JP2003288639A - コインロッカ装置 - Google Patents

コインロッカ装置

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JP2003288639A
JP2003288639A JP2002091709A JP2002091709A JP2003288639A JP 2003288639 A JP2003288639 A JP 2003288639A JP 2002091709 A JP2002091709 A JP 2002091709A JP 2002091709 A JP2002091709 A JP 2002091709A JP 2003288639 A JP2003288639 A JP 2003288639A
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JP
Japan
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coin
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closing door
door
lock
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Pending
Application number
JP2002091709A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Morishita
▲吉▼巳 森下
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Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使い勝手が良好で、かつ、硬貨返却口への悪戯
もされにくいコインロッカ装置の提供を目的とする。 【構成】ロッカ筐体1に形成された荷物収容室を開閉す
る開閉扉2と、正面側に開口する硬貨投入口3への硬貨
投入により施錠操作可能となる錠装置4と、前記投入硬
貨を返却する硬貨返却口5を備えたコインロッカ装置で
あって、前記硬貨返却口5が開閉扉2背面に配置される
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コインロッカ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コインロッカの従来例を図5に示す。こ
の従来例において、ロッカ筐体1には複数の荷物収容室
が形成され、各荷物収容室はロッカ筐体1側に配置され
る錠装置4により施錠可能な開閉扉2により閉塞され
る。コインロッカ未使用状態において解錠状態とされる
錠装置4は、ロッカ筐体1側に形成された硬貨投入口3
から硬貨を投入することにより錠装置4に挿入されてい
る図外の解錠キーによる施錠操作を行うことができ、施
錠操作後、解錠キーを引き抜くことにより利用者以外に
よる開閉扉2の開放操作を防止する。
【0003】図示のコインロッカは使用料金無料で運用
するためのもので、利用者が再び解錠キーを使用して錠
装置4に対する解錠操作を行うと、投入された硬貨はロ
ッカ筐体1の表面に形成される硬貨返却口5に落下し、
利用者に返却される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、硬貨返却口5はロッカ筐体1の正面壁に開
設され、開閉扉2を閉塞しても外部に対して露出状態と
なるために、悪戯されやすいという問題がある。この問
題を解決するために、例えば、実公昭58-12302
号公報に記載されるように、開閉扉2の裏面側に硬貨投
入口3と硬貨返却口5とを配置したコインロッカも提案
されているが、この場合には、一旦開閉扉2を開放しな
ければ硬貨を投入して施錠できないために、使い勝手が
悪いという問題がある。
【0005】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、使い勝手が良好で、かつ、硬貨返却口
への悪戯もされにくいコインロッカ装置の提供を目的と
する。
【0006】また、本発明の他の目的は、このようなコ
インロッカに使用可能なコインロッカの開閉扉、および
錠装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、ロッカ筐体1に形成された荷物収容室を開閉する開
閉扉2と、正面側に開口する硬貨投入口3への硬貨投入
により施錠操作可能となる錠装置4と、前記投入硬貨を
返却する硬貨返却口5を備えたコインロッカ装置であっ
て、前記硬貨返却口5が開閉扉2背面に配置されるコイ
ンロッカ装置を提供することにより達成される。
【0008】コインロッカ装置Aは、適数個の荷物収容
室を備えたロッカ筐体1と、各荷物収容室を開閉自在に
閉塞する開閉扉2と、開閉扉2を施解錠する錠装置4と
を有し、荷物収容室が未使用状態で解錠状態となってい
る錠装置4は、コインロッカ装置Aの正面側に開口する
硬貨投入口3から硬貨を投入することによって施錠操作
可能となる。投入された硬貨は、所定のタイミングによ
り開閉扉2の背面に配置される硬貨返却口5に排出さ
れ、利用を終了して再び開閉扉2を開放した利用者に返
却される。
【0009】硬貨返却口5が開閉扉2の背面に配置され
る本発明において、利用中の悪戯が防止でき、かつ、硬
貨投入口3はコインロッカ装置Aの正面側に開口してい
るために、使い勝手もよい。
【0010】錠装置4はロッカ筐体1側に配置すること
も、開閉扉2側に配置することも可能であり、ロッカ筐
体1側に配置する場合には、開閉扉2の背面(裏面)に
形成した硬貨返却口5に向けて終端が開放された硬貨通
過路7をロッカ筐体1側に形成すればよい。
【0011】硬貨投入口3を開閉扉2に形成する場合に
は、開閉扉2裏面に固定される錠装置4に投入された硬
貨の硬貨通過路7と、硬貨返却口5を形成することによ
り全体の構造を簡単にすることが可能であり、この場
合、例えば開閉扉2表面に固定されるカバー部材に硬貨
投入口3を形成し、該カバー部材に硬貨通過路7までの
導入路を形成することも可能であるが、ロッカ筐体1に
形成された荷物収容室を開閉する扉本体2aと、扉本体
2aの背面に固定され、扉本体2aに開設された穴部2
bから扉本体2a表面に露出する露出突部6に形成され
た硬貨投入口3への硬貨投入により施錠操作可能となる
錠装置4とを有し、前記錠装置4には、前記硬貨投入口
3と扉本体2aの裏面側に開口する硬貨返却口5とを結
ぶ硬貨通過路7が形成されるコインロッカの開閉扉2を
構成した場合には、上述したカバー部材等を要しないた
めに、より構造を簡単にできる。
【0012】この場合、錠装置4には、ロッカ筐体1に
形成された荷物収容室を開閉する開閉扉2に固定され、
該開閉扉2を施解錠する錠装置4であって、前記開閉扉
2の裏面に固定され、開閉扉2の表面への露出突部6を
備えた錠ケース4aと、錠ケース4a内に収容され、前
記ロッカ筐体1側に進退する施錠体4bとを有し、前記
錠ケース4aには、露出突部6に開口する硬貨投入口3
と、開閉扉2背面側に開口する硬貨返却口5とを結ぶ硬
貨通過路7が形成されるコインロッカの錠装置4が使用
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示すように、コインロッカ
装置Aは、複数の荷物収容室が形成されたロッカ筐体1
と、各荷物収容室を開閉自在に閉塞する開閉扉2とを有
する。開閉扉2は、回転軸8によりロッカ筐体1に連結
される板状の扉本体2aの背面に錠装置4を固定して形
成され、扉本体2aには、後述する錠ケース4aに形成
される露出突部6が挿通する穴部2bと、シリンダ錠9
が挿通するシリンダ挿通孔が開設される。
【0014】図2、3に示すように、錠装置4は、錠ケ
ース4aにシリンダ錠9を保持して形成され、該シリン
ダ錠9を回転操作することによりデッドボルト(施錠体
4b)をロッカ筐体1側に進退操作できる。シリンダ錠
9は予め設定された真正な解錠キー10によってのみ回
転操作が可能であり、解錠キー10は、デッドボルト4
bがロッカ筐体1側に突出して開閉扉2の開放操作が禁
止される施錠状態においてのみシリンダ錠9から抜去で
きる。また、シリンダ錠9は、解錠状態において、図外
の操作規制部により施錠操作、あるいは施錠位置での解
錠キー10の抜去操作が禁止される。
【0015】錠ケース4aは、図4に示すように、扉本
体2aへの固定面4cから前方に膨隆される角柱状の露
出突部6を備え、扉本体2a裏面に固定した状態で、露
出突部6とシリンダ錠9先端が扉本体2a表面に露出す
る。また、錠ケース4aの背面には、硬貨を保持可能な
皿形状を有する硬貨返却口5が突設され、硬貨返却口5
と上記露出突部6に形成される硬貨投入口3とが硬貨通
過路7により連結される。
【0016】硬貨投入口3は、硬貨を水平姿勢で投入で
きるように横一文字状に開設されるとともに、硬貨通過
路7は、硬貨投入口3から水平姿勢で投入された硬貨が
自重により円滑に降下できるように、硬貨の直径より大
寸の幅方向寸法を有して形成される。また、硬貨通過路
7上には、投入された硬貨が適正か否かを判別し、か
つ、錠装置4に解錠操作がされるまでの間投入された硬
貨を硬貨通過路7上に保持しておく判別部11が配置さ
れる。判別部11は、投入された硬貨が適正である場合
には、上記操作規制部を解除し、解錠キー10を使用し
た施錠操作を可能にする。
【0017】上記開閉扉2の錠装置4は解錠状態が使用
待機状態に対応しており、この状態から利用者は、開閉
扉2表面に露出している硬貨投入口3から所定金額の硬
貨を投入してコインロッカ装置Aを利用することができ
る。投入された硬貨が適正である場合、該投入硬貨は一
旦硬貨通過路7上に留められ、同時に操作規制部が解除
されてシリンダ錠9への操作が可能になる。この後、挿
入されている解錠キー10を操作することにより開閉扉
2を施錠することができ、施錠操作により抜去可能にな
った解錠キー10をシリンダ錠9から抜去して他人によ
る開放操作を防止できる。
【0018】荷物収容室からの荷物の取り出しは、所持
している解錠キー10を開閉扉2の表面に露出している
シリンダ錠9に挿入して錠装置4を解錠状態に移行させ
ることにより行うことができ、錠装置4の解錠位置への
移行により、硬貨通過路7内の硬貨は自重により硬貨返
却口5に落下し、荷物を取り出すために開閉扉2を開放
した利用者に返却される。
【0019】したがってこの実施の形態において、硬貨
投入口3が開閉扉2の表面に露出しているために、使い
勝手が良好で、かつ、硬貨返却口5が開閉扉2の背面、
すなわち、施錠状態において操作できない位置に設けら
れているために、悪戯等をされる虞がなくなる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コインロッカ装置の使い勝手を良好にし、か
つ、硬貨返却口への悪戯もされにくくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す正面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】錠装置を示す図で、(a)は開閉扉への固定状
態を示す図2の3A方向矢視図、(b)は図3(a)の
3B方向矢視図である。
【図4】図2の4A-4A線断面図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 ロッカ筐体 2 開閉扉 2a 扉本体 2b 穴部 3 硬貨投入口 4 錠装置 4a 錠ケース 4b 施錠体 5 硬貨返却口 6 露出突部 7 硬貨通過路 A コインロッカ装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッカ筐体に形成された荷物収容室を開閉
    する開閉扉と、 正面側に開口する硬貨投入口への硬貨投入により施錠操
    作可能となる錠装置と、 前記投入硬貨を返却する硬貨返却口を備えたコインロッ
    カ装置であって、 前記硬貨返却口が開閉扉背面に配置されるコインロッカ
    装置。
  2. 【請求項2】ロッカ筐体に形成された荷物収容室を開閉
    する扉本体と、 扉本体の背面に固定され、扉本体に開設された穴部から
    扉本体表面に露出する露出突部に形成された硬貨投入口
    への硬貨投入により施錠操作可能となる錠装置とを有
    し、 前記錠装置には、前記硬貨投入口と扉本体の裏面側に開
    口する硬貨返却口とを結ぶ硬貨通過路が形成されるコイ
    ンロッカの開閉扉。
  3. 【請求項3】ロッカ筐体に形成された荷物収容室を開閉
    する開閉扉に固定され、該開閉扉を施解錠する錠装置で
    あって、 前記開閉扉の裏面に固定され、開閉扉の表面への露出突
    部を備えた錠ケースと、 錠ケース内に収容され、前記ロッカ筐体側に進退する施
    錠体とを有し、 前記錠ケースには、露出突部に開口する硬貨投入口と、
    開閉扉背面側に開口する硬貨返却口とを結ぶ硬貨通過路
    が形成されるコインロッカの錠装置。
JP2002091709A 2002-03-28 2002-03-28 コインロッカ装置 Pending JP2003288639A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171910A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Alpha Corp コインロッカーシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006171910A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Alpha Corp コインロッカーシステム

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