JP2003290513A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003290513A
JP2003290513A JP2002102022A JP2002102022A JP2003290513A JP 2003290513 A JP2003290513 A JP 2003290513A JP 2002102022 A JP2002102022 A JP 2002102022A JP 2002102022 A JP2002102022 A JP 2002102022A JP 2003290513 A JP2003290513 A JP 2003290513A
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Yuuki Matsumoto
勇気 松本
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御負担を軽減させるとともに、配線処理の
煩雑さを解消できる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技領域を形成した遊技盤と、遊技盤が
着脱可能に取付けられる遊技機本体を有する遊技機にお
いて、遊技盤に係る制御を実行する遊技制御手段200
と、遊技機本体に係る制御を実行する本体制御手段25
0とを具備し、遊技制御手段200と本体制御手段25
0は、それぞれ独立して制御を実行するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、パチンコ機等の
遊技機に関する。詳しくは、遊技領域を形成した遊技盤
と、該遊技盤が着脱可能に取付けられる遊技機本体を有
する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パチンコ機のような遊技機にお
いては、遊技盤に係る制御を実行する遊技制御部と、賞
品球の排出に係る制御を実行する賞品球排出制御部とが
電気的に接続されている。遊技制御部は、賞品球の排出
に係る入賞球を検出する入賞検出器が接続されるととも
に、その入賞検出器の検出信号を受信すると、賞品球排
出制御部に賞品球の払出数を指示する信号を送信し、該
信号を受信した賞品球排出制御部は、指示された払出数
分の賞品球を排出する動作を実行するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術によれば、遊技制御部及び賞品球排出制御部には、賞
品球の排出数を指示する信号の送受信に係る制御処理や
配線処理が必要となるうえに、ノイズ等により賞品球の
払出数を指示する信号の送受信が正確に行われない場合
には、エラーが発生する可能性があるとともに、制御負
担が大きくなるという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、制御負担を軽
減させるとともに、配線処理の煩雑さを解消できる遊技
機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)遊技領域を形成した遊技盤と、該遊技盤が着脱可
能に取付けられる遊技機本体を有する遊技機において、
前記遊技盤に係る制御を実行する遊技制御手段と、前記
遊技機本体に係る制御を実行する本体制御手段とを具備
し、前記遊技制御手段と前記本体制御手段は、それぞれ
独立して制御を実行するようにする。
【0006】(2)上記(1)項において、遊技盤の遊技
領域に、遊技球を検出可能な検出手段を有する始動口を
配設するとともに、遊技機本体に、所定の遊技価値を遊
技者に付与しうる動作を実行可能な払出装置を配設し、
前記検出手段は、遊技制御手段及び本体制御手段の双方
に接続されるように構成され、前記遊技制御手段は、前
記検出手段による検出信号の入力に基づいて、遊技者に
とって有利な状態を生起するか否かを抽選する制御を実
行する抽選手段を含み、前記本体制御手段は、前記検出
手段による検出信号の入力に基づいて、前記払出装置の
動作の制御を実行する。
【0007】(3)上記(2)項において、遊技盤の遊技
領域に、識別情報を変動表示可能な表示装置を 配設
し、遊技制御手段は、抽選手段による抽選結果に基づい
て、表示指令信号を前記表示装置に送信可能であり、前
記表示装置は、受信した前記表示指令信号に基づいて、
前記識別情報を変動表示を行うための表示制御を実行す
ることによって、前記抽選手段による抽選結果を報知す
るようにする。
【0008】(4)上記(3)項において、遊技制御手段
からの効果音指令信号に基づいて、効果音の発生制御を
実行する効果音制御手段と、前記遊技制御手段からの点
灯表示指令信号に基づいて、表示灯の点灯表示制御を実
行する表示灯制御手段とを備え、前記遊技制御手段は、
抽選手段による抽選結果に基づいて、前記効果音指令信
号を前記効果音制御手段に送信するとともに、前記点灯
表示指令信号を前記表示灯制御手段に送信するする。
【0009】(5)上記(4)項において、遊技盤の遊技
領域及び遊技機本体の前面側のそれぞれに、表示灯を配
設する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に
おける遊技機の一部分を構成する遊技盤(10)の正面図で
ある。
【0011】遊技盤(10)は、外側ガイドレール(11)と内
側ガイドレール(12)とによって包囲された円形状の遊技
領域(13)を備え、遊技者の操作により、図外の発射装置
から発射された遊技球が、遊技領域(13)を転動すること
によって、遊技が行われる。
【0012】なお、遊技領域(13)には、遊技釘が多数配
置され、遊技球は、遊技釘に当接することにより、転動
することになるが、該遊技釘は、図面簡素化のため省略
してある。
【0013】遊技領域(13)の中央部には、特別図柄表示
装置(14)が配置されている。特別図柄表示装置(14)は、
「0」〜「9」の数字で構成される10種類の左、中、
右3列の特別図柄(識別情報)やキャラクタ等を表示可能
に構成される。
【0014】所定の確率(例えば350分の1)に基づい
て、特別図柄表示装置(14)に確定表示された各特別図柄
が、予め定められた表示態様、例えば「4、4、4」の
ように同一の数字が表示された場合に、遊技者にとって
有利な遊技状態として特賞状態を生起させ、後述の変動
入賞装置(18)を、遊技者にとって有利な状態に変動さ
せ、変動入賞装置(18)に遊技球が入賞することを条件
に、遊技機の裏面側に設けられた払出装置としての賞品
球払出装置(1)(図3参照)を作動させて、遊技者に所定
の遊技価値として、賞品球を15個付与するようになっ
ている。
【0015】また、特別図柄表示装置(14)に確定表示さ
れた各特別図柄が、「7、7、7」のように奇数で表示
された場合には、さらに特賞状態が生起される確率を、
特賞状態が所定回数(例えば1回)生起するまで向上させ
るようにしてある。
【0016】この確率向上期間中に、特別図柄表示装置
(14)に確定表示された各特別図柄が、再び「7、7、
7」のように奇数で表示された場合には、さらに確率向
上期間は延長される。
【0017】特別図柄表示装置(14)の下方には、特別図
柄始動口(15)が配置され、また特別図柄始動口(15)の両
側方には、普通図柄作動ゲート(16)が配置されている。
【0018】遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞する
と、所定の確率に基づいて、特賞状態を生起するか否か
が判定され、その判定の結果をもって、特別図柄表示装
置(14)の特別図柄を変動させ、その後に所定の図柄を確
定表示させる。また、遊技球が特別図柄始動口(15)に入
賞したことを条件に、賞品球払出装置(1)を作動させ
て、遊技者に所定の遊技価値として賞品球を5個付与す
るようになっている。
【0019】遊技球が普通図柄作動ゲート(16)を通過す
ると、所定の確率に基づいて、準特賞状態を生起するか
否かが判定され、その判定の結果をもって、特別図柄表
示装置(14)の上方に配置された普通図柄表示装置(17)を
変動させ、その後に所定の図柄を確定表示させる。
【0020】普通図柄表示装置(17)は、それぞれ、LE
Dで構成される普通図柄表示領域(17a)(17b)が交互に点
灯を繰返す表示を行い、所定の確率に基づいて、交互に
点灯表示を繰返す普通図柄が、予め定められた表示態様
として普通図柄表示領域(17a)が点灯表示された場合
に、準特賞状態を生起させ、特別図柄始動口(15)の左右
の可動片(15a)(15b)を所定時間開放し、遊技球が特別図
柄始動口(15)に入賞しやすくなる。図1では、可動片(1
5a)(15b)が開放した状態を示してある。
【0021】遊技領域(13)の下方に配置された変動入賞
装置(18)は、特賞状態期間中に広幅の扉が前面側に開放
され、遊技球が入賞可能な状態となる大入賞口(19)を備
えている。
【0022】大入賞口(19)の扉が開放されている状態
や、開閉を繰り返している状態で、遊技球が大入賞口(1
9)に入賞可能な状態を、遊技者にとって有利な第1状態
という。この第1状態以外の状態、すなわち、大入賞口
(19)の扉が閉鎖されて、遊技球が入賞不可能な状態を、
遊技者にとって不利な第2状態という。第1状態の終了
契機は、所定時間の経過もしくは大入賞口(19)に所定数
の入賞球があったことのいずれか一方が先に達成したこ
とを条件とする。
【0023】その他、遊技領域(13)には、遊技釘ととも
に遊技球の転動方向を変化させるランプ付き風車(20)、
遊技球を遊技盤(10)の裏面に送るアウト口(21)、及びラ
ンプ表示装置(22)等が配置されている。
【0024】図2は、本発明の一実施形態における遊技
機の一部分を構成する遊技機本体(2)の正面図である。
遊技機本体(2)の内部には、遊技盤(10)が着脱可能に取
付けられ、遊技盤(10)を、開口部(4)を通して視認可能
に構成されている。開口部(4)の左右両脇には、開口部
(4)を包囲するように、遊技機本体(2)前面側に装飾用
表示部(3)が配設されている。開口部(4)の下方には、
遊技球を発射させるための発射力を調整操作可能な発射
ハンドル(5)と、賞品球払出装置(1)から払出される賞
品球(遊技球)を貯留するとともに、遊技球を発射位置に
供給する遊技球供給皿(6)とが配設されている。(7)
は、効果音を発生させるスピーカー(7)で、遊技機前面
に設けられている。
【0025】以上、遊技盤(10)及び遊技機本体(2)に配
置された各装置について説明したが、これら各装置のう
ち主要なものは、マイクロコンピュータによって制御さ
れており、これについて、制御ブロック図を参照しつつ
説明する。
【0026】図3は、遊技盤(10)及び遊技機本体(2)に
配置された各装置に係わる制御ブロック図である。な
お、発射装置や電源回路等の制御装置は、本発明の理解
容易化のため、ここでは省略する。
【0027】主制御部(200)は、制御プログラムおよび
データを記憶したROM(201)と、CPUのワークエリ
アとして機能するRAM(202)とともに一体型のワンチ
ップCPUとして構成され、ROM(201)に記憶された
制御プログラムにより、一連の制御処理を実行する遊技
制御手段が構成されている。ROM(201)の所定領域に
は、後述する複数の副制御手段へ送信すべき各種指令信
号を選択するためのテーブルエリアが形成されている。
【0028】また、主制御部(200)には、入力ポート(21
0)を介して、特別図柄始動口(15)の内部に配置され、遊
技球の通過を検出する特別図柄始動スイッチ(150)と、
普通図柄作動ゲート(16)の内部に配置され、遊技球の通
過を検出する普通図柄作動スイッチ(160)と、変動入賞
装置(18)における大入賞口(19)の内部に配置され、大入
賞口(19)に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ
(190)と、変動入賞装置(18)における大入賞口(19)の内
部に配置され、特定の領域を通過した遊技球のみを検出
する特定領域スイッチ(195)とが接続され、各検出信号
を入力可能となっている。
【0029】さらに、主制御部(200)には、出力ポート
(220)を介して、特別図柄表示装置(14)と、変動入賞装
置(18)における大入賞口(19)の広幅な扉を開放制御する
ための大入賞口作動ソレノイド(180)と、特別図柄始動
口(15)の可動片(15a)(15b)を開放制御するための普通電
動役物作動ソレノイド(185)と、普通図柄表示装置(17)
や装飾用表示部(3)やランプ表示装置(22)等の表示灯を
点灯制御するための表示灯装置(230)と、遊技機本体
(2)に配設されたスピーカー(7)を制御するための効果
音発生装置(240)とが接続され、各制御信号を出力可能
となっている。
【0030】なお、表示装置としての特別図柄表示装置
(14)、表示灯制御手段としての表示灯装置(230)、及び
効果音制御手段としての効果音発生装置(240)は、それ
ぞれ、CPU、ROM、RAMを搭載した制御回路を備
えており、主制御部(200)からの指令情報に従った制御
を実行するため、ここでは副制御手段と定義する。
【0031】賞品球払出制御部(250)は、制御プログラ
ムおよびデータを記憶したROM(251)と、CPUのワ
ークエリアとして機能するRAM(252)とともに一体型
のワンチップCPUとして構成され、ROM(251)に記
憶された制御プログラムにより、一連の制御処理を実行
する本体制御手段が構成されている。
【0032】ROM(251)の所定領域には、特別図柄始
動口(15)や大入賞口(19)等に遊技球が入賞した場合に払
い出される賞品球数をそれぞれ規定したテーブルエリア
が形成される。
【0033】また、賞品球払出制御部(250)には、図示
しない入力ポートを介して、特別図柄始動スイッチ(15
0)と、大入賞口スイッチ(190)と、払出される賞品球を
検出する賞品球検出スイッチ(260)とが接続され、各検
出信号を入力可能となっている。なお、賞品球検出スイ
ッチ(260)は、入力ポート(210)を介して、主制御部(20
0)にも接続され、主制御部(200)は、賞品球検出スイッ
チ(260)からの検出信号を入力可能にしてもよい。
【0034】さらに、賞品球払出制御部(250)には、図
示しない出力ポートを介して、特別図柄始動口(15)や大
入賞口(19)に遊技球が入賞し、特別図柄始動スイッチ(1
50)や大入賞口スイッチ(190)からの検出信号が入力され
たことを条件に、所定数の賞品球を払出可能なモーター
や球送り機構等から構成される賞品球払出装置(1)が接
続され、駆動制御信号を出力可能となっている。
【0035】なお、主制御部(200)及び賞品球払出制御
部(250)は、透明の合成樹脂製のケースによって包囲さ
れており、遊技盤(10)の裏面または遊技機本体(2)の裏
面に、螺子等により着脱可能に取り付けられている。
【0036】上述のように、主に遊技盤(10)に係る制御
を実行する主制御部(200)と、主に遊技機本体(2)に係
る制御を実行する賞品球払出制御部(250)は、有線無線
を問わず、電気的な通信接続はなされておらず、それぞ
れ独立して制御を実行する構成となっている。これによ
り、制御機能別に分類した制御が可能になることで、主
制御部(200)と賞品球払出制御部(250)との制御負担を軽
減させるとともに、両制御部(200)(250)を連絡する配線
が不要になることで、配線処理の煩雑さを解消できる。
【0037】また、特別図柄始動スイッチ(150)及び大
入賞口スイッチ(190)は、主制御部(200)及び賞品球払出
制御部(250)の双方と接続されていることにより、異な
る目的で検出信号が主制御部(200)及び賞品球払出制御
部(250)に入力されながらも、1つの検出手段を共用す
ることで、部品点数の増加を抑制することが可能にな
る。
【0038】一方、普通図柄作動スイッチ(160)は、主
制御部(200)にのみ接続されていることにより、普通図
柄作動スイッチ(160)によって遊技球の通過を検出した
ときでも、賞品球の払出を行わないので、その分払出さ
れる賞品球を抑えることができ、過度な射倖性を排除し
た健全な遊技が楽しめる。
【0039】次に、主制御部(200)が特別図柄表示装置
(14)等の副制御手段に対して実行する制御の一例につい
て説明する。遊技球が特別図柄始動口(15)に入賞する
と、主制御部(200)は特別図柄始動スイッチ(150)からの
信号を受信し、抽選手段として所定の確率に基づいて、
特賞状態を生起するか否かの判定を行い、その判定にし
たがって、特別図柄表示装置(14)へ表示指令情報(表示
指令信号)を出力する。このとき、主制御部(200)は、表
示灯装置(230)へ点灯表示指令情報(点灯表示指令信号)
及び効果音発生装置(240)へ効果音発生指令情報(効果音
指令信号)をも出力する。
【0040】表示指令情報には、特別図柄表示装置(14)
の図柄変動開始を指示するとともに、図柄変動時間及び
図柄変動態様を指定する図柄変動指定情報と、停止図柄
を指定する停止図柄指定情報と、図柄変動終了を指定す
る変動停止指定情報とが含まれており、これら表示指令
情報は、ROM(201)のテーブルエリアに格納されてい
る。
【0041】図4は、ROM(201)のテーブルエリアに
格納された表示指令情報のうち、特別図柄表示装置(14)
の図柄変動開始を指示するとともに、図柄変動時間及び
図柄変動態様を指定する図柄変動指定情報を説明するた
めの一覧表図である。
【0042】変動パターン1〜変動パターン10の全1
0種類の図柄変動指定情報には、それぞれ最短で5秒〜
最長で50秒までの図柄変動時間及び図柄変動態様を指
令する情報がそれぞれ設定されている。
【0043】主制御部(200)は、特別図柄表示装置(14)
の図柄変動表示を開始させるような遊技状況となったと
きに、この全10種類の図柄変動指定情報のうち1つを
選択して、所定のタイミングで特別図柄表示装置(14)に
送信する。これによって、特別図柄表示装置(14)は、受
信した表示指令情報に基づいて、特別図柄表示装置(14)
の図柄変動表示する制御を実行する。そして、特別図柄
表示装置(14)に確定表示された各特別図柄により、抽選
結果、すなわち遊技者にとって有利な第1状態となるか
否かが報知されることになる。
【0044】図5は、ROM(201)のテーブルエリアに
格納された点灯表示指令情報を説明するための一覧表図
である。点灯パターン1〜点灯パターン10の全10種
類の点灯表示指令情報には、それぞれ図4における変動
パターン1〜変動パターン10に対応した装飾用表示部
(3)及びランプ表示装置(22)の点灯パターンが設定され
る。
【0045】主制御部(200)は、特別図柄表示装置(14)
の図柄変動表示を開始させるような遊技状況となったと
きに、この全10種類の点灯表示指令情報のうち1つを
選択して、所定のタイミングで表示灯装置(230)に送信
する。これによって、表示灯装置(230)は、受信した点
灯表示指令情報に基づいて、特別図柄表示装置(14)の図
柄変動表示に対応する点灯表示演出を行うために、装飾
用表示部(3)やランプ付き風車(20)やランプ表示装置(2
2)等の表示灯を所定の点灯パターンにて点灯させる制御
を実行する。
【0046】装飾用表示部(3)は、遊技機本体(2)の前
面側に開口部(4)を包囲するように設けられ、また、ラ
ンプ付き風車(20)及びランプ表示装置(22)は、遊技盤(1
0)の遊技領域(13)に配設されている。これにより、遊技
盤(10)の遊技領域(13)の一部だけにあるものと比較する
と、点灯する領域が、大幅に拡大するため、装飾効果を
高め、遊技者の遊技への期待感を高めることが可能とな
る。
【0047】図6は、ROM(201)のテーブルエリアに
格納された効果音指令情報を説明するための一覧表図で
ある。音声パターン1〜音声パターン10の全10種類
の効果音指定情報には、それぞれ図4における変動パタ
ーン1〜変動パターン10に対応したスピーカー(7)か
ら発生するための音声パターンが設定されている。
【0048】主制御部(200)は、特別図柄表示装置(14)
の図柄変動表示を開始させるような遊技状況となったと
きに、この全10種類の効果音指令情報のうち1つを選
択して、所定のタイミングで効果音発生装置(240)に送
信する。これによって、効果音発生装置(240)は、受信
した効果音指令情報に基づいて、特別図柄表示装置(14)
の図柄変動表示に対応する効果音演出を行うために、効
果音をスピーカー(7)から発生させる制御を実行する。
【0049】図7は、特別図柄表示装置(14)に係わる表
示制御ブロック図である。特別図柄表示装置(14)は、主
制御部(200)からの表示指令情報を受信するためのデー
タ受信回路(320)と、受信した表示指令情報に基づいて
表示制御を行うために必要な制御データを生成して、画
像表示処理用LSI(310)に出力するCPU(表示制御
手段)(300)と、CPU(300)の動作手順を記述したプロ
グラムを内蔵するプログラムROM(330)と、ワークエ
リアやバッファメモリとして機能するRAM(340)と、
画像表示処理を行う画像表示処理用LSI(310)と、画
像表示処理用LSI(310)が展開した画像データを一時
的に記憶するビデオRAM(350)と、画像表示処理用L
SI(310)が画像展開するために必要なデータとして、
図柄データや特典遊技状態を予告報知するためのキャラ
クタ画像データ等を格納したキャラクタROM(360)
と、画像表示処理用LSI(310)から送出された画像デ
ータを用いて、表示画像を出力するLCDディスプレイ
(370)とを有している。
【0050】CPU(300)は、特別図柄表示装置(14)が
図柄変動中であることを示す図柄変動中情報や、停止し
た図柄内容を示す図柄情報等の表示関連情報を遊技機外
部に出力する手段を備えている。特別図柄表示装置(14)
はさらに、出力端子として表示関連情報出力端子(380)
を有している。
【0051】このように、特別図柄表示装置(14)を配設
したとしても、主制御部(200)は、特別図柄表示装置(1
4)の制御を全て実行することはないので、制御負担を軽
減させつつ、趣向性の高い遊技機とすることが可能にな
る。
【0052】さらに、所定の確率に基づいて、特賞状態
を生起するか否かの判定を行い、その判定にしたがっ
て、特別図柄表示装置(14)の表示内容に対応する効果音
指令信号を効果音発生装置(240)に送信するとともに、
特別図柄表示装置(14)の表示内容に対応する点灯表示指
令信号を表示灯装置(230)に送信するので、主制御部(20
0)の制御負担をより一層軽減させることが可能になる。
【0053】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形
態に種々の変形や変更を施すことが可能である。例え
ば、賞品球払出制御部(250)によって貸球の払出を行う
構成にすること、払出される遊技価値をメダルにするこ
と等が挙げられる。もちろん、本実施形態に示された各
種数値を適宜変更してもよいことはいうまでもない。
【0054】また、複数列の図柄が予め定められた表示
態様となった場合に、大入賞口(19)が開放する遊技機と
して説明したが、本発明は、図柄が予め定められた特定
表示結果となったことにより、所定の入賞口が開放して
(遊技者にとって有利な遊技状態)、開放期間中の所定
の入賞口に遊技球が入賞した場合に、特定の入賞装置が
開放する契機となる遊技機やスロットマシン等に対して
も、適用可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1記載の発明によると、遊技制御手段と本
体制御手段とは相互に独立して制御を行うことにより、
制御機能別に分類した制御が可能になることで、制御負
担を軽減させるとともに、両手段を連絡する配線を不要
になることで、配線処理の煩雑さを解消できる。
【0056】(b) 請求項2記載の発明によると、請求
項1の効果に加えて、検出手段を遊技制御手段と本体制
御手段とで共通に利用することで、部品点数の増加を抑
制することが可能になる。
【0057】(c) 請求項3記載の発明によると、請求
項2の効果に加えて、遊技機に表示装置を配設したとし
ても、遊技制御手段は、表示装置の制御を全て実行する
ことはないので、さらに制御負担を軽減させつつ、趣向
性の高い遊技機とすることが可能になる。
【0058】(d) 請求項4記載の発明によると、請求
項3の効果に加えて、遊技制御手段の制御負担をより一
層軽減させることが可能になる。
【0059】(e) 請求項5記載の発明によると、請求
項4の効果に加えて、表示灯による点灯する領域が広範
囲となることにより、装飾効果を高め、遊技者の遊技へ
の期待感を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態を適用した遊技機の
一部分を構成する遊技盤の正面図である。
【図2】本発明における一実施形態を適用した遊技機の
一部分を構成する遊技機本体の正面図である。
【図3】遊技機に係わる制御ブロック図である。
【図4】図柄変動指定情報を説明するための一覧表図で
ある。
【図5】点灯表示指令情報を説明するための一覧表図で
ある。
【図6】効果音指令情報を説明するための一覧表図であ
る。
【図7】特別図柄表示装置に係わる表示制御ブロック図
である。
【符号の説明】
(1)賞品球払出装置 (2)遊技機本体 (3)装飾用表示部 (4)開口部 (5)発射ハンドル (6)遊技球供給皿 (7)スピーカー (10)遊技盤 (11)外側ガイドレール (12)内側ガイドレール (13)遊技領域 (14)特別図柄表示装置(表示装置) (15)特別図柄始動口 (15a)(15b)可動片 (16)普通図柄作動ゲート (17)普通図柄表示装置 (17a)(17b)普通図柄表示領域 (18)変動入賞装置 (19)大入賞口 (20)ランプ付き風車 (21)アウト口 (22)ランプ表示装置 (150)特別図柄始動スイッチ (160)普通図柄作動スイッチ (180)大入賞口作動ソレノイド (185)普通電動役物作動ソレノイド (190)大入賞口スイッチ (195)特定領域スイッチ (200)主制御部(遊技制御手段、抽選手段) (201)ROM (202)RAM (210)入力ポート (220)出力ポート (230)表示灯装置(表示灯制御手段) (240)効果音発生装置(効果音制御手段) (250)賞品球払出制御部(本体制御手段) (251)ROM (252)RAM (260)賞品球検出スイッチ (300)CPU (310)画像表示処理用LSI (320)データ受信回路 (330)プログラムROM (340)RAM (350)ビデオRAM (360)キャラクタROM (370)LCDディスプレイ (380)表示関連情報出力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域を形成した遊技盤と、該遊技盤
    が着脱可能に取付けられる遊技機本体を有する遊技機に
    おいて、 前記遊技盤に係る制御を実行する遊技制御手段と、前記
    遊技機本体に係る制御を実行する本体制御手段とを具備
    し、 前記遊技制御手段と前記本体制御手段は、それぞれ独立
    して制御を実行するようにしたことを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 遊技盤の遊技領域に、遊技球を検出可能
    な検出手段を有する始動口を配設するとともに、遊技機
    本体に、所定の遊技価値を遊技者に付与しうる動作を実
    行可能な払出装置を配設し、 前記検出手段は、遊技制御手段及び本体制御手段の双方
    に接続されるように構成され、 前記遊技制御手段は、前記検出手段による検出信号の入
    力に基づいて、遊技者にとって有利な状態を生起するか
    否かを抽選する制御を実行する抽選手段を含み、 前記本体制御手段は、前記検出手段による検出信号の入
    力に基づいて、前記払出装置の動作の制御を実行するこ
    とを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技盤の遊技領域に、識別情報を変動表
    示可能な表示装置を配設し、 遊技制御手段は、抽選手段による抽選結果に基づいて、
    表示指令信号を前記表示装置に送信可能であり、 前記表示装置は、受信した前記表示指令信号に基づい
    て、前記識別情報を変動表示を行うための表示制御を実
    行することによって、前記抽選手段による抽選結果を報
    知するようにしたことを特徴とする請求項2記載の遊技
    機。
  4. 【請求項4】 遊技制御手段からの効果音指令信号に基
    づいて、効果音の発生制御を実行する効果音制御手段
    と、前記遊技制御手段からの点灯表示指令信号に基づい
    て、表示灯の点灯表示制御を実行する表示灯制御手段と
    を備え、 前記遊技制御手段は、抽選手段による抽選結果に基づい
    て、前記効果音指令信号を前記効果音制御手段に送信す
    るとともに、前記点灯表示指令信号を前記表示灯制御手
    段に送信することを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技盤の遊技領域及び遊技機本体の前面
    側のそれぞれに、表示灯を配設することを特徴とする請
    求項4記載の遊技機。
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