JP2003290098A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2003290098A JP2002171574A JP2002171574A JP2003290098A JP 2003290098 A JP2003290098 A JP 2003290098A JP 2002171574 A JP2002171574 A JP 2002171574A JP 2002171574 A JP2002171574 A JP 2002171574A JP 2003290098 A JP2003290098 A JP 2003290098A
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健司 小嶋
Kiyoshi Ebe
清 江部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】掃除機本体を持ち上げることなく高所を容易に
掃除することができる電気掃除機を得ることにある。 【解決手段】塵埃を吸込むための電動送風機4を有する
掃除機本体2と、塵埃を取込む吸込み口体7と、掃除機
本体2と吸込み口体7とを連通するための延長管8及び
吸塵ホース9とを備える。掃除機本体2の吸塵口部2a
と、延長管8の一端部8sと、吸塵ホース9の一端部9
sとに夫々同一の連結部10が設ける。延長管8の他端
部8tと、吸塵ホース9の他端部9tと、吸込み口体7
の接続管部7aとに夫々連結部10と着脱自在に連結す
る連結受け部20を設けて、掃除機本体2の吸塵口部2
aに延長管8の一端部8sを連結し、この延長管8の他
端部8tに吸塵ホース9を介して吸込み口体7を連結し
て使用できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャニスタ型等の
電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機には、塵埃を吸込むための電
動送風機を有する掃除機本体と、塵埃を取込む吸込み口
体と、掃除機本体と吸込み口体とを連通するための吸塵
ホース及び延長管とを備えたものがある。
【0003】一般に、電気掃除機は、掃除機本体に可撓
性ホースからなる吸塵ホースの一端部を連結し、この吸
塵ホースの他端部に硬質な延長管の一端部を連結し、こ
の延長管の他端部に吸込み口体が連結して使用される。
【0004】この電気掃除機は、たんすや棚の上面を清
掃する場合等、延長管を取り外し、吸塵ホースの他端部
に吸込み口体を連結して使用することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電気掃
除機において、延長管を取り外し、吸塵ホースの他端部
を吸込み口体に連結して使用する場合、床面に置かれた
掃除機本体に対する吸込み口体の可動範囲は、吸塵ホー
スの長さで規定される。そのため、掃除機本体と吸込み
口体との間が短く、背が高いたんすや棚の上面等の高所
の被清掃面には吸込み口体が届かないことがある。
【0006】このような場合、清掃者は掃除機本体を持
ち上げ、吸込み口体を被清掃面に近づけながら清掃しな
くてはならない不便がある。また、清掃者は一方の手で
掃除機本体を持ち上げ、他方の手で吸込み口体を操作す
るため、掃除作業中は終始両手がふさがった状態とな
り、掃除の妨げとなる物を動かすことができず不便であ
る。
【0007】また、延長管を取付けたまま高所を掃除す
る場合には、使用者が把持するホースの手元操作部から
先の延長管・吸込み口体が重く、やはり不便である。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、高所を
容易に清掃することができる電気掃除機を得ることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明の電気掃除機は、掃除機本体の
吸塵口部、延長管の一端部、及び吸塵ホースの一端部に
連結部を夫々設け、延長管の他端部、吸塵ホースの他端
部、及び吸込み口体に、前記各連結部と着脱自在に連結
可能な連結受け部を夫々設けている。
【0010】この発明では、高所を清掃する場合には、
掃除機本体と延長管と吸塵ホースと吸込み口体とを、こ
の記載順序で連結することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明の第1の実施形態を説明する。
【0012】電気掃除機1aは、キャニスタ型の使用形
態を基本とするもので、掃除機本体2、吸込み口体7、
延長管8及び吸塵ホース9を備えている。
【0013】掃除機本体2の内部には、図示しないが送
風室及びこの送風室の吸込み上流側に位置された集塵室
が夫々設けられている。集塵室の開口は、掃除機本体2
の一部をなす開閉可能な蓋2bによって気密に閉じられ
ており、集塵室には蓋2bを開けた状態で出し入れ可能
な集塵袋等で形成された集塵フィルタ3が収容されてい
る。送風室には塵埃を吸込むための電動送風機4が収容
されている。掃除機本体2の内部には、電動送風機4及
び後述する電気部品(清掃体モータ7c)を制御する制
御部33、及び、電源コードを巻取り及び繰出し可能な
コードリール(図示せず)が収容されている。
【0014】掃除機本体2の外部両側面には、その吸込
み下流側の一端側、例えば掃除機本体2の後端側に、一
対の移動車輪5が掃除機本体2の後端面及び下面からは
み出して枢支されている。この移動車輪5及び掃除機本
体2の前記下面に取付けられた旋回輪5aにより、掃除
機本体2は床面上を自在に移動できる。掃除機本体2の
外部上面には、この掃除機本体2を持つための取手2d
が設けられている。
【0015】この掃除機本体2の後端面には、図2に示
したように、移動車輪5が掃除機本体2の後端面からは
み出している幅と同程度の空出長さを有する支持部6が
設けられている。掃除機本体2は、その前端面に開口さ
れる吸塵口部2aを有している。支持部6と移動車輪5
とは、前端の吸塵口部2aが上方に向く状態で掃除機本
体2を立てて支持できる。
【0016】吸込み口体7は、その下面に塵埃を取込む
吸込み開口(図示せず)を有している。この吸込み口体
7には、吸込み開口に臨む回転清掃体7bと、電気部
品、例えば回転清掃体7bを回転駆動する清掃体モータ
7cとが夫々内蔵されているが、これらは省略してもよ
い。
【0017】延長管8及び吸塵ホース9は、掃除機本体
2と吸込み口体7とを連通するために用いられるもので
ある。延長管8は硬質な複数の管8a,8bを伸縮可能
に組み合わせて形成されている。吸塵ホース9は、可撓
性ホースからなり、その吸込み上流側の一端部9sに
は、吸塵ホース9に配設された電動送風機制御用の電線
(信号線)を介して制御部33に信号を入力する各種の
スイッチを有した手元操作部9b付きのハンドル9aが
設けられている。手元操作部9bで入力された信号は、
例えば赤外線等により無線で制御部33に送信されるも
のであってもよい。
【0018】延長管8及び吸塵ホース9には、その長手
方向に沿って電線が配線されている。つまり、清掃体モ
ータ7cに電力を供給する一対の電力線(図示せず)及
び一対の上記信号線(図示せず)が配線されている。な
お、これら電線は吸塵ホース9の伸縮及び可撓性を妨げ
ない。延長管8の吸込み下流側の他端部8t及び吸塵ホ
ース9の吸込み下流側の他端部9tとは、夫々同じ径に
形成されている。
【0019】また、掃除機本体2の前端面に設けられた
吸塵口部2aと、延長管8の吸込み上流側の一端部8s
と、吸塵ホース9の一端部9s(ハンドル9aの一端
部)には、夫々大きさ、形状及び構成が同一の連結部1
0が設けられている。一方、延長管8の他端部8t、吸
塵ホース9の他端部9t、及び吸込み口体7の接続管部
7aには、夫々連結部10と着脱自在に連結する同一構
成の連結受け部20が設けられている。
【0020】なお、いずれの連結部10が各連結受け部
20のいずれにも連結される構成であれば、各連結部1
0の夫々、各連結受け部20の夫々は、必ずしも同一の
大きさ、形状でなくともよい。
【0021】各連結部10及び連結受け部20を、吸塵
口部2aに設けた連結部10と、延長管8の管8aに設
けた連結受け部20と代表して説明する。
【0022】図3に示すように、連結部10は、吸塵口
部2aが有する接続円筒部11と、この筒部11の外側
に設けられたクランプ部12とを備える。クランプ部1
2は、一端側にクランプボタン13aを有し、他端部に
係止部13bを有し、且つ中間部に軸15を有したクラ
ンプアーム13と、ばね、例えばコイルばね14とから
なる。クランプアーム13は軸15により筒部11の外
側に設けられた図示しない軸受部に回動可能に軸支され
ていて、クランプボタン13aは吸塵口部2aの外部に
突出して外部から押込まれるように設けられている。コ
イルばね14は、クランプボタン13に形成された凹み
と筒部11の外面との間に挟んで配置され、クランプア
ーム13を図3中時計回りに付勢している。筒部11に
はクランプアーム13の係止部13bが出し入れされる
通孔11aが形成されている。
【0023】この連結部10は、コイルばね14が伸び
ている状態のとき、クランプアーム13の係止部13b
が筒部11の内部に突出され、クランプボタン13aを
押し、コイルばね14を縮めてクランプアーム13が回
動された時に、係止部13bが筒部11の外側に出るよ
うに形成されている。
【0024】一方、連結受け部20は、連結部10の筒
部11の内部に挿脱される大きさの筒部21からなり、
この筒部21の外側面には係止部受けとしての凹部22
が形成されている。この凹部22に、クランプアーム1
3の係止部13bが入り込むことでクランプアーム13
の軸方向及び周方向の動きが制限される。なお、筒部2
1の先端部外側面には、連結部10と連結受け部20と
の間を気密に保つためのシール材23が設けられてい
る。また、図示していないが、連結部10と連結受け部
20には、前記電線の端末部が接続された電気コネクタ
が夫々設けられており、連結部10と連結受け部20と
が連結されると、双方の電気コネクタも同時に接続され
る。
【0025】連結部10と連結受け部20は、連結受け
部20の筒部21を連結部10の筒部11に嵌入し、凹
部22に、クランプアーム13の係止部13bを入り込
ませることで、連結受け部20の動きを制限して連結さ
れる。また、クランプボタン13aを押して、クランプ
アーム13の係止部13bを凹部22から出した状態
で、連結受け部20の筒部21を連結部10の筒部11
から引き抜くことで、連結部10が連結受け部20から
脱着される。
【0026】前記構成を備える電気掃除機1aを用いて
たんすや棚の上面等の高所の被清掃面を清掃する場合、
以下のようにして行なう。
【0027】図1に示すように、掃除機本体2の連結部
10と延長管8の他端部8tの連結受け部20、延長管
8の一端部8sの連結部10と吸塵ホース9他端部9t
の連結受け部20、及び吸塵ホース9の一端部9sの連
結部10と吸込み口体7の連結受け部20とを夫々連結
する。このとき、掃除機本体2と延長管8と吸塵ホース
9と吸込み口体7とは電線を介して夫々電気的に接続さ
れて、手元操作部9bと制御部33とが接続され、清掃
体モータ7cと電源とが接続される。
【0028】支持部6と移動車輪5とにより、その前端
側を上方に向けた状態で掃除機本体2を床面上に支持さ
せる。掃除機本体2から電源コードを引き出して商用交
流電源に接続し、電動送風機4、ハンドル9aの手元操
作部9b、及び吸込み口体7の回転清掃体7bを回転駆
動する清掃体モータ7c等に夫々電力を供給する。その
後、手元操作部9bを操作して電動送風機4を駆動させ
る。
【0029】電動送風機4が駆動すると、この電気送風
機4に吸込まれる気流が形成される。ハンドル9aを操
作して吸込み口体7を高所の清掃面に接触させ、吸込み
口体7の吸塵口から被清掃面の塵を空気とともに取り込
んで、それを吸塵ホース9及び延長管8で掃除機本体2
の集塵室に導き、この集塵室内の集塵フィルタ3で前記
塵を捕捉できる。集塵室の集塵フィルタ3を通過した空
気は、電動送風機4に吸込まれてこの送風機4から排出
された後、掃除機本体2に設けた排気口(図示せず)を
通して掃除機本体2の外部に排出される。また、回転清
掃体7bは、電動送風機4の駆動中に手元操作部9bを
操作することで適宜動作させることができる。以上によ
り高所の被清掃面を掃除できる。
【0030】上記のように、この電気掃除機1aは、掃
除機本体2の吸込み上流側の吸塵口部2a、延長管8の
一端部8s、及び吸塵ホース9の一端部9sに夫々同一
の連結部10を設け、延長管8の他端部8t、吸塵ホー
ス9の他端部9t、及び吸込み口体7に夫々連結部10
と着脱自在に連結する連結受け部20を設けているた
め、掃除機本体2と延長管8と吸塵ホース9と吸込み口
体7とを、この順序で連結して図1に示す状態で使用で
きる。そのため、この電気掃除機1aでは、吸塵ホース
9の他端部9tを吸込み口体7と連結して使用する電気
掃除機1aと比べて、掃除機本体2と吸込み口体7との
間が延長管8の長さ分だけ長くなる。このため、可撓性
の吸塵ホース9と連結している吸込み口体7を被清掃面
に接触させることが容易である。したがって、この電気
掃除機1aでは、掃除機本体2を持ち上げることなく高
所を容易に清掃することができる。
【0031】この時、電気掃除機1aの掃除機本体2は
支持部6によって立てられているため、掃除機本体2を
安定した状態で立てて、前記高所の掃除ができる。
【0032】この電気掃除機1aは、掃除機本体2、延
長管8、及び吸塵ホース9に夫々設けられた連結部10
が同一であり、延長管8、吸塵ホース9、及び吸込み口
体7に夫々設けられた連結受け部20は前記連結部10
と着脱自在に連結できる。そのため、例えば、図4
(A)に示したように、掃除機本体2と吸塵ホース9と
延長管8と吸込み口体7とをこの順序で連結して、床面
掃除に適した状態で使用できる。それ以外に、図4
(B)に示したように、延長管8を取り外し、掃除機本
体2と吸塵ホース9と吸込み口体7とをこの順序で連結
して、低所の掃除に適した状態で使用することもでき
る。
【0033】さらに、この電気掃除機1aでは、吸塵ホ
ース9の一端部9sに、制御部33に信号を入力する手
元操作部9bが設けられているため、ハンドル9を操作
しながら信号を制御部33に入力できる。したがって、
図1、図4(A)及び(B)の使用形態において、電動
送風機4及び清掃体モータ7cの動作を手元で制御しな
がら清掃することができる。
【0034】以下、図5〜図9を参照して本発明の第2
の実施形態を説明する。
【0035】このコードレス式の電気掃除機1bは、掃
除機本体2、吸込み口体7、延長管8及び吸塵ホース9
を備えている。
【0036】電動送風機4を収容している送風室の吸込
み上流側には、取手3b付きの集塵カップ3aが取り外
し可能に設けられている(図6参照)。この集塵カップ
3aの内部はサイクロン分離室となっている。すなわ
ち、集塵カップ3aは、吸込み口体7から吸込まれた塵
埃をサイクロン式に分離し、分離された塵埃を内部に溜
める。
【0037】掃除機本体2の内部には、充電可能な電池
パック(図示せず)が取り外し可能に収容されている。
この掃除機本体2は、図6に示したように、掃除機本体
2の後端面からなる支持部2eと移動車輪5とにより、
前端の吸塵口部2aが上方に向く状態で掃除機本体2を
立てて支持できる。
【0038】掃除機本体2の外部上面には、この掃除機
本体2を持つための取手2dが設けられている。この取
手2dには、図5及び図6等に示したように、制御部3
3に各種の信号を入力するスイッチを有した本体操作部
2cが設けられている。本体操作部2cは手元操作部9
bと同様に、電動送風機4の起動、停止、及び強弱運
転、並びに電気部品(直流電源で駆動される清掃体モー
タ7c)の起動、停止等を行なわせるための信号を制御
部33に入力できる。
【0039】延長管8の管8a,8bは夫々、図7に示
したように、管本体30とカバー31とを備えている。
管本体30には、その長手方向に沿って3つの溝30a
が形成されている。管本体30には、これら溝30aに
沿って、清掃体モータ7cに電力を供給する一対の電力
線32a,32c、及び、手元操作部9bから入力され
た信号を制御部33に伝達する信号線32bが夫々配線
されている。カバー31は管本体30の外側から溝30
a及び信号線32を覆って設けられている。この延長管
8は、縮めた状態でも伸ばした状態でも管8aの電力線
32a,32c及び信号線32bと、管8bの電力線3
2a,32c及び信号線32bとが図示しない電気コネ
クタを介して夫々接続するように形成されている。
【0040】吸塵ホース9にもまた、その長手方向に沿
って、一対の電力線32a,32c及び信号線32bが
配線されている。これら電力線32a,32c及び信号
線32bは吸塵ホース9の伸縮及び可撓性を妨げない。
【0041】ところで、信号線32bは電力線32a,
32c同様、通常2本必要である。この電気掃除機1b
では、清掃体モータ7cへ供給する直流電圧のグランド
線と信号線のグランド線とを共通にすることにより、電
力線32a,32cのうちの一方、例えば電力線32a
を介して、本体操作部2c或いは手元操作部9bから入
力された信号を制御部33に伝達するとともに、制御部
33から清掃体モータ7cに信号を伝達している。つま
り、一方の電力線32aに2本目の信号線の機能を兼ね
備えさせている。なお、他の構成は上述した第1の実施
形態と同じであるから、重複する構成は図5〜図10に
第1の実施形態と同符号を付してその説明を省略する。
【0042】前記構成を備える電気掃除機1bを用いて
たんすや棚の上面等の高所の被清掃面を清掃する場合、
以下のようにして行なう。
【0043】図5に示すように、掃除機本体2の連結部
10と延長管8の他端部8tの連結受け部20、延長管
8の一端部8sの連結部10と吸塵ホース9他端部9t
の連結受け部20、及び吸塵ホース9の一端部9sの連
結部10と吸込み口体7の連結受け部20とを夫々連結
する。このとき、掃除機本体2と延長管8と吸塵ホース
9と吸込み口体7とは電力線32a,32c及び信号線
32bを介して夫々電気的に接続される。
【0044】この接続状態で、延長管8が立つように掃
除機本体2をその前端側が上方に向く姿勢で床面上に支
持させる。本体操作部2cまたは手元操作部9bを操作
することにより、信号を信号線32b及び電力線32a
を介して制御部33に入力して、この制御部33により
電動送風機を駆動させる。この時、前記入力に応じて、
必要により清掃体モータ7cが制御部33により駆動さ
せられる。
【0045】電動送風機4が駆動すると、この電気送風
機4に吸込まれる気流が形成される。ハンドル9aを操
作して吸込み口体7を高所の清掃面に接触させ、吸込み
口体7の吸塵口から被清掃面の塵を空気とともに取り込
んで、それを吸塵ホース9及び延長管8で掃除機本体2
の集塵カップ3aに導く。集塵カッブ3aに流入した気
流は、旋回しながら流れ、その後、集塵カップ3a内の
中央部を通って通り抜ける。これにより、気流中に含ま
れた塵埃がサイクロン式に分離されて集塵カップ3a内
に溜められ、空気は集塵カップaから排出される。集塵
カップ3aから排出された空気は、電動送風機4に吸込
まれてこの送風機4から排出された後、掃除機本体2に
設けた排気口を通して掃除機本体2の外部に排出され
る。電動送風機4の駆動中に清掃体モータ7cを運転さ
せることにより、回転清掃体7bを回転させながら高所
の被清掃面を掃除できる。
【0046】また、この電気掃除機1bは、例えば、図
8に示したように、掃除機本体2と吸塵ホース9と延長
管8と吸込み口体7とをこの順序で連結して、床面掃除
に適したキャニスタ型の使用形態とすることもできる。
また、図示しないが、延長管8を取り外し、掃除機本体
2と吸塵ホース9と吸込み口体7とをこの順序で連結し
て、例えば低所の掃除に適した状態で使用することもで
きる。
【0047】以上のように、この電気掃除機1bでは、
第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0048】また、この電気掃除機1bは、掃除機本体
2に制御部33に信号を入力する本体操作部2cが設け
られているため、手元操作部9bを有する吸塵ホース9
を外して使用できる。
【0049】すなわち、例えば延長管8及び吸塵ホース
9を取り外し、図9に示したように、掃除機本体2の吸
塵口部2aに吸込み口体7を直接連結して、掃除機本体
2の取手2dを持ちながら掃除するのに適したハンディ
型の使用形態とできる。
【0050】さらに、図10に示したスティック型の使
用形態とすることもできる。詳しくは、掃除機本体2と
延長管8と吸込み口体7とをこの記載順序で連結して、
掃除機本体2を持って使用できる。この場合、掃除機本
体2の取手2dを手に持ち、立ち上がった状態で床面を
掃除するのに適する。さらに、この電気掃除機1bは、
延長管8の一端部8sから他端部8tにわたって、信号
線32b及び信号線の機能を兼ね備える電力線32aが
配線されている。そのため、掃除機本体2に設けられた
制御部33は、スティック型の使用形態において必要に
より、信号線32b及び信号線の機能を兼ね備える電力
線32aを介して、吸込み口体7に設けられた清掃体モ
ータ7cに動作させることができる。また、第2使用形
態でも、回転清掃体7bを任意に回転させることができ
る。
【0051】このように、第2の実施の形態によれば、
キャニスタ型、ハンディ型、スティック型の任意の使い
方を選択でき、利便性を高めることができる。しかも、
いずれの使用形態においても吸込み口体7の電動部を駆
動できるので、清掃能力が高いものとすることができ
る。
【0052】また、この電気掃除機1bでは、電力線3
2aが信号線の機能を兼ね備えているため、2本の電力
線32a,32cとは別に信号線を2本配線する場合と
比べて、延長管8の太さを小さくすることができるとと
もに、延長管8を軽量化することができる。
【0053】なお、この第2の実施形態では、電力線3
2aのみが信号線の機能を兼ね備えているが、これに代
えて電力線32a,32cの夫々に信号線の機能を兼ね
備えさせることで、延長管8及び吸塵ホース9に配線さ
れる電線の総数を2本にまで減らすことができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、掃除機本体を持ち上げ
ることなく高所を容易に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電気掃除機全体
を高所掃除に適した使用形態で示す斜視図。
【図2】図1の電気掃除機の掃除機本体の後部の側面
図。
【図3】図1の電気掃除機の連結部と連結受け部とを連
結した状態で示す断面図。
【図4】(A)は図1の電気掃除機を通常の床面掃除に
適した使用形態で示す斜視図。(B)は図1の電気掃除
機を他の使用形態で示す斜視図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る電気掃除機全体
を高所掃除に適した使用形態で示す斜視図。
【図6】図5の電気掃除機の掃除機本体を一部切り欠い
て示す側面図。
【図7】図5の電気掃除機の延長管を示す断面図。
【図8】図5の電気掃除機をキャニスタ型の使用形態で
示す斜視図。
【図9】図5の電気掃除機をハンディ型の使用形態で示
す側面図。
【図10】図5の電気掃除機をスティック型の使用形態
で示す斜視図。
【符号の説明】
1a,1b…電気掃除機 2…掃除機本体 2a…吸塵口部 2c…本体操作部 2d…取手 4…電動送風機 6,2e…支持部 7…吸込み口部 7c…電気部品(清掃体モータ) 8…延長管 9…吸塵ホース 9b…手元操作部 10…連結部 20…連結受け部 32a,32c…電力線 32b…信号線 33…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江部 清 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 (72)発明者 宮林 忠男 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 Fターム(参考) 3B057 BA07 BA09 BA24 BA25 BA27 BA34

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機を有する掃除機本体と、塵埃を
    取込む吸込み口体と、前記掃除機本体と前記吸込み口体
    とを連通する延長管及び吸塵ホースとを備えた電気掃除
    機において、 前記掃除機本体の吸塵口部と、前記延長管の一端部と、
    前記吸塵ホースの一端部とに、連結部が夫々設けられて
    いるとともに、前記延長管の他端部と、前記吸塵ホース
    の他端部と、前記吸込み口体とに、前記各連結部と着脱
    自在に連結可能な連結受け部が夫々設けられている電気
    掃除機。
  2. 【請求項2】電動送風機を有する掃除機本体と、塵埃を
    取込む吸込み口体と、前記掃除機本体と前記吸込み口体
    とを連通する延長管及び吸塵ホースとを備えた電気掃除
    機において、 前記掃除機本体の吸塵口部と、前記延長管の一端部と、
    前記吸塵ホースの一端部とに、連結部が夫々設けられて
    いるとともに、前記延長管の他端部と、前記吸塵ホース
    の他端部と、前記吸込み口体とに、前記各連結部と着脱
    自在に連結可能な連結受け部が夫々設けられており、且
    つ、前記掃除機本体が取手を有しているとともに、前記
    掃除機本体に前記電動送風機を制御する制御部と電気的
    に接続される本体操作部が設けられている電気掃除機。
  3. 【請求項3】前記吸塵口部が前記掃除機本体の一端部に
    設けられているとともに、前記掃除機本体の他端部に前
    記吸塵口部が上方に向く姿勢に前記掃除機本体を支持す
    る支持部が設けられている請求項1又は2に記載の電気
    掃除機。
  4. 【請求項4】前記吸塵ホースの一端部に、前記電動送風
    機を制御する制御部と電気的に接続される手元操作部が
    設けられている請求項1〜3の内のいずれか1項に記載
    の電気掃除機。
  5. 【請求項5】前記延長管に電動送風機制御用の電線が設
    けられている請求項1〜4の内のいずれか1項に記載の
    電気掃除機。
  6. 【請求項6】前記吸込み口体が電気部品を有していると
    ともに、前記延長管に前記電気部品に電力を供給する電
    力線が設けられている請求項1〜4の内のいずれか1項
    に記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】前記延長管に、前記電気部品に電力を供給
    する2本の電線が配線されており、これら電線の内の少
    なくとも一本が前記電動送風機制御用の電線を兼ねてい
    る請求項5又は6に記載の電気掃除機。
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