JP2003293957A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

Info

Publication number
JP2003293957A
JP2003293957A JP2002101485A JP2002101485A JP2003293957A JP 2003293957 A JP2003293957 A JP 2003293957A JP 2002101485 A JP2002101485 A JP 2002101485A JP 2002101485 A JP2002101485 A JP 2002101485A JP 2003293957 A JP2003293957 A JP 2003293957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective film
compressor
casing
nameplate
label
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002101485A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryogo Kato
亮吾 加藤
Keiji Yoshimura
恵司 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2002101485A priority Critical patent/JP2003293957A/ja
Publication of JP2003293957A publication Critical patent/JP2003293957A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 銘板(31,32)を備えて海上機器に搭載され
る圧縮機について、その銘板(31,32)に記載されてい
る文字等を長期に亘って判読できるようにすると共に、
コストの低減を図る。 【解決手段】 銘板(31,32)を、圧縮機のケーシング
(11)外壁面に、第1粘着剤層(38)を介して貼り付け
られて表面に所定の文字等が記載されたフィルム状のラ
ベル部(37)と、ラベル部(37)の表面に第2粘着剤層
(36)を介して密着して設けられ、紫外線吸収剤が含浸
された透明の保護フィルム(35)とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁面に取り付け
られる銘板を備える圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍装置の圧縮機には、例えば
型式名、製造年月日、使用方法及び警告等の情報を明示
した銘板が取り付けられている。この銘板に記載された
情報である文字等は、長期間に亘って判読可能に維持す
る必要がある。そこで、銘板を金属製のプレートにより
形成し、そのプレート表面に文字等を刻印することが広
く行われている。
【0003】ところが、通常、圧縮機のケーシングは、
比較的薄い曲面状の板材により構成されているため、上
記銘板プレートを直接取り付けることが難しい。そこ
で、図6及び図7に示すように、ケーシング(101)の
外壁面にブラケット(102)の基端を溶接により取り付
ける一方、ブラケット(102)の先端に金属製の銘板プ
レート(103)をボルト(104)等により締結固定するこ
とが一般に行われている。しかしながら、このもので
は、銘板の取付に手間がかかると共に部品点数が多くな
るため、コストが高くなることが避けられない。
【0004】そこで、従来より、コストを低減させる目
的で、銘板をアルミニウムが蒸着されたポリエステル樹
脂などのフィルム状のラベルにより形成することが知ら
れている。すなわち、その銘板ラベルの表面にサーマル
印刷やオフセット印刷を施して文字等を印字し、圧縮機
のケーシング外壁面に貼り付けるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、コストが低減されるものの、圧縮機が、
例えば船舶や海上コンテナ等の海上機器に搭載されるよ
うな場合、太陽光による紫外線によって、ラベルに印刷
された文字等が変色又は退色すると共に、ラベルに皺や
ひび割れが生じてしまうという問題がある。さらに、海
上の塩分によって、ラベルに汚れや染みが生じることが
避けられない。
【0006】すなわち、上記従来のようにラベルにより
形成された銘板が、紫外線及び塩分を受ける環境下で使
用される場合には、銘板の情報を長期に亘って判読可能
に維持することが困難となり、品質等の追跡性であるト
レーサビリティを確保することが難しいという問題があ
る。
【0007】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、海上機器に搭載され
る圧縮機について、その銘板に記載されている情報を長
期に亘って判読できるようにすると共に、コストの低減
を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、所定の情報が記載された銘板を備
える圧縮機について、保護フィルムによって、銘板の表
面を紫外線等から保護するようにした。
【0009】具体的に、請求項1の発明は、ケーシング
(10)の外壁面に設けられた銘板(31,32)を備え、海
上機器に搭載される圧縮機が対象である。そして、上記
銘板(31,32)は、上記ケーシング(10)の外壁面に貼
り付けられて表面に所定の情報が記載されたフィルム状
のラベル部(37)と、該ラベル部(37)の表面に密着し
て設けられ、紫外線吸収剤が含浸された透明の保護フィ
ルム(35)とにより構成されている。
【0010】上記の発明によると、銘板(31,32)に照
射される紫外線が保護フィルム(35)によって遮断され
る。したがって、保護フィルム(35)内側のラベル部
(37)表面に記載された情報である文字等の変色や退色
が効果的に防止されると共に、ラベル部(37)における
皺やひび割れの発生が抑制される。さらに、保護フィル
ム(35)がラベル部(37)表面に密着して設けられてい
るため、塩分のラベル部(37)への侵入が遮断されて、
ラベル部(37)の汚れや染みの発生が防止される。
【0011】その結果、ラベル部(37)に記載された情
報は、透明の保護フィルム(35)を介して長期に亘って
判読される。さらに、簡易な構成であるため、銘板(3
1,32)に要するコストが低減される。
【0012】特に、圧縮機が海上コンテナ等の海上機器
に搭載されるので、その圧縮機のトレーサビリティを確
保することが特に重要となる。これに対して、この発明
によると、保護フィルム(35)によって銘板(31,32)
の情報が確実に保護されるので、さらに好ましい。
【0013】請求項2の発明は、上記請求項1の発明に
おいて、上記保護フィルム(35)は、ポリエステル樹脂
により構成されている。
【0014】この発明によると、透明性に優れた保護フ
ィルム(35)が安価に実現される。また、保護フィルム
(35)は、充分な強度を維持した状態で薄く加工される
ため、ケーシング(10)に容易に密着される。さらに、
ポリエステル樹脂は耐熱温度が−50℃〜150℃であ
って耐熱性に優れるため、ラベル部(37)に記載されて
いる情報は、温度変化に対しても適切に保護される。
【0015】請求項3の発明は、上記請求項1又は2の
発明において、上記保護フィルム(35)の大きさは、ラ
ベル部(37)の大きさ以下である。
【0016】この発明によると、保護フィルム(35)
は、ラベル部(37)上からはみ出さないように適切に貼
り付けられる。すなわち、ラベル部(37)からはみ出し
た部分からの保護フィルム(35)の剥離が未然に防止さ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1〜図5は、本発明の一実
施形態に係る圧縮機(1)を示している。
【0018】この圧縮機(1)は、冷媒ガスを圧縮する
ものであって、縦長円筒状の密閉ドーム型のケーシング
(10)を備えている。そして、圧縮機(1)は、例え
ば、貨物船に積載される海上コンテナ等の海上機器に搭
載されている海上用圧縮機に構成されている。すなわ
ち、この圧縮機(1)のケーシング(10)は、海上コン
テナ等に搭載されているため、開口を介して、太陽の紫
外線及び海上の塩分を受ける。
【0019】図1及び図2に示すように、上記ケーシン
グ(10)は、上下方向に延びる円筒状の胴部(11)と、
その上端部に気密状に溶接されて一体接合され、上方に
突出した深皿形状の凸面を有する鏡板(12)と、胴部
(11)の下端部に気密状に溶接されて一体接合され、下
方に突出した深皿形状の凸面を有する鏡板(13)とによ
って構成されている。
【0020】ケーシング(10)の内部には、図示しない
が、圧縮機構と、該圧縮機構を駆動する駆動機構とが設
けられている。圧縮機構は、例えば、固定スクロールに
対して可動スクロールを揺動させて冷媒ガスを圧縮する
スクロール式圧縮機構に構成されている。一方、駆動機
構は、圧縮機構の可動スクロールに駆動連結されたロー
タと、ケーシング(10)内壁面に固定され、上記ロータ
を回転させるための環状のステータとを備える電動モー
タにより構成されている。
【0021】ケーシング(10)の胴部(11)の下部に
は、図1で右側に、吸入管ポート(15)がケーシング
(10)内を貫通するように固着して設けられている。こ
の吸入管ポート(15)は、ケーシング(10)内の圧縮機
構へ冷媒ガスを吸入するための吸入管(図示省略)を接
続するように構成されている。
【0022】一方、ケーシング(10)上側の鏡板(12)
の側壁には、図1で左側に、吐出管ポート(16)がケー
シング(10)内を貫通するように固着して設けられてい
る。吐出管ポート(16)は、圧縮機構により圧縮された
冷媒ガスを吐出するための吐出管(図示省略)を接続す
るように構成されている。
【0023】また、ケーシング(10)上側の鏡板(12)
の頂部には、図示しないインジェクション管を接続する
ためのインジェクション管ポート(21)が設けられてい
る。インジェクション管ポート(21)は、その基端がケ
ーシング(10)内を貫通するように固着されている一
方、先端の接続部(21a)が水平方向へ延びるように構
成されている。そして、インジェクション管ポート(2
1)は、中央部でブラケット(24)を介して鏡板(12)
に支持されている。
【0024】胴部(11)の中央部には、図1で左側に、
ターミナルボックス(22)が取付固定されている。ター
ミナルボックス(22)は、内部に上記駆動機構に通電す
るための電極端子(図示省略)を備えており、防水カバ
ーにより閉鎖されている。また、胴部(11)の上部に
は、圧力検出ポート(23)がケーシング(10)内を貫通
するように設けられている。
【0025】ケーシング(10)下側の鏡板(13)には、
例えば4つの支持脚(25)が所定の間隔で設けられてい
る。各支持脚(25)は、設置面に接触する底面部(25
a)と、底面部(25a)から対向した状態で略鉛直上方に
延びる2つの第1取付部(25b,25b)と、斜め上方に延
びる第2取付部(25c)とから構成されている。底面部
(25a)には、設置面に固定する際にボルトを嵌挿させ
るためのボルト孔(25d)が貫通形成されている。
【0026】上記第1取付部(25b,25b)は、その先端
側で鏡板(13)の側周壁に溶接されて取付固定される一
方、第2取付部(25c)は、その先端で鏡板(13)の底
壁に溶接されて取付固定されている。そして、支持脚
(25)は、その下端の底面部(25a)が鏡板(13)の底
部よりも下方に突出しており、ケーシング(10)を自立
させるように構成されている。
【0027】また、図1に示すように、ケーシング(1
0)の胴部(11)の外壁面には、この圧縮機(1)に関す
る情報が明示された銘板(31,32)が設けられている。
この実施形態では、第1銘板(31)及び第2銘板(32)
がそれぞれ取り付けられている。
【0028】そして、本発明の特徴として、上記銘板
(31,32)は、ケーシング(10)の胴部(11)の外壁面
に貼り付けられフィルム状のラベル部(37)と、このラ
ベル部(37)の表面に密着して設けられた透明の保護フ
ィルム(35)とにより構成されている。
【0029】ラベル部(37)は、アルミニウムが蒸着さ
れたポリエステル樹脂のフィルムにより構成されてお
り、その表面に所定の情報が印字されて記載されてい
る。すなわち、図3に示すように、第1銘板(31)のラ
ベル部(37)は、この圧縮機(1)の型式名、製造番
号、製造年月日、電源電圧、使用する冷媒や冷凍機油等
の情報を示す文字等(41,42)が印字されている。罫
線、標題及び項目の文字等(41)は、オフセットプリン
タにより予め印刷されており、この圧縮機(1)特有の
情報を示す文字等(42)は、サーマルプリンタにより印
刷されている。一方、図4に示すように、第2銘板(3
2)は、位相の調整方法や、警告等の情報を示す文字等
(43)がオフセットプリンタにより印刷されている。
【0030】そして、図5に示すように、これら銘板
(31,32)のラベル部(37)は、裏面で第1粘着剤層(3
8)を介して胴部(11)外壁面に貼り付けられている。
さらに、保護フィルム(35)は、裏面で第2粘着剤層
(36)を介して、上記文字等(41,42,43)が印刷されて
いるラベル部(37)表面に貼り付けられている。
【0031】第1粘着剤層(38)は、ポリエステル樹脂
とケーシング(10)表面との接着に適したアクリル樹脂
系粘着剤により構成される一方、第2粘着剤層(36)
は、ポリエステル樹脂同士の接着に適したアクリル樹脂
系粘着剤により構成されている。
【0032】保護フィルム(35)は、紫外線吸収剤が含
浸されたポリエステル樹脂により構成されている。そし
て、この保護フィルム(35)の大きさは、ラベル部(3
7)の大きさ以下であって、保護フィルム(35)の周縁
部分がラベル部(37)の周縁からはみ出さないようにし
ている。尚、図3〜図5に示すように、この実施形態で
は、保護フィルム(35)の大きさをラベル部(37)より
も小さくしているが、保護フィルム(35)とラベル部
(37)とを同じ大きさとしてもよい。
【0033】したがって、この実施形態において、銘板
(31,32)をケーシング(10)に取り付ける場合には、
裏面に第1粘着材層(35)が設けられる一方、表面に各
種情報を示す文字等(41,42,43)が印刷されているラベ
ル部(37)に対して、その表面に予め保護フィルム(3
5)を貼り付けて密着させておく。
【0034】そして、位相の調節方法や警告が記載され
ている第2銘板(32)を、胴部(11)におけるターミナ
ルボックス(22)の近傍に、第1粘着剤層(35)を介し
て貼り付ける。また、形式名等が記載されている第1銘
板(31)を、胴部(11)における第2銘板(32)の近傍
に貼り付ける。
【0035】−実施形態の効果−以上説明したように、
この実施形態によると、銘板(31,32)に照射される太
陽光の紫外線が保護フィルム(35)によって遮断され
る。したがって、保護フィルム(35)により覆われてい
るラベル部(37)表面の文字等の変色や退色を、効果的
に防止することができる。さらに、紫外線の遮断により
ラベル部(37)における皺やひび割れの発生を抑制する
ことができる。
【0036】そのことに加えて、保護フィルム(35)が
ラベル部(37)表面に密着して設けられているため、海
上の塩分のラベル部(37)への侵入を遮断して、ラベル
部(37)表面の汚れや染みの発生を防止することができ
る。
【0037】また、保護フィルム(35)をポリエステル
樹脂により構成するようにしたので、透明性に優れた保
護フィルム(35)が安価に実現することができる。ま
た、このポリエステル樹脂からなる保護フィルム(35)
は、充分な強度を維持した状態で薄く加工できるため、
曲面状のケーシング(10)に容易且つ確実に密着させる
ことが可能となる。
【0038】さらに、ポリエステル樹脂は耐熱温度が−
50℃〜150℃であって耐熱性に優れるため、ラベル
部(37)に記載されている情報を、外気温度の変化に対
しても適切に保護することができる。
【0039】その結果、ラベル部(37)表面に記載され
た情報は、透明の保護フィルム(35)を介して長期に亘
って判読することができる。すなわち、海上コンテナ等
の海上機器に搭載される場合に特に重要となる圧縮機
(1)のトレーサビリティを、長期に亘って確保するこ
とが可能となる。
【0040】さらに、フィルム状の簡易な構成であるた
め、銘板を金属プレートにより形成してブラケットを介
してケーシングに取り付けるものに比べて、銘板(31,3
2)に要するコストを低減することが可能となる。
【0041】ところで、第2粘着剤層(36)の粘着剤
は、ポリエステル樹脂同士を確実に接着する。しかしな
がら、この粘着剤は、その性質上、ポリエステル樹脂と
ケーシング(10)表面とを充分に接着することができな
い。したがって、保護フィルム(35)の縁部がラベル部
(37)からはみ出していると、そのはみ出した縁部がケ
ーシング(10)表面から剥離し易くなり、その結果、保
護フィルム(35)全体が縁部から剥がれてしまう虞れが
ある。
【0042】これに対し、この実施形態では、保護フィ
ルム(35)の大きさを、ラベル部(37)の大きさ以下と
したので、保護フィルム(35)を、ラベル部(37)上か
らはみ出さないように適切に貼り付けることが可能とな
る。すなわち、ラベル部(37)からはみ出した縁部から
の保護フィルム(35)の剥離を防止して、保護フィルム
(35)とラベル部(37)との接着状態を確実に維持する
ことができる。
【0043】尚、銘板(31,32)をケーシング(10)に
取り付ける場合、裏面に第1粘着材層(35)が設けられ
て表面に印刷されているラベル部(37)を、ケーシング
(10)に予め貼り付けておき、その後、ラベル部(37)
の表面に保護フィルム(35)を貼り付けるようにしても
よい。
【0044】また、上記実施形態では、圧縮機(1)が
スクロール式圧縮機である場合について説明したが、本
発明は圧縮機構の種類に限定されるものではない。すな
わち、その他に、シリンダ内でロータリピストンを回転
又は揺動させて冷媒ガスを圧縮するロータリ式圧縮機等
に構成するようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、ケーシングの外壁面に設けられた銘板を備え、
海上機器に搭載される圧縮機について、その銘板を、ケ
ーシングの外壁面に貼り付けられて表面に所定の情報が
記載されたフィルム状のラベル部と、ラベル部の表面に
密着して設けられ、紫外線吸収剤が含浸された透明の保
護フィルムとにより構成することにより、銘板に照射さ
れる紫外線及び塩分が保護フィルムによって遮断される
ため、ラベル部表面の情報である文字等の変色や退色を
防止すると共に、皺やひび割れ等のラベル部自体の劣化
を抑制することが可能となる。その結果、ラベル部に記
載された情報を長期に亘って判読可能に維持することが
できると共に、簡易な構成であるため、銘板に要するコ
ストを低減することができる。特に、圧縮機が海上コン
テナ等の海上機器に搭載されるので、重要となる圧縮機
のトレーサビリティを、長期に亘って確保することがで
きる。
【0046】請求項2の発明によると、上記保護フィル
ムを、ポリエステル樹脂により構成することにより、透
明性に優れた保護フィルムを安価に実現することが可能
となる。また、充分な強度を維持した状態で薄く加工す
ることができるため、ケーシングに容易且つ確実に密着
させることができる。さらに、ポリエステル樹脂は耐熱
性に優れるため、ラベル部に記載されている情報を、外
気温度の変化に対しても適切に保護することが可能とな
る。
【0047】請求項3の発明によると、上記保護フィル
ムの大きさを、ラベル部の大きさ以下とすることによ
り、保護フィルムを、ラベル部上からはみ出さないよう
に貼り付けることが可能となるため、保護フィルムのラ
ベル部からはみ出した部分からの剥離を未然に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る圧縮機の概観を示す正
面図である。
【図2】実施形態に係る圧縮機の概観を示す平面図であ
る。
【図3】第1銘板を拡大して示す正面図である。
【図4】第2銘板を拡大して示す正面図である。
【図5】銘板の断面を模式的に拡大して示す断面図であ
る。
【図6】従来の銘板プレートを備える圧縮機を概略的に
示す正面図である。
【図7】従来の銘板プレートを備える圧縮機を概略的に
示す平面図である。
【符号の説明】
(1) 圧縮機 (31) 第1銘板(銘板) (32) 第2銘板(銘板) (35) 保護フィルム (37) ラベル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H003 AA01 AB02 AC03 CD00 CE02 CF07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(10)の外壁面に設けられた
    銘板(31,32)を備え、海上機器に搭載される圧縮機で
    あって、 上記銘板(31,32)は、上記ケーシング(10)の外壁面
    に貼り付けられて表面に所定の情報が記載されたフィル
    ム状のラベル部(37)と、該ラベル部(37)の表面に密
    着して設けられ、紫外線吸収剤が含浸された透明の保護
    フィルム(35)とにより構成されていることを特徴とす
    る圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記保護フィルム(35)は、ポリエステル樹脂により構
    成されていることを特徴とする圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記保護フィルム(35)の大きさは、ラベル部(37)の
    大きさ以下であることを特徴とする圧縮機。
JP2002101485A 2002-04-03 2002-04-03 圧縮機 Pending JP2003293957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002101485A JP2003293957A (ja) 2002-04-03 2002-04-03 圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002101485A JP2003293957A (ja) 2002-04-03 2002-04-03 圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003293957A true JP2003293957A (ja) 2003-10-15

Family

ID=29241834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002101485A Pending JP2003293957A (ja) 2002-04-03 2002-04-03 圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003293957A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243421A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 銘板形成用板体
WO2016203591A1 (ja) * 2015-06-17 2016-12-22 三菱電機株式会社 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法
KR101943200B1 (ko) * 2017-05-10 2019-01-28 이상윤 에어 리시브탱크

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243421A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 銘板形成用板体
WO2016203591A1 (ja) * 2015-06-17 2016-12-22 三菱電機株式会社 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法
JPWO2016203591A1 (ja) * 2015-06-17 2017-10-12 三菱電機株式会社 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法
CN107743657A (zh) * 2015-06-17 2018-02-27 三菱电机株式会社 太阳能电池模块以及太阳能电池模块的制造方法
KR101943200B1 (ko) * 2017-05-10 2019-01-28 이상윤 에어 리시브탱크

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2004047083A3 (en) Reuseable labeling construction with container and method utilizing the same
JP2003293957A (ja) 圧縮機
CN215792453U (zh) 一种高效全自动在线丝印机
CN217113647U (zh) 一种新型标签
CN217881462U (zh) 一种电子芯片封装用保护载板
CN208024595U (zh) 具有自洁功能的散热风扇
CN212178832U (zh) 一种具有防水结构的灯具
JP2007257915A (ja) 鉛蓄電池
EP1089248B1 (en) Dual skip label laminate
CN217214067U (zh) 一种包装用led电子标签
CN208177808U (zh) 一种超声波发生器钣金外壳
CN219027567U (zh) 潜伏式仓储机器人安装外壳结构
CN220594821U (zh) 一种具备耐酸性能的汽车标牌
CN206757723U (zh) 一种带led灯的行车记录仪
JP2003320685A5 (ja)
CN213394536U (zh) 一种远洋捕捞信息采集回传处理装置
CN219790890U (zh) 一种测试板的储存放置设备
CN217214150U (zh) 一种安全的固态硬盘存储装置
CN208970011U (zh) 一种带暗码的标签
CN218842918U (zh) 一种警示导向牌
CN212148751U (zh) 一种应用于新能源汽车的气囊及插件一体式的时钟弹簧
CN218368109U (zh) 一种电动车仪表盘的密封连接结构
CN220509608U (zh) 一种便捷式组合不干胶标签
CN209906687U (zh) 一种聚酯多元醇生产设备的真空缓冲装置
CN2722248Y (zh) 一种防水传感器发光探头

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060412

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20060418

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20060619

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060718