JP2003297896A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2003297896A
JP2003297896A JP2002093759A JP2002093759A JP2003297896A JP 2003297896 A JP2003297896 A JP 2003297896A JP 2002093759 A JP2002093759 A JP 2002093759A JP 2002093759 A JP2002093759 A JP 2002093759A JP 2003297896 A JP2003297896 A JP 2003297896A
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cassette
roller
lock
wafer
boat
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Satoru Ichimura
悟 市村
Shigeru Kotake
繁 小竹
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カセットのロックを確実に行い、カセットのズ
レ、浮上がりに起因する事故の発生を防止する。 【解決手段】カセット16を授受するカセット受台12
と、該カセット受台に対してカセットを搬送するカセッ
トローダと、前記カセット受台に載置されたカセットに
対してウェーハの移載を行う基板移載機を具備する半導
体製造装置に於いて、前記カセット受台がカセットを載
置するカセット受載板28と、該カセット受載板に対し
て相対変位可能に設けられたローラホルダ33と、該ロ
ーラホルダに設けられたロックローラ42とを具備し、
前記カセットが底面に鉤部38を具備し、前記カセット
受載板と前記ローラホルダとの相対変位で、前記ロック
ローラが前記カセットを前記カセット受載板に押圧する
様に弾性変位して前記鉤部に係合する様構成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置、特
に基板の搬送容器として密閉式の搬送容器を使用する半
導体製造装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】先ず、図4に於いて密閉式基板搬送容器
を使用する半導体製造装置について概略を説明する。 【0003】筐体1の前面にはカセットステージ2が設
けられ、該カセットステージ2はシャッタ3を介して前
記筐体1の内部と連通している。 【0004】該筐体1の内部前方に、前記カセットステ
ージ2と対向してカセットオープナ4が設けられ、該カ
セットオープナ4の上方にはカセットストッカ5が設け
られ、該カセットストッカ5、前記カセットオープナ4
と前記カセットステージ2間にはカセットローダ6が設
けられている。 【0005】前記筐体1の内部後方一側にボートエレベ
ータ7が設けられ、該ボートエレベータ7から水平に延
びる昇降アーム8にはシールキャップ9が設けられ、該
シールキャップ9は、処理室を形成する反応炉11の炉
口を閉塞する。前記シールキャップ9にはボート載置部
(図示せず)が設けられ、前記シールキャップ9は前記
ボート載置部を介して基板保持具(以下ボート)13が
載置される。該ボート13は被処理基板(以下ウェー
ハ)を水平姿勢で多段に保持し、ウェーハの処理はウェ
ーハが前記ボート13に保持された状態で行われる。 【0006】前記ボートエレベータ7に対向して、前記
筐体1の内部後方他側にはボート交換装置14が設けら
れ、該ボート交換装置14、前記ボートエレベータ7と
前記カセットオープナ4との間に基板移載機15が設け
られている。 【0007】前記カセットステージ2は図示しない外部
搬送装置及び前記カセットローダ6間で密閉式基板収納
容器(以下カセット)16の授受を行うものであり、前
記カセットローダ6は横行、昇降、進退可能であり、前
記カセットステージ2のカセット16を前記カセットオ
ープナ4、カセットストッカ5に移載するものである。
前記カセットオープナ4は、上下2段にカセット受台1
2,12を具備し、該各カセット受台12に前記カセッ
ト16を載置可能であり、又前記各カセット受台12で
前記カセット16の蓋を開閉する。 【0008】前記基板移載機15は昇降、進退、回転可
能のウェーハ載置プレートを具備し、該ウェーハ載置プ
レートにより、前記カセットオープナ4上のカセット1
6と前記ボート交換装置14に保持されたボート13間
で前記ウェーハの移載を行う。 【0009】前記ボート交換装置14は2本のボート支
持アーム17,18を有し、該ボート支持アーム17,
18は独立して、回転可能且つ昇降可能となっており、
前記シールキャップ9に対して前記ボート13の交換が
可能となっている。 【0010】前記シールキャップ9は未処理ウェーハが
装填されたボート13を前記ボート交換装置14から受
取り、前記ボート13は前記ボートエレベータ7により
前記反応炉11に装入される。 【0011】該反応炉11では前記ウェーハが加熱さ
れ、所要の処理ガスが導入され基板処理される。又、前
記ボート13はウェーハ処理中成膜の均一性を向上させ
る為回転される。 【0012】処理が完了すると前記ボートエレベータ7
が前記ボート13を前記反応炉11から引出し、前記ボ
ート13を前記ボート交換装置14に受渡す。 【0013】処理済ウェーハを保持するボート13は前
記ボート交換装置14で待機位置(後方位置)に移動さ
れ、所定の温度となる迄冷却される。その間、未処理ウ
ェーハがもう1つのボート13に装填され、前記ボート
エレベータ7により前記反応炉11に装入される。 【0014】前記待機位置で処理済ウェーハが所定の温
度迄冷却されると、前記ボート交換装置14は処理済ウ
ェーハを保持するボート13をウェーハの移載が可能な
ウェーハ移載位置(前方位置)に移動させる。 【0015】前記基板移載機15は前記ボート13から
処理済ウェーハを前記カセットオープナ4上のカセット
16に払出す。処理済ウェーハが前記カセット16に装
填されると前記カセットオープナ4が前記カセット16
に蓋をし、該カセット16は前記カセットローダ6によ
り前記カセットステージ2へ搬送され、更に外部搬送装
置により搬出される。 【0016】前記カセットローダ6により前記カセット
オープナ4に未処理ウェーハが装填された新たなカセッ
ト16が移載され、前記基板移載機15は前記カセット
16から未処理ウェーハを前記ウェーハ移載位置にある
空のボート13に移載する。 【0017】ウェーハの処理は上記工程が所定のシーケ
ンスに従って実行されることで遂行され、更に繰返し実
行されることで、ウェーハ処理が継続される。 【0018】次に、図5〜図6により前記カセットオー
プナ4について説明する。 【0019】前記筐体1内は仕切板23によりカセット
搬送領域21とウェーハ搬送領域22とに仕切られ、該
ウェーハ搬送領域22は前記カセット搬送領域21より
更に高清浄雰囲気となっている。 【0020】前記カセットオープナ4は前記仕切板23
に設けられる。前記カセットオープナ4は上下2段に前
記カセット受台12,12を具備し、該各カセット受台
12は同一構造である。 【0021】前記カセット受台12は前記仕切板23に
設けられ、該仕切板23にはウェーハが通過する搬入出
孔20が穿設されている。 【0022】前記仕切板23のカセット搬送領域21側
面に水平方向に延出する棚台24を設け、該棚台24の
上面に前記仕切板23に対して垂直方向のガイド25,
26,27を固着し、該ガイド25,26,27に対し
てカセット受載板28が摺動自在に設けられている。該
カセット受載板28の上面には前記カセット16の位置
決め用の位置決めピン29が3箇所に突設されている。 【0023】前記棚台24、前記カセット受載板28の
中央部には共に逃げ部24a,28aが形成され、該逃
げ部24a,28aの平面位置は略同じとなっている。
又、前記棚台24には前記ガイド25,26,27と平
行にロックシリンダ31が設けられ、該ロックシリンダ
31のロッド32は前記カセット受載板28に連結され
ている。 【0024】前記棚台24の前記逃げ部24aを囲む端
面の内、前記仕切板23と平行な端面にローラホルダ3
3が固着される。該ローラホルダ33は前記逃げ部28
aを通過して上方に延び、上部が前記仕切板23とは逆
方向に屈曲する倒立L字状をしている。前記上部の先端
部に水平で前記仕切板23と平行なローラ軸34が貫通
して固着され(図7参照)、該ローラ軸34の両端にそ
れぞれ金属製のロックローラ35,35が回転自在に設
けられている。 【0025】前記搬入出孔20はオープナ蓋36により
気密に閉塞可能であり、又該オープナ蓋36は図示しな
い開閉機構により、前記仕切板23に押圧され、更に該
仕切板23と平行にスライドされる様になっている。 【0026】前記カセット16の底面には凹部37が形
成され、該凹部37にはL字状の鉤部38が形成され、
該鉤部38は前記凹部37の底面との間にロック溝39
を形成し、前記鉤部38の先端は前記ロック溝39の間
口を拡大する方向のテーパ形状となっている。 【0027】図8を参照して、前記カセット16のロッ
ク作動について説明する。 【0028】前記カセット受載板28が前記仕切板23
に対して後退した状態で、前記カセットローダ6により
前記カセット16が前記カセット受載板28上に載置さ
れる。前記位置決めピン29が前記カセット16底面の
位置決め孔(図示せず)に嵌合し、該カセット16が前
記カセット受載板28に対して位置決めされる。 【0029】前記カセット受載板28が後退した状態で
は、前記ローラホルダ33は前記鉤部38に干渉するこ
となく、前記凹部37内に進入し、前記ロックローラ3
5は前記ロック溝39に対峙した状態となる。 【0030】前記ロックシリンダ31が駆動され、前記
ロッド32が突出し、前記カセット受載板28が前進す
る。前記カセット16が前記カセット受載板28と一体
に前進し、前記ロックローラ35が前記ロック溝39に
嵌合する。 【0031】而して、前記カセット16は前記位置決め
ピン29により水平2方向の位置決めがされ、更に前記
ロックローラ35と前記鉤部38により上下方向の位置
決めがされる。 【0032】前記ロックシリンダ31が駆動され前記ロ
ッド32が伸長することで、前記カセット16が前記仕
切板23に気密に密着する。前記カセット16の開口部
はカセット蓋41により密閉されており、前記カセット
16が前記仕切板23に気密に密着すると共に前記カセ
ット蓋41が前記オープナ蓋36にも密着する。該オー
プナ蓋36は真空吸着部(図示せず)を具備しており、
前記カセット蓋41を真空吸着する。 【0033】該カセット蓋41を真空吸着した状態で、
前記オープナ蓋36が前記仕切板23から離反し、更に
スライドすることで、前記カセット16が開放される。
該カセット16が前記仕切板23に密着した状態で、前
記カセット蓋41が取外されるので、前記カセット16
自体が仕切部となり前記カセット搬送領域21から前記
ウェーハ搬送領域22へ大気が浸入することが防止され
る。 【0034】前記基板移載機15により前記搬入出孔2
0を通して前記カセット16内のウェーハが移載され
る。 【0035】ウェーハの処理が完了すると、処理済ウェ
ーハが前記基板移載機15により前記カセット16に払
戻され、前記オープナ蓋36により前記カセット蓋41
が前記カセット16の開口部を閉鎖する。 【0036】前記ロックシリンダ31が駆動され前記ロ
ッド32が伸縮し、前記カセット受載板28を介して前
記カセット16が後退し、前記鉤部38と前記ロックロ
ーラ35の係合が解除される。前記カセット16は前記
カセットローダ6により前記カセットステージ2へ搬出
され、更に図示しない外部搬送装置により搬送される。 【0037】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来の半導体
製造装置に於いて、前記カセット16の前記カセット受
載板28へのロックは前記鉤部38と前記ローラホルダ
33との係合、即ち前記ロックローラ35と前記ロック
溝39との嵌合によっている。 【0038】嵌合する為には前記ロックローラ35と前
記ロック溝39間に隙間が必要であり、更に部品誤差、
前記カセット受台12の組立誤差等を考慮すると、嵌合
に必要な隙間に加え誤差分の隙間が更に必要とされる。
従って、前記カセット16がロック状態であっても、前
記ロックローラ35と前記ロック溝39間の隙間分だけ
前記カセット16がガタツク可能性があった。 【0039】更に、該カセット16のロック状態は、該
カセット16は前記仕切板23に密着しており、該カセ
ット16自体が前記カセット搬送領域21と前記ウェー
ハ搬送領域22の境界壁となっている。又、前記ウェー
ハ搬送領域22は前記カセット搬送領域21に対して高
清浄を維持する為、前記ウェーハ搬送領域22を前記カ
セット搬送領域21に対して陽圧とし、該カセット搬送
領域21からの大気の浸入を抑制している。 【0040】この為、前記カセット16を前記仕切板2
3に密着させ、前記オープナ蓋36により前記カセット
蓋41を取外すことで、前記カセット搬送領域21と前
記ウェーハ搬送領域22間の差圧(図5中左方向の静
圧)が前記カセット16に作用する。 【0041】上記した様に、前記ロックローラ35と前
記ロック溝39間には間隙が存在するので、静圧により
間隙分だけ前記カセット16がズレ、浮上がりを生じる
ことがある。 【0042】該カセット16にズレ、浮上がりを生じた
状態で、前記基板移載機15によりウェーハの移載を行
った場合、前記基板移載機15のウェーハ載置プレート
がウェーハと干渉し、ウェーハの破損、或はウェーハ載
置プレートの破損を招く虞れがある。 【0043】本発明は斯かる実情に鑑み、カセットのロ
ックを確実に行い、カセットのズレ、浮上がりに起因す
る事故の発生を防止するものである。 【0044】 【課題を解決するための手段】本発明は、カセットを授
受するカセット受台と、該カセット受台に対してカセッ
トを搬送するカセットローダと、前記カセット受台に載
置されたカセットに対してウェーハの移載を行う基板移
載機を具備する半導体製造装置に於いて、前記カセット
受台がカセットを載置するカセット受載板と、該カセッ
ト受載板に対して相対変位可能に設けられたローラホル
ダと、該ローラホルダに設けられたロックローラとを具
備し、前記カセットが底面に鉤部を具備し、前記カセッ
ト受載板と前記ローラホルダとの相対変位で、前記ロッ
クローラが前記カセットを前記カセット受載板に押圧す
る様に弾性変位して前記鉤部に係合する様構成した半導
体製造装置に係るものである。 【0045】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。 【0046】図1は本実施の形態の要部を示すものであ
り、カセット受台12のカセット16をロックする機構
を示しており、図8に相当するものである。又、図1
中、図8中で示したものと同等のものには同符号を付し
てある。 【0047】又、半導体製造装置としての基本的な構
成、基板の処理については、図4で示したものと同等で
あるので、半導体製造装置自体の構成、基板の処理につ
いては以下説明を省略し、又図5、図6を参照して説明
する。 【0048】図1はカセット受載板28にカセット16
が載置され、該カセット16は仕切板23から離反して
いる状態を示している。 【0049】該仕切板23に水平に固着された棚台24
の逃げ部24aを囲む端面の内、前記仕切板23と平行
な端面にローラホルダ33が固着される。該ローラホル
ダ33は前記カセット受載板28の逃げ部28aを通過
して上方に延び、上部が前記仕切板23とは逆方向に屈
曲する倒立L字状をしている。 【0050】前記カセット16の底面には凹部37が形
成され、該凹部37にはL字状の鉤部38が形成され、
該鉤部38は前記凹部37の底面との間にロック溝39
を形成し、前記鉤部38の先端部には該鉤部38の上面
38aに連続して、前記ロック溝39の間口を拡大する
方向のテーパ面38bが形成されている。 【0051】前記ローラホルダ33上部の先端部に水平
で前記仕切板23と平行なローラ軸34が貫通して設け
られ、該ローラ軸34の両突出端部にロックローラ4
2,42が回転自在に設けられている。 【0052】該ロックローラ42は図2に見られる様
に、内輪43、該内輪43に一体成型された外輪44か
ら成り、前記内輪43は硬質樹脂で自己潤滑性のある合
成樹脂、例えば硬質ナイロン樹脂等が用いられ、前記外
輪44にはゴム等の高弾性材料、例えば硬質ウレタンゴ
ム等が用いられる。前記内輪43は形状を維持する強度
部材として機能とすると共に軸受として機能する。 【0053】前記ロックローラ42の外形は従来のロッ
クローラ35より大径となっており、前記ロックローラ
42の上端位置と前記凹部37の底面とは充分な隙間を
形成する。又、前記ロックローラ42の下端の高さは前
記上面38aの高さより圧縮代pだけ低くなっており、
前記外輪44は前記圧縮代p分の弾性変形が可能であ
る。該圧縮代pは部品精度、組立精度を考慮して確実に
前記外輪44が圧縮される様に決定し、又該外輪44の
変形可能な量も前記部品精度、組立精度を考慮して決定
される。 【0054】図1の状態から、ロックシリンダ31を駆
動して前記カセット受載板28を前記仕切板23側に移
動する。前記カセット受載板28と共に前記カセット1
6が移動し、前記仕切板23に密着する。 【0055】前記カセット16が前記仕切板23に向っ
て移動することで、前記ロックローラ42が前記ロック
溝39に嵌合する。嵌合する過程で、前記ロックローラ
42が前記テーパ面38bを転動しつつ圧縮され、前記
圧縮代pだけ圧縮された状態で上面38aを転動し、前
記ロック溝39に嵌合する。前記鉤部38と前記ローラ
ホルダ33が係合して前記カセット16のロック状態が
得られる。 【0056】前記ロックローラ42が前記圧縮代pだけ
圧縮されていることで、前記ロックローラ42による反
発力で前記カセット16が前記カセット受載板28に押
圧され、前記カセット16のガタツキはなくなる。 【0057】而して、該カセット16のカセット蓋41
が取外され、ウェーハ搬送領域22側から静圧を受けた
としても、前記カセット16のズレ、浮上がりは発生し
ない。従って、該カセット16内のウェーハと基板移載
機15との位置関係も精度よく確定し、該基板移載機1
5によるウェーハ移載作業も、円滑に行われる。 【0058】尚、上記ロックローラ42は弾性変形が可
能であればよく、ベアリングの外輪にウレタンゴムを焼
付けたものでもよい。又、圧縮代pの値が小さくてよい
場合は、前記ロックローラ42をナイロン樹脂の一体も
のとしてもよい。更に、該ロックローラ42が上下方向
に弾性変位可能とすればよく、前記ローラホルダ33と
棚台24との間にゴム板等弾性部材を挾設することで、
前記ローラホルダ33全体が傾動する様にしてもよい。
又、ローラホルダ33を垂直部分と水平部分の2部品で
構成し、垂直部分と水平部分との間にゴム、スプリング
等を介在させ、前記ロックローラ42が上下方向に変位
可能としてもよい。 【0059】 【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、カセッ
トを授受するカセット受台と、該カセット受台に対して
カセットを搬送するカセットローダと、前記カセット受
台に載置されたカセットに対してウェーハの移載を行う
基板移載機を具備する半導体製造装置に於いて、前記カ
セット受台がカセットを載置するカセット受載板と、該
カセット受載板に対して相対変位可能に設けられたロー
ラホルダと、該ローラホルダに設けられたロックローラ
とを具備し、前記カセットが底面に鉤部を具備し、前記
カセット受載板と前記ローラホルダとの相対変位で、前
記ロックローラが前記カセットを前記カセット受載板に
押圧する様に弾性変位して前記鉤部に係合する様構成し
たので、カセットのロック時にカセット受台に対してガ
タツキがなく、カセットのズレ、浮上がりが防止され基
板移載機によるウェーハ移載作業が円滑に行われる等の
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の要部を示す部分拡大図で
ある。 【図2】該実施の形態に於けるロックローラ支持部分の
拡大図である。 【図3】本発明の実施の形態でのロック状態を示す部分
拡大図である。 【図4】半導体製造装置の全体概略図である。 【図5】半導体製造装置のカセットオープナのカセット
受台を示す側面図である。 【図6】図5のA−A矢視図である。 【図7】ロックローラ支持部分の拡大図である。 【図8】従来のカセットのロック状態を示す部分拡大図
である。 【符号の説明】 1 筐体 4 カセットオープナ 12 カセット受台 15 基板移載機 16 カセット 24 棚台 28 カセット受載板 31 ロックシリンダ 33 ローラホルダ 34 ローラ軸 37 凹部 38 鉤部 42 ロックローラ
フロントページの続き Fターム(参考) 3E096 AA06 BA16 BB03 CA01 CB03 DA11 FA40 GA14 5F031 CA02 DA08 DA17 EA12 EA14 EA20 FA01 FA03 FA11 FA15 KA20 MA28 NA10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 カセットを授受するカセット受台と、該
    カセット受台に対してカセットを搬送するカセットロー
    ダと、前記カセット受台に載置されたカセットに対して
    ウェーハの移載を行う基板移載機を具備する半導体製造
    装置に於いて、前記カセット受台がカセットを載置する
    カセット受載板と、該カセット受載板に対して相対変位
    可能に設けられたローラホルダと、該ローラホルダに設
    けられたロックローラとを具備し、前記カセットが底面
    に鉤部を具備し、前記カセット受載板と前記ローラホル
    ダとの相対変位で、前記ロックローラが前記カセットを
    前記カセット受載板に押圧する様に弾性変位して前記鉤
    部に係合する様構成したことを特徴とする半導体製造装
    置。
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