JP2003297010A - ディジタルオーディオ処理装置 - Google Patents

ディジタルオーディオ処理装置

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JP2003297010A JP2002096047A JP2002096047A JP2003297010A JP 2003297010 A JP2003297010 A JP 2003297010A JP 2002096047 A JP2002096047 A JP 2002096047A JP 2002096047 A JP2002096047 A JP 2002096047A JP 2003297010 A JP2003297010 A JP 2003297010A
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真樹 片山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のディジタル入力端子に接続されているデ
ィジタルオーディオ機器の種類を自動的にスキャンして
一覧表示できるディジタルオーディオアンプを提供す
る。 【解決手段】セレクタ39で選択されたディジタル入力
端子21〜24から入力されるディジタルオーディオ信
号をFIFO40、セレクタ41を経由してDIR38
に入力する。DIR38がデコードしたオーディオスト
リームデータはRAM33のFIFO33aに所定時間
分バッファされており、これがDSP44に出力され
る。入力端子21〜24のスキャン中時は選択された入
力端子から入力されるディジタルオーディオ信号はFI
FO40にバッファしておき、DSP44に出力するオ
ーディオストリームデータはFIFO33aにバッファ
しているものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のディジタ
ルオーディオ機器が接続されるディジタルオーディオ処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号をディジタル信号として
処理するディジタルオーディオ機器が普及してきてい
る。一般的なディジタルオーディオ機器は、オーディオ
信号の入出力をSPDIFという統一された規格のディ
ジタルオーディオ信号として行うため、どのようなディ
ジタルオーディオ機器から入力されるディジタルオーデ
ィオ信号であっても同じディジタルオーディオインタフ
ェースレシーバ(DIR)で共通に処理できる。
【0003】このため、従来のアナログオーディオ機器
(チューナ、CDプレーヤ、アナログディスクプレーヤ
など)では、それぞれ出力するオーディオ信号レベルや
イコライジングが異なるため、アナログオーディオアン
プは各オーディオ機器毎に専用の入力端子(フロントエ
ンド)を設けなければならなかったのに比べて、ディジ
タルオーディオ機器の場合には、複数のディジタルオー
ディオ端子のどこにどのような機器を接続することもで
きるという自由度が高くなっている。
【0004】しかし、従来のディジタルオーディオアン
プでは、ユーザが機器を選択するための操作子であるセ
レクタ操作子に予めCD、DVDなどの機器名を指定す
る表示がされていたため、各セレクタ操作子に対応する
ディジタル入力端子に、その指定された機器を接続しな
ければ、表示にしたがってセレクタを操作しても、表示
とは異なる機器が選択されてしまうという問題点があっ
た。
【0005】そこで、近年実用化されたディジタルオー
ディオアンプでは、セレクタ操作子に対応する機器名称
の表示もユーザが設定できるようにし、各ディジタル入
力端子に任意のディジタルオーディオ機器を接続し、そ
のディジタル入力端子に対応するセレクタ操作子の機器
名称をその接続したディジタルオーディオ機器の名称に
するようにしたものが提案されている。
【0006】さらに、ディジタル入力端子から入力され
ているディジタルオーディオ信号から分離されたカテゴ
リコードに基づいて、現在どのようなオーディオ機器か
ら信号が入力されているかを自動表示できるものがあっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、各ディジタル入力端子に自由にディジタ
ルオーディオ機器を接続できるにしても、そのディジタ
ル入力端子に対応するセレクタ操作子の名称を自分で入
力しなければならず、面倒であるうえ、対応づけを間違
ってしまうおそれがあるという問題点があった。
【0008】また、上記従来の装置では、現在選択され
ている(ディジタルオーディオ信号が入力されている)
オーディオ機器が何であるかを表示することはできる
が、他のディジタル入力端子に何が接続されているか、
すなわち他のセレクタ操作子を押したときどのようなオ
ーディオ機器が選択されるかを知ることはできなかっ
た。
【0009】この発明は、複数のディジタル入力端子を
スキャンして、そこに接続されているディジタルオーデ
ィオ機器の種類を自動検出することができるディジタル
オーディオ処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
ジタルオーディオ信号が入力される複数のディジタル入
力端子と、ディジタル入力端子から入力されたディジタ
ルオーディオ信号を受信し、このディジタルオーディオ
信号をデコードしてオーディオストリームデータおよび
カテゴリコードを分離するディジタルオーディオインタ
フェースレシーバ(DIR)と、DIRの接続先を前記
複数のディジタル入力端子のいずれかに選択的に設定す
るセレクタと、選択操作により前記複数のディジタル入
力端子から1つを選択する選択手段と、オーディオスト
リームデータを処理するオーディオデータ処理手段と、
選択手段によって選択されたディジタル入力端子をDI
Rに接続するとともにDIRが分離したオーディオスト
リームデータをオーディオデータ処理手段に入力する制
御手段であって、制御手段は、セレクタを制御してDI
Rの接続先を順次切り換え、各接続先から入力されるデ
ィジタルオーディオデータから分離されたカテゴリコー
ドに基づいて、各ディジタル入力端子に接続されている
ディジタルオーディオ機器の種類を順次検出するスキャ
ン処理を、所定のタイミングに実行する制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記制御手段は、前記スキャン処理を電源オン時に
実行することを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1、2の発明に
おいて、前記制御手段は、前記スキャン処理を、前記選
択手段によって選択されたディジタル入力端子からのデ
ィジタルオーディオ信号の切れ目を検出し、そのときに
実行することを特徴とする。
【0013】この発明では、SPDIF規格などのディ
ジタルオーディオ信号をデコードするDIRを用いて複
数のディジタル入力端子をスキャンさせることにより、
どのディジタル入力端子にどのようなディジタルオーデ
ィオ機器が接続されているかを検出することができるよ
うにしている。これを電源オン時やCDの曲間などでヌ
ルデータが入力されているオーディオ信号の切れ目など
に実行することにより、どのディジタル入力端子にどの
ようなディジタルオーディオ機器が接続されているかの
情報を常に更新することができる。
【0014】請求項4の発明は、ディジタルオーディオ
信号が入力される複数のディジタル入力端子と、選択操
作により、前記複数のディジタル入力端子から1つを選
択する第1の選択手段と、第1の選択手段によって選択
されたディジタル入力端子から入力されるディジタルオ
ーディオ信号をバッファする第1のバッファと、入力さ
れたディジタルオーディオ信号をデコードしてオーディ
オストリームデータおよびカテゴリコードを分離するデ
ィジタルオーディオインタフェースレシーバ(DIR)
と、DIRが、第1のバッファから入力したディジタル
オーディオ信号をデコードして分離したオーディオスト
リームデータをバッファする第2のバッファと、第2の
バッファから順次オーディオストリームデータを読み出
して処理するオーディオデータ処理手段と、前記複数の
ディジタル入力端子または前記第1のバッファのいずれ
かを前記DIRに接続する第2の選択手段と、前記第2
のバッファにオーディオストリームデータが所定時間分
蓄積されたのち、オーディオデータ処理手段にその読み
出しを許可するとともに、所定時間毎に、前記第1の選
択手段の接続先を順次切り換え、各接続先から入力され
るディジタルオーディオデータから分離されたカテゴリ
コードに基づいて、各ディジタル入力端子に接続されて
いるディジタルオーディオ機器の種類を順次検出するス
キャン処理を、所定のタイミングに実行する制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0015】この発明では、SPDIF規格などのディ
ジタルオーディオ信号をデコードするDIRを用いて複
数のディジタル入力端子をスキャンさせることにより、
どのディジタル入力端子にどのようなディジタルオーデ
ィオ機器が接続されているかを検出することができるよ
うにしている。DIRの前後にバッファを設け、DIR
がスキャンしている間に入力されるディジタルオーディ
オ信号を第1のバッファでバッファし、且つ、その間に
出力すべきオーディオストリームデータを第2のバッフ
ァから読み出すようにした。これにより、楽曲のオーデ
ィオ信号(ヌルデータでないオーディオ信号)が入力さ
れているときでも、各ディジタル入力端子のスキャンを
することができ、どのディジタル入力端子にどのような
ディジタルオーディオ機器が接続されているかについて
常時最新の情報を持つことができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
ディジタルオーディオアンプ1の接続形態の例を示す
図、図2は同ディジタルオーディオアンプのフロントパ
ネルを示す図、図3は同ディジタルオーディオアンプの
リアパネルを示す図である。この実施形態のディジタル
オーディオアンプ1は、図3に示すように、背面にUS
B端子20やディジタル入力端子21〜24(図3参
照)を有しており、これらの端子に、パーソナルコンピ
ュータ(PC)2や複数のディジタルオーディオ機器
3、4、5が接続される。ディジタルオーディオ機器
3、4、5は、たとえば、MDプレーヤ、CDプレー
ヤ、DVDプレーヤ、DVプレーヤ、ディジタル放送チ
ューナなどであり、これらの機器からSPDIFに準拠
したディジタルオーディオ信号が入力される。
【0017】SPDIF規格のディジタルオーディオ信
号は、オーディオストリームデータを所定サンプル毎に
フレーム化したものであり、各フレームのサブコードに
は、このディジタルオーディオ信号を出力している機器
の種類を示すカテゴリコードが埋め込まれている。たと
えば、カテゴリコードが“1000000x”であれば
CDプレーヤであることを示し、カテゴリコードが“1
001100x”であればDVDプレーヤであることを
示すなどである。ここで“x”は、don’tcare
(0/1のどちらでもよい)の意である。
【0018】また、図2に示すように、フロントパネル
の上部には外部入力を選択する入力選択スイッチ10〜
14が設けられている。この入力選択スイッチは、上記
USB端子20、ディジタル入力端子21〜24のいず
れかを選択して、この端子から入力されるディジタルオ
ーディオ信号を再生するための(スピーカから出力させ
るための)スイッチである。このうち、入力選択スイッ
チ10が接続されるUSB端子20すなわちパーソナル
コンピュータ2を選択するスイッチであり、入力選択ス
イッチ11〜14がディジタル入力端子を選択するスイ
ッチである。
【0019】入力選択スイッチ10〜14は、押しボタ
ンスイッチであり、ユーザがこのボタンを押し込むとス
イッチがオンし、このスイッチに対応する入力端子が選
択され、その入力端子から入力されるオーディオ信号が
信号処理および増幅されて外部出力端子26,スピーカ
端子27から出力される。オンしているスイッチは、各
入力選択スイッチ10〜14の左端に設けられているイ
ンジケータ10a〜14aによって表示される。インジ
ケータ10a〜14aはLEDで構成されており、オン
しているスイッチに対応するインジケータが点灯するよ
うになっている。
【0020】また、フロントパネルの入力選択スイッチ
10〜14の下方にはLCDマトリクスディスプレイ1
5が設けられている。このLCDマトリクスディスプレ
イ15には、USB端子20、ディジタル入力端子21
〜24に接続されている機器の名称が表示される。この
機器名称の表示は、入力端子20〜24に接続されてい
る全ての機器名称を一覧表示するとともに、そのとき入
力選択スイッチ10〜14で選択されているものをハイ
ライト表示または別エリアに大きく表示する。また、L
CDマトリクスディスプレイ15には、アナログ入力端
子25に接続されている機器名称も表示される。
【0021】また、フロントパネルの下部には、ボリウ
ム用のエンコーダ16、パワースイッチ17などが設け
られている。また、図3において、リアパネルには、上
記USB端子20、ディジタル入力端子21〜24のほ
か、アナログ入力端子25、オーディオ出力端子26、
スピーカ端子27などが設けられている。
【0022】図4は同ディジタルオーディオアンプのブ
ロック図である。装置の動作を制御するCPU31に
は、バスを介してROM32、RAM33、表示装置3
4、操作パネル35、リモコン受信部36、USBイン
タフェース37、DIR(ディジタルオーディオインタ
フェースレシーバ)38、セレクタ39、41、DAC
42、アンプ43、DSP44が接続されている。RO
M32には、CPU31が実行する制御プログラムやD
SP44が実行する音声信号処理プログラム、SPDI
F規格におけるカテゴリコードとディジタルオーディオ
機器の種類(名称)とを対応づけた機器名称テーブルな
どが記憶されている。なお、このROM32の一部また
は全部をフラッシュROMで構成し、USB端子20を
介して接続されるパーソナルコンピュータ2からプログ
ラム(ファームウェア)をバージョンアップできるよう
にしてもよい。
【0023】RAM33は、ユーザによる各種設定内容
を記憶するとともに、DIR38がディジタルオーディ
オ信号から分離したオーディオストリームデータをバッ
ファするFIFOエリア33aが設定されている。この
FIFOエリア33aは、入力選択スイッチによって選
択されたディジタル入力端子から入力されているディジ
タルオーディオ信号を処理している途中に他のディジタ
ル入力端子にどのような機器が接続されているかをスキ
ャンするための「時間稼ぎ」に使用される。
【0024】表示装置34は、前記LCDマトリクスデ
ィスプレイ15およびその表示制御回路を含んでいる。
操作パネル35は、前記入力選択スイッチ10〜14、
インジケータ10a〜14a、エンコーダ16およびパ
ワースイッチ17を含んでいる。また、リモコン受信部
36は、リモコン装置50からの赤外線信号を受信する
回路部である。リモコン装置50は、装置本体の操作パ
ネル35とほぼ同様の操作子を備えており、各操作子の
操作態様に応じた赤外線信号を送出する。リモコン受信
部36は、リモコン装置50が送出した赤外線信号を受
信してデコードし、操作子の操作データとしてCPU3
1に入力する。CPU31は、リモコン受信部36から
操作子の操作データが入力されたとき、操作パネル35
の操作子が操作された場合と同様の処理を実行する。
【0025】USBインタフェース37は、前記USB
端子20に接続されており、USB端子20に接続され
るパーソナルコンピュータとのデータの送受信を制御す
る。DSP44は、DIR38から入力された(FIF
Oエリア33aにバッファされていた)オーディオスト
リームデータに残響などの効果を付与するプロセッサで
ある。DSP44がオーディオストリームデータに付与
できる効果の種類は複数あり、USB端子20に接続さ
れているパーソナルコンピュータ2から付与する効果お
よびその程度を設定することができる。CPU31は、
付与すべく設定された効果を実行するためのプログラム
をROM32からDSP44に転送する。
【0026】CPU31は、オーディオストリームデー
タのデータレートに合わせた速度で、DIR38からF
IFOエリア33aへのデータ転送、および、FIFO
エリア33aからDSP44へのデータ転送を実行す
る。ただし、DIR38およびDSP44は、ある程度
のバッファメモリを内蔵しているため、このデータ転送
は間欠的に行えばよい。
【0027】DSP44が効果を付与したオーディオス
トリームデータは、DAC42に転送されてアナログの
オーディオ信号に変換される。このオーディオ信号は、
アンプ43で増幅されたのち、スピーカ端子27,オー
ディオ出力端子26から出力される。
【0028】ディジタル入力端子21〜24は、セレク
タ39およびセレクタ41に接続されている。セレクタ
39は、ディジタル入力端子21〜24のいずれか1つ
をFIFO40に接続する。FIFO40は、可変長の
バッファであり、入力されたSPDIFのディジタルオ
ーディオ信号がDIR38によって読み出されるまでバ
ッファする。セレクタ41は、上記ディジタル入力端子
21〜24およびFIFO40のいずれか1つをDIR
38に接続する。
【0029】セレクタ39は、前記入力選択スイッチ1
1〜14の操作に応じてその接続先が切り換えられる
(この切り換えはCPU31が行う)。すなわち、入力
選択スイッチ11がオンされているとき、CPU31
は、ディジタル入力端子21を選択する選択信号をセレ
クタ39に入力して、ディジタル入力端子21をFIF
O40に接続する。同様に、入力選択スイッチ12がオ
ンされているときはディジタル入力端子22をFIFO
40に接続し、入力選択スイッチ13がオンされている
ときはディジタル入力端子23をFIFO40に接続
し、入力選択スイッチ14がオンされているときはディ
ジタル入力端子24をFIFO40に接続する。
【0030】また、セレクタ41の接続先は、CPU3
1が、制御プロセスに応じて切り換える。通常のオーデ
ィオ再生時には、CPU31は、FIFO40を選択す
る選択信号をセレクタ41に入力して、FIFO40を
DIR38に接続する。DIR38は、ディジタル入力
端子21〜24→セレクタ39→FIFO40→セレク
タ41を経由して入力されたディジタルオーディオ信号
をデコードしてオーディオストリームデータおよびカテ
ゴリコードを分離する。これらのデータはCPU31に
よって読み取られ、オーディオストリームデータはFI
FO33aに転送され、カテゴリコードはそのとき選択
されているディジタル入力端子に接続されているディジ
タルオーディオ機器を識別する情報として用いられる。
【0031】一方、入力端子のスキャン処理時には、C
PU31は、セレクタ41を制御することでディジタル
入力端子21〜24を順次切り換え選択し、ディジタル
入力端子21〜24から入力されているディジタルオー
ディオ信号を順次DIR38に供給する。この選択の切
り換え間隔は約50ms〜100ms程度であり、この
間隔は入力されているディジタルオーディオ信号の1フ
レームを取り込むことができる程度の長さに設定され
る。DIR38は入力された1フレームのディジタルオ
ーディオ信号のサブコードに含まれるカテゴリコードを
分離抽出してCPU31に渡す。CPU31はこのカテ
ゴリコードにより、そのディジタル入力端子にはどのよ
うなディジタルオーディオ機器が接続されているかを検
出する。この検出をディジタル入力端子21〜24につ
いて順次実行し、全てのディジタル入力端子について、
接続されているディジタルオーディオ機器を検出して入
力端子のスキャン処理を終了する。
【0032】各ディジタル入力端子から入力されている
ディジタルオーディオ信号の1フレームが50msと
し、スキャンする端子数が4とすると、1回のスキャン
処理に200ms程度の時間を要することになる。この
スキャン処理の間、DIR38は、入力選択スイッチに
より選択されているディジタルオーディオ機器から入力
されるディジタルオーディオ信号の取り込みも、後段へ
のオーディオストリームデータの出力も両方ともできな
いが、この間に入力されたディジタルオーディオ信号は
FIFO40にバッファされ、この間にDSP44に出
力するオーディオストリームデータはFIFOエリア3
3aにバッファしたものを用いる。なお、そのとき入力
選択スイッチにより選択されているディジタル入力端子
については、通常のオーディオ再生処理においてカテゴ
リコードが検出されているため、スキャン処理の対象か
ら外してもよい。これにより処理時間を短縮することが
できる。
【0033】この入力端子のスキャン処理は、通常のオ
ーディオ再生時の途中に10秒〜数分に1回程度の頻度
で実行されるとともに、電源オン時にも実行される。な
お、電源オン時や入力選択スイッチ11〜14によって
どのディジタル入力端子21〜24も選択されていない
ときは、DIR38をカテゴリコードの分離専用に用い
ることが可能である。
【0034】CPU31は、上記入力端子のスキャン処
理で検出した各ディジタル入力端子のカテゴリコードで
機器名称テーブル32aを検索し、各ディジタル入力端
子に接続されている機器の名称を割り出し、これをLC
Dマトリクスディスプレイ15に表示する。
【0035】図5は同ディジタルオーディオアンプの動
作を示すフローチャートである。電源がオンされたとき
この動作がスタートする。まず、オーディオ再生処理を
開始するまえに、セレクタ41をディジタル入力端子2
1〜24に順次選択を切り換えて、各ディジタル入力端
子から入力されるディジタルオーディオ信号のカテゴリ
コードを検出するスキャン処理を実行する(s1)。そ
して、このスキャン処理で検出したカテゴリコードで機
器名称テーブル32aを検索して各ディジタル入力端子
に接続されているディジタルオーディオ機器の名称、す
なわち各入力選択スイッチに対応する名称を表示する
(s2)。なお、ユーザは入力選択スイッチをセレクタ
と呼称するためここではこれをセレクタ名称という。
【0036】こののち、操作子のスキャンなどの定常処
理ループを実行するとともに(s3)、曲の演奏中であ
るか、曲の演奏開始タイミングであるかを判断する(s
4、5)。この判断は、セレクタ39で選択されている
ディジタルオーディオ機器からDIR38へ0(ヌル)
より大きい値を持つオーディオストリームデータが入力
されてきたかで判断する。たとえば、セレクタ39で選
択されているディジタルオーディオ機器がCDプレーヤ
であり、このCDプレーヤがCDを再生していないとき
や曲と曲との間(曲間)であった場合には、このCDプ
レーヤから送られてくるディジタルオーディオ信号はサ
ブコードは通常どおり付加されているが、オーディオス
トリームデータは全て0であり、これにより、曲が演奏
されていないことがわかる。入力されたオーディオスト
リームデータが0以外の値を取ったとき再生がスタート
したと判断することができる。
【0037】曲が再生中でなく再生開始タイミングでも
ない場合には、セレクタ41をディジタル入力端子21
〜24に順次切り換えてスキャン処理を実行し(s
6)、接続されているディジタルオーディオ機器が変更
された場合にはその変更されたディジタル入力端子に対
応する入力選択スイッチの機器名称の表示を変更する
(s7)。
【0038】一方、入力されてきたオーディオストリー
ムデータが0以外の値になって曲の演奏がスタートした
と判断されたときは、最初にこのオーディオストリーム
データをFIFO33aに適当な時間分(この実施形態
では500ms分)バッファしたのち、演奏をスタート
する(s8)。この演奏のスタートとは、FIFO33
aにバッファしたデータを先頭からDSP44に出力す
る動作である。このときスキャン処理の間隔を計るタイ
マをセットする(s9)。この実施形態ではタイマを1
0秒間にしている。以後、オーディオ再生処理(s10
以下)に進む。
【0039】ここで通常のオーディオ再生処理ではFI
FO33aからDSP44に転送されるデータと同じ量
のデータがDIR38からFIFO33aに転送されて
くるため、FIFO33aがオーバーフローしたりアン
ダーランすることはない。
【0040】s5で演奏中と判断された場合にはオーデ
ィオ再生処理(s10以下)に進む。s10では、スキ
ャン処理の間隔を計るタイマがタイムアップしたかを判
断する。タイムアップしていない場合には何もしないで
s3にもどる。
【0041】タイマがタイムアップした場合には、ディ
ジタル入力端子をスキャンするタイミングであるため、
DIR38のデコード処理、すなわちFIFO40から
DIR38を経由してディジタルオーディオ信号を取り
込む処理を中断して、入力選択スイッチにより選択され
ているディジタル入力端子から入力されるディジタルオ
ーディオ信号をFIFO40にバッファするようにす
る。そして、セレクタ41の接続先をFIFO40から
ディジタル入力端子21〜24に順次切り換えて、DI
R38に各ディジタル入力端子から入力されるディジタ
ルオーディオ信号のカテゴリコードを読み取らせる(s
12)。そして、接続されているディジタルオーディオ
機器が変更された場合には、その変更されたディジタル
入力端子に対応する入力選択スイッチの機器名称の表示
を変更する(s13)。こののち、セレクタ41の接続
先を再度FIFO40に切り換えて(s14)、再度ス
キャン間隔を計るタイマをセットする(s15)。この
のち、s3にもどる。
【0042】s14でFIFO40に再接続されたDI
R38は、ディジタルオーディオ信号のデータレートよ
りも高速にFIFO40のデータを読み込んでデコード
することにより、FIFO40のバッファ量を0にして
入力されてくるディジタルオーディオ信号に追いつくと
ともに、デコード処理を中断したことによって減少した
FIFO33aのバッファ量を再度補充することができ
る。
【0043】このようにDIR38の前後にバッファ用
のFIFO40、33aを設けたことにより、オーディ
オの再生中であっても1つのDIRで定期的に入力機器
のスキャンをすることが可能になる。
【0044】なお、DIR38の前後にバッファを設け
ない場合であっても、選択されているディジタルオーデ
ィオ機器が曲の演奏をスタートしていない間は定期的に
スキャン処理を実行することが可能である。
【0045】また、図6に示すようにDIRを2つ設
け、一方をオーディオの再生用に用い、他方を各ディジ
タル入力端子から入力されるディジタルオーディオ信号
のカテゴリコード検出専用に用いるようにしても、定期
的にカテゴリコードを検出して、各ディジタル入力端子
に接続されているディジタルオーディオ機器の名称を一
覧表示することができる。
【0046】なお、この実施形態では、ディジタルオー
ディオアンプを例にあげて説明してているが、この発明
は複数のディジタル入力端子を備えた装置であればどの
ような装置にも適用することができる。また、ディジタ
ル入力端子の数を4つとしているが、ディジタル入力端
子の個数はこれに限定されない。
【0047】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数の
ディジタル入力端子にユーザが自由にディジタルオーデ
ィオ機器を接続しても、ディジタルオーディオ入力装置
が自動的にどの機器がどのディジタル入力端子に接続さ
れているかを検出し、それを一覧表示するため、ユーザ
が各機器の接続先に気をつかう必要がなくなるととも
に、接続した後にどの機器がどこに接続されているかが
分かりやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるディジタルオーディ
オアンプの接続形態の例を示す図
【図2】同ディジタルオーディオアンプのフロントパネ
ルを示す図
【図3】同ディジタルオーディオアンプのリアパネルを
示す図
【図4】同ディジタルオーディオアンプのブロック図
【図5】同ディジタルオーディオアンプの動作を示すフ
ローチャート
【図6】ディジタルオーディオアンプの他の実施形態を
示す図
【符号の説明】
1…ディジタルオーディオアンプ、2…パーソナルコン
ピュータ、3…MDプレーヤ、4…CDプレーヤ、5…
DVDプレーヤ、10〜14…入力選択スイッチ、10
a〜14a…インジケータ、15…CLDディスプレ
イ、16…ボリウム用エンコーダ、17…パワースイッ
チ、20…USB端子、21〜24…ディジタル入力端
子、25…アナログ入力端子、26…オーディオ信号端
子、27…スピーカ端子、31…CPU、32…RO
M、32a…機器名称テーブル、33…RAM、33a
…FIFOエリア、34…表示装置、35…操作パネ
ル、36…リモコン受信部、37…USBインタフェー
ス、38…DIR(ディジタルオーディオインタフェー
スレシーバ)、39…セレクタ、40…FIFO、41
…セレクタ、42…DAC、43…アンプ、44…DS
P、50…リモコン装置
フロントページの続き (72)発明者 藤田 博之 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 Fターム(参考) 5D080 EA01 EA02 FA01 JA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルオーディオ信号が入力される
    複数のディジタル入力端子と、 ディジタル入力端子から入力されたディジタルオーディ
    オ信号を受信し、このディジタルオーディオ信号をデコ
    ードしてオーディオストリームデータおよびカテゴリコ
    ードを分離するディジタルオーディオインタフェースレ
    シーバ(DIR)と、 DIRの接続先を前記複数のディジタル入力端子のいず
    れかに選択的に設定するセレクタと、 選択操作により、前記複数のディジタル入力端子から1
    つを選択する選択手段と、 オーディオストリームデータを処理するオーディオデー
    タ処理手段と、 選択手段によって選択されたディジタル入力端子をDI
    Rに接続するとともに、DIRが分離したオーディオス
    トリームデータをオーディオデータ処理手段に入力する
    手段であって、セレクタを制御してDIRの接続先を順
    次切り換え、各接続先から入力されるディジタルオーデ
    ィオデータから分離されたカテゴリコードに基づいて、
    各ディジタル入力端子に接続されているディジタルオー
    ディオ機器の種類を順次検出するスキャン処理を、所定
    のタイミングに実行する制御手段と、 を備えたディジタルオーディオ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記スキャン処理を電
    源オン時に実行する請求項1に記載のディジタルオーデ
    ィオ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記スキャン処理を、
    前記選択手段によって選択されたディジタル入力端子か
    らのディジタルオーディオ信号の切れ目を検出し、その
    ときに実行する請求項1または請求項2に記載のディジ
    タルオーディオ処理装置。
  4. 【請求項4】 ディジタルオーディオ信号が入力される
    複数のディジタル入力端子と、 選択操作により、前記複数のディジタル入力端子から1
    つを選択する第1の選択手段と、 第1の選択手段によって選択されたディジタル入力端子
    から入力されるディジタルオーディオ信号をバッファす
    る第1のバッファと、 入力されたディジタルオーディオ信号をデコードしてオ
    ーディオストリームデータおよびカテゴリコードを分離
    するディジタルオーディオインタフェースレシーバ(D
    IR)と、 DIRが、第1のバッファから入力したディジタルオー
    ディオ信号をデコードして分離したオーディオストリー
    ムデータをバッファする第2のバッファと、 第2のバッファから順次オーディオストリームデータを
    読み出して処理するオーディオデータ処理手段と、 前記複数のディジタル入力端子または前記第1のバッフ
    ァのいずれかを前記DIRに接続する第2の選択手段
    と、 前記第2のバッファにオーディオストリームデータが所
    定時間分蓄積されたのち、オーディオデータ処理手段に
    その読み出しを許可するとともに、所定時間毎に、前記
    第1の選択手段の接続先を順次切り換え、各接続先から
    入力されるディジタルオーディオデータから分離された
    カテゴリコードに基づいて、各ディジタル入力端子に接
    続されているディジタルオーディオ機器の種類を順次検
    出するスキャン処理を、所定のタイミングに実行する制
    御手段と、 を備えたディジタルオーディオ処理装置。
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