JP2003285238A - 磁性体濾過搬送装置 - Google Patents
磁性体濾過搬送装置Info
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- JP2003285238A JP2003285238A JP2002089994A JP2002089994A JP2003285238A JP 2003285238 A JP2003285238 A JP 2003285238A JP 2002089994 A JP2002089994 A JP 2002089994A JP 2002089994 A JP2002089994 A JP 2002089994A JP 2003285238 A JP2003285238 A JP 2003285238A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構造で、非磁性外筒に吸着した磁性体
の離反を行なうことができる磁性体濾過搬送装置を提供
する。 【解決手段】非磁性外筒１の内部に、磁石体６を軸方向
一端から他端にわたって連続、且つ螺旋状に巻回したマ
グネットスクリュー４を、外筒１の軸方向に沿って配設
し、非磁性外筒１の搬送終端部に、搬送されてきた磁性
体１０を制止するストッパー１１とこのストッパー１１
に連結して下方に傾斜するシュター１２とからなるリム
ーバー１３を設ける。マグネットスクリュー４の終端部
の磁石体６を、非磁性外筒１の円周方向（水平方向）に
沿って配置すると共に、円周上の一部分の永久磁石６ａ
が欠如した状態で配し、磁性体１０が離反する非磁性部
分Ｓを設ける。
の離反を行なうことができる磁性体濾過搬送装置を提供
する。 【解決手段】非磁性外筒１の内部に、磁石体６を軸方向
一端から他端にわたって連続、且つ螺旋状に巻回したマ
グネットスクリュー４を、外筒１の軸方向に沿って配設
し、非磁性外筒１の搬送終端部に、搬送されてきた磁性
体１０を制止するストッパー１１とこのストッパー１１
に連結して下方に傾斜するシュター１２とからなるリム
ーバー１３を設ける。マグネットスクリュー４の終端部
の磁石体６を、非磁性外筒１の円周方向（水平方向）に
沿って配置すると共に、円周上の一部分の永久磁石６ａ
が欠如した状態で配し、磁性体１０が離反する非磁性部
分Ｓを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、工作用切
削油内に混入する切削屑、鉄粉等の磁性体を吸着分離す
ると共に、搬送除去する磁性体濾過搬送装置に関するも
のである。
削油内に混入する切削屑、鉄粉等の磁性体を吸着分離す
ると共に、搬送除去する磁性体濾過搬送装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の搬送装置として、非磁性
外筒を固定し、磁石体を回転することにより非磁性外筒
の外周に磁性体を吸着分離するようにしたものがあっ
た。ところで、この従来装置においては、吸着された磁
性体を外筒から離反させるための掻き取り機構を設けな
ければならず、装置全体が複雑且つ大型化する欠点があ
った。
外筒を固定し、磁石体を回転することにより非磁性外筒
の外周に磁性体を吸着分離するようにしたものがあっ
た。ところで、この従来装置においては、吸着された磁
性体を外筒から離反させるための掻き取り機構を設けな
ければならず、装置全体が複雑且つ大型化する欠点があ
った。
【０００３】例えば、特許第９６５１８８号（特公昭５
３−４３７０８号公報所載）に上記問題を解決する装置
が提案されている。この装置は、非磁性外筒の内部に、
磁石体を軸方向一端から他端にわたって連続、且つ螺旋
状に巻回したマグネットスクリューを、前記外筒の軸方
向に沿って配設し、前記非磁性外筒とマグネットスクリ
ューとの間の相対的な回転運動によって前記非磁性外筒
の外周面に吸着された磁性体を軸方向端部に搬送するよ
うにし、切削油内に混入した切削屑、鉄粉等の磁性体の
分離と搬送を同時に行なうことを可能にしたものであ
る。
３−４３７０８号公報所載）に上記問題を解決する装置
が提案されている。この装置は、非磁性外筒の内部に、
磁石体を軸方向一端から他端にわたって連続、且つ螺旋
状に巻回したマグネットスクリューを、前記外筒の軸方
向に沿って配設し、前記非磁性外筒とマグネットスクリ
ューとの間の相対的な回転運動によって前記非磁性外筒
の外周面に吸着された磁性体を軸方向端部に搬送するよ
うにし、切削油内に混入した切削屑、鉄粉等の磁性体の
分離と搬送を同時に行なうことを可能にしたものであ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置では、磁性体の搬送端である非磁性外筒の終端部に
は、やはりマグネットドラム等の掻き取り機構が必要と
なるものであった。本発明は、上記のような従来技術の
問題点に鑑みなされたものであり、簡易な構造で、非磁
性外筒に吸着した磁性体の離反を行なうことができる磁
性体濾過搬送装置を提供することを目的とするものであ
る。
置では、磁性体の搬送端である非磁性外筒の終端部に
は、やはりマグネットドラム等の掻き取り機構が必要と
なるものであった。本発明は、上記のような従来技術の
問題点に鑑みなされたものであり、簡易な構造で、非磁
性外筒に吸着した磁性体の離反を行なうことができる磁
性体濾過搬送装置を提供することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、磁
性体が混入した切削油を収容する濾過タンク内に立設さ
れた非磁性外筒の内部に、磁石体を軸方向一端から他端
にわたって連続、且つ螺旋状に巻回したマグネットスク
リューを、前記外筒の軸方向に沿って配設し、前記非磁
性外筒とマグネットスクリューとの間の相対的な回転運
動によって前記非磁性外筒の外周面に吸着された磁性体
を軸方向端部に搬送する磁性体濾過搬送装置において、
非磁性外筒の搬送終端部に、搬送されてきた磁性体を制
止するストッパーと磁性体を滑落させるシューターとか
らなるリムーバーを設けたことを第１の特徴とする。ま
た、マグネットスクリューの終端部の磁石体を、非磁性
外筒の円周方向に沿って配置すると共に、磁石体の一部
に磁性体を離反する非磁性部分を設けたことを第２の特
徴とする。さらに、マグネットスクリューの磁石体を、
濾過タンクに浸漬される下方部分のピッチを狭く配置す
ると共に、磁性体の搬送部分のピッチを広く配置したこ
とを第３の特徴とする。さらにまた、非磁性外筒を傾斜
角６０度乃至９０度で立設したことを第４の特徴とす
る。
性体が混入した切削油を収容する濾過タンク内に立設さ
れた非磁性外筒の内部に、磁石体を軸方向一端から他端
にわたって連続、且つ螺旋状に巻回したマグネットスク
リューを、前記外筒の軸方向に沿って配設し、前記非磁
性外筒とマグネットスクリューとの間の相対的な回転運
動によって前記非磁性外筒の外周面に吸着された磁性体
を軸方向端部に搬送する磁性体濾過搬送装置において、
非磁性外筒の搬送終端部に、搬送されてきた磁性体を制
止するストッパーと磁性体を滑落させるシューターとか
らなるリムーバーを設けたことを第１の特徴とする。ま
た、マグネットスクリューの終端部の磁石体を、非磁性
外筒の円周方向に沿って配置すると共に、磁石体の一部
に磁性体を離反する非磁性部分を設けたことを第２の特
徴とする。さらに、マグネットスクリューの磁石体を、
濾過タンクに浸漬される下方部分のピッチを狭く配置す
ると共に、磁性体の搬送部分のピッチを広く配置したこ
とを第３の特徴とする。さらにまた、非磁性外筒を傾斜
角６０度乃至９０度で立設したことを第４の特徴とす
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基づいて説明する。図１は本発明に係る
磁性体濾過搬送装置の断面側面図、図２はマグネットス
クリューの終端部を示す要部斜視図、図３は磁性体濾過
搬送装置の動作を示す斜視図である。
に示す実施例に基づいて説明する。図１は本発明に係る
磁性体濾過搬送装置の断面側面図、図２はマグネットス
クリューの終端部を示す要部斜視図、図３は磁性体濾過
搬送装置の動作を示す斜視図である。
【０００７】
【実施例】図中１は、工作機械の加工によって発生する
切削屑、鉄粉等の磁性体が混入した切削油（以下、ダー
ティ液という）を収容する濾過タンク２内に略垂直に立
設された非磁性体外筒で、内部には、これより小径のマ
グネットスクリュー４が同心に配設してある。とくに本
実施例の装置は、微粒子から長くカールした形状の比較
的大きな切屑まで分離搬送する。マグネットスクリュー
４は、外筒１の上端に設けられたモーター（駆動機構）
３を介して矢印方向に定速回転するようされている。こ
のマグネットスクリュー４は導磁性体内筒５の外周に磁
石体６を条ねじのごとく螺旋状に配設して構成されてい
る。
切削屑、鉄粉等の磁性体が混入した切削油（以下、ダー
ティ液という）を収容する濾過タンク２内に略垂直に立
設された非磁性体外筒で、内部には、これより小径のマ
グネットスクリュー４が同心に配設してある。とくに本
実施例の装置は、微粒子から長くカールした形状の比較
的大きな切屑まで分離搬送する。マグネットスクリュー
４は、外筒１の上端に設けられたモーター（駆動機構）
３を介して矢印方向に定速回転するようされている。こ
のマグネットスクリュー４は導磁性体内筒５の外周に磁
石体６を条ねじのごとく螺旋状に配設して構成されてい
る。
【０００８】前記磁石体６は、ブロック状永久磁石６ａ
を螺旋状にＮ−Ｓ−Ｎ−Ｓ…と隣接する磁石同士が互い
に極性が異なるように接続したものである。前記導磁性
内筒５の天板８ａ及び底板８ｂは、これを貫通する駆動
軸９に挿通固定されている。また、非磁性外筒１の下部
は濾過タンク２に回収されたダーティ液７中に浸漬され
ている。そして、非磁性外筒１の上端部外周面、すなわ
ち、マグネットスクリュー４の搬送終端部に相当する位
置には搬送されてきた磁性体１０を制止するストッパー
１１と、このストッパー１１に連結して下方に傾斜する
シュター１２とからなるリムーバー１３が突設されてい
る。このストッパー１１により外筒１の外周に吸着され
ながら搬送されて来た磁性体１０が一旦制止される。
を螺旋状にＮ−Ｓ−Ｎ−Ｓ…と隣接する磁石同士が互い
に極性が異なるように接続したものである。前記導磁性
内筒５の天板８ａ及び底板８ｂは、これを貫通する駆動
軸９に挿通固定されている。また、非磁性外筒１の下部
は濾過タンク２に回収されたダーティ液７中に浸漬され
ている。そして、非磁性外筒１の上端部外周面、すなわ
ち、マグネットスクリュー４の搬送終端部に相当する位
置には搬送されてきた磁性体１０を制止するストッパー
１１と、このストッパー１１に連結して下方に傾斜する
シュター１２とからなるリムーバー１３が突設されてい
る。このストッパー１１により外筒１の外周に吸着され
ながら搬送されて来た磁性体１０が一旦制止される。
【０００９】図１及び図２に示すように、マグネットス
クリュー４の終端部の磁石体６は、非磁性外筒１の円周
方向（水平方向）に沿って配置されると共に、円周上の
一部分（本実施例では約半周分）の永久磁石６ａが欠如
した状態で配され、磁性体１０が離反する非磁性部分Ｓ
を設けて取り付けられている。尚、この磁石体６の円周
方向においてもブロック状永久磁石６ａを、Ｎ−Ｓ−Ｎ
又はＳ−Ｎ−Ｓと、隣接する磁石同士が互いに極性が異
なるように接続している。このため、搬送されて来た磁
性体１０は図３に示すように、外筒上端部で非磁性外筒
１上端の円周方向（水平方向）に飛び移るように移動
し、ストッパー１１により外筒１の外周に一旦制止され
るが、マグネットスクリュー４がさらに回転すると、磁
石体６の欠如部分（非磁性部分）が当該制止位置に達し
たとき、磁性体１０に吸着力が及ばなくなるので、磁性
体１０は非磁性外筒１から離反しシューター１２を滑落
して分離排出される。尚、マグネットスクリュー４のブ
ロック状永久磁石６ａは、濾過タンク２に浸漬される下
方部分のピッチを狭く配置し、ダーティ液に含まれる磁
性体の吸着力を高めて濾過精度の向上が図られ、一方、
磁性体の搬送部となる上方部分ではピッチを広く配置し
て永久磁石６ａの使用個数を減らし、経済性の向上が図
られている。
クリュー４の終端部の磁石体６は、非磁性外筒１の円周
方向（水平方向）に沿って配置されると共に、円周上の
一部分（本実施例では約半周分）の永久磁石６ａが欠如
した状態で配され、磁性体１０が離反する非磁性部分Ｓ
を設けて取り付けられている。尚、この磁石体６の円周
方向においてもブロック状永久磁石６ａを、Ｎ−Ｓ−Ｎ
又はＳ−Ｎ−Ｓと、隣接する磁石同士が互いに極性が異
なるように接続している。このため、搬送されて来た磁
性体１０は図３に示すように、外筒上端部で非磁性外筒
１上端の円周方向（水平方向）に飛び移るように移動
し、ストッパー１１により外筒１の外周に一旦制止され
るが、マグネットスクリュー４がさらに回転すると、磁
石体６の欠如部分（非磁性部分）が当該制止位置に達し
たとき、磁性体１０に吸着力が及ばなくなるので、磁性
体１０は非磁性外筒１から離反しシューター１２を滑落
して分離排出される。尚、マグネットスクリュー４のブ
ロック状永久磁石６ａは、濾過タンク２に浸漬される下
方部分のピッチを狭く配置し、ダーティ液に含まれる磁
性体の吸着力を高めて濾過精度の向上が図られ、一方、
磁性体の搬送部となる上方部分ではピッチを広く配置し
て永久磁石６ａの使用個数を減らし、経済性の向上が図
られている。
【００１０】工作機械の加工によって生ずる切削屑、鉄
粉等の磁性体１０が混入したダーティ液７は濾過タンク
２に回収されるが、この回収されたダーティ液７は、磁
性体１０を除去清掃して再使用されるものである。この
ダーティ液７内の磁性体１０はマグネットスクリュー４
の磁石体６の磁力により非磁性外筒１の外周に吸着して
ダーティ液７から分離され、この状態でマグネットスク
リュー４を回転駆動すると、非磁性外筒１に吸着された
磁性体１０は、非磁性外筒１の外周を略螺旋状に旋回し
つつ軸方向（本実施例では上方）に搬送され、非磁性外
筒１の上端部に集積してゆくが、搬送されて来た磁性体
１０は外筒上端部で、その円周方向（水平方向）に沿っ
て移動して行き、ストッパー１１により外筒１の外周に
一旦制止され、マグネットスクリュー４がさらに回転す
ると、磁石体６の欠如部分（非磁性部分）Ｓが当該制止
位置に達したとき、磁性体１０に磁力が及ばなくなるの
で、磁性体１０は非磁性外筒１から離反し、シューター
１２を滑落して分離排出される。したがって、磁性体１
０は、濾過タンク２内において、濾過と搬送が同時にな
されてダーティ液７は清浄にされる。
粉等の磁性体１０が混入したダーティ液７は濾過タンク
２に回収されるが、この回収されたダーティ液７は、磁
性体１０を除去清掃して再使用されるものである。この
ダーティ液７内の磁性体１０はマグネットスクリュー４
の磁石体６の磁力により非磁性外筒１の外周に吸着して
ダーティ液７から分離され、この状態でマグネットスク
リュー４を回転駆動すると、非磁性外筒１に吸着された
磁性体１０は、非磁性外筒１の外周を略螺旋状に旋回し
つつ軸方向（本実施例では上方）に搬送され、非磁性外
筒１の上端部に集積してゆくが、搬送されて来た磁性体
１０は外筒上端部で、その円周方向（水平方向）に沿っ
て移動して行き、ストッパー１１により外筒１の外周に
一旦制止され、マグネットスクリュー４がさらに回転す
ると、磁石体６の欠如部分（非磁性部分）Ｓが当該制止
位置に達したとき、磁性体１０に磁力が及ばなくなるの
で、磁性体１０は非磁性外筒１から離反し、シューター
１２を滑落して分離排出される。したがって、磁性体１
０は、濾過タンク２内において、濾過と搬送が同時にな
されてダーティ液７は清浄にされる。
【００１１】尚、本発明の構成は、非磁性外筒１を傾斜
角６０度乃至９０度で立設した場合にとくに好適なもの
となる。すなわち、非磁性外筒１の傾斜角が０度乃至６
０度の場合は、搬送端部に集積した磁性体は自重により
落下し離反可能であるが、傾斜角６０度を境に自重（す
なわち、重力）による離反は困難となるからである。し
たがって、省スペース化を図るために、非磁性外筒１を
垂直縦型若しくは垂直に近い傾斜角度で配置する場合極
めて有効なものとなる。
角６０度乃至９０度で立設した場合にとくに好適なもの
となる。すなわち、非磁性外筒１の傾斜角が０度乃至６
０度の場合は、搬送端部に集積した磁性体は自重により
落下し離反可能であるが、傾斜角６０度を境に自重（す
なわち、重力）による離反は困難となるからである。し
たがって、省スペース化を図るために、非磁性外筒１を
垂直縦型若しくは垂直に近い傾斜角度で配置する場合極
めて有効なものとなる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、磁
性体の搬送端である非磁性外筒の終端部にも、別途、磁
性体の掻き取り機構を設けることなく、簡易な構造で、
非磁性外筒に吸着した磁性体の離反を行なうことができ
るという優れた効果がある。
性体の搬送端である非磁性外筒の終端部にも、別途、磁
性体の掻き取り機構を設けることなく、簡易な構造で、
非磁性外筒に吸着した磁性体の離反を行なうことができ
るという優れた効果がある。
【図１】本発明に係る磁性体濾過搬送装置の断面側面図
である。
である。
【図２】マグネットスクリューの終端部を示す要部斜視
図である。
図である。
【図３】本発明に係る磁性体濾過搬送装置の動作を示す
斜視図である。
斜視図である。
１ 非磁性体外筒
２ 濾過タンク
３ モーター（駆動機構）
４ マグネットスクリュー
５ 導磁性内筒
６ 磁石体
６ａ 永久磁石
７ ダーティ液
８ａ 天板
８ｂ 底板
９ 駆動軸
１０ 磁性体（切削屑、鉄粉）
１１ ストッパー
１２ シューター
１３ リムーバー
Ｓ 磁石体の欠如部分（非磁性部分）
Claims (4)
- 【請求項１】磁性体が混入した切削油を収容する濾過タ
ンク内に立設された非磁性外筒の内部に、磁石体を軸方
向一端から他端にわたって連続、且つ螺旋状に巻回した
マグネットスクリューを、前記外筒の軸方向に沿って配
設し、前記非磁性外筒とマグネットスクリューとの間の
相対的な回転運動によって前記非磁性外筒の外周面に吸
着された磁性体を軸方向端部に搬送する磁性体濾過搬送
装置において、非磁性外筒の搬送終端部に、搬送されて
きた磁性体を制止するストッパーと磁性体を滑落させる
シューターとからなるリムーバーを設けたことを特徴と
する磁性体濾過搬送装置。 - 【請求項２】マグネットスクリューの終端部の磁石体
を、非磁性外筒の円周方向に沿って配置すると共に、磁
石体の一部に磁性体を離反する非磁性部分を設けたこと
を特徴とする請求項１記載の磁性体濾過搬送装置。 - 【請求項３】マグネットスクリューの磁石体を、濾過タ
ンクに浸漬される下方部分のピッチを狭く配置すると共
に、磁性体の搬送部分のピッチを広く配置したことを特
徴とする請求項１又は請求項２記載の磁性体濾過搬送装
置。 - 【請求項４】非磁性外筒を傾斜角６０度乃至９０度で立
設したことを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれ
かに記載の磁性体濾過搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002089994A JP2003285238A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 磁性体濾過搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002089994A JP2003285238A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 磁性体濾過搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003285238A true JP2003285238A (ja) | 2003-10-07 |
Family
ID=29235405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002089994A Pending JP2003285238A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 磁性体濾過搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003285238A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006334717A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | F Syst Co Ltd | 使用済みクーラント液に混入する切屑、切粉などのスラッジ、油分の回収浄化装置。 |
| JP2009083085A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | J P C:Kk | クーラントタンク |
| CN102728465A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-10-17 | 成都利君科技有限责任公司 | 水平涡流干式磁选机及其使用方法 |
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| CN105833568A (zh) * | 2016-06-14 | 2016-08-10 | 河南纵横精工机械科技有限公司 | 切削液粘稠物质过滤吸附收集装置 |
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-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002089994A patent/JP2003285238A/ja active Pending
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| JP2009083085A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | J P C:Kk | クーラントタンク |
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