JP2003285603A - アクスルハブの構造 - Google Patents

アクスルハブの構造

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JP2003285603A
JP2003285603A JP2002094855A JP2002094855A JP2003285603A JP 2003285603 A JP2003285603 A JP 2003285603A JP 2002094855 A JP2002094855 A JP 2002094855A JP 2002094855 A JP2002094855 A JP 2002094855A JP 2003285603 A JP2003285603 A JP 2003285603A
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JP
Japan
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hub
brake drum
spigot
mounting
notches
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JP2002094855A
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English (en)
Inventor
Haruo Kitajima
島 晴 夫 北
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキドラムをハブから外すことなくハブ
のインロー隅アール部の点検を可能とするアクスルハブ
の構造の提供。 【解決手段】ハブ(10)側のインロー(16)の隅ア
ール(R)近傍を視認出来るような窓部(27)を形成
したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、インローによりハ
ブとブレーキドラムとを嵌合するアクスルハブの構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7(組付け断面図)及び図8(図7の
X‐X断面図)に示すように、アクスルハブ10にブレ
ーキドラム20を取付ける際、ハブボルト30により取
付けるが、同心性を確保する為にハブ10に形成された
外径部16、及びブレーキドラム20のハブ挿通穴26
によりインロー嵌合して取付けている。
【0003】図9(図7のA部拡大断面図)で詳細を示
すようにハブ10側インローである外径部16とハブ1
0のフランジ部13のブレーキドラム取付面13aとの
交線として形成される隅角部Bは、機械加工時の図示し
ない工具の先端プロフィルがアール(丸み)Rを有して
おり、その工具の加工跡として必然で、或いは、隅部の
切欠き効果による集中応力を緩和する為に隅アールRが
形成される。
【0004】当該隅アールはハブ自体とブレーキドラム
20側のフランジ部23とで隠れた位置であり、点検に
際しては、ブレーキドラム20をハブ10から取外さな
くてはならない。ハブの着脱は労力が大である上、作業
自体が煩雑である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、ブレー
キドラムをハブから外すことなくハブのインロー隅アー
ル部の点検を可能とするアクスルハブの構造の提供を目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアクスルハブの
構造は、ハブ(10)側のインロー(16)の隅アール
(R)近傍を視認出来るような窓部(27、28、1
7、18)を形成したことを特徴としている(請求項
1:図1〜図6)。
【0007】前記窓部は、ブレーキドラム(20)側の
ハブ挿通穴(26)に半径方向外方の切欠き(27、2
8)を、円周方向について複数箇所形成したことによ
り、構成されていることを特徴としている(請求項2:
図1〜図3)。
【0008】そのような構成のアクスルハブの構造によ
れば、ブレーキドラムのハブ挿通穴(26)に窓部(2
7、28)を形成したことにより、ブレーキドラム(2
0)をハブ(10)から外すことなくハブ(10)のイ
ンロー(16)の隅アール(R)部の点検を可能とす
る。また、ブレーキドラム(20)のハブ挿通穴(2
6)に窓部(27、28)を形成したことにより、ブレ
ーキドラム(20)の軽量化が可能となる。
【0009】又、前記窓部は、ハブ(10)側のブレー
キドラム(20)との嵌合用インロー部(16)に半径
方向内方の切欠き(17、18)を、円周方向について
複数箇所形成したことにより、構成されていることを特
徴としている(請求項3:図4〜6)。
【0010】そのような構成のアクスルハブの構造によ
れば、ハブ(10)側のブレーキドラム(20)との嵌
合用インロー部(16)に切欠き(17、18)を形成
したことにより、ブレーキドラム(20)をハブ(1
0)から外すことなくハブ(10)のインロー(16)
の隅アール(R)部の点検を可能とする。また、ハブ
(10)側のブレーキドラム(20)との嵌合用インロ
ー部(16)に切欠き(17、18)を形成したことに
より、ハブ(10)の軽量化が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して、
本発明の実施形態の一例を説明する。
【0012】図1において、ハブ10は円筒部11と、
該円筒部11が半径方向外方に膨らみ、膨らんだ内部に
グリースを貯留するグリース溜まり12と、該グリース
溜まり12の外周側が円盤状に半径方向外方に向かって
延在する円盤状のフランジ部13と、を有している。
【0013】該フランジ部13は長手方向外側(図示の
左側)に図示しないホイールを取付けるホイール取付座
面13bが、長手方向内側(図示の右側)にブレーキド
ラムを取付けるブレーキドラム取付座面13aが形成さ
れている。該ブレーキドラム取付座面13aにはハブ中
心Oから等距離の図示しないピッチ円周上に複数(図示
では8箇所)のハブボルト取付け孔14が同一ピッチ円
上に穿孔されている。
【0014】前記ブレーキドラム取付座面13a側に
は、ブレーキドラム嵌合用のインロー16が形成されて
いる。
【0015】一方、ブレーキドラム20は、円筒部21
と、円形フランジ部23と、該円形フランジ部23の外
周と前記円筒部21の一端を結ぶテーパ部22と、を有
している。前記円形フランジ部23の中央には、前記ハ
ブ10のインロー16を径方向に密に挿通させる挿通穴
26が形成されている。
【0016】前記円形フランジ部23には、長手方向に
おいて前記円筒部21と反対側にハブ10との取り付け
を行う取付け座面23aが形成されている。又、前記円
形フランジ部23には、前記ハブ10側の取付孔14と
同一のピッチ円で且同数(8箇所)の取付け孔24が穿
孔されている。
【0017】ブレーキドラム20をハブ10に取付ける
に際しては、夫々の取付面13a、23aを当接させ、
前記取付孔14、24の位置を合わせた後、ハブボルト
30を前記フランジ部13のホイール取付面13b側か
ら取付け孔14、24に挿通して、ハブナット40で組
付ける。
【0018】ハブ10のインロー16の付け根、即ち、
ブレーキドラム取付座面13aとインロー16によって
形成される隅部には、従来技術の説明で詳述した(図
7、9参照)と同じ隅アールRが形成されている。
【0019】前記ブレーキドラム20の円形フランジ部
23のハブ10側のインロー16を挿通させる前記挿通
穴26には、ドラム中心点Oと各取付け孔24とを結ぶ
中心線Lを含む領域で取付け孔24と同数の半長円状の
切欠き(請求項1、2では窓部:以降、窓部を切欠きと
言う)27が形成されている。
【0020】その様に、ドラム中心点Oと各取付け孔2
4とを結ぶ中心線Lを含む領域で取付け孔24と同数の
半長円状の切欠き27を形成することにより、ハブ10
側で応力集中の起き易い取付け孔14近傍の前記隅アー
ルRを含む領域がブレーキドラム20を外すことなく、
図1のY矢印方向から検査出来る。
【0021】又、ブレーキドラムに上述のような切欠き
27を設けることによりブレーキドラム20の軽量化が
図られる。
【0022】次に図3を参照して、第1実施形態のその
他の例を説明する。図3に示すその他の例は、図2に示
す一例(切欠き形状27)に対して、切欠き形状28が
異なるのみである。即ち、図2の一例に示した切欠き2
7は各取付け孔24と同数(合計8箇所)設けたのに対
して、図3のその他の例では、隣合う2箇所の取付孔2
4とドラム中心点Oを結ぶ2本の直線L、Lで囲まれた
領域を含む切欠き28(合計4箇所)としている点であ
る。作用効果は図2の1実施例と実質的に同じである為
以降の説明を省略する。
【0023】次に図4から図6を参照して第2実施形態
を説明する。図4から図6の第2実施形態は図1〜図3
の第1実施形態に対して以下の点が異なる。
【0024】即ち、図1〜図3の第1実施形態図が、ブ
レーキドラム20側に切欠きを設けたのに対して、図4
〜図6の第2実施形態ではハブ10側に切欠き(請求項
1、3では窓部:以降、窓部を切欠きと言う)、或いは
窪みを設けたものである。異なる点のみについて説明す
る。
【0025】第2実施形態の1実施例について図4及び
図5を参照して、 1) ブレーキドラム側には切欠きを設けない。 2) ハブ側10において、インロー16には、ハブ中
心点Pと各ハブボルト取付け孔14とを結ぶ中心線Nを
含む領域で、取付け孔14と同数の半長円状の切欠き1
7、又は窪みが形成されている。
【0026】第2実施形態の他の実施例について図6を
参照して、図6の第2実施形態のその他の実施例は、上
述した図5の第2実施形態の1実施例が切欠き17は各
取付け孔14と同数(合計8箇所)設けたのに対して、
隣合う2箇所の取付孔14とハブ中心点Pを結ぶ2本の
直線N、Nで囲まれた領域を含む切欠き18(合計4箇
所)としている点である。
【0027】その様に、構成された第2実施形態の1実
施例及び他の実施例によれば、ハブ中心点Pと各取付け
孔14とを結ぶ中心線Nを含む領域のインローの周上で
半長円状の切欠き17、18を形成することにより、ハ
ブ10側で応力集中の起き易い取付け孔14近傍の領域
をブレーキドラム20を外すことなく検査出来る。
【0028】又、上述のような切欠きを設けることでハ
ブの軽量化が図られる。
【0029】図示の実施形態はあくまでも例示であり、
本発明の技術的範囲を限定するものではないことを付記
する。例えば、切欠きは1種類を1箇所の取付け孔の近
傍に、他の1種類を2箇所の取付け孔に跨る領域に、即
ち2種類の切欠き形状を一つのブレーキドラム、又は一
つのハブに設けてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の作用効果を、以下に記す。 (a) ブレーキドラム側で、ドラム中心点と各取付け
孔とを結ぶ中心線を含む領域で窓部を形成することによ
り、ハブ側で応力集中の起き易い取付け孔近傍の隅アー
ルを含む領域がブレーキドラムを外すことなく検査出来
る。 (b) ブレーキドラムに切欠きを設けることによりブ
レーキドラムの軽量化が図られる。 (c) ハブ側で、ハブ中心点と各取付け孔とを結ぶ中
心線を含む領域のインローの周上で窓部を形成すること
により、ハブ側で応力集中の起き易い取付け孔近傍の領
域をブレーキドラムを外すことなく検査出来る。 (d) ハブに切欠きを設けることでハブの軽量化が図
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のハブとブレーキドラム
の組立状態を示した断面図。
【図2】図1のX‐X断面矢視図。
【図3】本発明の第1実施形態の他の実施例を示す図1
のX‐X断面矢視図。
【図4】本発明の第2実施形態のハブとブレーキドラム
の組立状態を示した断面図。
【図5】図4のX‐X断面矢視図。
【図6】本発明の第2実施形態の他の実施例を示す図4
のX‐X断面矢視図。
【図7】従来技術のハブとブレーキドラムの組立状態を
示した断面図。
【図8】図7のX‐X断面矢視図。
【図9】図7のA部拡大図。
【符号の説明】
10・・・ハブ 11・・・円筒部 12・・・グリース溜まり 13・・・フランジ部 14・・・取付け孔 16・・・インロー 17、18・・・切欠き 20・・・ブレーキドラム 21・・・円筒部 22・・・テーパ部 23・・・円形フランジ部 24・・・取付け孔 26・・・挿通孔 27、28・・・切欠き

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インローによりハブとブレーキドラムと
    を嵌合するアクスルハブの構造において、ハブ側のイン
    ローの隅アール近傍を視認出来るような窓部を形成した
    ことを特徴としたアクスルハブの構造。
  2. 【請求項2】 前記窓部は、ブレーキドラム側のハブ挿
    通穴に半径方向外方の切欠きを、円周方向について複数
    箇所形成したことにより、構成されていることを特徴と
    した請求項1のブレーキドラム装置。
  3. 【請求項3】 前記窓部は、ハブ側のブレーキドラムと
    の嵌合用インロー部に半径方向内方の切欠きを、円周方
    向について複数箇所形成したことにより、構成されてい
    ることを特徴とした請求項1のブレーキドラム装置。
JP2002094855A 2002-03-29 2002-03-29 アクスルハブの構造 Pending JP2003285603A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125521A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Sekisui Chem Co Ltd 差し込み継手
CN103889735A (zh) * 2011-10-11 2014-06-25 马欣德拉纳维斯塔尔汽车有限公司 一种用于车辆的全浮动式后驱动桥的多边形毂

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