JP2003286206A - ジビニルベンゼンを含有するスチレン類の重合抑制方法 - Google Patents

ジビニルベンゼンを含有するスチレン類の重合抑制方法

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JP2003286206A
JP2003286206A JP2002094231A JP2002094231A JP2003286206A JP 2003286206 A JP2003286206 A JP 2003286206A JP 2002094231 A JP2002094231 A JP 2002094231A JP 2002094231 A JP2002094231 A JP 2002094231A JP 2003286206 A JP2003286206 A JP 2003286206A
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styrenes
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dinitrophenol
divinylbenzene
styrene
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Yasuhiro Nagasato
康広 永里
Shinichiro Kawashima
信一郎 川島
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジビニルベンゼンを含有するスチレン類の製
造または精製工程において、目的物であるスチレン類モ
ノマーの収率を低下させることなく、また関連設備のフ
ァウリング等の設備の運転上支障を来すことなく、これ
らの起因であるプロセス流体の重合を抑制する方法に関
する。 【解決手段】 ジビニルベンゼンを含んだスチレン類の
製造あるいは精製工程において、ジニトロフェノールも
しくはジニトロフェノールと他のニトロフェノール類を
添加しながらスチレン類の製造もしくは精製することを
ことによって解決することができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スチレン類の製
造、精製工程において、ジビニルベンゼンを含有するス
チレン類あるいはこのスチレン類を主成分とするプロセ
ス流体の重合を抑制する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スチレン類、特にスチレンはポリスチレ
ン、SBRなどの合成ゴム、ABS樹脂などの製造原料
として産業上非常に重要な化合物であり、工業的に多量
に生産されている。
【0003】スチレン類は極めて重合しやすく、その製
造あるいは精製工程において、熱が加わるなどの要因に
より重合物を生じ、目的物であるスチレン類モノマーの
収率を低下させ、さらに関連設備の中にファウリング
(汚れ)を生じ設備の運転上支障を来すなどの問題があ
る。
【0004】その対策として、重合抑制剤をプロセス流
中に添加する方法が提案され、実用に供されている。こ
のような重合抑制剤としては、例えばフェノール類、ニ
トロソフェノール類、ニトロフェノール類(例えば、特
開昭63−316745号公報)、ピペリジン−1−オ
キシル類(例えば、特開平1−165534号公報)等
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スチレ
ン類の製造工程、精製工程は一般に温度が高く(80〜
130℃)、また溶存酸素の少ない条件で運転されてお
り、そのような条件下ではフェノール類、ニトロソフェ
ノール類、ニトロフェノール類、ピペリジン−1−オキ
シル類では重合を充分に抑えられないのが実情であっ
た。
【0006】また、従来スチレン類としては、スチレ
ン、メチルスチレン、エチルトルエン、ジビニルベンゼ
ンなどの芳香族ビニル化合物が挙げられていた(特開平
9−268138号公報)。しかし、これらのスチレン
類の製造工程、精製工程などには何らかの不純物が含ま
れている場合に、その重合抑制効果が同一であるかどう
かについて検討されていなかった。そこで、これらのス
チレン類の製造工程、精製工程における重合特性を検討
した結果、スチレン類を製造する場合に副生する不純物
あるいはスチレン類を精製する場合にスチレン類に含ま
れる不純物が影響していることを知見した。特に、ジビ
ニルベンゼンが共存している場合には、ジビニルベンゼ
ンの反応性が高い為、スチレン類とジビニルベンゼンが
容易に反応することにより設備中のファウリング(汚
れ)を引き起こし、長期運転上の支障となっていること
をみいだしたので、この存在下での重合抑制効果を検討
した。
【0007】本発明の目的は、スチレン類を製造する場
合に副生するジビニルベンゼンを含有するスチレン類の
製造あるいはジビニルベンゼンを含有するスチレン類の
精製工程における酸素希薄な高温条件下においても優れ
た重合抑制効果を有し、且つその効果が長く持続し、当
該装置の安全運転を容易にする方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ジビニル
ベンゼンを含んだスチレン類の重合特性を詳しく調査、
研究を行った結果、ジニトロフェノールが極めて効果的
にジビニルベンゼンを含有するスチレン類の重合が抑制
されることを見いだした。また、ジニトロフェノールを
含む2種類のニトロフェノール類の添加が効果的に重合
を抑制することをも見いだし、この知見に基づいて本発
明をなすに至った。
【0009】すなわち、本発明は、ジビニルベンゼンを
含んだスチレン類の製造あるいは精製工程において、ジ
ニトロフェノールを添加することを特徴とするスチレン
類の重合抑制方法である。さらには、ジニトロフェノー
ルと他のニトロフェノール類の併用添加することを特徴
とするジビニルベンゼンを含有するスチレン類の重合抑
制方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の方法について詳細
に説明する。
【0011】本発明におけるスチレン類としては、スチ
レン、メチルスチレン、エチルスチレンをいうものとす
る。また、従来スチレン類としては、ジビニルベンゼン
も挙げられていたが本発明では前記したようにジビニル
ベンゼンがスチレン類の不純物として含まれる場合、ス
チレン類とジビニルベンゼンが容易に反応し好ましくな
い。特に、ジビニルベンゼンの不純物としての量は限定
されるものではないが、20〜3,000ppm含んだ
スチレン類に本発明は好ましく適用される。
【0012】本発明におけるジニトロフェノールとして
は、2,4−ジニトロフェノール、2,5−ジニトロフ
ェノールが挙げられ、これらの混合物でも単一化合物で
もよい。
【0013】本発明におけるジニトロフェノール以外の
ニトロフェノール類には、ニトロフェノール、ニトロク
レゾール、ニトロレゾルシノール、ニトロナフトール、
ジニトロクレゾール、ジニトロレゾルシノール、ジニト
ロナフトール、ジニトロブチルフェノールが挙げられ
る。さらに具体的に挙げれば、o−ニトロフェノール、
m−ニトロフェノール、p−ニトロフェノール、3−ニ
トロ−o−クレゾール、5−ニトロ−o−クレゾール、
2−ニトロ−m−クレゾール、4−ニトロ−m−クレゾ
ール、2−ニトロ−p−クレゾール、3−ニトロ−p−
クレゾール、4−ニトロ−レゾルシノール、1−ニトロ
−2−ナフトール、2−ニトロ−1−ナフトール、2,
6−ジニトロ−p−クレゾール、4,6−ジニトロ−o
−クレゾール、2,4−ジニトロ−1−ナフトール、
1,5−ジニトロ−2−ナフトールである。
【0014】本発明は、ジニトロフェノールを単独で用
いる場合以外に、ジニトロフェノールにニトロフェノー
ル類を併用使用することができる。ジニトロフェノール
とニトロフェノール類との組成比は、10:0〜1:9
重量比である。この範囲でジニトロフェノールとニトロ
フェノール類を組み合わせることにより、ニトロフェノ
ール類単独の場合より遥かに効果が大きくなり、相乗効
果がみられる。この組成比は、対象とするスチレン類の
重合抑制効果を期待する上で適当な範囲として見いださ
れたものであり、この範囲の外でもそれなりの重合抑制
効果はあるが、本発明の相乗効果は充分に発揮されな
い。またそれらの添加量は、使用条件、重合抑制の必要
度などにより決められるが、一般的には対象とするスチ
レン類に対し、ジニトロフェノールとニトロフェノール
類の合計量が500〜3,000ppmであることが好
ましい。
【0015】本発明における添加量は、対象とするスチ
レン類の重合抑制効果を期待する上で適当な範囲として
見いだされたものであり、この範囲より小さいと期待の
効果が充分でなく、またこの範囲より多いと効果は充分
にあるが、添加量の割に効果は大きくならず、経済的見
地から好ましくない。
【0016】本発明におけるジニトロフェノール並びに
ジニトロフェノールとニトロフェノール類の混合物の添
加場所は、スチレン類が重合しファウリングとして問題
化する箇所よりプロセスの上流部に添加する。例えばス
チレンは一般にエチルベンゼンの脱水素反応によって製
造され、生成したスチレンと未反応エチルベンゼンを連
続的に蒸留分離しており、そのエチルベンゼン脱水素後
の蒸留塔群に供給する。ジニトロフェノールとニトロフ
ェノール類は、予め両者を適正な混合比で混合し、その
プロセス流体と同じもの、例えばスチレンの場合にはエ
チルベンゼンや粗スチレンに溶解して添加するのが実際
上便利ではあるが、各成分を別々に溶解し添加し、装置
内で適正混合比に保つことも可能である。添加に際し
て、ある箇所に一括添加する、あるいはいくつかの箇所
に分けて分散添加するなどの方法がとられる。また、ジ
ニトロフェノールは、常温においてエチルベンゼンに4
重量%程度しか溶解しないため、溶液調製の作業性やハ
ンドリングの容易性の見地からニトロフェノール類との
混合して用いることも作業性の点から利点がある。
【0017】本発明において、ジニトロフェノールとニ
トロフェノール類以外に、公知の他の重合抑制剤を併せ
て用いることになんら制限を加えるものではない。
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。もちろん、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0018】実験方法 還流冷却器を備えた3っ口セパラブルフラスコに各実験
番号で示した表1,2,3の条件の下でジビニルベンゼ
ンを含有させたスチレンモノマー1000g、及び重合
抑制剤を所定量入れ、高純度窒素ガスを液中に連続的に
吹き込み溶存酸素を除いた。次いでこれを温度120℃
に保持し、一定時間毎に内容物の一部を取り出し、液中
のポリマー生成量、生成ポリマーの分子量分布を測定し
た。なお、ポリマー生成量(濃度)、生成ポリマーの分
子量分布は、GPC分析により求めた。ポリマー濃度
は、仕込み濃度とGPC分子量分布曲線から面積比で計
算して求めた。
【0019】得られたられた結果を一括して表1、表
2、表3に示した。本発明のジニトロフェノール単独、
あるいはジニトロフェノールとニトロフェノール類の組
み合わせにより、ジビニルベンゼンを含有するスチレン
の重合が抑制され、重合体の生成が少なくなっているこ
とがわかる。
【0020】表1の実験No.1より、ジニトロフェノ
ール使用時の重合時間8時間におけるポリマー濃度は1
1.9%であるのに対し、実験No.2よりジニトロブ
チルフェノール使用時の重合時間8時間におけるポリマ
ー濃度は23.8%である。
【0021】また、表1の実験No.1より、ジニトロ
フェノール使用時の重合時間10時間における重量平均
分子量Mwは約23万であるのに対し、実験No.2の
ジニトロブチルフェノール使用時の重合時間10時間に
おける重量平均分子量Mwは約130万であり、高分子
量のポリマーの成長が進んでいる。
【0022】また、同一重合時間でのジニトロフェノー
ルとジニトロブチルフェノールの混合割合の検討した。
表2の実験No.3より、ジニトロブチルフェノールの
みの使用時の重合時間6時間におけるポリマー濃度は
5.86%であるのに対し、実験No.4のジニトロフ
ェノールを61ppm添加した場合の重合時間6時間に
おけるポリマー濃度は2.91%で、少ないものであっ
た。
【0023】また、表2の実験No.3より、ジニトロ
ブチルフェノール単独使用時の重合時間11時間におい
ては重量平均分子量Mwが約134万のポリマーがある
のに対し、実験No.4のジニトロフェノールを61p
pm添加した場合の重合時間11時間における重量平均
分子量Mwは約29万程度であり、ポリマーの生成の抑
制に効果がある。
【0024】また、表3の実験No.5、6にさらに、
ジニトロブチルフェノールとジニトロフェノールを併用
添加した結果を示した。これらの実験よりジニトロフェ
ノール単独、あるいはジニトロフェノールとニトロフェ
ノール類の組み合わせが、ニトロフェノール類単独の場
合に比較してジビニルベンゼンを含有するスチレンの重
合体の生成抑制に優れた相乗効果を発揮していることが
知見された。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】なお、本発明で評価したGPS分析の条件
は、装置に東ソー(株)製、「SYSTEM−21」を
使用し、カラムにはPL社製のMIXD−C(7.5m
mφ×30cm)を3本直列して行った。測定条件は、
流量は1ml/min、温度は40℃、溶媒はテトラヒ
ドロフラン、濃度は0.2質量%、注入量は100μ
l、検出器はRIである。また、検量線には標準ポリス
チレン(PolymerLaboratories製)
を用いて作製し使用した。測定される分子量は約200
〜1000万である。
【0029】ジビニルベンゼン濃度はガスクロ法によっ
て測定した。また、ジニトロフェノール、ジニトロフェ
ノール類の添加剤の濃度は吸光度法によって測定した。
【0030】
【発明の効果】ジビニルベンゼンを含んだスチレン類の
製造あるいは精製工程において、ジニトロフェノール並
びにジニトロフェノールとニトロフェノール類の組み合
わせが、ニトロフェノール類単独の場合に比較してジビ
ニルベンゼンを含有するスチレン類あるいはこれを主成
分とするプロセス流体の重合を効率よく抑制し、且つそ
の効果が長く持続し、該装置の安全運転を容易にするこ
とを可能とした。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジビニルベンゼンを含有するスチレン類
    の製造または精製工程において、ジビニルベンゼンを含
    有するスチレン類に、少なくともジニトロフェノールを
    添加することを特徴とするジビニルベンゼンを含有する
    スチレン類の重合抑制方法。
  2. 【請求項2】 ジニトロフェノールと他のニトロフェノ
    ール類を添加することを特徴とする請求項1記載のジビ
    ニルベンゼンを含有するスチレン類の重合抑制方法。
  3. 【請求項3】 ジニトロフェノールとジニトロブチルフ
    ェノールを添加することを特徴とする請求項1または2
    記載のジビニルベンゼンを含有するスチレン類の重合抑
    制方法。
  4. 【請求項4】 ジビニルベンゼンを含有するスチレン類
    の製造または精製工程において、ジビニルベンゼン含有
    量がスチレン類中に20〜3,000ppmであること
    を特徴とする請求項1及至3記載のジビニルベンゼンを
    含有するスチレン類の重合抑制方法。
  5. 【請求項5】 ジビニルベンゼンを含有するスチレン類
    の製造または精製工程において、スチレン類がスチレン
    であることを特徴とする請求項1及至4記載のジビニル
    ベンゼンを含有するスチレン類の重合抑制方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006182717A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Hakuto Co Ltd ジビニルベンゼンと芳香族ビニル化合物を含む共重合体の重合抑制方法
JP2006182718A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Hakuto Co Ltd ジビニルベンゼンと芳香族ビニル化合物を含む共重合体の重合抑制方法
JP2008266491A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Idemitsu Kosan Co Ltd シンジオタクチックポリスチレン系樹脂シート又はフィルム

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