JP2003297003A - ディスク排出装置 - Google Patents

ディスク排出装置

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JP2003297003A
JP2003297003A JP2002096553A JP2002096553A JP2003297003A JP 2003297003 A JP2003297003 A JP 2003297003A JP 2002096553 A JP2002096553 A JP 2002096553A JP 2002096553 A JP2002096553 A JP 2002096553A JP 2003297003 A JP2003297003 A JP 2003297003A
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JP
Japan
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disc
disk
ejecting
eject arm
shape
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Application number
JP2002096553A
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English (en)
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Kazuya Tanaka
一哉 田中
Shigeo Kinoshita
成夫 木下
Seiichi Funaya
誠一 船矢
Kaneo Suzuki
謙夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディスクの排出不良がなく、スムーズな排出
作業を実現できるディスク排出装置を提供する。 【解決手段】 モードプレート3には押圧部3gが形成
され、イジェクトアーム7には係合部7bが形成されて
いる。モードプレート3の回動に従って押圧部3gが係
合部7bを押圧することにより、イジェクトアーム7が
ディスクDを排出する方向に、軸7aを中心に回動する
ように構成されている。イジェクトアーム7におけるデ
ィスクDとの当接面には、V字形の窪み部が形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数積層され、そ
れぞれディスクが収納されたディスクホルダから、再生
等を行なうべきディスクを選択して、所定の位置まで排
出させるディスク排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、着脱型のマガジンを使用せず
に、装置内に複数のディスクホルダを積層状態で組み込
み、各ディスクホルダに対して、ディスク挿入口から挿
入したディスクを自動的に収納すると共に、収納したデ
ィスクのうち、所望のディスクの再生を自動的にできる
ようなディスク再生装置が開発されている。このディス
ク再生装置によれば、所望のディスクの挿入操作ばかり
でなく、排出操作も自動的に行なわせることができるの
で、マガジンを着脱する場合に比べて、ディスクの交換
作業も容易となる。
【0003】かかるディスク再生装置の一例として、積
層・分離動作方式のものが開発されている。これは、積
層されたディスクホルダのうち、選択されたディスクホ
ルダの片側を分離位置として、この分離位置の片側また
は両側のディスクホルダの昇降動作を利用して空間を形
成し、そこにディスク再生用のドライブベースユニット
を挿入してディスクの再生を行う方式である。
【0004】このような積層・分離動作方式のディスク
再生装置に採用されているディスクホルダとして、例え
ば、図8〜10に示すようなものが提案されている。す
なわち、個々のディスクホルダ21は、仕切り板21a
と、その左右においてディスクDの下面を保持するディ
スク保持部材21bによって構成されている。そして、
個々のディスクホルダ21の入口側(図中下方)の左右
には、ディスクDの端部を保持する一対のディスクホー
ルドスプリング21dが、それぞれ配置されている。
【0005】このようなディスクホルダ21は、複数個
積層され(図9では6個)、シャーシ側に固定された垂
直方向のガイドピン(図示せず)が挿通するガイドスリ
ーブ21gやガイド穴21hを備えている。従って、各
ディスクホルダ21は、ガイドスリーブ21gやガイド
穴21hに挿通したガイドピンによってガイドされて、
昇降する構成となっている。
【0006】この積層・分離動作方式を採用した場合に
は、初期状態では隣接するディスクホルダ21間を接近
あるいは接触させる形でディスクホルダ21全体を近接
配置することができる。また、ディスクDの再生時に
は、ディスクホルダ21全体を一体的に昇降するか、あ
るいは1箇所で分離することにより、複数のディスクホ
ルダ21の内外のいずれか1箇所のみに空間を形成すれ
ばよいので、マガジンを使用した場合に比べて装置全体
の小型化が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、複数のディスクホルダ21が積層状態で内蔵され、
このディスクホルダ21に対してディスクDを自動的に
挿排できるディスク再生装置においては、図8、図11
(a)(b)に示すように、収納されたディスクDの中
から所望のディスクDを排出するために、ディスクDの
端部に直接接して排出方向に付勢することにより、ロー
ディングローラ等の搬送手段へ押し出すイジェクトアー
ムE等が必要となる。
【0008】しかしながら、現在、世界中には様々な形
状のディスクが存在しており、その中には、図12に示
すように、ディスクDの外周の端面形状が平面のものば
かりでなく、テーパ形状やR形状など、曲線や傾斜を有
するものもある。このようなディスクDをイジェクトア
ームEによって押し出そうとすると、図13(a)
(b)に示すように、イジェクトアームEがディスクD
の外周端面形状に沿って流れてしまい、ディスクDに乗
り上げたり下に入り込んだりしてしまうことが考えら
れ、結果として空振りとなり排出がうまくいかない可能
性がある。
【0009】これに対処するため、イジェクトアームE
の形状を大きくすることによって、ディスクDに当接す
る可能性のある箇所の表面積を拡大させることも考えら
れる.しかし、この場合には、装置全体が大型化するこ
とになる。特に、ディスクホルダ21の間隔は限られて
いるため、イジェクトアームEを厚くすると、それに伴
いディスクホルダ21の間隔も広くしなければならず、
積層・分離動作方式の利点である小型化が十分に図れな
い。
【0010】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
ディスクの排出不良がなく、スムーズな排出作業を実現
できるディスク排出装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明は、ディスクを収納するディスク収
納部から、ディスクを排出方向に付勢する付勢部材を備
えたディスク排出装置において、以下のような技術的特
徴を有する。
【0012】すなわち、請求項1記載の発明は、前記付
勢部材におけるディスク端に当接する当接面に、窪み部
を有することを特徴とする。以上のような請求項1記載
の発明では、ディスクを排出方向に付勢する際、付勢部
材に当接したディスク端が、窪み部に沿って厚み方向の
内側に付勢されるので、付勢部材の外側に逃げることが
ない。従って、ディスクの排出不良がなく、スムーズな
排出作業を実現できる。
【0013】請求項2記載の発明は、前記ディスク収納
部は、それぞれディスクを収納する複数のディスクホル
ダを備えていることを特徴とする。以上のような請求項
2記載の発明では、付勢部材を大きくしなくても、ディ
スクの排出不良を防止できる。このため、複数のディス
クホルダを備えたディスク装置の場合であっても、ディ
スクホルダの間隔を広げる必要がなく、装置の小型化を
実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のディスク排出装置の一つ
の実施の形態(以下、実施形態と呼ぶ)について、図面
を参照して具体的に説明する。なお、上記の従来技術と
同様の部材については説明を省略する。
【0015】[実施形態の構成]まず、図1は、ディス
ク装置内のシャーシユニット10を示す。このシャーシ
ユニット10には、図示しない各部の動作を制御するモ
ードプレート3と、ディスクイジェクトを行うイジェク
トアーム(付勢部材)7が回動可能に設けられている。
シャーシユニット10の後部には、モータ1により駆動
されるギヤ機構2が設けられている。そして、モードプ
レート3にはラックが形成されており、このラックにギ
ヤ機構2が係合することにより、モータ1の駆動力によ
ってモードプレート3が軸3aを中心に回動するように
構成されている。
【0016】また、モードプレート3には押圧部3gが
形成され、イジェクトアーム7には係合部7bが形成さ
れている。そして、モードプレート3の回動に従って押
圧部3gが係合部7bを押圧することにより、イジェク
トアーム7がディスクDを排出する方向に、軸7aを中
心に回動するように構成されている。なお、33は、デ
ィスクホルダ(図8〜10に例示したものと同様)から
押し出されたディスクDを、ディスク装置外へ排出する
ローディングローラである。
【0017】イジェクトアーム7におけるディスクDと
の当接面には、図2(a)(b)に示すように、窪み部
7dが形成されている。この窪み部7dの形状は、端部
よりも後退した窪みを有するものであれば、どのような
ものであってもよいが、本実施形態においては、略V字
形の窪みとなっている。
【0018】[実施形態の作用]以上のような本実施形
態のディススク排出動作を説明する。すなわち、制御装
置からのディスク排出指令に基づいて、モータ1が作動
すると、モードプレート3が回動して、押圧部3gがイ
ジェクトアーム7の係合部7bを押圧する。すると、イ
ジェクトアーム7が回動するので、図2(b)に示すよ
うに、窪み部7dがディスクDの端部に当接しながら、
ディスクDを排出方向に付勢する。このとき、例えば、
図3(a)(b)に示すように、ディスクDの端部がR
形状であっても、窪み部7dがあるため、ディスクDの
端部は厚み方向の内側に付勢され、外側に外れることが
ない。このように、イジェクトアーム7によって付勢さ
れたディスクDはディスクホルダから押し出され、図1
に示すように、ローディングローラ33によって排出さ
れる。
【0019】[実施形態の効果]以上のような本実施形
態によれば、ディスクDの外周端面形状が平坦でなくと
も、イジェクトアーム7の当接面に窪み部7dがあるた
め、ディスクDの排出時に、ディスクDの端部がイジェ
クトアーム7から外れることが防止される。従って、デ
ィスクDの排出不良がなく、スムーズな排出作業を実現
できる。
【0020】また、イジェクトアーム7の形状を大きく
しなくても、ディスクDの排出不良を防止できるので、
装置全体が大型化することはない。特に、ディスクホル
ダの間隔を広げる必要がないので、複数のディスクホル
ダを備えたディスク装置に適した小型化を図ることがで
きる。
【0021】[他の実施形態]本発明は上記のような実
施形態に限定されるものではなく、各部材の形状、大き
さ、材質、数等は適宜変更可能である。すなわち、イジ
ェクトアーム7に形成する窪み部7dの形状は、図2に
例示したものには限定されず、端部よりも後退した窪み
を有していればどのような形状であってもよい。例え
ば、図4(a)に示すように、V字の傾斜角度を変えた
ものや、(b)(c)に示すように、V字の交点の位置
を変えたものも構成可能である。また、図5(a)に示
すように、V字の交点に平坦部を設けたものや、(b)
に示すように、V字の交点に凹部を設けたものも構成可
能である。また、図6(a)に示すように、V字ではな
く円弧状としたものや、(b)に示すように、円弧を組
み合わせたものも構成可能である。さらに、図7(a)
〜(c)に示すように、両端に平坦部を有する窪みであ
ってもよい。
【0022】また、付勢部材は、上記の実施形態のイジ
ェクトアーム7のように回動する部材に限らず、ディス
ク排出方向に直線移動する部材であってもよい。付勢部
材のための駆動機構も公知のものを自由に適用可能であ
る。また、付勢部材を複数備えたものであってもよい。
さらに、上記の実施形態では、ディスクを複数収納でき
るディスク装置を前提としていたが、本発明は、1枚も
ののディスク装置にも適用可能であり、この場合にも薄
型の装置を構成することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスクの排出不良がなく、スムーズな排出作業を実現
可能なディスク排出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一つの実施の形態に係るディスク
排出装置の概略を示す平面図である。
【図2】図1のディスク排出装置における端面が平坦な
ディスクの排出動作を示す断面図であり、(a)は待機
状態、(b)は排出状態を示す。
【図3】図1のディスク排出装置における端面がR形状
のディスクの排出動作を示す断面図であり、(a)は待
機状態、(b)は排出状態を示す。
【図4】本発明によるディスク排出装置の他の実施形態
における窪み部の形状を示す断面図であり、(a)はV
字の交点の角度を変えたもの、(b)(c)はV字の交
点を上下に変えたものである。
【図5】本発明によるディスク排出装置の他の実施形態
における窪み部の形状を示す断面図であり、(a)はV
字の交点に平坦部を設けたもの、(b)はV字の交点に
凹部を設けたものである。
【図6】本発明によるディスク排出装置の他の実施形態
における窪み部の形状を示す断面図であり、(a)は円
弧状としたもの、(b)は円弧を組み合わせたものであ
る。
【図7】本発明によるディスク排出装置の他の実施形態
における窪み部の形状を示す断面図であり、両端に平坦
部を設けるとともに、(a)は凹部としたもの、(b)
は円弧状としたもの、(c)はV字形としたものであ
る。
【図8】積層・分離動作方式のディスク再生装置に採用
されているディスクホルダの一例を示す平面図である。
【図9】図8のディスクホルダの断面図である。
【図10】図9のA部拡大図である。
【図11】従来のディスク排出装置における端面が平坦
なディスクの排出動作を示す断面図であり、(a)は待
機状態、(b)は排出状態を示す。
【図12】ディスクの端面形状例を示す説明図である。
【図13】従来のディスク排出装置における端面がR形
状のディスクの排出動作を示す断面図であり、(a)は
待機状態、(b)は排出状態を示す。
【符号の説明】
1…モータ 2…ギヤ機構 3…モードプレート 3a…軸 3g…押圧部 7,E…イジェクトアーム 7a…軸 7b…係合部 7d…窪み部 10…シャーシユニット 33…ローディングローラニット 21…ディスクホルダ 21a…仕切り板 21b…ディスク保持部材 21d…ディスクホールドスプリング 21g…ガイドスリーブ 21h…ガイド穴 33…ローディングローラ D…ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船矢 誠一 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 (72)発明者 鈴木 謙夫 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内 Fターム(参考) 5D072 AB22 BB20 BG09 EB02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収納するディスク収納部か
    ら、ディスクを排出方向に付勢する付勢部材を備えたデ
    ィスク排出装置において、 前記付勢部材におけるディスク端に当接する当接面に、
    窪み部を有することを特徴とするディスク排出装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスク収納部は、それぞれディス
    クを収納する複数のディスクホルダを備えていることを
    特徴とする請求項1記載のディスク排出装置。
JP2002096553A 2002-03-29 2002-03-29 ディスク排出装置 Pending JP2003297003A (ja)

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