JP2003293358A - 材料同士を所定の配合割合で混合する方法 - Google Patents

材料同士を所定の配合割合で混合する方法

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JP2003293358A JP2002094007A JP2002094007A JP2003293358A JP 2003293358 A JP2003293358 A JP 2003293358A JP 2002094007 A JP2002094007 A JP 2002094007A JP 2002094007 A JP2002094007 A JP 2002094007A JP 2003293358 A JP2003293358 A JP 2003293358A
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mixing
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mixed material
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English (en)
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Motoyuki Ikeda
基行 池田
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Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地盤改良工法のように、材料同士を重量測定
しながら配合割合の管理を行っていくというようなこと
ができないような場合であっても、その配合割合の管理
を容易にかつ正確に行っていくことができる方法を提供
する。 【解決手段】 複数種類の材料を所定の最適配合割合で
混合して基準混合材料を作成し、この基準混合材料を撮
影してその画像データを取得し(S1〜S4)、同じ複
数種類の材料を混合して本使用混合材料を作成し、この
本使用混合材料を撮影して画像データを取得し(S1〜
S4)、これら画像データを比較することで、本使用混
合材料の配合割合が、基準混合材料の配合割合と同じで
あるどうかを画像解析により判定する(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材料同士を所定の
配合割合で混合する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、地盤改良工法の一つである表層
改良工法の施工は、固化材を現地で土に撒き、バックホ
ーやスタビライザーなどの重機を用いて、固化材と現地
土を混合撹拌することによって行われる。
【0003】この表層改良工法において、固化材と現地
土の重量を定量的に測定してその配合割合を決めるとい
うことができないことから、固化材と現地土との配合割
合の管理は、オペレータが、混合撹拌直後に目視観察を
行うことで実施されており、この目視観察によって固化
材の量が少ないと判断されれば、即時に固化材を追加
し、撹拌混合を行うという手が打たれる。即時にこうし
た対応を行うのは、混合土が固化材の作用で硬化したの
ちには、再改良が困難になるからである。
【0004】しかしながら、この目視観察による管理で
は、オペレーターに色などに対する高度の観察技能が求
められ、その教育が非常に難しいという問題があった。
【0005】本発明は、例えばこのような地盤改良工法
のように、材料同士を重量測定しながら配合割合の管理
を行っていくというようなことができないような場合で
あっても、その配合割合の管理を容易にかつ正確に行っ
ていくことができる方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、複数種類
の材料を所定の最適配合割合で混合して基準混合材料を
作成し、この基準混合材料を撮影してその画像データを
取得し、同じ複数種類の材料を混合して本使用混合材料
を作成し、この本使用混合材料を撮影して画像データを
取得し、これら画像データを比較することで、本使用混
合材料の配合割合が、基準混合材料の配合割合と同じで
あるどうかを画像解析により判定することを特徴とす
る、材料同士を所定の配合割合で混合する方法によって
解決される。
【0007】この方法は、いわゆる画像解析による判定
方法であり、人の観察によらずに客観的な判定が可能で
ある。従って、撮影して得た本使用混合材料の画像デー
タと基準混合材料の画像データとを比較して、本使用混
合材料の材料の添加不足が明らかとなれば、その添加不
足の材料を追加して添加することで材料同士を所定の割
合で混合していくことができる。
【0008】特に、本発明方法は、材料の重量測定に基
づいた配合割合の決定ができないような場合であって
も、画像解析という手法の利用によって、材料同士を正
確な配合割合で混合していくことができる。
【0009】なお、基準混合材料の作成は、少量づつの
材料を用いて重量測定などしながら行うことも可能であ
り、基準混合材料の作成においてその配合割合で問題と
なるようなことはない。
【0010】しかも、カメラを用いて撮影し、画像デー
タの画像解析を行うだけであり、画像解析技術等の発達
により、即時的に判定結果を得ることができて、配合割
合の修正を即時的に行っていくことができる。
【0011】従って、混合材料が、時間が経過したので
は配合割合の修正がききにくい地盤改良土などであるよ
うな場合には特に、固化材を現地土に混合して間もない
早い段階で、画像解析により配合割合の善し悪しを判定
し、固化材が不足していると判定された場合には、即時
に固化材を追加し、配合割合の修正を行うことができ
る。
【0012】また、混合材料が、水を添加する前のコン
クリート材料、例えばセメントと砂パーライトなどの骨
材の混合材料であって、それらの重量測定による配合割
合の決定が困難である場合であっても、画像解析によっ
ていずれかの材料の不足を客観的にかつ容易に判定する
ことができ、水を添加する前に即時的に配合割合の修正
を行うことができ、品質良好なコンクリートを形成する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を、表層
地盤改良工法において現地土と固化材との混合土を形成
する場合について、図面に基づき説明していく。
【0014】図1は、その手順をフローチャートで示し
ており、まず、表層改良の対象である現地土をサンプル
採取する(S1)。そして、この現地土サンプルと固化
材とを用い、重量測定などにより設計通りの配合が行わ
れた固化材混合土を作成する。この混在混合土は現地で
行ってもよいし、試験室で行ってもよい。そして、この
固化材材混合土の撮影をカメラを用いて行い、その画像
データAを取得する(S3,S4)。撮影はデジタルカ
メラを用いて行えばよい。
【0015】しかる後、表層改良を行う現地に固化材を
添加し、図2に示すように、重機1を用いて固化材と現
地土を混合撹拌し(S5)終えた後、その現地混合土2
をカメラ3で撮影し、その画像データBを取得する(S
6,S7)。カメラ3での撮影は、図2(イ)に示すよ
うに、現地にカメラ3を設置して行ってもよいし、図2
(ロ)に示すように、重機1に備えさせるようにしても
よい。
【0016】そして、画像データA,Bを画像解析によ
って比較し、固化材の添加が不足していないかを判定す
る(S8)。なお、画像解析の具体的な方法に特段の制
限はなく、公知の一般的な方法が用いられてよい。ま
た、画像解析は、図2(イ)に示すように、画像データ
Bを、別の場所に設置されている画像解析装置4に通信
で転送することによって行うようにしてもよいし、図2
に場合において、重機1に画像解析装置も搭載し、重機
1のオペレーターがリアルタイムで判定を行うようにし
てもよい。
【0017】あるいは、図示しないが、現地混合土2を
一部サンプリングし、図示しない撮影環境良好な、即ち
判定の基準となるサンプル混合土を撮影したのと同じ撮
影環境を備えた撮影専用車の中で撮影を行い、この撮影
専用車内に搭載された画像解析装置で画像解析を行い、
あるいは、別の場所に設置されている画像解析装置4に
通信で画像データBを転送して画像解析を行うようにし
てもよい。
【0018】この画像解析の結果、現地混合土の画像デ
ータBと基準のサンプル混合土の画像データAとが一致
の範囲内にあると判定されたなら、施工を終了して(S
9)現地混合土の硬化を待ち、また、画像データA,B
が一致の範囲を外れて固化材の添加量が不足していると
判定された場合には、その場で、現地混合土2に固化材
を追加で添加し(S10)、ステップのS6からS8を
繰り返し、最終的に画像データA,Bが一致の範囲内に
あると判定されたなら、施工を終了して(S9)現地混
合土の硬化を待つ。
【0019】こうして、現地土と固化材との重量測定し
ながら配合割合の管理を行っていくというようなことが
できない表層改良工法においても、その配合割合の管理
を容易にかつ正確に行っていくことができる。
【0020】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱し
ない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、上記の
実施形態は表層改良工法における現地土と固化材との配
合割合を即時管理して固化材材の追加の是非を決定して
いく場合について説明しているが、現地で水の添加前に
コンクリート材料を構成するセメントや砂の配合割合を
所定の割合に決めていくような場合も、上記の場合と同
様の要領で、最適な配合割合のコンクリート材料を作成
していくことができ、コンクリート材料に対する管理を
適切にこなしていくことができるし、要は、本発明方法
は、重量測定などにより定量的な配合を行うことが困難
ないし不可能であるような場合の材料同士の配合割合の
管理に広く用いることができるものである。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上のとおりのものであるか
ら、材料同士を重量測定しながら配合割合の管理を行っ
ていくというようなことができないような場合であって
も、その配合割合の管理を容易にかつ正確に行っていく
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の手順を示すフローチャートであ
る。
【図2】図(イ)及び図(ロ)はそれぞれ、現地での混
合土の撮影方法と画像解析方法を示す説明図である。
【符号の説明】
2…現地混合土(本使用混合材料) 3…カメラ 4…画像解析装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の材料を所定の最適配合割合で
    混合して基準混合材料を作成し、この基準混合材料を撮
    影してその画像データを取得し、 同じ複数種類の材料を混合して本使用混合材料を作成
    し、この本使用混合材料を撮影して画像データを取得
    し、 これら画像データを比較することで、本使用混合材料の
    配合割合が、基準混合材料の配合割合と同じであるどう
    かを画像解析により判定することを特徴とする、材料同
    士を所定の配合割合で混合する方法。
  2. 【請求項2】 前記混合材料が地盤改良土である請求項
    1に記載の材料同士を所定の配合割合で混合する方法。
  3. 【請求項3】 前記混合材料が、水を添加する前のコン
    クリート材料である請求項1に記載の材料同士を所定の
    配合割合で混合する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010275851A (ja) * 2009-02-20 2010-12-09 Hirabayashi Kogyo:Kk 表層地盤改良工法
JP2016108829A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 株式会社不動テトラ 地盤改良方法及びこの地盤改良方法に用いる小型測定装置
JP2021127657A (ja) * 2020-02-17 2021-09-02 株式会社サムシング 人工知能(ai)を用いる地盤改良工事の工程管理方法、撮像用治具、人工知能(ai)を用いる地盤改良工事の工程管理システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7390205B2 (ja) 2020-02-17 2023-12-01 株式会社サムシング 人工知能(ai)を用いる地盤改良工事の工程管理方法及び人工知能(ai)を用いる地盤改良工事の工程管理システム

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