JP2003295984A - 携帯端末の電源監視方法 - Google Patents

携帯端末の電源監視方法

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JP2003295984A
JP2003295984A JP2002102232A JP2002102232A JP2003295984A JP 2003295984 A JP2003295984 A JP 2003295984A JP 2002102232 A JP2002102232 A JP 2002102232A JP 2002102232 A JP2002102232 A JP 2002102232A JP 2003295984 A JP2003295984 A JP 2003295984A
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Tomohiro Inoue
知広 井上
Masanori Kasai
正徳 笠井
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力を抑えてバッテリの使用時間を大幅に
延ばすとともに、バッテリのエネルギ消耗による書込デ
ータの消失等の不具合を確実に回避する。 【解決手段】携帯端末1における主たる処理を実行する
メインCPU2に加えて、当該メインCPU2よりも低
能力のサブCPU3を備えるとともに、メインバッテリ
4とサブバッテリ5を備え、サブCPU3により、少な
くともメインバッテリ4の端子電圧Ea,サブバッテリ
5の端子電圧Eb及びバッテリ4…の周囲温度Tを、所
定のサンプリング周期により検出し、検出したメインバ
ッテリ4の端子電圧Eaに係る第一データDa,サブバ
ッテリ5の端子電圧Ebに係る第二データDb及びバッ
テリ4…の周囲温度Tに係る第三データDcに基づい
て、エネルギ消耗状態を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末に内蔵す
るバッテリの端子電圧を検出して当該バッテリのエネル
ギ消耗状態を監視する携帯端末の電源監視方法に関す
る。
【0002】
【従来技術及び課題】一般に、メモリ機能,計算機能及
び通信機能等を備えたPDA(携帯情報端末)やハンデ
ィターミナル等の携帯端末は知られており、業務上、営
業社員等がデータ収集に使用することも少なくない。
【0003】このため、この種の携帯端末は、用途によ
って書込まれるデータがかなりの量に上り、従来は、収
集したデータを、比較的容量の大きいRAMに書込むと
ともに、常時、バッテリによりバックアップしていた。
一方、書込データには、通常、課金データ等の重要な情
報を含んでおり、バッテリのエネルギ消耗による書込デ
ータの消失は致命的となるため、内蔵するCPUによ
り、定期的にバッテリの端子電圧を監視し、バッテリの
端子電圧が規定電圧よりも低下したなら、アラームなど
によりその旨の表示を行っていた。さらに、携帯端末
は、待機モードにおいて、キー操作等のイベントの発生
を監視する機能を有するとともに、加えて、高速化及び
高能力化が求められるため、ハードウェア及びソフトウ
ェアの両面において進歩が著しい。
【0004】このように、携帯端末の消費電力は、その
機能面から大きくなる傾向があることに加え、より増加
する傾向があるため、消費電力はできるだけ抑える必要
があるとともに、バッテリのエネルギ消耗による書込デ
ータの消失等の不具合を確実に回避することが要請され
ている。
【0005】本発明は、このような従来の要請に応えた
ものであり、消費電力を抑えてバッテリの使用時間を大
幅に延ばすことができるとともに、バッテリのエネルギ
消耗による書込データの消失等の不具合を確実に回避す
ることができる携帯端末の電源監視方法の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】本発明に
係る電源監視方法は、携帯端末1に内蔵するバッテリの
端子電圧を検出して当該バッテリのエネルギ消耗状態を
監視するに際し、携帯端末1における主たる処理を実行
するメインCPU2に加えて、当該メインCPU2より
も低能力のサブCPU3を設けるとともに、メインバッ
テリ4とサブバッテリ5を使用し、サブCPU3によ
り、少なくともメインバッテリ4の端子電圧Ea,サブ
バッテリ5の端子電圧Eb及びバッテリ4…の周囲温度
Tを、所定のサンプリング周期により検出し、検出した
メインバッテリ4の端子電圧Eaに係る第一データD
a,サブバッテリ5の端子電圧Ebに係る第二データD
b及びバッテリ4…の周囲温度Tに係る第三データDc
に基づいて、エネルギ消耗状態を監視するようにしたこ
とを特徴とする。
【0007】この場合、好適な実施の態様により、サブ
CPU3は、第一データDa,第二データDb及び第三
データDcに基づいてエネルギ消耗状態を監視し、この
エネルギ消耗状態が所定の条件に達したなら、書込デー
タに対するバックアップ処理を行うことができるととも
に、第一データDa,第二データDb及び第三データD
cに基づいてエネルギ消耗状態に係わる情報の表示処理
を行うことができる。また、非使用状態となる待機モー
ドでは、メインCPU2をスリープモードにするととも
に、サブCPU3は、ネットワーク11,コネクタ1
2,キーボード13の一又は二以上に係わるイベントの
発生を監視し、イベントが発生したなら、メインCPU
2のスリープモードを解除することができる。なお、サ
ブCPU3のクロック周波数は、メインCPU2のクロ
ック周波数よりも低く設定することが望ましい。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0009】まず、本実施例に係る電源監視方法を実施
できる携帯端末1の構成について、図2〜図4を参照し
て説明する。
【0010】図4は、携帯端末1の外観の一例を示す。
携帯端末1は、片手で持つことができる大きさに構成さ
れ、偏平直方体状に形成したハウジング10の正面10
fの上部には、タッチパネルを付設したLCD等を用い
たディスプレイ11を備えるとともに、正面10fの下
部には、複数のキー12k…を配したキーボード12を
備える。また、側面10sの上部には、スクロールボタ
ン,スキャントリガ等のファンクションボタン13…を
備えるとともに、側面10sの下部には、USBポート
等のコネクタ14…を備える。このコネクタ14…に
は、プリンタやバーコードリーダ等の外付用の外部機器
を接続できる。さらに、上面10uにはスキャンウィン
ドウ15を備える。その他、必要によりコンパクトフラ
ッシュ(登録商標)等のカードスロットを設けることが
できる。
【0011】一方、図3は、携帯端末1におけるハード
ウェアのブロック系統を示す。30はバスラインであ
り、このバスライン30には、携帯端末1における主た
る処理を実行するメインCPU2を接続するとともに、
このメインCPU2よりも低能力のサブCPU3を接続
する。また、バスライン30には、キーボード12やス
キャンウィンドウ15等から入力される各種データを書
込むことができるRAM31及び各種処理プログラムを
格納するROM32をそれぞれ接続する。さらに、バス
ライン30には、タッチパネルを付設したディスプレイ
11及びキーボード12を接続するとともに、スキャン
ウィンドウ15に備えるスキャナ33,コネクタ14
…,ネットワーク用通信部34,オーディオコーデック
35等を接続する。
【0012】この場合、メインCPU2は、携帯端末1
における主たる処理を実行するため、例えば、2.4ボ
ルト駆動の高速かつ高能力のCPUを用いることができ
る。一方、サブCPU3は、本実施例に係る電源監視方
法を実施するため、追加的に設けたものであり、例え
ば、1.8ボルト駆動であって、メインCPU2よりも
低能力のCPUを用いることができる。この場合、サブ
CPU3は、主たる処理は要求されないため、低いクロ
ック周波数により動作させることができる。したがっ
て、サブCPU3のクロック周波数は、メインCPU2
のクロック周波数よりも低く設定する。これにより、消
費電力の低減により寄与できる。
【0013】そして、サブCPU3には、キーボード1
2,スキャナ33,コネクタ14…及び通信部34を接
続する。この接続は監視のためであり、例えば、キーボ
ード12のいずれかのキー12k…が押された際には、
このイベントに基づく情報がサブCPU3に付与され
る。同様に、スキャナ33の使用時,コネクタ14…に
対する接続ケーブル(USBケーブル等)の接続時,さ
らには、通信部34による特定パケット等の着信時にお
いても、それぞれ発生したイベントに基づく情報がサブ
CPU3に付与される。
【0014】また、サブCPU3には監視対象Cが接続
される。図2に、監視対象Cの詳細を示す。20は充電
回路であり、外部の充電装置に接続することにより、直
流電圧DCが供給される。そして、この充電回路20の
出力側は、メインバッテリ4及びサブバッテリ5にそれ
ぞれ接続する。この監視対象Cには、さらに、メインバ
ッテリ4の端子電圧Eaを検出するメイン電圧検出回路
21,サブバッテリ5の端子電圧Ebを検出するサブ電
圧検出回路22及びバッテリ4,5の周囲温度Tを検出
する温度検出回路23を備え、各検出回路21,22,
23の出力側は、サブCPU3に接続する。一方、検出
回路21,22の入力側は、各バッテリ4,5にそれぞ
れ接続するとともに、温度検出回路23の入力側は、バ
ッテリ4,5の周囲温度Tを検出可能な部位に配設した
不図示の温度センサに接続する。この場合、温度センサ
を配設する厳密な部位選定は不要であり、バッテリ4又
は5のいずれかの近傍に配設すれば足りる。なお、メイ
ンバッテリ4とサブバッテリ5は、同一のバッテリであ
ってもよいし、異なる種類のバッテリであってもよい。
このメインバッテリ4とサブバッテリ5により、携帯端
末1の電源Pが構成される。
【0015】次に、本実施例に係る携帯端末1の電源監
視方法について、図2〜図4を参照しつつ図1に示すフ
ローチャートに従って説明する。
【0016】まず、充電されたメインバッテリ4及びサ
ブバッテリ5を携帯端末1に装着する。これにより、サ
ブCPU3による継続的な監視処理モードが実行される
(ステップS1)。この場合、所定のサンプリング周
期、即ち、所定のサンプリング時間(例えば、数秒)が
経過する毎に、サブCPU3により、メインバッテリ4
の端子電圧Ea,サブバッテリ5の端子電圧Eb及びバ
ッテリ4,5の周囲温度Tの検出が行われる。具体的に
は、メイン電圧検出回路21によりメインバッテリ4の
端子電圧Eaが検出されるとともに、サブ電圧検出回路
22によりサブバッテリ5の端子電圧Ebが検出され、
さらに、温度検出回路23及び不図示の温度センサによ
り、バッテリ4,5における周囲温度Tの検出が行われ
る(ステップS2,S3)。
【0017】一方、検出された端子電圧(アナログ信
号)Eaは、メイン電圧検出回路21においてディジタ
ル信号に変換され、第一データDaとしてサブCPU3
の管理下に置かれるとともに、検出された端子電圧(ア
ナログ信号)Ebは、サブ電圧検出回路22においてデ
ィジタル信号に変換され、第二データDbとしてサブC
PU3の管理下に置かれ、さらに、検出された周囲温度
Tは、温度検出回路23においてディジタル信号に変換
され、第三データDcとしてサブCPU3の管理下に置
かれる。
【0018】サブCPU3は、規定電圧に対して、第一
データDaと第二データDbを比較し、第一データDa
と第二データDbの絶対値が規定電圧を越えているか規
定電圧以下に低下しているかを判別する。即ち、第一デ
ータDaと第二データDbに基づいて、メインバッテリ
4とサブバッテリ5に対するエネルギ消耗状態を監視す
る。この際、例えば、メインバッテリ4のエネルギ消耗
が大きく、第一データDaが規定電圧以下に低下してい
る場合には、アラーム処理が行われ、ディスプレイ11
にその旨の表示が行われる(ステップS5)。サブバッ
テリ5に係わる第二データDbに対しても同様の処理が
行われるとともに、周囲温度Tに係わる第三データDc
に対しても同様の処理が行われる。
【0019】この場合、表示処理には、個別の表示のみ
ならず、第一データDa,第二データDb及び第三デー
タDcの三つの情報を組合わせたり、登録されている過
去のデータを加えた演算を行うことにより、各種情報を
表示できる。例えば、第一データDa〜第三データDc
に対して登録されている過去のデータを加え、各バッテ
リ4,5のエネルギ残量及び使用可能時間等を演算し、
表示することができるとともに、メインバッテリ4とサ
ブバッテリ5を組合わせた場合のトータル的な使用可能
時間を演算し、表示することもできる。ところで、周囲
温度Tを検出する理由は、周囲温度Tによって各バッテ
リ4,5の使用可能時間が大きく左右されるためであ
る。通常、周囲温度Tが低くなれば、各バッテリ4,5
の使用可能時間が短くなるため、周囲温度T(第三デー
タDc)は、各バッテリ4,5のエネルギ残量や使用可
能時間等を演算する際の補正データとして用いることが
できる。よって、アラーム処理として、サブCPU3に
より、第一データDa,第二データDb及び第三データ
Dcに基づくエネルギ消耗状態に係わる情報の表示処理
を行うことができるとともに、少なくとも第一データD
a,第二データDb及び第三データDcの三つの情報を
組合わせることにより、より多様化された情報を的確に
表示することができる。
【0020】他方、サブCPU3は、第一データDa,
第二データDb及び第三データDcに基づいてエネルギ
消耗状態を監視するため、このエネルギ消耗状態が所定
の条件(例えば、規定電圧よりも低い注意電圧以下)に
達したなら、書込データに対するバックアップ処理を行
わせることができる。具体的には、RAM31に書込ん
だ書込データが消失しないように、不図示の不揮発性メ
モリに転送したり、或いはエネルギ消耗の少ないバッテ
リ側に切換えるなどの処理を行うことができる。よっ
て、規定電圧よりも低い注意電圧まで低下した場合であ
っても、第一データDa,第二データDb及び第三デー
タDcの三つの情報に基づいてエネルギ消耗状態を監視
できるため、バッテリのエネルギ消耗による書込データ
の消失等の不具合を確実に回避することができる。
【0021】一方、各バッテリ4,5の端子電圧Ea,
Ebが正常な場合には、イベントの発生有無をチェック
し、発生していなければ、サブCPU3による監視処理
モードが継続される(ステップS6,S1)。そして、
上述した処理と同様の処理が繰り返される。
【0022】これに対して、ステップS6において、イ
ベントが発生していれば、サブCPU3は、メインCP
U2のスリープモードを解除し、イベントに基づいたメ
インCPU2による主処理が行われる(ステップS
7)。この場合、イベントは、キーボード12のいずれ
かのキー12k…が押されたことにより発生する他、ス
キャナ33の使用時,コネクタ14…に対する接続ケー
ブル(USBケーブル等)の接続時,通信部34による
特定パケット等の着信時にも発生する。
【0023】このような主処理の例としては、例えば、
データの入力時に、キーボード12のいずれかのキー1
2k…が押されれば、発生したイベントに基づく情報が
サブCPU3に付与され、メインCPU2のスリープモ
ードが解除される。これにより、キーボード12からデ
ータを入力することができるとともに、入力後に、登録
するためのキー12kを押せば、入力したデータは、書
込データとしてRAM31に書込まれる。他の例として
は、コネクタ14にバーコードリーダを接続し、バーコ
ードリーダによる読取操作を行えば、発生したイベント
に基づく情報がサブCPU3に付与され、メインCPU
2のスリープモードが解除されるとともに、読取られた
バーコード情報は、RAM31に書込まれる。したがっ
て、このようなメインCPU2による主処理は、通常の
使用状態となる。
【0024】そして、このような主処理が終了すれば、
メインCPU2は、速やかにスリープモードに移行する
(ステップS8,S9)。スリープモードでは、メイン
CPU2は、事実上、オフ状態となり、メインCPU2
による消費電力は発生しない。また、サブCPU3は、
そのまま監視処理を継続する。したがって、サブCPU
3による監視処理は、メインCPU2による主処理が行
われるかスリープモードに移行しているかに拘わらず、
常時、実行される(ステップS1)。
【0025】このように、本実施例に係る携帯端末1の
電源監視方法では、従来、メインCPU2により実行し
ていた監視機能を、小型で低能力のサブCPU3に分担
させるようにしたため、メインCPU2のみを用いた場
合に比べ、全体の消費電力を大幅に低減させることがで
きる。例えば、メインCPU2のみの場合、5秒間に一
回起動させても、通常、600〔mW〕の電力で40
〔ms〕の時間を必要とし、消費電力は24〔mAh〕
となるが、サブCPU3に分担させることにより、0.
5〔mW〕の電力で1〔ms〕の時間にすることがで
き、この結果、消費電力は、0.5〔μAh〕となる。
しかも、サブCPU3は、クロック周波数が低く、約7
0〔μA〕で動作する製品も存在するため、この場合に
は、電源を投入した状態でも231〔μAh〕となり、
消費電力の大幅な低減を実現することができる。また、
サブCPU3を、常時電源にし、キー12k…等の周辺
をサポートすれば、PDA,ハンディターミナル等の携
帯端末1に対して、電源セーバー機能を実現させること
ができる。この場合、電源を入れたまま一定期間使用し
ないときに、表示オフ又はメインCPU2をスレーブモ
ードにする等の機能を盛り込むことができる。
【0026】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の回路構成,手法等において、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で任意に変更,追加,削除することができ
る。例えば、本発明において、エネルギ消耗状態とは、
正規の使用に基づく正常なエネルギ消耗であるか異常
(故障)の発生によるエネルギ消耗であるかは問わな
い。
【0027】
【発明の効果】このように、本発明に係る携帯端末の電
源監視方法は、携帯端末における主たる処理を実行する
メインCPUに加えて、当該メインCPUよりも低能力
のサブCPUを備えるとともに、メインバッテリとサブ
バッテリを備え、サブCPUにより、少なくともメイン
バッテリの端子電圧,サブバッテリの端子電圧及びバッ
テリの周囲温度を、所定のサンプリング周期により検出
し、検出したメインバッテリの端子電圧に係る第一デー
タ,サブバッテリの端子電圧に係る第二データ及びバッ
テリの周囲温度に係る第三データに基づいてエネルギ消
耗状態を監視するようにしたため、次のような顕著な効
果を奏する。
【0028】(1) メインCPUよりも低能力のサブ
CPUに監視機能を分担させたため、消費電力を抑えて
バッテリの使用時間を大幅に延ばすことができる。
【0029】(2) 好適な実施の形態により、サブC
PUに対して、第一データ,第二データ及び第三データ
に基づいてエネルギ消耗状態を監視し、このエネルギ消
耗状態が所定の条件に達したなら、書込データに対する
バックアップ処理を行なわせれば、第一データ,第二デ
ータ及び第三データの三つの情報に基づいてエネルギ消
耗状態を監視できるため、バッテリのエネルギ消耗によ
る書込データの消失等の不具合を確実に回避することが
できる。
【0030】(3) 好適な実施の形態により、サブC
PUに対して、第一データ,第二データ及び第三データ
に基づいてエネルギ消耗状態に係わる情報の表示処理を
行わせれば、使用者はエネルギ消耗状態を多様化された
情報として、より的確に把握できる。
【0031】(4) 好適な実施の形態により、サブC
PUのクロック周波数を、メインCPUのクロック周波
数よりも低く設定すれば、消費電力の低減により寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る電源監視方法を含
む携帯端末の使用時における処理手順を示すフローチャ
ート、
【図2】同電源監視方法を実施できる携帯端末における
要部のブロック系統図、
【図3】同電源監視方法を実施できる携帯端末のブロッ
ク系統図、
【図4】同携帯端末の外観斜視図、
【符号の説明】
1 携帯端末 2 メインCPU 3 サブCPU 4 メインバッテリ 5 サブバッテリ 11 ネットワーク 12 コネクタ 13 キーボード Ea 端子電圧 Eb 端子電圧 T 周囲温度 Da 第一データ Db 第二データ Dc 第三データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA07 DC06 DC07 EA05 EA10 GG03 GG13 JA03 JB04 LL13 5B019 CA04 CA05 CA06 CA07 HE10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末に内蔵するバッテリの端子電圧
    を検出して当該バッテリのエネルギ消耗状態を監視する
    携帯端末の電源監視方法において、前記携帯端末におけ
    る主たる処理を実行するメインCPUに加えて、当該メ
    インCPUよりも低能力のサブCPUを設けるととも
    に、メインバッテリとサブバッテリを使用し、前記サブ
    CPUにより、少なくとも前記メインバッテリの端子電
    圧,前記サブバッテリの端子電圧及び前記バッテリの周
    囲温度を、所定のサンプリング周期により検出し、検出
    した前記メインバッテリの端子電圧に係る第一データ,
    前記サブバッテリの端子電圧に係る第二データ及び前記
    バッテリの周囲温度に係る第三データに基づいて前記エ
    ネルギ消耗状態を監視することを特徴とする携帯端末の
    電源監視方法。
  2. 【請求項2】 前記サブCPUは、前記第一データ,前
    記第二データ及び前記第三データに基づいて前記エネル
    ギ消耗状態を監視し、このエネルギ消耗状態が所定の条
    件に達したなら、書込データに対するバックアップ処理
    を行うことを特徴とする請求項1記載の携帯端末の電源
    監視方法。
  3. 【請求項3】 前記サブCPUは、前記第一データ,前
    記第二データ及び前記第三データに基づいて前記エネル
    ギ消耗状態に係わる情報の表示処理を行うことを特徴と
    する請求項1記載の携帯端末の電源監視方法。
  4. 【請求項4】 非使用状態となる待機モードでは、前記
    メインCPUをスリープモードにすることを特徴とする
    請求項1記載の携帯端末の電源監視方法。
  5. 【請求項5】 前記待機モードにおいて、前記サブCP
    Uは、ネットワーク,コネクタ,キーボードの一又は二
    以上に係わるイベントの発生を監視し、イベントが発生
    したなら、前記メインCPUのスリープモードを解除す
    ることを特徴とする請求項4記載の携帯端末の電源監視
    方法。
  6. 【請求項6】 前記サブCPUのクロック周波数は、前
    記メインCPUのクロック周波数よりも低く設定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯端末の電源監視方
    法。
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