JP2003288473A - 情報管理装置、ユーザ登録システム、デバイス、通信装置、デバイスのユーザ登録方法、通信設定方法、プログラム、メモリ - Google Patents

情報管理装置、ユーザ登録システム、デバイス、通信装置、デバイスのユーザ登録方法、通信設定方法、プログラム、メモリ

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JP2003288473A
JP2003288473A JP2002093208A JP2002093208A JP2003288473A JP 2003288473 A JP2003288473 A JP 2003288473A JP 2002093208 A JP2002093208 A JP 2002093208A JP 2002093208 A JP2002093208 A JP 2002093208A JP 2003288473 A JP2003288473 A JP 2003288473A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品のユーザ登録を容易に行うことのできる
技術を提供することを目的とする。 【解決手段】 メーカ側で、ユーザに対し、ユーザ情報
等、所定の情報を書き込んだリムーバブルメモリMを発
行する。それ以降、ユーザがそのメーカの電化製品10
0を購入したときには、リムーバブルメモリMを電化製
品100に装着し、この電化製品100に関する情報を
リムーバブルメモリMに書き込む。そして、このリムー
バブルメモリMに書き込まれた情報を、携帯電話端末4
0やホームゲートウェイを用いてメーカ側に転送するこ
とによってユーザ登録を行う構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電化製品等のユー
ザ登録を行う時に用いて好適なユーザ登録システム、デ
バイスのユーザ登録方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種家電製品等を購入する
と、ユーザ登録用の葉書等が製品に同梱されている。ユ
ーザ登録をすると、ユーザは、製品のアップグレード情
報や、不良箇所の改良情報、定期的な点検を要するもの
であれば点検時期に関する情報等を、製品のメーカ側か
ら郵送等で受け取ることができた。また、メーカ側で
は、上記したような情報を提供するためのユーザの個人
情報を取得できることに加え、ユーザ登録時に記入され
る年齢や性別等、種々の情報に基づき、ユーザ購買層の
分析、いわゆるマーケティングリサーチ等に役立てるこ
ともできる。近年では、インターネットが広く普及して
いるため、このようなユーザ登録作業をインターネット
上で登録できるようにもなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなユーザ登録がなされる割合は、製品の総販売数
に対し、4%程度とも言われ、非常に低い。このため、
特に、製品のメーカ側においては、製品を購入したユー
ザに対し、各種情報を確実に提供できなかったり、ユー
ザ登録によって収集した各種情報をマーケティングリサ
ーチに用いるに際し、ベースとなる情報量が少ないとい
う問題を抱えている。
【0004】また、旧来、電化製品をメーカの特約店か
らユーザに販売し、販売後の各種アフターサービスもこ
の特約店から直接行っていた。このような特約店におけ
る販売は、いわゆるフェイス・トゥ・フェイスの販売形
態であり、ユーザとの間の信頼関係を築くことによっ
て、ユーザはその特約店から特定のメーカの製品を続け
て購入することが多かった。このように、全国に特約店
のネットワークを網羅することによって、ユーザの囲い
込みを行うことができ、メーカのブランドイメージを非
常に高く保つことができていたと言える。しかし、近年
では、大規模量販店やディスカウントストア等における
電化製品の販売量が圧倒的に多く、ユーザは、様々なメ
ーカの電化製品を、価格や性能等の情報を基に選定する
ことが多い。このため、以前に比較すると、ユーザは、
特定のメーカに対する拘りが少なくなり、メーカ側にと
ってはブランドイメージの低下を招いていると捉えられ
る。これに伴い、旧来の専門店では、売上の低下が生じ
ていたのはもちろんのこと、その役割自体が問われるこ
とにもなっていた。
【0005】本発明は、このような技術的課題に基づい
てなされたもので、製品のユーザ登録を容易に行うこと
のできる技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、ユーザはメ
ーカ側から、ユーザID等、所定の情報を書き込んだ可
搬型メモリの発行を受ける。そして、それ以降、そのユ
ーザが電化製品等を購入したときには、可搬型メモリを
電化製品に装着し、この電化製品に関する情報を可搬型
メモリに書き込む。そして、この可搬型メモリに書き込
まれた情報を、携帯電話端末等を用いてネットワークを
介してメーカ側に転送することによって、メーカ側では
ユーザ登録を行う。
【0007】さて、本発明は、製品のユーザに関する情
報を管理する情報管理装置であって、情報格納部に、ユ
ーザ識別情報とユーザに関する登録情報が関連付けて格
納され、情報出力部では、情報格納部に格納されたユー
ザ識別情報を可搬型メモリに書き込むために出力するこ
とを特徴とする。このような情報管理装置は、メーカ側
でユーザ登録を受け付けるサーバや、ユーザに対して直
接サービスを行う店舗に設置される店舗端末に適用でき
る。例えば、情報出力部をメーカ側のサーバに備える場
合、出力したユーザ識別情報をこのサーバにて可搬型メ
モリに書き込むこともできるし、情報出力部から出力し
たユーザ識別情報を店舗端末に転送し、店舗端末にて可
搬型メモリに書き込むこともできる。また、この情報管
理装置は、通信部にて、外部の可搬型メモリから読み出
された特定のユーザのユーザ識別情報とそのユーザの有
する製品に関する製品情報を受信したときに、情報処理
部にて、その特定のユーザのユーザ識別情報に合致する
ユーザの登録情報に、製品情報を付加して情報格納部に
格納させることができる。つまりこれによって、ユーザ
ID等のユーザ識別情報に関連付けて、ユーザが新たに
購入した製品の情報を登録することができるのである。
ところで、情報処理部にて、製品情報を登録情報に付加
して格納したことに基づき、その特定のユーザに対して
ポイント等の特典情報を発生させ、特典情報格納部に格
納することもできる。格納された特典情報は、ユーザの
要求等に応じ、割引クーポンやキャッシュバック等に用
いられる。さらに、この情報管理装置は、所定の条件を
満たすユーザのユーザ情報を抽出して出力する情報抽出
部を備えることもできる。このように出力したユーザ情
報は、例えば店舗にてメーカの製品の販売促進活動に用
いたりすることができる。また、第三者の企業等からの
依頼に基づき、その企業が提供する商品やサービス等の
広告をユーザに対して送ること等も可能となる。ところ
で、この情報管理装置を店舗端末とする場合等には、情
報格納部に格納されるユーザに関する登録情報を取得す
る登録情報取得部をさらに備えるのが好ましい。これに
よって店頭にてユーザ情報の入力が行える。
【0008】また、本発明は、上記のように用いる可搬
型のメモリとしても捉えることができ、このメモリは、
装着されたデバイスから読み出されたデバイス情報を格
納するデバイス情報格納部と、デバイス情報をユーザ毎
に外部のデータベースに登録するに際してキーとなるユ
ーザ識別情報を格納するユーザ識別情報格納部と、を有
することを特徴とするものである。
【0009】本発明のユーザ登録システムでは、外部か
ら取得したユーザの個人情報を、ユーザに対して個別に
発行されるユーザ識別情報とともに情報格納部に格納
し、メモリ装着部に装着された可搬型メモリに対し、少
なくともユーザ識別情報を情報書き込み部で書き込む。
そして、この可搬型メモリはユーザに対して受け渡され
る。ユーザが製品を購入した際に、ユーザに受け渡され
た可搬型メモリに書き込まれたユーザ識別情報とともに
製品情報がネットワークを介して送られてくると、この
ユーザ登録システムの情報処理部では、ユーザ識別情報
をキーとして製品情報を情報格納部に追加登録する。
【0010】また本発明のデバイスは、可搬型のメモリ
を着脱可能に装着できるメモリスロットと、自身のデバ
イス情報を格納したデバイス情報格納部と、メモリスロ
ットに装着された可搬型メモリに対し、デバイス情報格
納部に格納されたデバイス情報を書き込む情報書き込み
部と、を備えることを特徴とする。さらに、情報書き込
み部では、デバイスの起動時にメモリスロットに可搬型
メモリが装着されていることを検出したときに、可搬型
メモリにデバイス情報を書き込むこともできる。これに
より、ユーザが特別な操作を行うことなく、可搬型メモ
リへの製品情報の書き込みを行える。加えて、このデバ
イスでは、メモリスロットに装着された可搬型メモリ
に、ファームウェア格納部に格納されたファームウェア
よりも新しいバージョンのファームウェアが格納されて
いるとき、ファームウェア更新処理部にて、ファームウ
ェア格納部に格納されたファームウェアを新しいバージ
ョンのファームウェアに更新することもできる。
【0011】また、上記したようにしてデバイスから取
得したデバイス情報を可搬型メモリに書き込んだ後、ユ
ーザは、携帯電話端末やPC、PDA、ホームゲートウ
ェイ等の通信装置から、デバイス情報をメーカ側に送出
する。そこで、本発明の通信装置は、ネットワークを介
してデータ通信可能な通信部と、可搬型メモリを着脱可
能に装着できるメモリスロットと、メモリスロットに装
着された可搬型メモリから、ユーザ識別情報とユーザの
有するデバイスに関するデバイス情報を読み出す情報読
み出し部と、情報読み出し部で読み出したユーザ識別情
報およびデバイス情報を通信部から送出させる情報送出
処理部と、を備える。なお、デバイス自身がネットワー
クを介してのデータ通信が可能なものであれば、このデ
バイスを通信装置として機能させることもできる。ま
た、この通信装置は、ユーザに関する個人情報を格納し
た個人情報格納部をさらに備え、情報送出処理部では、
ユーザ識別情報およびデバイス情報に個人情報を付加し
て送出させることもできる。
【0012】本発明のデバイスのユーザ登録方法では、
ユーザの個人情報を取得し、ユーザに対して個別に発行
されるユーザ識別情報とともにデータベースに格納す
る。そして、可搬型メモリに対し、少なくともユーザ識
別情報を書き込む。その可搬型メモリがユーザのデバイ
スに装着されたときには、デバイスに関するデバイス情
報を可搬型メモリに書き込む。そして、可搬型メモリに
書き込まれたデバイス情報がユーザ識別情報とともにネ
ットワークを介して送出され、これが受信されると、ユ
ーザ識別情報をキーとしてデバイス情報をデータベース
に追加登録する。
【0013】この他、本発明は、上記したような情報管
理装置、デバイス、通信装置等を実現するため、所定の
処理をコンピュータ装置に実行させるためのプログラム
として捉えることも可能である。すなわち、ユーザに関
する登録情報を取得し、ユーザに固有に割り当てられる
ユーザ識別情報に関連付けてデータベースに格納する処
理と、外部の可搬型メモリから読み出された特定のユー
ザのユーザ識別情報とユーザの有する製品に関する製品
情報を受信したときに、特定のユーザのユーザ識別情報
に合致するユーザの登録情報に、製品情報を付加してデ
ータベースに格納する処理と、をコンピュータ装置に実
行させるプログラムとするのである。また、可搬型メモ
リが装着されたことを検出する処理と、可搬型メモリに
対し、コンピュータ装置に関する装置情報を書き込む処
理と、をコンピュータ装置に実行させるプログラムとす
ることもできる。
【0014】ところで、近年、ホームゲートウェイ等と
称される機器が注目されている。ホームゲートウェイ
は、各家庭に一台設置され、インターネットを利用でき
る各デバイスは、全てこのホームゲートウェイに接続さ
れ、ホームゲートウェイは、インターネットに接続可能
となっている。このホームゲートウェイにおいてインタ
ーネットへの接続設定を行えば、ホームゲートウェイに
対して接続された各デバイスにおいては、個々にインタ
ーネットへの接続設定を行うことなくインターネットを
利用できるようになる。このように、ホームゲートウェ
イを設置することにより、インターネットへの接続設定
等の手間が省けるとともに、家庭内における配線等を集
約することができ、ユーザにとっては利便性が大幅に高
くなる。その結果、インターネットを利用できるこれら
のデバイスの普及にも拍車がかかると期待される。
【0015】このようなホームゲートウェイを家庭内に
導入した場合、各デバイスとの間では、ケーブルや電灯
線を用いた有線LAN、あるいは無線LANやブルート
ゥースによって通信が行われる。そして、デバイスを新
規に購入した場合等には、ホームゲートウェイと、購入
したデバイスとを関連付け、LANによる相互通信が可
能となるような設定を行う必要がある。しかしながら、
特に無線LANを用いる場合、例えば近隣の住戸が接近
していて、電波の届く範囲内にホームゲートウェイが複
数台存在するような場合、デバイス側から見れば、どの
ホームゲートウェイがユーザの家庭のホームゲートウェ
イであるかはわからない。このため、例えば悪意のある
ユーザが、他の家庭のホームゲートウェイに接続し、課
金等を逃れるようなケースも予測されるため、ホームゲ
ートウェイとデバイスとの間での接続設定を安全に行え
るような仕組みを用意する必要がある。
【0016】このような観点からなされた本発明は、イ
ンターネット等の外部ネットワークに対して接続可能な
ゲートウェイと、家庭内LAN等の内部ネットワークを
介してゲートウェイに接続されるデバイスとの間でデー
タ通信を行うための通信設定方法であり、可搬型のメモ
リをデバイスに装着し、デバイスの識別情報をメモリに
書き込むステップと、メモリをゲートウェイに装着し、
メモリから読み出した識別情報に基づいて特定されるデ
バイスを、ゲートウェイとの間でデータ通信可能なデバ
イスとして登録するステップとを有する。
【0017】また、本発明を通信装置として捉える場
合、この通信装置は、情報読み出し部で可搬型メモリか
ら読み出したデバイス情報に基づいて特定されるデバイ
スを、ホームネットワーク通信部によるホームネットワ
ーク(内部ネットワーク)を介しての通信が可能なデバイ
スとして、登録処理部にてデバイス登録部に登録するこ
とを特徴とする。
【0018】本発明を、このような通信装置等のコンピ
ュータ装置に実行させるプログラムとして捉えるのであ
れば、このプログラムは、可搬型メモリからユーザに固
有に割り当てられたユーザ識別情報およびユーザが有す
るデバイスに関するデバイス情報を読み出す処理と、読
み出したデバイス情報に基づいて特定されるデバイス
を、ネットワークを介して通信可能なデバイスとして登
録する処理と、可搬型メモリから読み出したデバイス情
報にユーザ識別情報を付加し、ネットワークを介して外
部に送出する処理と、を有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 [第一の実施の形態]本実施の形態では、ユーザはま
ず、メーカに対しユーザ情報を登録する。すると、メー
カ側では、ユーザに対し、ユーザ情報等、所定の情報を
書き込んだリムーバブルメモリ(可搬型メモリ、メモリ)
Mを発行する。それ以降、そのユーザがそのメーカの電
化製品(デバイス)100を購入したときには、リムーバ
ブルメモリMを購入した電化製品100に装着し、この
電化製品100に関する情報をリムーバブルメモリMに
書き込む。そして、このリムーバブルメモリMに書き込
まれた情報を、携帯電話端末(通信装置)40を用いてメ
ーカ側に転送することによってユーザ登録を行う。ここ
で、本実施の形態で用いるリムーバブルメモリMとして
は、可搬型のメモリが用いられ、これには、例えば、S
Dカード、スマートメディア、フラッシュメモリ等があ
るが、ここに挙げたもの以外のものももちろん利用可能
である。
【0020】図1は、本実施の形態におけるユーザ登録
システムの構成を説明するための図である。この図1に
示すように、ユーザ登録システムは、メーカが運営する
管理センターのサーバ(情報管理装置)10と、メーカが
予め契約している複数の特約店舗のそれぞれに備えられ
た店舗端末(情報管理装置)20と、を備える。管理セン
ターのサーバ10は、インターネットやLAN等のネッ
トワーク30を介してデータ通信を行うための通信部1
1と、所定のプログラムに基づいてユーザに関する情報
の処理を行う処理部(情報処理部)12と、ユーザに関す
る情報を格納するユーザDB (情報格納部、データベー
ス)13とを備えている。
【0021】複数の特約店舗のそれぞれには、店舗端末
20が備えられ、この店舗端末20は、管理センターの
サーバ10との間でネットワーク30を介してデータ通
信する通信部21、所定のプログラムに基づいた処理を
実行する処理部22、管理センターのサーバ10から送
られてきたデータを格納するデータ格納部(情報格納部)
23、ユーザに対して受け渡すリムーバブルメモリMに
情報を書き込むメモリ情報書き込み部(情報出力部)24
を備えている。
【0022】本実施の形態では、ユーザは、管理センタ
ーのサーバ10との間で携帯電話端末40を用いて情報
のやり取りを行うものとする。ユーザの所持する携帯電
話端末40は、インターネットなどのネットワーク30
を介してデータ通信を行う通信部41、所定のプログラ
ムに基づいた処理を実行する処理部42、ユーザの氏
名、住所、電話番号等を格納した個人データ格納部(個
人情報格納部)43、リムーバブルメモリMを装着する
スロット(メモリ装着部:図示無し)、スロットに装着さ
れたリムーバブルメモリMに書き込まれている情報を読
み出すメモリ情報読み出し部(情報読み出し部)44、を
備える。
【0023】本実施の形態におけるユーザ登録システム
が適用できる電化製品100は、リムーバブルメモリM
を装着できるスロット(図示無し)を備えたものに限られ
る。このような電化製品100は、所定のプログラムに
基づいた処理を実行する処理部101と、製品名、製品
に個別に割り振られる「製品ID」等の製品情報(デバ
イス情報、装置情報)を予め格納した製品情報格納部1
02、製品の動作を制御するファームウェアを格納した
ファームウェア格納部103、リムーバブルメモリMを
装着するスロット(図示無し)、スロットに装着されたリ
ムーバブルメモリMに対して所定の情報を書き込むメモ
リ情報書き込み部(情報書き込み部)104、を備える。
【0024】次に、上記のようなユーザ登録システムに
おいて、ユーザ登録を行う場合の処理について順次説明
する。なお、以下の各処理は、管理センターのサーバ1
0の処理部12、店舗端末20の処理部22、ユーザの
携帯電話端末40の処理部42、電化製品100の処理
部101が、所定のプログラムに基づき、自動的、ある
いは所定の操作や入力がなされることによって実行され
るものである。ユーザがはじめて本システムを提供する
メーカの電化製品100を購入したときに、ユーザは、
自分の「住所」、「氏名」、「性別」、「電話番号」、
「メールアドレス」等のユーザ情報(個人情報)をメーカ
に対して登録する。このときには、ユーザが製品を購入
した店舗の店頭で、所定のフォームに上記したようなユ
ーザ情報を書き込むか、または製品に同梱された葉書等
に上記のようなユーザ情報を書き込み、メーカに送付す
る。フォームや葉書には、電化製品100に個別に付与
されている「製品ID」が予め記入されているのが好ま
しい。「製品ID」が記入されていない場合には、製品
自体等からこれをフォームや葉書に転記する必要があ
る。店頭でフォームに記入した場合、記入されたユーザ
情報と「製品ID」は登録情報としてキーボード等の登
録情報取得部を介して店舗端末20に入力され、これが
ネットワーク30を介して管理センターのサーバ10に
送られるか、または、フォームがそのまま管理センター
に送られ、管理センター側でサーバ10に対してフォー
ムに記入されたユーザ情報を入力する。また、葉書の場
合、宛先が管理センターとなっており、管理センター側
で、「製品ID」と、葉書に記入された登録情報とを管
理センターのサーバ10に入力する。図2に示すよう
に、このようにして、管理センターのサーバ10では、
ユーザ情報と、「製品ID」を取得する(ステップS1
01)。これ以外にも、ユーザがメーカや特約店舗の会
員制度等に加入している場合、既にメーカや特約店舗で
保持しているユーザの会員としての情報から、ユーザ情
報を得ることも可能である。また、ユーザが電化製品1
00の代金の決済にクレジットカード等を使用するので
あれば、ユーザの承諾を前提とし、クレジットカード会
社側からユーザ情報の提供を受けるようなことも考えら
れる。
【0025】これらの情報を取得すると、管理センター
のサーバ10では、所定のプログラムに基づいて以下に
示すような処理を処理部12が実行する。まず、ユーザ
情報を取得したユーザが、ユーザDB13に既に登録さ
れているかどうか、つまり新規のユーザであるかどうか
を判定する(ステップS102)。新規のユーザである場
合には、処理部12にて、そのユーザに固有のユーザ識
別情報として「ユーザID」が発行される(ステップS
103)。次いで、処理部12では、「ユーザID」毎
に、リムーバブルメモリMに書き込むメモリ情報を生成
する(ステップS104)。このメモリ情報は、「ユーザ
ID」、「住所」、「氏名」、「性別」、「電話番
号」、「メールアドレス」等のユーザ情報と、ユーザが
1番目に購入した電化製品100の「製品名」、「購入
年月日」、「購入店舗」、「製品ID」等がある。さら
に、ユーザの「住所」を元に、その「住所」をテリトリ
ーとする特約店舗を特定し、その特約店舗の「店舗I
D」を付加させることもできる。
【0026】生成されたメモリ情報は、管理センターの
サーバ10から出力される(ステップS105)。このと
き、管理センターのサーバ10にリムーバブルメモリM
のスロットおよびデータ書き込み部を有するのであれ
ば、管理センターのサーバ10にてリムーバブルメモリ
Mにメモリ情報を書き込むこともできる。また、出力し
たメモリ情報を、ネットワーク30を介して店舗端末2
0に転送することもできる。管理センターのサーバ10
でリムーバブルメモリMへのメモリ情報の書き込みを行
った場合には、そのリムーバブルメモリMを、ユーザ情
報に含まれるユーザの住所に基づき、ユーザに直接送付
したり、あるいはユーザの住所をテリトリーとする特約
店舗に送付することができる。前者の場合、発送者を、
ユーザの住所をテリトリーとする特約店舗名等とするこ
ともできる。また、メモリ情報を店舗端末20に対して
転送した場合は、店舗端末20にてデータ格納部23に
メモリ情報を格納する。さらに、メモリ情報書き込み部
24にて、受信したメモリ情報をリムーバブルメモリM
に書き込み、ユーザに受け渡すためのリムーバブルメモ
リMを作成する。店舗端末20にて作成されたリムーバ
ブルメモリMは、郵送、あるいは店舗からの手渡しによ
って、ユーザに対して受け渡される。しかる後、管理セ
ンターのサーバ10では、上記したようなメモリ情報を
ユーザID毎に、ユーザDB13に格納し、保管する
(ステップS106)。
【0027】なお、上記したようなリムーバブルメモリ
Mを作成するための処理は、店舗端末20と管理センタ
ーのサーバ10との間で処理を分担し、データを適宜や
り取りしながら行うこともできる。例えば、製品情報や
ユーザ情報の取得を店舗端末20側で行い、ユーザID
の発行、メモリ情報の生成等は管理センターのサーバ1
0側が主導して行い、リムーバブルメモリMへのメモリ
情報の書き込みは店舗端末20で行うのである。これに
より、ユーザに電化製品100を販売する時点で、ユー
ザに対してリムーバブルメモリMを受け渡すことが可能
となる。
【0028】このようにして、ユーザは、自身に付与さ
れた「ユーザID」を含むユーザ情報と、先に購入した
電化製品100の製品情報とが記録されたリムーバブル
メモリMを入手することになる。これ以降、このユーザ
が、上記ユーザ登録システムを提供しているメーカの電
化製品100を新たに購入した場合、ユーザは、新たに
購入した電化製品100のスロットにリムーバブルメモ
リMを装着し、その電化製品100の電源を入れる。す
ると、図3に示すように、電化製品100では、スロッ
ト(図示無し)にリムーバブルメモリMが装着されている
ことを検出(認識)する(ステップS201)。処理部10
1は、まず、装着されているリムーバブルメモリMに、
その電化製品100自身のデータが登録されているかど
うかを確認する(ステップS202)。もし、登録がなさ
れていれば、処理を終了する。登録がなされていない場
合、処理部101は、製品情報格納部102から自身の
「製品名」、「製品ID」等を読み出し、これをメモリ
情報書き込み部104にてリムーバブルメモリMに書き
込む。さらに、電化製品100がカレンダー機能や時計
機能を備えている場合には、その時点での年月日を、
「登録年月日」として用いるためにリムーバブルメモリ
Mに書き込む。これにて、リムーバブルメモリMへの製
品情報の書き込み処理が完了する(ステップS203)。
【0029】ユーザは、この後、リムーバブルメモリM
を電化製品100から取り外し、続いて、自らの携帯電
話端末40のスロットに装着する(他人の携帯電話端末
40でも良い)。そして、ユーザは、携帯電話端末40
のメニュー画面より、メーカが提供している、ユーザ登
録を行うための登録サイトを指定する。すると、図4に
示すように、携帯電話端末40の処理部42では、登録
サイトの指定を受け付け、通信部41からネットワーク
30を介して登録サイトにアクセスする(ステップS3
01〜S302)。
【0030】さらに、ユーザが、携帯電話端末40のメ
ニュー画面にて、製品登録というメニューを選択する
と、スロットに装着されたリムーバブルメモリMに書き
込まれているメモリ情報を、メモリ情報読み出し部44
が読み出し、これを通信部41からネットワーク30を
介して管理センターのサーバ10に向けて送出する(ス
テップS303)。このときに送出されるメモリ情報
は、少なくとも、「ユーザID」と、新たに購入された
電化製品100の「製品名」、「製品ID」等の製品情
報を含むものとする。ところで、携帯電話端末40に
は、その所持者の氏名等の個人情報が記憶されている。
したがって、自己の携帯電話端末40を使用する場合に
は、メモリ情報を送出するに際し、携帯電話端末40か
ら氏名等の個人情報を取得し、これをメモリ情報に付加
することもできる。
【0031】管理センターのサーバ10では、ネットワ
ーク30を介して転送されてきたメモリ情報を通信部1
1が受け取る(ステップS401)。そして、受け取った
メモリ情報の中に含まれる「ユーザID」をキーとし
て、ユーザDB13に格納されている情報を検索し、そ
の「ユーザID」に関連付けられた登録済みの情報(登
録情報)を参照する(ステップS402)。そして、登録
済みの情報に、新たに購入した電化製品100の「製品
名」、「製品ID」等の製品情報を、「ユーザID」に
関連付けて追加登録する(ステップS403)。このよう
に、「ユーザID」は、新たに購入した製品に関する情
報を登録済みの情報に関連付けるキーとして使用され
る。これにより、ユーザが新たに購入した電化製品10
0に関する情報が、管理センター側に登録されることに
なる。なお、上記したような処理は、ユーザが、新たに
そのメーカの電化製品100を購入する毎に上記と全く
同様にして行えばよい。これにより、製品情報がユーザ
の所有するリムーバブルメモリMに順次追加されるとと
もに、管理センターのサーバ10側にも蓄積されていく
こととなる。
【0032】さて、管理センターのサーバ10では、上
記したように、ユーザから新たな電化製品100の購入
に伴う情報の追加登録が行われたときに、そのユーザの
担当となる特約店舗の店舗端末20に対し、追加された
情報をネットワーク30を介して転送する。また、それ
とは別に、図5に示すように、管理センターのサーバ1
0では、処理部12が情報抽出部として機能し、定期的
に、特約店舗毎に、それぞれの特約店舗で担当している
ユーザに関する情報をユーザDB13から抽出し、これ
をネットワーク30を介して店舗端末20に送出する
(ステップS501〜S502)。
【0033】各特約店舗の店舗端末20では、その特約
店舗で担当するユーザに関する情報を通信部21がネッ
トワーク30を介して受信し、これを、データ格納部2
3に格納する(ステップS601)。そして、特約店舗側
では、適宜タイミングで、データ格納部23に格納され
ている、担当ユーザに関する情報を出力する(ステップ
S602)。これにより、この特約店舗においては、テ
リトリー内のユーザの情報をまとまった形で取得するこ
とができるので、その情報に基づいて、新たな商品のユ
ーザに対する紹介、訪問販売、ユーザが所持している電
化製品100の消耗品の販売等のアプローチをかけるこ
とができる。また、ユーザ毎に、電化製品100の購入
履歴を把握することが可能となるので、前回の購入時期
等に基づき、買い替え需要に向けた積極的な販売活動を
行うこともできる。
【0034】また、管理センターのサーバ10では、例
えば、ある電化製品100のファームウェアにバグがあ
ることが判明し、そのバグを修正する修正プログラムを
作成した場合、あるいは新たに機能を追加するアップデ
ート用プログラムを作成した場合、これらのプログラム
(以下、これを更新用プログラムと称する)を、ユーザD
B13に格納されている情報に基づいて、その電化製品
100を所有しているユーザに対して配布することがで
きる。すなわち、図6に示すように、管理センターのサ
ーバ10の処理部12は、情報抽出部として、この更新
プログラムの対象となる電化製品100の「製品名」あ
るいは「製品ID」などをキーとして、ユーザDB13
に格納されている情報を検索する。すると、この更新プ
ログラムの配布対象となる電化製品100を有したユー
ザを抽出することができる(ステップS701)。そし
て、処理部12では、提供する更新プログラムのデータ
を、新たなリムーバブルメモリMに格納し(ステップS
702)、抽出されたユーザに対し、郵送あるいは特約
店舗を介しての手渡し等で受け渡すことができる。な
お、ユーザDB13にユーザのメールアドレスを取得し
ている場合、上記したような更新用プログラムを電子メ
ールに添付して送付することも可能である。あるいは、
更新プログラムをアップロードしているURLを電子メ
ール等でユーザに通知し、ユーザがこのURLにアクセ
スするように促すことも可能である。
【0035】更新プログラムをリムーバブルメモリMに
格納してユーザに受け渡す場合、リムーバブルメモリM
を受け取ったユーザは、対象の電化製品100のスロッ
トにそのリムーバブルメモリMを装着する。電化製品1
00側では、処理部101がファームウェア更新処理部
として機能し、装着されたリムーバブルメモリMを検出
し、そのリムーバブルメモリMに格納されているファー
ムウェアが、その時点でファームウェア格納部103に
格納されているファームウェアよりも新しいバージョン
であるかどうかを判断し、新しいバージョンである場合
には、リムーバブルメモリMからファームウェアを読み
出し、ファームウェア格納部103に格納されるファー
ムウェアを更新する。このとき、新しいバージョンのフ
ァームウェアである場合、必要に応じて、「更新します
か?」等の意思確認をユーザ側に促し、「更新する」と
いった旨の入力がなされたときに、ファームウェアの更
新を実行することもできる。
【0036】また、管理センターでは、ユーザ毎にどの
ような電化製品100を所有しているかを総合的に把握
できるので、例えば所有している電化製品100に応じ
たコンテンツ配信のマーケティングや、所有している電
化製品100に応じたデータバックアップのサービスの
マーケティング等を行うことができる。この他、管理セ
ンターではユーザDB13に格納しているデータを元に
コンテンツサービス企業等に対する情報提供を行うこと
もできる。例えば、音楽コンテンツを家庭に配信したい
企業がある場合、この企業から管理センターに対するア
プローチあるいはこの管理センターに対するアプローチ
を元に、管理センターでは、処理部12が情報抽出部と
して機能し、ユーザDB13に格納されている所定の電
化製品100、例えばその音楽コンテンツを再生できる
オーディオ機器のユーザを抽出する。管理センターで
は、これらのユーザに対し、ダイレクトメールや電子メ
ール、店舗を介した訪問等の手段を用い、企業からの依
頼に基づくコンテンツの広告をユーザに受け渡すことが
できる。これにより、管理センターは、企業からターゲ
ットマーケティングに対する対価を得ることが可能とな
る。
【0037】ところで、管理センターを運営するメーカ
側では、上記のように、ユーザからの情報登録を受ける
ことによって、様々なメリットを得ることができる。し
たがって、ユーザに対し、キャッシュバック等の特典
(特典情報)を与えることも考えられる。このような特典
は、ユーザからの情報登録率を上げる要因ともなる。特
典としては、ユーザID毎に、電化製品100の登録台
数や、価格を加味したポイント等があり、これを管理セ
ンターのサーバ10側のユーザDB(特典情報格納部)1
3で保持しておき、ユーザが次回に電化製品100を買
うときにポイントに応じた割引をしたり、あるいはクー
ポンを発行したり等、様々な手法を採用することができ
る。また、上記のように、携帯電話端末40を介して情
報登録を行うのであれば、この携帯電話端末40のキャ
リアと提携し、携帯電話端末料金に対するキャッシュバ
ック(割引)等を行うことも可能である。
【0038】上記したような構成によれば、ユーザは、
メーカに対しユーザ情報を一度登録すれば、それ以降
は、新たに購入した電化製品100に、ユーザ情報が記
録されたリムーバブルメモリMを装着すれば、電化製品
100に関する製品情報が電化製品100側からリムー
バブルメモリMに自動的に書き込まれるようになってい
る。ユーザは、このリムーバブルメモリMを携帯電話端
末40に装着し、管理センターのサーバ10にアクセス
すれば、新たに購入した電化製品100を容易にユーザ
登録することができる。つまり、新たに電化製品100
を購入した際に、自らの住所、氏名等をいちいち葉書等
に記入することなく容易にユーザ登録を行うことが可能
となる。ところで、電化製品100側では、リムーバブ
ルメモリMをスロットに装着しさえすれば、製品情報を
リムーバブルメモリMに自動的に書き込むようにした。
これにより、ユーザ側で特に入力操作を行う必要が無
く、例えば冷蔵庫等、特別な操作手段を有さない電化製
品100等にも本発明を適用できる。
【0039】一方、メーカ側にとっては、上記したよう
にユーザ側で非常に容易にユーザ登録が行えるので、ユ
ーザ登録の回収率を高めることが期待できる。また、管
理センターのサーバ10側では、ユーザIDをキーとし
た情報管理を行うことができるので、例えば同姓同名の
ユーザが存在する場合にも、従来は手作業でこれらの煩
雑な確認作業が必要であったが、このような作業が不要
となり、管理業務を効率化することができる。さらに、
メーカ側としては、ユーザ登録を確実に行うことによ
り、ユーザに対しバグの修正や機能向上のためのアップ
デートプログラムの配布等を確実に行うことが可能とな
り、メーカとしてのアフターサービスを向上させること
ができる。さらに、管理センターのサーバ10から特約
店舗に対し、担当となるユーザに関する情報を提供する
ことができ、特約店舗側では、ユーザに対するセールス
やアプローチなどを行うことができる。また、1回目に
製品を購入したときに、ユーザに対しリムーバブルメモ
リMをその特約店舗の名前で送ったり、直接ユーザに手
渡しすることにより、ユーザとの間でフェイス・ツー・
フェイスの信頼関係を築くことができる。これにより、
ユーザからの継続的な製品購入が期待でき、いわゆるユ
ーザの囲い込み効果を期待できる。したがって、特約店
舗の役割を有機的なものとすることができるのである。
加えて、ユーザ側から取得した情報を、自社のマーケテ
ィングやターゲットセールスに用いることができるだけ
でなく、例えば第三者のコンテンツ配信企業等からの依
頼に基づくマーケティングやターゲットセールスのため
にも用いることができるので、企業から対価を得ること
ができ、メーカにとっても外部企業にとっても経済的な
効果をもたらすことができる。このようにして、いわば
メーカのブランドイメージをトータルで高めることがで
きるのである。
【0040】[第二の実施の形態]本実施の形態では、新
たに購入した電化製品(デバイス)200に関する情報
(製品情報、デバイス情報)をリムーバブルメモリMに書
き込み、その情報を管理センターのサーバ10に転送す
ることによって、メーカに対するユーザ登録を行う点
で、上記第一の実施の形態と共通している。本実施の形
態では、上記第一の実施の形態で用いた携帯電話端末4
0に代えて、ホームゲートウェイ(通信装置、ゲートウ
ェイ)60を用い、リムーバブルメモリMに書き込まれ
た情報を管理センターのサーバ10に転送する点が異な
る。以下の説明において、上記第一の実施の形態と共通
する構成については、同符号を付してその説明を省略す
る。
【0041】この図7に示すように、管理センターのサ
ーバ10、店舗端末20からなるメーカ側で提供するユ
ーザ登録システムについては、上記第一の実施の形態と
同様の構成である。これに対し、本実施の形態では、ユ
ーザ側は、ホームゲートウェイ60を有し、家庭内でホ
ームネットワークを構築している。ホームゲートウェイ
60は、インターネットなどのネットワーク(外部ネッ
トワーク)30を介してデータ通信を行う通信部61、
所定のプログラムに基づいた処理を実行する処理部6
2、ホームネットワークを構成する各デバイス(電化製
品200)との間でデータ通信するホームネットワーク
通信部63、リムーバブルメモリMを装着するスロット
(図示無し)、スロットに装着されたリムーバブルメモリ
Mに書き込まれている情報を読み出すメモリ情報読み出
し部(情報読み出し部)64、を備える。本実施の形態で
は、ホームネットワーク通信部63は、LANケーブル
や電灯線等を用いた有線ネットワークあるいは例えばブ
ルートゥース等の無線ネットワークによって構成される
内部ネットワーク70を介した通信を行う。このため、
ホームネットワーク通信部63には近距離通信用のアン
テナ63aが装備されている。
【0042】本実施の形態におけるユーザ登録システム
が適用できる電化製品200は、リムーバブルメモリM
を装着できるスロット(図示無し)を備え、かつ内部ネッ
トワーク70を介してホームゲートウェイ60との間で
データ通信が可能なものに限られる。このような電化製
品200は、所定のプログラムに基づいた処理を実行す
る処理部101と、製品名、製品に個別に割り振られる
「製品ID」等の製品情報を予め格納した製品情報格納
部102、製品の動作を制御するファームウェアを格納
したファームウェア格納部103、リムーバブルメモリ
Mを装着するスロット(図示無し)、スロットに装着され
たリムーバブルメモリMに対して所定の情報を書き込む
メモリ情報書き込み部104、内部ネットワーク70を
介したデータ通信を行うネットワーク通信部201、を
備える。
【0043】さて、上記のようなユーザ登録システムに
おいて、はじめにユーザ登録を行い、ユーザ情報が記録
されたリムーバブルメモリMの発行を受けるまでの処理
については、上記第一の実施の形態で示した、図2の処
理と同様である。
【0044】リムーバブルメモリMを入手して以降、こ
のユーザが、上記ユーザ登録システムを提供しているメ
ーカの電化製品200を新たに購入した場合、ユーザ
は、新たに購入した電化製品200のスロットにリムー
バブルメモリMを装着し、その電化製品200の電源を
入れる。すると、電化製品200では、図3に示した処
理を実行し、リムーバブルメモリMに、製品情報を書き
込む。
【0045】ユーザは、この後、リムーバブルメモリM
を電化製品200から取り外し、続いて、自らのホーム
ゲートウェイ60のスロットに装着する。そして、ユー
ザは、ホームゲートウェイ60を介し、メーカが提供し
ている、ユーザ登録を行うための登録サイトへのアクセ
スを要求する。すると、図4に示したように、ホームゲ
ートウェイ60の処理部62では、登録サイトの指定を
受け付け、通信部61からネットワーク30を介して登
録サイトにアクセスする(ステップS301〜S30
2)。なお、リムーバブルメモリMがホームゲートウェ
イ60のスロットに装着されると、これをトリガとして
自動的にユーザ登録サイトにアクセスし、以下のユーザ
登録処理を開始することもできる。
【0046】さらに、ホームゲートウェイ60が管理セ
ンターのサーバ10にアクセスすると、スロットに装着
されたリムーバブルメモリMに書き込まれているメモリ
情報を、メモリ情報読み出し部64が読み出し、これを
通信部61からネットワーク30を介して管理センター
のサーバ10に向けて送出する(ステップS303)。こ
のときに送出されるメモリ情報は、少なくとも、「ユー
ザID」と、新たに購入された電化製品200の「製品
名」、「製品ID」等の製品情報を含むものとする。
【0047】すると、管理センターのサーバ10では、
ネットワーク30を介して転送されてきたメモリ情報を
通信部11が受け取り(ステップS401)、ユーザDB
13に格納されている情報を検索し、「ユーザID」に
関連付けられた登録済みの情報を参照し(ステップS4
02)、新たに購入した電化製品200の「製品名」、
「製品ID」等の製品情報を、「ユーザID」に関連付
けて追加登録する(ステップS403)。これにより、ユ
ーザが新たに購入した電化製品200に関する情報が、
管理センター側に登録されることになる。
【0048】さて、ホームゲートウェイ60の場合に
は、上記のように、ユーザ登録に関しては、上記第一の
実施の形態と同様の処理を行う。さらに、ホームゲート
ウェイ60を用いたホームネットワークを構築する場
合、新たに購入した電化製品200を、内部ネットワー
ク70が有線ネットワーク、あるいはブルートゥース等
を用いた無線ネットワーク、いずれの場合であっても、
ホームゲートウェイ60に対して接続するための設定を
行う必要がある。特に、内部ネットワーク70が無線ネ
ットワークである場合、環境によっては、電化製品20
0から見て、複数のホームゲートウェイ60が見えるこ
とがある。つまり、隣接した他の家庭のホームゲートウ
ェイ60も無線通信が行えるような環境にある場合があ
る。このため、正しいホームゲートウェイ60に接続す
るための設定を行うにあたり、まず、電化製品200に
リムーバブルメモリMを装着する。すると電化製品20
0では、その電化製品200の「製品ID」等の製品情
報をリムーバブルメモリMに書き込む。そして、ユーザ
が、このリムーバブルメモリMを今度はホームゲートウ
ェイ60のスロットに装着すると、ホームゲートウェイ
60では、メモリ情報読み出し部64が、リムーバブル
メモリMに書き込まれているメモリ情報を読み出し、こ
の中に含まれる「製品ID」等を取得する。
【0049】ホームゲートウェイ60では、新たに購入
された電化製品200の「製品ID」を取得し、処理部
62が登録処理部として機能し、これを自身に正当にア
クセスする権利のあるデバイスとして図示しない不揮発
性メモリ(デバイス登録部)に登録し、次回以降に、その
電化製品200との間で通信を確立するときには、製品
ID等に基づくネゴシエーションを行うのである。これ
により、内部ネットワーク70に無線ネットワークを用
いる場合であっても、ホームゲートウェイ60に対する
不正なアクセスを防ぐことができる。ところで、ホーム
ゲートウェイ60に対する電化製品200の接続設定を
行うための一連の処理は、電化製品200をユーザ登録
するために行っている処理に他ならない。つまり、ユー
ザは、ユーザ登録するために、電化製品200のスロッ
トにリムーバブルメモリMを装着して製品情報を書き込
ませ、次いでそのリムーバブルメモリMをホームゲート
ウェイ60のスロットに装着する、という動作を行いさ
えすれば、同時にホームゲートウェイ60に対する接続
設定を完了させることができるのである。
【0050】ところで、上記第一および第二の実施の形
態では、ユーザ側で、携帯電話端末40やホームゲート
ウェイ60を介し、管理センターのサーバ10にユーザ
登録を行う構成としたが、これに限るものではない。例
えば、リムーバブルメモリMを店舗端末20のスロット
に装着し、ここでリムーバブルメモリMから情報を読み
出し、管理センターのサーバ10に転送することも可能
である。この場合、製品の購入時に、店舗にてその製品
にユーザのリムーバブルメモリMを装着して立ち上げる
ことによってリムーバブルメモリMに製品情報を書き込
み、その後、そのリムーバブルメモリMを製品から外し
て店舗端末20に装着し、登録処理を行えば良い。さら
にこのような場合、ユーザに対して発行されるリムーバ
ブルメモリMを店舗側で保管するようにしてもよい。ま
た、ファームウェアの更新を行う場合も、ユーザからリ
ムーバブルメモリMを預かり、店舗端末20にてファー
ムウェアをダウンロードしてリムーバブルメモリMに書
き込んだ後にこれをユーザに届け、ユーザ側でこれを電
化製品100や200に装着し、ファームウェアの更新
を行うこともできる。これらの構成を採用すれば、電化
製品の取り扱いに不慣れなユーザでも同様のサービスを
享受することができるうえ、店舗とユーザの繋がりがよ
り強固なものとなり、店舗の役割をより重要なものとす
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製品のユーザ登録を容易に行うことが可能となり、ユー
ザにとっての利便性が高まるとともに、メーカ側にとっ
てもサービス向上、ブランドイメージの向上等が期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態におけるユーザ登録システ
ムの構成を示す図である。
【図2】 管理センター側でユーザ登録を行う際の処理
の流れを示す図である。
【図3】 新たに購入した電化製品の情報をメモリに書
き込むための処理の流れを示す図である。
【図4】 メモリに書き込んだ製品情報を管理センター
側に登録するための処理の流れを示す図である。
【図5】 管理センターから店舗端末に対してユーザ情
報を抽出して提供するための処理の流れを示す図であ
る。
【図6】 更新プログラムを配布するための処理の流れ
を示す図である。
【図7】 第二の実施の形態における、ホームゲートウ
ェイを備えたユーザに対するユーザ登録システムの構成
を示す図である。
【符号の説明】
10…管理センターのサーバ(情報管理装置)、11…通
信部、12…処理部(情報処理部)、13…ユーザDB
(情報格納部、データベース、特典情報格納部)、20…
店舗端末(情報管理装置)、21…通信部、22…処理
部、23…データ格納部(情報格納部)、24…メモリ情
報書き込み部(情報出力部)、30…ネットワーク(外部
ネットワーク)、40…携帯電話端末(通信装置)、41
…通信部、42…処理部、43…個人データ格納部(個
人情報格納部)、44、64…メモリ情報読み出し部(情
報読み出し部)、60…ホームゲートウェイ(通信装置、
ゲートウェイ)、61…通信部、62…処理部、63…
ホームネットワーク通信部、70…内部ネットワーク、
100、200…電化製品(デバイス)、101…処理
部、102…製品情報格納部、103…ファームウェア
格納部、104…メモリ情報書き込み部(情報書き込み
部)、201…ネットワーク通信部、M…リムーバブル
メモリ(可搬型メモリ、メモリ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 首藤 薫 東京都港区六本木三丁目2番12号 日本ア イ・ビー・エム株式会社内 (72)発明者 伊木 俊昭 東京都港区六本木三丁目2番12号 日本ア イ・ビー・エム株式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品のユーザに関する情報を管理する情
    報管理装置であって、 ユーザ識別情報とユーザに関する登録情報が関連付けて
    格納された情報格納部と、 前記情報格納部に格納された前記ユーザ識別情報を可搬
    型メモリに書き込むために出力する情報出力部と、を備
    えることを特徴とする情報管理装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して外部のユーザとの
    間で情報を通信する通信部と、 前記通信部で、外部の可搬型メモリから読み出された特
    定のユーザのユーザ識別情報と当該ユーザの有する製品
    に関する製品情報を受信したときに、前記特定のユーザ
    のユーザ識別情報に合致するユーザの登録情報に、前記
    製品情報を付加して前記情報格納部に格納させる情報処
    理部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1記載
    の情報管理装置。
  3. 【請求項3】 前記情報処理部にて、前記製品情報を前
    記登録情報に付加して格納したことに基づき、前記特定
    のユーザに対する特典情報を発生させ、当該特典情報を
    格納する特典情報格納部、をさらに備えることを特徴と
    する請求項2記載の情報管理装置。
  4. 【請求項4】 所定の条件を満たすユーザのユーザ情報
    を抽出して出力する情報抽出部をさらに備えることを特
    徴とする請求項1記載の情報管理装置。
  5. 【請求項5】 前記情報格納部に格納されるユーザに関
    する登録情報を外部から取得する登録情報取得部をさら
    に備えることを特徴とする請求項1記載の情報管理装
    置。
  6. 【請求項6】 外部から取得したユーザの個人情報を当
    該ユーザに対して個別に発行されるユーザ識別情報とと
    もに格納する情報格納部と、 可搬型メモリを着脱自在に装着できるメモリ装着部と、 前記メモリ装着部に装着された可搬型メモリに対し、少
    なくとも前記ユーザ識別情報を書き込む情報書き込み部
    と、 前記可搬型メモリに書き込まれた前記ユーザ識別情報と
    ともに製品情報がネットワークを介して送られてきたと
    きに、当該ユーザ識別情報をキーとして当該製品情報を
    前記情報格納部に追加登録する情報処理部と、を備える
    ことを特徴とするユーザ登録システム。
  7. 【請求項7】 可搬型のメモリを着脱可能に装着できる
    メモリスロットと、 自身のデバイス情報を格納したデバイス情報格納部と、 前記メモリスロットに装着された可搬型メモリに対し、
    前記デバイス情報格納部に格納された前記デバイス情報
    を書き込む情報書き込み部と、を備えることを特徴とす
    るデバイス。
  8. 【請求項8】 前記情報書き込み部は、前記デバイスの
    起動時に前記メモリスロットに前記可搬型メモリが装着
    されていることを検出したときに、当該可搬型メモリに
    前記デバイス情報を書き込むことを特徴とする請求項7
    記載のデバイス。
  9. 【請求項9】 前記デバイスの動作を制御するファーム
    ウェアを格納するファームウェア格納部と、 前記メモリスロットに装着された可搬型メモリに、前記
    ファームウェア格納部に格納されたファームウェアより
    も新しいバージョンのファームウェアが格納されている
    とき、当該ファームウェア格納部に格納されたファーム
    ウェアを前記新しいバージョンのファームウェアに更新
    するファームウェア更新処理部と、をさらに備えること
    を特徴とする請求項7記載のデバイス。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介してデータ通信可能
    な通信部と、 可搬型メモリを着脱可能に装着できるメモリスロット
    と、 前記メモリスロットに装着された前記可搬型メモリか
    ら、ユーザ識別情報とユーザの有するデバイスに関する
    デバイス情報を読み出す情報読み出し部と、 前記情報読み出し部で読み出した前記ユーザ識別情報お
    よび前記デバイス情報を前記通信部から送出させる情報
    送出処理部と、を備えることを特徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】 前記ユーザに関する個人情報を格納し
    た個人情報格納部をさらに備え、 前記情報送出処理部は、前記ユーザ識別情報および前記
    デバイス情報に前記個人情報を付加して送出させること
    を特徴とする請求項10記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 ホームネットワークを介してデータ通
    信可能なホームネットワーク通信部と、 前記ホームネットワーク通信部において通信可能なデバ
    イスが登録されたデバイス登録部と、 前記情報読み出し部で前記可搬型メモリから読み出した
    前記デバイス情報に基づいて特定されるデバイスを、前
    記デバイス登録部にて通信可能なデバイスとして登録す
    る登録処理部と、をさらに備えることを特徴とする請求
    項10記載の通信装置。
  13. 【請求項13】 ユーザの個人情報を取得し、当該ユー
    ザに対して個別に発行されるユーザ識別情報とともにデ
    ータベースに格納するステップと、 可搬型メモリに対し、少なくとも前記ユーザ識別情報を
    書き込むステップと、 前記可搬型メモリがユーザのデバイスに装着されたとき
    に、当該デバイスに関するデバイス情報を当該可搬型メ
    モリに書き込むステップと、 前記可搬型メモリに書き込まれたデバイス情報を前記ユ
    ーザ識別情報とともにネットワークを介して送出するス
    テップと、 送出された前記デバイス情報および前記ユーザ識別情報
    を前記ネットワークを介して受信したときに、当該ユー
    ザ識別情報をキーとして当該デバイス情報を前記データ
    ベースに追加登録するステップと、を有することを特徴
    とするデバイスのユーザ登録方法。
  14. 【請求項14】 前記データベースに格納された前記ユ
    ーザ識別情報、個人情報、デバイス情報を対象とし、第
    三者が指定する条件を満たすユーザを抽出するステップ
    と、 抽出されたユーザのリストを出力するステップと、 をさらに有することを特徴とする請求項13記載のデバ
    イスのユーザ登録方法。
  15. 【請求項15】 外部ネットワークに対して接続可能な
    ゲートウェイと当該ゲートウェイに内部ネットワークを
    介して接続されるデバイスとの間でデータ通信を行うた
    めの通信設定方法であって、可搬型のメモリを前記デバ
    イスに装着し、当該デバイスの識別情報を前記メモリに
    書き込むステップと、前記メモリを前記ゲートウェイに
    装着し、当該メモリから読み出した前記識別情報に基づ
    いて特定されるデバイスを、当該ゲートウェイとの間で
    データ通信可能なデバイスとして登録するステップと、
    を有することを特徴とする通信設定方法。
  16. 【請求項16】 ユーザに関する登録情報を取得し、当
    該ユーザに固有に割り当てられるユーザ識別情報に関連
    付けてデータベースに格納する処理と、外部の可搬型メ
    モリから読み出された特定のユーザのユーザ識別情報と
    当該ユーザの有する製品に関する製品情報を受信したと
    きに、前記特定のユーザのユーザ識別情報に合致するユ
    ーザの登録情報に、前記製品情報を付加して前記データ
    ベースに格納する処理と、をコンピュータ装置に実行さ
    せることを特徴とするプログラム。
  17. 【請求項17】 コンピュータ装置に、可搬型メモリが
    装着されたことを検出する処理と、前記可搬型メモリに
    対し、当該コンピュータ装置に関する装置情報を書き込
    む処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 【請求項18】 可搬型メモリからユーザに固有に割り
    当てられたユーザ識別情報および当該ユーザが有するデ
    バイスに関するデバイス情報を読み出す処理と、読み出
    した前記デバイス情報に基づいて特定されるデバイス
    を、ネットワークを介して通信可能なデバイスとして登
    録する処理と、前記可搬型メモリから読み出した前記デ
    バイス情報に前記ユーザ識別情報を付加してネットワー
    クを介して外部に送出する処理と、をコンピュータ装置
    に実行させることを特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 可搬型のメモリであって、 前記メモリが装着されたデバイスから読み出されたデバ
    イス情報を格納するデバイス情報格納部と、 前記デバイス情報をユーザ毎に外部のデータベースに登
    録するに際して前記デバイスのユーザを特定するための
    キーとなるユーザ識別情報を格納するユーザ識別情報格
    納部と、を有することを特徴とするメモリ。
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