JP2003300822A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP2003300822A
JP2003300822A JP2002105232A JP2002105232A JP2003300822A JP 2003300822 A JP2003300822 A JP 2003300822A JP 2002105232 A JP2002105232 A JP 2002105232A JP 2002105232 A JP2002105232 A JP 2002105232A JP 2003300822 A JP2003300822 A JP 2003300822A
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Kiyosuke Ueda
清資 上田
Kenji Shimomura
健次 下村
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Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
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Mikimoto Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決すべき課題】 本発明者らは真珠、および真珠層
をより有効に利用するために鋭意検討した。 【解決手段】 真珠および/または真珠層を含んだ貝殻
とグァバの葉、オオバナサルスベリの葉、愛玉子の果
実、ジャトバの果皮、西河柳の抽出物の1種以上を含む
皮膚外用剤が本課題を解決することがわかった。さらに
グリコール酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸塩、ア
スコルビン酸誘導体の1種以上を含む皮膚外用剤がより
本課題を解決することがわかった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真珠および/または真
珠層を含んだ貝殻とグァバの葉、オオバナサルスベリの
葉、愛玉子の果実、ジャトバの果皮、西河柳の抽出物を
1種以上を配合することを特徴とする皮膚外用剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 真珠、或いは貝殻の真珠層の化粧料へ
の応用は特開昭61−24669号、特開平6−284
016号公報で公知されており、また、古くより中国や
日本でも皮膚への利用がなされていた。
【0003】グァバはバンジロウ或いは番石榴と呼ば
れ、ふともも科、バンジロウ属の植物で、学名をプジジ
ウム グアヤバ エル(Psidium Guajava L.)という。一
般には、その実を生食、ジャム、ジュース等で食する。
分布は、原産は熱帯アメリカであるが、熱帯、亜熱帯の
各地で広く栽培され、日本では九州南部で栽培され、琉
球諸島では野生化している。また、薬として腸炎、赤
痢、消化不良性下痢に用いられている。
【0004】オオバナサルスベリ(lagerstroemia spec
iosa)は、ミソハギ科サルスベリ属の植物でインドに生
える半落葉高木である。このオオバナサルスベリの根
は、下痢に、樹皮、葉は下剤として利用されている。
【0005】愛玉子は学名をFicus awkeot
sang Makino、和名をカンテンイタビと称す
る植物の果実を乾燥させたものである。原産地は主とし
て台湾南部の標高1000〜2000mに自生している
高木で、台湾では水に入れてもみ、砂糖を加えて清涼飲
料として愛用されている。さらに本発明者らによって、
美白作用、ヒアルロニダーゼ活性阻害効果等があること
を見いだされている。
【0006】ジャトバは学名Hymenaea courbarilとい
い、熱帯アメリカに分布する高さ30〜40mの高木
で、樹皮は淡灰色のまめ科の植物である。
【0007】西河柳はギョリュウ科ギョリュウ属の学名
をタマリックス チネンシス ロウア(Tamarix chinensi
s Lour)、通称ギョリュウと呼ばれる植物の葉のついた
若枝である。この植物は原産は中国であるが、鑑賞用と
して日本に渡来し、庭等に植えられている落葉小高木で
ある。用途としては、発汗、解熱、利尿、鎮咳、抗菌
(肺炎球菌、α−レンサ球菌、白色ブドウ球菌、インフ
ルエンザ)として用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは真珠、お
よび真珠層をより有効に利用するために鋭意検討した。
【0009】
【課題を解決するための手段】有効性が高く、安全性も
高い、真珠(貝殻の真珠層を含む)とグァバの葉、オオ
バナサルスベリの葉、愛玉子の果実、ジャトバの果皮、
西河柳の抽出物の1種以上を配合することによって真珠
(貝殻の真珠層を含む)の有効性のみならず、グァバの
葉、オオバナサルスベリの葉、愛玉子の果実、ジャトバ
の果皮、西河柳の抽出物の有効性が相まって、皮膚外用
剤としての有効性を高くもった製剤が完成した。さらに
はグリコール酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸塩、
アスコルビン酸誘導体の1種以上配合することはより優
れた皮膚外用剤が得られた。真珠や真珠層を含んだ貝殻
はアコヤガイ、カワシンジュガイ、クロチョウガイ、シ
ナカラスガイ等の淡水産、海水産のものから選択すれば
よい。真珠層を含んだ貝殻の真珠層だけを配合してもよ
く、これらの貝殻より粒柱層などを除いて得られる。そ
の方法は特公平6−43320号公報など公知の方法を
用いればよい。実際には真珠層は稜柱層に比較して硬い
ので、この差を利用して物理的、化学的に除く。さらに
これを粉末化して利用する。以下に述べるようにグルコ
ール酸やアスコルビン酸、アスコルビン酸塩、アスコル
ビン酸誘導体等で溶解させない場合は粉末にする工程を
充分に行った方がより効果を発揮する。これにグァバの
葉、オオバナサルスベリの葉、愛玉子の果実、ジャトバ
の果皮、西河柳の抽出物の1種以上を配合する。
【0010】グァバの葉、オオバナサルスベリの葉、愛
玉子の果実、ジャトバの果皮、西河柳の抽出方法は水、
親水性有機溶媒の単独或いは組み合わせで抽出すればよ
いことが判明した。親水性有機溶媒としては、エタノー
ル、メタノール、ブタノール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、それ以
上のポリエチレングリコール類、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、それ以上のポリプロピレ
ングリコール類、1,3−ブチレングリコール、1,4
−ブチレングリコール等のブチレングリコール類、グリ
セリン、ジグリセリン、それ以上のポリグリセリン類な
どが例示される。
【0011】これにグリコール酸、アスコルビン酸、ア
スコルビン酸塩、アスコルビン酸誘導体の1種以上を配
合する。これらを配合することによって、さらに有効性
等が増す。これらは真珠或いは真珠層を含んだ貝殻の炭
酸カルシウムを溶解し、真珠の有効性成分をより有効に
活用できる方法であり、また、グリコール酸、アスコル
ビン酸、アスコルビン酸塩、アスコルビン酸誘導体等の
それ自体の効果と相まって非常に有効な皮膚外用剤を得
ることができた。勿論これ以外の酸を加えることはなん
ら問題はない。
【0012】真珠を溶解することは有効性の向上という
大きな効果を発生させるが、さらに透明、或いは半透明
化粧料に用いると、外観上の有利点も生じまた、粘度の
低い液体系では沈殿などの問題点をも解決するという新
たな効果も発揮する。アスコルビン酸の誘導体は特に限
定はなく、アスコルビン酸硫酸エステル(塩)、アスコ
ルビン酸リン酸エステル(塩)、アスコルビン酸グルコ
シド等が例示できる。しかし、本発明者らの実験による
と、アスコルビン酸グルコシドが最適であった。真珠、
或いは貝殻の真珠層の配合量は0.0001〜50%、
グァバの葉、オオバナサルスベリの葉、愛玉子の果実、
ジャトバの果皮、西河柳の抽出物の配合量は、その種類
や用途によって大きく異なるが、固形分換算で0.00
1〜10%が好ましい。また、真珠、或いは貝殻の真珠
層とグァバの葉、オオバナサルスベリの葉、愛玉子の果
実、ジャトバの果皮、西河柳の抽出物の1種以上ににグ
ルコール酸、アスコルビン酸、アスコルビン酸塩、アス
コルビン酸誘導体等の1種以上を配合するときは、 真
珠、或いは貝殻の真珠層とグルコール酸の比は0.5:
99.5〜10:90好ましく、その合計の量は製剤中
の0.5%〜10%が好ましい。0.5%以下では有効
性が少なく、10%以上配合しても、ほとんどメリット
がでない。アスコルビン酸誘導体はその種類や、グルコ
ール酸の割合、化粧品の使用目的によっても異なるが
0.2〜15%が好ましい。。また、製剤のpHは3.
0〜5.5望ましく、pH3.0以下では刺激の問題が
あり、pH5.5以上では溶解が完全に行われない場合
がある。
【0013】以上のように規定されたものはさまざまな
剤型に配合することができる。例えば、ローション類、
乳液類、クリーム類、軟膏類、パック類、入浴剤の形態
にすることができる。
【0014】これら化粧料の剤型を処方化するために、
天然動植物油脂例えば、オリーブ油、ミンク油、ヒマシ
油、パーム油、牛脂、月見草油、ヤシ油、ヒマシ油、カ
カオ油、マカデミアナッツ油等;蝋例えば、ホホバ油、
ミツロウ、ラノリン、カルナウバロウ、キャンデリラロ
ウ等;高級アルコール例えば、ラウリルアルコール、ス
テアリルアルコール、セチルアルコール、オレイルアル
コール等;高級脂肪酸例えば、ラウリン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸ィン、固形パラフィン、スクワラン、
ワセリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス
等;合成エステル油例えば、ブチルステアレート、ヘキ
シルラウレート、ジイソプロピルアジペート、ジイソプ
ロピルセバケート、ミリスチン酸オクチルドデシル、イ
ソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテートイ
ソプロピルミリステート、セチルイソオクタノエート、
ジカプリン酸ネオペンチルグリコール;シリコーン誘導
体例えば、メチルシリコーン、メチルフェニルシリコー
ン等のシリコーン油
【0015】界面活性剤としては、アニオン性界面活性
剤例えば、アルキル硫酸塩、脂肪酸塩、アルキルリン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルのリン酸塩や
硫酸塩等;非イオン性界面活性剤例えば、グリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油、ポリグリセリン脂肪酸エステル等;両面活性剤例え
ば、アルキルベタイン、ホスホベタイン、ホスファチジ
ルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファ
チジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファ
チジルイノシトール及びこれらのリゾ体の他、ホスホフ
ァチジン酸とその塩
【0016】多価アルコール例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
それ以上のポリエチレングリコール類、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、それ以上のポリプロ
ピレングリコール類、1,3−ブチレングリコール、
1,4−ブチレングリコール等のブチレングリコール
類、グリセリン、ジグリセリン、それ以上のポリグリセ
リン類、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、
マルチトール等の糖アルコール類、グリセリン類のエチ
レンオキシド(以下、EOと略記)、プロピレンオキシ
ド(以下、POと略記)付加物、糖アルコール類のE
O、PO付加物、ガラクトース、グルコース、フルクト
ース等の単糖類とそのEO、PO付加物、マルトース、
ラクトース等の多糖類とそのEO、PO付加物などの多
価アルコール
【0017】薬剤としてトコフェロール、酢酸トコフェ
ロール、アラントイン、胎盤抽出物、エラスチン、アル
ブチン、コラーゲン、トリクロサン、トリクロロカルバ
ン、グリチルリチン酸ジカリウム、メチルパラベン、ブ
チルパラベン
【0018】これらの原料を組み合わせて必要な製剤を
得る。勿論グリコール酸以外のクエン酸,リンゴ酸,酒
石酸,乳酸等のαヒドロキシ酸の利用は有効である。ま
た、菱実、岩弁慶、アサムの材、ひとつ葉、タブノキの
樹皮、仙鶴草、鶏血藤、大黄、阿膠、ウラジロガシの
葉、貝母、秦皮、サラカ・インディカの樹皮、ミサキノ
ハナの葉および樹皮、ジャンボランの樹皮、丁字、紅
花、苦参、穿破石、アダトダ・バシカの材、コウスイガ
ヤ、デスモディウム ガンゲチクム、フウセンカズラ、
ムラヤ・コエニギイ、スミラックス・ゼイラニカ、ニゲ
ラ・サティバ、ムンロニア プミラ、ボッレリア・ヒス
ピダ、フィランサス・ヌリリ、アサガオカラクサ、スフ
ェランサス・インディクス、トラギア インボルクラ
タ、カミメボウキ、インドセンダン、イボナシツヅラフ
ジ、ウッドフォディア・フルティコサ、フウセンカズ
ラ、ベチバー、ヒハツ、キンコウボク、インドサルサ、
チャバコショウ、コバノブラッシュノキ、デスモディウ
ム・ガンゲチクム等の植物抽出物も勿論利用できる。以
下に実施例を記載するが、本発明はこれらの製造例及び
実施例によって何ら限定されるものではない。
【0019】製造例1 オオバナサルスベリの葉(乾燥
品)10gにエタノール水溶液300mlを加えて時々撹
拌しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレート
した後、凍結乾燥した。
【0020】製造例2 オオバナサルスベリの葉(乾燥
品)10gに50%エタノール水溶液300mlを加えて
時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポ
レートした後、凍結乾燥した。
【0021】製造例3 愛玉子(乾燥品)10gに70
%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌しつつ5
日間放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍
結乾燥した。
【0022】製造例4 ジャトバの果皮(乾燥品)10
gに酢酸エチル300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間
放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾
燥した。
【0023】製造例5 ジャトバの果皮(乾燥品)10
gにアセトン300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放
置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾燥
した。
【0024】製造例6 ジャトバの果皮(乾燥品)10
gにエタノール300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間
放置した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾
燥した。
【0025】製造例7 ジャトバの果皮(乾燥品)10
gに50%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌
しつつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレートし
た後、凍結乾燥した。
【0026】製造例8 ジャトバの果皮(乾燥品)10
gに精製水300mlを加えて時々撹拌しつつ5時間加熱
し、その後放冷したのち、これを濾過後、凍結乾燥し
た。
【0027】製造例9 グァバの葉(乾燥品)10gに
エタノール300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置
した。これを濾過後、エバポレートした後、凍結乾燥し
た。
【0028】製造例10 グァバの葉(乾燥品)10g
に50%エタノール水溶液300mlを加えて時々撹拌し
つつ5日間放置した。これを濾過後、エバポレートした
後、凍結乾燥した。
【0029】製造例11 西河柳(乾燥品)を10gに
エタノール300mlを加えて時々攪拌しつつ5日間放置
した。これを濾過後凍結乾燥した。
【0030】製造例12 西河柳(乾燥品)を10gに
50%エタノール水溶液300mlを加えて時々攪拌しつ
つ5日間放置した。これを濾過後凍結乾燥した。
【0031】製造例13 西河柳(乾燥品)を10gに
精製水300mlを加えて3時間加熱する。これを放冷し
た後濾過後凍結乾燥した。
【0032】 (実施例1) ローション 重量部 オリーブ油 0.5 ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンモノステアレート 2.0 ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 2.0 製造例1 1.0 エタノール 10.0 1.0%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 1.0 1,3ブチレングリコール 5.0 真珠末(アコヤ貝真珠の微粉砕物) 0.1 精製水 78.4
【0033】 (実施例2) ローション 重量部 オリーブ油 0.5 ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンモノステアレート 2.0 ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 2.0 製造例2 0.5 エタノール 10.0 1.0%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 1.0 1,3ブチレングリコール 5.0 真珠末(アコヤ貝真珠の微粉砕物) 0.1 グリコール酸 2.0 アスコルビン酸グリコシド 2.0 精製水 75.4
【0034】 (実施例3) クリーム 重量部 A スクワラン 20.0 オリーブ油 2.0 ミンク油 1.0 ホホバ油 5.0 ミツロウ 5.0 セトステアリルアルコール 2.0 グリセリンモノステアレート 1.0 ソルビタンモノステアレート 2.0 製造例3 1.0 B 精製水 51.85 ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンモノステアレート 2.0 ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 1.0 グリセリン 5.0 1.0%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 2.0 アコヤ貝殻の微粉砕物 0.05 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 AとBをそれぞれ計量し、70℃まで加温し、BにAを
攪拌しつつ徐々に加えたのち、ゆっくり攪拌しつつ30
℃まで冷却した。
【0035】 (実施例4) クリーム 重量部 A スクワラン 20.0 オリーブ油 2.0 ミンク油 1.0 ホホバ油 5.0 ミツロウ 5.0 セトステアリルアルコール 2.0 グリセリンモノステアレート 1.0 ソルビタンモノステアレート 2.0 製造例4 0.2 B 精製水 46.65 ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタンモノステアレート 2.0 ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 1.0 グリセリン 5.0 1.0%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 2.0 アコヤ貝殻の微粉砕物 0.05 グリコール酸 5.0 アスコルビン酸グリコシド 2.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.1 AとBをそれぞれ計量し、70℃まで加温し、BにAを
攪拌しつつ徐々に加えたのち、ゆっくり攪拌しつつ30
℃まで冷却した。
【0036】実施例5 実施例1の製造例1を製造例5に替え、他は実施例1と
同様に作成した。
【0037】実施例6 実施例3の製造例3を製造例6に替え、他は実施例3と
同様に作成した。
【0038】実施例5 実施例1の製造例1を製造例5に替え、他は実施例1と
同様に作成した。
【0039】実施例6 実施例3の製造例3を製造例6に替え、他は実施例3と
同様に作成した。
【0040】実施例5 実施例1の製造例1を製造例5に替え、他は実施例1と
同様に作成した。
【0041】実施例6 実施例3の製造例3を製造例6に替え、他は実施例3と
同様に作成した。
【0042】実施例7 実施例1の製造例1を製造例7に替え、他は実施例1と
同様に作成した。
【0043】実施例8 実施例3の製造例3を製造例8に替え、他は実施例3と
同様に作成した。
【0044】実施例9 実施例1の製造例1を製造例9に替え、他は実施例1と
同様に作成した。
【0045】実施例10 実施例3の製造例3を製造例10に替え、他は実施例3
と同様に作成した。
【0046】実施例11 実施例1の製造例1を製造例11に替え、他は実施例1
と同様に作成した。
【0047】実施例12 実施例3の製造例3を製造例12に替え、他は実施例3
と同様に作成した。
【0048】実施例13 実施例1の製造例1を製造例13に替え、他は実施例1
と同様に作成した。
【0049】(使用テスト)女性35名を5グループに
分け、の顔面を左右に分け、一方に、実施例のローショ
ンとクリームをセットにして、他方には比較例のローシ
ョンとクリームをセットにして毎日、1回以上使用して
もらって、3カ月後に、しっとり感、美白、肌のつや、
クスミの改善及び肌のはりについて評価した。なお、比
較例は実施例1より真珠末を除いて作成したものと実施
例3よりアコヤ貝殻の微粉砕物を除いて作成したものと
を使用した。結果を以下に示す。 結果は比較例と比較して非常に有効であったを3、有効
であったを2、やや有効であったを1、比較例と変わら
なかったを0、比較例の方がやや有効であったを−1、
有効であったを−2、非常に有効であったを−3とし、
その平均を示した。
【0050】
【効果】以上のように各実施例は有効性が高いことがわ
かった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真珠および/または真珠層を含んだ貝殻と
    グァバの葉、オオバナサルスベリの葉、愛玉子の果実、
    ジャトバの果皮、西河柳の抽出物の1種以上を含む皮膚
    外用剤
  2. 【請求項2】グリコール酸、アスコルビン酸、アスコル
    ビン酸塩、アスコルビン酸誘導体の1種以上を含む請求
    項1の皮膚外用剤
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