JP2003285009A - コインタイプ振動モーター - Google Patents

コインタイプ振動モーター

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JP2003285009A
JP2003285009A JP2002365423A JP2002365423A JP2003285009A JP 2003285009 A JP2003285009 A JP 2003285009A JP 2002365423 A JP2002365423 A JP 2002365423A JP 2002365423 A JP2002365423 A JP 2002365423A JP 2003285009 A JP2003285009 A JP 2003285009A
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Japan
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vibration motor
coin
rotor
weight body
type vibration
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JP2002365423A
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Sang Gil An
相吉 安
Soon Do Kwon
純道 權
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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Samsung Electro Mechanics Co Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/06Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa
    • H02K7/061Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa using rotary unbalanced masses
    • H02K7/063Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa using rotary unbalanced masses integrally combined with motor parts, e.g. motors with eccentric rotors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/18Contacts for co-operation with commutator or slip-ring, e.g. contact brush
    • H01R39/24Laminated contacts; Wire contacts, e.g. metallic brush, carbon fibres

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  • Power Engineering (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動モーターの小型化を達成しながら、偏心
質量の増加を通じた振動発生力を増加させると共に、組
立性を向上させることを目的とする。 【解決手段】 本発明は、内部空間を形成する上部及び
下部ケースと、前記上部及び下部ケース内のシャフト
と、前記シャフトに支持され、複数の巻線コイル、重量
体及び整流子基板を含む回転子と、前記回転子に対向
し、前記上部ケース内に位置するマグネットと、前記整
流子基板と選択的に接続され、前記下部ケース内に位置
するブラシとを含むコインタイプ振動モーターに関す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信端末機等
において、サイレントコール手段に用いられるコインタ
イプ振動モーターに関し、より詳細には、小型化された
コインタイプ振動モーターにおいて、内部構成を改善
し、偏心質量を増大し、又、移動通信端末機に組立てる
際、自動化可能に電源と連結される端子部の電源接続構
造を改善し、生産性を改善させることができるようにし
たコインタイプ振動モーターに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、コインタイプ振動モーター
は、回転子が偏心された状態で回転する過程で振動が発
生し、このような振動モーターは、主に小型に製作さ
れ、携帯電話又は呼出器等に内蔵される。
【0003】図1乃至図3は、一般的なコインタイプ振
動モーターに関するものである。図1は、振動モーター
の内側上部に位置した回転子と一体型に形成された回転
子モールド部の平面図を示し、図2は、上記図1の断面
A−A'を含むコインタイプ振動モーターの断面図であ
り、図3は、前記振動モーターの下部に位置した端子の
形態を示す平面図であり、(a)乃至(c)は各々の実
施形態の図面である。
【0004】図1及び2に示されているように、ブラケ
ット109の上部中央にシャフト105が立設され、前
記ブラケット109の上面に、シャフト105と離隔さ
れ、前記シャフトの外側周を囲むドーナツ状のマグネッ
ト108が設置される。前記マグネット間の空間には、
曲げ部を備えたブラシ111が、上側の整流子基板10
3と接触する。
【0005】又、前記整流子基板103は、回転子10
2の背面に備えられ、前記回転子102は、マグネット
108の上側に位置し、軸受106に支持され、シャフ
ト105を中心として回転し、前記整流子基板103が
位置する回転子102の上面には巻線コイル107が分
離形成され、これらの間で偏心力を作用させるための重
量体113が設置される。
【0006】又、一般的に、コインタイプ振動モーター
のブラケット109の上面に形成された下部の印刷回路
基板110と電源を連結するため、前記リードワイヤ1
14、コネクタ115又はFPCB連結端子116を用
いるが、このような構成の例がそれぞれ図3の(a)乃
至(c)に示すようになっている。
【0007】最後に、前記ブラケット109の上部は、
ケース101と結合され、相互の間に空間部を形成す
る。
【0008】以下、上記従来のコインタイプ振動モータ
ーの動作について説明する。
【0009】図3の(a)、(b)及び(c)に示すよ
うに、リードワイヤ114、コネクタ115又はFPC
B連結端子116を介して振動モーターに外部電源が加
えられれば、前記ブラシ111と整流子基板103を介
して、偏心された回転子102内に配置された巻線コイ
ル107に電流が流れることになり、マグネット108
とケース101とでなされた界磁との相互作用により、
前記重量体113により偏心された回転子102が、軸
受106を挟み前記軸105周囲を回転することによ
り、振動が誘発される。
【0010】このような、回転子モールド部102の回
転子は、十分な回転力の供給のために偏心量を極大化し
なければならないが、この際、前記偏心量は、偏心質量
mと偏心距離rの影響を受ける。ところが、一般的に、
モーターの小型化による趨勢のため、前記偏心距離rは
制約を受け、それにより、これを解決するため、前記偏
心質量mをなす重量体113を増大させなければならな
い。しかし、このような場合にも、他の構成要素との関
係により、空間上の制約を受ける。
【0011】これを詳細に説明すれば、図2に示された
従来の一般的なコインタイプ振動モーターにおいて、マ
グネット108とブラシ111とが、回転子102を中
心として前記ケース101内で同一方向に位置するの
で、結局、偏心質量mをなす重量体113が、前記マグ
ネット108とブラシ111の反対側である前記回転子
102の上面に設置するしかなく、それにより、前記回
転子102の上面において、巻線コイル107との干渉
を避けるために狭く且つ長く構成されなければならな
い。ところが、重量体113を狭く且つ長く構成すれ
ば、コインタイプ振動モーターの高さが増大するため、
結局、小型化に逆行する結果を招く。
【0012】従って、前述のような問題点を解決するた
め、前記重量体113を、高比重を有する材質より構成
したが、それもやはり、十分な偏心量を提供していなか
った。
【0013】又、従来の一般的なコインタイプ振動モー
ターにおいて、全体的に外径を縮小する場合、前述のよ
うな偏心距離rの減少による偏心量の減少以外にも、マ
グネットの内径の縮小によるブラシ111との組立空間
の縮小に繋がり、ブラシ111が位置する空間が縮小さ
れ、空間上の制約を受ける問題点が発生する。
【0014】即ち、このような理由により、組立工程が
煩わしくなる。前述のような組立上の問題点は、図3の
(a)乃至(c)に示すような電源との連結のため、リ
ードワイヤ114、コネクタ115又はFPCB連結端
子116を用い、これを携帯電話に組立てようとすると
き、手作業による組立に難点があり、問題点になってい
る。
【0015】尚、従来の一般的なコインタイプ振動モー
ターの場合、前記ブラシ111は、長さ方向に略“L”
字状の曲げ部を有しているため、前記曲げ部での疲労破
壊の影響を受け、高特性・高寿命の信頼性を備えること
ができない問題点がある。
【0016】図4は、従来技術に係る一般的なコインタ
イプ振動モーターのブラシを示す図である。
【0017】図4に示すように、従来の一般的なコイン
タイプ振動モーターに採用されるブラシ111は、整流
子基板に接触するブラシの弾性力が、二つ以上の曲げ部
111a,111bにより影響を受ける。この際、これ
らの曲げ部の微細な角変位及びブラシの組立誤差によっ
てブラシ弾性力が変化される。従って、均一なブラシ弾
性力を有しない従来の一般的なコインタイプ振動モータ
ーは、寿命が短く、整流時に大きなノイズを発生する問
題点があった。
【0018】従って、このような問題点を解決するた
め、前記曲げ部111a,111bを除去しようとした
が、そのためには、全体振動モーターの高さを増加させ
ない範囲内で補助片を使用しなければならないので、結
局、振動モーターの下部の構成を大幅変化しなければな
らない設計上の難点があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述のよう
な従来技術の問題点を解決するために案出されたもので
あり、コインタイプ振動モーターの直径を縮小すると共
に、高さを大きく増加させない範囲内でモーターの構成
を改善し、偏心質量の増加を通じた振動発生力を増加さ
せ、下部構成をなすブラシ及び電源と連結される端子部
を改善し、組立性を向上させることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】このような目的の達成の
ため、本発明に係るコインタイプ振動モーターは、内部
空間を形成するケースと、前記ケース内のシャフトと、
前記シャフトに支持され、複数の巻線コイル、重量体お
よび整流子基板を含む回転子と、前記回転子に対向し、
前記回転子を中心として前記ケース内の一側に位置した
マグネットと、前記整流子基板と選択的に接続され、前
記回転子を中心として前記ケース内の他側に位置するブ
ラシとを含むことを特徴とする。
【0021】ところが、前記内部空間を形成するケース
を、上部ケース及び下部ケースに分離構成することもで
きるので、本発明の具体的な実施例として、コインタイ
プ振動モーターは、内部空間を形成する上部及び下部ケ
ースと、前記上部及び下部ケース内のシャフトと、前記
シャフトに支持され、複数の巻線コイル、重量体および
整流子基板を含む回転子と、前記回転子に対向し、前記
上部ケース内に位置するマグネットと、前記整流子基板
と選択的に接続され、前記下部ケース内に位置するブラ
シとを含むことを特徴とする。
【0022】又、本発明の望ましい実施のため、前記コ
インタイプ振動モーターにおいて、前記下部ケースは、
ヨークを含むモールド部であることを特徴とする。尚、
前記下部ケースは、印刷回路基板を含むモールド部であ
ることを特徴とする。更に、他の実施の態様として、前
記下部ケースは、ヨークと印刷回路基板との両方を含む
モールド部で構成することもできる。
【0023】ところが、前記モールド部において、前記
印刷回路基板の外側には、導電性ランド部が形成され、
前記導電性ランド部は、少なくとも二つに分割されたこ
とを特徴とする。
【0024】又、本発明の望ましい実施のため、前記重
量体は、前記整流子基板を中心として上下両側に一体に
延長されることを特徴とする。
【0025】尚、本発明の更に望ましい実施のため、前
記重量体は、前記整流子基板の上側の少なくとも一つの
第1の重量体と、前記整流子基板の下側の少なくとも一
つの第2の重量体とを含むことを特徴とする。
【0026】更に、本発明に係るコインタイプ振動モー
ターは、内部空間を形成する上部及び下部ケースと、前
記上部及び下部ケース内のシャフトと、前記シャフトに
支持され、複数の巻線コイル、重量体及び整流子基板を
含む回転子と、前記回転子に対向するマグネットと、前
記整流子基板と選択的に接続され、長さ方向に垂直で、
同時に前記シャフトの軸方向に垂直な少なくとも一つの
曲げ部を有するブラシとを含むことを特徴とする。
【0027】ところが、前記コインタイプ振動モーター
において、前記下部ケースは、印刷回路基板を含むモー
ルド部であり、前記ブラシは、前記印刷回路基板の上面
のランド部に接続されることを特徴とし、場合によって
は、前記ブラシに機械的に連結され、前記ブラシの長さ
方向及びシャフトの軸方向に垂直な少なくとも一つの曲
げ部を有する補助片を更に含むことを特徴とする。
【0028】又、前記下部ケースは、印刷回路基板を含
むモールド部であり、前記補助片は、前記印刷回路基板
の上面のランド部に接続されることを特徴とする。
【0029】本発明に係るコインタイプ振動モーターの
他の実施例として、内部空間を形成する上部及び下部ケ
ースと、前記上部及び下部ケースの中心間を連結するシ
ャフトと、前記シャフトに支持され、複数の巻線コイ
ル、重量体及び整流子基板を含む回転子と、前記整流子
基板と選択的に接続され、前記下部ケース内に位置する
ブラシと、前記回転子に対向し、前記上部及び下部ケー
スの一面にそれぞれ付着されるマグネットと、で構成さ
れたことを特徴とする。
【0030】ところが、前記コインタイプ振動モーター
において、前記一対のマグネットは、相互対向する方向
に極性が互いに異なるように着磁されることを特徴とす
る。
【0031】又、前記下部ケースは、ヨークを含むモー
ルド部であるか、又は印刷回路基板を含むモールド部で
あるか、又はヨークと印刷回路基板とを含むモールド部
であることを特徴とする。
【0032】更に、前記重量体は、前記整流子基板を中
心として上下両側に一体に延長されることを特徴とし、
更に他の実施例として、前記重量体は、前記整流子基板
の上側の少なくとも一つの第1の重量体と、前記整流子
基板の下側の少なくとも一つの第2の重量体とを含むこ
とを特徴とする。
【0033】又、前記印刷回路基板の外側には、導電性
ランド部が形成され、前記導電性ランド部は、少なくと
も二つに分割されたことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコインタイプ
振動モーターの好ましい実施例を、添付図面に基づき、
詳細に説明する。
【0035】図5は、本発明に係るコインタイプ振動モ
ーターの一実施例の断面図を示し、図6は、回転子を含
む回転子モールド部の構成を示し、(a)は平面図、
(b)は断面図、(c)は背面図をそれぞれ示す図であ
る。マグネット2とブラシ10は、回転子1を挟み、即
ち、前記回転子を中心として互いに対向しており、前記
ブラシ10の作動空間や設置面積を十分確保すると共
に、偏心力が大きい回転子1を高速で回転させるのに必
要な空間を確保可能にする。
【0036】本発明に係るコインタイプ振動モーター
は、図5に示すように、マグネット2が付着され、内部
に所定の大きさの空間部を形成する上部ケース3と、ヨ
ーク13及び/又は印刷回路基板11を含むモールド部
12からなる下部ケースとで構成され、前記上部及び下
部ケース内にはシャフト4が位置し、前記シャフトには
回転子1が、ワッシャ5及び軸受6により支持されてい
る。
【0037】ちなみに、前記シャフト4は、前記上部ケ
ース3の内側中央に一方の側が固定され、他方の側は、
前記モールド部12に固定される。又、前記回転子は、
前記シャフト4にワッシャ5及び軸受6で偏心するよう
に支持され、前記マグネット2との相互作用で電磁気力
を発生させる巻線コイル7を上側に備え、偏心量を増大
するため、第1の重量体を備えている。
【0038】前記ヨーク13は、ターミナルと共にイン
サート射出成形され、一体形成されることを特徴とし、
前記回転子は、複数の巻線コイル7、重量体9、14及
び整流子基板8を上下面に含むモールド部で構成され
る。
【0039】前記重量体は、前記整流子基板8を中心と
して上下両側に一体に延長されるように構成することが
できるが、更に望ましい実施のため、前記重量体は、前
記整流子基板8の上側に少なくとも一つの第1の重量体
14と、前記整流子基板の下側に少なくとも一つの第2
の重量体9とを含んでいる。
【0040】又、前記下部ケースをなすモールド部12
において、前記印刷回路基板11の外側には導電性ラン
ド部が形成され、前記導電性ランド部は、少なくとも二
つに分割されている。
【0041】尚、本発明に係るコインタイプ振動モータ
ーは、前記整流子基板8と選択的に接続され、長さ方向
に垂直であり、同時に前記シャフトの軸方向に垂直な少
なくとも一つの曲げ部10bを有するブラシ10を含
む。
【0042】ところが、前記コインタイプ振動モーター
において、前記ブラシ10は、前記印刷回路基板11の
上面のランド部に接続されることを特徴とし、場合によ
っては、前記ブラシ10に機械的に連結され、前記ブラ
シの長さ方向及びシャフトの軸方向に垂直な少なくとも
一つの曲げ部15bを有する補助片15を追加的に含
む。
【0043】即ち、本発明に係るコインタイプ振動モー
ターは、前記ブラシ10に形成されたブラシの長さ方向
及びシャフトの軸方向に垂直な少なくとも一つの曲げ部
10b、及び補助片15に形成されたブラシの長さ方向
及びシャフトの軸方向に垂直な少なくとも一つの曲げ部
15bにより、組立後に受ける力による変形を防止する
ことができ、均一な弾性力が得られる。
【0044】又、前記補助片15は、前記印刷回路基板
11の上面に接続される。
【0045】本発明に係るコインタイプ振動モーターに
おける振動力は、重量体による偏心質量mと偏心距離r
の影響を受ける。
【0046】ところが、前記偏心距離rは、モーターの
小型化の趨勢による一定の制約を受け、偏心質量は、こ
れを増大するために高比重の材料を用いたとしても一定
の限界があるので、本発明においては、図6の(a)乃
至(c)に示すように、回転子1の上面及び下面に各々
の第1の重量体14及び第2の重量体9を設置すること
により、従来、一側のみに重量体を設置した場合に比
べ、十分な回転子の偏心質量を確保可能となる。しか
も、前記下側の第2の重量体9の場合、上側の第1の重
量体14に比べ、巻線コイルとの設置干渉がなくなり、
空間上の制約を少なく受ける長所があるので、偏心質量
の増大の効果は一層大きくなる。前記第2の重量体9
は、回転子1の整流子基板8の下面に接着等で接着固定
するか、又はインサート射出成形により固定することが
できる。
【0047】図7は、本発明に係るコインタイプ振動モ
ーターの下部ケースを示すための底面図であり、前記下
部ケースは、ヨーク13と印刷回路基板11とを含むモ
ールド部12で構成され、前記印刷回路基板11の外側
には導電性ランド部16が形成され、前記導電性ランド
部16は、少なくとも二つに分割されたことを特徴とす
る。
【0048】又、前記印刷回路基板11に備えられたラ
ンド16に、ブラシ10、又はブラシと機械的に結合さ
れた補助片15が、ウェルディング等により直接連結、
又はソルダ等により間接連結されることにより、モータ
ー全体の厚さを減らすことができる。
【0049】図8は、本発明に係るコインタイプ振動モ
ーターの下部印刷基板の平面図を示す図であり、図示の
ように、前記印刷回路基板の上面にはパターン17が形
成され、ブラシと結合される。
【0050】従って、本発明に係るコインタイプ振動モ
ーターは、モーターの寿命及び整流時のノイズの発生を
減らすことのできるブラシを提供することができ、均一
なブラシの弾性力が発揮できる特徴を有する。
【0051】図9は、本発明に係るコインタイプ振動モ
ーターの下部印刷基板の平面図を示す図であり、図示の
ように、本発明に係る振動モーターに採用されるブラシ
10は、前記整流子基板8と選択的に接続され、長さ方
向に垂直であり、同時に前記シャフト4の軸方向に垂直
な少なくとも一つの曲げ部10bを有することを示して
おり、補助片15は、上下の変位差によるブラシ弾性力
の変化が小さく、ブラシが組立後に受ける力により変形
される方向への曲げ部ではなく、前記ブラシ10の長さ
方向に垂直で、同時に前記シャフト4の軸方向に垂直な
少なくとも一つの曲げ部15bを備えたことを示してい
る。
【0052】このように構成される本発明に係るコイン
タイプ振動モーターによれば、モーターの直径を縮小す
ると共に高さをあまり増加させなくなり、小型化が可能
であり、作業性が改善されるので、生産性及び製品の均
一な品質を保障することができる効果を奏する。
【0053】一方、図10及び図11は、コインタイプ
振動モーターにおいて、巻線コイル7に鎖交される磁束
量を増大するためのマグネット2,2aの構成を示す図
である。
【0054】同図に示すように、図10を基準にして説
明すれば、シャフト4に回転可能に軸支持される回転子
1の上下に一対のマグネット2,2aが備えられ、これ
らのマグネット2,2aは、各上部ケース3と下部ケー
スの一面に付着される構成である。
【0055】ここで、前記下部ケースは、前述の実施例
と同様に、ヨーク13と印刷回路基板11とを含むモー
ルド部12から構成される。
【0056】一方、前記マグネット2,2aは、ほぼ環
状を有するように備えられ、相互対向する方向に引力が
作用するように極性が形成される構造である。即ち、図
11に示すように、前記マグネット2,2aは、円周方
向にN・S極が交互に着磁される構成であり、相互対向
する方向に極性が相互異なるように着磁される構造であ
る。
【0057】
【発明の効果】このように、前記回転子1に対向してそ
の上下に備えられる一対のマグネット2,2aは、前記
回転子1の巻線コイル7に鎖交される磁束の量を、従前
の単一マグネット構造に比べ、更に大きく確保すること
ができる。即ち、前記巻線コイル7の上下にマグネット
2,2aが配置されることにより、これらのマグネット
2,2aから出た磁束が、別の損失なしに巻線コイル7
に鎖交されるので、結果的にモーターの回転力と振動力
が大幅向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に係るコインタイプ振動モーターの
回転子の平面図である。
【図2】 従来技術に係るコインタイプ振動モーターの
断面図である。
【図3】 従来技術に係るコインタイプ振動モーターの
端子の形態を示す図であり、(a)乃至(c)は各々の
実施形態の図面である。
【図4】 従来技術に係るコインタイプ振動モーターの
ブラシを示す図である。
【図5】 本発明に係るコインタイプ振動モーターの断
面図である。
【図6】 本発明に係るコインタイプ振動モーターの回
転子のモールド部の構成を示し、(a)は平面図、
(b)は断面図、(c)は背面図をそれぞれ示す図であ
る。
【図7】 本発明に係るコインタイプ振動モーターの下
部印刷基板の底面図である。
【図8】 本発明に係るコインタイプ振動モーターの下
部印刷基板の平面図である。
【図9】 本発明に係るコインタイプ振動モーターのブ
ラシを示す図である。
【図10】 本発明に係るコインタイプ振動モーターに
おいて、巻線コイルに鎖交される磁束量を増大するため
のマグネットの構成を示す図である。
【図11】 本発明に係るコインタイプ振動モーターに
おいて、巻線コイルに鎖交される磁束量を増大するため
のマグネットの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 回転子 2,2a マグネット 3 上部ケース 4 シャフト 5 ワッシャ 6 軸受 7 巻線コイル 8 整流子基板 9 第2の重量体 10 ブラシ 11 印刷回路基板 12 モールド部 13 ヨーク 14 第1の重量体 15 補助片 16 ランド部 17 パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 權 純道 大韓民国ソウル市永登浦區新吉1洞2/3 三頭アパートメント113号 Fターム(参考) 5D107 AA13 BB08 CC09 CC10 DD08 DD11 5H607 BB01 BB04 BB14 CC01 CC05 DD02 DD03 DD09 DD16 GG02 GG09 JJ01 JJ04 KK08

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部空間を形成するケースと、前記ケー
    ス内のシャフトと、前記シャフトに支持され、複数の巻
    線コイル及び整流子基板を含む回転子と、前記回転子に
    対向し、前記回転子を基準にして前記ケース内の一側に
    位置したマグネットと、前記整流子基板と選択的に接続
    され、前記回転子を基準にして前記ケース内の他側に位
    置するブラシとを含むことを特徴とするコインタイプ振
    動モーター。
  2. 【請求項2】 前記回転子は、重量体を更に含み、前記
    重量体は、前記整流子基板を中心として上下両側に一体
    に延長されることを特徴とする、請求項1記載のコイン
    タイプ振動モーター。
  3. 【請求項3】 前記回転子は、重量体を更に含み、前記
    重量体は、前記整流子基板の上側の少なくとも一つの第
    1の重量体と、前記整流子基板の下側の少なくとも一つ
    の第2の重量体とを含むことを特徴とする、請求項1記
    載のコインタイプ振動モーター。
  4. 【請求項4】 内部空間を形成する上部及び下部ケース
    と、前記上部及び下部ケース内のシャフトと、前記シャ
    フトに支持され、複数の巻線コイル、重量体及び整流子
    基板を含む回転子と、前記回転子に対向し、前記上部ケ
    ース内に位置するマグネットと、前記整流子基板と選択
    的に接続され、前記下部ケース内に位置するブラシとを
    含むことを特徴とするコインタイプ振動モータ。
  5. 【請求項5】 前記下部ケースは、ヨークを含むモール
    ド部であることを特徴とする、請求項4記載のコインタ
    イプ振動モーター。
  6. 【請求項6】 前記下部ケースは、印刷回路基板を含む
    モールド部であることを特徴とする、請求項4記載のコ
    インタイプ振動モーター。
  7. 【請求項7】 前記下部ケースは、ヨークと印刷回路基
    板とを含むモールド部であることを特徴とする、請求項
    4記載のコインタイプ振動モーター。
  8. 【請求項8】 前記印刷回路基板の外側には、導電性ラ
    ンド部が形成され、前記導電性ランド部は、少なくとも
    二つに分割されたことを特徴とする、請求項6又は7記
    載のコインタイプ振動モーター。
  9. 【請求項9】 前記重量体は、前記整流子基板を中心と
    して上下両側に一体に延長されることを特徴とする、請
    求項4記載のコインタイプ振動モーター。
  10. 【請求項10】 前記重量体は、前記整流子基板の上側
    の少なくとも一つの第1の重量体と、前記整流子基板の
    下側の少なくとも一つの第2の重量体とを含むことを特
    徴とする、請求項4記載のコインタイプ振動モーター。
  11. 【請求項11】 内部空間を形成する上部及び下部ケー
    スと、前記上部及び下部ケース内のシャフトと、前記シ
    ャフトに支持され、複数の巻線コイル、重量体及び整流
    子基板を含む回転子と、前記回転子に対向するマグネッ
    トと、前記整流子基板と選択的に接続され、長さ方向及
    びシャフトの軸方向に垂直な少なくとも一つの曲げ部を
    有するブラシとを含むことを特徴とするコインタイプ振
    動モーター。
  12. 【請求項12】 前記下部ケースは、印刷回路基板を含
    むモールド部であり、前記ブラシは、前記印刷回路基板
    の上面のランド部に接続されることを特徴とする、請求
    項11記載のコインタイプ振動モーター。
  13. 【請求項13】 前記ブラシに機械的に連結され、前記
    ブラシの長さ方向及びシャフトの軸方向に垂直な少なく
    とも一つの曲げ部を有する補助片を更に含むことを特徴
    とする、請求項11記載のコインタイプ振動モーター。
  14. 【請求項14】 前記下部ケースは、印刷回路基板を含
    むモールド部であり、前記補助片は、前記印刷回路基板
    の上面のランド部に接続されることを特徴とする、請求
    項13記載のコインタイプ振動モーター。
  15. 【請求項15】内部空間を形成する上部及び下部ケース
    と、 前記上部及び下部ケースの中心間を連結するシャフト
    と、 前記シャフトに支持され、複数の巻線コイル、重量体及
    び整流子基板を含む回転子と、 前記整流子基板と選択的に接続され、前記下部ケース内
    に位置するブラシと、 前記回転子に対向し、前記上部及び下部ケースの一面に
    それぞれ付着されるマグネットと、を含むことを特徴と
    するコインタイプ振動モーター。
  16. 【請求項16】 前記一対のマグネットは、相互対向す
    る方向に極性が互いに異なるように着磁されることを特
    徴とする、請求項15記載のコインタイプ振動モータ
    ー。
  17. 【請求項17】 前記下部ケースは、ヨークを含むモー
    ルド部であることを特徴とする、請求項15記載のコイ
    ンタイプ振動モーター。
  18. 【請求項18】 前記下部ケースは、印刷回路基板を含
    むモールド部であることを特徴とする、請求項15記載
    のコインタイプ振動モーター。
  19. 【請求項19】 前記下部ケースは、ヨークと印刷回路
    基板とを含むモールド部であることを特徴とする、請求
    項15記載のコインタイプ振動モーター。
  20. 【請求項20】 前記重量体は、前記整流子基板を中心
    として上下両側に一体に延長されることを特徴とする、
    請求項15記載のコインタイプ振動モーター。
  21. 【請求項21】 前記重量体は、前記整流子基板の上側
    の少なくとも一つの第1の重量体と、前記整流子基板の
    下側の少なくとも一つの第2の重量体とを含むことを特
    徴とする、請求項15記載のコインタイプ振動モータ
    ー。
  22. 【請求項22】 前記印刷回路基板の外側には、導電性
    ランド部が形成され、前記導電性ランド部は、少なくと
    も二つに分割されたことを特徴とする、請求項18又は
    19記載のコインタイプ振動モーター。
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