JP2003300606A - ピッキングシステム - Google Patents

ピッキングシステム

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JP2003300606A
JP2003300606A JP2002107443A JP2002107443A JP2003300606A JP 2003300606 A JP2003300606 A JP 2003300606A JP 2002107443 A JP2002107443 A JP 2002107443A JP 2002107443 A JP2002107443 A JP 2002107443A JP 2003300606 A JP2003300606 A JP 2003300606A
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container
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specifying information
picking
zone
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JP2002107443A
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Tetsuji Watanabe
哲治 渡辺
Keiko Sakaeda
啓子 坂枝
Eiji Kitamura
栄治 北村
Takashi Matsunaga
貴司 松永
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発注元ごとに商品を集品するコンテナが何ら
かのミスにより予定通りの順番になっていないときの作
業効率の低下の抑制、及び商品の投入ミスを解消するこ
とができるピッキングシステムを提供する。 【解決手段】 メインコントローラ41は、ラベルLに
記録されたコンテナ番号を、ラベルLが発行された順番
で作業ゾーンZ1…Znのサブコントローラ51…51
に送信する。各ゾーンの光学スキャナ45は、搬送され
てきたコンテナAに添付されたラベルLからコンテナ番
号を検出する。各サブコントローラ51は、メインコン
トローラ41から受信したコンテナ番号をその受信した
順番と併せて記憶し、光学スキャナ45で検出されたコ
ンテナ番号と記憶されているコンテナ番号のうちコンテ
ナAが搬送されてきた順番に対応するコンテナ番号とを
比較し一致しないときは警報ランプ46でその旨を警告
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種商品の流通過
程において商品の集品作業に用いられるピッキングシス
テムに関し、商品の仕分け作業技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア向けの商品配送センターなどにおいては、各店舗か
らの要求に応じて各種の商品を要求個数だけ取り揃える
集品作業が行われるが、この種の作業に用いられる集品
方法として、例えば発注元別の集品コンテナの搬送経路
に沿って、商品を品目ごとに保管した多数の商品保管部
を配置すると共に、各保管部にその保管部からの商品の
取り出し個数を表示する個数表示器を備え、作業者が各
保管部の商品をこの表示器に表示された個数ずつ取り出
して前記搬送経路を移動する集品コンテナに投入するこ
とにより、受注商品を取り揃えるピッキング方式が広く
用いられている。
【0003】そして、特に近年においては、このピッキ
ング方式の効率化を図るため、上記搬送経路に沿って設
定された作業ゾーンごとに、上記搬送経路ないしは商品
保管部の近傍に次に投入すべき集品コンテナの番号を表
示するコンテナ番号表示器を設け、このコンテナ番号表
示器に表示されたコンテナを、搬送経路を移動中の多数
のコンテナの中から、該コンテナに添付されたラベル等
の情報記録媒体に印字されたコンテナ番号を頼りに目視
で探し出し、例えば搬送経路上に設けられたストッパ等
のコンテナ停止手段を作動させて停止させるようになっ
ている。
【0004】一方、搬送経路の始端側には、前記ラベル
を発行するラベラーが設けられ、該ラベラーで発行され
たラベルが、自動的にあるいは作業者によりコンテナに
添付され、このラベルの添付されたコンテナが作業者に
より搬送経路に乗せられるようになっている。
【0005】その場合に、商品及びこの商品を投入すべ
きコンテナに関するデータは、仕分け用のホストコンピ
ュータから、各作業ゾーンの表示器を制御する表示器コ
ントローラと、ラベル印字を制御するラベラーコントロ
ーラとに送られる。そして、表示器コントローラが受信
したデータは、一旦表示器コントローラで蓄積されたの
ち、コンテナへの物品投入完了の都度受信した順番で表
示器コントローラから表示器に送信されて更新表示され
る。また、ラベラーコントローラが受信したデータは、
受信の都度該ラベラーコントローラで所定のフォーマッ
トに変換されてラベラーに送信され、該ラベラーでラベ
ルに印字される。
【0006】端的に言えば、各作業ゾーンでは、仕分け
用のホストコンピュータからデータが送信された順番
で、コンテナに投入すべき商品個数及び投入すべきコン
テナ番号が個数表示器及びコンテナ番号表示器に更新表
示されると共に、印字されたラベルが添付された多数の
コンテナが、搬送経路上を搬送されていくこととなる。
【0007】そして、コンテナ番号表示器に更新表示さ
れたコンテナ番号が記載されたラベルが添付されたコン
テナが到達したのち、個数表示器に表示された商品を作
業者がこのコンテナに投入して例えば投入完了スイッチ
等を押下することにより、このコンテナへの商品の投入
作業が完了する。そして、次の商品データが表示器コン
トローラに到達しているときには、表示器の表示が次の
商品データに更新され、次のコンテナへの商品投入作業
に移るという作業が繰り返し行なわれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ピ
ッキングシステムにおいては、搬送経路上で搬送中の多
くのコンテナの中から、商品を投入すべきコンテナを、
該コンテナに添付されたラベルから目視で探し出すよう
な場合、対象でないコンテナに物品を投入する作業ミス
が発生する虞がある。仮に、この作業ミスに気付いて
も、例えば搬送経路を一時停止させて作業ミスのあった
コンテナを探し出し、商品を入れ替える作業が発生し、
作業効率が低下する。
【0009】そこで、この目視によるミスを解消するた
めに、搬送経路に沿って各ゾーンごとに無線受信機を設
けると共に、コンテナにピッキング対象のゾーン番号を
送信する無線送信機を取りつけ、前記無線受信機が該当
の無線送信機からの電波を受信したときに搬送経路上に
設けられたストッパを自動で作動させて対象のコンテナ
を停止させるものが、特開2001−088917号公
報に開示されている。
【0010】しかしながら、この公報に記載のピッキン
グシステムでは、前述のラベルが添付されたコンテナが
搬送経路に乗せられず放置されるような作業ミスが発生
した場合、このコンテナに商品を投入する予定の作業ゾ
ーンの作業者はこのミスを知る術がないからコンテナの
到達を待ち続けるしかない。そして、途中でこの作業ミ
スの可能性に気付いても、気付いたときにはかなりの時
間が経過しているから無駄な時間が生じる。
【0011】また、何らかの原因により対象作業ゾーン
で商品を投入すべき例えば2つのコンテナの順番が入れ
替わるようなことが生じた場合、この入れ替わった状態
が認識されないままこれらのコンテナを対象作業ゾーン
に停止させるから、作業者がこの入れ替わった状態のコ
ンテナに表示器に表示された商品を誤って投入し、コン
テナと商品とが一致しない状態が生じる虞がある。
【0012】そこで、本発明は、発注元ごとに商品を集
品するコンテナが何らかのミスにより搬送経路上に乗せ
られなかった場合の作業効率の低下を抑制でき、また、
搬送経路にコンテナは乗せられたもののその順番が入れ
替わってしまった場合の商品の投入ミスを解消すること
ができるピッキングシステムを提供することを課題とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
【0014】すなわち、本願の請求項1に係る発明は、
発注元毎に受注商品を集品するコンテナの搬送経路と、
該経路に沿って設けられて商品を品目毎に保管した多数
の商品保管部とを有し、かつ商品保管部に、その保管部
からの商品のピッキングの個数を表示する個数表示器が
備えられたピッキングシステムであって、コンテナを特
定する情報が記録され、コンテナに添付される情報記録
媒体を発行する情報記録媒体発行手段と、該情報記録媒
体に記録されたコンテナ特定情報を、この情報記録媒体
が発行された順番で送信するコンテナ特定情報送信手段
とが備えられていると共に、前記搬送経路に沿って設定
された各作業ゾーンに、前記コンテナ特定情報送信手段
から送信されてきたコンテナ特定情報を受信してその受
信した順番と併せて記憶するコンテナ特定情報受信手段
と、コンテナが搬送されてきたときに、該コンテナに添
付された情報記録媒体からコンテナ特定情報を検出する
コンテナ特定情報検出手段と、該コンテナ特定情報検出
手段で検出されたコンテナ特定情報と前記コンテナ特定
情報受信手段で記憶されているコンテナ特定情報のうち
コンテナが搬送されてきた順番に対応するコンテナ特定
情報とを比較するコンテナ特定情報比較手段と、該比較
手段で比較した結果、両コンテナ特定情報が一致しない
ときはその旨を警告する警告手段とが備えられているこ
とを特徴とする。
【0015】この発明によれば、コンテナに添付される
情報記録媒体が情報記録媒体発行手段で発行され、この
情報記録媒体に記録されたコンテナ特定情報情報がこの
情報記録媒体が発行された順番でコンテナ特定情報送信
手段により送信され、この送信されたコンテナ特定情報
がコンテナ特定情報受信手段で受信されてその受信した
順番とあわせて記憶される。そして、作業ゾーンにコン
テナが搬送されてきたときに、該コンテナに添付された
情報記録媒体からコンテナ特定情報がコンテナ特定情報
検出手段で検出されて、この検出されたコンテナ特定情
報と前記コンテナ特定情報受信手段で記憶されているコ
ンテナ特定情報のうちコンテナが搬送されてきた順番に
対応するコンテナ特定情報とが比較され、両コンテナ特
定情報が一致しないときはその旨が警告手段により警告
される。
【0016】すなわち、搬送中のコンテナの並びに何ら
かの異常が生じているときには、警告手段により警告さ
れるから、異常が生じていることを作業者が確実に知る
ことができる。例えば、商品を投入すべきコンテナが何
らかのミスにより搬送経路上に乗せられなかった場合
に、到着するはずのないコンテナを作業者が待ち続ける
ことによる時間の無駄やこれに伴う作業効率の低下が抑
制され、また、コンテナ搬送経路にコンテナは乗せられ
たもののその順番が入れ替わってしまった場合に、対象
でないコンテナに、商品を投入してしまうようなミスが
解消される。
【0017】また、本願の請求項2に係る発明は、請求
項1に記載の発明において、前記コンテナ特定情報比較
手段で比較した結果、両コンテナ特定情報が一致しない
ときはコンテナの搬送制御を異常時の制御に切り換える
コンテナ搬送制御切換え手段が備えられていることを特
徴とする。
【0018】この発明によれば、コンテナ特定情報比較
手段で比較した結果、両コンテナ特定情報が一致しない
ときはコンテナの搬送制御が異常時の制御に切り換えら
れるから、不一致状態が放置されることがない。また、
不一致状態を解消するための対応を早く行なうことがで
きる。
【0019】そして、本願の請求項3に係る発明は、請
求項1または請求項2に記載の発明において、前記個数
表示器に表示する発注元毎にピッキングすべき受注商品
の個数データ及びこのデータに対応する商品を投入する
コンテナを特定する情報を送信するピッキング情報送信
手段が備えられていると共に、前記各作業ゾーンに、前
記ピッキング情報送信手段から送信されてきたピッキン
グ情報を受信するピッキング情報受信手段と、該ピッキ
ング情報受信手段が受信したコンテナ特定情報と前記コ
ンテナ特定情報検出手段が検出したコンテナ特定情報と
を比較する第2のコンテナ特定情報比較手段と、該第2
の比較手段で比較した結果、両コンテナ特定情報が一致
したときにこのコンテナへの商品の投入を指示する投入
指示手段とが備えられていることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、コンテナ特定情報検出
手段が検出したコンテナ番号と、ピッキング情報受信手
段が受信したコンテナ特定情報とを第2のコンテナ特定
情報比較手段で比較し、両コンテナ特定情報が一致した
ときに、このコンテナへの商品の投入が指示されるか
ら、搬送経路を搬送中のコンテナの中から目視で該当の
コンテナを見つけ出す必要がなくなる。また、そのとき
に個数表示器に表示された商品と、この商品を投入すべ
きコンテナとが対応付けられる。この結果、作業者が別
のコンテナを誤って選択することがなくなって確実に発
注元用の対象のコンテナに発注元用の商品を投入でき、
また、作業者の負担が軽減されて作業精度が向上する。
【0021】また、本願の請求項4に係る発明は、請求
項3に記載の発明において、前記第2のコンテナ特定情
報比較手段で比較した結果、両コンテナ特定情報が一致
したときは該当コンテナの進行を所定の作業位置で停止
させるコンテナ停止手段が備えられていることを特徴と
する。
【0022】この発明によれば、第2のコンテナ特定情
報比較手段で比較した結果、両コンテナ特定情報が一致
したときに発注元用の商品を投入すべきコンテナが所定
の作業位置で停止するから、作業者が余裕を持って商品
の投入作業ができ、より一層作業の信頼性が向上する。
【0023】そして、本願の請求項5に係る発明は、請
求項3または請求項4に記載の発明において、前記ピッ
キング情報送信手段と前記ピッキング情報受信手段とを
接続する第1の情報伝送路と、前記コンテナ特定情報送
信手段と前記コンテナ特定情報受信手段とを接続する第
2の情報伝送路とが独立して設けられていることを特徴
とする。
【0024】この発明によれば、コンテナ特定情報送信
手段が送信するコンテナ特定情報は、ピッキング情報を
伝送する第1の情報伝送路とは別の第2の情報伝送路で
伝送されるから、第1の情報伝送路の情報量が増加せ
ず、前記ピッキング情報の伝送に悪影響を与えることが
ない。
【0025】さらに、本願の請求項6に係る発明は、請
求項1から請求項5のいずれかに記載の発明において、
前記コンテナ特定情報送信手段から送信されたコンテナ
特定情報には、ピッキング作業すべき作業ゾーンを特定
するゾーン特定情報が含まれており、前記コンテナ特定
情報検出手段で検出されたコンテナ特定情報に基づい
て、前記コンテナ特定情報受信手段で記憶されているコ
ンテナ特定情報に対応するゾーン特定情報を読み出すゾ
ーン特定情報読出し手段と、該ゾーン特定情報読出し手
段で読み出されたゾーン特定情報に基づいてこのコンテ
ナを当該ゾーンに停止させあるいは通過させるコンテナ
搬送制御手段とが備えられていることを特徴とする。
【0026】この発明によれば、ゾーン特定情報読出し
手段で読み出されたゾーン特定情報に基づいてコンテナ
の搬送が制御されるから、例えばゾーン特定情報として
該当ゾーンでの停止の要否を設定すれば、該当作業ゾー
ンで停止させる必要がないコンテナを自動的に通過させ
ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0028】[第1の実施の形態]まず、本発明の第1
の実施の形態について説明する。
【0029】図1に示すように、この第1の実施の形態
に係るピッキングシステム1は、発注元毎に受注商品を
集品する多数のコンテナA…Aを上流側から下流側へ
(図1のa方向に)搬送する搬送コンベア10を有して
いる。
【0030】この搬送コンベア10に沿う領域は、一定
間隔ごとに複数の作業ゾーンZ1…Znに区分されてお
り、各ゾーンZ1…Znにはピッキング作業者X…Xが
配置されている。なお、図1は作業ゾーンZ1…Znの
うちの一部の作業ゾーン領域を表示したものであり、上
記作業ゾーンZの添字を省略して記載している。
【0031】また、前記搬送コンベア10は、図1、図
2に記載のように、搬送方向に直交する軸を中心として
回動自在に支持された複数のローラ10a…10aと、
支持脚10b…10bとを有し、これらのローラ10a
…10aの隙間から昇降可能な板状のストッパ11が各
作業ゾーン毎に備えられている。このストッパ11は、
図示しない例えばモータ等の駆動手段により連結部材1
1aを介して駆動されるように構成されており、通常は
上昇した状態とされて搬送されてくるコンテナAを一旦
停止させ、例えば作業完了後等、所定の条件を満たした
ときに下降してコンテナAを通過させる。なお、符号1
0b…10bで示すものは、搬送コンベア10の支持脚
で、搬送コンベア10の長手方向に所定の間隔で設けら
れている。
【0032】各作業ゾーンZ1…Znには、搬送コンベ
ア10に沿って平行に商品棚20…20が設けられてい
る。この商品棚20には、図3に示すように、多品目の
商品を品目ごとに保管した多数の商品保管部21…21
と、その保管部21…21からの商品のピッキングの個
数を表示する個数表示ユニット22…22とが備えられ
ている。
【0033】各個数表示ユニット22は、当該商品保管
部21に保管されている商品のピッキングを指示するピ
ッキング指示ランプ23と、ピッキング個数を表示する
個数表示器24と、この保管部21からのピッキングの
終了時に作業者が押下するピッキング完了スイッチ25
とを有する。
【0034】また、前記商品棚20の上面には、作業対
象のコンテナ番号を表示するコンテナ番号表示器26
と、前記商品棚20でピッキングすべき商品が存在する
ときに点灯する号機ランプ27とが備えられていると共
に、これら各個数表示ユニット22…22、コンテナ番
号表示器26及び号機ランプ27等を制御するゾーンコ
ントローラ28が備えられている。
【0035】図1に示すように、搬送コンベア10の始
端部近傍には、コンテナA…Aを特定する情報を記録し
た情報記録媒体としてのラベルLを発行するラベルコン
トローラ31及びラベルプリンタ32と、このラベルL
に記録されたコンテナ特定情報としてのコンテナ番号
を、このラベルLが発行された順番で前記作業ゾーンZ
1…Znに向けて送信するコンテナ特定情報送信手段と
してのメインコンテナコントローラ41とが備えられて
いる。
【0036】ここで、前記ラベルLには、図4に示すよ
うに、商品の発注元名(店名)、該発注元からの発注毎
に発行されるバッチ番号(バッチNo)、コンテナAに
対して発行される通し番号であるコンテナ番号(コンテ
ナNo)、前記バッチ番号に対応するコンテナAが複数
ある場合の通し番号(コンテナ)、前記バッチ番号に対
応するバーコードL1、コンテナ番号に対応するバーコ
ードL2が印字されている。そして、このラベルLは、
図2に示すように、前記コンテナAの側面の所定位置に
添付される。
【0037】一方、図1、図3に示すように、各作業ゾ
ーンZ1…Znには、コンテナAが搬送されてきたとき
に、このコンテナAに添付されたラベルLからバーコー
ドL2を読み取ってコンテナ番号を検出するコンテナ特
定情報検出手段としての光学スキャナ45が備えられて
いる。
【0038】また、これら各ゾーンZ1…Znには、前
記メインコンテナコントローラ41(以下「メインコン
トローラ41」という。)から送信されてきたコンテナ
番号を受信してその受信した順番と併せて記憶するコン
テナ特定情報受信部と、前記光学スキャナ45で検出さ
れたコンテナ番号と前記コンテナ特定情報受信部で記憶
されているコンテナ番号のうちコンテナAが搬送されて
きた順番に対応するコンテナ番号とを比較するコンテナ
番号比較部と、該コンテナ番号比較部で比較した結果、
両コンテナ番号が一致しないときはその旨を警告する警
報ランプ46とを有するサブコンテナコントローラ51
…51(以下「サブコントローラ51…51」とい
う。)とが備えられている。
【0039】また、このサブコントローラ51は、コン
テナ番号比較部で比較した結果、両コンテナ番号が一致
しないときは、コンテナAの搬送制御を異常時の搬送制
御に切り換えるように構成されているが、詳細はフロー
チャートの説明時に説明する。
【0040】ここで、このサブコントローラ51は、自
己の動作を前述のように制御するプログラムが格納され
たROM(Read―Only Memory)と、前
記受信したコンテナ番号等を記憶するRAM(Rand
om Access Memory)と、前記ROMに
格納されたプログラムに基づいてこのコントローラ51
の制御及びコンテナ番号等のデータ処理を行なうCPU
(Central Processing Unit)
と、前記メインコントローラ41及び他のコンテナコン
トローラ51との間で前記コンテナ番号を含むデータを
送受信するデータ送受信インターフェース部と、前記ス
キャナ45を接続するスキャナインタフェース部とを有
し、これらの構成要素が内部バスラインにより接続され
ている。
【0041】また、搬送コンベア10の始端部近傍に
は、前記個数表示器24に表示する発注元毎にピッキン
グすべき受注商品の個数データ及びこのデータに対応す
る商品を投入するコンテナAを特定する情報を送信する
ピッキング情報送信手段としての仕分けコントローラ6
1が備えられている。
【0042】一方、前記各作業ゾーンZ1…Znには、
前記仕分けコントローラ61から送信されてきたピッキ
ング情報を受信するピッキング情報受信手段としての前
述のゾーンコントローラ28…28が備えられている。
また、前記サブコントローラ51…51には、ゾーンコ
ントローラ28…28が受信したコンテナ番号と前記ス
キャナ45が検出したコンテナ番号とを比較する第2の
コンテナ特定情報比較手段としての第2コンテナ番号比
較部と、該第2比較部で比較した結果、両コンテナ番号
が一致したときにこのコンテナAへの商品の投入を指示
する投入指示手段としての投入指示ランプ62とが備え
られている。
【0043】また、前記ゾーンコントローラ28には、
コンテナAに投入する商品を検品するスキャナ等でなる
検品器63と、コンテナAへの物品の投入作業が完了し
たときに、この投入の完了をゾーンコントローラ28に
伝達するための投入完了スイッチ64とが接続されてい
る。図2に示すように、これらの投入完了スイッチ6
4、投入指示ランプ62、及びスキャナ45は、搬送コ
ンベア10のローラ支持部上に取付られている。
【0044】ここで、前記ゾーンコントローラ28と前
記サブコントローラ51とは各ゾーン単位で相互に接続
されており(図5参照)、ゾーンコントローラ28が受
信したピッキング情報のうちサブコントローラ51の制
御で必要となるコンテナ番号等のピッキング情報は、ゾ
ーンコントローラ28がデータを受信したときに、ゾー
ンコントローラ28からサブコントローラ51に自動的
に送信されるようになっている。
【0045】また、このサブコントローラ51は、前記
ストッパ11の作動を制御するストッパ制御部を有して
おり、前記第2コンテナ番号比較部で比較した結果、両
コンテナ番号が一致したときは、該当コンテナAの進行
を所定の作業位置で停止させるように、前記ストッパ1
1を上昇した状態に維持させる。
【0046】次に、このピッキングシステム1の情報伝
送について図5、図6のブロック図を用いて説明する。
すなわち、このピッキングシステム1の前記ホストコン
ピュータ2と仕分けコントローラ61とは第1伝送路8
1を介して接続されている。この仕分けコントローラ6
1と各ゾーンコントローラ28…28とは第2伝送路8
2を介して接続されている。
【0047】また、前記ホストコンピュータ2とラベル
コントローラ31とは、前記第1伝送路81から分岐し
た第3伝送路83を介して接続され、ラベルコントロー
ラ31とラベルプリンタ32とは第4伝送路84を介し
て接続されている。また、ラベルプリンタ32とメイン
コントローラ41とは第5伝送路85を介して接続さ
れ、メインコントローラ41とサブコントローラ51…
51とは第6伝送路86を介して接続されている。
【0048】ここで、これら第1〜第6伝送路81,8
2,83,84,85,86は、例えばEtherne
t等のLAN(Local Area Networ
k)により構成されており、前記ホストコンピュータ
2、仕分けコントローラ61、ゾーンコントローラ28
…28、ラベルコントローラ31、及びラベルプリンタ
32は、前記伝送路81,82,83,84,85,8
6上に設けられたハブ(HUB)に接続されている。
【0049】また、各ゾーンZ1…Zn内では、ゾーン
コントローラ28とサブコントローラ51とが第7伝送
路87を介して接続され、ゾーンコントローラ28に、
前記個数表示ユニット22…22と、コンテナ番号表示
器26と、号機ランプ27と、投入完了スイッチ64
と、検品器35とが接続され、サブコントローラ51に
ストッパ11と、スキャナ45と、警報ランプ46と、
投入指示ランプ62とが接続されている。なお、これら
各ゾーンZ1…Zn内での通信は、例えばRS−232
C等のそれぞれに適した規格でなされる。
【0050】これらの伝送路81…87でのデータの伝
送は以下のように行なわれる。なお、データの送受信の
タイミングについては、別途、図7〜図10のフローチ
ャートにより説明する。
【0051】すなわち、発注元からの受注商品に関する
データが登録されたホストコンピュータ2は、この登録
されたデータのうちピッキングに関する所定のデータを
前記仕分けコントローラ61に送信する。
【0052】該仕分けコントローラ61は、ホストコン
ピュータ2が送信したデータを受信し、この受信したデ
ータの商品が前記作業ゾーンZ1…Znのいずれに保管
されているかを検索し、保管されている作業ゾーンのゾ
ーンコントローラ28に前記ピッキングデータを送信す
る。
【0053】該ゾーンコントローラ28は、仕分けコン
トローラ61から受信したデータを前記個数表示ユニッ
ト22…22及びコンテナ番号表示器26に送信してこ
れらの個数表示ユニット22…22及びコンテナ番号表
示器26の表示を更新すると共に、号機ランプ27を点
灯させる。このとき、個数表示ユニット22において
は、ピッキング指示ランプ23が点灯すると共に、個数
表示器24の表示が更新される。
【0054】また、該ゾーンコントローラ28は、仕分
けコントローラ61から受信したデータのうちコンテナ
番号に関するデータを同ゾーンのサブコントローラ51
に送信する。
【0055】また、前記ホストコンピュータ2は、発注
元からの受注商品に関する登録データのうちラベルLに
印字されるコンテナ関連情報データを前記ラベルコント
ローラ31に送信する。
【0056】該ラベルコントローラ31は、ホストコン
ピュータ2が送信したデータを受信し、この受信したデ
ータを所定のラベル印字データに変換してラベルプリン
タ32に送信する。
【0057】該ラベルプリンタ32は、このラベルコン
トローラ31が送信したデータを受信し、この受信した
データに基づいて図4に示す前述のラベルLを印字す
る。
【0058】また、該ラベルプリンタ32は、この受信
したデータをメインコントローラ41に送信する。
【0059】該メインコントローラ41は、この受信し
たデータを各ゾーンZ1…Znのサブコントローラ51
…51に送信する。
【0060】すなわち、前記仕分けコントローラ61と
各ゾーンコントローラ28…28とを接続する第2伝送
路82と、メインコントローラ41とサブコントローラ
51…51とを接続する第6伝送路86とをハード的に
独立して設けている。これによれば、メインコントロー
ラ41とサブコントローラ51…51との間を伝送され
るデータが、第2伝送路82に重畳されることがないか
ら、第2伝送路82のデータ伝送量が増加せず、ピッキ
ングデータ(情報)の伝送に悪影響を与えることがな
い。
【0061】なお、以上の説明においては、データが所
定の方向に送信あるいは受信されるように説明したが、
前述のデータだけでなく当該機器間の送受信を制御する
ための制御信号が双方向に送受信されていることは言う
までもない。
【0062】次に、図7〜図10のフローチャートを用
いて、このピッキングシステムの制御について説明す
る。なお、これらのフローチャートによる制御は、並行
して行われる。
【0063】図7のフローチャートは、ゾーンコントロ
ーラ28による表示器類の制御のフローを示す。なお、
この制御は、一発注元の商品投入作業が完了するたびに
繰り返し行なわれる。
【0064】まず、ステップS1では、ゾーンコントロ
ーラ28は、該ゾーンコントローラ28に仕分けコント
ローラ61からのピッキングデータ(情報)を受信した
か否かを判定し、受信していないとき(NOのとき)
は、ピッキングデータを受信するまで、このステップS
1の判定を繰り返す。
【0065】そして、ステップS1で、ピッキングデー
タを受信したとき(YESのとき)は、個数表示ユニッ
ト22…22の各個数表示器24…24に、当該商品保
管部21からのピッキング個数を表示させると共に、コ
ンテナ番号表示器26に、これらのピッキングした商品
を投入するコンテナ番号を表示させる。また、これと同
時に、ピッキング指示ランプ23…23と、号機ランプ
27を点灯させる。
【0066】そして、ステップS3では、前記コンテナ
番号表示器26に表示させたコンテナ番号に対応するデ
ータを、同ゾーンのサブコントローラ51及び検品器6
3に送信する。
【0067】次に、ステップS4では、前記ピッキング
指示ランプ23…23を点灯させた商品保管部21のピ
ッキング完了スイッチ25が全て押下されたか否か、す
なわち、該当の商品保管部21からの該当商品のピッキ
ング作業が全て完了したか否かを判定し、対象のピッキ
ング完了スイッチ25がまだ全ては押下されていないと
き(NOのとき)は、このステップS4の判定を繰り返
し、対象のピッキング完了スイッチ25が全て押下され
たとき(YESのとき)は、ステップS5で、号機ラン
プ27を消灯させる。
【0068】次に、ステップS6では、投入完了スイッ
チ25が押下されたか否かを判定し、押下されていない
とき(NOのとき)は、このステップS6の判定を繰り
返し、押下されたとき(YESのとき)は、ステップS
7で、コンテナ番号表示器26を消灯させ、ステップS
1に戻る。
【0069】なお、該当の各個数表示器24…24及び
これに対応するピッキング指示ランプ23…23は、こ
れに対応するピッキング完了スイッチ25…25が、押
下されるたびに消灯する。
【0070】次に、図8のフローチャートは、前記ラベ
ルコントローラ31による制御のフローを示す。
【0071】まず、ステップS11では、ホストコンピ
ュータ2からバッチの開始、すなわち一発注元分に対応
する作業の開始指示が出たか否かを判定し、出ていない
とき(NOのとき)は、このステップS11の判定を繰
り返し、出たとき(YESのとき)は、ステップS12
で、仕分け指示データをホストコンピュータ2から読み
込む。
【0072】次に、ステップS13では、ステップS1
2で仕分け指示データ読み込めたか否か、すなわち仕分
け指示が終了したか否かを判定し、仕分け指示が終了し
ていないとき(NOのとき)は、ステップS14で、ホ
ストコンピュータ2からラベルLに印字するデータをコ
ンテナ1個分読み込む。
【0073】次に、ステップS15では、データを正常
に読み込めたか否かを判定し、正常に読み込めたと判定
したとき(YESのとき)は、ステップS16でラベル
プリンタ32のステータスをチェックし、このチェック
した結果に基づいて、ステップS17で、ラベルプリン
タ32が印字可能状態であると判定したとき(OKのと
き)は、ステップS18で、ラベルプリンタ32に印字
データを送信する。
【0074】一方、ステップS15でデータを正常に読
み込めていないと判定したとき(NOのとき)、及びス
テップS17でラベルプリンタ32が印字可能状態でな
いと判定されたとき(NGのとき)は、ステップS21
で、エラー原因調査等のエラー処理を行なう。
【0075】そして、ステップS19では、ステップS
18で印字データを送信したのが、このバッチにおいて
1件目、すなわち初めてであるか否かを判定し、1件目
であるとき(YESのとき)は、ステップS12に戻っ
てそれ以後の前述の処理を繰り返し、1件目でないとき
(NOのとき)は、ステップS20で、前記サブコント
ローラ51…51に、直前のステップS18で送信した
印字データの1件前に送信した印字データに係るコンテ
ナ番号データを送信する。ここで、ステップS18で送
信した印字データの1件前に送信した印字データを送信
するのは、ラベルの印字が確実に終了するのを待つため
である。
【0076】一方、ステップS13で、仕分け指示が終
了したと判定したとき(YESのとき)は、ステップS
22で、ステップS20同様、サブコントローラ51…
51に、このバッチにおける最後のコンテナ番号を送信
する。
【0077】次に、図9のフローチャートは、前記ステ
ップS20及びステップS22の照合用のコンテナデー
タ送信の詳細のフローを示す。
【0078】まず、ステップS31では、前述の通り照
合データを各ゾーンのサブコントローラ51…51に送
信する。
【0079】次に、ステップS32では、ステップS3
1でラベルコントローラ31がサブコントローラ51…
51に照合データを送信したことに対し、各サブコント
ローラ51…51が前記照合データを受信したことある
いは受信エラーが生じたことをメインコントローラ41
に応答し、メインコントローラ41はこの応答を受信す
る。
【0080】そして、ステップS33では、前記ステッ
プS32でサブコントローラ51…51から受信エラー
の応答を受信したときは、ステップS33で、ステータ
スに受信エラーを書き込む。
【0081】次に、ステップS34では、前記ステータ
スがラベルプリンタブロックのエラー有を意味するステ
ータスであるか否かを判定し、ステータスがラベルプリ
ンタブロックのエラー有であるときは、ステップS35
でデータ送信エラーの原因を調査するためにエラー処理
を行い、そうでないとき、すなわち、ラベルプリンタブ
ロックのエラー無であるときは、ステップS1に戻る。
【0082】次に、図10のフローチャートは、各ゾー
ンZ1…Znのサブコントローラ51…51による制御
のフローを示す。
【0083】まず、ステップS41では、コンテナAが
スキャナ45の前面に到達したことを示すインゾーン信
号を受信したか否かを判定し、受信していないとき(N
Oのとき)は、受信するまでこのステップS41の処理
を繰り返し、受信したとき(YESのとき)は、ステッ
プS42で、スキャナ45にラベルL1,L2のバーコ
ード読み取り信号を送信する。なお、前記インゾーン信
号を送信する手段は、搬送コンベア10の両側に配置さ
れた図示しない赤外線式の送信機と受信機とを有し、送
信機から送信された赤外線がコンテナAにより遮蔽され
て受信機で受信できなくなったときに、前記インゾーン
信号を送信するように構成されており、これにより、コ
ンテナAがインゾーン状態、すなわち所定の作業位置に
搬送されてきてバーコードL1,L2が読み取り可能な
状態になったことが検出されるようになっている。
【0084】次に、ステップS43では、スキャナ45
がバーコードL1,L2の読み取りを完了したか否かを
判定する。
【0085】そして、読み取りが完了していないとき
(NOのとき)は、ステップS43で、読み取り信号を
送信してから所定時間経過したか否かを判定し、経過し
ていないときは、再度ステップS43の判定を行なう。
すなわち、ここでは、バーコードL1,L2の読み取り
が完了するまで、あるいは所定時間経過するまで、バー
コードL1,L2の読み取りが繰り返される。そして、
バーコードL1,L2の読み取りが完了しないまま、所
定時間経過したときは、ステップS55でエラー処理が
行なわれる。
【0086】そして、ステップS43で、読み取りを完
了したと判定したとき(YESのとき)は、ステップS
44で、この読み取ったバーコードが示すコンテナ番号
と、ラベルコントローラ31から受信して記憶している
コンテナ番号のうち、コンテナが搬送されてきた順番に
対応するコンテナ番号とを比較し、これらのコンテナ番
号が一致しているか否か、すなわちラベルを発行した順
に予定通りにコンテナAが搬送されてきたか否かを判定
する。
【0087】そして、これらのコンテナ番号が一致した
ときは、ステップS45で、ゾーンコントローラ28か
ら、ピッキング対象のコンテナ番号を受信したか否かを
判定し、受信していないとき(NOのとき)は、受信す
るまでこのステップS45の判定を繰り返し、受信した
とき(YESのとき)に、ステップS46に進む。
【0088】次に、ステップS46では、ステップS4
3で読み取ったコンテナ番号と、ピッキング対象のコン
テナ番号とを比較し、これらのコンテナ番号が等しいと
き(=のとき)は、ステップS47で、投入指示ランプ
62を点滅させる。ここで、本実施の形態においては、
コンテナ番号は発行された順に大きくされている。
【0089】次に、ステップS48では、図7のステッ
プS4同様、前記ピッキング指示ランプ23…23を点
灯させた商品保管部21…21のピッキング完了スイッ
チ25…25が全て押下されたか否か、及び検品器63
による検品が全て完了したか否かを判定し、対象のピッ
キング完了スイッチ43…43が全て押下され、検品器
35による検品が全て完了したとき(YESのとき)
は、ステップS49で、投入指示ランプ62を点灯状態
にする。一方、YES以外のとき(NOのとき)は、こ
のステップS48の判定を繰り返す。
【0090】次に、ステップS50では、図7のステッ
プS6同様、投入完了スイッチ64が押下されたか否か
を判定し、押下されていないとき(NOのとき)は、こ
のステップS50の判定を繰り返し、押下されたとき
(YESのとき)は、ステップS51で、ストッパ解除
信号をONにする。ここで、このストッパ11は、スト
ッパ解除信号をONすることにより下降し、OFFする
ことにより上昇するように構成されている。
【0091】次に、ステップS52では、ステップS5
1でストッパ解除信号をONにしたことにより、ストッ
パ11が作動して応答を返してきたか否かを判定し、応
答を返してきたとき(YESのとき)は、ステップS5
3で、ストッパ解除信号をOFFにし、応答を返してこ
ないとき(NOのとき)は、ストッパ11が応答を返し
てくるまで、このステップS52の処理を繰り返す。
【0092】すなわち、ステップS50〜ステップS5
3では、商品の投入が完了した後、ストッパ11を下降
させて商品の投入が完了したコンテナAを次のゾーンに
送り出し、送り出した後ストッパ11を上昇させて上流
側から搬送されてくるコンテナAを停止させる。
【0093】一方、前記ステップS44で、両コンテナ
番号が一致しないと判定したときは、コンテナAが予定
通り搬送コンベア10上に投入されていないこと等が推
定され、異常であるから警報ランプ46を点灯させて作
業者に警告する。また、ステップS55で例えば搬送コ
ンベア10を停止させる等のエラー処理を行なう。
【0094】また、ステップS46で、ゾーンコントロ
ーラ28から受信したピッキング対象のコンテナ番号
が、ステップS43で読み取ったコンテナ番号より大き
いときは、対象のコンテナAが上流側にあるので、ステ
ップS51に進んで、現在停止中のコンテナAを通過さ
せる。
【0095】一方、ステップS46で、ピッキング対象
のコンテナ番号が、ステップS43で読み取ったコンテ
ナ番号より小さいときは、対象のコンテナAが商品を投
入する前に何らかの手違いにより通り過ぎてしまった等
の異常が生じているから、ステップS55で、搬送コン
ベア10を停止させて確認作業を行なう等のエラー処理
を行なう。
【0096】次に、図11を用いて、図10のフローチ
ャートのステップ44でのコンテナ番号の照合処理につ
いて説明する。
【0097】ここで、この実施の形態においては、サブ
コントローラ51の記憶部に受信した順番とあわせて記
憶されているコンテナ番号データのうち、比較に用いら
れたコンテナ番号データは、ステップS44で比較が行
なわれるたびに、記憶部から消去されるようになってい
る。
【0098】まず、図11(a)に示す場合、記憶され
ているデータのうち次に比較の対象となるデータはコン
テナ番号5であり、その次が6、その次が7、…、最後
が最も新しく記憶されたデータのkである。そして、ス
キャナ45で検出されるのは、コンテナ番号5と記載さ
れたコンテナAである。すなわち、記憶されているコン
テナ番号とスキャナ45で検出されたコンテナ番号とが
一致することとなる。
【0099】そして、このコンテナ番号5に対する商品
の投入作業が完了してこのコンテナAが下流側に搬送さ
れ、次に、コンテナ番号6のコンテナAが流れてきたと
きにも、同様に、記憶されているコンテナ番号とスキャ
ナ45で検出されたコンテナ番号とが一致することとな
る。
【0100】そして、このコンテナ番号6に対する商品
の投入作業が完了してこのコンテナAが下流側に搬送さ
れ、図11(b)に示すようになった場合、サブコント
ローラ51に記憶された最も古いコンテナ番号は7であ
り、スキャナ45で検出されるのはコンテナ番号8と記
載されたコンテナAであるから、記憶されているコンテ
ナ番号とスキャナ45で検出されたコンテナ番号とが一
致しないこととなる。その場合、何らかの原因でコンテ
ナ番号7のコンテナAが搬送コンベア10に投入されな
かったか、途中で脱落した虞があるので、図10のフロ
ーチャートのステップS44で異常ありと判定してステ
ップS55で警報ランプ46を点灯させ、エラー処理を
行なう。
【0101】そして、図11(b)に示すように、何ら
かのミスによりコンテナ番号10と、11との順番が入
れ替わり、番号9のコンテナAの次に番号11のコンテ
ナAが続いている場合、図11(c)に示すように、記
憶されているコンテナ番号とスキャナで検出されたコン
テナ番号とが一致しないこととなる。その場合、図10
のフローチャートのステップS44で異常ありと判定し
てステップS55でエラー処理を行なう。
【0102】これによれば、搬送中のコンテナAの並び
に何らかの異常が生じているときには、警報ランプ46
が点灯して警告されるから、異常が生じていることを作
業者が確実に知ることができる。例えば、商品を投入す
べきコンテナAが何らかのミスにより搬送コンベア10
上に乗せられなかった場合に、到着するはずのないコン
テナAを作業者が待ち続けることによる時間の無駄やこ
れに伴う作業効率の低下が抑制され、また、搬送コンベ
ア10にコンテナAは乗せられたもののその順番が入れ
替わってしまった場合に、対象でないコンテナAに、商
品を投入してしまうようなミスが解消される。
【0103】また、サブコントローラ51で比較した結
果、両コンテナ番号が一致しないときはコンテナAの搬
送制御が異常時の制御に切り換えられるから、不一致状
態が放置されることがない。また、不一致状態を解消す
るための対応を早く行なうことができる。
【0104】次に、図12を用いて、図10のフローチ
ャートのステップS46でのコンテナ番号の比較処理に
ついて説明する。
【0105】図12(a)に示すように、当該ゾーンの
サブコントローラ51には、次に商品を投入する要求元
に対応するコンテナ番号が23番であるというデータが
ゾーンコントローラ28から送られてきている。その場
合、ステップS46では、このコンテナ番号が、スキャ
ナ45で読み取ったコンテナ番号21より大きいので、
ストッパ11を下降させて現在停止中の番号21のコン
テナAを通過させる。そして、次に、番号22のコンテ
ナAが到着した場合も同様に、このコンテナ番号が、ス
キャナ45で読み取ったコンテナ番号22より大きいの
で、同様に現在停止中の番号22のコンテナAを通過さ
せる。そして、次に、図12(b)に示すように、番号
23のコンテナAが到着したときに比較を行なうと、両
番号が一致するので、このときに投入指示ランプ62を
点滅させ、これにより、作業者にこのコンテナAへの商
品の投入が促される。
【0106】そして、次に、図12(c)に示すよう
に、次に商品を投入する要求元に対応するコンテナ番号
が28番であるというデータがゾーンコントローラ28
から送られてきているが、スキャナ45で検出されたコ
ンテナ番号が31となるようなことが生じた場合、何ら
かの原因でコンテナ番号28のコンテナが通過してしま
った虞がある。そこで、この場合、ステップS55で、
エラー処理を行なう。
【0107】これによれば、スキャナ45が検出したコ
ンテナ番号と、ゾーンコントローラ28が受信したコン
テナ番号とをサブコントローラ51の第2コンテナ番号
比較部で比較し、両コンテナ番号が一致したときに、こ
のコンテナAへの商品の投入が指示されるから、搬送コ
ンベア10を搬送中のコンテナAの中から目視で該当の
コンテナAを見つけ出す必要がなくなる。また、そのと
きに個数表示器24に表示された商品と、この商品を投
入すべきコンテナAとが対応付けられる。この結果、作
業者が別のコンテナAを誤って選択することがなくなっ
て確実に発注元用の対象のコンテナAに発注元用の商品
を投入でき、また、作業者の負担が軽減されて作業精度
が向上する。
【0108】また、第2コンテナ番号比較部で比較した
結果、両コンテナ番号が一致したときに発注元用の商品
を投入すべきコンテナAが所定の作業位置で停止するか
ら、作業者が余裕を持って商品の投入作業ができ、より
一層作業の信頼性が向上する。
【0109】なお、上記第1の実施の形態では、比較す
るコンテナ特定情報をコンテナ番号としたが、これに代
えてアルファベットや他の文字列、あるいはこれらを組
み合わせた文字列としても、請求項1に記載の不一致状
態や、請求項3に記載の一致状態を検出することができ
る。
【0110】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態に係るピッキングシステムについて説明す
る。
【0111】図13に示すように、第2の実施の形態に
係るピッキングシステムにおいては、メインコントロー
ラ41からサブコントローラ51…51に送られるコン
テナ特定情報に商品を投入すべき作業ゾーンを識別する
ゾーン識別符号としてのフラグが含まれている。例え
ば、コンテナ番号1のコンテナAに対し、作業ゾーンZ
nには、対象作業ゾーンであることを意味する1という
フラグが立てられており、作業ゾーンZ1,Z2,Z3
には、対象作業ゾーンでないことを意味する0というフ
ラグが立てられている。そして、このコンテナ番号及
び、このコンテナ番号1に対応するこれらのフラグデー
タが、コンテナ番号が発行されるたびに、前述の通り、
メインコントローラ41からサブコントローラ51…5
1に送信される。
【0112】その場合、サブコントローラ51…51で
の制御は、図14のフローチャートに基づいて行なわれ
る。ここで、このフローチャートは、図10のフローチ
ャートのステップS44とステップS45との間に、鎖
線で囲んだステップS71を追加したものである。そこ
で、図14のフローチャートの説明は、この追加したス
テップについて説明する。
【0113】すなわち、追加したステップS71では、
該当作業ゾーンに対応するフラグFが1であるか否かを
判定している。そして、このフラグFが1でないとき
は、この作業ゾーンが作業対象でないから、ステップS
51に進んで、ストッパ解除信号をONとして、このコ
ンテナAを下流側の作業ゾーンに通過させる。一方、フ
ラグFが1のときは、ステップS45に進んで、ピッキ
ング指示を受信しているか否かを判定する。
【0114】これによれば、ピッキングデータを受信す
る前に、このコンテナAを当該作業ゾーンで停止させる
必要があるか否かを判定することができ、停止させる必
要がないコンテナAを自動的に通過させることができる
から、コンテナAを滞留させることなく搬送することが
できる。
【0115】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、搬送中
のコンテナの並びに何らかの異常が生じているときに
は、警告手段により警告されるから、異常が生じている
ことを作業者が確実に知ることができる。例えば、商品
を投入すべきコンテナが何らかのミスにより搬送経路上
に乗せられなかった場合に、到着するはずのないコンテ
ナを作業者が待ち続けることによる時間の無駄やこれに
伴う作業効率の低下が抑制され、また、コンテナ搬送経
路にコンテナは乗せられたもののその順番が入れ替わっ
てしまった場合に、対象でないコンテナに、商品を投入
してしまうようなミスが解消される。
【0116】また、コンテナ特定情報検出手段が検出し
たコンテナ番号と、ピッキング情報受信手段が受信した
コンテナ特定情報とを第2のコンテナ特定情報比較手段
で比較し、両コンテナ特定情報が一致したときに、この
コンテナへの商品の投入が指示されるから、搬送経路を
搬送中のコンテナの中から目視で該当のコンテナを見つ
け出す必要がなくなる。また、そのときに個数表示器に
表示された商品と、この商品を投入すべきコンテナとが
対応付けられる。この結果、作業者が別のコンテナを誤
って選択することがなくなって確実に発注元用の対象の
コンテナに発注元用の商品を投入でき、また、作業者の
負担が軽減されて作業精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るピッキング
システムのレイアウトの平面図である。
【図2】 同システムの搬送コンベアの図1のア方向か
ら拡大矢視した図である。
【図3】 同システムの商品管理棚を図1のイ方向から
矢視した図である。
【図4】 同システムで搬送されるコンテナに添付され
るラベルの説明図である。
【図5】 同システムにおける制御システム図である。
【図6】 同システムにおけるゾーンコントローラの下
流側に接続されている機器の制御システム図である。
【図7】 同システムにおけるゾーンコントローラによ
る制御を示すフローチャートである。
【図8】 同システムにおけるラベルコントローラによ
る制御を示すフローチャートである。
【図9】 同システムにおける図8の照合データ送信の
詳細を示すフローチャートである。
【図10】 同システムにおけるコンテナコントローラ
による制御を示すフローチャートである。
【図11】 同システムにおけるコンテナ番号の照合制
御を説明する図である。
【図12】 同システムにおけるコンテナ番号の比較制
御を説明する図である。
【図13】 本発明の第2の実施の形態に係るピッキン
グシステムにおいてラベルコントローラから各コンテナ
コントローラに送信されるフラグデータの説明図であ
る。
【図14】 同第2の実施の形態に係るピッキングシス
テムにおけるコンテナコントローラによる制御を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 ピッキングシステム 2 ホストコンピュータ(コンテナ番号送信
手段、ピッキング情報送信手段) 10 搬送コンベア(搬送経路) 11 ストッパ(コンテナ停止手段) 21 商品保管部 24 個数表示器 28 ゾーンコントローラ(ピッキング情報受
信手段) 31 ラベルコントローラ(情報媒体発行手
段) 32 ラベルプリンタ(情報媒体発行手段) 41 メインコンテナコントローラ(コンテナ
特定情報送信手段) 45 スキャナ(コンテナ特定情報検出手段) 46 警報ランプ(警告手段) 51 サブコンテナコントローラ(コンテナ特
定情報受信手段、コンテナ特定情報検出手段、コンテナ
特定情報比較手段、警告手段、第2のコンテナ特定情報
比較手段、コンテナ停止手段、ゾーン特定情報読出し手
段) 61 仕分けコントローラ(ピッキング情報送
信手段) 62 投入指示ランプ(投入指示手段) 82 第2伝送路(第1の情報伝送路) 86 第6伝送路(第2の情報伝送路) A コンテナ L ラベル(情報媒体) Z1…Zn 作業ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 栄治 滋賀県栗東市下鈎959番地1 株式会社イ シダ滋賀事業所内 (72)発明者 松永 貴司 滋賀県栗東市下鈎959番地1 株式会社イ シダ滋賀事業所内 Fターム(参考) 3F022 AA15 BB01 EE09 LL31 MM03 MM05 MM07 MM11 MM36 MM65 MM70 PP04 PP05 PP06 QQ01 QQ17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発注元毎に受注商品を集品するコンテナ
    の搬送経路と、該経路に沿って設けられて商品を品目毎
    に保管した多数の商品保管部とを有し、かつ商品保管部
    に、その保管部からの商品のピッキングの個数を表示す
    る個数表示器が備えられたピッキングシステムであっ
    て、コンテナを特定する情報が記録され、コンテナに添
    付される情報記録媒体を発行する情報記録媒体発行手段
    と、該情報記録媒体に記録されたコンテナ特定情報を、
    この情報記録媒体が発行された順番で送信するコンテナ
    特定情報送信手段とが備えられていると共に、前記搬送
    経路に沿って設定された各作業ゾーンに、前記コンテナ
    特定情報送信手段から送信されてきたコンテナ特定情報
    を受信してその受信した順番と併せて記憶するコンテナ
    特定情報受信手段と、コンテナが搬送されてきたとき
    に、該コンテナに添付された情報記録媒体からコンテナ
    特定情報を検出するコンテナ特定情報検出手段と、該コ
    ンテナ特定情報検出手段で検出されたコンテナ特定情報
    と前記コンテナ特定情報受信手段で記憶されているコン
    テナ特定情報のうちコンテナが搬送されてきた順番に対
    応するコンテナ特定情報とを比較するコンテナ特定情報
    比較手段と、該比較手段で比較した結果、両コンテナ特
    定情報が一致しないときはその旨を警告する警告手段と
    が備えられていることを特徴とするピッキングシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記コンテナ特定情報比較手段で比較し
    た結果、両コンテナ特定情報が一致しないときはコンテ
    ナの搬送制御を異常時の制御に切り換えるコンテナ搬送
    制御切換え手段が備えられていることを特徴とする請求
    項1に記載のピッキングシステム。
  3. 【請求項3】 前記個数表示器に表示する発注元毎にピ
    ッキングすべき受注商品の個数データ及びこのデータに
    対応する商品を投入するコンテナを特定する情報を送信
    するピッキング情報送信手段が備えられていると共に、
    前記各作業ゾーンに、前記ピッキング情報送信手段から
    送信されてきたピッキング情報を受信するピッキング情
    報受信手段と、該ピッキング情報受信手段が受信したコ
    ンテナ特定情報と前記コンテナ特定情報検出手段が検出
    したコンテナ特定情報とを比較する第2のコンテナ特定
    情報比較手段と、該第2の比較手段で比較した結果、両
    コンテナ特定情報が一致したときにこのコンテナへの商
    品の投入を指示する投入指示手段とが備えられているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のピッキ
    ングシステム。
  4. 【請求項4】 前記第2のコンテナ特定情報比較手段で
    比較した結果、両コンテナ特定情報が一致したときは該
    当コンテナの進行を所定の作業位置で停止させるコンテ
    ナ停止手段が備えられていることを特徴とする請求項3
    に記載のピッキングシステム。
  5. 【請求項5】 前記ピッキング情報送信手段と前記ピッ
    キング情報受信手段とを接続する第1の情報伝送路と、
    前記コンテナ特定情報送信手段と前記コンテナ特定情報
    受信手段とを接続する第2の情報伝送路とが独立して設
    けられていることを特徴とする請求項3または請求項4
    に記載のピッキングシステム。
  6. 【請求項6】 前記コンテナ特定情報送信手段から送信
    されたコンテナ特定情報には、ピッキング作業すべき作
    業ゾーンを特定するゾーン特定情報が含まれており、前
    記コンテナ特定情報検出手段で検出されたコンテナ特定
    情報に基づいて、前記コンテナ特定情報受信手段で記憶
    されているコンテナ特定情報に対応するゾーン特定情報
    を読み出すゾーン特定情報読出し手段と、該ゾーン特定
    情報読出し手段で読み出されたゾーン特定情報に基づい
    てこのコンテナを当該ゾーンに停止させあるいは通過さ
    せるコンテナ搬送制御手段とが備えられていることを特
    徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のピッ
    キングシステム。
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