JP2003290487A - 遊技機、プログラム、記録媒体 - Google Patents

遊技機、プログラム、記録媒体

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JP2003290487A
JP2003290487A JP2002100794A JP2002100794A JP2003290487A JP 2003290487 A JP2003290487 A JP 2003290487A JP 2002100794 A JP2002100794 A JP 2002100794A JP 2002100794 A JP2002100794 A JP 2002100794A JP 2003290487 A JP2003290487 A JP 2003290487A
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Japan
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special
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JP2002100794A
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English (en)
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Naohiro Suzuki
直広 鈴木
Hiroaki Niwa
浩晃 丹羽
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】普通電動役物の動作によって大入賞口への遊技
球の入賞が阻害されるのを防止可能なパチンコ機を提供
する。 【解決手段】動作例1では、第1種特別電動役物42に
よって大入賞口41が開口されている最中に、普通図柄
表示装置34が当たり停止図柄を停止表示した場合、普
通図柄表示装置34による変動表示と、普通電動役物ソ
レノイドによる普通電動役物28の駆動とを、第1種特
別電動役物42によって大入賞口41が閉口されるまで
遅延させる。その結果、第1種特別電動役物42によっ
て大入賞口41が開口されているときには、普通電動役
物28の両可動翼片28a,28bが開かれるのが禁止
され、その両可動翼片28a,28bによって第1種始
動口27が拡大されるのも禁止される。従って、遊技盤
14面を流下して大入賞口41へ向かう遊技球が、両可
動翼片28a,28bによって阻害されず、大入賞口4
1に容易に入賞できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊技機、プログラ
ム、記録媒体に係り、例えば、パチンコ機、そのパチン
コ機を実現するようにコンピュータシステムを機能させ
るためのプログラム、そのプログラムが記録されたコン
ピュータで読み取り可能な記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常の第1種パチンコ機では、遊技盤の
略中央部に特別図柄表示装置が配設され、その特別図柄
表示装置の下方に第1種始動口が配設され、その第1種
始動口の下方に大入賞口が配設されている。また、第1
種始動口には普通電動役物が配設され、大入賞口には第
1種特別電動役物が配設されている。さらに、遊技盤の
適宜な箇所に、普通図柄作動ゲートが配設されている。
そして、遊技球が普通図柄作動ゲートを通過すると、普
通図柄表示装置にて普通図柄が変動表示された後に普通
図柄が停止表示され、その停止表示された普通図柄が当
たり停止図柄の場合には、普通電動役物によって第1種
始動口の入口が開き又は拡大され、第1種始動口に遊技
球が入賞し易くなる。
【0003】尚、普通電動役物には種々のタイプがある
が、第1種始動口の両側に左右対称の可動翼片を備えた
ものがある。このタイプの普通電動役物は、通常は直立
状態にある両可動翼片がそれぞれの支軸を中心として左
右に回転して開くようになっており、普通図柄表示装置
が当り停止図柄を表示した場合に、両可動翼片を開いて
第1種始動口の入口を開き又は拡大させる。また、遊技
球が第1種始動口に入賞すると、特別図柄表示装置にて
特別図柄が変動表示された後に特別図柄が停止表示さ
れ、その停止表示された特別図柄が大当たり停止図柄の
場合には、第1種特別電動役物によって大入賞口の入口
が開き又は拡大され、大入賞口に多量の遊技球が入賞可
能になる大当たり遊技状態が開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の第1種パチンコ
機では、大入賞口の拡開動作(第1種特別電動役物の動
作)と、第1種始動口の拡開動作(普通電動役物の動
作)とが独立して行われている。そのため、大入賞口の
入口が開き又は拡大されているときに、その大入賞口の
上方に配設されている普通電動役物の可動翼片が開くこ
とがある。すると、遊技盤面を流下して大入賞口へ向か
う遊技球が、普通電動役物の可動翼片によって阻まれ、
大入賞口に入賞できなくおそれがある。その結果、普通
電動役物の可動翼片が直立状態にあれば大入賞口に入賞
するはずの遊技球が入賞不能になるため、遊技者が不利
益を被るという問題があった。
【0005】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであって、以下の目的を有するものである。 (1)普通電動役物の動作によって大入賞口への遊技球の
入賞が阻害されるのを防止可能な遊技機を提供する。 (2)前記(1)の遊技機を実現するようにコンピュータシス
テムを機能させるためのプログラムを提供する。 (3)前記(1)の遊技機を実現するようにコンピュータシス
テムを機能させるためのプログラムが記録されたコンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用および発明の効果】
(請求項1)係る目的を達成するためになされた請求項
1に記載の発明は、特別電動役物の作動によって大入賞
口の入口が開き又は拡大されているときには、普通電動
役物の作動に係る入賞口の入口が開き又は拡大されるの
を禁止する制御を行う制御手段を備えた遊技機をその要
旨とする。従って、請求項1に記載の発明によれば、遊
技機の遊技盤面を流下して大入賞口へ向かう遊技球が、
普通電動役物によって阻害されることはなく、大入賞口
に入賞することが容易になる。
【0007】(請求項2)ところで、請求項2に記載の
発明のように、請求項1に記載の遊技機において、普通
図柄を変動表示した後に普通図柄を停止表示する普通図
柄表示装置と、その普通図柄表示装置が停止表示した普
通図柄が当たり停止図柄の場合に、大入賞口以外の入賞
口の入口を開き又は拡大させるように普通電動役物を駆
動する普通電動役物駆動手段と、特別図柄を変動表示し
た後に特別図柄を停止表示する特別図柄表示装置と、そ
の特別図柄表示装置が停止表示した特別図柄が大当たり
停止図柄の場合に、大入賞口の入口を開き又は拡大させ
るように特別電動役物を駆動する特別電動役物駆動手段
とを備え、前記制御手段は、普通図柄表示装置と普通電
動役物駆動手段と特別図柄表示装置と特別電動役物駆動
手段とを制御するようにしてもよい。
【0008】(請求項3)また、請求項3に記載の発明
のように、請求項2に記載の遊技機において、前記制御
手段は、特別電動役物によって大入賞口の入口が開き又
は拡大されている最中に、普通図柄表示装置が停止表示
した普通図柄が当たり停止図柄であれば、普通図柄表示
装置による次回の変動表示と、普通電動役物駆動手段に
よる普通電動役物の駆動とを、特別電動役物によって大
入賞口の入口が閉じ又は縮小されるまで遅延させるよう
にしてもよい。
【0009】(請求項4)また、請求項4に記載の発明
のように、請求項2に記載の遊技機において、前記制御
手段は、特別電動役物によって大入賞口の入口が開き又
は拡大されている最中に、普通図柄表示装置が停止表示
した普通図柄が当たり停止図柄であれば、普通図柄表示
装置による次回の変動表示を実行させると共に、普通電
動役物駆動手段による普通電動役物の駆動を、特別電動
役物によって大入賞口の入口が閉じ又は縮小されるまで
遅延させるようにしてもよい。
【0010】(請求項5)また、請求項5に記載の発明
のように、請求項2〜4のいずれか1項に記載の遊技機
において、前記制御手段は、特別電動役物によって大入
賞口の入口が閉じ又は縮小されている最中に、普通図柄
表示装置が停止表示した普通図柄が当たり停止図柄であ
れば、普通電動役物駆動手段による普通電動役物の駆動
を実行させ、その普通電動役物によって大入賞口以外の
入賞口の入口が閉じ又は縮小された後に、特別電動役物
駆動手段による特別電動役物の駆動を実行させるように
してもよい。
【0011】(請求項6)また、請求項6に記載の発明
のように、請求項2〜4のいずれか1項に記載の遊技機
において、前記制御手段は、特別電動役物によって大入
賞口の入口が閉じ又は縮小されている最中に、普通図柄
表示装置が停止表示した普通図柄が当たり停止図柄であ
れば、特別電動役物駆動手段による特別電動役物の次回
の駆動後に、普通電動役物駆動手段による普通電動役物
の駆動を実行させるようにしてもよい。
【0012】(請求項7)また、請求項7に記載の発明
のように、請求項2に記載の遊技機において、特別電動
役物によって大入賞口が開き又は拡大されてから閉じ又
は縮小されるまでを1ラウンドの大当たり遊技とし、大
入賞口内に設けられた特定領域を遊技媒体が通過するこ
とを条件としてラウンドが進行し、予め設定された最大
ラウンド数分の大当たり遊技が実行可能であるようにし
てもよい。
【0013】(請求項8)また、請求項8に記載の発明
のように、請求項7に記載の遊技機において、前記制御
手段は、大当たり遊技中には、特別電動役物によって大
入賞口の入口が閉じ又は縮小されたのに合わせて、普通
図柄表示装置に普通図柄を停止表示させ、その停止表示
された普通図柄に基づいて、普通電動役物駆動手段によ
る普通電動役物の駆動を実行させ、その後、普通図柄表
示装置による次回の変動表示を実行させるようにしても
よい。
【0014】(請求項9)また、請求項9に記載の発明
のように、請求項8に記載の遊技機において、前記制御
手段は、所定ラウンド数分の大当たり遊技が終了し、特
別電動役物によって大入賞口が閉じ又は縮小されたとき
に、普通図柄表示装置に普通図柄を停止表示させ、その
停止表示された普通図柄に基づいて、普通電動役物駆動
手段による普通電動役物の駆動を実行させ、その後、普
通図柄表示装置による次回の変動表示を実行させるよう
にしてもよい。
【0015】(請求項10)次に、請求項10に記載の
発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の遊技機に
おける前記各手段としてコンピュータシステムを機能さ
せるためのプログラムを提供するものである。つまり、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の遊技機における前
記各手段を実現するための機能は、コンピュータシステ
ムで実行されるプログラムとして備えることができる。
【0016】(請求項11)次に、請求項11に記載の
発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の遊技機に
おける前記各手段としてコンピュータシステムを機能さ
せるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み
取り可能な記録媒体を提供するものである。このような
プログラムの場合、例えば、ROMやバックアップRA
Mをコンピュータで読み取り可能な記録媒体として前記
プログラムを記録しておき、このROMあるいはバック
アップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用い
ることができる。この他、半導体メモリ(スマートメデ
ィア,メモリスティックなど),ハードディスク,FD
(Floppy Disk),データカード(ICカード,磁気カ
ードなど),光ディスク(CD−ROM,CD−R,C
D−RW,DVDなど),光磁気ディスク(MOな
ど),相変化ディスク,磁気テープなどのコンピュータ
で読み取り可能な記録媒体に前記プログラムを記録して
おき、そのプログラムを必要に応じてコンピュータシス
テムにロードして起動することにより用いてもよい。ち
なみに、前記記録媒体の具体例の名称は登録商標であ
る。
【0017】尚、上述した[特許請求の範囲]および
[課題を解決するための手段および発明の効果]に記載
した構成要素と、後述する[発明の実施の形態]に記載
した構成部材との対応関係は以下のようになっている。
「遊技機」は、第1種パチンコ機10に該当する。「特
別電動役物」は、第1種特別電動役物42に該当する。
「制御手段」は、主基板100のメインCPU112に
おける普通図柄処理(S200),普通電動役物処理
(S300),特別図柄処理(S400),大入賞口処
理(S500)に該当する。「普通電動役物駆動手段」
は、普通電動役物ソレノイド28cに該当する。「特別
電動役物駆動手段」は、第1種特別電動役物ソレノイド
42cに該当する。「プログラム」は、主基板100の
メインCPU112が実行する図4に示すフローチャー
トの処理に該当する。「記録媒体」は、ROM114に
該当する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機を第1種パ
チンコ機に具体化した一実施形態について図面を参照し
ながら説明する。 [全体の主要構成]図1は、本実施形態における第1種
パチンコ機10の正面図である。第1種パチンコ機(遊
技機)10には、略矩形状の前枠11が開閉可能に取り
付けられている。前枠11には、ガラス枠12が開閉可
能に取り付けられている。ガラス枠12には、所定間隔
(例えば、5〜10mm程度)だけ前後方向に離間させ
て2枚のガラス板13a,13bが嵌め込まれている。
ガラス枠12および各ガラス板13a,13bの後面側
(遊技者とは反対側)には、遊技盤14が配設されてお
り、各ガラス板13a,13bと遊技盤14とは平行に
配置されている。
【0019】前枠11の右下方には、発射ハンドル15
aが回動可能に取り付けられている。遊技者が発射ハン
ドル15aを握って回動操作したことに基づいて、発射
モータ(図示略)が駆動され、発射ハンドル15aの回
動角度に応じた発射速度で遊技球(遊技媒体)が遊技盤
14へ発射される。また、遊技者が、発射ハンドル15
aに配設された発射停止スイッチ15bを操作したこと
に基づいて、発射モータが停止されて遊技球の発射も停
止される。
【0020】ガラス枠12の上方の前枠11には、枠ラ
ンプ18aが配設されている。ガラス枠12の下方の前
枠11の前面側には、上受皿パネル16が開閉可能に取
り付けられている。上受皿パネル16の左側上部には、
遊技球が賞球(賞媒体)や貸球として供給される賞球・
貸球供給口17が形成されている。上受皿パネル16に
おける賞球・貸球供給口17の供給側には、賞球・貸球
供給口17から供給された遊技球(賞球、貸球)を収容
するための上受皿19が配設されている。
【0021】上受皿19の下方には、上受皿19の収容
可能数を超えた遊技球を排出する下受皿排出口19aが
形成されている。下受皿排出口19aの排出側には、下
受皿排出口19aから排出された遊技球を収容しておく
ための下受皿20が配設されている。上受皿19の上部
右方には、上受皿19に収容された遊技球を下受皿排出
口19aから下受皿20へ排出させるための上受皿球抜
きレバー19bがスライド可能に配設されている。下受
皿20の下方には、下受皿20に収容された遊技球を下
受皿球抜孔20aから球箱(図示略)へ排出させるため
の下受皿球抜きレバー20bがスライド可能に配設され
ている。
【0022】前枠11の左側には、遊技機外装置部分
(CRカードサンド)22が取り付けられている。遊技
機外装置部分22には、プリペイドカードを挿入するた
めのスリット22aなどが配設されている。つまり、第
1種パチンコ機10は、現金ではなくプリペイドカード
を使用して遊技を行うタイプであり、このタイプは一般
に「CR機」と呼ばれている。
【0023】[遊技盤14の主要構成]図2は、第1種
パチンコ機10から取り外した遊技盤14を表側から見
た正面図である。遊技盤14の左方には、遊技盤14に
発射された遊技球を遊技領域へ案内するためのガイドレ
ール21が配設されている。遊技盤14の中央部上寄り
左右には、LEDによって装飾された装飾風車25a,
25bが配設されている。遊技盤14の上部左右両端に
は、コーナー飾りランプ18b,18cが配設されてい
る。遊技盤14の中央部左右両端には、サイド飾りラン
プ18d,18eが配設されている。
【0024】遊技盤14の略中央部には、センターケー
ス30が配設されている。センターケース30の略中央
には、矩形状の表示装置に複数の特別図柄の組み合わせ
を変動表示した後に特別図柄を停止表示する特別図柄表
示装置32が配設されている。尚、特別図柄表示装置3
2は、どのような表示装置(例えば、LCD,CRT,
プラズマディスプレイなど)によって具体化してもよ
い。
【0025】センターケース30における特別図柄表示
装置32の下部には、第1種始動口27への遊技球の入
賞に基づいて特別図柄表示装置32が特別図柄の変動表
示を始動可能な回数を表示する4個のLEDからなる特
別図柄記憶表示LED36が配設されている。センター
ケース30における特別図柄表示装置32の上部には、
3個のLEDによって複数の普通図柄の組み合わせを変
動表示した後に普通図柄を停止表示する普通図柄表示装
置34が配設されている。普通図柄表示装置34の下方
には、普通図柄作動ゲート26a,26bを遊技球が通
過したことに基づいて普通図柄表示装置34が普通図柄
の変動表示を始動可能な回数を表示する4個のLEDか
らなる普通図柄記憶表示LED35が配設されている。
【0026】また、センターケース30には、天入賞口
31、左入口91、右入口92、転動面(転動底面)9
3が備えられている。天入賞口31はセンターケース3
0の枠部材の上端部中央に開口され、左入口91はセン
ターケース30の枠部材の左端部に開口され、右入口9
2はセンターケース30の枠部材の右端部に開口されて
いる。鉛直軸線周りに回転駆動される円盤からなる転動
面93は、センターケース30の下部における特別図柄
表示装置32の前側に配設されている。左入口91また
は右入口92に入った遊技球は、センターケース30の
枠部材内に入って転動面93上に送られ、転動面93か
らセンターケース30の下方へ流下(落下)する。この
とき、その遊技球の流下経路は転動面93の回転に従っ
て変化し、遊技球は転動面93の回転状態に応じて転動
面93の真下だけでなく下方の広い範囲に流下される。
【0027】センターケース30の左右には、普通図柄
表示装置34による普通図柄の変動表示を始動させる機
能を備えた普通図柄作動ゲート26a,26bが配設さ
れている。センターケース30の下方には、特別図柄表
示装置32による特別図柄の変動表示を始動させる機能
を備えた第1種始動口27が設けられている。
【0028】第1種始動口27には普通電動役物28が
配設されている。普通電動役物28は、第1種始動口2
7の両側に左右対称の可動翼片28a,28bを備え、
通常は直立状態にある両可動翼片28a,28bがそれ
ぞれの支軸を中心として左右に回転して開くようになっ
ている。そして、普通電動役物28は、普通図柄表示装
置34が当り停止図柄を表示した場合に両可動翼片28
a,28bを開くようになっている。普通電動役物28
の両可動翼片28a,28bが開くと、第1種始動口2
7の入口が拡大して遊技球の入賞が容易になる。
【0029】第1種始動口27の下方には、特別図柄表
示装置32が大当たり停止図柄(所定図柄)を表示した
場合に作動する変動入賞装置40が設けられている。変
動入賞装置40には、大入賞口41および第1種特別電
動役物42が配設されている。第1種特別電動役物42
は、大入賞口41の両側に左右対称の可動翼片42a,
42bを備え、通常は直立状態にある両可動翼片42
a,42bがそれぞれの支軸を中心として左右に回転し
て開くようになっている。そして、第1種特別電動役物
42は、特別図柄表示装置32が大当たり停止図柄を表
示した場合に両可動翼片42a,42bを開くようにな
っている。第1種特別電動役物42の両可動翼片42
a,42bが開くと、大入賞口41の入口が開いて遊技
球の入賞が可能になる。
【0030】大入賞口41の内部には、大入賞口41を
連続して開口する機能を有する特定領域43と、この特
定領域43を通過した遊技球を検出(検知)する特定領
域スイッチ(図示略)と、大入賞口41に入賞した遊技
球の数をカウントする大入賞口スイッチ(図示略)とが
設けられている。変動入賞装置40の左側には左下入賞
口29aが配設され、変動入賞装置40の右側には右下
入賞口29bが配設されている。左下入賞口29aの左
側上方には、左袖入賞口24aが配設されている。右下
入賞口29bの右側上方には、右袖入賞口24bが配設
されている。
【0031】センターケース30の左右下方にはそれぞ
れ、普通の風車23a,23bが配設されている。遊技
盤14には、多くの釘47が打ち込まれており、遊技盤
14に発射された遊技球は、それら釘47の間を乱舞し
ながら遊技盤14面を流下(落下)する。遊技盤14の
最下部中央には、遊技盤14面を流下した遊技球のう
ち、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するア
ウト口45が設けられている。
【0032】[第1種パチンコ機10の電気的構成]図
3は、第1種パチンコ機10の電気的構成を示すブロッ
ク回路図である。第1種パチンコ機10には、主基板
(電子制御装置)100が設けられており、この主基板
100には、マイクロコンピュータ(マイクロプロセッ
サ)110が搭載されている。マイクロコンピュータ1
10には、遊技の制御を実行するメインCPU112
と、このメインCPU112が各種制御を実行するため
の各種制御プログラムが記憶されたROM114と、メ
インCPU112が各種制御プログラムを実行する際に
ROM114から読み出された制御プログラムや遊技中
に発生する当たりに関するデータなどの各種データを一
時的に格納するRAM116とが搭載されている。ま
た、RAM116は、停電などの電源遮断時における遊
技状態を電源復帰後に再現するために、電源遮断時にお
いてメインCPU112が処理したデータや各装置およ
び各基板へ送り出したコマンドなどをバックアップす
る。
【0033】主基板100には、次に記載するものが電
気的に接続されている。電源基板80、賞球(賞媒体)
の払い出しや貸球の貸し出しなどを制御する払出制御基
板200、特別図柄表示装置32を制御する特別図柄制
御装置33、遊技盤14に設けられたランプ類を制御す
るランプ制御装置75、遊技中の効果音などを再生(発
音)する音声再生装置79aを制御する音声制御装置7
9、第1種始動口27への遊技球の入賞を検出(検知)
するための第1種始動口スイッチ27a(尚、図3では
スイッチを「SW」と表記する)、遊技盤情報(入賞、
当たり、遊技停止など)をパチンコホール(遊技場)の
管理室などに設けられたコンピュータ(以下、「ホール
コンピュータ」という。図示略)へ送り出すための遊技
枠情報端子基板52、盤面中継基板51、遊技枠中継基
板53である。
【0034】払出制御基板200には、主基板100か
ら送り出される制御コマンドを入力して動作するマイク
ロコンピュータ(マイクロプロセッサ)210が搭載さ
れており、マイクロコンピュータ210には、賞球の払
い出しや貸球の貸し出しなどを制御するサブCPU21
2と、このサブCPU212が賞球の払い出しや貸球の
貸し出しなどの制御を実行するための各種制御プログラ
ムが記憶されたROM214と、サブCPU212が各
種制御プログラムを実行する際にROM214から読み
出された制御プログラムや遊技中に発生する賞球の個数
などの各種データを一時的に格納するRAM216とが
搭載されている。また、払出制御基板200には、電源
基板80、CR接続基板56、発射モータ駆動基板15
c、遊技枠情報端子基板52、払出中継基板55が電気
的に接続されている。
【0035】発射モータ駆動基板15cには、発射モー
タ15e、発射スイッチ15d、発射停止スイッチ15
bが電気的に接続されている。発射ハンドル15aが操
作されると、発射スイッチ15dは発射ハンドル15a
の回転角度に応じた検出信号を生成し、その発射スイッ
チ15dの検出信号は発射モータ駆動基板15cを介し
てサブCPU212へ送り出される。すると、サブCP
U212から発射モータ駆動基板15cを介して発射モ
ータ15eに駆動信号が出力され、発射モータ15eは
その駆動信号に従って、発射ハンドル15aの回転角度
に応じた発射速度で遊技球を発射する。
【0036】また、発射ハンドル15aが操作されて発
射スイッチ15dがオフされると、その発射スイッチ1
5dの検出信号は発射モータ駆動基板15cを介してサ
ブCPU212へ送り出される。すると、サブCPU2
12から発射モータ駆動基板15cを介して発射モータ
15eに駆動停止信号が出力され、発射モータ15eは
その駆動停止信号に従って遊技球の発射を停止する。ま
た、発射停止スイッチ15bが操作されると、その発射
停止スイッチ15bの検出信号は発射モータ駆動基板1
5cを介してサブCPU212へ送り出され、サブCP
U212から発射モータ駆動基板15cを介して発射モ
ータ15eに駆動停止信号が出力され、発射モータ15
eはその駆動停止信号に従って遊技球の発射を停止す
る。
【0037】遊技枠中継基板53には、下受皿20が賞
球で満杯になったことを検出するための満杯検出スイッ
チ20cおよびセンサ中継基板54が電気的に接続され
ている。センサ中継基板54には、賞球ユニット62に
備えられた賞球払出センサ62a,62bおよび払出中
継基板55が電気的に接続されている。
【0038】賞球ユニット62は、賞球払出センサ62
a,62bおよび賞球払出モータ62cを備える。賞球
の払出機構は、賞球の払い出しを効率良く行うために2
カ所に設けられており、各払出機構は賞球払出モータ6
2cによって駆動される。また、賞球払出センサ62a
は一方の払出機構に設けられており、賞球払出センサ6
2bは他方の払出機構に設けられている。各賞球払出セ
ンサ62a,62bの検出信号は、センサ中継基板54
から遊技枠中継基板53を介して主基板100へ送り出
され、その信号に基づいてメインCPU112は、払い
出された賞球の個数をカウントする。払出中継基板55
には、貸球がなくなったことを検出するための貸球切れ
スイッチ61、賞球払出モータ62c、貸球を供給する
貸球ユニット63が電気的に接続されている。
【0039】盤面中継基板51には、次に記載するもの
が電気的に接続されている。普通電動役物28の両可動
翼片28a,28bを開閉させる普通電動役物ソレノイ
ド28c(尚、図3ではソレノイドを「SL」と表記す
る)、普通図柄表示装置34、各普通図柄作動ゲート2
6a,26bのいずれかを遊技球が通過したことを検出
(検知)するためのゲートスイッチ26c、大入賞口4
1への遊技球の入賞を検出(検知)するための大入賞口
スイッチ41b、各袖入賞口24a,24bのいずれか
への遊技球の入賞を検出(検知)するための袖入賞口ス
イッチ24c、各下入賞口29a,29bのいずれかへ
の遊技球の入賞を検出(検知)するための下入賞口スイ
ッチ29c、天入賞口31への遊技球の入賞を検出(検
知)するための天入賞口スイッチ31a、大入賞口中継
基板50である。
【0040】大入賞口中継基板50には、特定領域43
を通過(入賞)した遊技球を検出するための特定領域ス
イッチ43a、第1種特別電動役物42の両可動翼片4
2a,42bを開閉させる第1種特別電動役物ソレノイ
ド42cが電気的に接続されている。CR接続基板56
には、プリペイドカードを読み取る装置などを備える遊
技機外装置部分22が電気的に接続されている。
【0041】電源基板80は、主電源70から交流(A
C)24V(50Hz/60Hz)の電源供給を受け、
その交流電源から各種電圧の直流電源を生成し、その直
流電源を各基板56,100,200および各装置3
3,75,79へ供給する。そして、主基板100のメ
インCPU112には、第1種始動口スイッチ27aの
検出信号が入力され、盤面中継基板51を介して各スイ
ッチ24c,26c,29c,31a,41bの検出信
号が入力され、大入賞口中継基板50から盤面中継基板
51を介して特定領域スイッチ43aの検出信号が入力
され、センサ中継基板54から遊技枠中継基板53を介
して各賞球払出センサ62a,62bの検出信号が入力
される。
【0042】[メインCPU112が実行する主な処
理]図4は、本実施形態において主基板100のメイン
CPU112が実行する主な処理の流れを示すフローチ
ャートである。メインCPU112は、ROM114に
記録(記憶)されているプログラムに従い、コンピュー
タによる各種演算処理によって、以下の各ステップ(以
下、「S」と記載する)の処理を実行する。尚、前記プ
ログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体(半
導体メモリ(スマートメディア,メモリスティックな
ど)、ハードディスク、FD(FloppyDisk)、データカ
ード(ICカード,磁気カードなど)、光ディスク(C
D−ROM,CD−R,CD−RW,DVDなど)、光
磁気ディスク(MOなど)、相変化ディスク、磁気テー
プなど)を備えた外部記録装置(外部記憶装置)に記録
(記憶)しておき、当該プログラムを必要に応じて外部
記録装置からメインCPU112にロードして起動する
ことにより用いるようにしてもよい。ちなみに、前記記
録媒体の具体例の名称は登録商標である。
【0043】メインCPU112は、まず、主電源70
の投入時か否かを判定し(S10)、主電源70の投入
時(S10:Yes)には第1種パチンコ機10の各装
置および各基板の初期設定を行い(S20)、最初のル
ーチンを終了してS10の処理へ戻る。2回目以降のル
ーチンにおいては、主電源70の投入時ではないため
(S10:No)、メインCPU112は、以下のS1
00〜S700の処理を順次実行した後に、再びS10
の処理に戻り、S10〜S700の処理を繰り返し実行
する。
【0044】<賞球払出処理>賞球払出処理(S10
0)において、主基板100のメインCPU112は、
各スイッチ24c,27a,29c,31a,41bの
検出信号に基づいて、賞球ユニット62から払い出され
る遊技球の個数(賞球個数)を決定し、その賞球個数に
対応した賞球払出コマンドを生成し、その賞球払出コマ
ンドを払出制御基板200のサブCPU212へ送り出
す。すると、サブCPU212は、賞球払出コマンドに
基づいて賞球払出命令を生成し、その賞球払出命令を払
出中継基板55を介して賞球ユニット62へ送り出す。
賞球ユニット62は、賞球払出命令に従って動作し、賞
球・貸球供給口17から所定個数の遊技球を賞球として
払い出させる。
【0045】ここで、大入賞口スイッチ41bが大入賞
口41への遊技球の入賞を検出した場合の賞球個数は、
大入賞口41への1個の遊技球の入賞に対して、例え
ば、15個に設定されている。また、各スイッチ24
c,27a,29c,31aが各入賞口24a,24
b,27,29a,29b,31への遊技球の入賞を検
出した場合の賞球個数は、当該各入賞口への1個の遊技
球の入賞に対して、例えば、5個に設定されている。
【0046】<普通図柄処理>普通図柄処理(S20
0)において、メインCPU112は、ゲートスイッチ
26cの検出信号に基づいて各普通図柄作動ゲート26
a,26bのいずれかを遊技球が通過したことを検出
し、その検出結果とRAM116に記憶されている普通
図柄始動記憶数FUとに基づいて普通図柄制御コマンド
を生成し、後述するタイミングで、その普通図柄制御コ
マンドを盤面中継基板51を介して普通図柄表示装置3
4へ送り出す。すると、普通図柄表示装置34は、普通
図柄制御コマンドに基づいて、普通図柄の変動表示を行
った後に当たり停止図柄またはハズレ停止図柄を停止表
示する。例えば、普通図柄表示装置34を構成する3個
のLEDが点滅することにより普通図柄が変動表示さ
れ、両端部の2個のLEDが点灯することにより当たり
停止図柄が停止表示され、いずれか1個のLEDのみが
点灯することによりハズレ停止図柄が停止表示される。
【0047】ここで、普通図柄始動記憶数FUは以下の
ように設定されてRAM116に記憶されている。メイ
ンCPU112は、普通図柄表示装置34が普通図柄の
変動表示中または当たり停止図柄を停止表示中に、各普
通図柄作動ゲート26a,26bのいずれかを遊技球が
通過すると、その通過した遊技球の最初の4個までをR
AM116に記憶させる。そして、後述するランプ処理
(S700)において、RAM116に記憶された遊技
球の個数が普通図柄記憶表示LED35の点灯数によっ
て表示される。このRAM116に記憶された遊技球の
個数(普通図柄記憶表示LED35の点灯数)が、普通
図柄始動記憶数FUである。
【0048】そして、普通図柄表示装置34に当たり停
止図柄またはハズレ停止図柄が停止表示されたとき、普
通図柄始動記憶数FU(普通図柄記憶表示LED35の
点灯数)が「1」以上であれば、普通図柄表示装置34
による普通図柄の変動表示が再び行われ、普通図柄始動
記憶数FU(普通図柄記憶表示LED35の点灯数)が
1つ減らされる。例えば、普通図柄始動記憶数FU(普
通図柄記憶表示LED35の点灯数)が「3」の場合に
は、普通図柄表示装置34で普通図柄の変動表示が3回
繰り返され、その普通図柄の変動表示が繰り返される度
に、普通図柄始動記憶数FU(普通図柄記憶表示LED
35の点灯数)が1つずつ減らされ、普通図柄の変動表
示が3回繰り返されると、普通図柄始動記憶数FU(普
通図柄記憶表示LED35の点灯数)が「0」になる。
【0049】<普通電動役物処理>普通電動役物処理
(S300)において、メインCPU112は、普通図
柄処理(S200)の処理結果に基づいて、普通電動役
物ソレノイド28cを駆動制御するための制御信号を生
成し、後述するタイミングで、その制御信号を盤面中継
基板51を介して普通電動役物ソレノイド28cへ送り
出す。すると、普通電動役物ソレノイド28cは当該制
御信号に従って動作し、普通電動役物28の両可動翼片
28a,28bを開閉させる。
【0050】すなわち、メインCPU112は、普通図
柄処理で普通図柄表示装置34に当たり停止図柄を表示
させるための普通図柄表示コマンドを生成したことに基
づいて(普通図柄表示装置34が当たり停止図柄を表示
したことに基づいて)、普通電動役物ソレノイド28c
を制御して普通電動役物28の両可動翼片28a,28
bを開放させ、第1種始動口27の入口を拡大させて遊
技球を入賞し易くさせる。そして、メインCPU112
は、普通電動役物28の両可動翼片28a,28bを開
放させてから所定時間(例えば、0.2秒間)経過する
と、普通電動役物28の両可動翼片28a,28bを閉
じさせて第1種始動口27の入口を閉じ又は縮小させ
る。
【0051】<特別図柄処理>特別図柄処理(S40
0)において、メインCPU112は、第1種始動口ス
イッチ27aの検出信号に基づいて第1種始動口27に
遊技球が入賞したことを検出し、その検出結果に基づい
て大当たり遊技状態またはハズレ遊技状態のいずれか一
方を選択し、その選択結果とRAM116に記憶されて
いる特別図柄始動記憶数TUとに基づいて特別図柄制御
コマンドを生成し、その特別図柄制御コマンドを特別図
柄制御装置33へ送り出す。すると、特別図柄制御装置
33は、特別図柄制御コマンドに基づいて特別図柄表示
装置32を制御し、特別図柄の変動表示を行った後に、
大当たり停止図柄(所定図柄)またはハズレ停止図柄の
いずれか一方を特別図柄表示装置32に停止表示させ
る。
【0052】例えば、特別図柄表示装置32の横方向に
おける複数箇所(例えば、3箇所)で複数の特別図柄
(例えば、「0」〜「9」などの数字)を上下方向にス
クロール表示することにより特別図柄が変動表示され、
前記複数箇所の全部で所定種類の同じ特別図柄(例え
ば、「777」)を停止表示することにより大当たり停
止図柄が停止表示され、前記複数箇所の少なくとも1箇
所の停止図柄のみが異なることによりハズレ停止図柄が
停止表示される。
【0053】ここで、特別図柄始動記憶数TUは以下の
ように設定されてRAM116に記憶されている。メイ
ンCPU112は、特別図柄表示装置32が特別図柄の
変動表示中または大当たり停止図柄を停止表示中に、遊
技球が第1種始動口27に入賞すると、その入賞した遊
技球の最初の4個までをRAM116に記憶させる。そ
して、後述するランプ処理(S800)において、RA
M116に記憶された遊技球の個数が特別図柄記憶表示
LED36の点灯数によって表示される。このRAM1
16に記憶された遊技球の個数(特別図柄記憶表示LE
D36の点灯数)が、特別図柄始動記憶数TUである。
【0054】そして、特別図柄表示装置32による特別
図柄の変動表示の後に大当たり停止図柄またはハズレ停
止図柄が停止表示されたとき、特別図柄始動記憶数TU
(特別図柄記憶表示LED36の点灯数)が「1」以上
であれば、特別図柄表示装置32による特別図柄の変動
表示が再び行われ、特別図柄始動記憶数TU(特別図柄
記憶表示LED36の点灯数)が1つ減らされる。例え
ば、特別図柄始動記憶数TU(特別図柄記憶表示LED
36の点灯数)が「3」の場合には、特別図柄表示装置
32で特別図柄の変動表示が3回繰り返され、その特別
図柄の変動表示が繰り返される度に、特別図柄始動記憶
数TU(特別図柄記憶表示LED36の点灯数)が1つ
ずつ減らされ、特別図柄の変動表示が3回繰り返される
と、特別図柄始動記憶数TU(特別図柄記憶表示LED
36の点灯数)が「0」になる。
【0055】<大入賞口処理>大入賞口処理(S50
0)において、メインCPU112は、特別図柄処理
(S400)の処理結果に基づいて、第1種特別電動役
物ソレノイド42cを駆動制御するための制御信号を生
成し、後述するタイミングで、その制御信号を盤面中継
基板51から大入賞口中継基板50を介して第1種特別
電動役物ソレノイド42cへ送り出す。すると、第1種
特別電動役物ソレノイド42cは当該制御信号に従って
作動し、第1種特別電動役物42の両可動翼片42a,
42bを開閉させることにより大入賞口41を開閉させ
る。
【0056】すなわち、メインCPU112は、特別図
柄処理で大当たり遊技状態が選択された場合には、第1
種特別電動役物42の両可動翼片42a,42bを開い
て大入賞口41を開口させることにより大当たり遊技状
態を開始させ、大入賞口41への多数の遊技球の入賞を
可能にする。また、メインCPU112は、特別図柄処
理でハズレ遊技状態が選択された場合には、第1種特別
電動役物42の両可動翼片42a,42bを閉じたまま
にして大入賞口41を閉口させておき、大入賞口41へ
の遊技球の入賞を不可能にする。
【0057】そして、大入賞口41が開口してから所定
時間(例えば、30秒)経過するか、または、大入賞口
41に所定個数(例えば、10個)の遊技球が入賞する
と、第1種特別電動役物42の両可動翼片42a,42
bが閉じて大入賞口41が閉口され、大入賞口41への
遊技球の入賞が不可能になる。このとき、大入賞口41
の内部に設けられた特定領域43を遊技球が通過する
と、その遊技球の通過を特定領域スイッチ43aが検出
し、大入賞口41が連続して開口される。このように、
大入賞口41が開口してから閉口するまでを1ラウンド
とし、特定領域43を遊技球が通過することを条件とし
てラウンドが進行し、予め設定された最大ラウンド数
(例えば、15ラウンド)を終えると大当たり遊技状態
が終了される。
【0058】<音声処理>音声処理(S600)におい
て、メインCPU112は、S100〜S500の処理
結果に基づいて音声制御コマンドを生成し、その音声制
御コマンドを音声制御装置79へ送り出す。すると、音
声制御装置79は、音声制御コマンドに基づいて音声再
生装置79aを制御し、遊技中の効果音などを再生させ
る。
【0059】<ランプ処理>ランプ処理(S700)に
おいて、メインCPU112は、S100〜S500の
処理結果に基づいてランプ制御コマンドを生成し、その
ランプ制御コマンドをランプ制御装置75へ送り出す。
すると、ランプ制御装置75は、ランプ制御コマンドに
基づいて遊技盤14に設けられたランプ類(枠ランプ1
8a、コーナー飾りランプ18b,18c、サイド飾り
ランプ18d,18e、装飾風車25a,25bのLE
D、普通図柄記憶表示LED35、特別図柄記憶表示L
ED36など)の点灯を制御する。
【0060】[普通図柄表示装置34,普通電動役物2
8,第1種特別電動役物42の動作例]次に、前記各タ
イミング(普通図柄処理(S200)にて普通図柄制御
コマンドが普通図柄表示装置34へ送り出されるタイミ
ング、普通電動役物処理(S300)にて制御信号が普
通電動役物ソレノイド28cへ送り出されるタイミン
グ、大入賞口処理(S500)にて制御信号が第1種特
別電動役物ソレノイド42cへ送り出されるタイミン
グ)に基づく、普通図柄表示装置34,普通電動役物2
8,第1種特別電動役物42の動作タイミングについて
説明する。各装置34,28,42の動作タイミング
は、以下の動作例1〜6に示すように設定されている。
【0061】<動作例1>図5は、動作例1における普
通図柄表示装置34,普通電動役物28,第1種特別電
動役物42の動作タイミングを示すタイミングチャート
である。大入賞口41の開口中に普通図柄表示装置34
が普通図柄を停止表示し(時刻t1)、その普通図柄が
当たり停止図柄であっても、普通電動役物28の両可動
翼片28a,28bの開閉作動は行われず、大入賞口4
1が閉口してから普通電動役物28の両可動翼片28
a,28bの開閉作動が行われ(時刻t2)、その両可
動翼片28a,28bが閉じた後に(つまり、大入賞口
41が閉口してから)普通図柄表示装置34の次回の変
動表示が行われる(時刻t3)。つまり、動作例1で
は、第1種特別電動役物42によって大入賞口41が開
口されている最中に、普通図柄表示装置34が当たり停
止図柄を停止表示した場合、普通図柄表示装置34によ
る次回の変動表示と、普通電動役物ソレノイド28cに
よる普通電動役物28の駆動とを、第1種特別電動役物
42によって大入賞口41が閉口されるまで遅延させ
る。
【0062】<動作例2>図6は、動作例2における普
通図柄表示装置34,普通電動役物28,第1種特別電
動役物42の動作タイミングを示すタイミングチャート
である。大入賞口41の開口中に普通図柄表示装置34
が普通図柄を停止表示し(時刻t1)、その普通図柄が
当たり停止図柄であっても、普通電動役物28の両可動
翼片28a,28bの開閉作動は行われず、大入賞口4
1が閉口してから普通電動役物28の両可動翼片28
a,28bの開閉作動が行われる(時刻t2)。このと
き、大入賞口41の開口中に普通図柄表示装置34が普
通図柄を停止表示し(時刻t1)、その普通図柄が当た
り停止図柄であれば、普通図柄表示装置34の次回の変
動表示が行われる(時刻t3)。つまり、動作例2で
は、第1種特別電動役物42によって大入賞口41が開
口されている最中に、普通図柄表示装置34が当たり停
止図柄を停止表示した場合、普通図柄表示装置34によ
る次回の変動表示を実行させると共に、普通電動役物ソ
レノイド28cによる普通電動役物28の駆動を、第1
種特別電動役物42によって大入賞口41が閉口される
まで遅延させる。
【0063】<動作例3>図7は、動作例3における普
通図柄表示装置34,普通電動役物28,第1種特別電
動役物42の動作タイミングを示すタイミングチャート
である。大入賞口41の閉口中に普通図柄表示装置34
が普通図柄を停止表示し(時刻t1)、その普通図柄が
当たり停止図柄であれば、普通電動役物28の両可動翼
片28a,28bの開閉作動が行われ(時刻t1)、普
通図柄表示装置34の次回の変動表示が行われる(時刻
t2)。このとき、普通電動役物28の両可動翼片28
a,28bが開いているときに大入賞口41が開口され
る時間になっても、両可動翼片28a,28bが閉じな
い限り大入賞口41は開口されず、両可動翼片28a,
28bが閉じた(時刻t2)後に大入賞口41が開口さ
れる(時刻t3)。
【0064】すなわち、大入賞口41は、普通電動役物
28の両可動翼片28a,28bが開いている場合、両
可動翼片28a,28bが閉じている場合に開口される
時刻t4から時間ΔTだけ遅れた時刻t3にて開口され
る。つまり、動作例3では、第1種特別電動役物42に
よって大入賞口41が閉口されている最中に、普通図柄
表示装置34が当たり停止図柄を停止表示した場合、普
通電動役物ソレノイド28cによる普通電動役物28の
駆動を実行させ、その普通電動役物28によって第1種
始動口27が縮小された後に、第1種特別電動役物ソレ
ノイド42cによって第1種特別電動役物42の駆動を
実行させる。
【0065】<動作例4>図8は、動作例4における普
通図柄表示装置34,普通電動役物28,第1種特別電
動役物42の動作タイミングを示すタイミングチャート
である。大入賞口41の閉口中に普通図柄表示装置34
が普通図柄を停止表示し(時刻t1)、その普通図柄が
当たり停止図柄であっても、普通電動役物28の両可動
翼片28a,28bの開閉作動は行われず、大入賞口4
1の次回の閉口(時刻t2)後に、普通電動役物28の
両可動翼片28a,28bの開閉作動が行われる(時刻
t2)。このとき、大入賞口41の開口中に普通図柄表
示装置34が普通図柄を停止表示し(時刻t1)、その
普通図柄が当たり停止図柄であれば、普通図柄表示装置
34の次回の変動表示が行われる(時刻t3)。つま
り、動作例4では、第1種特別電動役物42によって大
入賞口41が閉口されている最中に、普通図柄表示装置
34が当たり停止図柄を停止表示した場合、第1種特別
電動役物ソレノイド42cによる第1種特別電動役物4
2の次回の駆動後に、普通電動役物ソレノイド28cに
よる普通電動役物28の駆動を実行させる。
【0066】<動作例5>図9は、動作例5における普
通図柄表示装置34,普通電動役物28,第1種特別電
動役物42の動作タイミングを示すタイミングチャート
である。大当たり遊技状態の最中には、大入賞口41が
閉口すると普通図柄表示装置34が普通図柄を停止表示
し(時刻t1)、その普通図柄が当たり停止図柄であれ
ば、普通電動役物28の両可動翼片28a,28bの開
閉作動が行われ(時刻t1)、その両可動翼片28a,
28bの開閉作動後に普通図柄表示装置34による次回
の変動表示が行われ(時刻t2)、大入賞口41が閉口
するまで(時刻t3)、普通図柄表示装置34の変動表
示が継続される。つまり、動作例5では、大当たり遊技
状態の最中には、第1種特別電動役物42によって大入
賞口41が閉口されたのに合わせて、普通図柄表示装置
34に普通図柄を停止表示させ、その停止表示された普
通図柄に基づいて、普通電動役物ソレノイド28cによ
る普通電動役物28の駆動を実行させ、その後、普通図
柄表示装置34による次回の変動表示を実行させる。
【0067】<動作例6>動作例6では、所定ラウンド
数(例えば、2ラウンド)分の大当たり遊技が終了し、
第1種特別電動役物42によって大入賞口41が閉口さ
れたときに、普通図柄表示装置34に普通図柄を停止表
示させ、その停止表示された普通図柄に基づいて、普通
電動役物ソレノイド28cによる普通電動役物28の駆
動を実行させ、その後、普通図柄表示装置34による次
回の変動表示を実行させる。つまり、動作例6では、所
定ラウンドにおける大入賞口41の閉口毎に、普通図柄
表示装置34に普通図柄を停止表示させる。
【0068】[実施形態の作用・効果]以上詳述した本
実施形態の各動作例1〜6によれば、第1種特別電動役
物42によって大入賞口41が開口されているときに
は、普通電動役物28の両可動翼片28a,28bが開
かれるのが禁止され、その両可動翼片28a,28bに
よって第1種始動口27が拡大されるのも禁止される。
従って、遊技盤14面を流下して大入賞口41へ向かう
遊技球が、普通電動役物28の両可動翼片28a,28
bによって阻害されることはなく、大入賞口41に入賞
することが容易になる。その結果、普通電動役物28の
両可動翼片28a,28bが直立状態にあれば大入賞口
41に入賞するはずの遊技球は、確実に大入賞口41に
入賞するため、遊技者が不利益を被ることがなくなる。
【0069】[別の実施形態]ところで、本発明は上記
実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体
化してもよく、その場合でも、上記実施形態と同等もし
くはそれ以上の作用・効果を得ることができる。 [1]上記実施形態において、普通電動役物28は第1
種始動口27の入口を拡大・縮小させるようになってい
る。しかし、普通電動役物28は第1種始動口27の入
口を開閉させるようにしてもよい。
【0070】[2]上記実施形態において、第1種特別
電動役物42は大入賞口41の入口を開閉させるように
なっている。しかし、第1種特別電動役物42は大入賞
口41の入口を拡大・縮小させるようにしてもよい。
【0071】[3]上記実施形態では、第1種始動口2
7に普通電動役物28が配設されている。しかし、大入
賞口41よりも上方に配設されている始動口であれば、
どのような始動口に普通電動役物28が配設されている
場合でも、本発明を適用することができる。
【0072】[4]上記実施形態では、普通図柄制御コ
マンドおよび各制御信号が主基板100から送出される
タイミングを適宜設定することにより、普通図柄表示装
置34,普通電動役物28,第1種特別電動役物42の
動作タイミングを所望のタイミングに制御している。し
かし、普通図柄制御コマンドおよび各制御信号がメイン
CPU112で生成されるタイミングを適宜設定するこ
とにより、各装置34,28,42の動作タイミングを
所望のタイミングに制御するようにしてもよい。
【0073】[5]上記実施形態では、本発明に係る遊
技機として第1種パチンコ機を例に挙げて説明したが、
第1種以外の種類のパチンコ機、あるいは、スロットマ
シンなどの他の遊技機にもこの発明を適用可能なことは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態における第1種
パチンコ機10の正面図。
【図2】第1種パチンコ機10から取り外した遊技盤1
4の正面図。
【図3】第1種パチンコ機10の電気的構成を示すブロ
ック回路図。
【図4】第1種パチンコ機10の主基板100のメイン
CPU112が実行する主な処理の流れを示すフローチ
ャート。
【図5】動作例1における普通図柄表示装置34,普通
電動役物28,第1種特別電動役物42の動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図6】動作例2における普通図柄表示装置34,普通
電動役物28,第1種特別電動役物42の動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図7】動作例3における普通図柄表示装置34,普通
電動役物28,第1種特別電動役物42の動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図8】動作例4における普通図柄表示装置34,普通
電動役物28,第1種特別電動役物42の動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図9】動作例5における普通図柄表示装置34,普通
電動役物28,第1種特別電動役物42の動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10…第1種パチンコ機 28…普通電動役物 28a,28b…可動翼片 28c…普通電動役物ソレノイド 32…特別図柄表示装置 33…特別図柄制御装置 34…普通図柄表示装置 40…変動入賞装置 41…大入賞口 42…第1種特別電動役物 42a,42b…可動翼片 42c…第1種特別電動役物ソレノイド 100…主基板 112…メインCPU 114…ROM 116…RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 AA17 AA35 AA36 AA42 BA13 BA37 BA44 BA56 BA88 BA89 BB21 BC58 CA31 EA10 EB56 EB58

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特別電動役物の作動によって大入賞口の
    入口が開き又は拡大されているときには、普通電動役物
    の作動に係る入賞口の入口が開き又は拡大されるのを禁
    止する制御を行う制御手段を備えたことを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 普通図柄を変動表示した後に普通図柄を停止表示する普
    通図柄表示装置と、 その普通図柄表示装置が停止表示した普通図柄が当たり
    停止図柄の場合に、大入賞口以外の入賞口の入口を開き
    又は拡大させるように普通電動役物を駆動する普通電動
    役物駆動手段と、 特別図柄を変動表示した後に特別図柄を停止表示する特
    別図柄表示装置と、 その特別図柄表示装置が停止表示した特別図柄が大当た
    り停止図柄の場合に、大入賞口の入口を開き又は拡大さ
    せるように特別電動役物を駆動する特別電動役物駆動手
    段とを備え、 前記制御手段は、普通図柄表示装置と普通電動役物駆動
    手段と特別図柄表示装置と特別電動役物駆動手段とを制
    御することを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機において、 前記制御手段は、 特別電動役物によって大入賞口の入口が開き又は拡大さ
    れている最中に、普通図柄表示装置が停止表示した普通
    図柄が当たり停止図柄であれば、普通図柄表示装置によ
    る次回の変動表示と、普通電動役物駆動手段による普通
    電動役物の駆動とを、特別電動役物によって大入賞口の
    入口が閉じ又は縮小されるまで遅延させることを特徴と
    する遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の遊技機において、 前記制御手段は、 特別電動役物によって大入賞口の入口が開き又は拡大さ
    れている最中に、普通図柄表示装置が停止表示した普通
    図柄が当たり停止図柄であれば、普通図柄表示装置によ
    る次回の変動表示を実行させると共に、普通電動役物駆
    動手段による普通電動役物の駆動を、特別電動役物によ
    って大入賞口の入口が閉じ又は縮小されるまで遅延させ
    ることを特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1項に記載の遊
    技機において、 前記制御手段は、 特別電動役物によって大入賞口の入口が閉じ又は縮小さ
    れている最中に、普通図柄表示装置が停止表示した普通
    図柄が当たり停止図柄であれば、普通電動役物駆動手段
    による普通電動役物の駆動を実行させ、その普通電動役
    物によって大入賞口以外の入賞口の入口が閉じ又は縮小
    された後に、特別電動役物駆動手段による特別電動役物
    の駆動を実行させることを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項2〜4のいずれか1項に記載の遊
    技機において、 前記制御手段は、 特別電動役物によって大入賞口の入口が閉じ又は縮小さ
    れている最中に、普通図柄表示装置が停止表示した普通
    図柄が当たり停止図柄であれば、特別電動役物駆動手段
    による特別電動役物の次回の駆動後に、普通電動役物駆
    動手段による普通電動役物の駆動を実行させることを特
    徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の遊技機において、 特別電動役物によって大入賞口が開き又は拡大されてか
    ら閉じ又は縮小されるまでを1ラウンドの大当たり遊技
    とし、大入賞口内に設けられた特定領域を遊技媒体が通
    過することを条件としてラウンドが進行し、予め設定さ
    れた最大ラウンド数分の大当たり遊技が実行可能である
    ことを特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の遊技機において、 前記制御手段は、 大当たり遊技中には、特別電動役物によって大入賞口の
    入口が閉じ又は縮小されたのに合わせて、普通図柄表示
    装置に普通図柄を停止表示させ、その停止表示された普
    通図柄に基づいて、普通電動役物駆動手段による普通電
    動役物の駆動を実行させ、その後、普通図柄表示装置に
    よる次回の変動表示を実行させることを特徴とする遊技
    機。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の遊技機において、 前記制御手段は、 所定ラウンド数分の大当たり遊技が終了し、特別電動役
    物によって大入賞口が閉じ又は縮小されたときに、普通
    図柄表示装置に普通図柄を停止表示させ、その停止表示
    された普通図柄に基づいて、普通電動役物駆動手段によ
    る普通電動役物の駆動を実行させ、その後、普通図柄表
    示装置による次回の変動表示を実行させることを特徴と
    する遊技機。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    遊技機における前記各手段としてコンピュータシステム
    を機能させるためのプログラム。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    遊技機における前記各手段としてコンピュータシステム
    を機能させるためのプログラムが記録されたコンピュー
    タで読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075569A (ja) * 2008-09-27 2010-04-08 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JP2014061098A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Sophia Co Ltd 遊技機

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