JP2003289258A - 受信機 - Google Patents

受信機

Info

Publication number
JP2003289258A
JP2003289258A JP2002090678A JP2002090678A JP2003289258A JP 2003289258 A JP2003289258 A JP 2003289258A JP 2002090678 A JP2002090678 A JP 2002090678A JP 2002090678 A JP2002090678 A JP 2002090678A JP 2003289258 A JP2003289258 A JP 2003289258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
interference wave
despreading
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002090678A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoaki Kinoshita
直明 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP2002090678A priority Critical patent/JP2003289258A/ja
Publication of JP2003289258A publication Critical patent/JP2003289258A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高層ビル街等で電波が反射される干渉波による
受信の不安定を防止する受信機を提供する。 【解決手段】受信回路22の出力信号を干渉波検出回路
23および切替器24に入力する。干渉波の検出時に、
切替器24の出力信号のうち直接波は第1フィルタ26
aを介して干渉波合成回路25に入力し、残りは第2フ
ィルタ26bを介して可変遅延回路31a〜31nを介
して遅延させて干渉波合成回路25で合成する。可変遅
延回路31の遅延時間は遅延回路制御手段30により制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受信機に関し、例え
ばアナログ型又はデジタル型のラジオ受信機等において
干渉波の影響を排除又は軽減して良好な受信感度に調整
する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジオ受信機等の無線受信機は、放送局
において音声又は音楽等の変調波信号により無線周波数
の搬送波信号を振幅変調(AM)又は周波数変調(F
M)して、被変調波信号を電波で送信される。受信機
は、アンテナでこの電波を受信して、必要な増幅を加
え、周波数変換することにより中間周波数に変換する。
そして、更に増幅した後、検波して音声等の変調波信号
を得て、必要な増幅を加えてスピーカ(又はヘッドホ
ン)を駆動するのが一般的である。
【0003】ところで、放送局から受信機へ到達する電
波は、必ずしも直接波のみではない。都会等では、多数
の建物(ビル)等の建造物により複雑に反射されて、つ
まりマルチパスを経由して到達する干渉波(間接波)が
存在する。また、山や丘等によって反射される干渉波に
よるノイズも生じ得る。更に、携帯型の受信機の場合に
は、周囲の状況に応じて干渉波も時々刻々変化するの
で、受信状態が変化するのが普通である。
【0004】図5は、典型的な従来の受信機の主要部の
構成を示すブロック図である。この受信機10は、アン
テナ11、受信回路12、干渉波検出回路13、切替器
14及び帯域パスフィルタ(BPF)15を含んでい
る。
【0005】アンテナ11は、放送局から送信される電
波を受信する。受信回路12は、アンテナ11による受
信信号から希望する放送局の電波を選択(選局)する回
路であり、一般にヘテロダイン回路である。干渉波検出
回路13は、受信回路12の出力信号中の干渉波の有無
を検出する。切替器14は、受信回路12からの出力信
号又は帯域パルフィルタ15からの出力信号のいずれか
を端子14a又は14bを介して選択するスイッチ回路
であり、半導体素子(トランジスタ)を含む電子スイッ
チを用いることができる。帯域パスフィルタ15は、予
め決められた周波数帯域の信号成分(本来受信すべき受
信信号成分)のみを通過させるフィルタである。
【0006】さて、アンテナ11による受信信号は、受
信回路12に入力され、上記受信処理が施され、処理さ
れた受信信号が切替器14、干渉波検出回路13及び帯
域パスフィルタ15に入力される。干渉波検出回路13
は、受信信号から干渉波信号を検出する。この干渉波検
出回路13からの出力である切替制御信号により切替器
14の切り替え動作が制御される。
【0007】図5に示す受信機10により、干渉波検出
回路13が干渉波を検出したときは、帯域パスフィルタ
15を介して干渉波を除去するように、切替器14を切
り替え制御する。その結果、出力端子16からは干渉波
(雑音成分)が除去された信号が得られることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の受信機10では、干渉波検出回路13により干
渉波成分を検出すると、帯域パスフィルタ15からの出
力信号を取り出しているが、この帯域パスフィルタ15
は、干渉波(雑音)成分だけでなく当該帯域パスフィル
タ15の帯域に含まれる信号成分をも除去してしまい出
力が安定しない場合がある。即ち、除去された成分に
は、雑音、干渉波成分以外に信号波も含まれているた
め、信号波が弱く、干渉波が強い受信状況下では、受信
状態が極めて悪くなる虞があるという課題があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は、従来技術の上述した課題に鑑
みなされたものであり、干渉波が強い受信状況下でも良
好な受信状態が得られる受信機を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するた
め、本発明による受信機は、次のような特徴的な構成を
採用している。
【0011】(1)アンテナで受信した受信信号から本
来受信すべき特定信号を抽出して外部出力する受信機に
おいて、前記受信信号からマルチパスに起因する干渉波
を検出する干渉波検出回路を有し、前記干渉波合成回路
が干渉波を検出しないときは前記受信信号を外部出力
し、前記干渉波合成回路が干渉波を検出したときは前記
特定信号と前記特定信号の帯域以外の信号とを合成した
合成信号を外部出力する受信機。
【0012】(2)前記合成信号から干渉波を検出し、
検出結果に基づいて前記特定信号の帯域以外の信号を遅
延し、遅延した信号を前記特定信号と合成して前記合成
信号とする上記(1)の受信機。
【0013】(3)前記特定信号の帯域以外の信号の遅
延時間は、受信感度が良くなる値に設定される上記
(2)の受信機。
【0014】(4)前記特定信号の帯域以外の信号の遅
延は、予め定めた複数の遅延時間だけ遅延し、各遅延時
間は受信感度が良くなる値に設定される上記(2)の受
信機。
【0015】(5)アンテナで受信した信号を受信処理
する受信回路と、前記受信信号に対して逆拡散処理を実
行することにより拡散前のデータに戻す第1の逆拡散回
路と、同一の逆拡散符号で、逆拡散を行うタイミングが
それぞれで異なり、前記受信回路の出力信号を逆拡散処
理し、マルチパス成分を取り出す複数の第2の逆拡散回
路と、前記第2の逆拡散回路の出力対応に設けられ、遅
延時間可変の複数の可変遅延回路と、前記第1の逆拡散
回路の出力と前記複数の可変遅延回路の出力とを合成し
て外部出力する干渉波合成回路と、前記干渉波合成回路
からの出力信号に基づいて、受信感度が良くなるように
前記可変遅延回路の遅延時間を調整する遅延回路制御回
路と、を備えて成る受信機。
【0016】(6)前記可変遅延回路の遅延時間の設定
は、受信状態が良くなるように常に動作している上記
(5)の受信機。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による受信機の好適
実施形態の構成及び動作を、添付図面を参照して詳細に
説明する。
【0018】先ず、図1は、本発明による受信機の第1
実施形態の構成を示すブロック図である。この受信機2
0は、図5の従来の受信機と同様なアナログ型の受信機
であって、アンテナ21、受信回路22、干渉波検出回
路23を備える。更には、切替器24、干渉波合成回路
25、1対の帯域パスフィルタ(第1フィルタ及び第2
フィルタ)26a、26b、遅延決定用可変遅延回路2
7、合成回路28、干渉波検出回路29、遅延回路制御
手段30及び複数の可変遅延回路31a〜31nを備え
て構成される。
【0019】アンテナ21で受信された信号は、受信回
路22に入力され、受信処理された受信信号が干渉波検
出回路23及び切替器24の端子24aに入力される。
干渉波検出回路23から出力される切替信号は、切替器
24に入力され、干渉波検出回路23で検出された干渉
波信号の検出有無に応じて、端子24aに入力される信
号を端子24bを介して1対の帯域パスフィルタ26a
及び26bに入力させるか、端子24cを介して干渉波
合成回路25に入力させるかのいずれかの切替制御を行
う。こうして受信回路22からの出力信号は、切替器2
4を介して干渉波合成回路25と1対の帯域パスフィル
タ26a及び26bに入力される。
【0020】帯域パスフィルタ(第1フィルタ)26a
は、本来受信すべき信号の周波数成分のみを抽出して出
力するフィルタである。一方、帯域パスフィルタ(第2
フィルタ)26bは、帯域パスフィルタ26aの帯域以
外の帯域の信号を通過させ、その出力信号は、遅延決定
用可変遅延回路27及び全ての可変遅延回路31a〜3
1nに入力される。遅延決定用可変遅延回路27は、遅
延回路制御手段30からの制御信号を受け、帯域パスフ
ィルタ26bからの出力信号を所定時間遅延させる。こ
の遅延時間は所定範囲内で可変、走査制御される。
【0021】帯域パスフィルタ26aと遅延決定用可変
遅延回路27の出力信号は、合成回路28に入力され、
合成される。合成回路28で合成された合成信号は干渉
波検出回路29に入力される。遅延回路制御手段30に
は、干渉波検出回路29から検出された干渉波の強度に
基づいて制御信号を遅延決定用可変遅延回路27に送出
し、当該強度が大きくなるように遅延決定用可変遅延回
路27の遅延時間を可変調整する。この制御信号は、ま
た全ての可変遅延回路31a〜31nにも供給され、各
可変遅延回路の遅延範囲を少しずつずらした値に設定す
る。可変遅延回路31a〜31nの出力信号は、干渉波
合成回路25に入力される。
【0022】上述した従来の受信機と同様に、アンテナ
21から入力された受信信号は、受信回路22を経て干
渉波検出回路23に入力されるとともに、切替器24を
介して帯域パスフィルタ26aと26bに入力される。
干渉波検出回路23は、干渉波を検出するまでは、切替
器24の端子24aを介して受信回路22からの受信信
号を干渉波合成回路25へ直接入力するように制御す
る。干渉波検出回路23が干渉波を検出すると、切替器
24を制御して、端子24bを介して可変遅延回路31
a〜31nからの出力信号が合成回路25に供給され
る。
【0023】ここで、帯域パスフィルタ26aは、本来
受信すべき信号である直接波を通過させるフィルタであ
り、その出力信号は合成回路28と干渉波合成回路25
に入力される。一方、帯域パスフィルタ26bは、上述
したように、帯域パスフィルタ26aで除去された成分
を通過させるフィルタであり、その出力信号は遅延決定
用可変遅延回路27及び可変遅延回路31a〜31nに
入力される。
【0024】合成回路28は、遅延決定用可変遅延回路
27からの出力信号と帯域パスフィルタ26aからの出
力信号とを合成し、信号強度や雑音強度を測定し、測定
結果を遅延回路制御手段30に送出する。遅延回路制御
手段30は、合成回路28から受信した測定結果に基づ
いて受信感度が良くなるように遅延決定用可変遅延回路
27を遅延制御するとともに、可変遅延回路31a〜3
1nをも制御する。
【0025】さて、干渉波検出回路23で干渉波が検出
されているときには、干渉波合成回路25には、帯域パ
スフィルタ26aを経た信号(直接波)のみが入力され
ている。遅延回路制御手段30による遅延決定用可変遅
延回路27の遅延時間可変、走査動作時において受信状
態の良いパラメータ(遅延時間)を検出した場合には、
可変遅延回路31aのパラメータを上述の値に設定す
る。このとき、干渉波合成回路25には、帯域パスフィ
ルタ26aの出力信号と可変遅延回路31aの出力信号
が入力される。
【0026】遅延回路制御手段30は、干渉波検出回路
29による引き続く遅延決定用可変遅延回路27の制御
を行い、他の受信状態が良くなるパラメータを検出し、
可変遅延回路31bのパラメータを決定する。同様にし
て、可変遅延回路31nまで全てのパラメータが検出さ
れた場合には、干渉波合成回路25には、帯域パスフィ
ルタ26aの出力信号と、可変遅延回路31a〜3nか
らの出力信号が入力される。全ての可変遅延回路31a
〜31nのパラメータを検出した後、遅延回路制御手段
30は、パラメータの検出を引き続き行い、可変遅延回
路31a〜31nのパラメータを順次更新していく。上
述のように動作して、干渉波による受信状態悪化を回避
する。
【0027】図2には、本発明の受信機による効果を説
明するための模式的信号波形図が示されている。同図に
おいて、受信回路22の出力信号(A)を、帯域パスフ
ィルタ26aで帯域パスフィルタリングした信号(B)
と、例えば可変遅延回路31aと31bの出力信号
(C)が得られ、その結果、干渉波合成回路25により
合成された信号(D)が得られる。本発明によれば、本
来の受信信号の劣化が防止されることが明らかである。
【0028】次に、図3は、本発明による受信機の第2
実施形態の構成を示すブロック図である。この受信機4
0は、スプレッドスペクトラム方式に基づくデジタル型
の受信機であって、アンテナ41、受信回路42、複数
の逆拡散回路43a〜43n、遅延回路制御手段44、
干渉波合成回路45及び複数の可変遅延回路46a〜4
6mにより構成される。
【0029】アンテナ41の受信信号は、受信回路42
に入力され、この受信回路42の出力信号を逆拡散回路
43a〜43nに入力する。逆拡散回路43a〜43n
は、デジタル逆拡散処理を実行する回路で、拡散された
データを拡散前のデータに戻す。この逆拡散のために用
いられる符号は、それぞれの逆拡散回路で同一である
が、逆拡散を行うタイミングをずらすことによってマル
チパス成分を取り出すことができる。逆拡散回路43a
の出力信号は、干渉波合成回路45に入力される。干渉
波合成回路45には可変遅延回路46a〜46mの出力
信号も入力されている。
【0030】干渉波合成回路45の出力信号は遅延回路
制御手段44に入力される。遅延回路制御手段44は、
干渉波合成回路45の出力信号に基づいて可変遅延回路
46a〜46mの遅延時間を微調整する。逆拡散回路4
3b〜43nの出力信号は、それぞれ対応する可変遅延
回路46a〜46mに入力される。可変遅延回路46a
〜46mの出力信号は、干渉波合成回路45に入力され
る。
【0031】さて、初期状態において、可変遅延回路4
6a〜46mは、遅延時間が僅かずつずれた初期状態に
なっている。遅延回路制御手段44は、干渉波合成回路
45の出力信号を検査し、雑音成分や信号強度を測定
し、測定結果に基づいて可変遅延回路46a〜46mの
遅延時間を微調整する。この動作により干渉波合成回路
45の遅延回路制御手段44に対する入力信号が改善さ
れた場合には、可変遅延回路46aのパラメータをその
値とする。以下、同様にして、可変遅延回路46b〜4
6mのパラメータを決定する。
【0032】可変遅延回路46mのパラメータが決定し
た後は、可変遅延回路46a〜46mのパラメータの再
設定動作を行い、受信状態が常に良くなるように働き続
ける。このようにして、従来干渉波として除去していた
信号を、遅延回路46を通過させることにより受信信号
成分へと変化させ、受信状態を改善する。
【0033】上述のように、逆拡散を行うタイミングを
ずらすことによってマルチパス成分を取り出すことがで
きるので、複数の逆拡散回路で得られた信号を遅延回路
で所定時間ずつ遅延した信号を合成すれば強い電波を一
つの経路で受信した場合と同じ効果が得られ、高精度な
マルチパス信号の合成が可能となる。
【0034】図4には、図3に示す実施形態による効果
を説明するための模式的信号波形図が示されている。ア
ンテナの入力信号(A)は、逆拡散回路43a、43
b、43cにより逆拡散処理されて信号(B)、
(C)、(D)が得られ、これらの信号(B)、
(C)、(D)を干渉波合成回路45により合成するこ
とにより、(E)に示すような非常に明確な信号が得ら
れる。
【0035】以上、本発明による受信機の好適実施形態
の構成及び動作を詳述した。しかし、斯かる実施形態
は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定す
るものではない。本発明の要旨を逸脱することなく、特
定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業
者には容易に理解できよう。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
の受信機によると、次の如き実用上の顕著な効果が得ら
れる。即ち、従来帯域パスフィルタにより雑音成分と共
に除外されていた信号成分を、受信信号として使用可能
である。また、直接波よりも間接波のほうが強いような
受信状態においても従来技術よりも良好な受信状態を得
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による受信機の第1実施形態の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す実施形態による効果を説明するため
の模式的信号波形図である。
【図3】本発明による受信機の第2実施形態の構成を示
すブロック図である。
【図4】図3に示す実施形態による効果を説明するため
の模式的信号波形図である。
【図5】従来の受信機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
20、40 受信機 21、41 アンテナ 22、42 受信回路 23、29 干渉波検出回路 24 切替器 25、45 干渉波合成回路 26a 第1フィルタ(帯域パスフィルタ) 26b 第2フィルタ(帯域パスフィルタ) 27 遅延決定用可変遅延回路 28 合成回路 30、44 遅延回路制御手段 31、46 可変遅延回路 43 逆拡散回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナで受信した受信信号から本来受信
    すべき特定信号を抽出して外部出力する受信機におい
    て、 前記受信信号からマルチパスに起因する干渉波を検出す
    る干渉波検出回路を有し、前記干渉波合成回路が干渉波
    を検出しないときは前記受信信号を外部出力し、前記干
    渉波合成回路が干渉波を検出したときは前記特定信号と
    前記特定信号の帯域以外の信号とを合成した合成信号を
    外部出力することを特徴とする受信機。
  2. 【請求項2】前記合成信号から干渉波を検出し、検出結
    果に基づいて前記特定信号の帯域以外の信号を遅延し、
    遅延した信号を前記特定信号と合成して前記合成信号と
    することを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 【請求項3】前記特定信号の帯域以外の信号の遅延時間
    は、受信感度が良くなる値に設定されることを特徴とす
    る請求項2に記載の受信機。
  4. 【請求項4】前記特定信号の帯域以外の信号の遅延は、
    予め定めた複数の遅延時間だけ遅延し、各遅延時間は受
    信感度が良くなる値に設定されることを特徴とする請求
    項2に記載の受信機。
  5. 【請求項5】アンテナで受信した信号を受信処理する受
    信回路と、 前記受信信号に対して逆拡散処理を実行することにより
    拡散前のデータに戻す第1の逆拡散回路と、 同一の逆拡散符号で、逆拡散を行うタイミングがそれぞ
    れで異なり、前記受信回路の出力信号を逆拡散処理し、
    マルチパス成分を取り出す複数の第2の逆拡散回路と、 前記第2の逆拡散回路の出力対応に設けられ、遅延時間
    可変の複数の可変遅延回路と、 前記第1の逆拡散回路の出力と前記複数の可変遅延回路
    の出力とを合成して外部出力する干渉波合成回路と、 前記干渉波合成回路からの出力信号に基づいて、受信感
    度が良くなるように前記可変遅延回路の遅延時間を調整
    する遅延回路制御回路と、を備えて成ることを特徴とす
    る受信機。
  6. 【請求項6】前記可変遅延回路の遅延時間の設定は、受
    信状態が良くなるように常に動作していることを特徴と
    する請求項5に記載の受信機。
JP2002090678A 2002-03-28 2002-03-28 受信機 Pending JP2003289258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090678A JP2003289258A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002090678A JP2003289258A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003289258A true JP2003289258A (ja) 2003-10-10

Family

ID=29235954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002090678A Pending JP2003289258A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003289258A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015079484A1 (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社日立国際電気 干渉信号除去装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015079484A1 (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 株式会社日立国際電気 干渉信号除去装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2720076B2 (ja) 直接スペクトラム拡散受信機の自動校正装置
US6671503B1 (en) Wireless microphone system
EP1578022A2 (en) Narrow band interference suppressor
JP2000031889A5 (ja)
CN107015206A (zh) 自适应天线干扰检测系统及方法
KR100548321B1 (ko) 동위상 합성 다이버시티 수신 장치 및 방법
JPH03213021A (ja) Sd受信装置
EP1555750A2 (en) Noise eliminator
JP2003289258A (ja) 受信機
RU2651803C1 (ru) Подавитель шума
JP2003232847A (ja) 受信装置および利得制御方法
JPH0730472A (ja) ダイバシティアンテナ切換制御回路
JPH05291986A (ja) 自動利得制御回路
JP2705428B2 (ja) スペクトラム拡散通信用受信機
JPS585041A (ja) ダイバ−シテイ受信装置
JPH0750866B2 (ja) ダイバーシチ受信回路
SU1389004A2 (ru) Устройство синхронизации
JPH0918456A (ja) ダイバーシティ受信機
JP2004193723A (ja) 中間周波処理装置
JPS6141230A (ja) ノイズ除去装置
JP2005175521A (ja) 受信装置
JPH07318640A (ja) レーダ波受信装置
KR20040090702A (ko) 수신 장치 및 그 제어 방법
JPH03248631A (ja) サイドローブキャンセラ
JPH0851389A (ja) スペクトラム拡散通信用ダイバーシティ受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050323

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051109