JP2003293160A - ポリオレフィン被覆鋼材 - Google Patents

ポリオレフィン被覆鋼材

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JP2003293160A
JP2003293160A JP2002098402A JP2002098402A JP2003293160A JP 2003293160 A JP2003293160 A JP 2003293160A JP 2002098402 A JP2002098402 A JP 2002098402A JP 2002098402 A JP2002098402 A JP 2002098402A JP 2003293160 A JP2003293160 A JP 2003293160A
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polyolefin
resin
steel material
layer
epoxy resin
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JP2002098402A
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English (en)
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Yasuhiro Harada
康宏 原田
Keiji Sugawara
啓司 菅原
Akihiko Furuta
彰彦 古田
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JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 160℃の温度でのプライマーの硬化が
可能で、さらにポリオレフィン樹脂層一鋼材間の密着力
の向上が得られ、80℃を越える高温接水下での耐温水
性、耐陰極剥離性、耐冷熱サイクル性が良好な、防食性
能に優れたポリオレフィン被覆鋼材を提供する。 【解決手段】 上記課題は、鋼材にポリオレフィン樹脂
を被覆してなる被覆鋼材において、鋼材とポリオレフィ
ン樹脂の間に、(イ),(ロ),(ハ)を含有する熱硬化性樹
脂組成物をプライマー層として持つことを特徴とするポ
リオレフィン被覆鋼材 (イ) エポキシ当量156〜280のビスフェノールA
系エポキシ樹脂とエポキシ当量156〜280のビスフ
ェノールF系エポキシ樹脂の一方又は両者の混合物から
なるエポキシ樹脂 (ロ) ジシアンジアミド系硬化剤 (ハ) 第三級アミン塩系潜在性硬化剤 によって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオレフィン被
覆鋼材に関し、詳しくは、ポリオレフィン樹脂層一鋼材
間の密着力が向上し、防食性能に優れたポリオレフィン
被覆鋼材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン樹脂を表面に被覆した鋼
材は、長期間の防食性能が優れているため、従来より鋼
管、鋼管杭、鋼矢板等の用途に加えて、近年、海底、極
寒冷地、熱帯などで使用される建材用鋼材や原油・重質
油、天然ガスを輸送するパイプライン用鋼材としても使
用されるようになってきた。
【0003】このように幅広い温度環境下や高温接水環
境下で使用されるようになってきたため、従来にも増し
て防食性能の向上、即ち、耐温水性、耐ヒートショック
性の向上が要求されている。加えて、電気防食が併用さ
れる環境下では、過防食電流による陰極剥離が問題とな
るため、耐陰極剥離性の向上も課題となっている。
【0004】ポリオレフィン被覆鋼材に関する従来技術
として、特開昭54−120681号公報、特開平1−
280545号公報には、鋼材と変性ポリオレフィン樹
脂接着剤層の間にクロメート処理層を施す方法が、特開
昭56−143223号公報、特開昭59−22227
5号公報にはエポキシプライマー層を介在させる方法
が、特開昭60−245544号公報にはクロメート処
理層上に、エポキシプライマー層を介在させて、より防
食性能を向上させる方法が、また特開平3−12655
0号公報にはフェノールノボラック型のグリシジルエー
テル等のエポキシ樹脂、ジシアンジアミド系硬化剤、イ
ミダゾール系硬化剤、無機顔料を必須成分とするプライ
マーを用い長期の耐熱塩水性を向上させる方法が開示さ
れている。
【0005】本発明者らも、ポリオレフィン被覆鋼材の
耐温水性、耐ヒートショック性の向上、耐陰極剥離性の
向上を図るべく、鋭意検討を行い、鋼材の表面にクロメ
ート処理層、プライマー層、変性ポリオレフィン接着層
及びポリオレフィン樹脂層を順次積層させるポリオレフ
ィン被覆鋼材であって、前記プライマー層が次の(イ)、
(ロ)および(ハ)の組成物からなることを特徴とするポリ
オレフィン被覆鋼材 (イ) エポキシ当量156〜260のビスフェノールA
系エポキシ樹脂とエポキシ当量156〜260のビスフ
ェノールF系エポキシ樹脂の単独または混合物からなる
エポキシ樹脂 (ロ) 複素環状アミンにフェニルグリシジルエーテルを
反応付加させた変性複素環状アミン (ハ) 無機顔料 (特開平9−267436号公報)、鋼材表面からクロ
メート処理層、プライマー層、変性ポリオレフィン接着
層、ポリオレフィン樹脂層を順次鋼材表面に被覆した被
覆鋼材であって、そのプライマー層を形成するに際し、
以下の(1)と(2)を含有する熱硬化性樹脂組成物を用い
たことを特徴とするポリオレフィン被覆鋼材 (1) エポキシ当量156〜エポキシ当量280のビス
フェノールA系エポキシ樹脂あるいはビスフェノールF
系エポキシ樹脂のいずれか一方または両者の混合物から
なるエポキシ樹脂 (2) キシリレンジアミンと不飽和カルボン酸または不
飽和カルボン酸アルキルエステルとの反応生成物である
変性ポリアミンと、エチルトリス(アミノプロピルオキ
シメチル)メタンとの混合物 (特開平10−28928号公報)、鋼材の表面に、ク
ロメート層、プライマー層、変性ポリオレフィン接着剤
層、ポリオレフィン樹脂層からなる被覆層がこの順に積
層されてなるポリオレフィン被覆鋼材であって、前記プ
ライマー層として、以下に示す成分(イ),(ロ),(ハ)を
必須とすることを特徴とするポリオレフィン被覆鋼材 (イ) エポキシ当量156〜エポキシ当量280のビス
フェノールA型エポキシ樹脂或いはビスフェノールF型
エポキシ樹脂のいずれか一方または両者の混合物からな
るエポキシ樹脂 (ロ) 式(1)
【化1】 で示される化合物を主成分とする変性ポリアミン、また
はこれとエチルトリス(アミノプロピルオキシメチル)
メタン (ハ) 重量平均分子量7000以上のフェノール樹脂
(特開平11−170433号公報)を既に開発した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
1−280545号公報等に開示されたクロメート処理
を施す方法は、60℃以下の接水環境下に対しては満足
した性能が得られるが、60℃を越える接水環境下で
は、耐温水性、耐陰極剥離性において満足した性能が得
られない。
【0007】特開昭60−245544号公報等に開示
されたクロメート処理とプライマー処理を併用する方法
は80℃以下の接水環境下に対しては満足した性能が得
られるが、80℃を越える接水環境下では、耐温水性、
耐陰極剥離性において満足した性能が得られない。特に
ポリオレフィン樹脂層−鋼材間の密着力は著しく低下し
て、長期間の防食性能を維持することは困難である。
【0008】特開平3−126550号公報等に開示さ
れた、フェノールノボラック型のグリシジルエーテル等
のエポキシ樹脂、ジシアンジアミド系硬化剤、イミダゾ
ール系硬化剤、無機顔料を成分とするプライマーを用い
る方法は、プライマーの加熱硬化温度が190℃と、か
なり高温にしなけばならない。また得られた被覆鋼材
は、80℃を越える接水環境下での耐温水性・耐陰極剥
離性、耐冷熱サイクル性において満足した性能が得られ
ない。特にポリオレフィン樹脂層−鋼材間の密着力は著
しく低下して、長期間の防食性能を維持することは困難
である。
【0009】本発明者らが先に開発したポリオレフィン
被覆鋼材は、耐温水性、耐ヒートショック性、耐陰極剥
離性を改善したものであったが、さらにこれらを向上さ
せたポリオレフィン被覆鋼材の開発が望まれていた。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るために提案されたものであって、160℃の温度での
プライマーの硬化が可能で、さらにポリオレフィン樹脂
層一鋼材間の密着力の向上が得られ、80℃を越える高
温接水下での耐温水性、耐陰極剥離性、耐冷熱サイクル
性が良好な、防食性能に優れたポリオレフィン被覆鋼材
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討した結果、本発明者らが先に開
発した、プライマー層に用いられる熱硬化性樹脂組成物
において、前述の変性複素環状アミンや変性ポリアミン
に代えてジシアンジアミドと第三級アミン塩系潜在性硬
化剤の組み合わせを用いることにより前述の問題点を解
決できることを見いだし本発明に至った。
【0012】すなわち、本発明は、鋼材にポリオレフィ
ン樹脂を被覆してなる被覆鋼材において、鋼材とポリオ
レフィン樹脂の間に、(イ),(ロ),(ハ)を含有する熱硬
化性樹脂組成物をプライマー層として持つことを特徴と
するポリオレフィン被覆鋼材 (イ) エポキシ当量156〜280のビスフェノールA
系エポキシ樹脂とエポキシ当量156〜280のビスフ
ェノールF系エポキシ樹脂の一方又は両者の混合物から
なるエポキシ樹脂 (ロ) ジシアンジアミド系硬化剤 (ハ) 第三級アミン塩系潜在性硬化剤 に関するものである。
【0013】本発明に係わるプライマーは、主剤として
(イ)に示したエポキシ樹脂を、そして、硬化剤として
(ロ),(ハ)に示したジシアンジアミド、第三級アミン塩
系潜在性硬化剤を用いている。
【0014】上記材料から成る(イ)のエポキシ樹脂は、
対称性の高い、しかも剛直なビスフェノール骨格を持つ
ため、安定した高温特性(耐温水性)を有する。また骨
格中にエーテル結合を有するため適度の可撓性を有す
る。さらにエポキシ基が反応した結果、水酸基が生成す
ることから接着力が上がる。
【0015】同様に、本発明者らは、硬化剤に関して
も、耐温水性及び可撓性を有する材料を得るべく鋭意検
討した。その結果、ジシアンジアミドとイミダゾールで
は、高温特性(耐温水性)を有するものの、高い加熱硬
化温度を必要とし、形成される層の可撓性を欠く。そこ
で、更に鋭意検討した結果、ジシアンジアミドと第三級
アミン塩系潜在性硬化剤を用いることで、高い可撓性を
有する硬化物よりなるプライマー層が得られ、さらにこ
のプライマー層が鋼材と高い密着力を示すことがわかっ
た。
【0016】以上のことより、このプライマー層を有す
る樹脂被覆鋼材は長期間に亘る耐温水性、耐冷熱サイク
ル性、高温での耐陰極剥離性に優れることを見いだし
た。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係わる鋼材は、炭素鋼、
低合金鋼等を形鋼、鋼板、棒鋼、鋼管杭、鋼矢板、原油
・重質油輸送用、天然ガス輸送用の鋼管などに加工した
もの等であって、屋外、地中、海水中等で用いられるも
のを対象とする。
【0018】鋼材の表面にはクロメート層を設けること
ができる。好ましいクロメート付着量は50〜400m
g/mである。
【0019】クロメート層の形成に用いるクロメート処
理剤は、通常のものを用いることができるが、高分子有
機質の還元剤で全クロムに対する6価のクロムの重量比
が0.35〜0.65の範囲になるよう部分還元したク
ロム酸水溶液にシリカ微粉末を添加したシリカ系クロメ
ート処理剤を用いることが好ましい。
【0020】上記のエポキシ樹脂はビスフェノールA型
エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂の一方
または両者の混合物からなるものであり、それらは式
2、3の分子構造を持つ。
【0021】
【化2】
【0022】
【化3】
【0023】ビスフェノールA型エポキシ樹脂として
は、エポキシ当量170〜エポキシ当量280のものが
使用できるが、取り扱い作業性を考慮すると好ましく
は、エポキシ当量が184〜194の範囲(油化シェル
エポキシ(株)製の商品名「エピコート828」が該当す
る。)のものが望ましい。
【0024】ビスフェノールF型エポキシ樹脂として
は、エポキシ当量156〜エポキシ当量280のものが
使用できるが取り扱い作業性を考慮すると好ましくは、
エポキシ当量が160〜175の範囲(油化シェルエポ
キシ(株)製の商品名「エピコート807」が該当す
る。)のものが望ましい。
【0025】上記エポキシ樹脂のエポキシ当量は、上記
の範囲よりも小さくなると満足した性能が得られず、ま
た大きくなると取扱い作業性が悪くなる。
【0026】ジシアンジアミド系硬化剤とは、
【化4】 の分子構造を有するジシアンジアミド単体、ジシアンジ
アミド変性物、エポキシ樹脂や尿素樹脂等のアダクト物
又は混合物である。尿素樹脂としては、例えばDCMU
(3,4−ジクロロフェニル−1,1−ジメチルウレ
ア)がある。
【0027】ジシアンジアミド系硬化剤は、平均粒径が
1〜30μm程度、好ましくは3〜15μm程度、より
好ましくは6〜12μm程度のものが好ましい。ジシア
ンジアミドの平均粒径をこのようにすることによりエポ
キシ樹脂との反応が容易となり、160℃での完全硬化
が可能となる。ジシアンジアミド系硬化剤の添加量は、
エポキシ樹脂100重量部に対して1〜30重量部程
度、好ましくは5〜20重量部程度が適当である。エポ
キシ樹脂(主剤)中のエポキシ基のモル数(a)と、(ロ)
のジシアンジアミド(硬化剤)中の活性水素のモル数
(b)の比(b/a)が、0.2〜2、好ましくは0.5
〜1.5の範囲で配合することで優れた耐温水性を有す
るプライマー層が得られる。ここで、そのモル数の比
(b/a)が0.5未満、1.5を越えると、硬化物の
ガラス転移温度が低下してしまい、耐温水性が低下する
ので好ましくない。
【0028】第三級アミン塩系潜在性硬化剤は、
【化5】 等であり、市販品としては、例えば「アミキュア PN
−23」、「アミキュアMY−24」(いずれも味の素
(株)製品)等がある。第三級アミン塩系潜在性硬化剤
の添加量は、エポキシ樹脂100重量部に対して3〜2
0重量部程度、好ましくは5〜15重量部程度が適当で
ある。理由は定かではないが3重量部未満および20重
量部より多いと、得られる硬化物が脆くなり、耐冷熱サ
イクル性が低下するばかりではなく、温水浸漬後の被覆
と鋼材間の接着力が低下する。
【0029】本発明のプライマー層を形成する熱硬化性
樹脂組成物には無機又は有機フィラーを添加することが
好ましく、それにより塗膜の耐水性、耐衝撃性をさらに
向上させることができる。無機フィラーの例としては、
炭酸カルシウム、クレー、カオリン、タルク、ベントナ
イト、シリカ、ゼオライト、アルミナ、硫酸バリウム、
酸化チタン(TiO)等を、有機フィラーの例として
は木材パルプ、やし殻、フェノール樹脂硬化物粒子等が
ある。好ましいものはシリカと酸化チタンであり、酸化
チタンはルチル型が特に好ましい。平均粒径では100
μm以下、好ましくは40μm以下、特に好ましくは
0.3μm以下のものがよい。平均粒径の最低は容易に
分散できればよく、例えば0.01μm以上、通常0.
1μm以上である。シリカの好ましい平均粒径は1〜4
0μmである。無機又は有機フィラーの好ましい添加量
は、エポキシ樹脂100重量部に対し0.1〜100重
量部程度であり、個々のフィラーによって最適の添加量
は異なる。例えば、酸化チタンの場合には、エポキシ樹
脂100重量部に対して0.5〜20重量部が好まし
く、シリカの場合には、エポキシ樹脂100重量部に対
して20〜50重量部が好ましい。
【0030】シリカの添加量がエポキシ樹脂添加量10
0重量部に対して50重量部を越えると塗膜自体がもろ
くなり、性能が低下する。また20重量部より少ないと
目的の性能がえられない。酸化チタンとシリカを併用す
る場合には、シリカが1〜50重量部、好ましくは5〜
40重量部、酸化チタンが0.5〜20重量部、好まし
くは1〜15重量部とするのがよい。
【0031】フィラーにシリカ又は酸化チタンを用いる
場合にはそれらのカップリング剤を用いることが好まし
く、それによって、樹脂と無機又は有機フィラーとの接
着性があがり、総じてプライマー層の強度があがり、ク
ラックが入ったときの亀裂伝搬を防ぐなどが考えられる
が、総じて目的の性能がえられる。シランまたはチタン
カップリング剤は、グリシドキシアルキルアルコキシシ
ラン、トリメチルアミノシラン、トリエチルアミノシラ
ン、ビニルアルコキシシラン、トリエタノールアミンチ
タネート等であるが、これらに限定されず、一般的なカ
ップリング処理剤を用いることができる。これらのカッ
プリング剤の添加量は、エポキシ樹脂100重量部に対
して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部
が適当である。それらの添加量がエポキシ樹脂添加量1
00重量部に対して10重量部を越えると性能が低下す
る。また0.1重量部より少ないと目的の性能がえられ
ない。
【0032】本発明の熱硬化性樹脂組成物には反応性希
釈剤をさらに添加することができる。反応性希釈剤と
は、エポキシ基を1つまたは2つ有する5ps(25
℃)以下の樹脂であって、添加することによりプライマ
ー全体の粘度を下げることができ、塗布の際の作業性が
向上する。また、構造中に直鎖状脂肪族を多く含むた
め、可撓性が出て、理由は定かでないが耐陰極剥離性、
耐冷熱サイクル性が向上する。
【0033】反応性希釈剤の例としては、グリセロール
グリシジルエーテル、アルキルフェノールモノグリシジ
ルエーテル、ポリグリコールジグリシジルエーテル、ア
ルキルモノグリシジルエーテル、ブタジエンオキサイ
ド、ジビニルベンゼンジオキサイド等を挙げることがで
き、配合量はエポキシ樹脂100重量部に対し1〜10
重量部が適当である。
【0034】プライマー層の層厚は10〜100μm程
度、通常40〜60μm程度が適当である。100μm
を超えると、熱サイクル性が低下するので好ましくな
い。
【0035】ポリオレフィン樹脂層に用いるポリオレフ
ィン樹脂は、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、
ポリプロピレン等の従来公知のポリオレフィン樹脂であ
る。ポリオレフィン樹脂層の厚みは1.0mm〜5.0
mm程度、特に1.5mm〜3.5mm程度が適当であ
る。
【0036】また、変性ポリオレフィン接着層の樹脂は
上記のポリオレフィン樹脂をマレイン酸、アクリル酸、
メタクリル酸等の不飽和カルボン酸またはその酸無水物
で変性したもの、あるいはその変性物をポリオレフィン
樹脂で適宜希釈したもの等の従来公知の変性ポリオレフ
ィン樹脂である。変性ポリオレフィン接着層の厚みは
0.1mm〜2.0mm程度、特に0.5mm〜1.0
mm程度が適当である。次に、本発明のポリオレフィン
被覆鋼材の製造方法について、代表としてポリエチレン
被覆鋼管の場合について説明する。
【0037】ポリエチレン被覆鋼管は図1に示すような
製造工程で得ることができる。図1において、錆等を除
去した鋼管1の表面にクロメート処理剤塗布装置2によ
りクロメート処理剤を塗布して、加熱装置(クロメート
用)3によって焼付け、クロメート処理層4を形成す
る。12はクロメート処理剤供給容器である。
【0038】上記においてクロメート処理剤塗布装置2
の出口にしごき治具19を設けてクロメート処理層4の
表面を均一にしている。
【0039】ついで、クロメート処理層4を形成した鋼
管1aの表面に、プライマー塗布装置5によりプライマ
ーを塗布し、加熱装置(プライマー用)6により加熱硬
化させてプライマー層7を形成する。このプライマー層
を形成する際、MEK、トルエン、キシレン、ベンゼ
ン、などの一般溶剤を添加しても、しなくても良い。添
加する場合は添加量が多すぎると層を形成する際、抜け
切らないなどの原因により、塗膜性能が低下する。13
はプライマー供給容器である。
【0040】上記においてプライマー塗布装置5の出口
にしごき治具19を設けてプライマー層7の表面を均一
にしている。
【0041】ついで、プライマー層7を形成した鋼管1
bの表面に、丸ダイ8により変性ポリエチレン樹脂9と
ポリエチレン樹脂10を2層として共押出しして被覆し
た後、冷却装置11により冷却し、ポリエチレン樹脂被
覆鋼管1cを得る。
【0042】17はポリエチレン樹脂供給容器であり、
18は変性ポリエチレン樹脂供給容器である。
【0043】上記において、丸ダイ8に代わりTダイを
用いることもできる。
【0044】また、変性ポリエチレン樹脂9とポリエチ
レン樹脂10をそれぞれ単層として押出し、被覆するこ
ともできる。
【0045】上記の製造方法の場合、鋼管1の表面にク
ロメート処理剤を塗布し、焼付けてから後、鋼管1aが
丸ダイ8に達するまでの間に鋼管1aの表面にプライマ
ー層7が形成され、充分硬化していればよく、上記エポ
キシプライマーの塗布方法は上記したしごき塗りの他
に、スプレー塗布装置によるスプレー塗布、ロール塗布
等従来公知の方法の中から適宜選択して用いることがで
きる。
【0046】また、加熱装置3、後加熱装置6による鋼
管、1a、1bの加熱方法は高周波誘導加熱、遠赤外線
加熱、ガス加熱等従来の公知の方法の中から適宜選択し
て用いることができる。
【0047】
【実施例】本発明の効果を確認するため、上述の被覆鋼
管製造法によりポリエチレン被覆鋼管を製造し、これよ
り試験片を採取して、防食性能を確性した。
【0048】ポリエチレン被覆鋼管の製造は、先ず鋼管
(SGP 80A)を、予めショットブラストしてクロ
メート処理剤を塗布し焼き付けた。このクロメート処理
層上に、後述する表1に示す主剤および硬化剤から成る
プライマーを40〜50ミクロン厚に塗布し、160℃
に加熱硬化させて、プライマー層を形成させた。
【0049】その後、プライマー層上に、無水マレイン
酸変性ポリエチレン樹脂層、ポリエチレン樹脂層の順に
丸型ダイを使用して二層同時に溶融押出し、被覆層を形
成させた。この際の変性ポリエチレン接着層、ポリエチ
レン樹脂層の厚みはそれぞれ0.5mm、3.0mmで
あった。
【0050】表1〜5は、前述のプライマーの生成に用
いたエポキシ樹脂(主剤)、硬化剤、これらの配合割合及
びジシアンジアミドの平均粒径を示す。
【0051】
【表1】 ※1 ジシアンジアミド:平均粒径3〜12ミクロン ※2 石原産業製,「R−820」 ※3 龍森製,「クリスタライト A−1」 ※5 信越化学製,「KBM403」:γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン ※6 反応性希釈剤:ブチルグリシジルエーテル
【0052】
【表2】 ※7 アデカ製,「EH−3842」:アルキルウレア
系3級アミン
【0053】
【表3】 ※1 変性複素環状アミン(該当市販品「エポメート
B002」,油化シェルエポキシ社製) ※2 平均粒径20〜25ミクロン ※3 石原産業製,「R−820」 ※4 龍森製,「クリスタライト A−1」:平均粒径
10〜11μm ※5 信越化学製,「KBM403」:γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン
【0054】
【表4】
【0055】
【表5】
【0056】製造したポリエチレン被覆鋼管から、所定
の大きさの試験片を採取して、温水浸漬試験、陰極剥離
試験、熱サイクル試験を行った。表5に試験結果を示
す。なを、各試験法は後述する方法で行った。
【0057】実施例1〜9では、エポキシ樹脂〔材料
(1)=主剤〕としてエピコート828、エピコート80
7の2種類を使用した。エポキシ樹脂とジシアンジアミ
ドと第三級アミン塩系潜在性硬化剤、シランカップリン
グ剤、フィラーを表1,2に示す配合割合で配合し、得
られた硬化物をプライマー層とした。
【0058】表3,4の結果より、温水浸漬試験後のピ
ール強度は14kg/cmを越え、高温陰極剥離試験に
よる被膜樹脂剥離面積は、5cm以下が得られた。ま
た、熱サイクル試験による被覆樹脂の端部剥離は認めら
れなかった。この結果80℃を越える耐温水性、耐陰極
剥離性、耐ヒートショック性のいずれも良好で、防食性
能に優れたポリエチレン被覆鋼管が得られた。
【0059】比較例では、エポキシ樹脂(主剤)として
エピコート828を使用し、硬化剤としてB002、又
はB002とMXDAの混合物を使用した。
【0060】ここで、B002は、特開昭56−143
223に開示されているように、化学式4の分子構造を
有する複素環状ミン2モルに対してブチルグリシジルエ
ーテル1モルを反応させた変性複素環状アミンであり、
MXDAは化学式6の分子構造を有するm−キシリレン
ジアミンである。
【0061】
【化6】
【0062】
【化7】
【0063】比較例2はジシアンジアミドの平均粒径大
きくし、その他は実施例1と同じ配合にした。
【0064】比較例3、硬化剤として、ジシアンジアミ
ド+イミダゾールを使用した。
【0065】この結果、比較例1、2は、ピール強度及
び被覆樹脂剥離面積の値は良好でなく、さらに被覆樹脂
の端部剥離も認められた。また比較例3、4は、ピール
強度5kg/cmを越え、80℃を越える耐温水性は良
好であるが、耐陰極剥離性、耐ヒートショック性のいず
れも良好と判断できず、防食性能に優れたポリエチレン
被覆鋼管であると評価できない。
【0066】(試験方法) 1.温水浸漬試験 耐温水性を評価するための試験である。製造したポリエ
チレン被覆鋼管から幅10mm、長さ200mm、厚さ
20mmの試験片を切出してサンプルとした。この試験
片を、試験温度:85℃の水槽内に、浸漬時間:100
00hr浸漬した後、被覆樹脂層を少し剥がし、これを
掴みしろとして引張試験機で引張り、剥離させた場合の
引張強度(これをピール強度という。)を測定する。引
張試験の測定条件は、温度:室温、剥離角:90度、剥
離速度:10mm/minとし、単位はkg/cm。ピ
ール強度は3kg/cmを越えると、80℃を越える耐
温水性が良好であると判定する。
【0067】2.高温陰極剥離試験 耐陰極剥離性を評価するための試験である。 試験温度:85℃、電解液:3%食塩水、印加電圧:−
1.5V、(標準電極:Cu/CuSOとする)、初
期ホリデー径:直径11mm、試験時間:50日間、試
験終了後の被覆樹脂剥離面積を測定する。被覆樹脂剥離
面積が5cm以下であると、耐陰極剥離性が良好であ
ると判定する。
【0068】3.熱サイクル試験 耐ヒートショック性を評価するための試験である。 試験条件:−70℃(8hr)→23℃水中(8hr)
→+45℃(8hr)を1サイクルとし、25サイクル
繰り返した後の試験片の端部剥離の有無を目視観察す
る。端部剥離は無いと、耐ヒートショック性が良好であ
ると判定する。
【0069】
【発明の効果】本発明のポリオレフィン被覆鋼材は、上
述した構成でかつ順序で積層された被覆層を鋼材表面に
被覆形成させ、前記のプライマーを用いることで、16
0℃加熱で完全硬化するプライマー層が得られ、ポリオ
レフィン樹脂層−鋼材間の密着力が向上し、80℃を越
える耐温水性、耐陰極剥離性、耐ヒートショック性が良
好な、防食性能に優れたポリオレフィン被覆鋼材が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ポリオレフィン被覆鋼管の製造装置の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 鋼管 4 クロメート層 7 プライマー層 9 ポリエチレン樹脂 10 変性ポリエチレン樹脂 12 クロメート処理剤供給容器 13 プライマー供給容器 17 ポリエチレン樹脂供給容器 18 変性ポリエチレン樹脂供給容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古田 彰彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AA22D AB03A AC02C AH03C AH06C AH08C AK03B AK03E AK04 AK53C AK62B AK62E AK66B AK66E AL05C AL06E AL07 AS00C BA03 BA04 BA05 BA07 BA10A BA10C DA11 EJ65C EJ69D GB90 JB02 JB07 JB13C JJ03 JK06 JL11 JL11E 4J038 DB061 DB062 HA246 HA286 HA446 HA526 JA25 JA69 JB01 JB18 JC30 JC38 KA03 KA08 PC02 4K044 AA02 BA15 BA21 BB02 BC02 BC04 CA04 CA16 CA31 CA61

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材にポリオレフィン樹脂を被覆してな
    る被覆鋼材において、鋼材とポリオレフィン樹脂の間
    に、(イ),(ロ),(ハ)を含有する熱硬化性樹脂組成物を
    プライマー層として持つことを特徴とするポリオレフィ
    ン被覆鋼材 (イ) エポキシ当量156〜280のビスフェノールA
    系エポキシ樹脂とエポキシ当量156〜280のビスフ
    ェノールF系エポキシ樹脂の一方又は両者の混合物から
    なるエポキシ樹脂 (ロ) ジシアンジアミド系硬化剤 (ハ) 第三級アミン塩系潜在性硬化剤
  2. 【請求項2】 熱硬化性樹脂組成物が、 (ニ) フィラー をさらに含む請求項1記載のポリオレフィン被覆鋼材
  3. 【請求項3】 熱硬化性樹脂組成物が、 (ホ) シランカップリング剤又はチタンカップリング剤 をさらに含む請求項2記載のポリオレフィン被覆鋼材
  4. 【請求項4】 熱硬化性樹脂組成物が、 (ヘ) 反応性希釈剤 をさらに含む請求項3記載のポリオレフィン被覆鋼材
  5. 【請求項5】 鋼材の表面にクロメート層が設けられて
    おり、ポリオレフィン樹脂が変性ポリオレフィン接着剤
    層を介して積層されている請求項1,2,3又は4記載
    のポリオレフィン被覆鋼材
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