JP2003287668A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JP2003287668A
JP2003287668A JP2002091717A JP2002091717A JP2003287668A JP 2003287668 A JP2003287668 A JP 2003287668A JP 2002091717 A JP2002091717 A JP 2002091717A JP 2002091717 A JP2002091717 A JP 2002091717A JP 2003287668 A JP2003287668 A JP 2003287668A
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guide groove
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Noboru Akami
昇 赤見
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の条を形成することができ、安定して螺
合し、嵌合力が高く、遮光性に優れ、迷光によるフレ
ア,ゴースト等が生じにくいレンズ鏡筒を提供する。 【解決手段】 オスヘリコイド部材2には、円筒の内面
側又は外面側に設けられた高案内突起部2a,2bと、
高案内突起部2a,2bよりも高さの低い低案内突起部
2c,2dと設ける。第2の案内溝部1eには、低案内
突起部2c,2dが通過可能、かつ、高案内突起部2
a,2bが通過不可能な溝深さの溝であって、第2の案
内溝部1eとの嵌合から第1の案内溝部1a〜1dとの
嵌合へ切り替わるように、高案内突起部2a,2bに当
接してガイドする第2の中間案内溝部1fを一部に形成
する。また、螺旋溝1c,1dには、高案内突起部2
a,2bが進入しないように高案内突起部2a,2bが
通過不可能かつ低案内突起部2c,2dが通過可能な溝
深さを有する第1の中間案内溝部1g,1hを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、枠部材の回転運動
から直進運動を取り出して、レンズ繰出し等の動作を行
うレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のレンズ鏡筒では、ヘ
リコイドと呼ばれる多条ねじ、又は、カムピンとカム溝
からなるカム機構によりレンズ繰出し機構を構成するこ
とが行われている。図9は、従来のレンズ鏡筒のヘリコ
イドを展開して示した図である。従来のレンズ鏡筒で
は、メスヘリコイドを備えたメスヘリコイド部材10
は、回転に応じて光軸方向進退する第1の案内溝部10
aと、この第1の案内溝部10aと連続して形成された
円周方向に沿った溝である第2の案内溝部10b(リー
ド0部)を有している。
【0003】図10は、図9の一部を拡大した図であ
る。メスヘリコイド部材10のメスヘリコイドと螺合す
るオスヘリコイドを備えたオスヘリコイド部材20は、
第1の案内溝部10aに対応する面20a,20bと第
2の案内溝部10b(リード0部)に対応する面20
c,20dとから形成された案内突起部200を有して
いる。オスヘリコイド部材20は、メスヘリコイド部材
10の回転によりメスヘリコイド部材10と相対的に回
転運動をすると、第1の案内溝部10aでの螺合によ
り、回転に応じて光軸方向に移動する。第2の案内溝部
10b(リード0部)の領域では、回転方向の相対移動
はするが、光軸方向の移動は行わない。この第2の案内
溝部10bの動作は、例えば、特開平11−23937
号公報に記載されているように、レンズバリアの開閉等
に利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のレンズ鏡筒は、第2の案内溝部10bを案内突起部2
00が通過するときに、第1の案内溝部10aと干渉し
て動作が不安定とならないようにする必要があった。ま
た、誤って本来の位置とは異なる隣り合う条と螺合しな
いようにする必要もあった。このような要求を満たすた
めに、条数が制限され、条を間引きした構成となってい
た。さらに、第2の案内溝部10bの回転角を少なくす
ることにより、このヘリコイド嵌合を成立させていた。
【0005】したがって、ヘリコイドを筒の全周に配置
することができず、嵌合する部分が少なくなり、嵌合力
が低下し、外力を受けた場合に、ヘリコイド嵌合が脱落
するおそれがあった。
【0006】また、ヘリコイド嵌合している部分では、
メスヘリコイド部材10とオスヘリコイド部材20との
間の隙間を抜けようとする光を遮光することができる
が、ヘリコイド嵌合していない部分では、遮光すること
ができず、別途遮光手段が必要であるという問題があっ
た。
【0007】さらに、メスヘリコイド部材10内周の溝
が無い部分が広くなり、その部分に光線が投射されたと
きに、強い反射となってフレアの原因になるという問題
があった。
【0008】さらにまた、ヘリコイドの条を間引いた形
態となるために、ヘリコイド嵌合する部分が、円周上に
3方向程度しか構成できないので、メスヘリコイド部材
10の内周に設けられた金型の割線逃げに必要な凹部等
に落ち込んで回転ムラの原因になるという問題があっ
た。その他、少ない嵌合を成立させることを優先させる
ことから、設計上の制約となるという問題があった。
【0009】本発明の課題は、多数の条を形成すること
ができ、安定して螺合し、嵌合力が高く、遮光性に優
れ、迷光によるフレア,ゴースト等が生じにくいレンズ
鏡筒を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、円筒の内面側又は外面側に設
けられた高案内突起部(2a,2b)と、前記高案内突
起部よりも高さの低い低案内突起部(2c,2d)と、
を有する第1のヘリコイド部材(2)と、前記第1のヘ
リコイド部材の前記高案内突起部及び/又は低案内突起
部と嵌合する案内溝部を有する部材であって、前記第1
のヘリコイド部材の嵌合する側に複数螺旋状に形成され
た第1の案内溝部(1a〜1d)と、前記第1の案内溝
部と連続し、円周方向に沿って設けられた第2の案内溝
部(1e)と、を有する第2のヘリコイド部材(1)
と、を備え、前記第2の案内溝部には、前記低案内突起
部が通過可能、かつ、前記高案内突起部が通過不可能な
溝深さに形成された部分であって、前記第1のヘリコイ
ド部材と前記第2のヘリコイド部材との嵌合が前記第2
の案内溝部による嵌合から前記第1の案内溝部による嵌
合へ切り替わるように、前記高案内突起部に当接してガ
イドする第2の中間案内溝部(1f)が一部に形成され
ていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載のレン
ズ鏡筒において、前記複数の第1の案内溝部(1a〜1
d)のうち、前記低案内突起部(2c,2d)が嵌合す
る案内溝部(1c,1d)は、前記高案内突起部(2
a,2b)が進入しないように前記高案内突起部が通過
不可能かつ前記低案内突起部が通過可能な溝深さを有す
る第1の中間案内溝部(1g,1h)を有すること、を
特徴とするレンズ鏡筒である。
【0012】請求項3の発明は、円筒の内面側又は外面
側に設けられた高カムピン部と、前記高カムピン部より
も高さの低い低カムピン部と、を有する第1のカム部材
と、前記第1のカム部材の前記高カムピン部及び/又は
低カムピン部と嵌合するカム溝部を有する部材であっ
て、前記第1のカム部材の嵌合する側に複数螺旋状に形
成された第1のカム溝部と、前記第1のカム溝部と連続
し、円周方向に沿って設けられた第2のカム溝部と、を
有する第2のカム部材と、を備え、前記第2のカム溝部
には、前記低カムピン部が通過可能、かつ、前記高カム
ピン部が通過不可能な溝深さに形成された部分であっ
て、前記第1のカム部材と前記第2のカム部材との嵌合
が前記第2のカム溝部による嵌合から前記第1のカム溝
部による嵌合へ切り替わるように、前記高カムピン部に
当接してガイドする第2の中間カム溝部が一部に形成さ
れていること、を特徴とするレンズ鏡筒である。
【0013】請求項4の発明は、請求項3に記載のレン
ズ鏡筒において、前記複数の第1のカム溝部のうち、前
記低カムピン部が嵌合するカム溝は、前記高カムピン部
が進入しないように前記高カムピン部が通過不可能かつ
前記低カムピン部が通過可能な溝深さを有する第1の中
間カム溝部を有すること、を特徴とするレンズ鏡筒であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。図1
は、本発明によるレンズ鏡筒が有するオスヘリコイド部
材2の展開図である。図2は、オスヘリコイド部材2を
展開して、拡大した斜視図である。オスヘリコイド部材
2は、略円筒形状をしており、外周部に高案内突起部2
a,2bと、高案内突起部2a,2bよりも高さ(凸
量)が低い低案内突起部2c,2dとを、それぞれ3組
ずつ、合計12個有し、後述するメスヘリコイド部材1
とヘリコイド嵌合して、駆動される第1のヘリコイド部
材である。
【0015】図3は、本発明によるレンズ鏡筒が有する
メスヘリコイド部材1の展開図である。なお、図3及び
以下に示す展開図において、1点鎖線を附した部分が溝
の部分を示すものとする。図4は、メスヘリコイド部材
1を展開して、拡大した斜視図である。メスヘリコイド
部材1は、円筒内周に第1の案内溝部(1a〜1d)及
び第2の案内溝部1eが設けられている第2のヘリコイ
ド部材である。メスヘリコイド部材1の円筒内周には、
螺旋状に配置されている螺旋溝1a〜1dが3組形成さ
れ、合計12条の溝からなる第1の案内溝部(1a〜1
d)が設けられている。
【0016】図5は、図3における断面AAの位置でオ
スヘリコイド部材2とメスヘリコイド部材1が係合して
いる状態を示す断面図である。第1の案内溝部(1a〜
1d)のうち、低案内突起部2c,2dが嵌合する螺旋
溝1c,1dには、高案内突起部2a,2bが進入しな
いように高案内突起部2a,2bが通過不可能かつ低案
内突起部2c,2dが通過可能な溝深さを有する第1の
中間案内溝部1g,1hを有している。第2の案内溝部
1eは、第1の案内溝部(1a〜1d)と連続した溝で
あって、メスヘリコイド部材1の回転中心軸(本実施形
態では、回転中心軸は光軸とほぼ一致)に対して略直交
する方向に沿って形成されている。
【0017】図6は、図3における断面BBの位置でオ
スヘリコイド部材2とメスヘリコイド部材1が係合して
いる状態を示す断面図である。第2の案内溝部1eに
は、低案内突起部2c,2dが通過可能、かつ、高案内
突起部2a,2bが通過不可能な溝深さの溝であって、
第2の案内溝部1eとの嵌合から第1の案内溝部(1a
〜1d)との嵌合へ切り替わるように、高案内突起部2
aに当接してガイドする第2の中間案内溝部1fを一部
に有している。第2の中間案内溝部1fは、螺旋溝1a
の斜面1aaと連続な斜面1faを有している。
【0018】オスヘリコイド部材2と、メスヘリコイド
部材1がヘリコイド嵌合〔第1の案内溝部(1a〜1
d)において嵌合〕しているときに、相互の回転によっ
て、オスヘリコイド部材2が軸方向に運動する。また、
第2の案内溝部1eと嵌合しているときには、相互の回
転が生じても、軸方向の位置は変わらない。また、オス
ヘリコイド部材2の高案内突起部2a,2b及び低案内
突起部2c,2dは、回転によって、メスヘリコイド部
材1の第1の案内溝部(1a〜1d)及び第2の案内溝
部1eとの間を連続的に移動する。このときに、上記の
第1の中間案内溝部1g,1h及び第2の中間案内溝部
1fが有効に機能する。以下、この点について説明す
る。
【0019】図7は、オスヘリコイド部材2とメスヘリ
コイド部材1が係合している状態を示す展開透視図であ
り、高案内突起部2aが第2の中間案内溝部1fの斜面
1faと当接している状態を示している。オスヘリコイ
ド部材2が矢印C方向に進み、図7に示す状態のように
高案内突起部2aが第2の中間案内溝部1fの斜面1f
aと当接すると、オスヘリコイド部材2は、そのまま矢
印C方向に回転することができず、斜面1faにガイド
されて、案内突起部山が斜面1faに沿って進行して第
1の案内溝部に移動する。このとき低案内突起部2c,
2dの係合する部分には、第1の中間案内溝部1g,1
hが形成されているが、互いに通過することができる高
さに形成されているので、そのまま進入することができ
る。
【0020】図8は、オスヘリコイド部材2とメスヘリ
コイド部材1が係合している状態を示す展開透視図であ
り、高案内突起部2bが螺旋溝1c(第1の中間案内溝
部1g)に対応する位置にある状態を示している。この
とき高案内突起部2bは、第1の中間案内溝部1gに当
接し、この螺旋溝1cに進入することができない。した
がって、オスヘリコイド部材2は、図7に示した位置ま
で移動して所定の条と螺合するようになる。第2の案内
溝部1eにおいて、低案内突起部2c,2dと第2の中
間案内溝部1fとが干渉しないことから、このような構
成とすることが可能となっている。
【0021】本実施形態によれば、ヘリコイド部分の条
を増やすことができるので、螺合の状態が安定し、結合
力を向上することができる。また、メスヘリコイド部材
1とオスヘリコイド部材2とが、円筒のほぼ全周でかみ
合うので筒間から進入する光に対して、遮光性を向上す
ることができる。さらに、メスヘリコイド部材1の内周
の平面部が減ることにより、平面部で反射する光の反射
量が減り、フレア、ゴーストを軽減することができる。
【0022】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、本実施形
態において、ヘリコイドを利用した嵌合に本発明を適用
した例を示したが、これに限らず、カムピンとカム溝の
嵌合によるいわゆるカム機構に本発明を適用してもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、第2の案内溝部には、低案内突起部が通
過可能、かつ、高案内突起部が通過不可能な溝深さに形
成された部分であって、第1のヘリコイド部材と第2の
ヘリコイド部材との嵌合が第2の案内溝部による嵌合か
ら第1の案内溝部による嵌合へ切り替わるように、高案
内突起部に当接してガイドする第2の中間案内溝部が一
部に形成されているので、第1のヘリコイド部材の案内
突起部を確実に第1の案内溝部の所定位置に進入させる
ことができ、多数の条を形成することが可能となり、安
定して螺合し、嵌合力が高く、遮光性に優れ、迷光によ
るフレア,ゴースト等を生じにくくすることができる。
【0024】請求項2の発明によれば、複数の第1の案
内溝部のうち、低案内突起部が嵌合する案内溝部は、高
案内突起部が進入しないように高案内突起部が通過不可
能かつ低案内突起部が通過可能な溝深さに形成された第
1の中間案内溝部を有するので、第1のヘリコイド部材
の案内突起部が誤った案内溝部に進入することを防止で
き、多数の条を形成しても、安定して動作することがで
きる。
【0025】請求項3の発明によれば、第2のカム溝部
には、低カムピン部が通過可能、かつ、高カムピン部が
通過不可能な溝深さに形成された部分であって、第1の
カム部材と第2のカム部材との嵌合が第2のカム溝部に
よる嵌合から第1のカム溝部による嵌合へ切り替わるよ
うに、高カムピン部に当接してガイドする第2の中間カ
ム溝部が一部に形成されているので、第1のカム部材の
カムピンを確実に第1のカム溝部の所定位置に進入させ
ることができ、多数のカム溝を形成することが可能とな
り、安定して螺合し、嵌合力が高く、遮光性に優れ、迷
光によるフレア,ゴースト等を生じにくくすることがで
きる。
【0026】請求項4の発明によれば、複数の第1のカ
ム溝部のうち、低カムピン部が嵌合するカム溝は、高カ
ムピン部が進入しないように高カムピン部が通過不可能
かつ低カムピン部が通過可能な溝深さを有する第1の中
間カム溝部を有するので、第1のカム部材のカムピンが
誤ったカム溝に進入することを防止でき、多数の条を形
成しても、安定して動作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレンズ鏡筒が有するオスヘリコイ
ド部材2の展開図である。
【図2】オスヘリコイド部材2を展開して、拡大した斜
視図である。
【図3】本発明によるレンズ鏡筒が有するメスヘリコイ
ド部材1の展開図である。
【図4】メスヘリコイド部材1を展開して、拡大した斜
視図である。
【図5】図3における断面AAの位置でオスヘリコイド
部材2とメスヘリコイド部材1が係合している状態を示
す断面図である。
【図6】図3における断面BBの位置でオスヘリコイド
部材2とメスヘリコイド部材1が係合している状態を示
す断面図である。
【図7】オスヘリコイド部材2とメスヘリコイド部材1
が係合している状態を示す展開透視図であり、高案内突
起部2aが第2の中間案内溝部1fの斜面1faと当接
している状態を示している。
【図8】オスヘリコイド部材2とメスヘリコイド部材1
が係合している状態を示す展開透視図であり、高案内突
起部2bが螺旋溝1c(第1の中間案内溝部1g)に対
応する位置にある状態を示している。
【図9】従来のレンズ鏡筒のヘリコイドを展開して示し
た図である。
【図10】図9の一部を拡大した図である。
【符号の説明】
1 メスヘリコイド部材 1a〜1d 螺旋溝(第1の案内溝部) 1e 第2の案内溝部 1f 第2の中間案内溝部 1g,1h 第1の中間案内溝部 2 オスヘリコイド部材 2a,2b高案内突起部 2c,2d低案内突起部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒の内面側又は外面側に設けられた高
    案内突起部と、 前記高案内突起部よりも高さの低い低案内突起部と、 を有する第1のヘリコイド部材と、 前記第1のヘリコイド部材の前記高案内突起部及び/又
    は低案内突起部と嵌合する案内溝部を有する部材であっ
    て、 前記第1のヘリコイド部材の嵌合する側に複数螺旋状に
    形成された第1の案内溝部と、 前記第1の案内溝部と連続し、円周方向に沿って設けら
    れた第2の案内溝部と、 を有する第2のヘリコイド部材と、 を備え、 前記第2の案内溝部には、前記低案内突起部が通過可
    能、かつ、前記高案内突起部が通過不可能な溝深さに形
    成された部分であって、前記第1のヘリコイド部材と前
    記第2のヘリコイド部材との嵌合が前記第2の案内溝部
    による嵌合から前記第1の案内溝部による嵌合へ切り替
    わるように、前記高案内突起部に当接してガイドする第
    2の中間案内溝部が一部に形成されていること、 を特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレンズ鏡筒において、 前記複数の第1の案内溝部のうち、前記低案内突起部が
    嵌合する案内溝部は、前記高案内突起部が進入しないよ
    うに前記高案内突起部が通過不可能かつ前記低案内突起
    部が通過可能な溝深さに形成された第1の中間案内溝部
    を有すること、を特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 円筒の内面側又は外面側に設けられた高
    カムピン部と、 前記高カムピン部よりも高さの低い低カムピン部と、 を有する第1のカム部材と、 前記第1のカム部材の前記高カムピン部及び/又は低カ
    ムピン部と嵌合するカム溝部を有する部材であって、 前記第1のカム部材の嵌合する側に複数螺旋状に形成さ
    れた第1のカム溝部と、 前記第1のカム溝部と連続し、円周方向に沿って設けら
    れた第2のカム溝部と、 を有する第2のカム部材と、 を備え、 前記第2のカム溝部には、前記低カムピン部が通過可
    能、かつ、前記高カムピン部が通過不可能な溝深さに形
    成された部分であって、前記第1のカム部材と前記第2
    のカム部材との嵌合が前記第2のカム溝部による嵌合か
    ら前記第1のカム溝部による嵌合へ切り替わるように、
    前記高カムピン部に当接してガイドする第2の中間カム
    溝部が一部に形成されていること、 を特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のレンズ鏡筒において、 前記複数の第1のカム溝部のうち、前記低カムピン部が
    嵌合するカム溝は、前記高カムピン部が進入しないよう
    に前記高カムピン部が通過不可能かつ前記低カムピン部
    が通過可能な溝深さに形成された第1の中間カム溝部を
    有すること、 を特徴とするレンズ鏡筒。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004151710A (ja) * 2002-10-11 2004-05-27 Pentax Corp レンズ鏡筒
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