JP2003289908A - 紐留め具 - Google Patents

紐留め具

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JP2003289908A JP2003138343A JP2003138343A JP2003289908A JP 2003289908 A JP2003289908 A JP 2003289908A JP 2003138343 A JP2003138343 A JP 2003138343A JP 2003138343 A JP2003138343 A JP 2003138343A JP 2003289908 A JP2003289908 A JP 2003289908A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紐留め具の使用に支障を来さない態様で、模
様などを紐留め具の外面側に経時的に変化しないように
形成して、紐留め具の外観性を向上させる。紐留め具の
操作時における手触り感をソフトにする。 【解決手段】 筒状をなす雌部材10と、雌部材10内
に移動可能に差し入れられた雄部材20と、雄部材20
の付勢手段30とを有する。雄部材20の押し込み位置
で紐Wが挿通可能に連通される通し穴13、23を雄部
材20と雌部材10とに有している。通し穴13、23
に差し通された紐Wを、付勢手段30の付勢により雄部
材20の通し穴23の穴縁部と雌部材10の通し穴13
の穴縁部とで挟み付けて、紐Wに留め付けられる。紐留
め具における雌部材10が、インサート体部分Fと、イ
ンサート体部分Fをインサートとして、インサート体部
分Fの外面部Faに形成される表面成形部分Sとを有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、雄部材の押し込
み位置で留め付けの対象となる紐を差し通し可能なよう
に相互に連通される紐の通し穴をそれぞれ有する、当該
雄部材及びこの雄部材が移動可能に差し入れられた雌部
材と、前記各通し穴に差し通された紐を当該各通し穴を
前記雄部材を前記雌部材から突き出す向きに付勢させる
ことによりズレさせてこの各通し穴の穴縁部で挟み付け
させるようにする当該雄部材の付勢手段とを備えた紐留
め具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の衣服の開口部などの絞り紐や、種
々の袋物の開口部などの絞り紐などの紐状体に対し、適
宜の位置にフリーに留め付けることができ、かかる留め
付けによりかかる開口部などを巡る前記絞り紐の寸法を
調整して、かかる開口部などを拡げた状態、あるいは、
狭めた状態を維持できるようにするなどの用途で用いら
れる紐留め具として、雄部材の押し込み位置で留め付け
の対象となる紐を差し通し可能なように相互に連通され
る紐の通し穴をそれぞれ有する、当該雄部材及びこの雄
部材が移動可能に差し入れられた雌部材と、前記各通し
穴に差し通された紐を当該各通し穴をズレさせてこの各
通し穴の穴縁部で挟み付けさせるようにする前記雄部材
の付勢手段とを備えた紐留め具が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる紐留め具は、前
記衣服などの絞り紐など身の回り品に頻繁に使用される
ものであること、また、前記留め付け、あるいは当該留
め付けの解除のための前記雄部材の押圧操作がなされる
都度、表面部に指などが触れるものであることから、か
かる紐留め具にあっては意匠的効果を高めることと、操
作時などにおける手触り感をソフトなものとすることと
が特に要請されるところである。
【0004】前記意匠的効果を満足させる観点からは、
紐留め具の外面に印刷などにより模様などを施すことが
考えられるが、単純にかかる外面に模様などを施しただ
けでは、紐留め具の使用にあたりかかる模様などのかす
れや、はがれ落ちを生じさせ易い。
【0005】また、操作時などにおける手触り感をソフ
トにする観点からは、紐留め具全体をゴム状の弾性を備
えた素材により構成することが考えられるが、単純にこ
うした素材により紐留め具を構成した場合、紐留め具の
剛性を確保し難く、特に、前記雄部材の通し穴の穴縁部
と雌部材の通し穴の穴縁部とにより差し通された紐を十
分に挟み付けることができなくなることが予想される。
【0006】また、前記各観点を満足させるべく、前記
雄部材および雌部材の外面部に例えばゴム状弾性を備え
たカバー体などを被装することも考えられるが、かかる
被装作業は必ずしも容易なものとはいえず、しかも、前
記外面部に対するカバー体の組み付け状態を経時的に確
保し難く、こうした手法も採用し難いものであった。
【0007】そこでこの発明は、この種の紐留め具にお
いて、第一に、紐留め具の使用に支障を来さない態様
で、模様などを紐留め具の外面側に経時的に変化しない
ように形成して、紐留め具の外観性を向上させることを
目的とする。また、第二に、紐留め具の操作時における
手触り感をソフトにするような構成を、紐留め具の外面
側に容易かつ確実に施せるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、紐留め具が以下の
(1)〜(8)の構成を備えたものとした。 (1)筒状をなす雌部材と、(2)この雌部材内に移動
可能に差し入れられた差し入れ部を有する雄部材と、
(3)前記雄部材を前記雌部材内から突き出させる向き
に付勢する付勢手段とを有すると共に、(4)前記付勢
手段の付勢に抗した前記雄部材の押し込み位置で紐が挿
通可能なように相互に連通される当該紐の通し穴を当該
雄部材の差し入れ部と前記雌部材の側部とに有してお
り、(5)前記押し込み位置で相互に連通される前記通
し穴に差し通された紐を、前記付勢手段の付勢により前
記雄部材の通し穴の穴縁部と前記雌部材の通し穴の穴縁
部とで挟み付けて、当該紐に留め付けられる紐留め具で
あって、(6)この紐留め具における雌部材が、インサ
ート体部分と、(7)このインサート体部分をインサー
トとして、少なくとも、前記雌部材におけるインサート
体部分の外面部の全部又は一部とに形成される表面成形
部分とを有しており、(8)前記表面成形部分が、ゴム
若しくはゴム状弾性を有するプラスチック材料又は透光
性を有するプラスチック材料により構成してある。
【0009】また、請求項2記載の発明にあっては、紐
留め具が以下の(1)〜(8)の構成を備えたものとし
た。 (1)筒状をなす雌部材と、(2)この雌部材内に移動
可能に差し入れられた差し入れ部を有する雄部材と、
(3)前記雄部材を前記雌部材内から突き出させる向き
に付勢する付勢手段とを有すると共に、(4)前記付勢
手段の付勢に抗した前記雄部材の押し込み位置で紐が挿
通可能なように相互に連通される当該紐の通し穴を当該
雄部材の差し入れ部と前記雌部材の側部とに有してお
り、(5)前記押し込み位置で相互に連通される前記通
し穴に差し通された紐を、前記付勢手段の付勢により前
記雄部材の通し穴の穴縁部と前記雌部材の通し穴の穴縁
部とで挟み付けて、当該紐に留め付けられる紐留め具で
あって、(6)この紐留め具における雄部材が、インサ
ート体部分と、(7)このインサート体部分をインサー
トとして、少なくとも、前記雄部材におけるインサート
体部分の前記雌部材からの突き出し側にある外面部の全
部又は一部とに形成される表面成形部分とを有してお
り、(8)前記表面成形部分が、ゴム若しくはゴム状弾
性を有するプラスチック材料又は透光性を有するプラス
チック材料により構成してある。
【0010】かかる構成によれば、前記雄部材の差し入
れ部に設けられた通し穴と、前記雌部材の通し穴とを連
通させる当該雄部材の押し込み位置において、かかる連
通し合わせられた各通し穴に紐を差し通した後、前記付
勢手段の付勢により雄部材を前記突き出させる向きに移
動させて、このように移動される雄部材の通し穴の穴縁
部と雌部材の通し穴の穴縁部とで前記紐を挟み付けるこ
とができ、この挟み付けにより当該紐の適宜の位置にか
かる紐留め具を留め付けることができる。前記付勢手段
は、前記雌部材内に押し込まれた雄部材を当該雌部材内
から突き出させる向きに付勢させるものであれば良く、
例えば、前記雄部材の差し入れ部と雌部材の底との間に
介装された圧縮コイルバネや、雄部材の差し入れ部ある
いは雌部材の底部に設けられ、かつ、雄部材の押し込み
により弾性変形され、弾性復帰により当該雄部材を前記
突き出させる向きに付勢させる弾性片などにより、かか
る付勢手段を構成することができる。
【0011】また、この発明にあっては、前記インサー
ト体部分の外面部の全部又は一部に、このインサート体
部分をインサートして、前記ゴム又はプラスチック材料
よりなる表面成形部分が形成してあるので、インサート
体部分の外面部と表面成形部分との一体性を高く確保す
ることができ、紐留め具の使用にあたりかかる表面成形
部分がインサート体部分と分離してしまう事態を生じさ
せることが少ない。すなわち、この発明にかかる紐留め
具によれば、インサート体部分の外面部の手触り感や、
意匠的特性などを向上させる加工を容易かつ確実になす
ことができる。
【0012】前記表面成形部分を、ゴム若しくはゴム状
弾性を有するプラスチック材料により構成すれば、イン
サート体部分に所要の剛性、特に、前記のように差し通
された紐を前記各通し穴の穴縁部で十分に挟み付け可能
な固さをかかる穴縁部に持たせた状態で、紐留め具の操
作などにあたり指などが触れる紐留め具の外部面の手触
り感をソフトなものとすることができる。
【0013】また、前記表面成形部分を、透光性を有す
るプラスチック材料により構成すれば、紐留め具に表面
成形部分の輪郭と、この表面成形部分を通じて視認され
る前記インサート体部分の輪郭との二つの輪郭を持たせ
ることができると共に、インサート体部分の色彩に深み
を出させて紐留め具全体の質感を向上させることがで
き、紐留め具の意匠的効果を高めさせることが可能とな
る。かかるプラスチック材料の透光性を調整することに
より、あるいはまた、有色透明とすることにより、様々
な意匠的効果を紐留め具に付与することができる。さら
には、かかる透光性を有するプラスチック材料をゴム状
弾性を有するものとすることにより、こうした透光性に
基づく意匠的効果と前記手触り感をソフトなものとする
効果との双方を紐留め具に付与することができる。
【0014】また、前記表面成形部分を、透光性を有す
るプラスチック材料により構成した場合には、インサー
ト体部分の外面部に設けた溝や、凹部、突部さらには、
かかる外面部に印刷などして施した文字、図形などの模
様などの表示体を表面成形部分を通じて視認できるよう
にして、紐留め具の意匠的効果を高めることができると
共に、これらの表示体を前記表面成形部分により覆って
おくことにより、紐留め具の外面部を平坦に保った状態
で、すなわち、紐留め具の使用にあたり前記溝、凹部、
突部などが指などに当たって使用感を損なうことがない
ようにした状態で、紐留め具を構成することができる。
【0015】また、前記インサート体部分の外面部に印
刷などにより施され、表面成形部分を通じて視認される
模様が、かかる紐留め具の使用にあたりかすんだり、消
え落ちたりしないようにすることができ、所期の意匠的
効果を経時的に紐留め具に付与し続けることができる。
【0016】また、前記表面成形部分は、前記インサー
ト体部分の外面部の全部に設けても、一部に設けても良
い。例えば、前記表面成形部分の外郭形状が種々の図形
などの輪郭形状をなすように、この表面成形部分をイン
サート体部分の外面部の一部に設けることができる。ま
た、例えば、前記表面成形部分により囲まれた、当該表
面成形部分の設けられていないインサート体部分の外面
部の輪郭形状が、種々の図形などの輪郭形状をなすよう
に、この表面成形部分をインサート体部分の外面部の一
部に設けることができる。また、インサート体部分の外
面部における角部をのみを覆うように、この表面成形部
分をインサート体部分の外面部の一部に設けることがで
きる。
【0017】インサート体部分は、プラスチック材料、
金属材料、セラミック材料など、表面成形部分の成形に
あたり成形型内にインサートとすることができる種々の
材料で構成することができる。インサート体部分は、プ
ラスチック材料、金属材料などの加熱溶融可能な材料を
用いる場合には射出成形や、鋳込み成形、ダイカスト成
形などにより、構成することができる。また、インサー
ト体部分および表面成形部分の双方をプラスチック材料
により構成する場合には、インサート体部分を構成する
プラスチック材料の溶融温度を表面成形部分を構成する
プラスチック材料の溶融温度よりも高く設定しておくこ
とにより、インサート体部分の溶融、変形などを招くこ
となく表面成形部分の成形をなすことができる。
【0018】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項2記載の発明にかかる紐留め具がさら
に、インサート体部分の外面部に突部が形成してあると
共に、この突部の突き出し端面を除くようにして、当該
外面部に表面成形部分が形成してある構成を備えたもの
とした。
【0019】かかる構成によれば、前記突部の突き出し
端面を巡る当該突部の縁により、紐留め具の外面部に紐
留め具の使用にあたり消え落ちたりすることのない模様
を形成させることができ、また、インサート体部分の色
彩と表面成形部分との色彩とを異ならせておくことによ
り、かかる模様を目立たせるなどすることができ、かか
る紐留め具の意匠的効果を高めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の典型的な実施の
形態について、説明する。
【0021】(第一の実施の形態)先ず、図1ないし図
20に示される実施の形態について説明する。
【0022】なお、ここで図1は、この実施の形態にか
かる紐留め具T1の構成を理解し易いように、紐Wに対
して留め付けをなした状態にある当該紐留め具T1を縦
断面の状態にして示している。また、図2は、図1の状
態にある紐留め具T1を図1と90度異なる向きから、
縦断面の状態として示している。(同図において紐Wは
省略している。)
【0023】図3ないし図10は、インサート体部分F
の構成を理解し易いように、このインサート体部分Fに
かかる雄部材20または雌部材10をそれぞれ表してい
る。より詳細には、図3は、かかる雄部材20を側方か
ら一部を断面にした状態で、図4は、かかる雌部材10
を側方から一部を断面にした状態で、図5は、かかる雌
部材10を開口11側から見た状態で、図6は、かかる
雌部材10を図4と90度異なる向きの側方から一部を
断面にした状態で、図7は、かかる雌部材10を底側か
ら見た状態で、また、図8は、かかる雄部材20を頭部
22側から見た状態で、図9は、かかる雄部材20を図
3と90度異なる向きの側方から一部を断面にした状態
で、さらに、図10は、かかる雄部材20を前記頭部2
2と反対の側から見た状態で、それぞれ示している。
【0024】図11ないし図18は、前記インサート体
部分Fの外面部に表面成形部分Sを形成させた状態を理
解し易いように、この表面成形部分Sの形成された雄部
材20または雌部材10をそれぞれ表している。より詳
細には、図11は、かかる雄部材20を側方から一部を
断面にした状態で、図12は、かかる雌部材10を側方
から一部を断面にした状態で、図13は、かかる雌部材
10を開口11側から見た状態で、図14は、かかる雌
部材10を図12と90度異なる向きの側方から一部を
断面にした状態で、図15は、かかる雌部材10を底側
から見た状態で、また、図16は、かかる雄部材20を
頭部22側から見た状態で、図17は、かかる雄部材2
0を図11と90度異なる向きの側方から一部を断面に
した状態で、さらに、図18は、かかる雄部材20を前
記頭部22と反対の側から見た状態で、それぞれ示して
いる。
【0025】さらに、図19は、前記表面成形部分Sを
ゴム又はゴム状弾性を有するプラスチック材料により構
成した紐留め具T1の例を、また、図20は、前記表面
成形部分Sを透光性を有するプラスチック材料により構
成した紐留め具T1の例を、それぞれ斜視の状態として
示している。
【0026】この実施の形態にかかる紐留め具T1は、
一方の筒端が塞がれた略円筒状をなす雌部材10と、こ
の筒状をなす雌部材10内に移動可能に差し入れられる
略円柱状をなす差し入れ部21を有する雄部材20とを
備えている。
【0027】雄部材20は、前記差し入れ部21の一端
部に、当該差し入れ部21の軸線に略直交する向きに板
面を配する円板状をなす頭部22を有する。そして、か
かる雄部材20は、前記雌部材10の開口11、すなわ
ち、塞がれていない他方の筒端側から当該雌部材10内
に、前記頭部22と反対の側から前記差し入れ部21を
移動可能に差し入れた構成としてある。
【0028】雌部材10における前記開口11と、この
開口11と反対の側にある当該雌部材10の一方の筒端
を塞ぐ底板12との間にある当該雌部材10の側部に
は、当該雌部材10の筒軸を挟んだ対称位置に略同寸、
同形の紐Wの通し穴13が設けてある。また、雄部材2
0における差し入れ部21には、当該差し入れ部21の
軸線に略直交する向きに、紐Wの通し穴23が設けてあ
り、この通し穴23はかかる差し入れ部21の直径方向
両側で開口されている。この実施の形態にあっては、雄
部材20の通し穴23の穴径および穴形状が、雌部材1
0の通し穴13と略同一となるように構成してある。
【0029】また、かかる紐留め具T1は、前記雄部材
20を前記雌部材10内から突き出させる向きに付勢す
る付勢手段30を有している。この実施の形態にあって
は、前記雄部材20の前記頭部22と反対の側と雌部材
10の前記底板12内面との間に、圧縮コイルバネ31
を収め入れて、雄部材20が前記の付勢を蒙るようにし
てある。なお、この実施の形態にあっては、前記雄部材
20の差し入れ部21に、この差し入れ部21における
前記頭部22と反対の側にある端部面において開口し、
前記頭部22側に向けて続く前記バネ31を一端側から
収め入れる収め入れ穴24が設けてあると共に、前記雌
部材10の底板12内面にかかるバネ31の他端側が巻
回状態に嵌め付けられる突部14が設けてある。
【0030】そして、この実施の形態にあっては、前記
雄部材20の頭部22の下面が雌部材10の開口11縁
部に突き当たる当該雄部材20の最大押し込み位置で、
雌部材10の通し穴13と雄部材20の通し穴23とが
略ズレなく連通され、かかる通し穴13、23の穴径と
略同じ太さの紐Wをこのように連通される各通し穴1
3、23に対し差し通すことができるようにしてある。
また、かかる最大押し込み位置において、少なくとも前
記バネ31は圧縮変形され、雄部材20を雌部材10内
から突き出させる向きへの付勢力が蓄えられる構成とし
てある。
【0031】この結果、この実施の形態にあっては、前
記最大押し込み位置で前記各通し穴13、23に紐Wを
差し通した後、前記雄部材20の押し込みを解くことに
より、当該雄部材20を前記バネ31の付勢により突き
出し方向に移動させることができ、この雄部材20の突
き出し方向への移動により当該雄部材20の通し穴23
と雌部材10の通し穴13との穴縁にズレを生じさせ
て、かかる各通し穴13、23の穴縁部で差し通された
紐Wを挟みつけることができる。この挟み付けにより、
かかる紐Wに紐留め具T1が留め付けられる。(図1)
また、かかる留め付け状態から再度雄部材20の前記頭
部22の上面を押圧して前記最大押し込み位置に向けて
雄部材20を移動させることにより、かかる紐Wに対す
る留め付けを解くことができる。
【0032】かかる紐留め具T1は、このような機能を
有することから、前記留め付けと当該留め付けの解除と
により、前記紐Wに対する紐留め具T1の留め付け位置
を適宜変化させることができ、例えば、各種の衣服の開
口部あるいは開放部を巡る絞り紐などにかかる紐留め具
T1を留め付けた場合、かかる絞り紐などへの前記留め
付け位置を変えることによりかかる開口部などを巡る絞
り紐などの寸法を変化させて前記衣服の開口部などを拡
げ、あるいは、狭めることでき、この拡げ、あるいは、
狭めた状態を維持することが可能とされる。
【0033】なお、この実施の形態にあっては、前記雄
部材20の差し入れ部21が、前記通し穴23の開口が
設けられている向きに対し直交する向きとなる位置に、
当該差し入れ部21の軸線に沿った溝21aを有すると
共に、前記雌部材10が、前記通し穴13の設けられて
いる向きに対し直交する向きとなる位置に、前記溝21
aに収まる突条15を有しており、この溝21aへの突
条15の収め入れにより前記雄部材20の雌部材10へ
の差し入れの向きが、前記各通し穴13、23を連通可
能とする向きに常時維持される構成としてある。また、
雄部材20の通し穴23における前記頭部22と反対の
側にある穴縁には、雌部材10への雄部材20の差し入
れ部21の差し入れに当たり僅かに弾性変形してこの差
し入れを許容し、雌部材10の通し穴13において弾性
復帰して、前記バネ31の付勢による雄部材20の移動
にあたり雌部材10の通し穴13における前記開口11
側の穴縁部に当接して雄部材20のそれ以上の突き出し
方向への移動を阻止する突起21bが設けてある。
【0034】また、かかる紐留め具T1にあっては、前
記雌部材10と雄部材20とが、インサート体部分F
と、このインサート体部分Fをインサートして、このイ
ンサート体部分Fの外面部Faに形成される表面成形部
分Sとを有している。
【0035】より詳細には、この実施の形態にあって
は、かかる紐留め具T1の機能を発揮させるすべての構
成を備えた雌部材10および雄部材20のインサート体
部分Fをプラスチック材料、金属材料などを成形などし
て構成した後、(図3ないし図10)このインサート体
部分Fを、典型的には前記表面成形部分Sを射出成形す
る成形型内のインサートとして、以下の(1)〜(5)
の箇所に前記表面成形部分Sを形成させている。(図1
1ないし図18)
【0036】(1)雌部材10のインサート体部分Fに
おける外面部Faであって、当該雌部材10の底板1
2’外面側における後述する突部40の突き出し端面4
1を除く箇所 (2)雌部材10のインサート体部分Fにおける外面部
Faであって、雌部材10の側部外面 (3)雌部材10のインサート体部分Fにおける外面部
Faであって、雌部材10の開口11縁部 (4)雄部材20のインサート体部分Fにおける頭部2
2’上面であって、当該雄部材20の頭部22’上面側
における後述する突部40の突き出し端面41を除く箇
所 (5)雄部材20のインサート体部分Fにおける頭部2
2’縁部および頭部22’下面
【0037】また、この実施の形態にあっては、前記イ
ンサート体部分Fにかかる雌部材10の底板12’外面
側と前記雄部材20の頭部22’外面側とに、前記イン
サート体部分Fにおいて横断面形状略星形をなす突部4
0が設けてある。そして、この突部40における前記突
き出し端面41を覆わないように、かかる雌部材10の
底板12外面と雄部材20の頭部22外面とに前記表面
成形部分Sが形成してある。この実施の形態にあって
は、かかる表面成形部分Sの肉厚が前記突部40の突き
出し寸法と略等しくなるようにしてあり、かかる表面成
形部分Sの表面Saと前記突部40の突き出し端面41
とが略同面となるようにしてある。この結果、この実施
の形態にあっては、前記雌部材10の底板12外面と前
記雄部材20の頭部22外面とに、前記表面成形部分S
により覆われていない前記突部40の突き出し端面41
により、星形の図形が表されている。インサート体部分
Fの色彩と、表面成形部分Sとの色彩とを異ならせてお
けば、かかる図形を目立たせる意匠的効果を得ることが
できる。
【0038】また、前記表面成形部分Sを、ゴム若しく
はゴム状弾性を有するプラスチック材料により構成すれ
ば、表面部に柔軟性を備えた紐留め具T1を得ることが
できる。(図19)
【0039】また、前記表面成形部分Sを、透光性を有
するプラスチック材料により構成すれば、前記インサー
ト体部分Fの輪郭を外部から視認できる意匠的特性を紐
留め具T1に付与することができる。(図20)
【0040】なお、前記インサート体部分Fおよび表面
成形部分Sの双方をプラスチック材料により構成する場
合には、インサート体部分Fを構成するプラスチック材
料の溶融温度を表面成形部分Sを構成するプラスチック
材料の溶融温度よりも高く設定しておくことにより、イ
ンサート体部分Fの溶融、変形などを招くことなく表面
成形部分Sの成形をなすことができる。
【0041】(第二の実施の形態)次いで、図21およ
び図22に示される実施の形態について説明する。
【0042】なお、ここで図21は、この実施の形態に
かかる紐留め具T2の構成を理解し易いように、かかる
紐留め具T2を縦断面の状態として、また、図22は、
斜視の状態として、それぞれ示している。
【0043】この実施の形態にあっては、紐留め具T2
を構成するインサート体部分Fにかかる雌部材10の底
板12’外面側と雄部材20の頭部22’上面側とに、
前記第一の実施の形態と略同一の、横断面形状を略星形
状とする突部40を設けると共に、この突部40の突き
出し端面41も覆った状態で表面成形部分Sをインサー
ト体部分Fの外部面Faに形成している。そして、かか
る表面成形部分Sを透光性を有するプラスチック材料に
より構成している。
【0044】この結果、この実施の形態にかかる紐留め
具T2にあっては、前記表面成形部分Sを通じて、前記
インサート体部分Fに設けた前記突部40を視認するこ
とができ、前記第一の実施の形態にかかる紐留め具T1
と異なる意匠的効果を得ることができる。
【0045】なお、この第二の実施の形態にかかる紐留
め具T2におけるその余の構成は、第一の実施の形態に
かかる紐留め具T1と実質的に同一であるので、この実
質的に同一の構成部分であって第二の実施の形態を示す
前記各図に表れている部分については、同各図において
第一の実施の形態を示す図1ないし図20において用い
た符号と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0046】(第三の実施の形態)次いで、図23およ
び図24に示される実施の形態について説明する。
【0047】なお、ここで図23は、この実施の形態に
かかる紐留め具T3の構成を理解し易いように、かかる
紐留め具T3を縦断面の状態として、また、図24は、
斜視の状態として、それぞれ示している。
【0048】この実施の形態にあっては、紐留め具T3
を構成するインサート体部分Fにかかる雌部材10の底
板12’外面と雄部材20の頭部22’上面とに、文
字、図形、記号などの表示部分50、ここでは星形の図
形を印刷などにより施してあると共に、この表示部分5
0を覆った状態で表面成形部分Sをインサート体部分F
の外部面に形成している。そして、かかる表面成形部分
Sを透光性を有するプラスチック材料により構成してい
る。
【0049】この結果、この実施の形態にかかる紐留め
具T3にあっては、前記表面成形部分Sを通じて、前記
インサート体部分Fに設けた前記表示部分50を視認す
ることができ、前記第一の実施の形態および第二の実施
の形態にかかる紐留め具T1、T2と異なる意匠的効果
を得ることができる。
【0050】なお、この第三の実施の形態にかかる紐留
め具T3におけるその余の構成は、第一の実施の形態に
かかる紐留め具T1と実質的に同一であるので、この実
質的に同一の構成部分であって第三の実施の形態を示す
前記各図に表れている部分については、同各図において
第一の実施の形態を示す図1ないし図20において用い
た符号と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0051】(第四の実施の形態)次いで、図25およ
び図26に示される実施の形態について説明する。
【0052】なお、ここで図25は、この実施の形態に
かかる紐留め具T4の構成を理解し易いように、かかる
紐留め具T4を縦断面の状態として、また、図26は、
斜視の状態として、それぞれ示している。
【0053】この実施の形態にあっては、紐留め具T4
を構成するインサート体部分Fにかかる雌部材10の底
板12’外面と雄部材20の頭部22’上面とに、表面
成形部分Sで覆われていない部分を形成している。そし
て、この実施の形態にあっては、かかる表面成形部分S
で覆われていない部分が、穴縁を星形の図形の外郭形状
とする、当該表面成形部分Sに開設された穴状部60と
して構成してある。
【0054】この結果、この実施の形態にかかる紐留め
具T4にあっては、前記穴状部60により、雄部材20
の頭部22と雌部材10の底板12外面とに、前記穴状
部60によって星形の図形を表すことができ、前記第一
の実施の形態ないし第三の実施の形態にかかる紐留め具
T1〜T3と異なる意匠的効果を得ることができる。
【0055】なお、この第四の実施の形態にかかる紐留
め具T4におけるその余の構成は、第一の実施の形態に
かかる紐留め具T1と実質的に同一であるので、この実
質的に同一の構成部分であって第四の実施の形態を示す
前記各図に表れている部分については、同各図において
第一の実施の形態を示す図1ないし図20において用い
た符号と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0056】(第五の実施の形態)次いで、図27およ
び図28に示される実施の形態について説明する。
【0057】なお、ここで図27は、この実施の形態に
かかる紐留め具T5の構成を理解し易いように、かかる
紐留め具T5を縦断面の状態として、また、図28は、
斜視の状態として、それぞれ示している。
【0058】この実施の形態にあっては、紐留め具T5
を構成するインサート体部分Fにかかる雌部材10の底
板12’と側部とが接し合う箇所、すなわち、かかる雌
部材10における底側にある角部70を巡るように、表
面成形部分Sが設けてある。また、紐留め具T5を構成
するインサート体部分Fにかかる雄部材20の円板状を
なす頭部22’の上面と当該頭部22’の厚さ方向に亙
る側面とが接し合う箇所、すなわち、かかる雄部材20
の頭部22’における上面側にある角部70を巡るよう
に、表面成形部分Sが設けてある。
【0059】この結果、この実施の形態にかかる紐留め
具T5にあっては、前記角部70を巡るように設けられ
た前記表面成形部分Sにより、前記第一の実施の形態な
いし第四の実施の形態にかかる紐留め具T1〜T4と異
なる意匠的効果を得ることができる。また、前記角部7
0を巡る表面成形部分Sをゴム又はゴム状弾性を有する
プラスチック材料により構成しておくことにより、この
角部70にクッション性を持たせて、紐留め具T5の操
作にあたり操作者の指などへの紐留め具T5の当たりを
柔らかくすると共に、紐留め具T5と他の物品などが衝
突などした際における緩衝をなすことができる。
【0060】なお、この第五の実施の形態にかかる紐留
め具T5におけるその余の構成は、第一の実施の形態に
かかる紐留め具T1と実質的に同一であるので、この実
質的に同一の構成部分であって第五の実施の形態を示す
前記各図に表れている部分については、同各図において
第一の実施の形態を示す図1ないし図20において用い
た符号と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0061】
【発明の効果】この発明にかかる紐留め具によれば、前
記インサート体部分の外面部に、このインサート体部分
をインサートして、前記ゴム又はプラスチック材料より
なる表面成形部分が形成してあるので、インサート体部
分の外面部と表面成形部分との一体性を高く確保するこ
とができ、紐留め具の使用にあたりかかる表面成形部分
がインサート体部分と分離してしまう事態を生じさせる
ことが少なく、また、インサート体部分の外面部の手触
り感や、意匠的特性などを向上させる加工を、かかる表
面成形部分により、紐留め具の機能を損なうことなく、
容易かつ確実になすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】紐留め具T1の縦断面図
【図2】紐留め具T1の縦断面図
【図3】インサート体部分Fにかかる雄部材20の要部
破断側面図
【図4】インサート体部分Fにかかる雌部材10の要部
破断側面図
【図5】インサート体部分Fにかかる雌部材10の平面
【図6】インサート体部分Fにかかる雌部材10の要部
破断側面図
【図7】インサート体部分Fにかかる雌部材10の底面
【図8】インサート体部分Fにかかる雄部材20の平面
【図9】インサート体部分Fにかかる雄部材20の要部
破断側面図
【図10】インサート体部分Fにかかる雄部材20の底
面図
【図11】雄部材20の要部破断側面図
【図12】雌部材10の要部破断側面図
【図13】雌部材10の平面図
【図14】雌部材10の要部破断側面図
【図15】雌部材10の底面図
【図16】雄部材20の平面図
【図17】雄部材20の要部破断側面図
【図18】雄部材20の底面図
【図19】紐留め具T1の斜視図
【図20】紐留め具T1の斜視図
【図21】紐留め具T2の縦断面図(図2と同じ状態で
紐Wを省略して示している。)
【図22】紐留め具T2の斜視図
【図23】紐留め具T3の縦断面図(図2と同じ状態で
紐Wを省略して示している。)
【図24】紐留め具T3の斜視図
【図25】紐留め具T4の縦断面図(図2と同じ状態で
紐Wを省略して示している。)
【図26】紐留め具T4の斜視図
【図27】紐留め具T5の縦断面図(図2と同じ状態で
紐Wを省略して示している。)
【図28】紐留め具T5の斜視図
【符号の説明】
T1 紐留め具 T2 紐留め具 T3 紐留め具 T4 紐留め具 T5 紐留め具 10 雌部材 13 通し穴 20 雄部材 21 差し入れ部 23 通し穴 30 付勢手段 F インサート体部分 Fa 外面部 S 表面成形部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状をなす雌部材と、 この雌部材内に移動可能に差し入れられた差し入れ部を
    有する雄部材と、 前記雄部材を前記雌部材内から突き出させる向きに付勢
    する付勢手段とを有すると共に、 前記付勢手段の付勢に抗した前記雄部材の押し込み位置
    で紐が挿通可能なように相互に連通される当該紐の通し
    穴を当該雄部材の差し入れ部と前記雌部材の側部とに有
    しており、 前記押し込み位置で相互に連通される前記通し穴に差し
    通された紐を、前記付勢手段の付勢により前記雄部材の
    通し穴の穴縁部と前記雌部材の通し穴の穴縁部とで挟み
    付けて、当該紐に留め付けられる紐留め具であって、 この紐留め具における雌部材が、インサート体部分と、 このインサート体部分をインサートとして、少なくと
    も、前記雌部材におけるインサート体部分の外面部の全
    部又は一部とに形成される表面成形部分とを有してお
    り、 前記表面成形部分が、ゴム若しくはゴム状弾性を有する
    プラスチック材料又は透光性を有するプラスチック材料
    により構成してあることを特徴とする紐留め具。
  2. 【請求項2】 筒状をなす雌部材と、 この雌部材内に移動可能に差し入れられた差し入れ部を
    有する雄部材と、 前記雄部材を前記雌部材内から突き出させる向きに付勢
    する付勢手段とを有すると共に、 前記付勢手段の付勢に抗した前記雄部材の押し込み位置
    で紐が挿通可能なように相互に連通される当該紐の通し
    穴を当該雄部材の差し入れ部と前記雌部材の側部とに有
    しており、 前記押し込み位置で相互に連通される前記通し穴に差し
    通された紐を、前記付勢手段の付勢により前記雄部材の
    通し穴の穴縁部と前記雌部材の通し穴の穴縁部とで挟み
    付けて、当該紐に留め付けられる紐留め具であって、 この紐留め具における雄部材が、インサート体部分と、 このインサート体部分をインサートとして、少なくと
    も、前記雄部材におけるインサート体部分の前記雌部材
    からの突き出し側にある外面部の全部又は一部とに形成
    される表面成形部分とを有しており、 前記表面成形部分が、ゴム若しくはゴム状弾性を有する
    プラスチック材料又は透光性を有するプラスチック材料
    により構成してあることを特徴とする紐留め具。
  3. 【請求項3】 インサート体部分の外面部に突部が形成
    してあると共に、この突部の突き出し端面を除くように
    して、当該外面部に表面成形部分が形成してあることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の紐留め具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017042585A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社ニフコ コードロック

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