JP2003302100A - コージェネ排熱利用給湯システム - Google Patents

コージェネ排熱利用給湯システム

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JP2003302100A
JP2003302100A JP2002106540A JP2002106540A JP2003302100A JP 2003302100 A JP2003302100 A JP 2003302100A JP 2002106540 A JP2002106540 A JP 2002106540A JP 2002106540 A JP2002106540 A JP 2002106540A JP 2003302100 A JP2003302100 A JP 2003302100A
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JP
Japan
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hot water
tank
water supply
exhaust heat
water
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Application number
JP2002106540A
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English (en)
Inventor
Hideki Morita
森田英樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コージェネシステムの排熱を有効利用を図るこ
とができるとともに、給湯温度を一定に維持する。 【解決手段】コージェネシステム6の排熱により槽内の
水が加熱される予熱槽10と、該予熱槽に接続され、ボ
イラーの運転により槽内の水が加熱される貯湯槽1と、
予熱槽および貯湯槽に水を供給する水供給管4と、貯湯
槽で加熱された温水を供給する給湯配管9とを備えた構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コージェネシステ
ムの排熱を有効利用して給湯を行うコージェネ排熱利用
給湯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コージェネシステムは、ガスタービン
や、ガスエンジン、ディーゼルエンジン等により発電や
圧縮機の駆動を行うとともに、エンジンの排熱を利用し
て給湯や冷暖房を行うシステムであり、この場合、エン
ジンの排熱を有効利用することが大きな課題となってい
る。
【0003】図1は、コージェネシステムの排熱を利用
した従来の給湯システムを示している。貯湯槽1はポン
プ2を介してボイラー3に接続され、貯湯槽1内には水
供給管4から水が供給され、貯湯槽1内の水はポンプ2
によりボイラー3を循環して、貯湯槽1内に温水を貯湯
するように構成されている。貯湯槽1内には熱交換器5
が配設され、また、コージェネシステム(CGS)6内
にもエンジンの排熱を利用して温水を生成する熱交換器
(図示せず)が備えられている。そして、コージェネシ
ステム6で生成された温水が熱交換器5およびポンプ7
を経て循環するように構成され、貯湯槽1においては、
ボイラー3および熱交換器5により加熱された温水が給
湯管9から給湯されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の給湯システムにおいては、CGSの給湯設定温度を
60℃程度、ボイラー3の運転設定温度を45℃程度と
すれば、最悪の場合45℃の給湯温度となり、貯湯槽1
内の温度が45〜60℃程度とばらつきが生じてしまう
という問題を有している。
【0005】また、コージェネシステム6の昼間の排熱
分を夜間に有効利用するには、CGSの排熱を貯めてお
く必要があり、大規模の貯湯槽1が必要になるという問
題を有している。
【0006】さらに、貯湯槽1の温度が60℃の場合で
は、60−20=40℃分、貯湯槽1の温度が80℃の
場合では、80−20=60℃分の熱を貯めることがで
き、温度差をとらないと、排熱を有効利用しようとする
場合の貯湯槽1は大きくしなければならないという問題
を有している。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、コージェネシステムの排熱を有効利用を図る
ことができるとともに、給湯温度を一定に維持すること
ができるコージェネ排熱利用給湯システムを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のコージェネ排熱利用給湯シ
ステムは、コージェネシステムの排熱により槽内の水が
加熱される予熱槽と、該予熱槽に接続され、ボイラーの
運転により槽内の水が加熱される貯湯槽と、予熱槽およ
び貯湯槽に水を供給する水供給管と、貯湯槽で加熱され
た温水を供給する給湯配管とを備えたことを特徴とし、
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記予熱槽
からの高温水と水供給管からの水を混合し貯湯槽に供給
するサーモミキシングバルブを備えたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図2は、本発明のコージェネ排
熱利用給湯システムの1実施形態を示す構成図である。
【0010】本発明においては、貯湯槽1とコージェネ
システム6の間に予熱槽10が設置される。予熱槽10
内に水供給管4から水が供給され、また、貯湯槽1内に
はサーモミキシングバルブ11を介して水が供給され
る。貯湯槽1はポンプ2を介してボイラー3に接続さ
れ、貯湯槽1内の水はポンプ2によりボイラー3を循環
して、貯湯槽1内に温水を貯湯するように構成されてい
る。
【0011】予熱槽10内には熱交換器5が配設され、
また、コージェネシステム(CGS)6内にもエンジン
の排熱を利用して温水を生成する熱交換器(図示せず)
が備えられている。そして、コージェネシステム6で生
成された温水が熱交換器5およびポンプ7を経て循環す
るように構成されている。予熱槽10で加熱された温水
は、サーモミキシングバルブ11に送られ、ここで、出
口温度が一定になるように、水供給管4の水と混合され
て貯湯槽1内に供給される。
【0012】上記構成からなる本発明の作用について説
明する。予熱槽10内の水は、コージェネシステム6か
ら熱交換器5に循環する高温排熱により、75〜80℃
程度に加熱され、加熱された温水は、サーモミキシング
バルブ11に送られ、ここで、水供給管4から送られて
くる水と混合され、60℃程度の温水となって貯湯槽1
内に供給される。貯湯槽1内の水は、ボイラー3により
60℃程度に加熱され、給湯配管9から60℃程度の温
水が供給される。
【0013】本発明においては、コージェネシステム6
の高温排熱を活用して予熱槽10に80℃までの高温水
を溜めるため、少ない貯湯量で大きな熱量を溜めること
ができる。また、貯湯槽1内の温水温度はボイラー3の
運転により60℃程度で安定しているため、給湯温度の
ばらつきをなくすことができる。
【0014】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、サ
ーモミキシングバルブを設けているが、これを設けずに
直接、貯湯槽1に送るようにしても、水温の安定と排熱
の有効利用を図ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コージェネシステムの排熱により槽内の水が
加熱される予熱槽と、該予熱槽に接続され、ボイラーの
運転により槽内の水が加熱される貯湯槽と、予熱槽およ
び貯湯槽に水を供給する水供給管と、貯湯槽で加熱され
た温水を供給する給湯配管とを備える構成のため、コー
ジェネシステムの排熱を有効利用を図ることができると
ともに、給湯温度を一定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコージェネ排熱利用給湯システムの構成
図である。
【図2】本発明のコージェネ排熱利用給湯システムの1
実施形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1…貯湯槽 4…水供給管 6…コージェネシステム 9…給湯配管 10…予熱槽 11…サーモミキシングバルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コージェネシステムの排熱により槽内の水
    が加熱される予熱槽と、該予熱槽に接続され、ボイラー
    の運転により槽内の水が加熱される貯湯槽と、予熱槽お
    よび貯湯槽に水を供給する水供給管と、貯湯槽で加熱さ
    れた温水を供給する給湯配管とを備えたことを特徴とす
    るコージェネ排熱利用給湯システム。
  2. 【請求項2】前記予熱槽からの高温水と水供給管からの
    水を混合し貯湯槽に供給するサーモミキシングバルブを
    備えたことを特徴とする請求項1記載のコージェネ排熱
    利用給湯システム。
JP2002106540A 2002-04-09 2002-04-09 コージェネ排熱利用給湯システム Pending JP2003302100A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051835A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Sanki Eng Co Ltd 排熱利用システム
WO2018163426A1 (ja) * 2017-03-10 2018-09-13 三菱電機株式会社 熱媒体供給システム

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