JP2003300454A - ワイパアーム - Google Patents

ワイパアーム

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JP2003300454A
JP2003300454A JP2002106463A JP2002106463A JP2003300454A JP 2003300454 A JP2003300454 A JP 2003300454A JP 2002106463 A JP2002106463 A JP 2002106463A JP 2002106463 A JP2002106463 A JP 2002106463A JP 2003300454 A JP2003300454 A JP 2003300454A
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JP
Japan
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arm
piece
shank
wiper arm
wiper
Prior art date
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Application number
JP2002106463A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Hara
剛志 原
Takeo Suzuki
威夫 鈴木
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Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底片部と、底片部の両側縁部から窓面方向に
伸長する一対の脚片部とで断面が略冂字形状に形成され
たアームシャンクの先端部に、先端部にワイパブレード
が取付けられる長尺状のアームピースを連結するにあた
り、意匠性の優れたものに構成する。 【解決手段】 アームピース5の基端部に形成された変
位部5cを、一対の取付け片部7aと固定片部7bとで
構成された支持部材7の前記固定片部7bにリベット8
を用いて固定し、支持部材取付け片部7aをアームシャ
ンク脚片部4bにリベット9を用いて固定する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自家用車、トラッ
ク、バス等の車両に装備されるワイパアームの技術分野
に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種ワイパ装置のなかには、
ワイパアームを、窓面と平行となる底片部と、これら底
片部の両側縁部から窓面方向に伸長する一対の脚片部と
で断面冂字形状に形成されたアームシャンクと、該アー
ムシャンクの先端に連結され、ワイパブレードが先端に
連結される長板状のアームピースとを備えて構成したも
のが知られており、このようなものにおいて、アームシ
ャンクとアームピースとを重ね合わせ、リベット等を用
いて一体的に連結するのが一般である。ところで、前記
アームシャンクの基端部をアームサポート先端部に窓面
方向への揺動が自在な状態で連結し、アームシャンクと
アームサポートとのあいだに設けた付勢弾機により、ワ
イパアームの先端部であるワイパブレード側部位を窓面
側に付勢するように構成したものがある。この場合に、
例えば、図7のように構成したものが知られており、こ
のものでは、アームシャンク14に連結されるアームピ
ース15の基端部に形成された係合孔15aを、付勢弾
機16の一端部を連結するための弾機受け部として利用
し、部材の兼用化を計るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このもので
は、アームピース15とアームシャンク14との連結
は、長尺状のアームピース15の基端部をアームシャン
ク14の底片部14aに沿うように配し、該積層部位を
リベット17により固定する構成となっている。このた
め、リベット17がアームシャンク底片部14aの外側
面、即ち、ワイパ装置を外部から臨んだとき正面となる
部位にリベット17が露出していて意匠的に劣るという
問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、窓面と略平行となる底片部と、
該底片部の両側縁部から窓面方向に伸長する一対の脚片
部とで構成され断面が略冂字形状に形成されたアームシ
ャンクと、該アームシャンクに基端部が連結され、先端
部にワイパブレードが取付けられる長尺状のアームピー
スとを備えてなるワイパアームであって、前記アームピ
ースは、アームシャンクの脚片部に支持される支持部材
に固定されているものである。そして、このようにする
ことにより、アームシャンクの底片部にアームピースを
固定するための固定部材が露出しないようにできる。こ
のものにおいて、本発明の支持部材は、アームシャンク
を固定する固定片部と、アームシャンク脚片部に支持さ
れる一対の取付け片部とを備えて構成されているものと
することができる。さらに、このものにおいて、本発明
のワイパアームは、先端部を窓面側に向けて付勢するた
めの付勢弾機が設けられるものとし、アームピース基端
部には、前記付勢弾機の一端部を係合するための弾機受
け部が設けられ、該弾機受け部の先端側が支持部材に連
結されているものとすることができる。また、このもの
において、本発明のワイパアームは、先端部を窓面側に
向けて付勢するための付勢弾機が設けられるものとし、
支持部材には、前記付勢弾機の一端部を係合するための
弾機受け部が設けられているものとすることができる。
さらにまた、本発明の弾機受け部は、支持部材をアーム
シャンクの脚片部に固定するための固定支軸であるもの
とすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図4に示す図面に基づいて説明する。図面において、
1はワイパ装置を構成するピボット軸であって、該ピボ
ット軸1は車両躯体側に軸承されており、躯体側から外
部に突出する突出端部に、ワイパアーム2を構成するア
ームサポート3の基端部が一体的に止着されている。ア
ームサポート3の先端部には、アームシャンク4の基端
部が、アーム長方向に直交するピン3aを介して枢支さ
れており、これによって、アームシャンク4の先端部が
窓面から離接する方向(窓面方向)に揺動自在となるよ
うに構成されている。
【0006】5はアームシャンク4の先端側に後述する
ような構成で連結されるアームピースであって、該アー
ムピース5は、鋼製の長尺状の板状体に形成されてお
り、先端部に窓面を払拭するためのワイパブレード(図
示せず)が着脱自在に取付けられるように構成されてい
る。ここで、6はアームサポート3とアームシャンク4
とのあいだに介装される付勢弾機であって、該付勢弾機
6は、ワイパアーム2の先端部位を窓面方向に向けて付
勢することにより、ワイパブレードを窓面に押圧状に当
接させるように構成されており、これらの基本構成につ
いては何れも従来通りとなっている。
【0007】前記アームシャンク4は、窓面と略平行と
なる底片部4aと、該底片部4aの長手方向(アーム長
方向)両側縁部から窓面側に向けて伸長する一対の脚片
部4bとを備え断面略冂字形状に形成されて、窓面側が
開口する凹部が4cが形成されている。そして、底片部
4aは先端側ほど幅狭に形成される一方、両脚片部4b
は先端側において互いに近接する側に折返し折曲されて
おり、これら折返された両脚片部4bと底片部4aとで
形成されるスペースに、前記アームピース5の基端部が
挿通され、該部位をカシメることによりアームピース5
が固定されるように設定されている。
【0008】前記アームピース5の基端部、即ち、アー
ムシャンク4と連結する部位である連結部5aは、前記
カシメ固定部位よりも基端側に長く伸張されており、ア
ームシャンク4の長手方向中間部位にまで至るように配
されている。そして、前記アームピース連結部5aの先
端側の半部は、アームピース5の軸長方向に沿ってアー
ムシャンク底面4aに当接しているが、基端側の半部は
段差部5bを介して折り曲げられて窓面側に変位する変
位部5cに形成され、アームシャンク底片部4aとは離
間するように設定されている。さらに、変位部5cの基
端側には、基端縁ほど窓面側に位置するよう傾斜する傾
斜状部5dに形成されており、該傾斜状部5dに板厚方
向に貫通する連結孔5eが開設され、該連結孔5eが本
発明の弾機受け部となって、前記付勢弾機6の一端部を
係止するように設定されている。
【0009】一方、7は前記アームピース変位部5cを
アームシャンク4に固定連結するための支持部材であっ
て、該支持部材7は、アームシャンク4の凹部4c内に
内嵌する大きさに形成されており、アームシャンク両脚
片部4bに沿う一対の取付け片部7aと、これら一対の
取付け片部7aを連結する固定片部7bとを備えて断面
略冂字形状に形成され、固定片部7bのアームシャンク
底片部4a側面(以降、上側面)からは、上方に向けて
突片7cが一体形成されている。そして、固定片部7b
と突片7cとで形成される凹溝状のスペースにアームピ
ース変位部5cを嵌合せしめ、固定片部7bに穿設され
た貫通孔7dとアームピース変位部5cに穿設された貫
通孔5fとを連通状としリベット8を止着することでア
ームピース5が支持部材7に固定されるように設定され
ている。そして、このようにアームピース5が連結固定
された支持部材7の両取付け片部7aを、アームシャン
ク両脚片部4bにあてがい、各脚片部4bに穿設された
大、小の貫通孔4dと、各取付け片部7aに穿設された
大、小の貫通孔7eとを連通状とし、段差付のリベット
9を止着することで、支持部材7がアームシャンク4に
取付けられ、このようにして、アームピース5とアーム
シャンク4との連結がなされるように設定されている。
【0010】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、ワイパアーム2を構成するアームシャンク4
とアームピース5とは、アームピース5の基端部である
変位部5cを支持部材7の固定片部7bと突片7cとで
形成されたスペースにリベット8を用いて止着し、該ア
ームピース5が固定された支持部材取付け片部7aを、
アームシャンク両脚片部4bにリベット9を用いて止着
することによって連結固定されている。この結果、アー
ムピース5を支持部材7に固定するためのリベット8は
アームシャンク4の凹部内に位置して外部に露出するこ
とがなく、また、支持部材7をアームシャンク4に固定
するためのリベット9は、アームシャンク両脚片部4b
の外側面において外部に露出しており、従来のもののよ
うに、窓面を正面視したとき、正面となるアームシャン
ク底片部4aにリベットが露出することがない。この結
果、従来のもののように、意匠性が劣るような不具合が
なくなって、意匠性の優れたワイパアーム2を提供する
ことができる。
【0011】しかも、本実施の形態のものでは、アーム
ピース5基端部に形成された連結孔5fを介して付勢弾
機6の一端部を連結することができて、部材の兼用化を
果しているが、この場合に、アームピース5は、連結部
5bの先端側の半部において底片部4aと両脚片部4b
とによるカシメ固定によって固定されるとともに、基端
側の半部においては、支持部材7によるアームシャンク
脚片部4bへの固定がなされるため、アームピースの固
定が窓面方向において分散され、付勢弾機6の付勢力を
受けたとしても、アームピース5がアームシャンク4に
対してガタついてしまうような不具合がない。
【0012】尚、本発明は前記実施の形態に限定されな
いことは勿論であって、図5、6に示す第二の実施の形
態のようにすることもできる。このものにおいて、支持
部材10は、アームシャンク4に固定される取付け片部
10aと、これら取付け片部10aを連結する上片部1
0bとで構成されたアームシャンク固定部と、前記上片
部10bからアームシャンク4の先端側に向けて突出形
成されたアームピース固定片部10cとを備えて構成さ
れており、アームピース固定片部10cに形成された凹
部10dに、アームピース11の基端部がリベット12
を用いて固定されている。そして、アームシャンク固定
片部10aは、リベット13を用いてアームシャンク脚
片部4bに固定されており、該リベット13が、アーム
ピース11の先端部を窓面側に向けて付勢する付勢弾機
6の一端部を係止する弾機受け部として機能するように
設定されている。そして、この場合においても、リベッ
ト12、13はそれぞれアームシャンクの正面視される
部位である底片部7aに露出することはなく、意匠性の
優れたものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイパアームの正面図である。
【図2】図2(A)、(B)はそれぞれワイパアームの
要部の斜視図、縦断面図である。
【図3】支持部材のアームシャンクへの取付け状態を説
明する分解斜視図である。
【図4】図2(B)のX−X断面図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれ第二の実施の形
態における縦断面図、横断面図、である。
【図6】第二の実施の形態における支持部材のアームシ
ャンクへの取付け状態を説明する分解斜視図である。
【図7】図7(A)、(B)はそれぞれ従来のワイパア
ーム要部の正面図、縦断面図である。
【符号の説明】
1 ピボット軸 2 ワイパアーム 3 アームサポート 4 アームシャンク 4a 底片部 4b 脚片部 5 アームピース 5a 連結部 5c 変位部 5e 連結孔 6 付勢弾機 7 支持部材 7a 取付け片部 7b 固定片部 7c 突片 8 リベット 9 リベット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓面と略平行となる底片部と、該底片部
    の両側縁部から窓面方向に伸長する一対の脚片部とで構
    成され断面が略冂字形状に形成されたアームシャンク
    と、該アームシャンクに基端部が連結され、先端部にワ
    イパブレードが取付けられる長尺状のアームピースとを
    備えてなるワイパアームであって、前記アームピース
    は、アームシャンクの脚片部に支持される支持部材に固
    定されているワイパアーム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、支持部材は、アーム
    シャンクを固定する固定片部と、アームシャンク脚片部
    に支持される一対の取付け片部とを備えて構成されてい
    るワイパアーム。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、ワイパアーム
    は、先端部を窓面側に向けて付勢するための付勢弾機が
    設けられるものとし、アームピース基端部には、前記付
    勢弾機の一端部を係合するための弾機受け部が設けら
    れ、該弾機受け部の先端側が支持部材に連結されている
    ワイパアーム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、ワイパアー
    ムは、先端部を窓面側に向けて付勢するための付勢弾機
    が設けられるものとし、支持部材には、前記付勢弾機の
    一端部を係合するための弾機受け部が設けられているワ
    イパアーム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、弾機受け部は、支持
    部材をアームシャンクの脚片部に固定するための固定支
    軸であるワイパアーム。
JP2002106463A 2002-04-09 2002-04-09 ワイパアーム Pending JP2003300454A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1614595A1 (en) * 2004-07-05 2006-01-11 HONDA MOTOR CO., Ltd. Wiper apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1614595A1 (en) * 2004-07-05 2006-01-11 HONDA MOTOR CO., Ltd. Wiper apparatus

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