JP2003261103A - 包装装置 - Google Patents
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- JP2003261103A JP2003261103A JP2002056054A JP2002056054A JP2003261103A JP 2003261103 A JP2003261103 A JP 2003261103A JP 2002056054 A JP2002056054 A JP 2002056054A JP 2002056054 A JP2002056054 A JP 2002056054A JP 2003261103 A JP2003261103 A JP 2003261103A
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- film
- packaging
- packaging device
- roller
- stretch film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装後の見映えが悪くなる不具合を抑えるこ
とができる包装装置を提供する。 【解決手段】 包装装置100は、フィルム搬送機構5
により搬送されて包装部に張設されたストレッチフィル
ムFmに対してトレーTを押し当てて包装する包装装置
であって、制御部を備える。この制御部は、所定条件を
満たした場合には、張設されたストレッチフィルムFm
をさらに搬送させた後、ストレッチフィルムFmにトレ
ーTを押し当てる包装動作を行わせる。
とができる包装装置を提供する。 【解決手段】 包装装置100は、フィルム搬送機構5
により搬送されて包装部に張設されたストレッチフィル
ムFmに対してトレーTを押し当てて包装する包装装置
であって、制御部を備える。この制御部は、所定条件を
満たした場合には、張設されたストレッチフィルムFm
をさらに搬送させた後、ストレッチフィルムFmにトレ
ーTを押し当てる包装動作を行わせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装装置、特に、フ
ィルム搬送機構により搬送されて包装部に張設されたス
トレッチフィルムに対して被包装物を押し当てて包装す
る包装装置に関する。
ィルム搬送機構により搬送されて包装部に張設されたス
トレッチフィルムに対して被包装物を押し当てて包装す
る包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】青果物やトレーに盛られた食品などの被
包装物をフィルムで覆って包装する包装装置が広く利用
されている。この包装装置には、包装能力を上げる等の
目的で、被包装物の投入前に、あらかじめフィルムを張
った状態で待機させておき、投入された被包装物をこの
待機しているフィルムに押し当てて包装を行うものがあ
る。例えば、いわゆるストレッチ包装装置では、フィル
ム搬送装置によりフィルムを搬送し、間隔を隔てて設け
られているフィルム支持部材の間にフィルムを張った状
態にする。そして、この張設されたフィルムに対して被
包装物を押し上げ、フィルムの周辺部を被包装物の底部
側に折り込んで熱シールすることで、被包装物をフィル
ムによって包装する。また、特開2001−32860
8号公報に開示されているような、いわゆるトップシー
ル式包装装置でも、フィルム搬送装置によりフィルムを
搬送し、間隔を隔てて設けられているフィルム支持部材
の間にフィルムを張った状態にする。そして、張設され
たフィルムに対して、トレー等の上部が開口した被包装
物を下方から突き上げて、その状態でヒートローラ等を
フィルムの上方から被包装物の開口周囲部分に当接させ
て被包装物の開口周囲部分を加熱するとともにヒートロ
ーラ等を被包装物の開口周囲部分に沿って移動させる。
このようにして、フィルムを被包装物の開口周囲部分の
全周に溶着させるとともに溶着部分の外側でフィルムを
溶断させている。
包装物をフィルムで覆って包装する包装装置が広く利用
されている。この包装装置には、包装能力を上げる等の
目的で、被包装物の投入前に、あらかじめフィルムを張
った状態で待機させておき、投入された被包装物をこの
待機しているフィルムに押し当てて包装を行うものがあ
る。例えば、いわゆるストレッチ包装装置では、フィル
ム搬送装置によりフィルムを搬送し、間隔を隔てて設け
られているフィルム支持部材の間にフィルムを張った状
態にする。そして、この張設されたフィルムに対して被
包装物を押し上げ、フィルムの周辺部を被包装物の底部
側に折り込んで熱シールすることで、被包装物をフィル
ムによって包装する。また、特開2001−32860
8号公報に開示されているような、いわゆるトップシー
ル式包装装置でも、フィルム搬送装置によりフィルムを
搬送し、間隔を隔てて設けられているフィルム支持部材
の間にフィルムを張った状態にする。そして、張設され
たフィルムに対して、トレー等の上部が開口した被包装
物を下方から突き上げて、その状態でヒートローラ等を
フィルムの上方から被包装物の開口周囲部分に当接させ
て被包装物の開口周囲部分を加熱するとともにヒートロ
ーラ等を被包装物の開口周囲部分に沿って移動させる。
このようにして、フィルムを被包装物の開口周囲部分の
全周に溶着させるとともに溶着部分の外側でフィルムを
溶断させている。
【0003】このような包装装置により被包装物を包装
することにより、シワの少ない美しい包装を行うことが
できる。
することにより、シワの少ない美しい包装を行うことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の包装装
置では、包装動作前のフィルムの状態によっては、包装
後の見映えが悪くなることがあった。すなわち、張設さ
れたフィルムにシワが入ってしまった場合は、そのまま
被包装物をフィルムに押し当てて包装を行うと、シワの
入った包装になってしまう。例えば、包装装置のカバー
を開けて、包装装置内部の調整をしたときにフィルムに
シワが入ってしまい、これに気づかずにそのまま包装を
行ってしまうことがある。また、包装動作中にエラーが
発生して包装装置が停止したときに、フィルムにシワや
捩れが生じ、エラー解除後にそのまま包装を行ってしま
うこともある。このように、従来の包装装置では、張設
されたフィルムの状態によっては包装後の見映えが悪く
なる場合がある。
置では、包装動作前のフィルムの状態によっては、包装
後の見映えが悪くなることがあった。すなわち、張設さ
れたフィルムにシワが入ってしまった場合は、そのまま
被包装物をフィルムに押し当てて包装を行うと、シワの
入った包装になってしまう。例えば、包装装置のカバー
を開けて、包装装置内部の調整をしたときにフィルムに
シワが入ってしまい、これに気づかずにそのまま包装を
行ってしまうことがある。また、包装動作中にエラーが
発生して包装装置が停止したときに、フィルムにシワや
捩れが生じ、エラー解除後にそのまま包装を行ってしま
うこともある。このように、従来の包装装置では、張設
されたフィルムの状態によっては包装後の見映えが悪く
なる場合がある。
【0005】本発明の課題は、包装後の見映えが悪くな
る不具合を抑えることができる包装装置を提供すること
にある。
る不具合を抑えることができる包装装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、フィルム搬送機構により搬送されて包装部に張設さ
れたストレッチフィルムに対して被包装物を押し当てて
包装する包装装置であって、制御部を備える。この制御
部は、所定条件を満たした場合には、張設されたストレ
ッチフィルムをさらに搬送させた後、ストレッチフィル
ムに被包装物を押し当てる包装動作を行わせる。
は、フィルム搬送機構により搬送されて包装部に張設さ
れたストレッチフィルムに対して被包装物を押し当てて
包装する包装装置であって、制御部を備える。この制御
部は、所定条件を満たした場合には、張設されたストレ
ッチフィルムをさらに搬送させた後、ストレッチフィル
ムに被包装物を押し当てる包装動作を行わせる。
【0007】この包装装置では、制御部は、例えば、フ
ィルム搬送機構により搬送されて包装部に張設された状
態のストレッチフィルムにシワが生じうる状況が発生し
た場合に、ストレッチフィルムをさらに搬送させた後
(以下、この搬送を「予備搬送」という。)、ストレッ
チフィルムに被包装物を押し当てる包装動作を行わせ
る。このため、万一、張設された状態のストレッチフィ
ルムにシワが生じていても、予備搬送により、シワが入
った部分は送り去られシワの生じていない新たなフィル
ムが搬送される。そして、この新たなフィルムに対して
被包装物を押し当てる包装動作が行われる。これによ
り、張設された状態のストレッチフィルムにシワが生じ
た場合でも、シワの生じていない新たなフィルムによ
り、シワの少ない美しい包装を行うことができる。従っ
て、この包装装置によれば、包装後の見映えが悪くなる
不具合を抑えることができる。
ィルム搬送機構により搬送されて包装部に張設された状
態のストレッチフィルムにシワが生じうる状況が発生し
た場合に、ストレッチフィルムをさらに搬送させた後
(以下、この搬送を「予備搬送」という。)、ストレッ
チフィルムに被包装物を押し当てる包装動作を行わせ
る。このため、万一、張設された状態のストレッチフィ
ルムにシワが生じていても、予備搬送により、シワが入
った部分は送り去られシワの生じていない新たなフィル
ムが搬送される。そして、この新たなフィルムに対して
被包装物を押し当てる包装動作が行われる。これによ
り、張設された状態のストレッチフィルムにシワが生じ
た場合でも、シワの生じていない新たなフィルムによ
り、シワの少ない美しい包装を行うことができる。従っ
て、この包装装置によれば、包装後の見映えが悪くなる
不具合を抑えることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の包装装置であって、制御部は、所定条件を満たした場
合には、包装装置の包装動作の開始指令を受けた後に、
ストレッチフィルムをさらに搬送させる。この包装装置
では、制御部は、所定条件を満たした場合には、包装装
置の包装動作の開始指令を受けた後であって、ストレッ
チフィルムに被包装物を押し当てる包装動作を行う前
に、予備搬送を行う。すなわち、この包装装置では、制
御部は、所定条件を満たした場合には、次の包装動作を
行う直前に予備搬送を行う。このため、予備搬送を行っ
てから包装動作を行うまでの時間が短くなり、予備搬送
後の待機中のフィルムにシワが生じる恐れが小さくな
る。従って、この包装装置によれば、包装後の見映えが
悪くなる不具合を抑えることができる。
の包装装置であって、制御部は、所定条件を満たした場
合には、包装装置の包装動作の開始指令を受けた後に、
ストレッチフィルムをさらに搬送させる。この包装装置
では、制御部は、所定条件を満たした場合には、包装装
置の包装動作の開始指令を受けた後であって、ストレッ
チフィルムに被包装物を押し当てる包装動作を行う前
に、予備搬送を行う。すなわち、この包装装置では、制
御部は、所定条件を満たした場合には、次の包装動作を
行う直前に予備搬送を行う。このため、予備搬送を行っ
てから包装動作を行うまでの時間が短くなり、予備搬送
後の待機中のフィルムにシワが生じる恐れが小さくな
る。従って、この包装装置によれば、包装後の見映えが
悪くなる不具合を抑えることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の包装装置であって、所定条件は、包装装置に
ストレッチフィルムを装填したことである。包装装置に
ストレッチフィルムを装填する際にはストレッチフィル
ムが作業者の手や包装装置の構成部品に触れることが多
いため、包装装置に装填された直後のストレッチフィル
ムには、シワや捩れが生じている恐れがある。
2に記載の包装装置であって、所定条件は、包装装置に
ストレッチフィルムを装填したことである。包装装置に
ストレッチフィルムを装填する際にはストレッチフィル
ムが作業者の手や包装装置の構成部品に触れることが多
いため、包装装置に装填された直後のストレッチフィル
ムには、シワや捩れが生じている恐れがある。
【0010】しかし、この包装装置では、制御部は、包
装装置にストレッチフィルムを装填した場合は、予備搬
送を行ってから、ストレッチフィルムに被包装物を押し
当てる包装動作を行わせる。これにより、包装装置に装
填されたストレッチフィルムにシワが生じている場合で
も、シワの生じていない新たなフィルムにより、シワの
少ない美しい包装を行うことができる。従って、この包
装装置によれば、包装後の見映えが悪くなる不具合を抑
えることができる。
装装置にストレッチフィルムを装填した場合は、予備搬
送を行ってから、ストレッチフィルムに被包装物を押し
当てる包装動作を行わせる。これにより、包装装置に装
填されたストレッチフィルムにシワが生じている場合で
も、シワの生じていない新たなフィルムにより、シワの
少ない美しい包装を行うことができる。従って、この包
装装置によれば、包装後の見映えが悪くなる不具合を抑
えることができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の包装装置であって、この包装装置は、張設さ
れたストレッチフィルムを覆う開閉自在のカバーをさら
に備えている。そして、所定条件は、このカバーを開い
たことである。包装装置では、安全性の観点から包装動
作を行う構成部分を覆うカバーを備えていることが多
く、包装動作中は、このカバーが、張設されたストレッ
チフィルムを覆っている。そして、メンテナンスや調整
等の利便性の観点から、このカバーは、開閉自在になっ
ていることが多い。しかし、カバーを開いた状態では、
張設されたストレッチフィルムが包装装置の外部に露出
した状態になっており、人の手が接触するなどしてスト
レッチフィルムにシワや捩れが生じる恐れがある。
2に記載の包装装置であって、この包装装置は、張設さ
れたストレッチフィルムを覆う開閉自在のカバーをさら
に備えている。そして、所定条件は、このカバーを開い
たことである。包装装置では、安全性の観点から包装動
作を行う構成部分を覆うカバーを備えていることが多
く、包装動作中は、このカバーが、張設されたストレッ
チフィルムを覆っている。そして、メンテナンスや調整
等の利便性の観点から、このカバーは、開閉自在になっ
ていることが多い。しかし、カバーを開いた状態では、
張設されたストレッチフィルムが包装装置の外部に露出
した状態になっており、人の手が接触するなどしてスト
レッチフィルムにシワや捩れが生じる恐れがある。
【0012】しかし、この包装装置では、制御部は、カ
バーを開いた場合は、次に包装を行うときに、予備搬送
を行ってから、ストレッチフィルムに被包装物を押し当
てる包装動作を行わせる。これにより、カバーを開けた
際に張設されたストレッチフィルムにシワが生じた場合
でも、シワの生じていない新たなフィルムにより、シワ
の少ない美しい包装を行うことができる。従って、この
包装装置によれば、包装後の見映えが悪くなる不具合を
抑えることができる。
バーを開いた場合は、次に包装を行うときに、予備搬送
を行ってから、ストレッチフィルムに被包装物を押し当
てる包装動作を行わせる。これにより、カバーを開けた
際に張設されたストレッチフィルムにシワが生じた場合
でも、シワの生じていない新たなフィルムにより、シワ
の少ない美しい包装を行うことができる。従って、この
包装装置によれば、包装後の見映えが悪くなる不具合を
抑えることができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2に記載の包装装置であって、包装装置は、包装装置に
異常が発生した場合に作動し包装装置の動作を停止させ
る異常監視部を有している。そして、所定条件は、異常
監視部が作動したことである。包装装置では、安全性の
観点から包装装置に異常が発生した場合に作動して包装
装置の動作を停止させる異常監視部を有していることが
ある。そして、異常が発生した場合には、この異常監視
部が作動し包装装置の動作を停止させるが、この異常の
発生のために、張設されたストレッチフィルムにシワや
捩れが発生する恐れがある。
2に記載の包装装置であって、包装装置は、包装装置に
異常が発生した場合に作動し包装装置の動作を停止させ
る異常監視部を有している。そして、所定条件は、異常
監視部が作動したことである。包装装置では、安全性の
観点から包装装置に異常が発生した場合に作動して包装
装置の動作を停止させる異常監視部を有していることが
ある。そして、異常が発生した場合には、この異常監視
部が作動し包装装置の動作を停止させるが、この異常の
発生のために、張設されたストレッチフィルムにシワや
捩れが発生する恐れがある。
【0014】しかし、この包装装置では、制御部は異常
監視部が作動した場合には、次に包装を行うときに、予
備搬送を行ってから、ストレッチフィルムに被包装物を
押し当てる包装動作を行わせる。これにより、異常の発
生のために、張設されたストレッチフィルムにシワや捩
れが生じた場合でも、シワ等の生じていない新たなフィ
ルムにより、シワ等の少ない美しい包装を行うことがで
きる。従って、この包装装置によれば、包装後の見映え
が悪くなる不具合を抑えることができる。
監視部が作動した場合には、次に包装を行うときに、予
備搬送を行ってから、ストレッチフィルムに被包装物を
押し当てる包装動作を行わせる。これにより、異常の発
生のために、張設されたストレッチフィルムにシワや捩
れが生じた場合でも、シワ等の生じていない新たなフィ
ルムにより、シワ等の少ない美しい包装を行うことがで
きる。従って、この包装装置によれば、包装後の見映え
が悪くなる不具合を抑えることができる。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1または
2に記載の包装装置であって、所定条件は、包装装置の
電源を入れたことである。包装装置の電源を入れた際に
は、張設されたストレッチフィルムにシワや捩れが発生
している恐れがある。すなわち、電源を入れる前の包装
装置は、電源が入っていない状態で一定時間使用されて
いないため、この間にストレッチフィルムにシワや捩れ
が発生している恐れがある。
2に記載の包装装置であって、所定条件は、包装装置の
電源を入れたことである。包装装置の電源を入れた際に
は、張設されたストレッチフィルムにシワや捩れが発生
している恐れがある。すなわち、電源を入れる前の包装
装置は、電源が入っていない状態で一定時間使用されて
いないため、この間にストレッチフィルムにシワや捩れ
が発生している恐れがある。
【0016】しかし、この包装装置では、制御部は包装
装置の電源を入れた場合には、次に包装を行うときに、
予備搬送を行ってから、ストレッチフィルムに被包装物
を押し当てる包装動作を行わせる。これにより、電源を
入れる前に、張設されたストレッチフィルムにシワや捩
れが生じた場合でも、シワ等の生じていない新たなフィ
ルムにより、シワ等の少ない美しい包装を行うことがで
きる。従って、この包装装置によれば、包装後の見映え
が悪くなる不具合を抑えることができる。
装置の電源を入れた場合には、次に包装を行うときに、
予備搬送を行ってから、ストレッチフィルムに被包装物
を押し当てる包装動作を行わせる。これにより、電源を
入れる前に、張設されたストレッチフィルムにシワや捩
れが生じた場合でも、シワ等の生じていない新たなフィ
ルムにより、シワ等の少ない美しい包装を行うことがで
きる。従って、この包装装置によれば、包装後の見映え
が悪くなる不具合を抑えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】<装置の概略>本発明の一実施形
態であるトップシール式の包装装置の正面図を図1に、
側面図を図2に示す。ここに示す包装装置100は、肉
や魚などの生鮮食品や総菜などの加工食品を収容したト
レーTの上部開口をストレッチフィルムFmで覆い(図
5参照)、図6および図9に示すように、トレーTの開
口の周囲に位置するフランジ(トレーの開口周囲部分)
FLとストレッチフィルムFmとを熱溶着させてシール
を行う装置である。
態であるトップシール式の包装装置の正面図を図1に、
側面図を図2に示す。ここに示す包装装置100は、肉
や魚などの生鮮食品や総菜などの加工食品を収容したト
レーTの上部開口をストレッチフィルムFmで覆い(図
5参照)、図6および図9に示すように、トレーTの開
口の周囲に位置するフランジ(トレーの開口周囲部分)
FLとストレッチフィルムFmとを熱溶着させてシール
を行う装置である。
【0018】<装置の構成>図3及び図4に包装装置1
00の内部の構成を示す。なお、図3及び図4において
は、ケーシング1を2点鎖線で示している。この包装装
置100は、ケーシング1、フレーム1a、トレーTを
保持するトレー置載保持機構2、トレー置載保持機構2
の上方に位置する4本のローラ3、トレー置載保持機構
2とローラ3との間にストレッチフィルムFmを供給す
るフィルム搬送機構5、トレー置載保持機構2を昇降さ
せるリフト機構6、ローラ3を主として上下に移動させ
るローラ上下移動機構7、旋回軸を2つ有し各旋回軸8
1a,81b回りにローラ3を旋回させるローラ旋回機
構8、トレー置載保持機構2とローラ3との間において
ストレッチフィルムFmを保持して引き伸ばすフィルム
保持機構9、各機構の制御を行う制御部10(図10参
照)などから構成されている。
00の内部の構成を示す。なお、図3及び図4において
は、ケーシング1を2点鎖線で示している。この包装装
置100は、ケーシング1、フレーム1a、トレーTを
保持するトレー置載保持機構2、トレー置載保持機構2
の上方に位置する4本のローラ3、トレー置載保持機構
2とローラ3との間にストレッチフィルムFmを供給す
るフィルム搬送機構5、トレー置載保持機構2を昇降さ
せるリフト機構6、ローラ3を主として上下に移動させ
るローラ上下移動機構7、旋回軸を2つ有し各旋回軸8
1a,81b回りにローラ3を旋回させるローラ旋回機
構8、トレー置載保持機構2とローラ3との間において
ストレッチフィルムFmを保持して引き伸ばすフィルム
保持機構9、各機構の制御を行う制御部10(図10参
照)などから構成されている。
【0019】<各部の構成詳細>
〔ケーシング1〕ケーシング1は、図1及び2に示すよ
うに、主として、ケーシング本体11、ケーシング本体
11に開閉自在に設けられたカバー12、引出し部13
から構成されている。カバー12は、ケーシング本体1
1の上部に設けられており、支点12aを中心に上下方
向に移動させることにより開閉することができる。カバ
ー12は、閉じた状態では、後述するフィルム搬送機構
5により搬送され張設されたストレッチフィルムFmを
覆い、包装装置100の内部を保護する。カバー12
は、開いた状態では、後述するローラ3と共に上方へ移
動し、包装装置100の使用者は内部のメンテナンス等
を行うことができる。また、カバー12の支点12a付
近にはカバー12の開閉を検知するセンサ12bが設け
られており、センサ12bはカバー12の開閉情報を制
御部10へと送る。
うに、主として、ケーシング本体11、ケーシング本体
11に開閉自在に設けられたカバー12、引出し部13
から構成されている。カバー12は、ケーシング本体1
1の上部に設けられており、支点12aを中心に上下方
向に移動させることにより開閉することができる。カバ
ー12は、閉じた状態では、後述するフィルム搬送機構
5により搬送され張設されたストレッチフィルムFmを
覆い、包装装置100の内部を保護する。カバー12
は、開いた状態では、後述するローラ3と共に上方へ移
動し、包装装置100の使用者は内部のメンテナンス等
を行うことができる。また、カバー12の支点12a付
近にはカバー12の開閉を検知するセンサ12bが設け
られており、センサ12bはカバー12の開閉情報を制
御部10へと送る。
【0020】カバー12の上部には傾斜面が設けられて
おり、この傾斜面の表面には操作パネル14が設けられ
ている。使用者はこの操作パネル14により、包装装置
100の操作内容を入力することができる。引出し部1
3は、ケーシング本体11の下部の中央に設けられてい
る。引出し部13は、その内部に設けられたトレー置載
保持機構2とともに引出され、また逆に押し込まれる
(図4参照)。
おり、この傾斜面の表面には操作パネル14が設けられ
ている。使用者はこの操作パネル14により、包装装置
100の操作内容を入力することができる。引出し部1
3は、ケーシング本体11の下部の中央に設けられてい
る。引出し部13は、その内部に設けられたトレー置載
保持機構2とともに引出され、また逆に押し込まれる
(図4参照)。
【0021】〔トレー置載保持機構2〕トレー置載保持
機構2は、トレーTをその上面に載せて保持するもので
あり、リフト機構6によって昇降させられる。また、ト
レー置載保持機構2は、図4において実線で示す位置か
ら2点鎖線で示す位置に引き出し、また逆に押し込むこ
とができる。この水平移動は、人手あるいは図示しない
駆動手段によって為される。
機構2は、トレーTをその上面に載せて保持するもので
あり、リフト機構6によって昇降させられる。また、ト
レー置載保持機構2は、図4において実線で示す位置か
ら2点鎖線で示す位置に引き出し、また逆に押し込むこ
とができる。この水平移動は、人手あるいは図示しない
駆動手段によって為される。
【0022】トレー置載保持機構2に対してトレーTを
載せる作業は、操作者が手作業で行ってもよいし、別に
用意されたトレーTの搬送装置のようなものから自動的
に移載するようにしてもよい。トレー置載保持機構2
は、載せられたトレーTを、複数の保持部材22,2
3,24等(図9参照)によって平面位置がずれないよ
うに保持する。
載せる作業は、操作者が手作業で行ってもよいし、別に
用意されたトレーTの搬送装置のようなものから自動的
に移載するようにしてもよい。トレー置載保持機構2
は、載せられたトレーTを、複数の保持部材22,2
3,24等(図9参照)によって平面位置がずれないよ
うに保持する。
【0023】〔ローラ3〕ローラ3は、円筒状の部材で
あって、後述するローラ上下移動機構7のローラ支持部
材71によって回転自在に軸支されているものである。
ローラ3の表面には、ストレッチフィルムFmとの摩擦
抵抗を低減させるために、他の部分よりも柔らかい層が
形成されている。具体的には、ローラ3の表面は樹脂や
合成ゴム等の弾性物により形成されており、トレーTの
フランジFLの表面に微少な凹凸がある場合にもストレ
ッチフィルムFmとフランジFLとの圧着が確保される
ようになっている。
あって、後述するローラ上下移動機構7のローラ支持部
材71によって回転自在に軸支されているものである。
ローラ3の表面には、ストレッチフィルムFmとの摩擦
抵抗を低減させるために、他の部分よりも柔らかい層が
形成されている。具体的には、ローラ3の表面は樹脂や
合成ゴム等の弾性物により形成されており、トレーTの
フランジFLの表面に微少な凹凸がある場合にもストレ
ッチフィルムFmとフランジFLとの圧着が確保される
ようになっている。
【0024】また、ローラ3は、図7に示すように、後
述するローラ旋回機構8の旋回軸81a,81bに対し
て、それぞれ2本設けられている。図7は、ローラ3を
下から見たときの配置図である。このように、ローラ3
は、平面的には図7に示すように配置されており、各旋
回軸81a,81bに約110°の角度で取り付けられ
ている。
述するローラ旋回機構8の旋回軸81a,81bに対し
て、それぞれ2本設けられている。図7は、ローラ3を
下から見たときの配置図である。このように、ローラ3
は、平面的には図7に示すように配置されており、各旋
回軸81a,81bに約110°の角度で取り付けられ
ている。
【0025】また、これらのローラ3は、図4および図
6に示すように、側方から見たときに水平面に平行なト
レーTの上面に対して傾斜した状態で、ローラ支持部材
71に支持されている。この傾斜は、旋回軸81a,8
1b側のローラ3の端部が他端よりも高い位置にくるよ
うな傾斜に設定される。また、ローラ3の内部には、ロ
ーラ3を加熱するヒータが配置されている。このヒータ
の仕様は、シールするトレーTやストレッチフィルムF
mの材質に応じ、シールによって奪われる熱量を短時間
で回復できるエネルギーの入力が必要なことを考慮し
て、適当な仕様が選択されている。
6に示すように、側方から見たときに水平面に平行なト
レーTの上面に対して傾斜した状態で、ローラ支持部材
71に支持されている。この傾斜は、旋回軸81a,8
1b側のローラ3の端部が他端よりも高い位置にくるよ
うな傾斜に設定される。また、ローラ3の内部には、ロ
ーラ3を加熱するヒータが配置されている。このヒータ
の仕様は、シールするトレーTやストレッチフィルムF
mの材質に応じ、シールによって奪われる熱量を短時間
で回復できるエネルギーの入力が必要なことを考慮し
て、適当な仕様が選択されている。
【0026】〔フィルム搬送機構5〕フィルム搬送機構
5は、下降状態にあるトレー置載保持機構2とローラ3
との間の空間にストレッチフィルムFmを搬送するとと
もに、シールに伴う溶断によって一部が切り抜かれたス
トレッチフィルムFmを巻き取る機構である。搬送され
たストレッチフィルムFmは、後述する繰り出しローラ
52aとフィルム支持ローラ52dとの間(包装部)に
張設される。このフィルム搬送機構5は、図3に示すよ
うに、フィルムセット部51と、フィルム巻き取り部5
3と、フィルム搬送部52とから構成されている。フィ
ルムセット部51、フィルム搬送部52、およびフィル
ム巻き取り部53は、それぞれフレーム1aに支持され
ている。
5は、下降状態にあるトレー置載保持機構2とローラ3
との間の空間にストレッチフィルムFmを搬送するとと
もに、シールに伴う溶断によって一部が切り抜かれたス
トレッチフィルムFmを巻き取る機構である。搬送され
たストレッチフィルムFmは、後述する繰り出しローラ
52aとフィルム支持ローラ52dとの間(包装部)に
張設される。このフィルム搬送機構5は、図3に示すよ
うに、フィルムセット部51と、フィルム巻き取り部5
3と、フィルム搬送部52とから構成されている。フィ
ルムセット部51、フィルム搬送部52、およびフィル
ム巻き取り部53は、それぞれフレーム1aに支持され
ている。
【0027】フィルムセット部51は、ストレッチフィ
ルムFmのフィルムロールRを回転可能に支持する部材
から構成されており、フィルムロールRを保持してスト
レッチフィルムFmの供給源となる。このフィルムセッ
ト部51は、上下移動可能な芯支持部材51aと、フィ
ルムロールRの斜め下方を支える支持ローラ51bとを
有している。フィルムロールRは、これらの芯支持部材
51aおよび支持ローラ51bと、後述するフィルム搬
送部52の繰り出しローラ52aとによって支えられて
いる(図3参照)。
ルムFmのフィルムロールRを回転可能に支持する部材
から構成されており、フィルムロールRを保持してスト
レッチフィルムFmの供給源となる。このフィルムセッ
ト部51は、上下移動可能な芯支持部材51aと、フィ
ルムロールRの斜め下方を支える支持ローラ51bとを
有している。フィルムロールRは、これらの芯支持部材
51aおよび支持ローラ51bと、後述するフィルム搬
送部52の繰り出しローラ52aとによって支えられて
いる(図3参照)。
【0028】フィルム巻き取り部53は、トレーTの包
装(トップシール)により一部が抜き取られた残りのス
トレッチフィルムFmを巻き取るために設けられてお
り、巻き取り軸53aを有している。この巻き取り軸5
3aは、後述するモータ52cに掛けられているベルト
53bによって回転する。フィルム搬送部52は、繰り
出しローラ52aと、繰り出しローラ52aをベルト5
2bを介して回転駆動するモータ52cと、フィルム支
持ローラ52dとを備えている。フィルムロールRから
引き出されたストレッチフィルムFmは、繰り出しロー
ラ52aの回転駆動によって、フィルム巻き取り部53
側へと送り出される。また、モータ52cの回転に伴い
繰り出しローラ52aとともに巻き取り軸53aも回転
するため、ストレッチフィルムFmは、フィルムロール
Rから繰り出されながら巻き取り軸53aに巻き取られ
ていく。巻き取り軸53aの回転数は、繰り出しローラ
52aの回転数よりも大きくなるように設定されてい
る。このため、ストレッチフィルムFmには搬送方向に
沿った張力が作用した状態になる。これにより、たるみ
の無い搬送が行われる。
装(トップシール)により一部が抜き取られた残りのス
トレッチフィルムFmを巻き取るために設けられてお
り、巻き取り軸53aを有している。この巻き取り軸5
3aは、後述するモータ52cに掛けられているベルト
53bによって回転する。フィルム搬送部52は、繰り
出しローラ52aと、繰り出しローラ52aをベルト5
2bを介して回転駆動するモータ52cと、フィルム支
持ローラ52dとを備えている。フィルムロールRから
引き出されたストレッチフィルムFmは、繰り出しロー
ラ52aの回転駆動によって、フィルム巻き取り部53
側へと送り出される。また、モータ52cの回転に伴い
繰り出しローラ52aとともに巻き取り軸53aも回転
するため、ストレッチフィルムFmは、フィルムロール
Rから繰り出されながら巻き取り軸53aに巻き取られ
ていく。巻き取り軸53aの回転数は、繰り出しローラ
52aの回転数よりも大きくなるように設定されてい
る。このため、ストレッチフィルムFmには搬送方向に
沿った張力が作用した状態になる。これにより、たるみ
の無い搬送が行われる。
【0029】繰り出しローラ52aは、ストレッチフィ
ルムFmに対してグリップ性を持ち、スリップを抑えて
所定量だけストレッチフィルムFmを繰り出すことがで
きる。具体的には、繰り出しローラ52aの表面に鏡面
処理を施し、繰り出しローラ52aの逆回転を防ぐワン
ウェイクラッチ(図示せず)を配備している。フィルム
支持ローラ52dは、フィルム巻き取り部53の近傍に
配置されており、その上面高さが繰り出しローラ52a
の下面と一致するようにセットされている(図3参
照)。このため、搬送中のストレッチフィルムFmのう
ち繰り出しローラ52aとフィルム支持ローラ52dと
の間にある部分については、水平状態が保たれる。
ルムFmに対してグリップ性を持ち、スリップを抑えて
所定量だけストレッチフィルムFmを繰り出すことがで
きる。具体的には、繰り出しローラ52aの表面に鏡面
処理を施し、繰り出しローラ52aの逆回転を防ぐワン
ウェイクラッチ(図示せず)を配備している。フィルム
支持ローラ52dは、フィルム巻き取り部53の近傍に
配置されており、その上面高さが繰り出しローラ52a
の下面と一致するようにセットされている(図3参
照)。このため、搬送中のストレッチフィルムFmのう
ち繰り出しローラ52aとフィルム支持ローラ52dと
の間にある部分については、水平状態が保たれる。
【0030】〔フィルム保持機構9〕フィルム保持機構
9は、フィルムセット部51からフィルム巻き取り部5
3へと続くストレッチフィルムFmのうち、繰り出しロ
ーラ52aとフィルム支持ローラ52dとの間にある水
平状態の部分の両側端を把持し、ストレッチフィルムF
mを幅方向(図4の左右方向)に引き伸ばす機構であ
る。このフィルム保持機構9は、フィルム搬送方向に延
びる一対のフィルム把持部91a,91bと、これらを
フィルム搬送方向に直交する方向(図4の左右方向)に
移動させるストレッチ駆動部(図示せず)とを有してい
る。
9は、フィルムセット部51からフィルム巻き取り部5
3へと続くストレッチフィルムFmのうち、繰り出しロ
ーラ52aとフィルム支持ローラ52dとの間にある水
平状態の部分の両側端を把持し、ストレッチフィルムF
mを幅方向(図4の左右方向)に引き伸ばす機構であ
る。このフィルム保持機構9は、フィルム搬送方向に延
びる一対のフィルム把持部91a,91bと、これらを
フィルム搬送方向に直交する方向(図4の左右方向)に
移動させるストレッチ駆動部(図示せず)とを有してい
る。
【0031】フィルム把持部91a,91bは、ストレ
ッチフィルムFmを上下両側から挟んで把持する構造に
なっており、図示しないソレノイドを用いてON/OF
Fされる。また、上からストレッチフィルムFmに接す
る部分には、摩擦係数の大きなゴム製(あるいは樹脂
製)のパッドが装着されており、フィルム把持部91
a,91bとストレッチフィルムFmとの滑りを防止し
ている。
ッチフィルムFmを上下両側から挟んで把持する構造に
なっており、図示しないソレノイドを用いてON/OF
Fされる。また、上からストレッチフィルムFmに接す
る部分には、摩擦係数の大きなゴム製(あるいは樹脂
製)のパッドが装着されており、フィルム把持部91
a,91bとストレッチフィルムFmとの滑りを防止し
ている。
【0032】〔リフト機構6〕リフト機構6は、トレー
Tを保持したトレー置載保持機構2を、図5に示すよう
にストレッチフィルムFmに対して突き上げる機構であ
る。このリフト機構6は、駆動モータ61、フレーム1
aに軸支されている大ギア62、リンク部材63、支点
64aで一端がフレーム1aに軸支されているレバー6
4、レバー64の先端に回転自在に装着されている円板
部材65などから構成されている。
Tを保持したトレー置載保持機構2を、図5に示すよう
にストレッチフィルムFmに対して突き上げる機構であ
る。このリフト機構6は、駆動モータ61、フレーム1
aに軸支されている大ギア62、リンク部材63、支点
64aで一端がフレーム1aに軸支されているレバー6
4、レバー64の先端に回転自在に装着されている円板
部材65などから構成されている。
【0033】駆動モータ61が作動すると、モータ軸に
固定されているギアを介して大ギア62が回動する。す
ると、リンク部材63を介してレバー64が支点64a
を中心に回動する。これにより、円板部材65により下
面が支持されているトレー置載保持機構2が上下動する
(図4および図5参照)。なお、トレー置載保持機構2
は、鉛直ガイドレール69によってガイドされており、
リフト機構6の作動により鉛直方向に移動する。
固定されているギアを介して大ギア62が回動する。す
ると、リンク部材63を介してレバー64が支点64a
を中心に回動する。これにより、円板部材65により下
面が支持されているトレー置載保持機構2が上下動する
(図4および図5参照)。なお、トレー置載保持機構2
は、鉛直ガイドレール69によってガイドされており、
リフト機構6の作動により鉛直方向に移動する。
【0034】〔ローラ上下移動機構7〕ローラ上下移動
機構7は、ローラ3の高さ位置を変えるための機構であ
って、図4に示すように、ローラ3を軸支するローラ支
持部材71と、リンク機構72と、押さえ板73と、押
さえ板73に上方から力を加えるレバー機構74と、レ
バー機構74を作動させるモータ75とから構成されて
いる。
機構7は、ローラ3の高さ位置を変えるための機構であ
って、図4に示すように、ローラ3を軸支するローラ支
持部材71と、リンク機構72と、押さえ板73と、押
さえ板73に上方から力を加えるレバー機構74と、レ
バー機構74を作動させるモータ75とから構成されて
いる。
【0035】ローラ支持部材71は、ローラ3が側面視
において図4および図5に示す傾斜状態となるように、
ローラ3を軸支する。図4および図5に図示するローラ
3内の1点鎖線は、ローラ3の回転軸である。リンク機
構72は、一端がローラ支持部材71をピン支持してお
り、他端が押さえ板73によって押し下げられる。この
リンク機構72の他端が押さえ板73によって押し下げ
られているときには、一端は図4および図5に示されて
いるように上にあがり、ローラ支持部材71およびロー
ラ3も上にあがった状態となる。一方、押さえ板73が
リンク機構72に力を加えなくなると、ローラ支持部材
71およびローラ3の自重などによってリンク機構72
の他端が下がる(図6参照)。
において図4および図5に示す傾斜状態となるように、
ローラ3を軸支する。図4および図5に図示するローラ
3内の1点鎖線は、ローラ3の回転軸である。リンク機
構72は、一端がローラ支持部材71をピン支持してお
り、他端が押さえ板73によって押し下げられる。この
リンク機構72の他端が押さえ板73によって押し下げ
られているときには、一端は図4および図5に示されて
いるように上にあがり、ローラ支持部材71およびロー
ラ3も上にあがった状態となる。一方、押さえ板73が
リンク機構72に力を加えなくなると、ローラ支持部材
71およびローラ3の自重などによってリンク機構72
の他端が下がる(図6参照)。
【0036】押さえ板73は、モータ75により作動す
るレバー機構74によって上方から力が加えられる。こ
の押さえ板73の外周部は、図5および図6に示すよう
に、リンク機構72の他端に軸支されている転動体(コ
ロ)の上に載った状態となっている。 〔ローラ旋回機構8〕ローラ旋回機構8は、ローラ3お
よびこれを支持するローラ支持部材71やリンク機構7
2をシール包装時に所定角度だけ旋回させる機構であ
る。このローラ旋回機構8は、主として、第1旋回軸8
1aと、第2旋回軸81bと、両旋回軸81a,81b
を回転させるモータ82とから構成されている。
るレバー機構74によって上方から力が加えられる。こ
の押さえ板73の外周部は、図5および図6に示すよう
に、リンク機構72の他端に軸支されている転動体(コ
ロ)の上に載った状態となっている。 〔ローラ旋回機構8〕ローラ旋回機構8は、ローラ3お
よびこれを支持するローラ支持部材71やリンク機構7
2をシール包装時に所定角度だけ旋回させる機構であ
る。このローラ旋回機構8は、主として、第1旋回軸8
1aと、第2旋回軸81bと、両旋回軸81a,81b
を回転させるモータ82とから構成されている。
【0037】第1旋回軸81aは、その下端が2つのリ
ンク機構72を支えるベース部材79に固定されてお
り、その上端がギアを介してメインギア83に噛合して
いる。このメインギア83は、プーリおよびベルト84
によってモータ82とつながっており、モータ82の作
動により回転する。第2旋回軸81bの下端は、別の2
つのリンク機構72を支えるベース部材79(第1旋回
軸81aが固定されるベース部材79とは別の部材)に
固定されている。また、第2旋回軸81bの上端は、ギ
アを介してメインギア83に噛合している(図7参
照)。
ンク機構72を支えるベース部材79に固定されてお
り、その上端がギアを介してメインギア83に噛合して
いる。このメインギア83は、プーリおよびベルト84
によってモータ82とつながっており、モータ82の作
動により回転する。第2旋回軸81bの下端は、別の2
つのリンク機構72を支えるベース部材79(第1旋回
軸81aが固定されるベース部材79とは別の部材)に
固定されている。また、第2旋回軸81bの上端は、ギ
アを介してメインギア83に噛合している(図7参
照)。
【0038】モータ82が所定角度だけ旋回軸81a,
81bを回転させると、各ローラ3は、第1旋回軸81
aあるいは第2旋回軸81bを回転中心として、所定角
度だけ旋回する(図8参照)。なお、図8においては、
理解の容易のため、第1旋回軸81aに連結されている
ローラ3をローラ3a,3bと、第2旋回軸81bに連
結されているローラ3をローラ3c,3dと表示してい
る。また、図9においては、旋回前のローラ3の位置を
実線で、旋回後のローラ3の位置を点線で示している。
81bを回転させると、各ローラ3は、第1旋回軸81
aあるいは第2旋回軸81bを回転中心として、所定角
度だけ旋回する(図8参照)。なお、図8においては、
理解の容易のため、第1旋回軸81aに連結されている
ローラ3をローラ3a,3bと、第2旋回軸81bに連
結されているローラ3をローラ3c,3dと表示してい
る。また、図9においては、旋回前のローラ3の位置を
実線で、旋回後のローラ3の位置を点線で示している。
【0039】〔制御部10〕制御部10は、図10に示
すように、ローラ3、フィルム搬送機構5、リフト機構
6、ローラ上下移動機構7、ローラ旋回機構8、フィル
ム保持機構9、センサ12b、操作パネル14等と接続
され、各機構の制御を行う。また、制御部10は、各機
構における異常の発生を監視する異常監視部10aを有
している。制御部10の制御内容については以下の包装
装置の動作の記載において説明する。
すように、ローラ3、フィルム搬送機構5、リフト機構
6、ローラ上下移動機構7、ローラ旋回機構8、フィル
ム保持機構9、センサ12b、操作パネル14等と接続
され、各機構の制御を行う。また、制御部10は、各機
構における異常の発生を監視する異常監視部10aを有
している。制御部10の制御内容については以下の包装
装置の動作の記載において説明する。
【0040】<包装装置の動作>まず、平常時の包装装
置の動作を説明する。 〔トレーTの置載〕図4において2点鎖線で示す位置に
引出されているトレー置載保持機構2上に食品等の被包
装物を収容したトレーTを載せると、人手あるいは図示
しない駆動手段によってトレー置載保持機構2がローラ
3の下方に水平移動する。
置の動作を説明する。 〔トレーTの置載〕図4において2点鎖線で示す位置に
引出されているトレー置載保持機構2上に食品等の被包
装物を収容したトレーTを載せると、人手あるいは図示
しない駆動手段によってトレー置載保持機構2がローラ
3の下方に水平移動する。
【0041】ローラ3の下方に移動してきたトレー置載
保持機構2は、複数の保持部材22,23,24によっ
てトレーTの側面を押すことによってトレーTを位置決
めし、トレーTの位置ずれを防ぐようにトレーTを保持
する。 〔ストレッチフィルムFmの搬送〕一方、フィルム搬送
機構5は、ストレッチフィルムFmをフィルム保持機構
9へと搬送し、繰り出しローラ52aとフィルム支持ロ
ーラ52dとの間に張設する。ストレッチフィルムFm
が張設されると、フィルム保持機構9がストレッチフィ
ルムFmを保持し幅方向(図4の左右方向)に引き伸ば
す。
保持機構2は、複数の保持部材22,23,24によっ
てトレーTの側面を押すことによってトレーTを位置決
めし、トレーTの位置ずれを防ぐようにトレーTを保持
する。 〔ストレッチフィルムFmの搬送〕一方、フィルム搬送
機構5は、ストレッチフィルムFmをフィルム保持機構
9へと搬送し、繰り出しローラ52aとフィルム支持ロ
ーラ52dとの間に張設する。ストレッチフィルムFm
が張設されると、フィルム保持機構9がストレッチフィ
ルムFmを保持し幅方向(図4の左右方向)に引き伸ば
す。
【0042】〔トレーTの突き上げ〕ストレッチフィル
ムFmがフィルム保持機構9により緊張保持されると、
リフト機構6が、トレー置載保持機構2を上昇させ、ス
トレッチフィルムFmに対してトレーTを突き上げる
(図5参照)。このトレーTの突き上げ動作では、ま
ず、トレーTのフランジFLがストレッチフィルムFm
に接触する。そして、その状態で、トレーTが熱溶着の
行われる高さ位置まで上昇する。
ムFmがフィルム保持機構9により緊張保持されると、
リフト機構6が、トレー置載保持機構2を上昇させ、ス
トレッチフィルムFmに対してトレーTを突き上げる
(図5参照)。このトレーTの突き上げ動作では、ま
ず、トレーTのフランジFLがストレッチフィルムFm
に接触する。そして、その状態で、トレーTが熱溶着の
行われる高さ位置まで上昇する。
【0043】〔熱溶着〕トレーTが図5に示す高さ位置
まで突き上げられると、制御部10は、ローラ上下移動
機構7のモータ75を制御し、レバー機構74による押
さえ板73に対する下方への付勢を解除させ、リンク機
構72を開放する。すると、ローラ3が自重等によって
下降を開始する。これらのローラ3は、それぞれ独立し
ているため、それぞれのローラ3が概ね同じ圧力でトレ
ーTに接触する。
まで突き上げられると、制御部10は、ローラ上下移動
機構7のモータ75を制御し、レバー機構74による押
さえ板73に対する下方への付勢を解除させ、リンク機
構72を開放する。すると、ローラ3が自重等によって
下降を開始する。これらのローラ3は、それぞれ独立し
ているため、それぞれのローラ3が概ね同じ圧力でトレ
ーTに接触する。
【0044】次に、制御部10は、モータ82を制御し
て旋回軸81a,81bを所定角度だけ回転させる。こ
の所定角度は、トレーTのフランジFL全体がいずれか
のローラ3a〜3dによりシールされるように、ここで
は110°に設定している(図8参照)。旋回軸81
a,81bを中心として旋回することでローラ3がスト
レッチフィルムFmの上からトレーTのフランジFL上
を転動し出すと、ローラ3は、トレーTのフランジFL
とストレッチフィルムFmとを熱溶着させていく。
て旋回軸81a,81bを所定角度だけ回転させる。こ
の所定角度は、トレーTのフランジFL全体がいずれか
のローラ3a〜3dによりシールされるように、ここで
は110°に設定している(図8参照)。旋回軸81
a,81bを中心として旋回することでローラ3がスト
レッチフィルムFmの上からトレーTのフランジFL上
を転動し出すと、ローラ3は、トレーTのフランジFL
とストレッチフィルムFmとを熱溶着させていく。
【0045】ローラ3がトレーTの周囲に沿って移動す
るときにおける両者の接触部の近傍を拡大したものを、
図9に示す。トレーTは、その開口がストレッチフィル
ムFmで覆われた状態にある。ストレッチフィルムFm
は、トレーTのフランジFLに圧着している。そして、
ストレッチフィルムFmとフランジFLとの接触部に、
ローラ3が上方から斜めに当たり、熱と力とを加えてい
る。これらの熱と力とにより、ストレッチフィルムFm
とフランジFLとが熱溶着していく。また、このときに
は、ローラ3が当たっているフランジFLの頂部の外側
部分においてストレッチフィルムFmに熱および力が集
中するため、ストレッチフィルムFmが熱溶着部の外側
で溶けて切り離される。
るときにおける両者の接触部の近傍を拡大したものを、
図9に示す。トレーTは、その開口がストレッチフィル
ムFmで覆われた状態にある。ストレッチフィルムFm
は、トレーTのフランジFLに圧着している。そして、
ストレッチフィルムFmとフランジFLとの接触部に、
ローラ3が上方から斜めに当たり、熱と力とを加えてい
る。これらの熱と力とにより、ストレッチフィルムFm
とフランジFLとが熱溶着していく。また、このときに
は、ローラ3が当たっているフランジFLの頂部の外側
部分においてストレッチフィルムFmに熱および力が集
中するため、ストレッチフィルムFmが熱溶着部の外側
で溶けて切り離される。
【0046】ローラ3によるトレーTへのストレッチフ
ィルムFmのシールを終えると、制御部10は、ローラ
3を引き上げトレーTを下降させる。そして、シール包
装されたトレーTが、引出されたトレー置載保持機構2
から取り出され、次のサイクルに移る。 〔使用済みストレッチフィルムFmの巻き取り〕次のサ
イクルに移るときには、トレーTのシール包装により一
部が熱溶断されて切り抜かれたストレッチフィルムFm
は、巻き取り軸53aに巻き取られる。このときには、
モータ52cの回転によりフィルム支持ローラ52dお
よび繰り出しローラ52aが回転するため、巻き取りと
同時に次のサイクルのためのストレッチフィルムFmの
搬送(ローラ3下方へのストレッチフィルムFmの供
給)が行われる。
ィルムFmのシールを終えると、制御部10は、ローラ
3を引き上げトレーTを下降させる。そして、シール包
装されたトレーTが、引出されたトレー置載保持機構2
から取り出され、次のサイクルに移る。 〔使用済みストレッチフィルムFmの巻き取り〕次のサ
イクルに移るときには、トレーTのシール包装により一
部が熱溶断されて切り抜かれたストレッチフィルムFm
は、巻き取り軸53aに巻き取られる。このときには、
モータ52cの回転によりフィルム支持ローラ52dお
よび繰り出しローラ52aが回転するため、巻き取りと
同時に次のサイクルのためのストレッチフィルムFmの
搬送(ローラ3下方へのストレッチフィルムFmの供
給)が行われる。
【0047】なお、ストレッチフィルムFmの幅は、少
なくともフィルム保持機構9により引き伸ばされたとき
にはトレーTの幅よりも広くなるように設定されてお
り、トレーTのシール包装(ストレッチフィルムFmの
抜き取り)によってストレッチフィルムFmの連続性が
とぎれることはなく、フィルム巻き取り部53による巻
き取りができなくなるという不具合は発生しない。
なくともフィルム保持機構9により引き伸ばされたとき
にはトレーTの幅よりも広くなるように設定されてお
り、トレーTのシール包装(ストレッチフィルムFmの
抜き取り)によってストレッチフィルムFmの連続性が
とぎれることはなく、フィルム巻き取り部53による巻
き取りができなくなるという不具合は発生しない。
【0048】〈包装装置の操作〉包装装置100の使用
者は、ケーシング1のカバー12に設けられた操作パネ
ル14により包装装置100の操作を行うことができ
る。操作パネル14の拡大図を図11に示す。操作パネ
ル14には、表示画面15、各種入力キー16、インデ
ィケーターランプ17が設けられている。
者は、ケーシング1のカバー12に設けられた操作パネ
ル14により包装装置100の操作を行うことができ
る。操作パネル14の拡大図を図11に示す。操作パネ
ル14には、表示画面15、各種入力キー16、インデ
ィケーターランプ17が設けられている。
【0049】入力キー16には、矢印キー16a、包装
するトレーの種類を選択するトレー選択キー16b、エ
ラー状態から復帰させる復帰キー16c、包装動作を停
止させる停止キー16dなどがある。使用者は、これら
の入力キー16により、操作内容を包装装置100へ入
力する。インディケーターランプ17は、包装中やエラ
ー発生時にそれぞれ点灯し、使用者の注意を促す。
するトレーの種類を選択するトレー選択キー16b、エ
ラー状態から復帰させる復帰キー16c、包装動作を停
止させる停止キー16dなどがある。使用者は、これら
の入力キー16により、操作内容を包装装置100へ入
力する。インディケーターランプ17は、包装中やエラ
ー発生時にそれぞれ点灯し、使用者の注意を促す。
【0050】表示画面15には、包装装置100の操作
内容の入力画面や包装装置100の情報が表示される。
この表示画面15には、ヒータの余熱残時間も表示され
る。すなわち、包装装置100の電源をオンした場合な
どヒータが冷めている場合は、一定時間ヒータの余熱が
行われるが、このとき、図12(a)に示すように、余
熱終了までの残り時間が表示画面15に表示される。こ
のため、使用者は、余熱終了までにかかる時間を知るこ
とができて便利である。さらに、包装を行ったトレーT
の集計も表示される。例えば、包装装置100の電源を
オンした後、トレー選択キー16bの1番にプリセット
されている種類のトレーT(「トレー1」)を3つ、3
番にプリセットされている種類のトレーT(「トレー
3」)を2つ包装した場合に、トレー選択キー16bの
1番を押すと、図12(b)のように、「トレー1」、
「3/5」と表示される。ここで、「3」は「トレー
1」を包装した数、「5」は包装装置100の電源をオ
ンしてから包装を行ったトレーTの総数である。このた
め、複数種類のトレーTの包装を行った場合に、各トレ
ーTの包装個数および包装を行ったトレーTの総数を知
ることができ、作業上、便利である。
内容の入力画面や包装装置100の情報が表示される。
この表示画面15には、ヒータの余熱残時間も表示され
る。すなわち、包装装置100の電源をオンした場合な
どヒータが冷めている場合は、一定時間ヒータの余熱が
行われるが、このとき、図12(a)に示すように、余
熱終了までの残り時間が表示画面15に表示される。こ
のため、使用者は、余熱終了までにかかる時間を知るこ
とができて便利である。さらに、包装を行ったトレーT
の集計も表示される。例えば、包装装置100の電源を
オンした後、トレー選択キー16bの1番にプリセット
されている種類のトレーT(「トレー1」)を3つ、3
番にプリセットされている種類のトレーT(「トレー
3」)を2つ包装した場合に、トレー選択キー16bの
1番を押すと、図12(b)のように、「トレー1」、
「3/5」と表示される。ここで、「3」は「トレー
1」を包装した数、「5」は包装装置100の電源をオ
ンしてから包装を行ったトレーTの総数である。このた
め、複数種類のトレーTの包装を行った場合に、各トレ
ーTの包装個数および包装を行ったトレーTの総数を知
ることができ、作業上、便利である。
【0051】〈予備搬送〉本包装装置100では、制御
部10は、所定条件が満たされた場合に、繰り出しロー
ラ52aとフィルム支持ローラ52dとの間に張設され
たストレッチフィルムFmをさらに搬送させる予備搬送
を行う。この予備搬送について、以下、説明する。
部10は、所定条件が満たされた場合に、繰り出しロー
ラ52aとフィルム支持ローラ52dとの間に張設され
たストレッチフィルムFmをさらに搬送させる予備搬送
を行う。この予備搬送について、以下、説明する。
【0052】予備搬送は、所定条件が満たされた場合
に、制御部10が操作パネル14から包装動作の開始指
令を受けた後に行われ、その後、ストレッチフィルムF
mに対してトレーTが突き上げられる。すなわち、予備
搬送は、所定条件が満たされた後で初めにストレッチフ
ィルムFmに対してトレーTが突き上げられる包装動作
が行われる直前に行われる。また、予備搬送で搬送され
るストレッチフィルムFmの量は、包装動作1回分の長
さであり、繰り出しローラ52aとフィルム支持ローラ
52dとの間の距離と同程度の長さである。
に、制御部10が操作パネル14から包装動作の開始指
令を受けた後に行われ、その後、ストレッチフィルムF
mに対してトレーTが突き上げられる。すなわち、予備
搬送は、所定条件が満たされた後で初めにストレッチフ
ィルムFmに対してトレーTが突き上げられる包装動作
が行われる直前に行われる。また、予備搬送で搬送され
るストレッチフィルムFmの量は、包装動作1回分の長
さであり、繰り出しローラ52aとフィルム支持ローラ
52dとの間の距離と同程度の長さである。
【0053】予備搬送が行われる所定条件とは以下のよ
うなものである。 〔条件1〕包装装置100の電源を入れた場合。 包装装置100の電源を入れた場合は、その後、包装動
作を開始する前に、すでにフィルム搬送機構5により張
設されているストレッチフィルムFmを予備搬送により
送り去り、新たなストレッチフィルムFmを搬送する。
そして、新たなストレッチフィルムFmに対いてトレー
Tが突き上げられる。
うなものである。 〔条件1〕包装装置100の電源を入れた場合。 包装装置100の電源を入れた場合は、その後、包装動
作を開始する前に、すでにフィルム搬送機構5により張
設されているストレッチフィルムFmを予備搬送により
送り去り、新たなストレッチフィルムFmを搬送する。
そして、新たなストレッチフィルムFmに対いてトレー
Tが突き上げられる。
【0054】なお、包装装置100の電源を入れた時
に、ローラ3が下がっていると、制御部10は、ヒータ
を加熱しない。前回運転時に包装動作の途中で電源を切
った場合は、トレーTとローラ3とが当接したまま停止
している場合がある。このとき包装装置100の電源を
入れたときにヒータを加熱すると、当接しているトレー
Tが溶けるという現象が生じる恐れがあるが、この包装
装置100では、このような場合に、制御部10は、ヒ
ータを加熱しないことにより、この現象の発生を防止し
ている。
に、ローラ3が下がっていると、制御部10は、ヒータ
を加熱しない。前回運転時に包装動作の途中で電源を切
った場合は、トレーTとローラ3とが当接したまま停止
している場合がある。このとき包装装置100の電源を
入れたときにヒータを加熱すると、当接しているトレー
Tが溶けるという現象が生じる恐れがあるが、この包装
装置100では、このような場合に、制御部10は、ヒ
ータを加熱しないことにより、この現象の発生を防止し
ている。
【0055】〔条件2〕ストレッチフィルムFmを包装
装置100に装填した場合。 この包装装置100では、次のようにして、ストレッチ
フィルムFmが装填される。使用者は、まず、フィルム
ロールRを芯支持部材51aにセットする。次にフィル
ムロールRからストレッチフィルムFmの端を引出し、
繰り出しローラ52aの下面を通す。さらにストレッチ
フィルムFmを引出し、フィルム支持ローラ52dの上
面を通し、巻き取り軸53aに巻きつける。
装置100に装填した場合。 この包装装置100では、次のようにして、ストレッチ
フィルムFmが装填される。使用者は、まず、フィルム
ロールRを芯支持部材51aにセットする。次にフィル
ムロールRからストレッチフィルムFmの端を引出し、
繰り出しローラ52aの下面を通す。さらにストレッチ
フィルムFmを引出し、フィルム支持ローラ52dの上
面を通し、巻き取り軸53aに巻きつける。
【0056】このようにして、フィルム搬送機構5の繰
り出しローラ52aとフィルム支持ローラ52dとの間
に張設されたストレッチフィルムFmは、その後、包装
動作を開始する前に、予備搬送により送られ、新たなス
トレッチフィルムFmが張設される。そして、新たなス
トレッチフィルムFmに対いてトレーTが突き上げられ
る。
り出しローラ52aとフィルム支持ローラ52dとの間
に張設されたストレッチフィルムFmは、その後、包装
動作を開始する前に、予備搬送により送られ、新たなス
トレッチフィルムFmが張設される。そして、新たなス
トレッチフィルムFmに対いてトレーTが突き上げられ
る。
【0057】なお、ストレッチフィルムFmの装填と
は、フィルムロールRを芯支持部材51aにセットする
所から始める場合に限らず、すでに芯支持部材51aに
セットされているフィルムロールRからストレッチフィ
ルムFmの端を引出す所から始める場合も含む。 〔条件3〕カバー12が開かれた場合。
は、フィルムロールRを芯支持部材51aにセットする
所から始める場合に限らず、すでに芯支持部材51aに
セットされているフィルムロールRからストレッチフィ
ルムFmの端を引出す所から始める場合も含む。 〔条件3〕カバー12が開かれた場合。
【0058】使用者は、包装装置100内部のメンテナ
ンスを行う場合などに、カバー12を開くことがある。
このとき、カバー12に設けられたセンサ12bが、カ
バー12が開かれたという情報を制御部10へと送る。
カバー12が閉じられ次の包装が行われるとき、包装動
作を開始する前に予備搬送が行われ、新たなストレッチ
フィルムFmに対いてトレーTが突き上げられる。
ンスを行う場合などに、カバー12を開くことがある。
このとき、カバー12に設けられたセンサ12bが、カ
バー12が開かれたという情報を制御部10へと送る。
カバー12が閉じられ次の包装が行われるとき、包装動
作を開始する前に予備搬送が行われ、新たなストレッチ
フィルムFmに対いてトレーTが突き上げられる。
【0059】なお、センサ12bは、カバー12が閉じ
られたという情報や開いた後に閉じられたという情報を
制御部へと送るものでもよい。 〔条件4〕エラーが発生した場合。 エラーが発生した場合とは、例えば、包装途中で停止キ
ー16dが押された場合、包装途中でカバー12が開か
れた場合、各機構のモータが作動しない場合などであ
る。この場合、制御部10の異常監視部10aが作動
し、包装動作を停止させる。
られたという情報や開いた後に閉じられたという情報を
制御部へと送るものでもよい。 〔条件4〕エラーが発生した場合。 エラーが発生した場合とは、例えば、包装途中で停止キ
ー16dが押された場合、包装途中でカバー12が開か
れた場合、各機構のモータが作動しない場合などであ
る。この場合、制御部10の異常監視部10aが作動
し、包装動作を停止させる。
【0060】使用者が、包装装置100を立ち上げ直す
などしてエラーを解除すると、表示画面15に「復帰キ
ーを押してください」などのメッセージが表示される。
使用者が復帰キー16cを押すと、包装動作中で停止し
ていたローラ3が上昇し、包装開始前の状態へと戻る。
そして、次に包装を行うときに、包装動作を開始する前
に予備搬送が行われ、新たなストレッチフィルムFmに
対いてトレーTが突き上げられる。
などしてエラーを解除すると、表示画面15に「復帰キ
ーを押してください」などのメッセージが表示される。
使用者が復帰キー16cを押すと、包装動作中で停止し
ていたローラ3が上昇し、包装開始前の状態へと戻る。
そして、次に包装を行うときに、包装動作を開始する前
に予備搬送が行われ、新たなストレッチフィルムFmに
対いてトレーTが突き上げられる。
【0061】〔他の条件〕上記の条件以外の場合にも、
張設されたストレッチフィルムFmにシワ等が生じる恐
れがある場合に予備搬送を行ってもよい。 <本実施形態の包装装置の特徴>一般に、包装動作が行
われる包装部に張設された状態のストレッチフィルムF
mに被包装物を押し当てて包装する包装する包装装置で
は、張設された状態のストレッチフィルムFmにシワや
捩れなどが生じることがある。上述した条件を満たした
場合は特にその恐れが大きい。
張設されたストレッチフィルムFmにシワ等が生じる恐
れがある場合に予備搬送を行ってもよい。 <本実施形態の包装装置の特徴>一般に、包装動作が行
われる包装部に張設された状態のストレッチフィルムF
mに被包装物を押し当てて包装する包装する包装装置で
は、張設された状態のストレッチフィルムFmにシワや
捩れなどが生じることがある。上述した条件を満たした
場合は特にその恐れが大きい。
【0062】すなわち、条件1のように電源を入れた場
合の包装装置100は、電源が入れられる前は一定時間
使用されていないため、この間にストレッチフィルムF
mにシワや捩れが発生している恐れがある。条件2のよ
うに包装装置100にストレッチフィルムFmを装填し
た場合は、装填する際の動作により、ストレッチフィル
ムFmが作業者の手や包装装置100の構成部品に触れ
ることが多い。このため、包装装置100に装填された
直後のストレッチフィルムFmには、シワや捩れが生じ
ている恐れがある。
合の包装装置100は、電源が入れられる前は一定時間
使用されていないため、この間にストレッチフィルムF
mにシワや捩れが発生している恐れがある。条件2のよ
うに包装装置100にストレッチフィルムFmを装填し
た場合は、装填する際の動作により、ストレッチフィル
ムFmが作業者の手や包装装置100の構成部品に触れ
ることが多い。このため、包装装置100に装填された
直後のストレッチフィルムFmには、シワや捩れが生じ
ている恐れがある。
【0063】条件3のようにカバー12を開いた場合に
は、張設されたストレッチフィルムFmが包装装置10
0の外部に露出した状態になっている。このため、人の
手が接触するなどしてストレッチフィルムFmにシワや
捩れが生じている恐れがある。条件4のように異常が発
生した場合には、途中まで包装動作が行われてストレッ
チフィルムがトレーに当接していた場合があり、また、
異常の発生原因によりストレッチフィルムFmが影響を
受けている場合がある。このため、張設されたストレッ
チフィルムFmにシワや捩れが生じている恐れがある。
は、張設されたストレッチフィルムFmが包装装置10
0の外部に露出した状態になっている。このため、人の
手が接触するなどしてストレッチフィルムFmにシワや
捩れが生じている恐れがある。条件4のように異常が発
生した場合には、途中まで包装動作が行われてストレッ
チフィルムがトレーに当接していた場合があり、また、
異常の発生原因によりストレッチフィルムFmが影響を
受けている場合がある。このため、張設されたストレッ
チフィルムFmにシワや捩れが生じている恐れがある。
【0064】本包装装置では、上記のような場合に、張
設されたストレッチフィルムFmにシワ等が生じていて
も、予備搬送により、シワ等が入った部分は自動的に送
り去られシワ等の生じていない新たなストレッチフィル
ムFmが搬送される。そして、この新たなストレッチフ
ィルムFmに対してトレーTを押し当てる包装動作が行
われる。これにより、張設されたストレッチフィルムF
mにシワ等が生じた場合でも、シワ等の生じていない新
たなストレッチフィルムFmにより、シワ等の少ない美
しい包装を行うことができる。特に、使用者が張設され
たストレッチフィルムFmの状態を認識できない場合で
も、自動的に予備搬送が行われ、シワ等の少ない美しい
包装を行うことができる。従って、この包装装置100
によれば、安定した包装品質を維持することができる。
設されたストレッチフィルムFmにシワ等が生じていて
も、予備搬送により、シワ等が入った部分は自動的に送
り去られシワ等の生じていない新たなストレッチフィル
ムFmが搬送される。そして、この新たなストレッチフ
ィルムFmに対してトレーTを押し当てる包装動作が行
われる。これにより、張設されたストレッチフィルムF
mにシワ等が生じた場合でも、シワ等の生じていない新
たなストレッチフィルムFmにより、シワ等の少ない美
しい包装を行うことができる。特に、使用者が張設され
たストレッチフィルムFmの状態を認識できない場合で
も、自動的に予備搬送が行われ、シワ等の少ない美しい
包装を行うことができる。従って、この包装装置100
によれば、安定した包装品質を維持することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明にかかる包装装置では、制御部
は、例えば、フィルム搬送機構により搬送されて包装部
に張設された状態のストレッチフィルムにシワが生じう
る状況が発生した場合に、ストレッチフィルムをさらに
搬送させた後(以下、この搬送を「予備搬送」とい
う。)、ストレッチフィルムに被包装物を押し当てる包
装動作を行わせる。このため、万一、待機中のストレッ
チフィルムにシワが生じていても、予備搬送により、シ
ワが入った部分は送り去られシワの生じていない新たな
フィルムが搬送される。そして、この新たなフィルムに
対して被包装物を押し当てる包装動作が行われる。これ
により、待機中のストレッチフィルムにシワが生じた場
合でも、シワの生じていない新たなフィルムにより、シ
ワの少ない美しい包装を行うことができる。従って、こ
の包装装置によれば、安定した包装品質を維持すること
ができる。
は、例えば、フィルム搬送機構により搬送されて包装部
に張設された状態のストレッチフィルムにシワが生じう
る状況が発生した場合に、ストレッチフィルムをさらに
搬送させた後(以下、この搬送を「予備搬送」とい
う。)、ストレッチフィルムに被包装物を押し当てる包
装動作を行わせる。このため、万一、待機中のストレッ
チフィルムにシワが生じていても、予備搬送により、シ
ワが入った部分は送り去られシワの生じていない新たな
フィルムが搬送される。そして、この新たなフィルムに
対して被包装物を押し当てる包装動作が行われる。これ
により、待機中のストレッチフィルムにシワが生じた場
合でも、シワの生じていない新たなフィルムにより、シ
ワの少ない美しい包装を行うことができる。従って、こ
の包装装置によれば、安定した包装品質を維持すること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態にかかる包装装置の正面
図。
図。
【図2】包装装置の側面図。
【図3】包装装置の横断面図。
【図4】包装装置の縦断面図。
【図5】包装装置の動作を示す図。
【図6】包装装置の動作を示す図。
【図7】ローラの平面配置図。
【図8】ローラの旋回による平面軌跡を示す図。
【図9】フィルム溶着時におけるローラとトレー近傍の
拡大図。
拡大図。
【図10】制御ブロック図。
【図11】操作パネルの図。
【図12】(a)余熱終了までの残り時間の表示。
(b)包装を行ったトレーの集計の表示。
5 フィルム搬送機構
10 制御部
10a 異常監視部
12 カバー
Fm ストレッチフィルム
T トレー(被包装物)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B65B 57/00 B65B 57/00 F
Claims (6)
- 【請求項1】フィルム搬送機構により搬送されて包装部
に張設されたストレッチフィルムに対して被包装物を押
し当てて包装する包装装置において、 所定条件を満たした場合には、前記張設されたストレッ
チフィルムをさらに搬送させた後、前記ストレッチフィ
ルムに前記被包装物を押し当てる包装動作を行わせる制
御部、を備える包装装置。 - 【請求項2】前記制御部は、所定条件を満たした場合に
は、前記包装装置の包装動作の開始指令を受けた後に、
前記ストレッチフィルムをさらに搬送させる、請求項1
に記載の包装装置。 - 【請求項3】前記所定条件は、前記包装装置に前記スト
レッチフィルムを装填したことである、請求項1または
2に記載の包装装置。 - 【請求項4】前記包装装置は、前記張設されたストレッ
チフィルムを覆う開閉自在のカバーをさらに備え、 前記所定条件は、前記カバーを開いたことである、請求
項1または2に記載の包装装置。 - 【請求項5】前記包装装置は、前記包装装置に異常が発
生した場合に作動し前記包装装置の動作を停止させる異
常監視部を有し、 前記所定条件は、前記異常監視部が作動したことであ
る、請求項1または2に記載の包装装置。 - 【請求項6】前記所定条件は、前記包装装置の電源を入
れたことである、請求項1または2に記載の包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002056054A JP2003261103A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002056054A JP2003261103A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 包装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003261103A true JP2003261103A (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=28666731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002056054A Pending JP2003261103A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003261103A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008558A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Ishida Co Ltd | 包装装置 |
JP2013169974A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Teraoka Seiko Co Ltd | 包装装置 |
JP2013245005A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Teraoka Seiko Co Ltd | 包装装置 |
JP2016003050A (ja) * | 2014-06-19 | 2016-01-12 | ブラザー工業株式会社 | 包装装置 |
JP2022514521A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-02-14 | シンテゴンテクノロジー ゲー・エム・ベー・ハー | 包装を製造する包装機械および包装の製造方法 |
JP2022526840A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-05-26 | シンテゴンテクノロジー ゲー・エム・ベー・ハー | 包装の包装本体を製造するための方法および装置 |
-
2002
- 2002-03-01 JP JP2002056054A patent/JP2003261103A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008558A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Ishida Co Ltd | 包装装置 |
JP2013169974A (ja) * | 2012-02-17 | 2013-09-02 | Teraoka Seiko Co Ltd | 包装装置 |
JP2013245005A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Teraoka Seiko Co Ltd | 包装装置 |
JP2016003050A (ja) * | 2014-06-19 | 2016-01-12 | ブラザー工業株式会社 | 包装装置 |
JP2022514521A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-02-14 | シンテゴンテクノロジー ゲー・エム・ベー・ハー | 包装を製造する包装機械および包装の製造方法 |
JP2022526840A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-05-26 | シンテゴンテクノロジー ゲー・エム・ベー・ハー | 包装の包装本体を製造するための方法および装置 |
JP7463401B2 (ja) | 2019-04-11 | 2024-04-08 | シンテゴンテクノロジー ゲー・エム・ベー・ハー | 包装の包装本体を製造するための方法および装置 |
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