JP2003300410A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JP2003300410A JP2003300410A JP2002106522A JP2002106522A JP2003300410A JP 2003300410 A JP2003300410 A JP 2003300410A JP 2002106522 A JP2002106522 A JP 2002106522A JP 2002106522 A JP2002106522 A JP 2002106522A JP 2003300410 A JP2003300410 A JP 2003300410A
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Abstract
サ5を、クリップを用いて蒸発器3に固定していた。そ
こで、クリップを不要にしてコストを低減する。 【解決手段】 空調空気の通路11を形成するケースの
一部をなす仕切板12に、温度センサを挟持する略コの
字状の保持部122を形成する。
Description
検出する温度センサを備える車両用空調装置に関するも
のである。
に示すように、蒸発器3を通過した直後の空気温度を検
出する温度センサ5を備えている。そして、樹脂製のク
リップCに温度センサ5を挟み込み、クリップCを蒸発
器3に差し込むことにより、温度センサ5を固定するよ
うになっている。
ンサ5を固定するためのクリップCが必要であるため、
コストアップを招いてしまうという問題があった。
温度センサを固定するためのクリップを不要にすること
を目的とする。
め、請求項1に記載の発明では、車室内に吹き出す空調
空気の通路(11)を形成するケース(1、12、16
a、16b)と、通路に空調空気を送る送風機(2)
と、ケース内に設置されて空調空気と熱交換する熱交換
器(3、4)と、空調空気の温度を検出する温度センサ
(5、6)とを備え、温度センサを挟持する略コの字状
の保持部(122、161a、161b)がケースに形
成されていることを特徴とする。
て温度センサを保持するため、温度センサを固定するた
めのクリップが不要となり、コストを低減することがで
きる。
空調空気を冷却する冷却用熱交換器(3)であり、温度
センサ(5)は、冷却用熱交換器を通過した直後の空調
空気の温度を検出するものであり、ケースは、冷却用熱
交換器の下流側において通路(11)を複数の通路(1
11、112)に仕切る仕切板(12)を有し、保持部
(122)が仕切板に形成されていることを特徴とす
る。
空調空気を冷却する冷却用熱交換器(3)、および冷却
用熱交換器を通過した空調空気を加熱する加熱用熱交換
器(4)とを含み、温度センサ(6)は、加熱用熱交換
器を通過後の空調空気の温度を検出するものであること
を特徴とする。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
図に示す実施形態について説明する。図1は第1実施形
態に係る車両用空調装置の構成を模式的に示す平面図、
図2は図1の正面図、図3(a)は図1の温度センサ5
の組み付け前の状態を示す要部の斜視図、図3(b)は
温度センサ5の組み付け後の状態を示す要部の斜視図で
ある。
は、車室内に吹き出す空気の通路11を形成するもの
で、ポリプロピレンのような、ある程度の弾性を有し且
つ強度的にも優れた樹脂の成形品からなる。
車室内に向かう空気流を発生する送風機2が配設され、
送風機2の下流側には、冷却用熱交換器である蒸発器3
が配設されている。この蒸発器3は、周知の冷凍サイク
ル装置の一構成部をなすもので、内部に流れる冷媒と通
路11を流れる空気とを熱交換させて空気を冷却するも
のである。
部をなす仕切板12が配置されており、この仕切板12
により、蒸発器3の下流側の通路11が第1通路111
と第2通路112に仕切られている。この仕切板12
は、ポリプロピレンのような、ある程度の弾性を有し且
つ強度的にも優れた樹脂の成形品からなり、空調ケース
1と一体に成形してもよいし、別体に成形してもよい。
換器であるヒータコア4が配設されている。このヒータ
コア4は、内部に流れる高温の温水(エンジン冷却水)
を熱源として、蒸発器3を通過した冷風を再加熱するも
のである。
いて、蒸発器3とヒータコア4との間には、それぞれ図
示しないエアミックスドアが配置されている。これらの
エアミックスドアは、ヒータコア4で加熱される温風と
ヒータコア4をバイパスする冷風との風量割合を調整し
て、吹出空気の温度を調整するものである。そして、各
エアミックスドアはそれぞれ独立に作動して、運転席側
の吹出空気の温度と助手席側の吹出空気の温度をそれぞ
れ独立に調整可能となっている。
た直後の空気温度を検出する温度センサ5が配置されて
いる。この温度センサ5は、温度検出部51とケーブル
52とを備え、空調ケース1に形成された図示しない貫
通穴を貫通して、温度検出部51側が通路11中に配置
され、仕切板12に直付けされて固定されている。
センサ5を通すための切欠き部121と、温度センサ5
を挟持する略コの字状の保持部122が形成されてい
る。保持部122は、対向する2つの板部間の自由状態
での幅Wが、ケーブル52の外径よりも僅かに小さくな
っている。
するにあたっては、まず温度センサ5の温度検出部51
側を空調ケース1の貫通穴から通路11中に挿入し、次
いで、保持部122の板部間にケーブル52を挿入す
る。この際、板部間の幅Wがケーブル52の外径よりも
僅かに小さいため、保持部122の板部間にケーブル5
2を挿入すると板部が弾性変形し、板部の復元力により
温度センサ5は保持部122に確実に保持される。
す仕切板12に保持部122を設け、この保持部122
にて温度センサ5を保持するため、温度センサ5を固定
するためのクリップが不要となり、コストを低減するこ
とができる。
器3を通過した直後の空気温度を検出する温度センサ5
を、仕切板12の保持部122にて保持するようにした
が、本実施形態は、蒸発器3およびヒータコア4を通過
後の空調空気の温度を検出する温度センサ6を、サイド
仕切板16a、16bの保持部161a、161bにて
保持するようにしたものである。なお、図4は第2実施
形態に係る車両用空調装置の構成を模式的に示す要部の
平面図、図5は図4のA矢視図である。
は、第1、第2センターフェイス開口部13a、13b
と、第1、第2サイドフェイス開口部14a、14b
と、デフロスタ開口部15とが形成されている。これら
の開口部13a、13b、14a、14b、15は、空
調ケース1の空気流れ最下流側部位に位置する。
センターフェイス開口部13bとの間は、空調ケース1
の一部をなす仕切板12によって仕切られ、第1センタ
ーフェイス開口部13aと第1サイドフェイス開口部1
4aとの間は、空調ケース1の一部をなす第1サイド仕
切板16aによって仕切られ、第2センターフェイス開
口部13bと第2サイドフェイス開口部14bとの間
は、空調ケース1の一部をなす第2サイド仕切板16b
によって仕切られている。
と第1サイドフェイス開口部14aは共に第1通路11
1(図1参照)に連通し、第2センターフェイス開口部
13bと第2サイドフェイス開口部14bは共に第2通
路112(図1参照)に連通し、デフロスタ開口部15
は第1通路111および第2通路112に連通してい
る。
部13a、13bは、図示しない計器盤において車両左
右方向中央部に配置されている図示しないセンターフェ
イスグリルに接続され、このグリルから乗員の上半身に
向けて空気を吹き出すようになっている。
4a、14bは、計器盤において車両左右方向両側部に
配置されている図示しないサイドフェイスグリルに、図
示しないダクトを介して接続され、このグリルから乗員
の上半身または車両側面窓ガラスに向けて空気を吹き出
すようになっている。
前面窓ガラスに向けて空調風を吹き出すようになってい
る。
ル62とを備え、空調ケース1に形成された図示しない
貫通穴を貫通して温度検出部61側が通路中に配置さ
れ、蒸発器3およびヒータコア4を通過して第1、第2
センターフェイス開口部13a、13bから吹き出され
る空気の温度を検出するようになっている。
センサ6を挟持する略コの字状の2つの保持部161a
が形成され、一方、第2サイド仕切板16bには、図5
に詳細を示すように、他方の温度センサ6を挟持する略
コの字状の2つの保持部161bが形成されている。
向する2つの板部間の自由状態での幅が、ケーブル62
の外径よりも僅かに小さくなっているため、保持部16
1a、161bの板部間にケーブル62を挿入すると板
部が弾性変形してケーブル62が保持される。
す第1、第2サイド仕切板16a、16bに保持部16
1a、161bを設け、この保持部161a、161b
にて温度センサ6を保持するため、温度センサ6を固定
するためのクリップが不要となり、コストを低減するこ
とができる。
示す平面図である。
態を示す要部の斜視図、(b)は温度センサ5の組み付
け後の状態を示す要部の斜視図である。
示す要部の平面図である。
組み付け方法を示す斜視図である。
…ヒータコア(熱交換器)、5、6…温度センサ、11
…通路、12…仕切板(ケース)、16a、16b…サ
イド仕切板(ケース)、122、161a、161b…
保持部。
Claims (3)
- 【請求項1】 車室内に吹き出す空調空気の通路(1
1)を形成するケース(1、12、16a、16b)
と、前記通路に空調空気を送る送風機(2)と、前記ケ
ース内に設置されて前記空調空気と熱交換する熱交換器
(3、4)と、前記空調空気の温度を検出する温度セン
サ(5、6)とを備え、前記温度センサを挟持する略コ
の字状の保持部(122、161a、161b)が前記
ケースに形成されていることを特徴とする車両用空調装
置。 - 【請求項2】 前記熱交換器は、前記空調空気を冷却す
る冷却用熱交換器(3)であり、 前記温度センサ(5)は、前記冷却用熱交換器を通過し
た直後の前記空調空気の温度を検出するものであり、 前記ケースは、前記冷却用熱交換器の下流側において前
記通路(11)を複数の通路(111、112)に仕切
る仕切板(12)を有し、前記保持部(122)が前記
仕切板に形成されていることを特徴とする請求項1に記
載の車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記熱交換器は、前記空調空気を冷却す
る冷却用熱交換器(3)、および前記冷却用熱交換器を
通過した前記空調空気を加熱する加熱用熱交換器(4)
とを含み、 前記温度センサ(6)は、前記加熱用熱交換器を通過後
の前記空調空気の温度を検出するものであることを特徴
とする請求項1に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106522A JP3932958B2 (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002106522A JP3932958B2 (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003300410A true JP2003300410A (ja) | 2003-10-21 |
JP3932958B2 JP3932958B2 (ja) | 2007-06-20 |
Family
ID=29390822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002106522A Expired - Lifetime JP3932958B2 (ja) | 2002-04-09 | 2002-04-09 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3932958B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064388A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Keihin Corp | 熱交換器に装着されるセンサの取付構造 |
JP2013001288A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Valeo Japan Co Ltd | 加熱器温度検出手段の配置構造及び加熱器温度検出手段 |
-
2002
- 2002-04-09 JP JP2002106522A patent/JP3932958B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064388A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Keihin Corp | 熱交換器に装着されるセンサの取付構造 |
JP2013001288A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Valeo Japan Co Ltd | 加熱器温度検出手段の配置構造及び加熱器温度検出手段 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3932958B2 (ja) | 2007-06-20 |
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