JP2003291919A - ネット袋包装装置におけるネット袋保持装置 - Google Patents

ネット袋包装装置におけるネット袋保持装置

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chute plate
net
bag
chute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネット袋Pの装着操作が容易に行えるととも
に、ネット袋Pの口部を開口した状態に確実に保持する
ことの可能なネット袋保持装置を提供する。 【解決手段】 回動可能に支持された複数のシュート板
9により被包体の投入ガイド8を形成し、シュート板9
の下部外周面に摩擦面24を形成してネット袋Pの口部
を保持させるように構成し、各々のシュート板9の摩擦
面24と当接される係合縁28を形成した保持部材27
を前記シュート板9の外周側に配置し、シュート板9を
開放位置に作動させたときに前記摩擦面24と係合縁2
8との間でネット袋Pの口部を狭持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玉葱やニンニク等
の野菜類又は夏みかん等の柑橘類を包装するためのネッ
ト袋用の結束装置において、これらの被包体を収容する
袋状に形成されたネット袋の口部を投入ガイドの先端に
開口状態で保持させるネット袋保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】玉葱やニンニク等の野菜類又は夏みかん
等の柑橘類では、ネット状の包装袋に収容されて流通さ
れていることが多い。これらの被包体を包装するための
従来のネット包装装置では、長尺の筒状体として編成さ
れた筒状ネットを包装装置の被包体を抽出させる抽出口
にセットして、筒状ネットの端部を絞って溶着すること
により袋状に形成するとともに、このネット袋内に抽出
口から供給される被包体を収容した後に、前記筒状ネッ
トの上部を被包体の上部で絞って溶着するとともに連続
した筒状ネット部と切り離して包装するような機構が採
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のネッ
ト包装装置では、熱溶融性の合成樹脂からなる長尺の連
続した筒状ネットの端部を収束してこの収束部分を加熱
し溶着させることにより袋状に成形させており、このた
め、収束部を加熱して溶融させ、更にこの後溶融部を冷
却させて固着させる間の時間を要することとなり、包装
作業の作業効率が低下してしまう。また、被包体の抽出
口にセットできる筒状ネットの長さにも制限があり、セ
ットした筒状ネット分を使い切った後に筒状ネットの再
装填の作業が必要になり、頻繁に再装填の作業が必要に
なる。また、採草点の作業を少なくするために大量の筒
状ネットを装填できるようにすると装置が大きく高価な
ものになってしまうという問題がある。
【0004】また一般の袋を使用してこの袋を被包体を
袋内へ投入するためのホッパー部に保持させて、ホッパ
ー部に開口保持された袋へホッパー部から投入される被
包体を収容するようにしたものが知られている。この装
置においては、袋の口部を開口させた状態でホッパー部
の下方に保持させるために、エアシリンダや真空ポンプ
等の複雑な機構を使用しており、また、玉葱や夏みかん
等の重量の大きい被包体の場合には、袋の保持力を更に
大きくするために大きなエアシリンダ等の保持のための
特別な機構を要するため、装置が大きくなるとともにコ
ストがあがってしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来技術における問題点を
解決して、個別に袋状に形成されたネット袋を使用した
ネット袋包装装置において、ネット袋をホッパー部へ装
着する作業が容易に行えるとともに、ネット袋の口部を
開口した状態に確実に保持することの可能なネット袋保
持装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】上記従来技術での問題点
を解決するため本発明のネット袋保持装置は、ネット状
に編成された包装袋の口部を開口状態に保持させ、該ネ
ット袋内に玉葱やニンニク等の野菜類又は夏みかん等の
柑橘類等の被包体を投入するとともにネット袋の口部を
収束させて結束するようにしたネット袋包装装置におい
て、被包体をネット袋内へ投入する投入口を取り巻くよ
うに円周状に配置されるとともに各々が回動可能に支持
された複数のシュート板により被包体の投入ガイドを形
成し、各々のシュート板がほぼ垂直になる開放位置と各
々のシュート板の先端部が内側に向けて傾斜する閉鎖位
置との間でシュート板を作動させるように構成し、各々
のシュート板の下部外周面に摩擦面を形成してネット袋
の口部を投入ガイドの先端に保持させるようにするとと
もに、該シュート板の摩擦面に当接される係合縁を形成
した保持部材を前記シュート板の外周側に配置し、シュ
ート板を開放位置に作動させたときに前記摩擦面と係合
縁との間でネット袋の口部を狭持させるようにしたこと
を特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、前記係合縁を形
成している保持部材をシュート板の上下方向に沿って移
動可能に支持させるとともに、ネット袋の装着作業時に
前記保持部材を前記摩擦面より上方位置に移動させるよ
うにしたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施例に基づいて
本発明の実施の形態を説明する。本発明のネット袋保持
装置を実施したネット袋包装装置1は、図1及び図2に
示すように、フレーム2の上面に水平に回転可能に支持
されたターンテーブル3が形成されており、このターン
テーブル3が前記フレーム2に支持されている電動モー
タ4、減速ギヤ5、及びインデックス6を介して間歇的
に回転されるようにされている。
【0009】図2に示すように、環状に形成されたター
ンテーブル3は、円周方向に沿って8つのブロックに分
けられ各ブロック毎に2つのホッパー部7が形成され、
各ホッパー部7はターンテーブル3の外周縁に沿って等
間隔となるように配置されている。このターンテーブル
3の外側には前記8つのブロックに対応してA〜Hの8
つのセクションが配置され、ターンテーブル3の各ブロ
ックに形成されたホッパー部7が各セクションにおいて
一時的に停止するように図2中の矢印R方向に回転され
る。
【0010】ターンテーブル3の外周縁に沿って配置さ
れている各ホッパー部7は、ネット袋の口部を開口状態
に保持するとともにこのネット袋の開かれた口部へ玉葱
やニンニク等の野菜類又は夏みかん等の被包体を誘導し
て投入させる投入ガイド8が形成されている。投入ガイ
ド8は、ターンテーブル3の上面に形成された開口を囲
んで円周状に配置された複数のシュート板9により構成
されており、このシュート板9の下端にネット袋Pを保
持させてシュート板9の下端部を開くことによって、ネ
ット袋Pの口部を開口させるとともにネット袋P内へ被
包体を導入させる。
【0011】前記ターンテーブル3の外側に配置されて
いるセクションHには、このセクションHに配置された
ホッパー部7に保持された被包体を収容したネット袋P
の口部を結束して搬出用のコンベアへ放出させるための
結束装置10が配置されている。結束装置10は、被包
体が収容されたネット袋Pの口部を収束させるとともに
把持して前記ホッパー部7部から取り出して結束機へ搬
送させる収束機構11と、該収束機構11により収束さ
れたネット袋Pの口部を結束する結束機12及び、結束
機12により結束された包装物を搬出させる搬出用コン
ベア13により構成されている。上記ターンテーブル3
の外周側の前記結束装置10と対向する側に配置された
セクションEには、ホッパー部7により開口状態に保持
されたネット袋P内へ投入ガイド8を介して被包体Mを
投入するための投入シュート14が配置されている。
【0012】ターンテーブル3が図2の矢印R方向に間
歇的に回転されることにより、各ブロックのホッパー部
7がA〜Hの各セクション位置に配置されて所定時間停
止し、更に次のセクションへ移動されように作動され
る。各ブロックのホッパー部7がセクションAに配置さ
れると、シュート板9の下端を内側へ傾斜させ投入ガイ
ド8を閉鎖する作動を行わせ、セクションB及びセクシ
ョンCの位置では閉じられたシュート板9の下端に作業
者によりネット袋の口部を装着する作業がおこなわれ
る。セクションDの位置では閉じていたシュート板9の
下端を外側に開いてネット袋の口部を開口させるととも
に投入ガイド8を開放させ、セクションEの位置では投
入シュート14からネット袋P内へ被包体Mが投入され
る。セクションF及びGの位置では作業者が被包体Mを
収容したネット袋Pの形状修正を行い、セクションHの
位置では収束機構11によりネット袋Pがターンテーブ
ル3のホッパー部7から結束機12へ搬送され、結束機
12により口部が結束されたネット袋Pが搬送コンベア
13によって搬出される。
【0013】前記ホッパー部7の詳細を図3〜図10に
より説明する。ターンテーブル3の上面に形成された開
口の周囲に8枚のシュート板9が各々ブラケット15を
介して枢支軸16により回動可能に支持されて配置され
ている。各々のシュート板9の下端9aは幅狭くなるよ
うに形成され開口の内側から下方に垂下されており、そ
れぞれのシュート板9の内側に向いた面によって8角形
の被包体をネット袋内へ投入案内させるための投入ガイ
ド8が形成されている。また各シュート板9の下端9a
部が開口の内側へ向けて回動することによって、下端が
細く絞られて前記投入ガイド8の下部が狭く閉じられる
ように作動する。
【0014】前記シュート板9の外周側に、前記シュー
ト板9を開閉作動させるための環状の作動リング17が
配置されている。作動リング17には、円周方向に沿っ
て外周側から内周側へ屈曲されたカム溝18が各シュー
ト板9に対応させて形成されており、このカム溝18内
に各シュート板9の背面にブラケット19を介して取り
付けられたピン20が遊嵌されており、作動リング17
が回転作動されることによって前記ピン20がカム溝1
8に沿って径方向に移動されてシュート板9が枢支軸1
6を中心として回動されるようにされている。作動リン
グ17はターンテーブル3の下面に垂下支持されている
3つのローラ21により外周縁が回転可能に支持されて
おり、作動リング17の外周に形成された突出片22と
連結されたエアシリンダ23を介して回転作動されるよ
うに構成されている。このように、複数のシュート板9
をその外周に配置した作動リング17のカム溝18と係
合させ、作動リング17を所定角度回転させることによ
って複数のシュート板9を一斉に開閉作動させることが
できる。
【0015】前記各シュート板9の幅狭く形成された下
端9aの外側面には投入ガイド8の先端にネット袋を保
持させるための摩擦面24が形成されている。摩擦面2
4は、各シュート板9の幅狭く形成された下端9aの外
側面に接着により取り付けられたウレタンゴム製の摩擦
片25により構成されており、この摩擦面24によって
ネット袋Pをシュート板9の先端部に保持できるように
している。前記投入ガイド8の外側にはシュート板9の
摩擦面24と協働してネット袋の口部を狭持する保持部
材27が配置されている。該保持部材27には前記シュ
ート板9を取り囲むように開口が形成されており、この
開口の内周縁にU形縁ゴム26が装着されており、この
U形縁ゴム26の内側面に前記各シュート板9の摩擦面
24と当接される係合縁28が形成されており、該係合
縁28がシュート板9の外側面に形成されている摩擦面
24と当接されることによって、両者の間にネット袋P
の口部を狭持して保持するようにされている。
【0016】前記保持部材27は保持部材27の両側に
形成されている垂直壁29を介してターンテーブル3の
下面に形成されたスライドガイド30に支持されてお
り、図3に示す上方位置と図7に示す下方位置の間で移
動可能にされている。また、保持部材27の一端側の側
壁にはカムローラ31が回転自在に取り付けられてお
り、このカムローラ31がターンテーブル3の下面側に
ターンテーブル3の回転方向に沿って弧状に配置されて
いるカムレール32の上面と当接することによって保持
部材27が前記下方位置から上方位置へ移動させられ
る。
【0017】前記カムレール32は、前記セクションA
の位置からセクションDの位置までターンテーブル3の
下面に弧状に形成されており、セクションAにおいて保
持部材17のカムローラ31と当接して保持部材27を
下方位置から上方位置へ誘導するように傾斜状に形成さ
れ、セクションB及びセクションCの位置では保持部材
27を上方位置に維持するようにされ、更にセクション
Dの位置でし保持部材27を上方位置から下方位置へ誘
導するように傾斜状に形成されている。これによって、
ターンテーブル3が回転することにより各ホッパー部7
の保持部材27は、セクションAの位置で下方位置から
上方位置に移動されてセクションB及びセクションCの
位置では図3に示すように上方位置に維持され、更にセ
クションDの位置で図7に示す下方位置に配置されるよ
うに作動される。
【0018】以下、上記実施例による作動を説明する。
ターンテーブル3が回転することによってセクションA
の位置に配置されたホッパー部7は、各シュート板9の
下端部が内側に傾斜させられて投入ガイド8が閉じた状
態にされており、カムレール32の始端である傾斜部の
上方に保持部材27のカムローラ31が配置されてお
り、ターンテーブル3が回転してホッパー部7がセクシ
ョンBの位置に至る間にカムレール32の傾斜部の上面
によってカムローラ31が誘導されて、保持部材27が
図3に示す上方位置へ作動させられる。
【0019】ホッパー部7がセクションB及びCの位置
にある間に、図3に示すように下端部9aが内側に傾斜
されているシュート板9により形成されている先細状の
投入ガイド8の先端外周に、下端部が溶着されて袋状に
形成されたネット袋Pの口部を開いて装着する。編成さ
れたネット袋Pの収縮性により装着されたネット袋Pの
口部が投入ガイド8の外周面で収縮することによって、
シュート板9の外側面に取り付けられている摩擦片25
の表面により形成された摩擦面24と密着して摩擦力に
よってシュート板9の先端部にネット袋Pが保持され
る。
【0020】更にターンテーブル3が回転することによ
って、ホッパー部7がセクションCの位置からセクショ
ンDの位置に配置される過程で、保持部材27のカムロ
ーラ31がカムレール32の終端側の傾斜部に達して、
保持部材27が図7に示すように下方位置に移動させら
れる。更に、このセクションDの位置ではエアシリンダ
23が作動されて、作動リング17がエアシリンダ23
によって回転作動され、作動リング17のカム溝18内
に遊嵌されているピン20が径方向に揺動されて、これ
によって全てのシュート板9が一斉に下端部9aを外側
に開くように枢支軸16を中心として回動される。これ
によって、シュート板9の外側面で保持されているネッ
ト袋Pの口部が内側から開かれてネット袋Pを開口状態
に維持する。
【0021】シュート板9の下端部9aが外側に開かれ
るとき、図11に示すように摩擦片25により形成され
ている摩擦面24に、保持部材27の係合縁28が当接
されて、ネット袋Pが摩擦面24とU形縁ゴム26の係
合縁28との間で狭持される。すなわち、セクションD
の位置ではネット袋Pがホッパー部7の投入ガイド8の
下端部に開口された状態でしっかりと保持された状態と
なる。
【0022】更にターンテーブル3が回転してネット袋
Pを開口状態に保持したホッパー部7がセクションEの
位置に配置されると、図1に示す投入シュート14から
複数のシュート板9で構成された投入ガイド8を介して
被包体Mがネット袋P内に投入される。ネット袋Pには
ネット袋P内に投入された被包体Mの重量が作用する
が、ネット袋Pの口部は摩擦面24と係合縁28との当
接により両者間に狭持されているので、大きな保持力が
生じており確実にネット袋Pの保持状態が維持される。
なお、このセクションE位置では更に重量の大きい被包
体の投入によってネット袋Pがシュート板9から外れて
しまうのを防止するためにネット袋Pの下方に被包体M
の重量を受け止める受け部材を配置するようにしてもよ
い。
【0023】セクションF及びGの位置では、作業者に
より被包体Mを収容したネット袋Pの外側から被包体M
の位置を移動させたりしてネット袋Pの包装形態の矯正
が必要に応じておこなわれる。更に、ターンテーブル3
が回転してホッパー部7がセクションHに位置に配置さ
れると、結束装置10の収束機構11が被包体Mが収容
されたネット袋Pの口部を収束させながら把持してシュ
ート板9の先端部9aから外し、ネット袋Pを結束機1
2の結束位置に搬送させて結束機12によりネット袋P
の口部が結束される。結束機12により結束された包装
体が搬送用コンベア13により搬出される。
【0024】なお、上記実施例では、8枚のシュート板
9で投入ガイド8を形成しているものであるが、シュー
ト板9の数はこれに限ることはなく2枚以上のシュート
板9であれば投入ガイド8を形成することが可能であ
る。また、上記実施例では、摩擦面24を形成する部材
としてウレタンゴム等の摩擦片25をシュート板9の外
側面に接着等により取り付けて構成しているが、シュー
ト板9の外側面にヤスリ目のように細かいギザ歯を形成
して摩擦面24を形成したものでもよい。更に、この摩
擦面24との間でネット袋を狭持する係合縁28につい
ても、上記のように細かいキザ歯を形成した係合縁とし
ても同様な作用が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、環状に配置
した複数のシュート板によって被包体Mの投入ガイドを
形成するとともに、各々のシュート板を回動可能に支持
し、下端部を内側に向けて傾斜するように回動させるこ
とによって投入ガイドを逆向きの円錐形状に形成するの
で、シュート板の先端部にネット袋を容易にセットする
ことが可能である。また、シュート板の先端の外側面に
摩擦面を形成しているので、セットしたネット袋の収縮
性によりネット袋の口部が摩擦面に密着するので、特別
な保持機構等を必要とせずともネット袋をシュート板の
先端に保持させることが可能である。
【0026】更に、上記摩擦面と当接される係合縁を形
成した保持部材をシュート板の外周側に配置して、シュ
ート板の下端を外側に回動させることによりネット袋の
口部を摩擦面と係合縁との間で狭持させるようにしてい
るので、摩擦面による摩擦による保持作用と摩擦面と係
合縁による狭持作用が相乗的に作用して大きな保持力が
発揮され、投入ガイドからネット袋内に投入される被包
体Mの重量を充分受け止めることが可能である。
【0027】更に、請求項2の発明では、上記保持部材
を上下方向にスライド可動に配置し、ネット袋の装着時
にはこの保持部材を投入ガイドの先端部から摩擦面より
も上方位置へ退避させるようにしているので、ネット袋
の装着時に作業者の手が保持部材に触れてネット袋を投
入ガイドの先端部に装着する操作の傷害となってしまう
ことが回避でき、容易に包装作業をおこなうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネット袋保持装置を実施したネット袋
包装装置の側面図。
【図2】図1と同じネット袋包装装置の平面図。
【図3】図1と同じネット袋包装装置の投入ガイドが閉
じた状態のホッパー部の縦断側面図
【図4】図3と同じ状態のホッパー部の平面図。
【図5】図3におけるI−I線での断面図。
【図6】投入ガイドが閉じた状態の本発明のネット袋保
持装置の主要部の斜視図。
【図7】図1と同じネット袋包装装置の投入ガイドが開
いた状態のホッパー部の縦断側面図。
【図8】図7と同じ状態のホッパー部の平面図。
【図9】図7におけるII−II線での断面図。
【図10】投入ガイドが開いた状態の本発明のネット袋
保持装置の主要部の斜視図。
【図11】シュート板と保持部材とのでネット袋を狭持
した状態の拡大断面図。
【符号の説明】
1 ネット袋包装装置 2 フレーム 3 ターンテーブル 4 電動モータ 5 減速ギヤ 6 インデックス 7 ホッパー部 8 投入ガイド 9 シュート板 10 結束装置 11 収束機構 12 結束機 13 搬送コンベア 14 投入シュート 15 ブラケット 16 枢支軸 17 作動リング 18 カム溝 19 ブラケット 20 ピン 21 ローラ 22 突出片 23 エアシリンダ 24 摩擦面 25 摩擦片 26 U形縁ゴム 27 保持部材 28 係合縁 29 垂直壁 30 スライドガイド 31 カムローラ 32 カムレール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネット状に編成された包装袋の口部を開
    口状態に保持させ、該ネット袋内に玉葱やニンニク等の
    野菜類又は夏みかん等の柑橘類等の被包体を投入すると
    ともにネット袋の口部を収束させて結束するようにした
    ネット袋包装装置において、被包体をネット袋内へ投入
    する投入口を取り巻くように円周状に配置されるととも
    に各々が回動可能に支持された複数のシュート板により
    被包体の投入ガイドを形成し、各々のシュート板がほぼ
    垂直になる開放位置と各々のシュート板の先端部が内側
    に向けて傾斜する閉鎖位置との間でシュート板を作動さ
    せるように構成し、各々のシュート板の下部外周面に摩
    擦面を形成してネット袋の口部を投入ガイドの先端に保
    持させるようにするとともに、該シュート板の摩擦面に
    当接される係合縁を形成した保持部材を前記シュート板
    の外周側に配置し、シュート板を開放位置に作動させた
    ときに前記摩擦面と係合縁との間でネット袋の口部を狭
    持させるようにしたことを特徴とするネット袋保持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記係合縁を形成している保持部材をシ
    ュート板の上下方向に沿って移動可能に支持させて配置
    し、ネット袋の装着作業時に前記保持部材を前記摩擦面
    より上方位置に退避させるようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のネット袋保持装置。
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