を表す図形を重畳表示してもよい。さらに、渋滞を表
現する平行線の終端に、渋滞が伸長傾向であるか、縮小
傾向であるかを示すアイコンを表示してもよいし、渋滞
を表現する平行線のパターンを、渋滞が伸長方向である
か、縮小方向であるかにより変更してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明を用いたナビゲーシ
ョンシステムの詳細について、図を用いて説明する。図
1は本発明を用いたナビゲーションシステムの全体構成
を示す図である。本発明は衛星101,ユーザ車両10
2,移動体電話網103,インターネットとの接続を行
うプロバイダ104,衛星から送信されるデータを受信
し、その受信したデータをIP網106経由でユーザに
配信する放送事業者105,放送事業者105、ならび
にプロバイダ104との間で配信されたデータの送受信
を行うIP網106に接続されたナビサーバ107,プ
ロバイダ104に接続されてIP網106、あるいは移
動体電話網103を通じてデータの送受信を行うための
固定電話網108,各ユーザの自宅109にあるパーソ
ナルコンピュータ110,VICSセンタなど交通情報
を提供する交通情報提供センタ100からなる。
【0011】次に図2において、前記したナビサーバ1
07の構成について説明する。ナビサーバ107はIP
網106を通じて送られてきた、ユーザ車両102に搭
載されたユーザ端末の緯度・経度,ユーザ端末の移動速
度,移動方向,ID番号,認証パスワード,エンジンの
回転数やその他車両状態を表すパラメータと、ユーザが
望む要求サービスに関するデータを受信する。その後、
CGI(Common GateInterface)115にてユーザ認証
を行った後に、ユーザの要求するサービスに応じて、ユ
ーザ管理ユニット111,地図編集ユニット114,経
路探索ユニット116,交通情報管理ユニット112の
いずれかの機能ユニットに送られてきたデータを送信す
る。
【0012】それぞれの機能ユニットで受け取られたデ
ータは、ユーザの要求に応じたサービスに関する情報を
CGI115,IP網106,プロバイダ104,移動
体電話網103を通じて(この経路を以下「通信網」と
呼ぶ)ユーザ車両102に送られる。或いは前記サービ
スに関する情報が放送を用いたほうがコスト安になる場
合には、CGI115,IP網106,放送事業者10
5,衛星101の経路を通じて(この経路を以下「放送
網」と呼ぶ)ユーザ車両102に送信される。
【0013】次に前記した機能ユニットの構成について
説明する。ユーザ管理ユニット111はユーザ情報データ
ベース118,ユーザ情報登録・編集アプリケーション
117を備えている。ここではユーザから送られてきたデ
ータ中に、ユーザ情報登録・編集要求があった場合に
は、該当するユーザのIDをもとにユーザ情報データベ
ース118と照合して、該当する項目の登録・編集を行
う。
【0014】地図編集ユニット114は地図データベー
ス125と、地図切出しアプリケーション124から構
成される。これは、ユーザから現在地付近の地図データ
のダウンロード要求が送られてきた場合に、現在地を含
む予め決められた範囲の地図データを地図切出しアプリ
ケーション124で地図データベース125から読み出
して、ユーザに送信する。また、後述する経路探索ユニ
ット116が呼ばれた際に、探索経路上の地図データが
端末側にダウンロードされていない場合は、自動的に地
図編集ユニット114が呼び出され、該当する地域の地
図データを切出してユーザ側にダウンロードする。
【0015】経路探索ユニット116は、オプション情
報データベース126,経路探索エンジン127,オプ
ション情報設定・変更アプリケーション128,誘導点
作成アプリケーション129からなる。CGI115で
のユーザ認証後、経路探索エンジン127では、ユーザ
から送られてきた目的地や経由地の情報,オプション情
報(たとえば、一般道を優先して利用したり、最短時間
で到着できるなど)の有無をもとに、ダイクストラ法な
どの経路探索手法を用いて自車位置から目的地までの経
路を演算する。誘導点作成アプリケーション129で
は、経路探索エンジン127で求めた経路上で、右左折
する交差点や車線変更を指示する地点を抽出し、抽出し
た各地点における交差点拡大図や車線などの簡易図形,
誘導のための音声データなどをオプション情報データベ
ース126から読み出し、誘導点情報を作成する。
【0016】交通情報管理ユニット112は、交通情報
DB113と、渋滞予測アプリケーション120,渋滞
統計アプリケーション121からなる。交通情報提供セ
ンタ100から定期的に送られてくる渋滞や事故・規制
情報などの交通情報を交通情報DB113に蓄積する。
蓄積した交通情報を用いて、渋滞統計アプリケーション
121では、交差点や道路区間毎の渋滞の発生頻度を演
算し、渋滞多発地点データを作成する。渋滞予測アプリ
ケーション120では、蓄積した渋滞情報と現在の渋滞
情報から、各渋滞が今後伸長傾向にあるか、それとも縮
小傾向にあるか予測し、渋滞傾向データを作成する。作
成した渋滞統計データ、及び渋滞傾向データをを交通情
報DB113に格納する。
【0017】ユーザから現在地付近の交通情報のダウン
ロード要求が送られてきた場合には、交通情報提供セン
タ100から配信された交通情報や、渋滞予測データ,
渋滞統計データを交通情報DB113から読み出し、ユ
ーザに送信する。また、経路上の交通情報が要求された
場合には、ユーザ管理ユニット111から経路データを
取得し、経路上の交通情報を抽出してユーザに送信す
る。
【0018】料金計算ユニット119は、車載端末に対
するサービス料金の課金処理を行う部分である。地図デ
ータや経路データ,交通情報データなどのコンテンツに
対する課金と、通信データのパケットをカウントして通
信料金を車載端末に通知する機能を持つ。
【0019】図3にて、ユーザ車両102に搭載された
ユーザ端末の一例であるナビ端末の構成について説明す
る。ナビ端末はナビ端末の本体132に表示装置13
0,GPS受信機131,携帯電話134,マイク13
7が接続され、また本体132にはメモリカードスロット
133を備えている。そして本体132を操作するため
のリモコン135を備えている。
【0020】表示装置130は液晶画面等のグラフィク
スを表示可能なデバイスである。GPS受信機131は
複数のGPS衛星136からの測位信号を受信し、端末
の位置を正確に算出する装置である。本体132は内部
にCPU,メモリ,電源,グラフィクス表示用デバイス
などが搭載された装置である。この詳細については後に
図4を用いて説明する。携帯電話134は外部との通
信、すなわち前記したナビサーバ107とのデータ送受
信を行う装置である。リモコン135はユーザが行いた
い操作をボタンでナビ端末に伝達する装置である。ま
た、マイク137を用いて音声でコマンドを送ることも
できる。
【0021】メモリカードスロット133は、不揮発性
メモリや小型のハードディスクなどを用いたメモリカー
ドに代表される外部記憶媒体を接続して、ナビサーバ1
07からの受信データを蓄積したり、過去にナビサーバ
107からダウンロードした情報をナビ端末にロードす
るための装置である。メモリカードスロット133は単
なる記憶装置として用いることも可能であるし、通信イ
ンタフェース、あるいは放送を受信するためのユーザ情
報の認証に用いることも可能である。例えば本ナビ端末
を搭載した車両が、レンタカーなどの不特定多数のユー
ザが使用する車両である場合は、認証情報を書き込んだ
メモリカードをメモリカードスロット133に挿入する
ことで、前記ユーザがサービスを利用できるようにな
る。この時、ナビ端末でサービスを受ける上限金額をメ
モリカードに設定しておけば、ユーザの予算に合わせた
利用も可能となる。また、メモリカードなどに予め出発
地点の地図データをダウンロードしておくことにより、
ユーザが初期状態で地図データをナビサーバ107から
ダウンロードする手間も省けることとなる。また、ユー
ザが利用したサービスをメモリカードに書き込み、一定
周期ごとにナビサーバ107にアップロードし、それを
ナビサーバ107側で分析することによりユーザが必要
とする頻度の高い情報の配信が可能となる。
【0022】図3の構成では、通信機器に携帯電話13
4を用いたが、他の通信機器として、PDAあるいは本
体132と一体化されたモデムでもよい。また、携帯電
話134の代わりに、車内LAN(Local Area Networ
k)を接続することも可能である。また、GPS受信機
131の代わりに、PHS(Personal HandyphoneSyste
m)を用いた位置同定サービスを用いることも可能であ
る。また、図3の構成はナビサーバとのデータ通信に携
帯電話を用いた場合を想定した構成となっているが、こ
の他に、衛星からの放送電波、あるいは地上波デジタル
を用いた放送電波,AM/FM電波を用いた放送電波を
受信できる受信機、並びに受信したデータをデコードす
る装置を本体132に付加することも可能である。
【0023】図4はナビ端末の本体132のハード構成
の一例を示した図である。本例では、CPU141、前
記したリモコン135からの信号を解釈するリモコンド
ラバ142,RS−232Cドライバ143,携帯電話
ドライバ144,メモリカードスロット133とのメモ
リカードインタフェース145,フラッシュメモリ14
6,DRAM147,グラフィクスプロセッサ148,
グラフィクスメモリ149,NTSCエンコーダ150
からなる。
【0024】オーディオ入出力は、音声認識用のマイク
137からの入力と、音声ガイド出力に用いる。以上に
示した構成はナビサーバ107とのデータ授受を通信で
行う場合の構成であるが、前記したように、放送メディ
アを用いる場合の構成としては、放送を受信するための
アンテナとのインタフェース,デコーダなどを必要とす
る。また、一般的に表示装置130への信号はNTSC
が使われるものの、放送でPAL方式を用いている地
域、あるいは表示装置130がPAL方式対応の場合
は、もちろんNTSCエンコーダ150の部分はPAL
方式に対応したエンコーダとなる。
【0025】次に、本発明のナビゲーションシステムで
行う交通情報提供サービスの一例について説明する。ま
ず、図1のナビゲーションシステムを用いて、ユーザ車
両102に渋滞や事故・規制情報,SA(サービスエリ
ア)/PA(パーキングエリア)情報,駐車場情報,渋
滞傾向情報,渋滞統計情報などの交通情報をダウンロー
ドする例について述べる。
【0026】ユーザがリモコン135などの操作部を介
して交通情報の要求を入力すると、車両102に搭載さ
れたナビ端末は、移動体電話網103,プロバイダ10
4,IP網106を介して交通情報のダウンロード要求
をナビサーバ107に発信する。ここで、ダウンロード
要求データのほかに、例えば緯度・経度で記述した車両
の位置情報や、地図データや交通情報をダウンロードす
る範囲、ならびにナビサーバ107のIP網上の位置を
示すIPアドレスを少なくとも送信する。これらの情報
を、移動体電話網103を通じてプロバイダ104に伝
送する。
【0027】プロバイダ104は、受信したデータか
ら、ナビ端末が指定したナビサーバ107のIPアドレ
スを認識して、IP網106を通じてナビサーバ107
にアクセスする。ナビサーバ107では、交通情報提供
センタ100やその他の交通情報提供センタから送られ
てくる交通情報を蓄積し、各道路区間及び交差点の渋滞
発生頻度や平均渋滞度などの渋滞統計情報と、これまで
の渋滞の変化を分析し、渋滞の傾向を予測した渋滞傾向
情報を、それぞれ渋滞統計アプリケーション121と渋
滞予測アプリケーション120で随時作成する。ナビ端
末から交通情報の要求が送られてくると、ナビサーバ1
07では受信したデータ要求範囲の渋滞情報,渋滞統計
情報,渋滞傾向情報などの交通情報を交通情報データベ
ース113から読み出す。
【0028】次に、前記蓄積した交通情報を放送事業者
105に送信し、そこで交通情報をエンコード,パケタ
イズした後に衛星101に向けて送信する。ユーザ車両
102に搭載されたナビ端末は、衛星101から送られて
きたデータを受信した後、デコードして得られた交通情
報を地図上に表示する。
【0029】前記した実施例では放送事業者105を介
して交通情報をナビ端末にダウンロードしたが、次の実
施例では通信のみで交通情報を取得する方法について示
す。ユーザが交通情報のダウンロードを要求すると、ナ
ビ端末から移動体電話網103に対して、先の例と同様に
データを要求する範囲,位置情報,ナビ情報提供装置の
IPアドレスを送信し、プロバイダ104,IP網10
6を通じて、ナビサーバ107に前記データを送信す
る。ナビサーバ107では先に示した例と同様に、必要
な交通情報を読み出す。そして読み出した交通情報を、
車両102のナビ端末のIPアドレス情報を付与し、パ
ケットに分割してIP網106,プロバイダ104,移
動体電話網103を通じて車両102のナビ端末に送信
する。
【0030】尚、渋滞統計情報のように頻繁にデータの
更新を行う必要のない情報は、予めハードディスクやメ
モリカードなどの記憶媒体に格納しておき、ユーザから
ダウンロード要求があった場合に、サーバからデータを
ダウンロードして記憶媒体に格納されているデータを更
新してもよい。
【0031】以下、交通情報のダウンロード処理につい
て詳細を説明する。図5は、ナビ端末側でユーザがダウ
ンロードする交通情報を選択する画面構成の一例であ
る。本画面は、現在の渋滞状況を示す渋滞情報201,
通行止めや車線規制,事故などの情報を示す事故・規制
情報202,駐車場の空・満情報を示す駐車場情報203,
各道路区間の渋滞が伸張傾向であるか、縮小傾向である
かを示す渋滞傾向204,渋滞の発生率などの統計情報
を示す渋滞統計205を、ユーザがリモコン135などの
操作部を介して各項目の脇に配置されているONボタン
210・OFFボタン211を操作することにより、ダ
ウンロードする情報を選択する画面である。交通情報ダ
ウンロード要求時には、本画面でONボタン210が選
択された交通情報をナビサーバ107へ要求する。例え
ば、図6に示す画面のように設定した場合、渋滞情報2
01,事故・規制情報202,渋滞傾向204,渋滞統
計205に対応する交通情報をナビサーバ側へ要求する
こととなる。
【0032】図6は、ユーザが画面上で位置を指定し、
その地点周辺の交通情報をダウンロードする画面遷移の
一例である。まず、現在位置を表示している画面300
から、リモコンなどの操作部を介して、ユーザが交通情
報の欲しい地点まで地図をスクロール301させる。目
的の地点に到着するとリモコンやハードスイッチを操作
してメニュー画面302を表示させる。次に、ユーザが
メニュー内の交通情報ボタン304を選択すると、交通
情報をダウンロードするかを確認するメニュー画面30
3を表示する。“はい”ボタンが選択されると、交通情
報ダウンロード選択画面で設定された項目のデータのダ
ウンロードを開始する。“いいえ”ボタンが選択された
場合は、メニュー画面302に遷移する。尚、ユーザが
現在地周辺の交通情報をダウンロードしたい場合には、
地図をスクロールせずに、メニュー画面302を表示さ
せ、先に記述した操作を行うことで交通情報をダウンロ
ードすることができる。
【0033】図7は、交通情報をダウンロードする際の
端末側処理フローの一例である。まず、情報要求位置判
定では、ダウンロードする範囲が現在位置周辺か、それ
ともユーザが画面上で要求位置を設定した地点周辺か判
定する(S1000)。現在位置周辺の交通情報を要求
された場合には、GPSやジャイロなどの位置検出手段
から自車位置の緯度・経度情報を取得する(S100
1)。ユーザが指定した位置周辺の交通情報を要求され
た場合には、画面上で選択された位置を取得し、これを
緯度・経度情報に変換する(S1002)。そして得ら
れた緯度・経度情報を中心に、予め定められた矩形サイ
ズの領域をデータ要求範囲として設定する(S100
3)。
【0034】次に、図5に示すような交通情報ダウンロ
ード設定画面で選択された交通情報の種別をメモリから
読み出して、要求データ種別に設定する(S100
4)。前記したデータ要求範囲と、要求データ種別を含
む交通情報要求コマンドを、モデムなどを介してナビサ
ーバ107に送信する。ナビ端末は、前記交通情報要求
コマンドに対してナビサーバ107から送られてくる交
通情報を受信すると、メモリカードやハードディスクな
どの記憶媒体にデータを格納し、回線を切断する(S1
005)。そして交通情報を地図上に表示するように設
定されていれば(S1006)、ダウンロードした交通
情報を記憶媒体から読み出し、格納した交通情報を地図
上に重畳表示する(S1007)。尚、目的地までの経
路が設定されており、前記経路に対する経路誘導画面が
表示されている場合には、前記誘導画面にも、ダウンロ
ードした交通情報を表示してもよい。
【0035】図8は、交通情報をダウンロードする際の
ナビサーバ側処理フローの一例である。交通情報管理ユ
ニット112では、交通情報提供センタ100から送ら
れてくる最新の交通情報を受信し、ある一定期間の交通
情報を蓄積しておく。ここで、蓄積する交通情報は、経
緯度で地表面を等間隔に区切った領域(メッシュ)単位
で管理し、このメッシュ毎に渋滞の統計情報を作成す
る。さらに、蓄積した渋滞情報と現在の交通情報を用い
て渋滞傾向情報を作成する。例えば、ナビサーバで月毎
の交通情報を蓄積し、交差点で区切られる各道路区間の
渋滞時間の総和から、各々の道路区間の渋滞発生頻度を
算出し、渋滞統計情報を作成する。尚、渋滞情報の蓄積
を曜日ごと管理し、曜日毎の渋滞統計情報を作成しても
よいし、平日・日祝日ごとに作成してもよい。さらに、
先に述べた渋滞の統計情報を午前中・午後など時間帯毎
に作成してもよい。また、渋滞が発生してから現在まで
の渋滞の変化を蓄積し、所定時間前から現在までの渋滞
度の変化を分析し渋滞傾向情報を作成する。たとえば渋
滞度の変化を分析した結果が増加方向であれば、渋滞が
これから伸張すると判断し、減少傾向であれば該渋滞は
縮小方向であると判断する。
【0036】ナビサーバ107は、CGI115にてユ
ーザ認証を行った後、交通情報管理ユニット112に要
求コマンドを含むデータを送信する。交通情報管理ユニ
ット112はナビ端末からの交通情報要求コマンドを受
信すると(S1100)、ナビサーバからの要求コマンド
を解析して、要求コマンドの中から交通情報をダウンロ
ードする矩形範囲,ダウンロードするデータ種別などを
抽出する(S1101)。
【0037】要求範囲変換S1102では、前記矩形範
囲を含むメッシュを探し出し、該当するメッシュの交通
情報を読み出し対象に設定する処理を行う。要求データ
判定S1103では、要求されたデータ種別を判定し、
該当データ種別のデータ読出処理(S1104〜S11
07)に分岐させ、要求されたデータ種別が渋滞統計で
あれば渋滞統計データを読み出し、要求されたデータ種
別が渋滞・規制であれば渋滞・規制情報データを読み出
し、要求されたデータ種別が渋滞傾向であれば渋滞傾向
データを読み出し、要求されたデータ種別が駐車場であ
れば駐車場データを読み出す。
【0038】読出終了判定S1108では、要求された
全てのデータ種別の交通情報を読み出しが終了したか判
定する。複数のデータ種別の情報がダウンロード要求さ
れている場合には、ダウンロードするデータ種別を更新
し、要求データ判定S1103へ遷移する。全ての交通情報
を読み出すと、フォーマット変換S1109の処理で読
み出した交通情報に各情報種別やデータサイズなどのヘ
ッダ情報を付加して通信フォーマット形式に変換する。
送信処理S1110では、通信フォーマット形式に変換
した交通情報をCGI115を経由して、無線通信網を
介してナビ端末へ送信する。
【0039】図9は、交通情報の通信フォーマットの一
例である。管理ヘッダ部は、通信データの総データサイ
ズと、通信データに含まれる対象領域のメッシュ枚数を
表すデータ数,各メッシュ単位のデータへのデータ先頭
からのオフセットと前記データサイズで構成される交通
情報管理データで構成される。
【0040】メッシュ単位に管理される交通情報は、デ
ータヘッダ部と渋滞データや渋滞傾向データ,事故・規
制データ,渋滞統計データなど、ダウンロード要求され
たデータ種別のデータ部で構成される。データヘッダ部
は、地表面を緯度・経度座標系で等間隔に区切った領域
ごとに付加されるユニークな値のメッシュIDと、本デ
ータに格納されているデータ種別を表す格納データ種別
と、各データ種別のデータ先頭までのオフセット,格納
データ数,データサイズで構成される管理データで構成
される。
【0041】渋滞データは、道路区間ごとに付けられた
メッシュ内でユニークな値であるリンクIDと、前記リ
ンクIDに対する道路区間の渋滞度を表す渋滞度、前記
リンクIDに対する経緯度の道路形状で1つの渋滞情報
が構成され、これらのデータの組み合わせが管理部のデ
ータ数分格納されている。
【0042】渋滞傾向データは、リンクIDと、渋滞が
伸張傾向にあるか、縮小傾向にあるかを表す傾向情報で
1つの渋滞傾向情報が構成され、管理部に記載されてい
るデータ数分格納されている。また事故・規制データ
は、事故や規制が発生した場所を表す経緯度の地点座標
と、事故・規制が発生した道路区間を表すリンクID,
車線規制,通行止めなど事故・規制の種別を表す事故・
規制種別で1つの事故・規制情報が構成され、管理部に
記載されているデータ数分格納されている。
【0043】渋滞統計データは、渋滞が多発する場所を
表す経緯度の地点座標、あるいは渋滞が多発する道路区
間を表すリンクIDと、該渋滞多発地点が有効な季節,
月,曜日,午前・午後などを表す統計時間帯,渋滞の発
生頻度を表す渋滞発生頻度、渋滞が発生した場合の平均
的な渋滞度を表す平均渋滞度などの情報で一つの渋滞統
計情報が構成され、管理部に記載されているデータ数分
格納されている。
【0044】次に、ナビ端末での渋滞統計情報の表示例
を図10に示す。本表示例は、渋滞が多発する地点座標
の情報が送られてきた場合の表示例である。図10
(a)に示すように、渋滞多発地点を中心とする渋滞発
生頻度に応じた半径の円により、渋滞多発地点を表す円
図形400を地図上に重畳表示している。画面左上に表
示している有効時間401は、地図に重畳表示している
統計情報が有効である日時及び時間帯を示している。画
面左下に表示しているデータ作成時間及び有効期限40
4は、表示している渋滞統計情報が作成された日時、及
び該渋滞統計情報が有効な期限を表示している。例え
ば、有効時間401で地図上に重畳表示している渋滞統
計情報が1月の平日,AM9時〜10時の間の統計情報
であり、この時間帯での有効性が高いことを示してい
る。また、データ作成及び有効期限404では、本デー
タが2002年の6月に作成され、2003年の6月ま
で有効であることを示している。
【0045】本実施例では図10(a)と(b)に示す
ように地図の表示スケールを変更した場合には、渋滞統
計情報400の表示形態を変更している。例えば、図1
0(a)のように地図が拡大表示されている場合には、
渋滞発生頻度により円の大きさを変更して渋滞の程度の
把握を助け、地図が縮小表示された場合には、図10
(b)のように予め定められた円の大きさで渋滞発生頻
度410を表示して、渋滞発生箇所の識別を助けてい
る。
【0046】前記した実施例では円の大きさを渋滞の発
生頻度で選択したが、該地点における平均的な渋滞度で
円の大きさを決定してもよい。さらに、時間帯毎の渋滞
統計情報が提供されている場合には、ナビ端末で持って
いるカレンダーや、GPSから受信した時刻データ、車
両が管理している時刻データを用い、ナビ端末側で現在
の時刻に最も有効な渋滞統計情報を選択して表示しても
よいし、渋滞情報の有効時間401を操作する手段を設
け、現在の時間帯と異なる時間帯の渋滞統計情報を表示
してもよい。
【0047】また、本実施例では渋滞統計情報のデータ
作成時間及び有効期限404を文字列で表示している
が、現在の日時が有効期限を過ぎると有効時間401の
プレートの色を変更したり、渋滞多発地点400の表示
色などを変更することにより、ユーザに本渋滞統計情報
のデータが有効期限切れであることを通知してもよい。
例えば、渋滞統計データが有効期限内であれば、有効時
間401のプレートの色を灰色で表示し、有効期限を過
ぎると、有効時間401のプレートの色を赤色で表示す
る。また、渋滞統計データが有効期内の場合は前記した
ように渋滞多発地点を表示し、有効期限を過ぎると渋滞
多発地点を示す図形の透過率や輝度,色彩を変更して表
示したり、図形の大きさを小さくして表示する。
【0048】ところで、渋滞統計情報が提供されていな
いエリアが存在する場合には、渋滞統計情報が提供され
ているエリアと、提供されていないエリアを異なる地図
背景色で表示してもよい。例えば、渋滞統計情報が存在
しないエリアは通常の地図背景色で描画し、渋滞統計情
報が存在するエリアは通常の地図背景色と異なる色で描
画する。
【0049】ナビ端末での渋滞統計情報の別な表示例を
図11に示す。図11(a)は渋滞多発地点の座標をイ
メージの中心位置に合わせ、渋滞発生頻度によりアイコ
ン402を選択して表示している。図11(b)は、渋
滞統計情報が交差点などの地点型ではなく、区間型の場
合の表示例である。渋滞の多発する道路区間に、道路の
形状の背面により太い線を描くいわゆる座布団で渋滞区
間を表示した例である。
【0050】まず、海や河川,緑地などの背景データを
描画し、次に渋滞多発区間の道路を渋滞発生頻度により
線の色を選択し、道路より太い線で描画する。この場
合、渋滞区間403は赤で、渋滞区間406は黄色で、
渋滞区間408は橙で描画される。その後、道路や名称
などの情報を重ねて描画することにより、図11(b)
のような画面が表示される。尚、図10及び図11で示
した渋滞統計情報の表示方法を組み合わせ、詳細な地図
を表示している場合には、円形状で渋滞発生頻度400
を表示し、広域の地図を表示する場合には、渋滞多発地
点を示すアイコン402を表示してもよい。また、点型
の渋滞統計情報と区間型の渋滞統計情報を併用し、詳細
な地図を表示している場合には、図11(b)に示すよ
うに道路区間ごとの渋滞統計情報403を表示し、広域
の地図を表示する場合には、渋滞多発地点を示すアイコ
ン402を表示してもよい。さらに、図11(c)に示
すように目的地までの経路405が設定されている場合
には、経路405上の渋滞統計情報411を抽出して表
示してもよい。
【0051】次に、ナビ端末での渋滞傾向情報の表示例
を図12に示す。図12(a)は、縁取りの矢印線50
0で現在の渋滞と渋滞傾向を表示した場合の例である。
矢印線の長さで渋滞区間を表し、矢印線の内側の色で現
在の渋滞度を、矢印線縁取り色で渋滞傾向を表してい
る。例えば矢印線の内側の色を、順調を緑色,混雑を黄
色,渋滞を赤色で表現する。また矢印線縁取り色を、渋
滞縮小傾向を青色,渋滞伸張傾向を紫色で表現すると、
現在混雑の道路が伸張傾向にあるデータは、紫色で縁取
りされた中心が黄色の矢印線500が表示される。この
ように、渋滞区間が縮小傾向を示す矢印線504は青色
で縁取られ、増減なしを示す矢印線505は白で縁取ら
れ、伸長傾向を表す矢印線506は紫色で縁取られて描
画される。本実施例では、地図の表示スケールにより渋
滞傾向情報を表示するか選択している。例えば、図12
(a)のように地図が拡大表示されている場合は、渋滞
情報と共に渋滞傾向情報を示す矢印線500を表示し、
地図が縮小表示された場合には、図12(b)のように
渋滞情報を示す線501を地図上に重畳表示している。
【0052】前記した例では、地図を拡大表示した場合
のみ渋滞傾向情報を表示したが、地図の表示スケールに
よって後述するような別の表示形態を用いて渋滞傾向情
報を表示してもよい。図13(a)は、矢印線501とア
イコン502により、現在の渋滞状況と渋滞傾向を表示
した場合の例である。現在の渋滞区間を矢印線501の
長さで、矢印線501の色で渋滞度を表し、渋滞傾向を
表すアイコン502を矢印線501上に重畳表示してい
る。尚、本実施例では、渋滞区間の中間点にアイコン5
02を表示しているが、渋滞末尾にアイコン502を表
示してもよい。さらに、渋滞区間の距離によっては複数
箇所にアイコン502を表示してもよい。
【0053】図13(b)は、現在の渋滞状況を矢印線
501の長さで渋滞区間、矢印線501の色で渋滞度を
表し、矢印線501上に、渋滞傾向を表す別の線パター
ン、又は等間隔にアイコンを表示した線503を表示し
ている。例えば矢印線の色を、順調を緑色,混雑を黄
色,渋滞を赤色で表現し、渋滞縮小傾向を青色の円,渋
滞伸張傾向を紫色の円で表現すると、現在混雑の道路が
伸張傾向にあるデータは、黄色の矢印線501の上に渋
滞先頭から等間隔で紫色の円503が表示される。従っ
て、渋滞区間が縮小傾向を示す矢印線507には青色の
円が並んで描画され、伸長傾向を表す矢印線508は紫
色の円が並んで描画される。
【0054】この他に、渋滞傾向を矢印線501の線幅
で表現したり、線のスタイルで表現してもよい。例え
ば、渋滞傾向が、伸張傾向であれば通常より太い線で矢
印線を描画し、縮小傾向であれば通常より細く矢印線を
描画したり、伸張傾向であれば、二重線で矢印線を描画
し、縮小傾向であれば、破線で描画してもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、地図上に統計的な渋滞
情報を表示することで、慢性的に渋滞する交差点や道路
区間をユーザが容易に把握することができる。さらに、
季節や、日祝日・平日、時間帯毎に渋滞の統計情報を提
供することで、より詳細に渋滞の多発する地点や平均的
な渋滞度をユーザが把握することができる。
【0056】また、現在の渋滞が今後伸長するか、それ
とも縮小するかサーバ側で分析し、渋滞の増減傾向をユ
ーザに提供することで、ユーザが渋滞を回避するかの判
断を容易にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信型ナビの全体システム図。
【図2】ナビ情報提供装置の構成図。
【図3】ナビ端末構成図。
【図4】ナビ端末のハード構成図。
【図5】ナビ端末の交通情報ダウンロード設定画面例。
【図6】ナビ端末の交通情報ダウンロードの画面遷移
例。
【図7】ナビ端末の交通上布ダウンロード処理フロー。
【図8】ナビサーバの交通情報ダウンロード処理フロ
ー。
【図9】配信交通情報のデータ構成。
【図10】渋滞統計情報の表示画面例。
【図11】渋滞統計情報の表示画面例。
【図12】渋滞傾向情報の表示画面例。
【図13】渋滞傾向情報の表示画面例。
【符号の説明】
100…交通情報提供センタ、101…衛星、102…
ユーザ車両、103…移動体電話網、104…プロバイ
ダ、105…放送事業者、106…IP網、107…ナ
ビサーバ、108…固定電話網、109…ユーザの自
宅、110…パーソナルコンピュータ、111…ユーザ
管理ユニット、112…交通情報管理ユニット、113
…交通情報データベース、114…地図編集ユニット、
115…CGI、116…経路探索ユニット、117…
ユーザ情報登録・編集アプリケーション、118…ユー
ザ情報データベース、119…料金計算ユニット、12
0…渋滞予測アプリケーション、121…渋滞統計アプ
リケーション、124…地図切出しアプリケーション、
125…地図データベース、126…オプション情報デ
ータベース、127…経路探索エンジン、128…オプ
ション情報設定・変更アプリケーション、129…誘導
点作成アプリケーション。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 茂 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 田中 克明 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 葛貫 壮四郎 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 山根 憲一郎 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 伏木 匠 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 待井 君吉 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 遠藤 芳則 埼玉県戸田市上戸田50番地 株式会社エイ チ・シー・エックス内 (72)発明者 中村 浩三 埼玉県戸田市上戸田50番地 株式会社エイ チ・シー・エックス内 Fターム(参考) 2C032 HB02 HB22 HB23 HB25 HC08 HC15 HC16 HC22 HC24 HC31 HD04 HD16 HD23 2F029 AA02 AB07 AC02 AC14 AC18 AC19 AC20 5H180 AA01 BB04 BB05 BB12 CC12 EE10 FF05 FF12 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33 FF35 FF38

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の位置を測定する位置測定手段と、目
    的地情報を設定する目的地設定手段と、情報センタとデ
    ータを送受信する通信手段と、交通情報を地図上に表示
    する交通情報表示手段を備えたナビゲーション装置にお
    いて、 前記通信手段により前記情報センタから受信した、交差
    点などの所定地点または交差点の間の道路区間における
    渋滞の発生頻度や平均的な渋滞度などで構成される渋滞
    統計情報を、地図上に重畳表示することを特徴とするナ
    ビゲーション装置。
  2. 【請求項2】請求項1のナビゲーション装置において、
    前記通信手段を介して位置測定手段で得られた現在地、
    またはユーザが指定した任意地点を前記情報センタに送
    出し、情報センタから送出された前記地点付近の渋滞統
    計情報を受信することを特徴とするナビゲーション装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1のナビゲーション装置において、
    メモリカードやハードディスクなどの記憶媒体に格納さ
    れた渋滞統計情報を、通信手段を介して更新する手段を
    備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】請求項1のナビゲーション装置において、
    渋滞統計情報が有する渋滞の発生頻度、乃至は平均的な
    渋滞度により、渋滞統計情報を表す図形を選択すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】請求項1のナビゲーション装置において、
    地図の表示縮尺により表示する渋滞統計情報を選択する
    手段を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】請求項1のナビゲーション装置において、
    地図の表示縮尺により渋滞統計情報を表す図形を選択す
    る手段を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】請求項1のナビゲーション装置において、
    季節,曜日,時間帯,日祝日・平日などの時間情報によ
    り、表示する渋滞統計情報を選択する手段を備えたこと
    を特徴とするナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】請求項1のナビゲーション装置において、
    渋滞統計情報の有効な期間を表示することを特徴とする
    ナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】請求項1のナビゲーション装置において、
    経路上の渋滞統計情報を選択して表示することを特徴と
    するナビゲーション装置。
  10. 【請求項10】請求項1のナビゲーション装置におい
    て、渋滞統計情報により道路の表示形態を変更すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】請求項1のナビゲーション装置におい
    て、渋滞統計情報の有無により地図背景色を選択するこ
    とを特徴とするナビゲーション装置。
  12. 【請求項12】車両の位置を測定する位置測定手段と、
    目的地情報を設定する目的地設定手段と、情報センタと
    データを送受信する通信手段と、交通情報を地図上に表
    示する交通情報表示手段を備えたナビゲーション装置に
    おいて、 地図の表示縮尺に応じて地図上に表示する渋滞傾向情報
    を選択する手段を備えたことを特徴とするナビゲーショ
    ン装置。
  13. 【請求項13】請求項12のナビゲーション装置におい
    て、地図上に表示する渋滞傾向情報に応じて渋滞を表す
    線の縁取り色、乃至は線スタイルを選択して表示するこ
    とを特徴とするナビゲーション装置。
  14. 【請求項14】請求項12のナビゲーション装置におい
    て、地図上に表示する渋滞傾向情報に応じてアイコンを
    選択して表示することを特徴とするナビゲーション装
    置。
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