JP2003288044A - ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
イ装置を提供する。 【解決手段】 カラム方向に延在する複数のデータ電極
21と、ロウ方向に延在する複数の走査電極22とを備
え、各データ電極21と各走査電極22との交点がそれ
ぞれ画素30となるディスプレイ装置であって、表示部
13aはロウ方向における位置が異なる第1及び第2の
領域を有し、第1の領域に敷設された各データ電極21
と第2の領域に敷設された対応するデータ電極21とが
短絡されて共通のコラムドライバ23により駆動され、
第1の領域に敷設された複数の走査電極22及び第2の
領域に敷設された複数の走査電極22がそれぞれ異なる
ロウドライバ24によって駆動される。本発明によれ
ば、1つのコラムドライバによって複数のデータ電極2
1を駆動可能であることから、コラムドライバの数を低
減することが可能となる。
Description
に関し、さらに詳細には、互いに交差するデータ電極及
び走査電極を備えるディスプレイ装置に関する。
ネルを用いたディスプレイ装置は、オーディオ機器、家
電製品、携帯端末等に広く用いられている。これらディ
スプレイ装置においては、一般に、多数のデータ電極
(コラム配線)と多数の走査電極(ロウ配線)とが互い
に交差して敷設され、これらの交点が画素(表示単位)
となる。
線構造を模式的に示す図である。
は、N本のデータ電極1とM本の走査電極2とが互いに
交差して敷設されており、これによりマトリクス状に配
置されたN×M個の画素が表示部7において構成されて
いる。これらデータ電極1及び走査電極2は、それぞれ
対応するコラムドライバ3及びロウドライバ4によって
駆動されるため、図12に示す例においては、N個のコ
ラムドライバ3とM個のロウドライバ4が用いられてい
る。
においては、ロウドライバ4によって走査電極2が次々
と選択(活性状態)とされるとともに、コラムドライバ
3によって、対応する画素の表示内容に基づくデータが
各データ電極1に供給される。これにより、選択された
走査電極2上の各画素には、対応するデータ電極1上の
データに基づいた表示がなされるので、走査電極2を順
次スキャンしながら各データ電極1に所定のデータを与
えることによって、所望の文字・図形等をディスプレイ
上に表示させることが可能となる。
うなディスプレイ装置において階調表示を行う場合、コ
ラムドライバ3は、階調に応じたデータ、すなわちアナ
ログ的なデータをデータ電極1に供給する必要があるた
め、コラムドライバの構造は比較的複雑となり、且つ、
その価格は比較的高いものとなる。これに対し、ロウド
ライバ4は、各走査電極2を選択及び非選択のいずれか
一方とすれば足りることから、一般にコラムドライバ3
に比べて簡単且つ安価である。
置が例えばVGA表示を行うディスプレイ(640×4
80画素)であるとすれば、高価なコラムドライバ3が
640個必要となり、ディスプレイ装置のコストを増大
させてしまう。
ごとにR(Red)・G(Green)・B(Blu
e)に対応する3本のデータ電極1が必要となるため、
コラムドライバ3の数も3倍必要となる。したがって、
上述したVGA表示を行うディスプレイにおいては、1
920個のコラムドライバ3が必要となり、ディスプレ
イ装置のコストをさらに増大させてしまう。
イバの数が低減されたディスプレイ装置を提供すること
である。
表示部において第1の方向に延在する複数のデータ電極
と、前記表示部において前記第1の方向と交差する第2
の方向に延在する複数の走査電極とを備え、各データ電
極と各走査電極との交点がそれぞれ画素となるディスプ
レイ装置であって、前記表示部は前記第2の方向におけ
る位置が異なる第1及び第2の領域を少なくとも有し、
前記第1の領域に敷設された各データ電極と前記第2の
領域に敷設された対応するデータ電極とが短絡されて共
通のドライバにより駆動されるとともに、前記第1の領
域に敷設された複数の走査電極及び前記第2の領域に敷
設された複数の走査電極がそれぞれ異なるドライバによ
って駆動されることを特徴とするディスプレイ装置によ
って達成される。
各データ電極と第2の領域に敷設された対応するデータ
電極とが短絡されており、これにより共通のドライバに
よって駆動可能であることから、コラムドライバの数を
低減することが可能となる。
記第1の領域に敷設された各データ電極と前記第2の領
域に敷設された対応するデータ電極とが、前記表示部の
周縁において短絡されている。
は、前記第1の領域に敷設された各データ電極が前記表
示部の前記周縁において折り返されることにより、前記
第2の領域に敷設された対応するデータ電極と短絡され
ている。
ば、3次元的な配線を行うことなく短絡が可能であるこ
とから、製造コストを抑制することが可能となる。
は、前記第1の領域に敷設された各データ電極が前記表
示部の前記周縁において分岐されることにより、前記第
2の領域に敷設された対応するデータ電極と短絡されて
いる。
ば、各データ電極の長さを実質的に一定とすることがで
きるので、これにより表示ムラを低減させることが可能
となる。
は、前記第1の領域に敷設された走査電極と前記第2の
領域に敷設された走査電極とが交互に選択される。
ば、表示のちらつきを低減させることが可能となる。
は、前記画素は、対応するデータ電極と走査電極との間
に印加される電圧に応じて、その表示内容を制御可能で
ある。
は、前記画素が無機EL素子である。
前記第1の画素に対して第1の方向における位置が等し
く前記第1の方向と交差する第2の方向における位置が
異なる第2の画素と、前記第1の画素に対して前記第2
の方向における位置が等しく前記第1の方向における位
置が異なる第3の画素と、前記第1乃至第3の画素に対
して共通に割り当てられたデータ電極と、前記第1乃至
第3の画素に対してそれぞれ別個に割り当てられた第1
乃至第3の走査電極とを備えることを特徴とするディス
プレイ装置によって達成される。
数の走査電極とが互いに交差して敷設されたタイプのデ
ィスプレイ装置に対して適用可能であり、例えば、無機
EL表示パネルを用いたディスプレイ装置、有機EL表
示パネルを用いたディスプレイ装置及び液晶表示パネル
を用いたディスプレイ装置等に適用可能である。特に、
単純マトリックス駆動が容易である無機ELディスプレ
イ装置への適用が効果的である。
たディスプレイ装置に適用した例による実施態様につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
るディスプレイ装置10の外観構造を示す略斜視図であ
って、(a)は上面斜視図、(b)は下面斜視図であ
る。
ィスプレイ装置10は、略矩形平板状の回路基板12
と、回路基板12上に搭載される略矩形平板状の無機E
L表示パネル(以下単に表示パネルという)13と、回
路基板12と表示パネル13とを電気的に接続するフレ
キシブルプリント基板14,15とを備える。回路基板
12には各種の電子部品が実装されている。
基板12の上面12a側に搭載される。したがって、表
示パネル13の下方には他の電子部品を搭載することも
可能である。表示パネル13の表示部13aは表示パネ
ルの外寸よりやや内側の上面に設けられる。表示パネル
13上面のうち表示部13aが存在しない周縁部13b
には、データ電極及び走査電極に接続された多数の配線
が形成されており、ここにフレキシブルプリント基板1
4,15の一端が接続される。
リント基板14の一端は、周縁部13bのうち、表示パ
ネル13の長辺に対応する部分の片側半分の領域に接続
されており、フレキシブルプリント基板15の一端は、
周縁部13bのうち、表示パネル13の両短辺に対応す
る領域に接続されている。
表示パネル13及び回路基板12の側面を回り込んで、
回路基板12の下面12b側に接続されている。その
際、フレキシブルプリント基板14の他端は接着剤18
等を用いて強固に固定される。図1(b)に示すよう
に、フレキシブルプリント基板14にはコラムドライバ
IC16が実装されており、コラムドライバIC16に
より生成されるデータ信号は、フレキシブルプリント基
板14内に敷設された配線を介して、表示パネル13内
に敷設されたデータ電極に供給される。
端は、回路基板12の上面12aに接続され、接着剤1
8等を用いて強固に固定されている。図1(a)に示す
ように、回路基板12の上面12aにはロウドライバI
C17が実装されており、ロウドライバIC17により
生成される走査信号(スキャン信号)は、フレキシブル
プリント基板15内に敷設された配線を介して、表示パ
ネル13内に敷設された走査電極に供給される。尚、ロ
ウドライバIC17についても、コラムドライバIC1
6のようにフレキシブルプリント基板15に実装しても
構わない。
的に示す図である。本発明の理解を容易にすべく、図2
には、画素数が40×20(800画素)である例が示
されている。
40本のデータ電極21と40本の走査電極22とが設
けられており、これら40本のデータ電極21のうち、
表示部13aの一方の側に敷設された各データ電極21
(20本)と、表示部13aの他方の側に敷設された対
応するデータ電極21(20本)とは、表示パネル13
の周縁部13bに設けられた短絡配線25によって互い
に短絡されている。また、40本の走査電極22のうち
半分(20本)は、表示部13aの一方の側に敷設され
て対応する20本のデータ電極21と交差し、残りの半
分は、表示部13aの他方の側に敷設されて、対応する
20本のデータ電極21と交差している。これによっ
て、表示パネル13の表示部13aには、データ電極2
1と走査電極22の交点に対応する800個の画素がマ
トリクス状に配置されている。この場合、周縁部13b
に設けられる短絡配線25は、データ電極21を形成す
る際にデータ電極21を用いて同時に形成するか、デー
タ電極21とフレキシブルプリント基板14内の配線と
を接続するための配線を形成する際に、これと同一の材
料を用いて同時に形成することができる。
は、それぞれ対応するコラムドライバ23及びロウドラ
イバ24によって駆動される。本実施態様においては、
コラムドライバ23はコラムドライバIC16内に集積
されており、ロウドライバ24はロウドライバIC17
内に集積されている。
ムドライバ23及び数十個のロウドライバ24が1個の
コラムドライバIC16及びロウドライバIC17内に
それぞれ集積されるが、一例として、5個のコラムドラ
イバ23及び5個のロウドライバ24が1個のコラムド
ライバIC16及びロウドライバIC17内にそれぞれ
集積されている場合を想定すると、この場合、必要なコ
ラムドライバIC16の数及びロウドライバIC17の
数はいずれも4個となり、従来の配線構造を用いた場合
に比べて必要なコラムドライバIC16の数(コラムド
ライバ23の数も同様)を半分とすることが可能とな
る。一方、必要なロウドライバIC17の数(ロウドラ
イバ24の数も同様)については、従来の配線構造を用
いた場合に比べて倍となるが、上述のとおり、このよう
な無機ELディスプレイ装置において階調表示を行う場
合、コラムドライバ23は、階調に応じたデータ、すな
わちアナログ的なデータをデータ電極21に供給する必
要があるため、各走査電極22を選択及び非選択のいず
れか一方とすれば足りるロウドライバ24に比べて高価
であることから、全体的なコストを低減させることがで
きる。
素の具体的な構造及びその発光特性について説明する。
であり、(a)はその略平面図、(b)はA−A線に沿
った略断面図である。
画素30は、基板31上に敷設された1本のデータ電極
21及びこれらと交差する1本の走査電極22によって
構成される。少なくともデータ電極21については透明
な導電材料を用いる必要があり、特に限定されるもので
はないが、ITOを用いることが好ましい。一方、走査
電極22については透明である必要はなく、金等の金属
を用いることができる。また、データ電極21と走査電
極22との間には、第1の誘電体層40a及び第2の誘
電体層40bに挟まれた無機発光層41が設けられてお
り、データ電極21上には透明な保護膜42が設けられ
ている。第1の誘電体層40a及び第2の誘電体層40
bの材料としては、特に限定されるものではないが、ペ
ロブスカイト型強誘電体材料、タングステンブロンズ型
強誘電体材料、Y2O3、Ta2O3、Al2O3、S
iN、BaTiO3等の透明誘電体薄膜等を用いること
ができる。また、無機発光層41の材料としては、特に
限定されるものではないが、SrS:Ce/Zns:M
n等を用いることができる。このような構造を有する画
素30は、図4に示す等価回路で表すことができる。
である。
極21と走査電極22との間に印加される電圧Vがしき
い値Vthを超えると発光し、その光量はデータ電極2
1と走査電極22との間に印加される電圧にほぼ比例す
る。このため、データ電極21と走査電極22との間に
印加される電圧の最大値をVmaxとした場合、その電
圧をVthからVmaxまでの間において制御すれば、
発光強度を所望のレベルとすることができる。したがっ
て、表示パネル13上の特定の画素を所望の強度で発光
させるためには、対応する走査電極22に−Vth近傍
の電圧を印加する一方でその他の走査電極22をオープ
ン状態とし、対応するデータ電極21に0〜Vm(Vm
=Vmax−Vth)の間の電圧を印加すれば、対応す
るデータ電極21に印加した電圧に応じた発光を得るこ
とができる。また、対応する走査電極22にVmax近
傍の電圧を印加する一方でその他の走査電極22をオー
プン状態とし、対応するデータ電極21にVm〜0の間
の電圧を印加することによっても、対応するデータ電極
21に印加した電圧に応じた発光を得ることができる。
走査電極22(図2に示す例では20本)がディスプレ
イの一方の側に敷設され、残りの半数の走査電極22が
ディスプレイの他方の側に敷設されていることから、図
6に示すように、スキャンの順序としては、ディスプレ
イの一方の側に敷設された走査電極22とディスプレイ
の他方の側に敷設された走査電極22とを交互に選択す
ることが好ましい。このような順序でスキャンすれば、
表示のちらつきを低減させることが可能となる。
は、表示パネル13の周縁部13bに設けた短絡配線2
5によって2本のデータ電極21を短絡することによ
り、1つのコラムドライバ23に2列分の画素を割り当
てていることから、高価であるコラムドライバ23の数
を半分に削減することが可能となる。
場合を例に説明したが、カラー表示を行う場合には、モ
ノクロ表示を行う場合に比べてデータ電極21の数が3
倍となることから、コラムドライバ23の数を半分に削
減することによる効果はいっそう顕著なものとなる。
素30の構造を概略的に示す図であり、(a)はその略
平面図、(b)はA−A線に沿った略断面図である。
表示を行う場合、一つの画素30は、3本のデータ電極
21及びこれらと交差する1本の走査電極22によって
構成される。これら3本のデータ電極21は、それぞれ
赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)表示用の配線で
あり、これらによって一つの画素30においてカラー表
示を行うことができる。
素を赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の3色で構
成する必要があり、このため1画素につき3本のデータ
電極21が必要となる。しかも、表示パネル13に自然
な解像感を持たせるためには、1画素の平面形状が概正
方形である必要があるため、データ電極21の配線密度
は走査電極22の配線密度の3倍となる。このため、カ
ラー表示を行う場合には、データ電極21より延出され
た、フレキシブルプリント基板14内の配線と接続する
ための接続部位(表示パネル13の周縁部13bに設け
られる)の密度も非常に高くなり、フレキシブルプリン
ト基板14と表示パネル13との接続が困難となってし
まう。
タ電極21より延出された接続部位の密度を半分に低減
することができるため、カラー表示を行う場合であって
も、フレキシブルプリント基板14と表示パネル13と
の接続を容易に行うことが可能となる。
周縁部13bに設けた短絡配線25によって2本のデー
タ電極21を短絡することにより、コラムドライバ23
の数を半分に削減した場合を例に説明したが、本発明が
これに限定されるものではなく、以下に説明する種々の
変形が可能である。
例を模式的に示す図である。図8に示すように、本例で
は、周縁部13bに形成される短絡配線25を3次元的
な配線構造としている。この場合、短絡配線25におけ
るコラム方向の配線部分(図8では実線で示されてい
る)は、データ電極21を形成する際に、データ電極2
1を用いて同時に形成するか、データ電極21とフレキ
シブルプリント基板14内の配線とを接続するための配
線を形成する際に、これと同一の材料と同じ材料を用い
て同時に形成することができ、短絡配線25におけるロ
ウ方向の配線部分(図8では破線で示されている)は、
走査電極22を形成する際に、走査電極22と同じ材料
を用いて同時に形成することができる。また、短絡配線
25におけるコラム方向の配線部分とロウ方向の配線部
分とは、層間絶縁層を介したスルーホールを用いて接続
すればよい。本例によれば、各短絡配線25の長さの差
が図2に示す例に比べて小さくなることから、各コラム
ドライバ23が駆動すべき負荷の差も小さくなり、これ
により表示ムラを低減させることができる。
に他の例を模式的に示す図である。図9に示すように、
本例では、図8に示す例と同様、周縁部13bに形成さ
れる短絡配線25を3次元的な配線構造としているが、
かかる3次元的な短絡配線25をコラムドライバ23が
設けられる側に位置させている。本例においては、各短
絡配線25の長さを実質的に一定とすることができるこ
とから、各コラムドライバ23が駆動すべき負荷も実質
的に一定となり、表示ムラをより低減させることができ
る。このように、本発明においては、コラムドライバ2
3より導出されるデータ電極21を周縁部13bにおい
て折り返すのではなく、分岐させることによってコラム
ドライバ23の数を削減することも可能である。
3の周縁部13bにおいてデータ電極21を1回折り返
すことにより、コラムドライバ23の数を半分に削減し
た場合を例に説明したが、本発明において折り返しの回
数が1回に限定されるものではなく、2回以上折り返す
ことによってコラムドライバ23の数をさらに削減する
ことも可能である。
の配線構造のさらに他の例を模式的に示す図である。図
10に示すように、本例では、周縁部13bにおいて各
データ電極21を2回折り返している。本例によれば、
1本のデータ電極21に3列分の画素を割り当てること
ができることから、従来の配線構造を用いた場合と比べ
てコラムドライバ23の数を1/3に削減することが可
能となる。但し、この場合、ロウドライバ24の数は従
来の配線構造を用いた場合と比べて3倍となる。また、
1本のデータ電極21に3列分以上の画素を割り当てる
場合、データ電極21の折り返しではなく、図11に示
すように、データ電極21を分岐させても構わない。
尚、図10及び図11においては、ロウドライバ24の
図示を省略しているが、折り返し(分岐)の回数を2回
以上とした場合、走査電極22を表示部13aの端部か
ら導出できない領域が生じる。このため、このような領
域に敷設された走査電極22については、表示部13a
内に設けた引き出し配線(図示せず)を用いて導出する
必要がある。
(分岐)の回数を増やすことによって、コラムドライバ
23の数を1/3、1/4、1/5・・・と削減するこ
とが可能であるが、これに伴って走査電極22の数も3
倍、4倍、5倍・・・と増加するため、スキャンレート
(走査電極22の選択周波数)が一定であればフレーム
レート(1画面の描画周波数)も1/3、1/4、1/
5・・・と低下してしまう。このように、折り返し(分
岐)の回数を過度に増やすと表示品質が悪化することか
ら、フレームレートとして少なくとも15Hz以上、好
ましくは30Hz以上、より好ましくは60Hz以上が
確保される限度において、1本のデータ電極21に複数
列分の画素を割り当てることが必要である。一方、フレ
ームレートは、一定以上の値(典型的には60Hz以
上)であれば、視覚的な差異はほとんど感じられないこ
とから、フレームレートが当該値近傍となるように折り
返し(分岐)の回数を設定することが特に好ましい。
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
を無機ELディスプレイ装置に適用した例について説明
したが、本発明の適用対象がこれに限定されるものでは
なく、互いに交差するデータ電極及び走査電極を備える
ディスプレイ装置であれば、有機ELディスプレイ装置
や液晶ディスプレイ装置等に適用することも可能であ
る。
25を表示パネル13の周縁部13bに配置している
が、本発明がこれに限定されるものではなく、これを他
の領域に配置しても構わない。但し、上記実施態様のよ
うに、短絡配線25を表示パネル13の周縁部13bに
配置すれば、データ電極21(及び走査電極22)を形
成する際にこれを同時に形成することができることか
ら、製造コストの増大を抑制することができる。
コラムドライバの数を低減させることが可能となること
から、ディスプレイ装置の部品コストを低減させること
ができる。
イ装置10の外観構造を示す略斜視図であって、(a)
は上面斜視図、(b)は下面斜視図である。
ある。
(a)はその略平面図、(b)はA−A線に沿った略断
面図である。
するための模式図である。
を概略的に示す図であり、(a)はその略平面図、
(b)はA−A線に沿った略断面図である。
示す図である。
式的に示す図である。
模式的に示す図である。
模式的に示す図である。
的に示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 表示部において第1の方向に延在する複
数のデータ電極と、前記表示部において前記第1の方向
と交差する第2の方向に延在する複数の走査電極とを備
え、各データ電極と各走査電極との交点がそれぞれ画素
となるディスプレイ装置であって、前記表示部は前記第
2の方向における位置が異なる第1及び第2の領域を少
なくとも有し、前記第1の領域に敷設された各データ電
極と前記第2の領域に敷設された対応するデータ電極と
が短絡されて共通のドライバにより駆動されるととも
に、前記第1の領域に敷設された複数の走査電極及び前
記第2の領域に敷設された複数の走査電極がそれぞれ異
なるドライバによって駆動されることを特徴とするディ
スプレイ装置。 - 【請求項2】 前記第1の領域に敷設された各データ電
極と前記第2の領域に敷設された対応するデータ電極と
が、前記表示部の周縁において短絡されていることを特
徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。 - 【請求項3】 前記第1の領域に敷設された各データ電
極が前記表示部の前記周縁において折り返されることに
より、前記第2の領域に敷設された対応するデータ電極
と短絡されていることを特徴とする請求項2に記載のデ
ィスプレイ装置。 - 【請求項4】 前記第1の領域に敷設された各データ電
極が前記表示部の前記周縁において分岐されることによ
り、前記第2の領域に敷設された対応するデータ電極と
短絡されていることを特徴とする請求項2に記載のディ
スプレイ装置。 - 【請求項5】 前記第1の領域に敷設された走査電極と
前記第2の領域に敷設された走査電極とが交互に選択さ
れることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
記載のディスプレイ装置。 - 【請求項6】 前記画素は、対応するデータ電極と走査
電極との間に印加される電圧に応じて、その表示内容を
制御可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいず
れか1項に記載のディスプレイ装置。 - 【請求項7】 前記画素が無機EL素子であることを特
徴とする請求項6に記載のディスプレイ装置。 - 【請求項8】 第1の画素と、前記第1の画素に対して
第1の方向における位置が等しく前記第1の方向と交差
する第2の方向における位置が異なる第2の画素と、前
記第1の画素に対して前記第2の方向における位置が等
しく前記第1の方向における位置が異なる第3の画素
と、前記第1乃至第3の画素に対して共通に割り当てら
れたデータ電極と、前記第1乃至第3の画素に対してそ
れぞれ別個に割り当てられた第1乃至第3の走査電極と
を備えることを特徴とするディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090256A JP2003288044A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090256A JP2003288044A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | ディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003288044A true JP2003288044A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29235603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002090256A Pending JP2003288044A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003288044A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330592A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Fujifilm Holdings Corp | 有機エレクトロルミネッセンス表示装置 |
JP2008083703A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Samsung Electronics Co Ltd | 液晶表示装置 |
JP2021530746A (ja) * | 2018-07-19 | 2021-11-11 | 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co., Ltd. | 表示装置 |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002090256A patent/JP2003288044A/ja active Pending
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US12035595B2 (en) | 2018-07-19 | 2024-07-09 | Samsung Display Co., Ltd. | Display apparatus |
JP7553428B2 (ja) | 2018-07-19 | 2024-09-18 | 三星ディスプレイ株式會社 | 表示装置 |
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