JP2003287544A - 生化学分析装置 - Google Patents

生化学分析装置

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JP2003287544A
JP2003287544A JP2002089031A JP2002089031A JP2003287544A JP 2003287544 A JP2003287544 A JP 2003287544A JP 2002089031 A JP2002089031 A JP 2002089031A JP 2002089031 A JP2002089031 A JP 2002089031A JP 2003287544 A JP2003287544 A JP 2003287544A
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Yoshihiro Seto
義弘 瀬戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生化学分析装置のサンプルトレイに搭載した
乾式分析素子の飛び出しを防止し、搬送不良や読み取り
不良の発生を防止し、動作信頼性を向上する。 【解決手段】 検体の測定に必要な乾式分析素子12を素
子カートリッジ13に収容してサンプルトレイ2に搭載
し、上記素子カートリッジ13から取り出し点着部3へ搬
送した乾式分析素子12に検体を点着する際に、サンプル
トレイ2に搭載された素子カートリッジ13の素子取出口
13aの前方に位置して収容した乾式分析素子12の飛び出
しを規制する規制状態と待避状態とに動作可能な規制部
材72と、サンプルトレイ2が作動して素子取り出し位置
に移動した素子カートリッジ13に対する規制部材72を待
避状態に操作して乾式分析素子12の取り出しを可能とす
る作動部材73とを備えてなる。素子カートリッジを用い
ないで乾式分析素子をサンプルトレイ2に搭載した場合
も、同様に規制部材および作動部材を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液、尿等の検体
を、比色タイプの乾式分析素子、電解質タイプなどの乾
式分析素子に点着し、検体中の所定の生化学物質の物質
濃度、イオン活量等の成分を求める生化学分析装置に関
し、特にサンプルトレイに搭載した乾式分析素子の飛び
出しを防止する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、検体の小滴を点着供給するだ
けでこの検体中に含まれている特定の化学成分または有
形成分を定量分析することのできる比色タイプの乾式分
析素子や検体に含まれる特定イオンのイオン活量を測定
することのできる電解質タイプの乾式分析素子が開発さ
れ、実用化されている。これらの乾式分析素子を用いた
生化学分析装置は、簡単かつ迅速に検体の分析を行うこ
とができるので、医療機関、研究所等において好適に用
いられている。
【0003】比色タイプの乾式分析素子を使用する比色
測定法は、検体を乾式分析素子に点着した後、これをイ
ンキュベータ内で所定時間恒温保持して呈色反応(色素
生成反応)させ、次いで検体中の所定の生化学物質と乾
式分析素子に含まれる試薬との組み合わせにより予め選
定された波長を含む測定用照射光をこの乾式分析素子に
照射してその光学濃度を測定し、この光学濃度から、予
め求めておいた光学濃度と所定の生化学物質の物質濃度
との対応を表す検量線を用いて該生化学物質の濃度を求
めるものである。
【0004】一方、電解質タイプの乾式分析素子を使用
する電位差測定法は、上記の光学濃度を測定する代わり
に、同種の乾式イオン選択電極の2個1組からなる電極
対に点着された検体中に含まれる特定イオンの活量を、
参照液を用いてポテンシオメトリで定量分析することに
より求めるものである。
【0005】上記いずれの方法においても、液状の検体
は検体容器(採血管等)に収容して装置にセットすると
共に、その測定に必要な乾式分析素子を装置に搭載し、
乾式分析素子を搭載位置から点着部およびインキュベー
タへ搬送する一方、点着装置の点着ノズルによって検体
を搭載位置から点着部へ供給して乾式分析素子へ点着す
るものである。
【0006】また、生化学分析装置においては、上記の
ような乾式分析素子を測定項目が異なるものまたは同種
のものを複数枚積み重ねて素子カートリッジに収容し、
この素子カートリッジをサンプルトレイに搭載し、この
サンプルトレイの回転動作または直線動作によって、所
望の乾式分析素子を収容した素子カートリッジを素子取
り出し位置に移動させ、この素子カートリッジから乾式
分析素子を取り出して点着位置へ搬送することが行われ
る。
【0007】上記素子カートリッジにおいては、乾式分
析素子を取り出す場合に、取り出し位置を一定とするた
めに、最下段部に位置する乾式分析素子を、例えば搬送
バーによって横方向に移動させて、底部側面に開口した
素子取出口から取り出すものが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な乾式分析素子を収容した素子カートリッジをサンプル
トレイに搭載した状態で、サンプルトレイの動作に伴う
振動により、または回転動作するものではこの回転時の
遠心力により、または直線動作を停止した際の慣性力な
どにより、最下段に位置する取り出し前の乾式分析素子
が前記素子取出口から前方に飛び出し、素子カートリッ
ジ外へ移動してしまい、その後の搬送不良や分析情報の
読み取り不良が発生する問題がある。
【0009】特にサンプルトレイに、素子カートリッジ
のほかに、検体を収容した検体容器、点着装置の点着ノ
ズルの先端に装着する使い捨てのノズルチップ、参照液
を収容した参照液容器、希釈液を収容した希釈液容器、
混合カップなどを搭載した場合には、このサンプルトレ
イは頻繁に作動されるものであり、上記乾式分析素子の
飛び出しが発生する可能性も大きくなる。
【0010】そして、素子カートリッジから飛び出した
乾式分析素子がサンプルトレイから落下するとその測定
項目の分析が行えず、乾式分析素子が傾いた状態で飛び
出すとその後の搬送が良好に行えず、また、乾式分析素
子の位置がずれると、その下面に記録された分析情報が
読み取れず、搬送にも支障をきたす恐れがある。
【0011】また、前記のような素子カートリッジを使
用せずに、乾式分析素子をサンプルトレイに搭載するよ
うにしてもよく、その場合にも上記と同様の乾式分析素
子がサンプルトレイの素子取出口より飛び出す問題が起
こる。
【0012】本発明はかかる点に鑑み、サンプルトレイ
からの乾式分析素子の飛び出しを防止するようにした生
化学分析装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の生化学分析装置
は、検体の測定に必要な乾式分析素子をサンプルトレイ
に搭載し、前記サンプルトレイから取り出して点着部へ
搬送した乾式分析素子に検体を点着し、該検体の成分を
測定する生化学分析装置において、前記サンプルトレイ
に搭載された乾式分析素子の素子取出口の前方に位置
し、搭載した乾式分析素子の飛び出しを規制する規制状
態と待避状態とに動作可能な規制部材と、前記サンプル
トレイが作動して素子取り出し位置に移動した前記規制
部材を待避状態に操作し、前記サンプルトレイからの乾
式分析素子の取り出しを可能とする作動部材とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0014】前記作動部材を固定部位に設置し、サンプ
ルトレイの動作に応じて前記規制部材の一部に当接し、
該規制部材を待避状態に操作するように構成するのが好
適である。
【0015】前記規制部材は、弾性部材で構成するか、
揺動部材で構成するのが好適である。また、この規制部
材は、前記サンプルトレイに取り付けるか、素子カート
リッジを使用する場合はこの素子カートリッジに取り付
けてもよい。
【0016】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、サンプル
トレイに搭載された乾式分析素子の素子取出口の前方に
位置して搭載した乾式分析素子の飛び出しを規制する規
制状態と待避状態とに動作可能な規制部材と、サンプル
トレイが作動して素子取り出し位置に移動した規制部材
を待避位置に操作し、サンプルトレイからの乾式分析素
子の取り出しを可能とする作動部材とを備えたことによ
り、サンプルトレイの動作における振動その他の要因に
より、乾式分析素子が飛び出すことがなくなるため、搬
送不良や読み取り不良の発生が防止でき、動作信頼性の
向上が図れる。
【0017】サンプルトレイの作動に応じて作動部材が
規制部材を待避位置に作動させるものでは、規制部材を
待避状態とするための駆動源を必要とせず、簡易に構成
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。図1は一実施形態の生化学分析装置
の概略機構を示す部分断面正面図、図2は生化学分析装
置の要部機構の平面図、図3は乾式分析素子の搬送経路
部分の断面正面図である。図4はサンプルトレイの要部
断面斜視図、図5は図4のサンプルトレイの素子取り出
し状態を示す同要部断面斜視図、図6は素子カートリッ
ジの斜視図である。図7は他の実施形態に係る素子カー
トリッジの斜視図である。図8はさらに他の実施形態に
係るサンプルトレイの要部断面斜視図、図9は図8のサ
ンプルトレイの素子取り出し状態を示す同要部断面斜視
図である。
【0019】図1〜図3により生化学分析装置1の全体
構成を説明する。この生化学分析装置1は、サンプルト
レイ2、点着部3、第1のインキュベータ4、第2のイ
ンキュベータ5、点着装置6、素子搬送機構7、移送機
構8、チップ廃却部9、素子廃却機構10などを備えて
なる。
【0020】サンプルトレイ2は円形で、検体を収容し
た検体容器11、未使用の乾式分析素子12(比色タイ
プの乾式分析素子および電解質タイプの乾式分析素子)
を収容した素子カートリッジ13、消耗品(ノズルチッ
プ14、希釈液容器15、混合カップ16および参照液
容器17)を搭載する。なお、検体容器11は検体アダ
プタ18を介して搭載され、ノズルチップ14はチップ
ラック19に多数収納されて搭載される。
【0021】点着部3は、サンプルトレイ2の中心線の
延長上に配置され、搬送された乾式分析素子12に血
漿、全血、血清、尿などの検体の点着が行われるもの
で、点着装置6によって比色測定タイプの乾式分析素子
12には検体を、電解質タイプの乾式分析素子12には
検体と参照液を点着する。この点着部3に続いてノズル
チップ14が廃却されるチップ廃却部9が配置されてい
る。
【0022】第1のインキュベータ4は円形で、チップ
廃却部9の延長位置に配置され、比色タイプの乾式分析
素子12を収容して所定時間恒温保持し、比色測定を行
う。第2のインキュベータ5(図2参照)は、点着部3
の側方における隣接位置に配設され、電解質タイプの乾
式分析素子12を収容して所定時間恒温保持し、電位差
測定を行う。
【0023】素子搬送機構7(図3参照)は、詳細は示
していないが、前記サンプルトレイ2の内部に配設さ
れ、このサンプルトレイ2の中心と第1のインキュベー
タ4の中心とを結び、点着部3およびチップ廃却部9を
通る直線状の素子搬送経路R(図2)に沿って、乾式分
析素子12をサンプルトレイ2の素子カートリッジ13
から取り出し点着部3へ、さらに第1のインキュベータ
4へ搬送する素子搬送部材71(搬送バー)を備える。
素子搬送部材71はガイドロッド38により摺動自在に
支持され、不図示の駆動機構によって往復移動操作さ
れ、先端部は縦板34のガイド穴34aに挿入され、こ
のガイド穴34aを摺動する。
【0024】移送機構8は点着部3を兼ねて設置され、
点着部3から第2のインキュベータ5へ、素子搬送経路
Rと直交する方向に、電解質タイプの乾式分析素子12
を移送する。
【0025】点着装置6は上部に配設され、昇降移動す
る点着ノズル45が前述の素子搬送経路Rと同一直線上
を移動し、検体および参照液の点着、希釈液による検体
の希釈混合を行う。点着ノズル45は、先端にノズルチ
ップ14を装着し、該ノズルチップ14内に検体、参照
液等を吸引し吐出するもので、その吸引吐出を行う不図
示のシリンジ手段が付設され、使用後のノズルチップ1
4はチップ廃却部9で外されて落下廃却される。
【0026】素子廃却機構10(図2参照)は第1のイ
ンキュベータ4に付設され、測定後の比色タイプの乾式
分析素子12を第1のインキュベータ4の中心部に押し
出して落下廃棄する。なお、前記素子搬送機構7によっ
て廃却することもできる。また、第2のインキュベータ
5で測定した後の電解質タイプの乾式分析素子12は、
前記移送機構8によって廃却穴69に廃棄される。
【0027】また、サンプルトレイ2の近傍には、血液
から血漿を分離する不図示の血液濾過ユニットが設置さ
れている。
【0028】各部の機構を具体的に説明する。まず、サ
ンプルトレイ2は、正転方向および逆転方向に回転駆動
される円盤状の回転ディスク21と、その中央部の円盤
状の非回転部22とを有する。
【0029】回転ディスク21には、図2に示すよう
に、各検体を収容した採血管等の検体容器11を検体ア
ダプタ18を介して保持するA〜Eの5つの検体搭載部
23と、これに隣接して各検体の測定項目に対応して通
常複数の種類が必要とされる未使用の乾式分析素子12
を積み重ねた状態で収容した素子カートリッジ13を保
持する5つの素子搭載部24と、多数のノズルチップ1
4を保持孔に並んで収容したチップラック19を保持す
る2つのチップ搭載部25と、希釈液を収容した3つの
希釈液容器15を保持する希釈液搭載部26と、希釈液
と検体とを混合するための混合カップ16(多数のカッ
プ状凹部が配置された成形品)を保持するカップ搭載部
27とが円弧状に配置されている。
【0030】また、非回転部22には、素子搬送経路R
の延長線上で点着ノズル45の移動範囲に、参照液を収
容した参照液容器17を保持する筒状の参照液搭載部2
8を備え、この参照液搭載部28には、参照液容器17
の開口部を開閉する蒸発防止蓋35(図1)が設置され
ている。
【0031】蒸発防止蓋35は、下端が非回転部22に
揺動可能に枢支された支持部材37に保持され、閉方向
に付勢されている。支持部材37の上端係止部37aが
点着装置6の移動フレーム42の下端角部42aと当接
可能であり、参照液の吸引時に近接移動した移動フレー
ム42により支持部材37が開方向に揺動され、蒸発防
止蓋35が参照液容器17を開口して点着ノズル45に
よる参照液吸引が可能となる。その他の状態では蒸発防
止蓋35が参照液容器17の開口部を閉塞して参照液の
蒸発を防止し、その濃度変化による測定精度の低下を阻
止する。
【0032】前記回転ディスク21は、外周部が支持ロ
ーラ31で支持され、中心部が不図示の支持軸に回転自
在に保持されている。また、回転ディスク21の外周に
は、不図示のタイミングベルトが巻き掛けられ、駆動モ
ータによって正転方向または逆転方向に回転駆動され
る。非回転部22は上記支持軸に回転不能に取り付けら
れている。
【0033】前記素子カートリッジ13は、図6にも示
すように、四角筒状の箱体の上部が開放し、上方から未
使用の乾式分析素子12が混在状態で通常複数枚重ねら
れて挿入される。下端部の前部には素子取出口13aが
開口されている。
【0034】この素子カートリッジ13が前記素子搭載
部24に装填されると、図3に示すように、下端部が素
子搭載部24の底壁24aに保持され、素子搬送部材7
1による素子搬送面と同一高さに最下端部の乾式分析素
子12が位置するようになっている。素子カートリッジ
13の最下端部の前面側には1枚の乾式分析素子12の
みが通過し得る前記素子取出口13aが開口し、後面側
には素子搬送部材71が挿通可能な開口13bが形成さ
れている。なお、乾式分析素子12の下面に付設された
バーコード、ドット等によるロット番号などが素子カー
トリッジ13の下方から読み取れるように底面に窓部が
形成されている。
【0035】また、前記検体アダプタ18は筒状に形成
され、上部から検体容器11が挿入される。この検体ア
ダプタ18は、不図示の識別部を有し、検体の種類(処
理情報)、検体容器11の種類(サイズ)等の情報が設
定され、測定の初期時点でサンプルトレイ2の外周部に
配設された識別センサ30(図2)によってその識別が
読み取られ、検体の希釈の有無、血漿濾過の有無などが
判別されると共に、検体容器11のサイズに伴う液面変
動量が算出され、それに応じた処理制御が行われる。血
漿濾過が必要な検体容器11に対しては、アダプタ18
に検体容器11を挿入した上に、濾過フィルターを備え
たホルダーがスペーサ(いずれも不図示)を介して装着
される。
【0036】点着部3および移送機構8は、サンプルト
レイ2と第1のインキュベータ4との間に素子搬送経路
Rと直交する方向に長い支持台61を備え、その上に移
動可能に摺動枠62が設置されている。この摺動枠62
には、点着用開口63a(図3)が形成された主素子押
え63および補助素子押え64が隣接して一体に移動可
能に装着されている。主素子押え63(補助素子押え6
4も同様)は、支持台61に面する底面に、前記素子移
動経路Rに沿って乾式分析素子12が通過する凹部63
bを有する。また、摺動枠62は、一端部がガイドバー
65に案内され、他端部側の長溝62aにピン66が係
合され、さらに、ラックギヤ62bに駆動モータ68の
駆動ギヤ67が噛合して移動される。支持台61には、
第2のインキュベータ5および廃却穴69が設置されて
いる。
【0037】そして、図2のように、主素子押え63が
点着部3に位置している際には、点着後の比色タイプの
乾式分析素子12は素子搬送機構7の素子搬送部材71
によって押し出されて第1のインキュベータ4に移送さ
れる。一方、電解質タイプの乾式分析素子12への点着
が行われると、摺動枠62が移動されて点着後の乾式分
析素子12は主素子押え63に保持されたまま支持台6
1上を滑るように第2のインキュベータ5に移送され、
電位差測定が行われる。その際には、補助素子押え64
が点着部3(点着位置)に移動し、その後に搬送される
比色タイプの乾式分析素子12に対する検体の点着およ
び第1のインキュベータ4への搬送が可能である。第2
のインキュベータ5での測定が完了すると、摺動枠62
がさらに移動されて測定後の乾式分析素子12を廃却穴
69に移送して落下廃却する。
【0038】点着装置6(図1)は、固定フレーム40
の水平ガイドレール41に、横方向に移動可能に保持さ
れた移動フレーム42を備え、この移動フレーム42に
昇降移動可能に2本の点着ノズル45が設置されてい
る。移動フレーム42には中央に縦ガイドレール43が
固着され、この縦ガイドレール43の両側に2つのノズ
ル固定台44が摺動自在に保持されている。ノズル固定
台44の下部には、それぞれ点着ノズル45の上端部が
固着され、上部に上方に延びる軸状部材が駆動伝達部材
47に挿通されている。ノズル固定台44と駆動伝達部
材47との間に介装された圧縮バネにより、ノズルチッ
プ14の嵌合力を得るようになっている。ノズル固定台
44は駆動伝達部材47と一体に上下移動可能であると
共に、点着ノズル45の先端部にノズルチップ14を嵌
合する際に、圧縮バネの圧縮でノズル固定台44に対し
て駆動伝達部材47が下降移動可能である。上記駆動伝
達部材47は、上下のプーリ49に張設されたベルト5
0に固定され、不図示のモーターによるベルト50の走
行に応じて上下移動する。なお、ベルト50の外側部位
には、バランスウェイト51が取り付けられ、非駆動時
の点着ノズル45の下降移動が防止される。
【0039】また、移動フレーム42は不図示のベルト
駆動機構によって横方向に駆動され、2つのノズル固定
台44は独自に上下移動するように、その横移動および
上下移動が制御され、2つの点着ノズル45は、一体に
横移動すると共に、独自に上下移動するようになってい
る。例えば、一方の点着ノズル45は検体用であり、他
方の点着ノズル45は希釈液用および参照液用である。
【0040】両点着ノズル45は棒状に形成され、内部
に軸方向に延びるエア通路が設けられ、下端にはピペッ
ト状のノズルチップ14がシール状態で嵌合される。こ
の点着ノズル45にはそれぞれ不図示のシリンジポンプ
等に接続されたエアチューブが連結され、吸引・吐出圧
が供給される。また、この吸引圧力の変化に基づき検体
等の液面検出が行えるようになっている。
【0041】チップ廃却部9は、搬送経路Rを上下方向
に交差して設けられ、上部材81および下部材82を備
える。このチップ廃却部9における前記支持台61に
は、楕円形に開口された落下口83が形成されている。
上部材81は支持台61の上面に固着され、落下口83
の直上部位には係合切欠き84が設けられ、下部材82
は支持台61の下面に落下口83の下方を囲むように筒
状に形成され、落下するノズルチップ14をガイドする
ようになっている。
【0042】そして、ノズルチップ14が装着されてい
る点着ノズル45を、上部材81内に下降させてから横
方向に移動させ、その係合切欠き84にノズルチップ1
4の上端を係合してから、点着ノズル45を上昇移動さ
せてノズルチップ14を抜き取り、外れたノズルチップ
14は落下口83を通して落下廃却される。
【0043】次に、比色測定を行う第1のインキュベー
タ4は、外周部に円環状の回転部材87を備え、この回
転部材87は内周下部に固着された傾斜回転筒88が下
部のベアリング89に支持されて回転自在である。回転
部材87の上部に上位部材90が一体に回転可能に配設
されている。上位部材90の底面は平坦であり、回転部
材87の上面には円周上に所定間隔で複数(図1の場合
13個)の凹部が形成されて両部材87,90間にスリ
ット状空間による素子室91が形成され、この素子室9
1の底面の高さは搬送面の高さと同一に設けられてい
る。また、傾斜回転筒88の内孔は測定後の乾式分析素
子12の廃却孔92に形成され、素子室91の乾式分析
素子12がそのまま中心側に移動されて落下廃却され
る。
【0044】上位部材90には図示しない加熱手段が配
設され、その温度調整によって素子室91内の乾式分析
素子12を所定温度に恒温保持する。また上位部材90
には素子室91に対応して乾式分析素子12のマウント
を上から押えて検体の蒸発防止を行う不図示の押え部材
が配設されている。上位部材90の上面には保温カバー
94が配設される一方、この第1のインキュベータ4は
全体が遮光カバー95によって覆われる。さらに、回転
部材87の各素子室91の底面中央には測光用の開口9
1aが形成され、この開口91aを通して図1に示す位
置に配設された測光ヘッド96による乾式分析素子12
の反射光学濃度の測定が行われる。第1のインキュベー
タ4の回転駆動は、不図示のベルト機構により行われ、
往復回転駆動される。
【0045】廃却機構10は、外周側から中心方向に素
子室91内に進退移動する廃却バー101を備えてい
る。この廃却バー101は後端部が水平方向に走行する
ベルト102に固定され、駆動モータ103の駆動によ
るベルト102の走行に応じ、素子室91から測定後の
乾式分析素子12を押し出して廃却する。なお、廃却孔
92の下方には測定後の乾式分析素子12を回収する回
収箱が配設される。
【0046】また、イオン活量を測定する第2のインキ
ュベータ5は、前述の摺動枠62の主素子押え63が上
位部材となり、その底部の凹部によって測定本体97の
上面との間に1つの素子室が形成される。この第2のイ
ンキュベータ5には、図示しない加熱手段が配設され、
その温度調整によって乾式分析素子12のイオン活量を
測定する部分を所定温度に恒温加熱する。さらに、測定
本体97の側辺部にはイオン活量測定のための3対の電
位測定用プローブ98が出没して乾式分析素子12のイ
オン選択電極に接触可能に設けられている。
【0047】なお、不図示の血漿濾過ユニットは、サン
プルトレイ2に保持された検体容器11(採血管)の内
部に挿入され上端開口部に取り付けられたガラス繊維か
らなるフィルターを有する不図示のホルダーを介して血
液から血漿を分離吸引し、ホルダー上端のカップ部に濾
過された血漿を保持するようになっている。
【0048】次に、上記のような生化学分析装置1のサ
ンプルトレイ2に設置されている素子飛び出し防止機構
を、図4および図5に基づき説明する。なお、前記図3
には素子飛び出し防止機構は図示していない。
【0049】前記サンプルトレイ2の回転ディスク21
における各素子搭載部24の下部には、弾性部材(板バ
ネ)による規制部材72が設置されている。この規制部
材72は、内周側の一端部の両側(片方は不図示)に取
付部72aを備え、該取付部72aが回転ディスク21
の底面に固着されている。規制部材72の外周側部分に
は上方に折り曲げられた規制部72bと、下方に屈曲し
た操作部72cとを備える。この規制部72bと操作部
72cとは、規制部材72の弾性力によって、上下方向
に移動可能に、かつ上方に付勢されて設置されている。
【0050】そして、上記規制部72bは、回転ディス
ク21を下方から上方に貫通して延び、上端部が素子搭
載部24に搭載された素子カートリッジ13の前記素子
取出口13aの前方に位置し、収容した乾式分析素子1
2の飛び出しを規制する規制状態(図4の状態)と、下
方に変形された待避状態(図5の状態)とに動作可能に
設けられている。上記操作部72cの下端部は水平方向
に屈曲されている。
【0051】上記規制部材72の待避状態への変形操作
は、図5に示すようなローラによる作動部材73によっ
て行われる。この作動部材73は、回転ディスク21の
外周部に位置する不図示の固定部位に設置され、前述の
操作部72cの下端水平部の上面側に当接可能である。
【0052】上記作動部材73は、前述の素子搬送経路
Rの下方に設置され、サンプルトレイ2の回転ディスク
21の回転動作に応じて、各素子搭載部24が素子搬送
経路Rすなわち素子取り出し位置へ移動した際に、その
素子搭載部24に設置された規制部材72の操作部72
cに当接し、該操作部72cを下方へ変位させて、規制
部材72を待避状態へ変形させるようになっている。
【0053】前記作動部材73は固定され、上下方向に
移動することなく、前記回転ディスク21の回転動作に
より、規制部材72の操作部72cが当接し、作動部材
73のローラでガイドされて下方へ変位操作される機構
である。なお、この作動部材73はローラで構成するほ
か、斜面を有するガイド等によっても形成可能である。
また、回転ディスク21が正転および逆転動作しても操
作部72cを押し下げ可能であり、また通過可能であ
る。
【0054】上記実施形態によれば、素子取り出し位置
にない素子搭載部24では、図4に示すように、この素
子搭載部24における規制部材72は作動部材73とは
当接していない規制状態にあり、その規制部72bが上
方位置にあって、該素子搭載部24に搭載された素子カ
ートリッジ13の素子取出口13aの前方に位置し、こ
の素子カートリッジ13に収容された乾式分析素子12
の素子取出口13aからの飛び出しを阻止している。こ
れにより乾式分析素子12の搬送不良や読み取り不良の
発生を防止する。
【0055】一方、図5に示すように、素子取り出し位
置に移動した素子搭載部24では、この素子搭載部24
における規制部材72の操作部72cが作動部材73と
当接して下方に変位操作され、その規制部72bが下方
位置の待避状態となり、該素子搭載部24に搭載された
素子カートリッジ13の素子取出口13aの前方を開放
し、この素子カートリッジ13に収容された乾式分析素
子12を素子搬送部材71によって素子取出口13aか
ら点着部3へ押し出す、正常な取り出し搬送が可能とな
る。
【0056】上記実施形態ではサンプルトレイ2の回転
ディスク21に規制部材72を取り付けているが、図7
に示すように、素子カートリッジ13に規制部材74を
取り付けてもよい。
【0057】つまり、図7に示す実施形態の規制部材7
4は、前記規制部材72と同様に弾性部材(板バネ)で
構成され、取付部74aが素子カートリッジ13の底面
に固着され、同様の規制部74bと操作部74cとを備
える。そして、規制状態では、規制部74bの上端部が
素子カートリッジ13の素子取出口13aの前方に位置
し、収容した乾式分析素子12の飛び出しを規制し、操
作部74cが前述と同様の作動部材73に当接して下方
へ変位し、規制部74bを待避状態として、素子カート
リッジ13の素子取出口13aの前方を開放し、収容さ
れた乾式分析素子12の取り出し搬送が可能となる。
【0058】次に、他の実施形態の素子飛び出し防止機
構を、図8および図9に基づき説明する。
【0059】本実施形態では、前記サンプルトレイ2の
回転ディスク21における各素子搭載部24の外周部位
に、揺動部材による規制部材75が設置されている。こ
の規制部材75は棒状であり、中間部がピン75aによ
り回転ディスク21の外周面に揺動自在に取り付けられ
ている。この規制部材75は下端部の規制部75bと、
上端部の突起状の操作部75cとを備える。上記規制部
75bは、素子搭載部24に搭載された素子カートリッ
ジ13の素子取出口13aの前方に連通する回転ディス
ク21の素子通過口21aに位置し、乾式分析素子12
の飛び出しを規制する規制状態(図8の状態)と、揺動
操作された待避状態(図9の状態)とに動作可能に設け
られている。この規制部材75は自由状態では、その自
重により常に鉛直方向となるように設定されている。
【0060】なお、上記規制部材75におけるピン75
aと規制部75bと操作部75cの位置関係は、上記以
外に乾式分析素子12の取り出し搬送を阻害しない範囲
で変更可能である。例えば、上端部をピン75aで支持
し、中間部または下端部に操作部75cを設けてもよ
い。また、上端部が規制部75bとなるようにしてもよ
い。
【0061】上記規制部材75の待避状態への揺動操作
は、図9に示すように、両側下部に当接斜面76aを有
するブロック状の作動部材76によって行われる。この
作動部材76は、回転ディスク21の外周部に位置する
不図示の固定部位に設置され、その当接斜面76aが前
述の操作部75cに当接可能である。この作動部材76
は、素子搬送経路R上に設置され、各素子搭載部24が
素子取り出し位置へ移動した際に、その素子搭載部24
に設置された規制部材75の操作部75cに当接し、規
制部材75を待避状態へ回動させるようになっている。
【0062】上記実施形態によれば、素子取り出し位置
にない素子搭載部24では、図8に示すように、この素
子搭載部24における規制部材75は作動部材76とは
当接していない規制状態にあり、その規制部75bが素
子通過口21aに干渉し、素子搭載部24に搭載された
素子カートリッジ13の素子取出口13aの前方に位置
し、乾式分析素子12の飛び出しを阻止している。
【0063】一方、図9に示すように、回転ディスク2
1の正転または逆転動作により、素子取り出し位置に移
動した素子搭載部24では、この素子搭載部24におけ
る規制部材75の操作部75cが作動部材76の一方の
当接斜面76aと当接して揺動操作され、その規制部7
5bが素子通過口21aより外れた待避状態となり、該
素子搭載部24に搭載された素子カートリッジ13の素
子取出口13aの前方を開放し、この素子カートリッジ
13に収容された乾式分析素子12の搬送が可能とな
る。
【0064】前記弾性部材による規制部材72,74お
よび揺動部材による規制部材75の形態は、上記実施形
態の他、適宜設計変更可能である。
【0065】なお、本実施の形態では、素子カートリッ
ジ13を用いて乾式分析素子12をサンプルトレイ2に
搭載しているが、これに限定されるものではなく、サン
プルトレイ2にガイド部材等を設けて乾式分析素子12
の位置決めができる構造としておけば、素子カートリッ
ジ13を用いないで乾式分析素子12をサンプルトレイ
2に搭載できる。この場合も、その素子搭載部位からの
素子取出口に前述のような規制部材および作動部材を設
置して乾式分析素子の飛び出しを防止するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の生化学分析装置の概略構
成を示す部分断面正面図
【図2】図1の要部機構の平面図
【図3】図1の乾式分析素子の搬送経路部分の断面正面
【図4】一実施形態の素子飛び出し防止機構を備えたサ
ンプルトレイの要部断面斜視図
【図5】図4のサンプルトレイの素子取り出し状態を示
す同要部断面斜視図
【図6】素子カートリッジの斜視図
【図7】他の実施形態に係る素子カートリッジの斜視図
【図8】他の実施形態に係る素子飛び出し防止機構を備
えたサンプルトレイの要部断面斜視図
【図9】図8のサンプルトレイの素子取り出し状態を示
す同要部断面斜視図
【符号の説明】
1 生化学分析装置 2 サンプルトレイ 3 点着部 7 素子搬送機構 11 検体容器 12 乾式分析素子 13 素子カートリッジ 13a 素子取出口 21 回転ディスク 21a 素子通過口 24 素子搭載部 71 素子搬送部材 72,74,75 規制部材 72b,74b,75b 規制部 72c,74c,75c 操作部 73,76 作動部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G045 AA13 AA15 CA25 CA26 CB03 FA11 GC12 HA10 2G058 BB02 BB09 BB15 CB04 CC09 CD04 CF09 CF28 EA02 EA07 EA11 EA16 ED35 GA01 GC02 GC06 GE01 GE03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検体の測定に必要な乾式分析素子をサン
    プルトレイに搭載し、前記サンプルトレイから取り出し
    て点着部へ搬送した乾式分析素子に検体を点着し、該検
    体の成分を測定する生化学分析装置において、 前記サンプルトレイに搭載された乾式分析素子の素子取
    出口の前方に位置し、搭載した乾式分析素子の飛び出し
    を規制する規制状態と待避状態とに動作可能な規制部材
    と、 前記サンプルトレイが作動して素子取り出し位置に移動
    した前記規制部材を待避状態に操作し、前記サンプルト
    レイからの乾式分析素子の取り出しを可能とする作動部
    材とを備えたことを特徴とする生化学分析装置。
  2. 【請求項2】 前記作動部材は固定部位に設置され、サ
    ンプルトレイの動作に応じて前記規制部材の一部に当接
    し、該規制部材を待避状態に操作することを特徴とする
    請求項1に記載の生化学分析装置。
JP2002089031A 2002-03-27 2002-03-27 生化学分析装置 Withdrawn JP2003287544A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203189A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Sysmex Corp 試料処理装置

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