JP2003298376A - Lcフィルタ - Google Patents

Lcフィルタ

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JP2003298376A
JP2003298376A JP2002100967A JP2002100967A JP2003298376A JP 2003298376 A JP2003298376 A JP 2003298376A JP 2002100967 A JP2002100967 A JP 2002100967A JP 2002100967 A JP2002100967 A JP 2002100967A JP 2003298376 A JP2003298376 A JP 2003298376A
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insulating layer
input
coil
output electrode
filter
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JP2002100967A
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Masahiro Shiba
雅裕 芝
Toshihide Tabuchi
利英 田渕
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも1次減衰極の減衰量を十分に確保
して、無線通信機器におけるスプリアスを減衰させ、無
線通信機器の誤作動防止や信頼性向上を図ったフィルタ
を提供することを目的としている。 【解決手段】 コイル部23は、外周端部22の直前部
31を直線形状とし、この直前部31を互いに対向させ
るように配置するとともに、外周端部22から見て互い
に内側巻き(A方向)になるように配置し、互いの直前
部31の間を境界線として、線対称に配置した構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種無線通信機器に
用いるフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のフィルタについて図面を参
照しながら説明する。
【0003】図11は従来のフィルタの分解斜視図、図
12は同フィルタの2つのコイル部を形成した絶縁基板
の斜視図、図13は同フィルタの2つのコイル部を形成
した絶縁基板の平面図、図14は同フィルタの伝送特性
波形図である。
【0004】図11〜図13において、従来のフィルタ
は、分布定数型のヘリカルフィルタであって、絶縁基板
1と、この絶縁基板1の表面に設けるとともに内周端部
2を開放端子とし、外周端部3をアース電極端子とし、
内周端部2と外周端部3との中間部4を入出力電極部1
2とした螺旋状パターンからなる2つのコイル部5とを
備えている。
【0005】特に、2つのコイル部5は外周端部3を互
いに接続するとともに外周端部3から見て互いに外側巻
き(A方向)になるように形成した構成である。
【0006】このフィルタの減衰量−周波数を表す伝送
特性波形を図14に示している。
【0007】伝送特性波形には、通過帯域となる基準周
波数成分(基準周波数帯域(X))に対し、基準周波数
の2次高調波成分(2次高調波周波数帯域(Y))と、
3次高調波成分(3次高調波周波数帯域(Z))とが順
に微小波形として現れる。
【0008】また、基準周波数成分(基準周波数帯域
(X))の直前には0次減衰極が現れ、この0次減衰極
に対し、基準周波数成分(基準周波数帯域(X))と2
次高調波成分(2次高調波周波数帯域(Y))との間に
は1次減衰極、2次高調波成分(2次高調波周波数帯域
(Y))と3次高調波成分(3次高調波周波数帯域
(Z))との間には2次減衰極が順に微小波形として現
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフィルタ
は、図15に示すスプリアス特性波形を有する無線通信
機器に組み込み、無線通信機器における使用帯域のキャ
リア周波数レベル(出力)を減衰させないようにすると
ともに、キャリア周波数に対するスプリアス(高調波成
分)を減衰させるようにして、無線通信機器の誤作動防
止や信頼性向上を図っている。
【0010】一般的に、スプリアスを減衰させるために
は、上記従来のフィルタの1次減衰極および2次減衰極
をスプリアスに対応させれば良いが、上記従来構成で
は、図14に示すように、1次減衰極および2次減衰極
における減衰量を十分に確保できていないために、スプ
リアスの減衰も的確に図れないという問題点を有してい
た。
【0011】本発明は上記問題点を解決するもので、少
なくとも1次減衰極の減衰量を十分に確保して、無線通
信機器におけるスプリアスを減衰させ、無線通信機器の
誤作動防止や信頼性向上を図ったフィルタを提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下の構成を有する。
【0013】本発明の請求項1記載の発明は、特に、コ
イル部は、外周端部の直前部を直線形状とし、前記直前
部を互いに対向させるように配置するとともに、前記外
周端部から見て互いに内側巻きになるように配置してお
り、入出力電極部は、他端を第2絶縁層の内方側に配置
するとともに、一端を前記第2絶縁層の外方側に配置し
ており、かつ、一方の前記入出力電極部の前記他端が一
方の前記コイル部の前記直前部に交差し、他方の前記入
出力電極部の前記他端が他方の前記コイル部の前記直前
部に交差するように配置した構成である。
【0014】上記構成により、第1絶縁層の表面に形成
したコイル部と第2絶縁層の表面に形成した入出力電極
部との間に分布結合容量と誘導結合を生じ、基準周波数
成分と2次高調波成分との間の1次減衰極の減衰量を大
きくできる。これにより、無線通信機器におけるスプリ
アスを減衰させ、無線通信機器の誤作動防止や信頼性向
上を図ることができる。
【0015】本発明の請求項2記載の発明は、特に、入
出力電極部の他端には、コイル部の直前部に第2絶縁層
を介して対向する重畳部を設けた構成である。
【0016】上記構成により、重畳部の分だけ、さらに
分布結合容量を生じ、2次高調波成分と3次高調波成分
との間の2次減衰極の減衰量を大きくできる。
【0017】本発明の請求項3記載の発明は、特に、入
出力電極部の他端と重畳部とによって形成される形状を
L字形状とした構成である。
【0018】上記構成により、重畳部の先端をトリミン
グして除去し、重畳部の長さを調整することによって、
0次減衰極と1次減衰極との間隔を変えることなく、0
次減衰極と1次減衰極とを同時に高周波帯域側または低
周波帯域側に移動させることができ、スプリアスに対応
させやすい。
【0019】本発明の請求項4記載の発明は、特に、入
出力電極部の他端と重畳部とによって形成される形状を
T字形状とした構成である。
【0020】上記構成により、重畳部の先端をトリミン
グして除去し、重畳部の長さを調整することによって、
0次減衰極と1次減衰極との間隔を狭めたり、広げたり
することができ、スプリアスに対応させやすい。特に、
重畳部の長さを長くすれば互いに狭まり、重畳部の長さ
を短くすれば互いに広がる。
【0021】本発明の請求項5記載の発明は、特に、2
つのコイル部は、互いの直前部の間を境界線として、線
対称に配置した構成である。
【0022】上記構成により、2つのコイル部の各々の
外周端部を第1絶縁層に対して同方向に配置でき、導体
パターンの引き廻し等をせずに、互いに容易に接続し合
ってアース電極端子とすることができる。
【0023】本発明の請求項6記載の発明は、特に、ア
スペクト比>1となるコイル部を設けた構成である。
【0024】一般的に、2つのコイル部を形成する導体
パターンの断面積を大きくすれば、挿入損失が低減さ
れ、通過帯域となる基準周波数成分の減衰を抑制でき
る。
【0025】上記構成では、挿入損失の低減のために導
体パターンの断面積を大きくしたとしても、アスペクト
比>1とするので、導体パターンの断面積の幅よりも厚
みを大きくすることになり、横寸法の小型化を図れる。
【0026】本発明の請求項7記載の発明は、特に、導
体パターン用導電物を充填した凹部を有する基板を、第
1絶縁層に重ね合わせ、前記導体パターン用導電物を前
記第1絶縁層に転写して、アスペクト比>1のコイル部
を設けた構成である。
【0027】上記構成により、アスペクト比>1のコイ
ル部は、導体パターン用導電物を充填した凹部を有する
基板を、第1絶縁層に重ね合わせ、導体パターン用導電
物を第1絶縁層に転写して形成したものなので、導体パ
ターンの断面積の幅よりも厚みを大きくできるだけでな
く、凹部の形状に沿って、幅と厚みとの稜辺部分に角部
を的確に形成できる。この幅と厚みとの稜辺部分には角
部が的確に形成されるので、コイル部を通電する電気的
信号の特性劣化が少ない。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて、本発
明の全請求項に記載の発明について図面を参照しながら
説明する。
【0029】図1は本発明の一実施の形態におけるフィ
ルタの分解斜視図、図2は同フィルタの斜視図、図3は
同フィルタの2つのコイル部を表面に形成した第1絶縁
層の平面図、図4は導体パターン用導電物を充填した凹
部を有する基板を、第1絶縁層に重ね合わせる状態を示
す凹版転写工程図、図5は同フィルタの入出力電極部を
表面に形成した第2絶縁層の平面図、図6は同フィルタ
の伝送特性波形図、図7は無線通信機器のスプリアス特
性波形図、図8は同フィルタを組み込んだ無線通信機器
のスプリアス特性波形図である。
【0030】図1〜図4において、本発明の一実施の形
態におけるフィルタは、内周端部21を開放端子とし外
周端部22をアース電極端子とした螺旋状の第1導体パ
ターン層からなる少なくとも2つ以上のコイル部23を
表面に形成した第1絶縁層24と、この第1絶縁層24
の上方に積層し、一端を入出力用端子とし他端を開放端
子とした直線状の第2導体パターン層からなる2つの入
出力電極部26を表面に形成した第2絶縁層27と、第
1絶縁層24の下方に積層し、コイル部23のアース電
極端子と接続した平面導体パターンからなる第1グラン
ド層28とを備えている。
【0031】また、第2絶縁層27の上方には、第3絶
縁層25を介して、平面状導体パターンからなる第2グ
ランド層29を形成し、第1グランド層28の下方及び
第2グランド層29の上方に、保護層30を形成してい
る。
【0032】さらに、コイル部23は、外周端部22の
直前部31を直線形状とし、この直前部31を互いに対
向させるように配置するとともに、外周端部22から見
て互いに内側巻き(A方向)になるように配置し、互い
の直前部31の間を境界線として、線対称に配置してい
る。
【0033】特に、コイル部23を形成する螺旋状の第
1導体パターン層は、図4に示すように、導体パターン
用導電物32を充填した凹部33を有する基板を、第1
絶縁層24に重ね合わせ、この導体パターン用導電物3
2を第1絶縁層24に転写して、アスペクト比>1とな
るように形成している。
【0034】また、入出力電極部26は、他端を第2絶
縁層27の内方側に配置するとともに、一端を第2絶縁
層27の外方側に配置している。特に、一方の入出力電
極部26の他端が一方のコイル部23の直前部31に交
差し、他方の入出力電極部26の他端が他方のコイル部
23の直前部31に交差するように配置している。
【0035】この入出力電極部26の他端には、コイル
部23の直前部31に第2絶縁層27を介して対向する
重畳部35を設けており、入出力電極部26の他端と重
畳部35とによって形成される形状をL字形状としてい
る。
【0036】そして、このフィルタの減衰量−周波数を
表す伝送特性波形を図6に示している。伝送特性波形に
は、通過帯域となる基準周波数成分(基準周波数帯域
(X))に対し、基準周波数の2次高調波成分(2次高
調波周波数帯域(Y))と、3次高調波成分(3次高調
波周波数帯域(Z))とが順に現れる。また、基準周波
数帯域(X)の直前には0次減衰極、基準周波数帯域
(X)と2次高調波周波数帯域(Y)との間には1次減
衰極、2次高調波周波数帯域(Y)と3次高調波周波数
帯域(Z)との間には2次減衰極が順に現れる。
【0037】このようなフィルタを、図7に示すスプリ
アス特性波形を有する無線通信機器に組み込み、無線通
信機器における使用帯域のキャリア周波数レベル(出
力)を減衰させないようにするとともに、キャリア周波
数に対するスプリアス(高調波成分)を減衰させるよう
にしている。上記フィルタを組み込んだ無線通信機器の
スプリアス特性波形は図8に示すようになる。
【0038】上記構成のフィルタについて、以下その動
作を説明する。
【0039】上記構成により、第1絶縁層24の表面に
形成したコイル部23と第2絶縁層27の表面に形成し
た入出力電極部26との間に分布結合容量を生じ、基準
周波数成分(基準周波数帯域(X))と2次高調波成分
(2次高調波周波数帯域(Y))との間の1次減衰極の
減衰量を大きくできる。これにより、無線通信機器にお
けるスプリアスを減衰させ、無線通信機器の誤作動防止
や信頼性向上を図ることができる。
【0040】また、入出力電極部26の他端には、コイ
ル部23の直前部31に第2絶縁層27を介して対向す
る重畳部35を設けているので、この重畳部35の分だ
け、さらに分布結合容量と誘導結合を生じ、2次高調波
成分(2次高調波周波数帯域(Y))と3次高調波成分
(3次高調波周波数帯域(Z))との間の2次減衰極の
減衰量を大きくできる。
【0041】特に、入出力電極部26の他端と重畳部3
5とによって形成される形状をL字形状としているの
で、重畳部35の先端をトリミングして除去し、重畳部
35の長さを調整することによって、0次減衰極と1次
減衰極との間隔を変えることなく、0次減衰極と1次減
衰極とを同時に高周波帯域側または低周波帯域側に移動
させることができ、スプリアスに対応させやすい。
【0042】さらに、2つのコイル部23は、互いの直
前部31の間を境界線として、線対称に配置しているの
で、2つのコイル部23の各々の外周端部22を第1絶
縁層24に対して同方向に配置でき、導体パターンの引
き廻し等をせずに、互いに容易に接続し合ってアース電
極端子とすることができる。
【0043】また、コイル部23の導体パターンは、そ
の断面積をアスペクト比>1としているので、導体パタ
ーンの断面積の幅よりも厚みを大きくすることになり、
横寸法の小型化を図れる。
【0044】特に、コイル部23の導体パターンは、導
体パターン用導電物32を充填した凹部33を有する基
板を、第1絶縁層24に重ね合わせ、導体パターン用導
電物32を第1絶縁層24に転写して形成したものなの
で、導体パターンの断面積の幅よりも厚みを大きくでき
るだけでなく、凹部33の形状に沿って、幅と厚みとの
稜辺部分に角部を的確に形成できる。この幅と厚みとの
稜辺部分には角部が的確に形成されるので、コイル部2
3を通電する電気的信号の特性劣化が少なくなる。
【0045】このように本発明の一実施の形態によれ
ば、基準周波数成分(基準周波数帯域(X))と2次高
調波成分(2次高調波周波数帯域(Y))との間の1次
減衰極の減衰量を少なくとも的確に確保できるととも
に、2次高調波成分(2次高調波周波数帯域(Y))と
3次高調波成分(3次高調波周波数帯域(Z))との間
の2次減衰極の減衰量も確保でき、無線通信機器におけ
るスプリアスを減衰させ、無線通信機器の誤作動防止や
信頼性向上を図ることができる。
【0046】また、重畳部35の長さを調整することに
よって、0次減衰極と1次減衰極との間隔を変えること
なく、0次減衰極と1次減衰極とを同時に高周波帯域側
または低周波帯域側に移動させてスプリアスに対応させ
ることもできる。
【0047】さらに、2つのコイル部23は、通電する
電気的信号の特性劣化を少なくできるとともに、導体パ
ターンの引き廻し等をせずに、容易に外周端部22をア
ース電極端子とすることができる。特に、アスペクト比
>1なので、挿入損失を低減しつつ、横寸法の小型化を
図れる。
【0048】なお、本発明の一実施の形態では、入出力
電極部26の他端と重畳部35とによって形成される形
状をL字形状としたが、図9に示すように、入出力電極
部26の他端と重畳部35とによって形成される形状を
T字形状としてもよい。
【0049】この場合、重畳部35の先端をトリミング
して除去し、重畳部35の長さを調整することによっ
て、図10に示すように、0次減衰極と1次減衰極との
間隔を狭めたり、広げたりすることができ、スプリアス
に対応させやすい。特に、重畳部35の長さを長くすれ
ば互いに狭まり、重畳部35の長さを短くすれば互いに
広がる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1絶縁
層の表面に形成したコイル部と第2絶縁層の表面に形成
した入出力電極部との間に分布結合容量を生じ、基準周
波数成分と2次高調波成分との間の1次減衰極の減衰量
を大きくできる。これにより、無線通信機器におけるス
プリアスを減衰させ、無線通信機器の誤作動防止や信頼
性向上を図ったフィルタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるフィルタの分解
斜視図
【図2】同フィルタの斜視図
【図3】同フィルタの2つのコイル部を表面に形成した
第1絶縁層の平面図
【図4】導体パターン用導電物を充填した凹部を有する
基板を、第1絶縁層に重ね合わせる状態を示す凹版転写
工程図
【図5】同フィルタの入出力電極部を表面に形成した第
2絶縁層の平面図
【図6】同フィルタの伝送特性波形図
【図7】無線通信機器のスプリアス特性波形図
【図8】同フィルタを組み込んだ無線通信機器のスプリ
アス特性波形図
【図9】他のフィルタの入出力電極部を表面に形成した
第2絶縁層の平面図
【図10】他のフィルタの伝送特性波形図
【図11】従来のフィルタの分解斜視図
【図12】同フィルタの2つのコイル部を形成した絶縁
基板の斜視図
【図13】同フィルタの2つのコイル部を形成した絶縁
基板の平面図
【図14】同フィルタの伝送特性波形図
【図15】無線通信機器のスプリアス特性波形図
【符号の説明】
21 内周端部 22 外周端部 23 コイル部 24 第1絶縁層 25 第3絶縁層 26 入出力電極部 27 第2絶縁層 28 第1グランド層 29 第2グランド層 30 保護層 31 直前部 32 導体パターン用導電物 33 凹部 35 重畳部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E070 AA05 CB03 CB12 5J024 AA01 BA11 CA02 DA04 DA29 EA00 EA03 KA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周端部を開放端子とし外周端部をアー
    ス電極端子とした螺旋状の第1導体パターン層からなる
    少なくとも2つ以上のコイル部を表面に形成した第1絶
    縁層と、前記第1絶縁層を積層し、前記アース電極端子
    と接続した第1グランド層と、前記第1絶縁層に積層
    し、一端を入出力用端子とし他端を開放端子とした直線
    状の第2導体パターン層からなる2つの入出力電極部を
    表面に形成した第2絶縁層とを備え、前記コイル部は、
    前記外周端部の直前部を直線形状とし、前記直前部を互
    いに対向させるように配置するとともに、前記外周端部
    から見て互いに内側巻きになるように配置しており、前
    記入出力電極部は、前記他端を前記第2絶縁層の内方側
    に配置するとともに、前記一端を前記第2絶縁層の外方
    側に配置しており、かつ、一方の前記入出力電極部の前
    記他方が一方の前記コイル部の前記直前部に交差し、他
    方の前記入出力電極部の前記他端が他方の前記コイル部
    の前記直前部に交差するように配置したフィルタ。
  2. 【請求項2】 入出力電極部の他端には、コイル部の直
    前部に第2絶縁層を介して対向する重畳部を設けた請求
    項1記載のフィルタ。
  3. 【請求項3】 入出力電極部の他端と重畳部とによって
    形成される形状をL字形状とした請求項2記載のフィル
    タ。
  4. 【請求項4】 入出力電極部の他端と重畳部とによって
    形成される形状をT字形状とした請求項2記載のフィル
    タ。
  5. 【請求項5】 2つのコイル部は、互いの直前部の間を
    境界線として、線対称に配置した請求項1記載のフィル
    タ。
  6. 【請求項6】 アスペクト比>1となるコイル部を設け
    た請求項1記載のフィルタ。
  7. 【請求項7】 導体パターン用導電物を充填した凹部を
    有する基板を、第1絶縁層に重ね合わせ、前記導体パタ
    ーン用導電物を前記第1絶縁層に転写して、アスペクト
    比>1のコイル部を設けた請求項1記載のフィルタ。
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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007102461A1 (ja) * 2006-03-08 2007-09-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lcフィルタおよびそれを用いた電子装置
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