JP2003285649A - ホイール式作業機 - Google Patents

ホイール式作業機

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JP2003285649A
JP2003285649A JP2002093114A JP2002093114A JP2003285649A JP 2003285649 A JP2003285649 A JP 2003285649A JP 2002093114 A JP2002093114 A JP 2002093114A JP 2002093114 A JP2002093114 A JP 2002093114A JP 2003285649 A JP2003285649 A JP 2003285649A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行体の旋回台下方部分を扁平形状部に、旋
回台の後方部分を嵩高形状部に形成し、この嵩高形状部
を利用することにより、旋回台の位置を高くすることな
く、走行体にエンジンを搭載できるようにする。 【解決手段】 前後輪2、3を有する走行体4にエンジ
ン13及び動力伝達機構14を有する走行駆動装置12
を設け、この走行体4上に旋回軸5を介して旋回台6を
設け、この旋回台6上に運転席7と、この運転席7の前
方に配置された操縦装置8と、この操縦装置8の近傍に
配置された対地作業装置9とを備えており、前記走行体
4は旋回台6の下方部分が扁平形状部4Aでかつ旋回台
6の後方部分が嵩高形状部4Bである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後輪及び旋回対
地作業装置を有するホイール式作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術においては、特開20
01ー97017号公報に開示されているように、前後
輪を有する走行体上に旋回軸を介して旋回台を設け、こ
の旋回台上に、運転席及び操縦装置を有する上部構造体
と、昇降自在な作業具を有する対地作業装置とを備えて
構成されており、エンジンは上部構造体の一部として旋
回台に搭載され、運転席は旋回軸の真上に配置されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、前後輪で高速路上走行ができ、対地作業装置を旋回
させながらかつ作業具を昇降させながら掘削等の対地作
業ができるが、エンジンは旋回台上に搭載されているの
で、上部構造体は後部が大きく膨らみ、旋回軸から後端
までの距離が極めて長く、その後端が後輪の後端からさ
らに大きく突出する構造となっており、狭い場所での旋
回作業が非常に困難になっている。また、エンジンが旋
回台上に搭載されていることにより、機体重心が比較的
上位に位置することになり、走行安定性を向上し難く、
上部構造体の質量が高いので、旋回作業性も向上し難い
ものとなっている。
【0004】ところで、従来においては、走行体に大き
な体積のものを搭載することは、旋回台の位置を高く
し、走行安定性及び旋回作業性を共に悪化させると考え
られており、そのためにエンジンを旋回台に搭載させる
のが常識になっている。本発明は、このような従来技術
の問題点を解決できるようにしたホイール式作業機を提
供することを目的とする。本発明は、走行体における旋
回台下方部分を扁平形状部に、旋回台後方部分を嵩高形
状部にそれぞれ形成し、この嵩高形状部を利用すること
により、旋回台の位置を高くすることなく、走行体にエ
ンジンを搭載できるようにしたホイール式作業機を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、前後輪2、3を有する走
行体4にエンジン13及び動力伝達機構14を有する走
行駆動装置12を設け、この走行体4上に旋回軸5を介
して旋回台6を設け、この旋回台6上に運転席7と、こ
の運転席7の前方に配置された操縦装置8と、この操縦
装置8の近傍に配置された対地作業装置9とを備えてお
り、前記走行体4は旋回台6の下方部分が扁平形状部4
Aでかつ旋回台6の後方部分が嵩高形状部4Bであるこ
とである。
【0006】これによって、旋回台6の位置を高くする
ことなく、走行体4にエンジン13を搭載可能な嵩高形
状部4Bを形成でき、走行安定性及び作業安定性を向上
できる。本発明における課題解決のための第2の具体的
手段は、第1の具体的手段に加えて、前記走行体4の嵩
高形状部4Bにエンジン13を配置し、前記扁平形状部
4Aに動力伝達機構14を配置していることを特徴とす
る請求項1に記載のホイール式作業機。
【0007】これによって、旋回台6を低位置に配置し
た上で、走行体4にエンジン13を配置でき、走行安定
性及び作業安定性を向上できる。本発明における課題解
決のための第3の具体的手段は、第2の具体的手段に加
えて、前記エンジン13はクランク軸13Aの軸心が前
後方向又は左右方向に沿う配置であることである。これ
によって、旋回台6を低位置に配置した上で、走行体4
にエンジン13を配置でき、走行安定性及び作業安定性
を向上できる。
【0008】本発明における課題解決のための第4の具
体的手段は、第2又は3の具体的手段に加えて、前記扁
平形状部4Aの動力伝達機構14は旋回軸5の周囲に配
置していることである。これによって、動力伝達機構1
4を前後、左右、上下方向にコンパクトに配置できる。
本発明における課題解決のための第5の具体的手段は、
第1〜4のいずれかの具体的手段に加えて、前記動力伝
達機構14はトランスミッション26を有し、このトラ
ンスミッション26の入力軸27及び出力軸28を略前
後方向に沿わせかつ左右方向に分離配置していることで
ある。
【0009】これによって、トランスミッション26の
上下嵩を小さくできる。本発明における課題解決のため
の第6の具体的手段は、第5の具体的手段に加えて、前
記動力伝達機構14はトランスミッション26の出力軸
28を走行体4の左右中央から一側に偏位させ、自在継
手軸29を介して前後輪2、3の少なくとも一方に連動
していることである。これによって、トランスミッショ
ン26から前後輪2、3へ動力伝達が可能になり、油圧
動力でなく、軸回転動力で前後輪2、3を駆動できる。
【0010】本発明における課題解決のための第7の具
体的手段は、第5又は6の具体的手段に加えて、前記動
力伝達機構14はトランスミッション26の左右一側前
方に油圧ポンプ30を配置していることである。これに
よって、油圧ポンプ30の配置が良好になり、動力伝達
機構14をコンパクトに構成できる。本発明における課
題解決のための第8の具体的手段は、第1〜7のいずれ
かの具体的手段に加えて、前記前後輪2、3を縣架した
前後車軸ケース31、32の少なくとも一方を、走行体
4に対して前後軸回り揺動自在に支持していることであ
る。
【0011】これによって、前後輪2、3を地面の凹凸
に追従させて、走行安定性を向上すると共に、乗り心地
を良好にできる。本発明における課題解決のための第9
の具体的手段は、第1〜8のいずれかの具体的手段に加
えて、前記前後輪2、3を略同径又は異径に設定してい
ることである。これによって、対地作業の主たる作業に
合わせて前後輪2、3の径を選択することができる。
【0012】本発明における課題解決のための第10の
具体的手段は、第1〜9のいずれかの具体的手段に加え
て、前記前後輪2、3の少なくとも一方をハンドル操舵
可能にしていることである。これによって、ハンドル操
舵が容易にできる。本発明における課題解決のための第
11の具体的手段は、第1〜10のいずれかの具体的手
段に加えて、前記走行駆動装置12は前後輪2、3の少
なくとも一方に動力を伝達していることである。
【0013】これによって、トランスミッション26か
ら前後輪2、3の少なくとも一方を駆動して路上走行す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜10において、ホイール式
作業機1は大別して、前後輪2、3を有する4ホイール
式の走行体4と、この走行体4上に旋回軸5を介して設
けられた旋回台6並びにその上の運転席7及び操縦装置
8を有する上部構造体11と、旋回台6に設けられた対
地作業装置9と、走行体4の前部に設けられたスタビラ
イザ10とを備えている。
【0015】走行体4はエンジン13及び動力伝達機構
14を有する走行駆動装置12、車体フレーム21、前
輪2を縣架している前輪装置61F、後輪3を縣架して
いる後輪装置61R等を備えている。なお、走行体4は
エンジン13を搭載している側を前、反対のスタビライ
ザ10を装着している側を後と称し、運転席7の前方に
操縦装置8を配置している。図3、5、7において、前
記車体フレーム21は、左右一対の板形状の側部フレー
ム22の前後部を板形状の前後フレーム23F、23R
で連結して四角箱形状に形成されており、この車体フレ
ーム21の後部内にエンジン13を配置して左右側部フ
レーム22と連結し、左右側部フレーム22の後部にラ
ジエータ62を搭載している。
【0016】前輪装置61Fは、円筒状の前車軸ケース
63F内に前輪デフ装置64Fを収納し、この前車軸ケ
ース63Fの左右方向中央を、車体フレーム21の前下
部に前後方向のセンタピン65Fを介して左右端部が上
下揺動するように支持している。前車軸ケース63Fの
左右端部にキングピン66F回り揺動自在に終伝動ケー
ス67Fを設け、この終伝動ケース67Fを支持された
車輪軸68Fに前輪2を取り付け、前操舵手段69Fで
終伝動ケース67Fを介して左右前輪2を操舵可能にし
ている。
【0017】後輪装置61Rは前輪装置61Fと同様
に、円筒状の後車軸ケース63R内に後輪デフ装置64
Rを収納し、この後車軸ケース64Rの左右方向中央
を、車体フレーム21の後下部の前後方向のセンタピン
65Rを介して左右端部が上下揺動するように支持して
いる。後車軸ケース63Rの左右端部にキングピン66
R回り揺動自在に終伝動ケース67Rを設け、この終伝
動ケース67Rに支持された車輪軸68Rに後輪3を取
り付け、後操舵手段69Rで終伝動ケース67Rを介し
て左右後輪3を操舵可能にしている。
【0018】前後各操舵手段69は、車軸ケース63に
設けられた油圧シリンダ71と、この油圧シリンダ71
のピストンロッド71aの両端と左右終伝動ケース67
とを連結するタイロッド72とで構成されていて、ピス
トンロッド71aの左右移動で左右終伝動ケース67を
キングピン66回りに回動して、車輪2、3を操舵す
る。前記走行体4は、走行駆動装置12から前輪デフ装
置64F及び後輪デフ装置64Rへ動力が伝達される2
軸4輪駆動型であり、1つのハンドル73の操舵で前後
操舵手段69F、69Rを介して前後輪2、3を互いに
逆方向(又は同一方向でもよい)に操舵する4輪操舵型
となっている。
【0019】しかし、走行体4は、前後輪2、3のどち
らか一方のみを駆動輪、操舵輪にし、他方を従動輪、直
進輪に設定する構成でもよく、前後輪2、3のどちらか
一方のみ常時駆動及び常時操舵する構成で、適宜他方を
駆動したり操舵したりする構成にしてもよい。前記前後
輪2、3は略同径のものを使用しているが、前後どちら
か一方が大径の異径であってもよい。図1、2、5、6
において、走行体4の左右側部(側部フレーム22)に
は、前後輪2、3間において、左右一側(左側)に燃料
タンク16が取り付けられ、左右他側(右側)に作動油
タンク17とその後方のバッテリ18が装備されてい
る。燃料タンク16と作動油タンク17は左右逆になっ
てもよく、左右分離配置することにより、走行体4の左
右の重量バランスを良好にすると共に、前後輪2、3間
の空間を有効利用している。
【0020】走行体4の前部(前フレーム23)には、
スタビライザ10を装着するために、左右一対のアーム
支持部74と、中央上部のシリンダ支持部75とが前方
突出状に形成されている。スタビライザ10はブレード
76と、このブレード76に取り付けられて前記アーム
支持部74に横軸回り昇降自在に枢支された左右一対の
アーム77と、シリンダ支持部75に枢支されていてス
タビライザ10を昇降動作させる作動シリンダ78とを
有しており、ブレード76を地表に当接可能又は地中に
突入可能になっている。
【0021】このスタビライザ10は、走行体4におけ
るエンジン13の配置側と逆になっているが、エンジン
13と同側に配置してもよく、走行体4の後側に配置し
てもよい。このスタビライザ10はバックホーのドーザ
装置と略同一構造及び略同一機能を有するが、対地作業
装置9による掘削作業を主たる作業にすると、走行体4
のスタビライザ(アウトリガ)としての機能が主体にな
る。走行体4には、その上面、前後輪2、3、燃料タン
ク16、作動油タンク17及びバッテリ18等を覆うカ
バー24が、車体フレーム21に取り付けられている。
このカバー24は、合成樹脂で形成することもできる
が、比較的厚肉の鉄板で形成して、対地作業時の走行体
4の安定化を計るウエイトを兼ねさせることが好まし
い。
【0022】前記カバー24は図2、4、9、10に示
すように、平面視略矩形状であり、前部は左右前輪2の
フェンダ部分の間が凹部24Bを有する凹形状であり、
前輪2の最上部よりも低くなっていて、前方掘削時の対
地作業装置9と干渉しないようにしており、また、前後
輪2、3のフェンダ部分の間も凹形状であり、燃料タン
ク16及び作動油タンク17を覆う左右側部は、旋回台
6上に乗降するためのステップ部24Aとなっている。
即ち、カバー24はフェンダとウエイトとステップとを
兼ねており、作業員はステップ部24Aだけでなく、そ
の上のどの部位にも乗ることができる。
【0023】前記カバー24を有する走行体4は、旋回
台6の下方部分が扁平形状部4Aでかつ旋回台6の後方
部分が嵩高形状部4Bになっており、嵩高形状部4Bに
はカバー24の一部を構成するボンネットカバー80が
着脱自在又は開閉自在に設けられている。80aはボン
ネットカバー80に形成した空気孔である。走行体4の
前記嵩高形状部4Bのボンネットカバー80内にはエン
ジン13が配置され、前記扁平形状部4Aには動力伝達
機構14が配置されている。この動力伝達機構14を内
蔵した扁平形状部4Aの上方に旋回台6が配置され、エ
ンジン13は旋回台6の下方から飛び出した配置構造に
なっている。
【0024】前記エンジン13はクランク軸13Aの軸
心を左右方向に配置してもよいが、ここでは前後方向に
沿う配置であり、左右方向の中心13Sは車体フレーム
21の左右方向中心(旋回軸5の中心線5Sを通る)か
ら左右一方(左側)にずれて配置されている。エンジン
13の後方側に配置されたラジエータ62は、車体フレ
ーム21の左右方向中心に配置してもよいが、エンジン
13と同じ側に偏位して配置されている。従って、走行
体4の重心が若干左側に偏位しており、後述する対地作
業装置9の配置とは左右逆になっている。
【0025】前記扁平形状部4Aの動力伝達機構14は
機械式トランスミッションでもよいが、ここではポンプ
81とモータ82とを有する静油圧式のトランスミッシ
ョン26を採用しており、このトランスミッション26
のミッションケース83に、エンジン13から動力が伝
達されるポンプ81側の入力軸27とモータ82側の出
力軸28とを支持し、これらをそれぞれ略前後方向に沿
わせ、かつ車体フレーム21の左右方向中心から偏位さ
せて左右分離配置している。前記入力軸27はミッショ
ンケース83から前後に突出していて、後方側はフライ
ホィールを介してクランク軸13Aと連結され、前方側
は一対のギヤ84を介して作動油供給用の油圧ポンプ8
5を駆動するようになっている。
【0026】前記出力軸28はミッションケース83か
ら前後に突出していて、前後自在継手軸29F、29R
を介して前輪デフ装置64F及び後輪デフ装置64Rの
各ベベルピニオン軸86F、86Rと連結されている。
前後輪2、3への動力伝達に前後自在継手軸29F、2
9Rを使用することにより、センタピン65F、65R
から左右方向にずれた位置にあっても、前後車軸ケース
63F、63Rの上下揺動を許容している。図2〜6に
おいて、走行体4上には旋回台6を旋回自在に支持する
旋回軸5及び旋回軸受36と、旋回軸受36の内周に設
けたリングギヤ88と、このリングギヤ88と噛合して
いる駆動ピニオン89と、この駆動ピニオン89を駆動
して旋回台6を旋回させる油圧式旋回モータ15とが設
けられている。
【0027】旋回軸受36の中心5Sに配置された旋回
軸5はスイベルジョイントで構成され、油圧ポンプ85
と対地作業装置9とを接続する作動油路、操縦装置8と
走行駆動装置12とを接続する配線等を、旋回台6が回
転しているときでも接続可能にしている。前記旋回モー
タ15、自在継手軸29、油圧ポンプ85等は走行駆動
装置12の動力伝達機構14の一部を構成するものであ
り、車体フレーム21の上下幅内に略納められ、旋回軸
5の周囲で、上下方向においても、前後方向及び左右方
向においてもコンパクトに配置されている。
【0028】前記旋回台6と、旋回軸5の旋回台6の後
上部に配置された運転席7と、この運転席7の前方の旋
回台6前部に配置された操縦装置8等によって上部構造
体11が構成されている。前記旋回軸5の中心5Sは、
前後輪2、3の軸間中心Pより若干前側に配置し、この
旋回軸5を境にして、旋回台6の後側に運転席7を、前
側に操縦装置8及び対地作業装置9をそれぞれ配置して
おり、上部構造体11は前端が操縦装置8であり、後部
が運転席7であってその後方には大きな搭載物がないの
で、前後方向の寸法が極めて短くなっている。
【0029】前記上部構造体11は旋回軸受36及び旋
回台6が、走行体4後部のエンジン13上端より下位に
配置されており、旋回軸受36及び旋回台6の内の少な
くとも旋回軸受36が、前後輪2、3間でかつ前後輪
2、3の少なくとも一方の上端よりも低い位置に配置さ
れている。旋回台6は平面視略円形状であり、後部がエ
ンジン13に近接され、前部が左右前輪2と前後方向に
オーバラップして配置されている。旋回台6は車体フレ
ーム21から左右外側方へ突出していて、燃料タンク1
6及び作動油タンク17と左右方向でオーバラップして
いる。
【0030】即ち、旋回台6は、左右方向略中央のエン
ジン13と左右に離れた一対の前輪2との3点内で可及
的に大面積になるように設定されており、又は、旋回台
6を必要面積にした上で、走行体4の前後方向及び左右
方向の寸法をコンパクトに設定している。そして、前記
走行体4にエンジン13、燃料タンク16、作動油タン
ク17等を搭載しているので、その分、走行体4が大重
量になり、上部構造体11側の重量が軽減され、かつ前
後方向にも左右方向にもコンパクトになる。
【0031】これによって、前後輪2、3を有する走行
体4の重量に対して、旋回台6及びその上の運転席7、
操縦装置8及び対地作業装置9の総重量、少なくとも旋
回台6及びその上の運転席7及び操縦装置8の総重量を
軽く設定できる。また、旋回軸5の周囲に配置した動力
伝達機構14、並びにエンジン13、燃料タンク16及
び作動油タンク17の三角配置等によって、旋回軸5の
周囲の重量バランスが良好になるように設定している。
即ち、作業機1は、走行体4の重心を低くして、走行安
定性、作業安定性等を図るために、エンジン13を走行
体4に配置し、走行体4にエンジン13を搭載していて
も旋回台6をより低位置に配置するために、エンジン1
3を走行体4の後部に配置し、また、動力伝達機構14
をエンジン13より前側に配置して旋回台6下方の走行
体4の上下寸法を小さくしている。
【0032】旋回軸5の中心5Sから上部構造体11の
後端までの距離L1は、旋回軸5の中心5Sから後輪3
の後端までの距離L2以内、少なくとも旋回軸5の中心
5Sから走行体4の後端までの距離L3以内に略納めて
いる。これによって、上部構造体11を旋回しても、後
方の障害物と衝突しないようにしている。旋回台6上に
は運転席配置枠体51が設けられている。この運転席配
置枠体51は、旋回台6から立設された左右の前後支柱
52F、52Rを有するロプス53と、このロプス53
の左右後支柱52Rの下部と旋回台6との間に設けられ
た支持部材54と、ロプス53の上部に設けた天蓋90
とを有し、前記ロプス53及び/又は支持部材54に運
転席7を装着している。前記ロプス53はパイプ材で形
成されている。
【0033】前記左右後支柱52Rの下部はS字状又は
L字状に屈曲されており、旋回軸5の後方の運転席配置
枠体51の後部を旋回台6から上方へ延設された後に後
方へかつエンジン13の上方へ張り出し形状に形成して
いる。従って、運転席7はエンジン13よりも高い位置
に配置され、旋回台6の旋回時にエンジン13の上方を
通過可能、即ち、走行体4の最高位置である嵩高形上部
4Bの上方を通過可能にしている。前記エンジン13を
走行体4の後部に搭載し、運転席7を旋回台6から後上
方へ張り出した位置に配置することにより、旋回台6上
では運転席7が後部に位置しかつ操縦装置8が前部に位
置し、上部構造体11の重量は極めて軽くなり、前後寸
法は必要最小限の寸法となる。
【0034】そして、運転席7の前方の旋回台6上を居
住空間として有効に利用でき、旋回台6の占有面積を小
さくかつ低位置に配置して、作業機1を前後・左右・上
下方向においてコンパクトに構成することが可能にな
る。前記ロプス53又は支持部材54には、運転席7の
左右側方に対地作業装置用操作装置55を支持してい
る。左右操作装置55は後述する対地作業装置9のスイ
ングシリンダ41、ブームシリンダ43、アームシリン
ダ45及び作業具シリンダ47等をレバー55L、55
Rで操作するものであり、操作するときに操作姿勢(図
1、2に示す)から、作業員が運転席7へ乗降のために
後側へ傾動される退避姿勢に姿勢変更自在になってい
る。
【0035】前記運転席配置枠体51の後部にコントロ
ールバルブ56及びカウンタウエイト57を設けてお
り、前記支持部材54はロプス53自体に固定しておい
てもよい。操縦装置8は高速路上走行ができるように、
操舵手段69を操作するハンドル73を有し、ハンドル
73のステアリングコントローラ73Aは旋回台6に立
設した支持体38に装着されている。また、支持体38
にはブレーキペダル91が枢支され、右足置き位置近傍
に静油圧式トランスミッション26を変速操作する変速
ペダル94が配置され、その近辺に他の操縦装置8を構
成する手段が設けられている。
【0036】旋回台6上の前部には、対地作業装置9を
旋回台6の上側で左右揺動自在に支持する作業装置支持
部37が設けられている。前記操縦装置8は旋回台6の
前部の左右方向略中央(左側に偏位していてもよい)に
配置されているのに対し、作業装置支持部37は右側に
偏位されており、対地作業装置9の作業状態を見やすく
している。このように、旋回台6上の対地作業装置9が
右側に偏位されているので、作業機1の左右バランスを
少しでも修正するために、前記エンジン13を左側に偏
位させている。
【0037】作業装置支持部37は旋回台6とこの旋回
台6上に立設した支持体38とでスイング軸39を支持
している。支持体38は左右方向に長い円弧状板材を使
用して、旋回台6の前部を覆うようにしており、この支
持体38のスイング軸39に対向する部分を旋回台6内
方側に凹ませてスイング体40配置空間を形成し、支持
体38からステー38Aを突出してスイング軸39の上
部を支持し、これらによって作業装置支持部37を形成
している。スイング軸39にスイングシリンダ41で揺
動されるスイング体40を枢支し、このスイング体40
に横軸48A、48Bを介してブーム42及びこのブー
ム42を昇降するブームシリンダ43を枢支している。
【0038】前記前記スイング体40の上部は、ブーム
42を枢支している部分は旋回台6外周以内に位置して
いるのに対して、ブームシリンダ43を枢支している前
上部は、旋回台6外周から径外方向に突出している。前
記作業装置支持部37は旋回台6の外周の略範囲内に収
まるように配置されており、その高さを、ブーム42及
びブームシリンダ43が走行体4の最高位置(ボンネッ
トカバー80の上端)の上方を通過可能な高さに設定し
ている。前記スイングシリンダ41は旋回台6の上側に
配置されていて、スイング体40を揺動するときに旋回
軸5の上方を通過可能になっている。このように、スイ
ングシリンダ41を旋回軸5上方通過可能に配置したこ
とにより、長いスイングシリンダ41が採用でき、スイ
ング体40の揺動角度を十分大きくできる。
【0039】スイングシリンダ41は運転席7に着座し
た運転者の足置き場に位置するので、スイングシリンダ
41の揺動を許容しながらその上方を覆うように足下カ
バー93が設けられている。ブーム42及びブームシリ
ンダ43を枢支した前記スイング体40は、前上部が旋
回台6から径外方向に突出しており、かつ前向き姿勢時
に前輪2の前車軸68Fより後側に位置している。ブー
ム42の下側のブームシリンダ43の基部はエンジン1
3(ボンネットカバー80の上端)より高位置に配置し
ており、ブーム42を後方へ旋回しても、ブームシリン
ダ43が水平姿勢よりも上方の姿勢であればボンネット
カバー80に当接しないようになっている。
【0040】即ち、旋回台6上の対地作業装置9は旋回
しても走行体4側と衝突しない構成であり、旋回台6を
後ろ向き姿勢にした状態での対地作業ができ、走行体4
の全周囲での掘削作業等を可能にしている。前記対地作
業装置9はブーム42の先端にアームシリンダ45によ
って上下揺動可能なアーム44を有し、このアーム44
の先端に作業具シリンダ47によって上下揺動可能な作
業具(バケット等)46を有している。前記アーム44
は先端が左右方向二股形状であり、幅の広い作業具46
を安定装着可能になっている。作業具46は背面に左右
一対のアーム連結部46Aと中央1つのシリンダ連結部
46Bとを有し、左右アーム連結部46Aにアーム44
の二股先端がピン連結され、シリンダ連結部46Bにリ
ンクを介して作業具シリンダ47がピン連結され、掬い
動作、ダンプ動作ができる。
【0041】図11はアーム44と作業具46の連結構
造の第1変形例を示しており、作業具46は背面にはア
ーム連結部46Aの左右外方に補助連結部46Cが形成
され、この左右補助連結部46Cとアーム44との間に
補強部材95が連結されており、より広幅の作業具46
をより安定的に装着できるようにしている。図12はア
ーム44と作業具46の連結構造の第2変形例を示して
おり、アーム44の二股先端の左右腕44L、44R
を、アーム44の基部材44Aに対してピン96を介し
て枢支して拡縮可能にしている。
【0042】左右腕44L、44Rは先端がボールジョ
イントを介して作業具46のアーム連結部46Aに連結
され、基部がピン96を介してアーム44の基部材44
Aに枢支されると共に拡縮設定部97L、97Rを一体
的に有する。前記左右腕44L、44Rの拡縮設定部9
7L、97Rは互いに重合しており、その重合部及びア
ーム44の基部材44Aに同心に配置可能なピン孔98
を有する。前記アーム44は左右腕44L、44Rの拡
縮寸法を設定し、その状態で重合している拡縮設定部9
7L、97Rのピン孔98に設定ピン99を挿入し、そ
の設定ピン99をアーム44の基部材44Aのピン孔9
8に挿入固定することにより、左右腕44L、44Rが
拡縮した寸法に固定される。
【0043】このように左右腕44L、44Rを拡縮で
きるようにすることにより、幅の異なる作業具46を取
り替え自在にし、かつ各幅の作業具46を安定的に装着
しておくことができる。前述したホイール式作業機1
は、各構成部分の総てを備えていることが好ましいが、
部分的に選択採用したり、適宜組み合わせたりすること
ができる。例えば、前後4輪2、3を有する走行体4に
走行駆動装置12及びスタビライザ10とを備え、走行
体4の最高位置よりも低位置に全周旋回可能に旋回台6
を設け、この旋回台6上に運転席7及び操縦装置8を有
する上部構造体11と対地作業装置9とを備えて基本構
成を作り、(a)旋回台6に搭載した上部構造体11及
び対地作業装置9をエンジン13上方通過可能にする、
(b)走行体4は旋回台6の下方部分が扁平形状部4A
でかつ旋回台6の後方部分が嵩高形状部4Bな構造にす
る、(c)走行体4の後部にエンジン13を配置し、旋
回台6をエンジン13上端より下位に配置する、(d)
旋回軸受36及び旋回台6の内の少なくとも旋回軸受3
6を、前後輪2、3間でかつその少なくとも一方の上端
よりも低い位置に配置する、(e)作業装置支持部37
を旋回台6の外周の略範囲内に配置する、(f)運転席
7を旋回台6から後方向に突出させる、(g)作業装置
支持部37によって支持されている対地作業装置9の基
部を前後輪2、3及びエンジン13より高位置に配置す
る、等構成の少なくとも1つを備えさせることができ
る。
【0044】また、それらの構成に、(h)走行体4の
左右一側に燃料タンク16を、左右他側に作動油タンク
17をそれぞれ装備する、(j)走行体4を車体フレー
ム21構造にして前後輪2、3を縣架する、(k)走行
体4の上面及び前後輪2、3を覆うウエイト兼用でかつ
ステップ兼用のカバー24を設ける、(m)走行体4の
嵩高形状部4Bにエンジン13を配置し、扁平形状部4
Aに動力伝達機構14を配置する、(n)動力伝達機構
14に静油圧式トランスミッション26を使用し、この
トランスミッション26の入力軸27及び出力軸28を
略前後方向に沿わせかつ左右方向に分離配置する、
(p)旋回軸受36及び旋回台6の内の少なくとも旋回
軸受36を、前後輪2、3間でかつ前後輪2、3の少な
くとも一方の上端よりも低い位置に配置する、(q)旋
回台6を後部がエンジン13に近接し、前部を前輪2と
前後方向にオーバラップさせる、(r)旋回台6を平面
視略円形状に形成する、(s)作業装置支持部37は旋
回台6とこの旋回台6上に立設した支持体38とでスイ
ング軸39を支持し、このスイング軸39にスイングシ
リンダ41で揺動されるスイング体40を枢支し、この
スイング体40に横軸48を介してブーム42及びこの
ブーム42を昇降するブームシリンダ43を枢支する、
(t)作業装置支持部37の高さを、ブーム42及びブ
ームシリンダ43が走行体4の最高位置の上方を通過可
能な高さに設定する、(u)スイング体40の前上部を
旋回台6から径外方向に突出させる、(w)旋回台6上
に運転席配置枠体51を設け、この運転席配置枠体51
の後部を旋回台6から後方へ張り出し、その後方張り出
し部に運転席7を配置し、この運転席7を旋回台6の旋
回時に走行体4の上方を通過可能にする、(x)運転席
配置枠体51は、旋回台6から立設された左右支柱52
を有するロプス53と、このロプス53の左右支柱52
の下部と旋回台6との間に設けられた支持部材54とを
有し、前記ロプス53及び/又は支持部材54に運転席
7を装着させる、(y)対地作業装置9はブーム42の
先端にアーム44を有し、このアーム44の先端に作業
具46を有しており、前記アーム44は先端が左右方向
二股形状であり、かつ幅の異なる作業具46に取り替え
自在にする、(z)アーム44の二股先端は左右腕44
L、44Rを拡縮可能にする、等を適宜組み合わせる。
【0045】さらに、ホイール式作業機1の前記基本構
成を、前後輪2、3を有する走行体4の重量に対して、
旋回台6、運転席7、操縦装置8及び対地作業装置9の
内の少なくとも旋回台6、運転席7及び操縦装置8の総
重量を軽く設定するという構成等を付加した場合でも、
また、上部構造体11の旋回軸5から後端までの距離L
1を旋回軸5から後輪3の後端までの距離L2以内に略
納めた構成等を付加した場合でも、前記組み合わせを同
様に行うことができる。上記ホイール式作業機1は、ス
キッドステアローダが不得手な傾斜地や狭い現場でグレ
ーディング作業を効率よく行うのに適しており、動きな
がら土をかき寄せるという作業もできるが、止まった状
態で油圧を利用して土をかき寄せるという作業のやり方
を得意とし、幅違いの作業具46を付け替えて、運搬作
業と電線埋設等の1.8m以下の溝掘削作業との両方を
1台で行える。
【0046】即ち、整地工事のうち機械を使う作業を大
きく分けると運搬とグレーディングとがあり、ホイール
式作業機1は、地面に勾配やうねりをつける、水平にす
る、土をかき寄せる、溝や穴を埋め戻す等、運搬以外の
土移動作業であるグレーディング作業を特に効率よく行
える。なお、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、4柱式
ロプス53の代わりに2柱式ロプス又はキャビン装置を
搭載したり、操作装置55をハンドル73の近傍に配置
したり、スタビライザ10を走行体4の前後両方に装着
したり、従動輪をホイール式にし、駆動輪をクローラ装
置に置き換えたりしてもよい。
【0047】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、種々変形することができる。例えば、
4柱式ロプス53の代わりに2柱式ロプス又はキャビン
装置を搭載したり、操作装置55をハンドル73の近傍
に配置したり、スタビライザ10を走行体4の前後両方
に装着したり、従動輪をホイール式にし、駆動輪をクロ
ーラ装置に置き換えたりしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、旋回台6
の位置を高くすることなく、走行体4にエンジン13を
搭載可能な嵩高形状部4Bを形成でき、走行安定性及び
作業安定性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホイール式作業機の実施の形態を示す
全体側面図である。
【図2】要部の側面図である。
【図3】走行体の側面図である。
【図4】全体の平面図である。
【図5】走行体の平面図である。
【図6】走行駆動装置の平面図である。
【図7】車輪装置の断面背面図である。
【図8】対地作業装置の先端部の平面図である。
【図9】ホイール式作業機の全体を前から見た斜視図で
ある。
【図10】ホイール式作業機の全体を後から見た斜視図
である。
【図11】作業具装着構造の第1変形例を示す平面図で
ある。
【図12】作業具装着構造の第2変形例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 ホイール式作業機 2 前輪 3 後輪 4 走行体 4A 扁平形状部 4B 嵩高形状部 5 旋回軸 6 旋回台 7 運転席 8 操縦装置 9 対地作業装置 10 スタビライザ 11 上部構造体 12 走行駆動装置 13 エンジン 13A クランク軸 14 動力伝達機構 15 旋回モータ 16 燃料タンク 17 作動油タンク 18 バッテリ 21 車体フレーム 22 側部フレーム 23 前フレーム 24 カバー 24A ステップ部 26 トランスミッション 27 入力軸 28 出力軸 29 自在継手軸 30 油圧ポンプ 31 前車軸ケース 32 後車軸ケース 33 ロック手段 36 旋回軸受 37 作業装置支持部 51 運転席配置枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D001 AA18 BA54 CA08 3D035 CA19 CA26 3J063 AA15 AB44 AC03 BA03 BA04 BB41 CA01 CB43

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後輪を有する走行体にエンジン及び動
    力伝達機構を有する走行駆動装置を設け、この走行体上
    に旋回軸を介して旋回台を設け、この旋回台上に運転席
    と、この運転席の前方に配置された操縦装置と、この操
    縦装置の近傍に配置された対地作業装置とを備えてお
    り、前記走行体は旋回台の下方部分が扁平形状部でかつ
    旋回台の後方部分が嵩高形状部であることを特徴とする
    ホイール式作業機。
  2. 【請求項2】 前記走行体の嵩高形状部にエンジンを配
    置し、前記扁平形状部に動力伝達機構を配置しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のホイール式作業機。
  3. 【請求項3】 前記エンジンはクランク軸の軸心が前後
    方向又は左右方向に沿う配置であることを特徴とする請
    求項2に記載のホイール式作業機。
  4. 【請求項4】 前記扁平形状部の動力伝達機構は旋回軸
    の周囲に配置していることを特徴とする請求項2又は3
    に記載のホイール式作業機。
  5. 【請求項5】 前記動力伝達機構はトランスミッション
    を有し、このトランスミッションの入力軸及び出力軸を
    略前後方向に沿わせかつ左右方向に分離配置しているこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のホイー
    ル式作業機。
  6. 【請求項6】 前記動力伝達機構はトランスミッション
    の出力軸を走行体の左右中央から一側に偏位させ、自在
    継手軸を介して前後輪の少なくとも一方に連動している
    ことを特徴とする請求項5に記載のホイール式作業機。
  7. 【請求項7】 前記動力伝達機構はトランスミッション
    の左右一側前方に油圧ポンプを配置していることを特徴
    とする請求項5又は6に記載のホイール式作業機。
  8. 【請求項8】 前記前後輪を縣架した前後車軸ケースの
    少なくとも一方を、走行体に対して前後軸回り揺動自在
    に支持していることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    かに記載のホイール式作業機。
  9. 【請求項9】 前記前後輪を略同径又は異径に設定して
    いることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の
    ホイール式作業機。
  10. 【請求項10】 前記前後輪の少なくとも一方をハンド
    ル操舵可能にしていることを特徴とする請求項1〜9の
    いずれかに記載のホイール式作業機。
  11. 【請求項11】 前記走行駆動装置は前後輪の少なくと
    も一方に動力を伝達していることを特徴とする請求項1
    〜10のいずれかに記載のホイール式作業機。
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