JP2003290216A - X線ct装置、システムおよび投影データ圧縮復元方法 - Google Patents

X線ct装置、システムおよび投影データ圧縮復元方法

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JP2003290216A
JP2003290216A JP2002088004A JP2002088004A JP2003290216A JP 2003290216 A JP2003290216 A JP 2003290216A JP 2002088004 A JP2002088004 A JP 2002088004A JP 2002088004 A JP2002088004 A JP 2002088004A JP 2003290216 A JP2003290216 A JP 2003290216A
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Akihiko Nishide
明彦 西出
Shinichi Iisaku
新一 飯作
Yusuke Satta
雄介 薩▲た▼
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線CT装置の投影データ情報を圧縮し、縮
小させるX線CT装置、システムおよび投影データ圧縮
復元方法を実現する。 【解決手段】 投影データ情報(図7(A))を、閾値
を用いて被検体情報領域601と空気情報領域602,
603に選別し、この空気情報領域602、603を投
影データ情報から削除した圧縮データ(図7(B))と
し、さらにこの圧縮データ情報を復元する際には、この
空気情報領域602、603にあらかじめ予測される空
気投影データ値を代入して、空気投影データ値情報領域
703,704を生成することとしているので(図7
(C))、投影データ情報を大幅に圧縮することがで
き、操作コンソール内で投影データ情報を転送する転送
時間を減少することができると同時に、操作コンソール
外の画像処理装置に投影データ情報を転送する転送時間
も減少させ、さらに記憶部の投影データ領域も縮小させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像関連情報の
画像処理機能を備えたX線CT装置、システム(sys
tem)および投影データ(data)圧縮復元方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、X線CT装置で撮影された断層像
を画像処理することが頻繁に行われている。この画像処
理演算は、撮影画像情報をX線CT装置本体から画像処
理専用のコンピュータ(computer)、ワークス
テーション(work station),パーソナル
コンピュータ(personal computer)
に転送し、これらコンピュータ上で行われる場合が多
い。
【0003】この画像処理は、X線CT装置の画像再構
成後の断層像情報に対して行われて来たが、画像再構成
前の投影データに対して行うことも可能である。画像再
構成前の投影データに対して画像再構成処理を行う場合
には、断層画像情報と同様に、投影データを、X線CT
装置本体から画像処理専用のコンピュータに転送し、再
構成処理することが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、投影データが断層画像情報と比較して
格段に大きい情報量を有していた。すなわち、投影デー
タの転送に際し、多大の時間を要すると同時に、投影デ
ータ保存のため、記憶容量の大きな記憶部を準備する必
要があった。
【0005】特に、X線CT装置の投影データ情報は、
断層画像情報と比較して、概ね4倍の情報量を有してお
り、転送時間および記憶容量を増大させる要因となって
いた。
【0006】これらのことから、X線CT装置の投影デ
ータ情報を圧縮し、縮小させるX線CT装置、システム
および投影データ圧縮復元方法をいかに実現するかが極
めて重要となる。
【0007】この発明は、上述した従来技術による課題
を解決するためになされたものであり、X線CT装置の
投影データ情報を圧縮し、縮小させることができる、X
線CT装置、システムおよび投影データ圧縮復元方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、第1の観点の発明にかかるX線
CT装置によれば、扇状のX線ビームを照射するX線照
射装置と、前記扇状のX線ビームの広がり方向に配列し
て前記X線ビームを検出する複数チャネルの検出素子
と、被検体を挟んで対向配置させた前記X線照射装置お
よび前記検出素子を用いて、前記被検体の投影データを
収集するデータ収集部と、前記投影データ情報から前記
被検体の断層像を再構成する画像再構成部と、前記投影
データ情報および前記断層像情報を蓄積する記憶部と、
を備えるX線CT装置であって、前記画像再構成部は、
前記投影データ情報を圧縮するデータ圧縮手段と、圧縮
された前記投影データ情報を復元するデータ復元手段
と、を備えることを特徴とする。
【0009】この第1の観点による発明によれば、画像
再構成部は、データ圧縮手段により投影データ情報を圧
縮し、データ復元手段により圧縮された投影データ情報
を復元することとしているので、投影データ情報を圧
縮、縮小させて、投影データ情報の転送の要する時間お
よび投影データ情報の保存に要する記憶容量を減少させ
ることができる。
【0010】また、第2の観点の発明にかかるX線CT
装置によれば、前記画像再構成部は、1次元的に配列さ
れた前記複数チャネルの前記投影データ情報値に閾値を
設けて、前記投影データ情報値が前記閾値を越える被検
体情報領域と、前記投影データ情報値が前記閾値を越え
ない空気情報領域と、に選別する選別手段を備えること
を特徴とする。
【0011】この第2の観点の発明によれば、画像再構
成部は、選別手段により、1次元的に配列された複数チ
ャネルの投影データ情報値に閾値を設けて、投影データ
情報値が前記閾値を越える被検体情報領域と、投影デー
タ情報値が閾値を越えない空気情報領域と、に選別する
こととしているので、投影データを、中心チャネル近傍
に存在する被検体情報と、端部周辺チャネル近傍に存在
する、主としてノイズ成分からなる被検体の外側に存在
する空気情報に選別することができる。
【0012】また、第3の観点の発明にかかるX線CT
装置によれば、前記データ圧縮手段は、前記空気情報領
域のチャネル数および前記被検体情報領域のチャネル数
を計数し、前記計数情報を前記被検体情報領域に添付
し、さらに、前記空気情報領域を圧縮または削除する空
気情報圧縮手段を備えることを特徴とする。
【0013】この第3の観点の発明によれば、データ圧
縮手段は、空気情報領域のチャネル数および被検体情報
領域のチャネル数と、位置と、閾値とを計数し、この計
数情報を被検体情報領域に添付し、さらに、空気情報領
域を削除する空気情報圧縮手段を備えることとしている
ので、投影データを圧縮し、さらに復元の際には、添付
情報から空気情報領域のチャネル数を復元することがで
きる。
【0014】また、第4の観点の発明にかかるX線CT
装置によれば、前記データ復元手段は、前記空気情報圧
縮手段により圧縮された前記空気情報領域を、前記計数
情報に基づいて新たなチャネルを前記被検体情報領域に
復元し、前記チャネルに空気投影データ値を代入して復
元する空気情報復元手段を備えることを特徴とする。
【0015】この第4の観点の発明によれば、データ復
元手段は、空気情報圧縮手段により圧縮された空気情報
領域を、計数情報に基づいて新たなチャネルを被検体情
報領域に適切な位置に適切な値で増設し、このチャネル
に空気情報復元手段を用いて空気投影データ値を代入し
て復元することとしているので、元の投影データと同一
のチャネル数を有し、空気情報領域の空気投影データ値
に近似した値を投影データを復元することができる。
【0016】また、第5の観点の発明にかかるX線CT
装置によれば、前記データ圧縮手段は、前記空気情報領
域に存在する隣接する複数チャネルを、平均化チャネル
数分だけ平均化を行い、前記平均化による平均値を有す
る一つのチャネルに圧縮する平均化圧縮手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0017】この第5の観点の発明によれば、データ圧
縮手段は、空気情報領域に存在する隣接する複数チャネ
ルを、平均化チャネル数分だけ平均化を行い、この平均
化による平均値を有する一つのチャネルに圧縮する平均
化圧縮手段を備えることとしているので、空域情報領域
のデータ値に近似する平均値を用いて、平均化チャネル
数分の空気情報領域を圧縮することができる。
【0018】また、第6の観点の発明にかかるX線CT
装置によれば、前記データ復元手段は、前記平均化圧縮
手段により圧縮された前記空気情報領域の各チャネル
を、前記平均化チャネル数分だけ増設し、前記増設され
た各チャネルに前記平均値を代入して復元する平均化復
元手段を備えることを特徴とする。
【0019】この第6の観点の発明によれば、データ復
元手段は、平均化圧縮手段により圧縮された空気情報領
域の各チャネルを、平均化復元手段により、平均化チャ
ネル数分だけ増設し、この増設された各チャネルに平均
値を代入して復元することとしているので、元の投影デ
ータと同一のチャネル数を有し、空気情報領域のデータ
値に近似する平均値により投影データを復元することが
できる。
【0020】また、第7の観点の発明にかかるX線CT
装置によれば、前記データ圧縮手段は、1次元的に配列
された前記投影データ情報値を、隣接する二つのチャネ
ル間で順次差分演算して差分値を求め、前記差分値を、
統計的に算出された最適符号表に基づいて、ハフマン符
号に変換して圧縮するハフマン圧縮手段を備えることを
特徴とする。
【0021】この第7の観点の発明によれば、データ圧
縮手段は、1次元的に配列された投影データ情報値を、
ハフマン圧縮手段により、隣接する二つのチャネル間で
順次差分演算して差分値を求め、この差分値を、統計的
に算出された最適符号表に基づいて、ハフマン符号に変
換して圧縮することとしているので、投影データを統計
的データに基づいて効率的に圧縮することができる。
【0022】また、第8の観点の発明にかかるX線CT
装置によれば、前記データ復元手段は、前記ハフマン圧
縮手段により圧縮された前記投影データ情報値を、前記
最適符号表に基づいて、前記差分値に変換し、前記差分
値から、順次加算演算を行い前記投影データ情報値を復
元するハフマン復元手段を備えることを特徴とする。
【0023】この第8の観点の発明によれば、データ復
元手段は、ハフマン圧縮手段により圧縮された投影デー
タ情報値を、ハフマン復元手段により、最適符号表を用
いて差分値に変換し、この差分値から、順次加算演算を
行い投影データ情報値を復元することとしているので、
元の投影データを忠実に再現することができる。
【0024】また、第9の観点の発明にかかるX線CT
装置によれば、前記ハフマン圧縮手段は、前記空気情報
領域をハフマン圧縮することを特徴とする。この第9の
観点の発明によれば、ハフマン圧縮手段は、空気情報領
域をハフマン圧縮することとしているので、空気情報領
域のみを圧縮する簡便な圧縮をすることができる。
【0025】また、第10の観点の発明にかかるX線C
T装置によれば、前記ハフマン復元手段は、前記空気情
報領域をハフマン復元することを特徴とする。この第1
0の観点の発明によれば、ハフマン復元手段は、空気情
報領域をハフマン復元することとしているので、空気情
報領域のみを簡便に復元することができる。
【0026】また、第11の観点の発明にかかるX線C
Tシステムによれば、扇状のX線ビームを被検体の周り
に回転照射して、前記被検体の投影データを収集するX
線CT装置と、前記X線CT装置の前記投影データ情報
を転送する転送手段と、前記転送手段により転送された
前記投影データ情報を画像再構成する画像再構成装置
と、を備えるX線CTシステムであって、前記X線CT
装置は、前記投影データ情報を、閾値により被検体情報
領域と空気情報領域に選別して、前記空気情報領域を圧
縮するデータ圧縮手段と、前記画像再構成装置は、圧縮
された前記投影データ情報を復元するデータ復元手段
と、を備えることを特徴とするX線CTシステム。
【0027】この第11の観点の発明によれば、X線C
T装置は、投影データ情報を、データ圧縮手段により閾
値を用いて被検体情報領域と空気情報領域に選別し、こ
の空気情報領域を圧縮し、画像処理装置は、データ復元
手段により、この圧縮された投影データ情報を復元する
こととしているので、X線CT装置から画像処理装置へ
の投影データの転送時間を減らすことができる。
【0028】また、第12の観点の発明にかかるX線C
T投影データ圧縮復元方法によれば、扇状のX線ビーム
を被検体の周りに回転照射して、前記被検体の投影デー
タを収集し、前記投影データ情報を、閾値により被検体
情報領域と空気情報領域に選別し、前記空気情報領域を
圧縮操作することにより圧縮し、圧縮された前記空気情
報領域を復元操作することにより前記投影データ情報を
復元すること、を特徴とする。
【0029】この第12の観点の発明によれば、扇状の
X線ビームを被検体の周りに回転照射して、被検体の投
影データを収集し、この投影データ情報を、閾値により
被検体情報領域と空気情報領域に選別して、空気情報領
域を圧縮操作することにより圧縮し、圧縮された空気情
報領域を復元操作することにより投影データ情報を復元
することとしているので、投影データを装置内部あるい
は装置外部の機器に転送する際の転送時間および投影デ
ータ保存に必要とされる記憶容量を減らすことができ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるX線CT装置、システムおよび投影データ
圧縮復元方法の好適な実施の形態について説明する。な
お、これにより本発明が限定されるものではない。 (実施の形態1)まず、本実施の形態1にかかるX線C
T装置の全体構成について説明する。図1は、X線CT
装置のブロック(block)図を示す。図1に示すよ
うに、本装置は、走査ガントリ(gantry)2およ
び操作コンソール(console)6を備えている。
【0031】走査ガントリ2はX線管20を有する。X
線管20から放射された図示しないX線は、コリメータ
(collimator)22により、例えば扇状のX
線ビーム(beam)すなわちファンビーム(fanb
eam)X線となるように成形され、検出器アレイ(a
rray)24に照射される。
【0032】検出器アレイ24は、ファンビームX線の
広がり方向にアレイ状に配列された複数のX線検出素子
を有する。検出器アレイ24は、複数のX線検出素子を
アレイ状に配列した、多チャンネル(channel)
のX線検出器となっている。
【0033】複数の検出器アレイ24は、全体として、
円筒凹面状に湾曲したX線入射面を形成する。検出器ア
レイ24は、例えばシンチレータ(scintilla
tor)とフォトダイオード(photo diod
e)の組み合わせによって構成される。なお、これに限
られず、例えばカドミウム・テルル(CdTe)等を利
用した半導体X線検出素子またはXeガス(gas)を
用いる電離箱型のX線検出素子であっても良い。X線管
20、コリメータ22および検出器アレイ24は、X線
照射・検出装置を構成する。
【0034】検出器アレイ24にはデータ収集部26が
接続されている。データ収集部26は検出器アレイ24
の個々のX線検出素子の検出データを収集する。X線管
20からのX線の照射は、X線コントローラ(cont
roller)28によって制御される。なお、X線管
20とX線コントローラ28との接続関係については図
示を省略する。コリメータ22は、コリメータコントロ
ーラ30によって制御される。なお、コリメータ22と
コリメータコントローラ30との接続関係については図
示を省略する。
【0035】以上の、X線管20からコリメータコント
ローラ30までのものが、走査ガントリ2の回転部34
に搭載されている。回転部34は、回転コントローラ3
6により制御されつつ回転し、X線管20からX線を爆
射し、検出器アレイ24において透過X線を検出する。
この際、回転部34の回転角度に対応してビュー(vi
ew)番号がふられ、各ビュー番号ごとに検出器アレイ
24の複数チャネルでの投影データの収集が行われる。
なお、回転部34と回転コントローラ36との接続関係
については図示を省略する。
【0036】操作コンソール6は画像再構成部60を有
する。画像再構成部60は、例えばコンピュータ等によ
って構成される。画像再構成部60には、制御インタフ
ェース(interface)62が接続されている。
制御インタフェース62には、走査ガントリ2が接続さ
れている。画像再構成部60は制御インタフェース62
を通じて走査ガントリ2を制御する。
【0037】走査ガントリ2内のデータ収集部26、X
線コントローラ28、コリメータコントローラ30およ
び回転コントローラ36が制御インタフェース62を通
じて制御される。なお、それら各部と制御インタフェー
ス62との個別の接続については図示を省略する。
【0038】画像再構成部60には、また、データ収集
バッファ(buffer)64が接続されている。デー
タ収集バッファ64には、走査ガントリ2のデータ収集
部26が接続されている。データ収集部26で収集され
たデータがデータ収集バッファ64を通じて画像再構成
部60に入力される。
【0039】画像再構成部60は、データ収集バッファ
64を通じて収集した複数ビュー番号の透過X線信号す
なわち投影データを用いて画像再構成を行う。画像再構
成部60には、また、記憶部66が接続されている。記
憶部66は、データ収集バッファ64に収集された投影
データや再構成画像および本装置の機能を実現するため
のプログラム(program)等を記憶する。
【0040】画像再構成部60には、また、表示装置6
8と操作装置70がそれぞれ接続されている。表示装置
68は、画像再構成部60から出力される再構成画像や
その他の情報を表示する。操作装置70は、使用者によ
って操作され、各種の指示や情報等を画像再構成部60
に入力する。使用者は表示装置68および操作装置70
を使用してインタラクティブ(interactiv
e)に本装置を操作する。
【0041】記憶部66には、画像処理装置40が接続
されている。画像処理装置40は、操作コンソール6と
は独立したコンソール上に配設されており、記憶部66
に蓄積された投影データや再構成画像等を、図示しない
通信手段により取得し、画像再構成やMPR(Mult
iplainar Reformation)等の画像
処理を行う。
【0042】図2(A)は、画像再構成部60の構成を
示したブロック図である。画像再構成部60には、被検
体の投影データ情報から断層画像を再構成する前処理手
段、画像再構成手段、後処理手段、並びに、被検体の投
影データ情報をデータ圧縮および復元する選別手段、デ
ータ圧縮手段、データ復元手段を備えている。前処理手
段では、投影データ情報のオフセット(offset)
補正、対数変換、X線線量補正等が行われ、画像再構成
手段では、例えばフィルタード・バックプロジェクショ
ン(Filtered Back Projectio
n)法等により画像再構成が行われ、後処理手段では、
CT値変換等が行われる。
【0043】図2(B)は、画像処理装置40の構成を
示したブロック図である。画像処理装置40には、圧縮
された投影データ情報を復元するデータ復元手段、並び
に、被検体の投影データ情報から断層画像を再構成する
画像再構成手段、後処理手段、MPR手段等を備えてい
る。この画像再構成手段、後処理手段は、画像再構成部
60の画像再構成手段、後処理手段と同様のものであ
る。
【0044】次に、図3のフローチャートを用いて、投
影データ情報をデータ圧縮および復元する画像再構成部
60の動作について説明する。まず、画像再構成部60
は、オペレータの操作装置70からの入力により、投影
データ情報のデータ圧縮を行うかどうかを判断する(ス
テップS301)。データ圧縮を行わない場合には(ス
テップS301否定)、データ復元のステップへ移行
し、データ圧縮を行う場合には(ステップS301肯
定)、データ収集バッファ64あるいは記憶部66か
ら、画像再構成部60に、一枚の断層像を生成するのに
必要なすべてのビューの投影データ情報を取得する(ス
テップS302)。
【0045】その後、画像再構成部60は、前処理手段
により画像再構成を行う前にデータ収集系の特性をそろ
えるために前処理を行い(ステップS303)、データ
収集系の各種の補正および対数変換を行う。そして、実
験的に決められた閾値を用いて、ビュー番号ごとの投影
データ情報を、被検体情報領域601と空気情報領域6
02、603とに選別する(ステップS304)。
【0046】図6は、この選別を例示する一つのビュー
番号の投影データ情報である。横軸は、1次元的に配列
された検出器アレイ24のチャネル番号を現しており、
縦軸は、各チャネルの投影データ値を表現している。こ
の配列の中心近傍チャネルには、被検体を透過したX線
の投影データ値が存在する被検体情報領域601と、こ
の配列の端部周辺チャネルには、被検体を透過せず空気
のみを透過してきたX線の投影データ値が存在する空気
情報領域602、603が存在する。この二つの領域
は、実験的に決められた閾値を投影データ値と比較する
ことにより、閾値を越えた投影データ値を有するチャネ
ルは、被検体情報領域601とし、閾値を越えない投影
データ値を有するチャネルは、空気情報領域602、6
03とすることにより選別される。
【0047】つづいて、ステップS304で求めた各ビ
ュー番号の被検体情報領域601と空気情報領域60
2、603を用いて、投影データ情報のデータ圧縮処理
を行う(ステップS305)。図4に、このデータ圧縮
処理のフローチャートを示した。また、図7には、図6
に示した投影データ情報をビュー番号を縦軸、チャネル
番号を横軸として2次元的に配列したものを模式的に示
した。縦軸のビュー番号数と、横軸のチャネル数を掛
け、さらに一つのチャネルが有するデータの大きさを掛
けたものが、一枚の断層画像を生成する投影データ情報
量となる。
【0048】まず、一つのビュー番号の投影データの空
気情報領域602のチャネル数を計数し(ステップS4
01)、さらに、同一投影データの被検体情報領域60
1のチャネル数を計数する(ステップS402)。図7
(A)には、ビューライン701で示された、一つのビ
ュー番号の投影データを用いて、空気情報領域602と
被検体情報領域601のチャネル数と、位置と、閾値と
を計数する場合を示した。図7(A)では、ビューライ
ン701上の空気情報領域602のチャネル数N1、N2
と被検体情報領域601のチャネル数Mが示されてい
る。その後、被検体情報領域601の両側に存在する空
気情報領域602、603を削除し(ステップS40
3)、この投影データの空気情報領域602、603お
よび被検体情報領域601のチャネル数およびその開始
位置をチャネル数情報領域702として被検体情報領域
601に添付する(ステップS404)。このチャネル
数情報は、空気情報領域の閾値とともに一枚の断層画像
を生成するのに必要なすべてのビューの投影データ情報
にヘッダとして添付しても良い。そして、一枚の断層像
を生成するのに必要なすべてのビュー番号に対してステ
ップS401〜404の処理を終了したかどうかを判断
し(ステップS405)、終了してない場合はステップ
S401に移行し(ステップS405否定)、終了した
場合にはこのデータ圧縮処理を終了する。その後、図7
(B)に模式的に示した様な圧縮データ情報は、記憶部
66に保存される(ステップS306)。図7(B)に
示した様に、この圧縮データ情報は、チャネル数がビュ
ー番号ごとに異なる可変長データであり、空気情報領域
602,603が圧縮されている。
【0049】つづいて、画像再構成部60は、オペレー
タ(operator)による操作装置70からの入力
により、投影データ情報のデータ復元を行うかどうかを
判断する(ステップS307)。データ復元を行わない
場合には(ステップS301否定)、本処理を終了し、
データ復元を行う場合には(ステップS307肯定)、
記憶部66から、画像再構成部60に圧縮データ情報を
取得する(ステップS308)。そして、この圧縮デー
タ情報にデータ復元処理を行う(ステップS309)。
【0050】図5に、このデータ復元処理のフローチャ
ートを示した。まず、圧縮データ情報に添付されたチャ
ネル数情報を用いて、圧縮前の空気情報領域602、6
03に対応する数のチャネルを確保する(ステップS5
01)。そして、圧縮前の空気情報領域602、603
に対応するチャネルに空気投影データ値を代入する(ス
テップS502)。一枚の断層像を生成するすべてのビ
ュー番号に対してステップS501、502の処理を終
了したかどうかを判断し(ステップS503)、終了し
てない場合はステップS501に移行し(ステップS5
03否定)、終了した場合にはこのデータ復元処理を終
了する。ここで、図7(B)に示した圧縮データ情報を
復元した、復元データ情報を図7(C)に示した。被検
体情報領域601には、空気投影データ値情報領域70
3、704が付加される。そして、この復元データ情報
は、記憶部66に保存され(ステップS310)、本処
理を終了する。
【0051】また、操作コンソール6に接続された画像
処理装置40を用いて、圧縮データ情報を復元すること
もできる。画像再構成部60により圧縮された投影デー
タ情報は、記憶部66に圧縮データとして記憶される。
この圧縮データは、転送手段により、画像処理装置40
に転送される。そして、画像処理装置40のデータ復元
手段により、画像再構成部60のデータ復元と同様に、
投影データ情報を復元する。その後、この投影データ情
報を用いて、例えば画像再構成を行ったり、MPRを行
ったりする。
【0052】上述してきたように、本実施の形態1で
は、投影データ情報を、閾値を用いて被検体情報領域6
01と空気情報領域602,603に選別し、この空気
情報領域602、603を投影データ情報から削除した
圧縮データとし、さらにこの圧縮データ情報を復元する
際には、この空気情報領域602、603に空気投影デ
ータ値を代入することとしているので、投影データ情報
を大幅に圧縮することができ、操作コンソール6内で投
影データ情報を転送する転送時間を減少することができ
ると同時に、操作コンソール6外の画像処理装置40に
投影データ情報を転送する転送時間も減少させ、さらに
ディスクなどの記憶手段の記憶領域も小さくすることが
できる。
【0053】また、投影データ情報の空気情報領域60
2、603を選別した後で、空気情報領域602、60
3の投影データ値を平均化することにより、空気情報領
域602、603の情報量を縮小すこともできる。あら
かじめ決められた平均化チャネル数分の空気情報領域6
02、603の投影データ値を平均し、この平均値を有
する一つのチャネルで前記複数の平均化チャネルを置き
換える。これにより、平均化チャネル数分だけ空気情報
領域602、603の情報量を減らすことができる。な
お、このデータ復元の際には、例えば、圧縮された空気
情報領域602、603を、平均化チャネル数分だけ拡
張し、拡張されたチャネルには前記平均値を代入するこ
とにより復元される。
【0054】また、投影データ情報の空気情報領域60
2、603を選別した後で、この空気情報領域602、
603をフーリエ変換して得られるフーリエ変換情報の
高周波成分を除去し、低周波成分のみを保存することに
より、空気情報領域602、603の情報量を減らすこ
ともできる。なお、このデータ復元の際には、例えば、
除去された前記高周波成分を零値、または予測されるノ
イズ値にて生成し、逆フーリエ変換を行うことにより復
元される。 (実施の形態2)ところで、上記実施の形態1では、空
気情報領域602、603を削除してデータ圧縮させた
が、この領域を差分データ化してハフマン符号で置き換
えることにより、データ圧縮および復元することもでき
る。そこで本実施の形態では、ハフマン符号を用いたデ
ータ圧縮および復元を示すことにする。
【0055】図8は、本実施の形態にかかる、データ圧
縮処理のフローチャートである。これは、実施の形態1
に示した図4のデータ圧縮処理に対応するものであり、
その他の構成および動作は、図1、2、および3と同様
であるので詳細な説明を省略する。
【0056】画像再構成部60は、一つのビュー番号の
投影データの空気情報領域602、603の隣接するチ
ャネルの差分を計算し、この差分値を前記隣接するチャ
ネルの一方の値とする差分データを作製する(ステップ
S801)。そして、この差分データ値を、最適符号表
を用いて、ハフマン符号に置き換えて符号データを作成
する(ステップS802)。この符号データを被検体情
報領域601に付加情報として添付し、圧縮された投影
データ情報とする(ステップS803)。そして、一枚
の断層画像を生成するのに必要なすべてのビュー番号に
対してステップS801、802の処理を終了したかど
うかを判断し(ステップS804)、終了していない場
合にはステップS801に移行し(ステップS804否
定)、終了した場合にはこのデータ圧縮処理を終了す
る。なお、前記最適符号表は、統計的に頻度の高い差分
データ値に、短いハフマン符号が割り当てられるように
決定される。
【0057】図9は、本実施の形態にかかる、データ復
元処理のフローチャートである。これは、実施の形態1
に示した図5のデータ復元処理に対応するものであり、
その他の全体構成および動作は、図1、2、および3と
同様であるので詳細な説明を省略する。
【0058】画像再構成部60は、圧縮データ情報に添
付された符号データを、最適符号表を用いて、差分デー
タ化する(ステップS901)。この差分データを隣接
するチャネル同志で加算を繰り返し、空気情報領域60
2、603の投影データを復元する(ステップS90
2)。一枚の断層像を生成するすべてのビュー番号に対
してステップS901、902の処理を終了したかどう
かを判断し(ステップS903)、終了してない場合は
ステップS901に移行し(ステップS903否定)、
終了した場合にはこのデータ復元処理を終了する。
【0059】上述してきたように、本実施の形態では、
空気情報領域602、603をハフマン符号により符号
化して、投影データをデータ圧縮および復元することと
しているので、空気情報領域602、603を統計的な
実験データに基づいて効率的に圧縮し、さらに元の投影
データを忠実に再現することができる。
【0060】また、本実施の形態では、空気情報領域6
02、603にハフマン符号化を行うこととしたが、被
検体情報領域601を含む投影データ全体を、差分デー
タ化して、ハフマン符号により符号データとすることも
できる。これにより、データ圧縮効率をさらに向上し、
かつ元の投影データを忠実に再現することができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
投影データ情報を、閾値を用いて被検体情報領域と空気
情報領域に選別し、この空気情報領域を投影データ情報
から削除して圧縮データとし、さらにこの圧縮データ情
報を復元する際には、この空気情報領域にあらかじめ予
測される空気投影データ値を代入することとしているの
で、投影データ情報を大幅に圧縮することができ、操作
コンソールで投影データ情報を転送する転送時間を減少
することができると同時に、操作コンソール外の画像処
理装置に投影データ情報を転送する転送時間も減少させ
ることができる。なお、操作コンソールおよび画像処理
装置が有する記憶部で投影データ情報が占める領域も減
らすことができ、さらに空気情報領域のデータ値は、あ
らかじめ予測できているので、再現性の良い投影データ
情報を復元することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】X線CT装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】実施の形態1の画像再構成部および画像処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】画像再構成部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】データ圧縮処理を示すフローチャートである。
【図5】データ復元処理を示すフローチャートである。
【図6】投影データの被検体情報領域と空気情報領域を
示す図である。
【図7】実施の形態1による投影データの圧縮および復
元を示す図である。
【図8】ハフマン符号によるデータ圧縮処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】ハフマン符号によるデータ復元処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 走査ガントリ 6 操作コンソール 20 X線管 22 コリメータ 24 検出器アレイ 26 データ収集部 28 X線コントローラ 30 コリメータコントローラ 34 回転部 36 回転コントローラ 40 画像処理装置 60 画像再構成部 62 制御インタフェース 64 データ収集バッファ 66 記憶部 68 表示装置 70 操作装置 601 被検体情報領域 602,603 空気情報領域 701 ビューライン 702 チャネル数情報領域 703,704 空気投影データ値情報領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西出 明彦 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 飯作 新一 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 薩▲た▼ 雄介 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 CA29 FD03 FD09 FD13 FH01 5C078 AA04 BA21

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扇状のX線ビームを照射するX線照射装
    置と、前記扇状のX線ビームの広がり方向に配列して前
    記X線ビームを検出する複数チャネルの検出素子と、被
    検体を挟んで対向配置させた前記X線照射装置および前
    記検出素子を用いて、前記被検体の投影データを収集す
    るデータ収集部と、前記投影データ情報から前記被検体
    の断層画像を再構成する画像再構成部と、前記投影デー
    タ情報および前記断層画像情報を蓄積する記憶部と、を
    備えるX線CT装置であって、前記画像再構成部は、 前記投影データ情報を圧縮するデータ圧縮手段と、 圧縮された前記投影データ情報を復元するデータ復元手
    段と、を備えることを特徴とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】 前記画像再構成部は、1次元的に配列さ
    れた前記複数チャネルの前記投影データ情報値に閾値を
    設けて、前記投影データ情報値が前記閾値を越える被検
    体情報領域と、前記投影データ情報値が前記閾値を越え
    ない空気情報領域と、に選別する選別手段を備えること
    を特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記データ圧縮手段は、前記空気情報領
    域のチャネル数および前記被検体情報領域のチャネル数
    を計数し、前記計数情報を前記被検体情報領域に添付
    し、さらに、前記空気情報領域を削除する空気情報圧縮
    手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のX線C
    T装置。
  4. 【請求項4】 前記データ復元手段は、前記空気情報圧
    縮手段により圧縮された前記空気情報領域を、前記計数
    情報に基づいて新たなチャネルを前記被検体情報領域に
    増設し、前記チャネルに空気投影データ値を代入して復
    元する空気情報復元手段を備えることを特徴とする請求
    項3に記載のX線CT装置。
  5. 【請求項5】 前記データ圧縮手段は、前記空気情報領
    域に存在する隣接する複数チャネルを、平均化チャネル
    数分だけ平均化を行い、前記平均化による平均値を有す
    る一つのチャネルに圧縮する平均化圧縮手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
  6. 【請求項6】 前記データ復元手段は、前記平均化圧縮
    手段により圧縮された前記空気情報領域の各チャネル
    を、前記平均化チャネル数分だけ増設し、前記増設され
    た各チャネルに前記平均値を代入して復元する平均化復
    元手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のX線
    CT装置。
  7. 【請求項7】 前記データ圧縮手段は、1次元的に配列
    された前記投影データ情報値を、隣接する二つのチャネ
    ル間で順次差分演算して差分値を求め、前記差分値を、
    統計的に算出された最適符号表に基づいて、ハフマン符
    号に変換して圧縮するハフマン圧縮手段を備えることを
    特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  8. 【請求項8】 前記データ復元手段は、前記ハフマン圧
    縮手段により圧縮された前記投影データ情報値を、前記
    最適符号表に基づいて、前記差分値に変換し、前記差分
    値から、順次加算演算を行い前記投影データ情報値を復
    元するハフマン復元手段を備えることを特徴とする請求
    項7に記載のX線CT装置。
  9. 【請求項9】 前記ハフマン圧縮手段は、前記空気情報
    領域をハフマン圧縮することを特徴とする請求項2およ
    び7に記載のX線CT装置。
  10. 【請求項10】 前記ハフマン復元手段は、前記空気情
    報領域をハフマン復元することを特徴とする請求項2お
    よび8に記載のX線CT装置。
  11. 【請求項11】 扇状のX線ビームを被検体の周りに回
    転照射して、前記被検体の投影データを収集するX線C
    T装置と、前記X線CT装置の前記投影データ情報を転
    送する転送手段と、前記転送手段により転送された前記
    投影データ情報を画像再構成する画像再構成装置と、を
    備えるX線CTシステムであって、前記X線CT装置
    は、 前記投影データ情報を、閾値により被検体情報領域と空
    気情報領域に選別して、前記空気情報領域を圧縮するデ
    ータ圧縮手段と、前記画像再構成装置は、 圧縮された前記投影データ情報を復元するデータ復元手
    段と、を備えることを特徴とするX線CTシステム。
  12. 【請求項12】 扇状のX線ビームを被検体の周りに回
    転照射して、前記被検体の投影データを収集し、前記投
    影データ情報を、閾値により被検体情報領域と空気情報
    領域に選別して、前記空気情報領域を圧縮操作すること
    により圧縮し、圧縮された前記空気情報領域を復元操作
    することにより前記投影データ情報を復元すること、を
    特徴とするX線CT投影データ圧縮復元方法。
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