JP2003287295A - ターボ冷凍機の容量制御駆動機構 - Google Patents

ターボ冷凍機の容量制御駆動機構

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JP2003287295A JP2002092297A JP2002092297A JP2003287295A JP 2003287295 A JP2003287295 A JP 2003287295A JP 2002092297 A JP2002092297 A JP 2002092297A JP 2002092297 A JP2002092297 A JP 2002092297A JP 2003287295 A JP2003287295 A JP 2003287295A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インレットガイドベーンの開度を制御するス
テッピングモータよりも安価で長期間使用可能であり、
インレットガイドベーンの駆動電力を増やすことなく、
かつ、圧縮機停止時にはインレットガイドベーンにより
流路を閉じることができるようにする。 【解決手段】 ターボ型圧縮機10の冷媒入力側に介装
された冷媒循環流量制御用の流量調節部と、流量調節部
を駆動する駆動源とを備えてなるターボ冷凍機におい
て、駆動源は、流体圧力で駆動する流体圧シリンダであ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流量調節部を有す
るターボ冷凍機の容量制御駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ターボ冷凍機は、ガス冷
媒を圧縮するターボ型圧縮機と、圧縮された該ガス冷媒
を凝縮・液化させる凝縮器と、該凝縮器で液化した液冷
媒の圧力を減圧する絞り弁と、減圧した該液冷媒を蒸発
させ外部から熱を奪う蒸発器とを備えて構成される。こ
のようなターボ冷凍機の冷凍能力の制御方法にはさまざ
まな形式があり、その中には容量(冷媒循環流量)を制
御する形式も含まれ、いろいろな容量制御形式が提案さ
れている。その一例として、ターボ冷凍機を構成するタ
ーボ型圧縮機内のインレットガイドベーンの開度をステ
ッピングモータにより変更して、冷媒流路面積を変える
ことにより容量制御する形式が挙げられる。
【0003】例えば、この種のターボ型圧縮機として遠
心圧縮機が知られている。遠心圧縮機は、筐体と、筐体
に回転自在に支持された主軸と、主軸に固定されたイン
ペラとを備え、筐体には吸入部と、ディフューザと、吐
出部とが形成され、吸入部にはインレットガイドベーン
が主軸回りに回転自在に設けられている。インレットガ
イドベーンは全てリンク機構で結合され、リンク機構に
はインレットガイドベーンを回転させるステッピングモ
ータが配設されている。
【0004】上記の構成からなる遠心圧縮機において
は、冷媒は吸入部からインレットガイドベーンを通り、
インペラに吸い込まれ、通過するインペラの作用によっ
てその速度及び圧力を増し、続いて通過するディフュー
ザでは速度が減少して運動エネルギを内部エネルギに変
換され、昇圧された後吐出部から流出される。
【0005】ここで、ステッピングモータを回転させ、
リンク機構を介して全てのインレットガイドベーンの向
き、つまり開度を変えて冷媒流路の断面積を狭くする
と、冷媒の流れ抵抗が増え冷媒循環流量が減少、つまり
容量が減少する。逆に冷媒流路の断面積を広くするよう
に開度を変更すると容量が増加する。インレットガイド
ベーンの開度はステッピングモータにより連続的かつ任
意に変化させることが出来るので、容量も連続的かつ任
意に制御できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の遠心
圧縮機においては、インレットガイドベーンの開度は、
リンク機構を介してステッピングモータにより制御され
る。遠心圧縮機の運転中には、ステッピングモータは、
冷媒流れがインレットガイドベーンに与える力、つまり
インレットガイドベーンを回転させる力を受け止め続け
なければならず、ステッピングモータに常に負荷がかか
った状態で連続使用されるので、価格の高いステッピン
グモータの使用可能期間が短くなるという問題があり、
同時に、常にステッピングモータに電流が流れている状
態になり、インレットガイドベーンの駆動電力が増える
という問題があった。
【0007】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は、インレットガイドベーンの
開度を制御するステッピングモータよりも安価で長期間
使用可能であり、インレットガイドベーンの駆動電力を
増やすことなく、かつ、圧縮機停止時にはインレットガ
イドベーンにより流路を閉じることができるターボ冷凍
機の容量制御駆動機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のターボ冷凍機の
容量制御駆動機構では、上記課題を解決するため、以下
の手段を採用した。請求項1にかかる発明は、前記ガス
冷媒を圧縮する前記ターボ型圧縮機と、圧縮された該ガ
ス冷媒を凝縮・液化させる前記凝縮器と、該凝縮器で液
化した前記液冷媒の圧力を減圧する前記絞り弁と、減圧
した該液冷媒を蒸発させ外部から熱を奪う前記蒸発器
と、該ターボ型圧縮機の前記冷媒入力側流路に介装され
た冷媒循環流量制御用の前記流量調節部を駆動する前記
駆動源とを備えてなるターボ冷凍機において、該駆動源
は、流体圧力で駆動する前記流体圧シリンダであること
を特徴とする。この発明にかかるターボ冷凍機の容量制
御駆動機構によれば、前記流量調節部は、流体圧力を流
体圧シリンダに導くことにより駆動される。
【0009】請求項2にかかる発明は、請求項1記載の
ターボ冷凍機の容量制御駆動機構において、前記流体圧
シリンダは、前記ターボ型圧縮機の前記吸入圧と前記吐
出圧との圧力差によって駆動されることを特徴とする。
この発明にかかるターボ冷凍機の容量制御駆動
機構によれば、該流体圧シリンダには、該ターボ型圧縮
機の前記吸入部から得られる該吸入圧と、前記吐出部か
ら得られる該吐出圧とが供給されるので、該流体圧シリ
ンダは、該吸入圧と該吐出圧との圧力差により駆動され
る。
【0010】請求項3にかかる発明は、請求項1又は2
記載のターボ冷凍機の容量制御駆動機構において、前記
流体圧シリンダは、中空円柱状の前記シリンダチューブ
と、その内部に配設され、前記一の部屋、前記二の部屋
を形成する前記ピストンロッドとを備えてなり、該一の
部屋又は該二の部屋いずれか一方の部屋に、該ピストン
ロッドを一方向に付勢する前記付勢部材を介装してなる
ことを特徴とする。この発明にかかるターボ冷凍機の容
量制御駆動機構によれば、該付勢部材は、該流体圧シリ
ンダ内の該一の部屋又は該二の部屋いずれか一方の部屋
に、該ピストンロッドを一方向に付勢するように介装さ
れているので、該一の部屋と該二の部屋との圧力に差が
なくなると、該ピストンロッドは、該付勢部材により常
に一定の方向に付勢される。
【0011】請求項4にかかる発明は、請求項1から3
のいずれかに記載のターボ冷凍機の容量制御駆動機構に
おいて、前記流量調節部が、前記主軸と、該主軸の軸線
から放射方向に延びる軸線を中心として回動可能に取付
けられた複数の前記羽根を備えてなり、該羽根は、前記
駆動源により駆動されることを特徴とする。この発明に
かかるターボ冷凍機の容量制御駆動機構によれば、該流
量調節部は、複数の該羽根を備えているため、前記冷媒
入力側流路の面積は、該羽根の回転により制御される。
【0012】請求項5にかかる発明は、請求項4記載の
ターボ冷凍機の容量制御駆動機構において、前記羽根の
角度を検出する前記開度センサと、該開度センサの出力
に基づいて、前記流体シリンダを制御する前記制御回路
部とを備えてなることを特徴とする。この発明にかかる
ターボ冷凍機の容量制御駆動機構によれば、該羽根の開
度は、該羽根の開度を検知する該開度センサの出力と、
該流体シリンダを制御する該制御回路部により制御され
るため、該羽根の開度は、所望の開度に制御される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。図1から図5はこの発明
の一実施形態を示す図である。この実施形態において、
ターボ型冷凍機は、ガス冷媒を圧縮するターボ型圧縮機
と、圧縮された該ガス冷媒を凝縮・液化させる凝縮器
と、該凝縮器で液化した液冷媒の圧力を減圧する絞り弁
と、減圧した該液冷媒を蒸発させ外部から熱を奪う蒸発
器とを備えて構成されるものであり、この構成は前述し
た従来のものと同様である。図1においてターボ型圧縮
機10は、筐体11と、筐体11に回転自在に支持され
た主軸12と、主軸12に固定されたインペラ13とを
備えている。筐体11と流路仕切り部14との間には、
ディフューザベーン15が形成され、筐体11の冷媒吸
入側の主軸12回りには、外筐16とガイドベーンボデ
ィ17とが備えられ、主軸12とガイドベーンボディ1
7との間には、吸入部18が形成されている。インレッ
トガイドベーン(羽根)19は、主軸12の軸線から放
射方向に延びる軸線を中心として回動可能にガイドベー
ンボディ17に配置され、リンクバー20がインレット
ガイドベーン19の外端に接合され、ガイドベーンボデ
ィ17回りに円環状のドライブリング21が配置され、
リンクバー20とドライブリング21とは、リング駆動
ピン22にて回動可能に接続されている。
【0014】図2、図3に示すように、回転軸23は外
筐16とガイドベーンボディ17に回転自在に支持さ
れ、回転軸23の主軸12側端部には第1アーム24が
設けられ、第1アーム24とドライブリング21とは回
動可能に接続され、回転軸23の他端にはピストンロッ
ド25と回動可能に接続された第2アーム26が設けら
れている。ピストンロッド25は、中空円柱状のシリン
ダチューブ27内に第2アーム26に近い側に一の部屋
28、他方に二の部屋29を形成するように配置され、
一の部屋28には、ピストンロッド25を二の部屋29
方向に付勢するバネ(付勢部材)30が配置されてい
る。
【0015】シリンダチューブ27には、一の部屋28
側端部とターボ型圧縮機10の吸入部18とに接続され
る第1排気流路31と、三方弁32に接続される第2排
気流路33とが設けられている。三方弁32には、ター
ボ型圧縮機10の吐出部(図に示されていない)と接続
される流入流路34と、シリンダチューブ27の二の部
屋29側端部と接続される流入出流路35とが接続され
ている。流入出流路35には、二の部屋29の冷媒圧力
を検出する圧力センサ36が備えられ、回転軸23に
は、インレットガイドベーン19の開度を検知する開度
センサ37が備えられ、圧力センサ36と開度センサ3
7との出力と、外部から入力される入力インレットガイ
ドベーン開度38とから三方弁32の開閉を制御する制
御回路部39が設けられている。
【0016】上記の構成からなるターボ型圧縮機10に
おいては、図1に示すように、冷媒は吸入部18からイ
ンレットガイドベーン19を通り、インペラ13に吸い
込まれ、通過するインペラ13の作用によってその速度
及び速度を増し、続いて通過するディフューザベーン1
5では速度が減少して運動エネルギを内部エネルギに変
換され、昇圧した後、吐出部(図に示されていない)か
ら流出される。
【0017】インレットガイドベーン19は、図2、図
3に示すように、全てのインレットガイドベーン19
が、リンクバー20とリング駆動ピン22とドライブリ
ング21とを介して回動可能に接続されているので、ド
ライブリング21が主軸12方向に前後しながら主軸1
2回りに回転すると、リング駆動ピン22を介して、全
てのリンクバー20がインレットガイドベーン19回り
に回転し、全てのインレットガイドベーン19が同時
に、同位相で回転する。また、ドライブリング21は、
回転軸23の第1アーム24と回転可能に接続されてい
るので、回転軸23を回すことにより、主軸12回りに
回転される。
【0018】回転軸23は、第2アーム26でピストン
ロッド25に回転可能に接続されており、ピストンロッ
ド25は、一の部屋28に配設されたバネ30と、二の
部屋29に導かれるターボ型圧縮機10の高圧吐出冷媒
とにより駆動され、回転軸23は、ピストンロッド25
により回される。例えば、図4に示すように、ターボ型
圧縮機10の高圧吐出冷媒が、流入流路34から三方弁
32、流入出流路35を通り、二の部屋29に流入さ
れ、吸入部18と連通している一の部屋28の圧力差に
より、ピストンロッド25は、一の部屋28方向へ押さ
れ、第2アーム26を介して回転軸23が回され、第1
アーム24を介してドライブリング21が回され、リン
グ駆動ピン22を介してリンクバー20が回され、イン
レットガイドベーン19が開き、吸入部18の流路面積
が広げられる。
【0019】また、図5に示すように、三方弁32を切
り替え、流入出流路35と第2排気流路33を連通させ
ると、二の部屋29の高圧吐出冷媒は流入出流路35か
ら三方弁32、第2排気流路33、一の部屋28、第1
排気流路31を通り吸入部18へ流れ、一の部屋28と
二の部屋29との間には圧力差がなくなり、ピストンロ
ッド25はバネ30により二の部屋29側に押され、回
転軸23、ドライブリング21、リンクバー20が上記
とは逆方向に回り、インレットガイドベーン19は閉じ
て、吸入部18の流路面積が狭くなる。
【0020】三方弁32は、制御回路部39により制御
され、制御回路部39には、回転軸23の開度センサ3
7と、二の部屋29の圧力を検知する圧力センサ36
と、外部から入力される入力インレットガイドベーン開
度38とが入力され、開度センサ37で検知されるイン
レットガイドベーン19の開度と、入力インレットガイ
ドベーン開度38とに差がなくなるようにフィードバッ
ク制御される。
【0021】上記の構成によれば、インレットガイドベ
ーン19の駆動源に、構造が複雑で高価なステッピング
モータの替わりに、流体圧シリンダ用いるため、インレ
ットガイドベーン19の駆動源の構造が簡単になる。そ
れにより、駆動機構の各部材寿命が長くなり、故障が少
なく、使用可能期間を長くすることができる。すなわ
ち、駆動源の価格が安くなり、寿命が長く、故障が少な
く、使用可能期間が長いため、ランニングコストに換算
しても安くなるという効果が得られる。また、インレッ
トガイドベーン19を駆動するステッピングモータが不
要になり、駆動電力を削減することができる。
【0022】さらに、流体圧シリンダの二の部屋29に
導かれるターボ型圧縮機10の吐出圧と、一の部屋28
に導かれる吸入圧との圧力差をインレットガイドベーン
19の駆動源にすることにより、他にインレットガイド
ベーン19の駆動源を追加することなく、インレットガ
イドベーン19を駆動するステッピングモータを不要と
し、駆動電力を削減することができる。
【0023】また、ターボ型圧縮機10が停止したと
き、吸入圧と吐出圧との圧力差がなくなるので、一の部
屋28の圧力と二の部屋29の圧力との間も圧力差がな
くなり、一の部屋28に配置されたバネ30により、イ
ンレットガイドベーン19は吸入部18を閉じ、それ以
上冷媒が流れるのを防ぐことができる。
【0024】また、ターボ型圧縮機10の容量制御運転
中には、インレットガイドベーン19の開度は、開度セ
ンサ36と、開度センサ36の出力に基づいて流体シリ
ンダを制御する制御回路部39とのフィードバック制御
により、自動的に所望の開度、つまり、入力インレット
ガイドベーン開度38に自動的に制御される。
【0025】なお、上記の実施の形態においては、イン
レットガイドベーンの駆動源に冷媒を圧縮するターボ型
圧縮機の吸入圧と吐出圧との圧力差を用いたものに適応
して説明したが、このインレットガイドベーンの駆動源
に冷媒を圧縮するターボ型圧縮機の吸入圧と吐出圧との
圧力差を用いたものに限られることなく、ターボ型圧縮
機の潤滑油圧縮機の吸入圧と吐出圧の圧力差を用いたも
の等、その他各種の流体圧力を用いたものに適応するこ
とができるものである。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、前記流量調節部は、流体圧力を流体圧シリ
ンダに導くことにより駆動されることができるので、駆
動構造が簡単になり、部材の寿命が長くなって使用可能
期間を長くすることができ、かつ、流体圧力を駆動源に
しているので、該流量調節部を駆動するモータ電力を削
減することができるという効果を奏する。
【0027】請求項2に係る発明によれば、前記流体圧
シリンダには、前記ターボ型圧縮機の前記吸入部から得
られる前記吸入圧と、前記吐出部から得られる前記吐出
圧とが供給されるので、該流体圧シリンダは、該吸入圧
と該吐出圧との圧力差により駆動されるので、駆動構造
が簡単になり、部材の寿命が長くなって使用可能期間を
長くすることができ、かつ、該吸入圧と該吐出圧との圧
力差を駆動源にしているので、該流量調節部を駆動する
モータ電力を削減することができるという効果を奏す
る。
【0028】請求項3に係る発明によれば、前記付勢部
材は、前記流体圧シリンダ内の前記一の部屋又は前記二
の部屋いずれか一方の部屋に、前記ピストンロッドを一
方向に付勢するように介装されているので、該一の部屋
と該二の部屋との圧力に差がなくなると、該ピストンロ
ッドは、該付勢部材により常に一定の方向に付勢される
ので、前記ターボ型圧縮機の運転が停止したとき、前記
冷媒入力側流路を閉じ、前記冷媒が流れることを防ぐこ
とができるという効果を奏する。
【0029】請求項4に係る発明によれば、前記流量調
節部は、複数の前記羽根を備えているため、前記冷媒入
力側流路の面積は、該羽根の回転により制御され、確実
に容量制御ができるという効果を奏する。
【0030】請求項5に係る発明によれば、前記羽根の
開度は、該羽根の開度を検知する該開度センサの出力
と、該流体シリンダを制御する該制御回路部とにより制
御されるため、該羽根の開度を、所望の開度に制御する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるターボ型圧縮機の一実施形態を
示す要部の縦断面図である。
【図2】 本発明によるターボ型圧縮機の一実施形態を
示す要部の横断面図である。
【図3】 本発明によるターボ型圧縮機の一実施形態を
示すA-A断面図である。
【図4】 本発明による容量駆動機構の一実施形態を示
す模式図である。
【図5】 本発明による容量駆動機構の一実施形態を示
す模式図である。
【符号の説明】
10 ターボ型圧縮機 12 主軸 19 インレットガイドベーン(羽根) 25 ピストンロッド 27 シリンダチューブ 28 一の部屋 29 二の部屋 30 バネ(付勢部材) 37 開度センサ 39 制御回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H021 BA06 DA11 3H034 AA02 AA18 BB03 BB06 CC03 DD07 DD26 EE15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス冷媒を圧縮するターボ型圧縮機と、
    圧縮された該ガス冷媒を凝縮・液化させる凝縮器と、該
    凝縮器で液化した液冷媒の圧力を減圧する絞り弁と、減
    圧した該液冷媒を蒸発させ外部から熱を奪う蒸発器と、
    前記ターボ型圧縮機の冷媒入力側流路に介装された冷媒
    循環流量制御用の流量調節部と、該流量調節部を駆動す
    る駆動源とを備えてなるターボ冷凍機において、 該駆動源は、流体圧力で駆動する流体圧シリンダである
    ことを特徴とするターボ冷凍機の容量制御駆動機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のターボ冷凍機の容量制御
    駆動機構において、 前記流体圧シリンダは、前記ターボ型圧縮機の吸入圧と
    吐出圧との圧力差によって駆動されることを特徴とする
    ターボ冷凍機の容量制御駆動機構。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のターボ冷凍機の容
    量制御駆動機構において、 前記流体圧シリンダは、中空円柱状のシリンダチューブ
    と、その内部に配設され、一の部屋、二の部屋を形成す
    るピストンロッドとを備えてなり、前記一の部屋又は前
    記二の部屋いずれか一方の部屋に、前記ピストンロッド
    を一方向に付勢する付勢部材を介装してなることを特徴
    とするターボ冷凍機の容量制御駆動機構。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のター
    ボ冷凍機の容量制御駆動機構において、 前記流量調節部は、主軸と、該主軸の軸線から放射方向
    に延びる軸線を中心として回動可能に取付けられた複数
    の羽根とを備えてなり、該羽根は、前記駆動源により駆
    動されることを特徴とするターボ冷凍機の容量制御駆動
    機構。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のターボ冷凍機の容量制御
    駆動機構において、 前記羽根の角度を検出する開度センサと、該開度センサ
    の出力に基づいて、前記流体圧シリンダを制御する制御
    回路部と備えてなることを特徴とするターボ冷凍機の容
    量制御駆動機構。
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