JP2003284664A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2003284664A
JP2003284664A JP2002092829A JP2002092829A JP2003284664A JP 2003284664 A JP2003284664 A JP 2003284664A JP 2002092829 A JP2002092829 A JP 2002092829A JP 2002092829 A JP2002092829 A JP 2002092829A JP 2003284664 A JP2003284664 A JP 2003284664A
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JP
Japan
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door
dishwasher
hinge mechanism
upper door
plate
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JP2002092829A
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English (en)
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Keisuke Tashiro
啓介 田代
Toshio Eki
驛  利男
Hiroshi Horiuchi
啓史 堀内
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス時に外装板等の他の部品を外す
ことなく容易にドアを取外し、取付けることができる機
器を提供することを目的とする。 【解決手段】 洗浄槽5に支持プレート6が一体もしく
はねじ止めされ、支持プレート6には、固定プレート7
が回転中心軸部8で接合され、固定プレート7は回動
し、食器洗浄機本体側にヒンジ機構4が構成される。上
ドア1に反り防止の補強プレート9が取付けられ、上ド
ア内側部材10との間に受け部11が構成されている。
受け部11に固定プレート10の一端12を差し込み、
上ドア1と食器洗浄機本体との連結ができ、回転中心軸
8にて上ドア1の開閉が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、食器を載置した食器か
ごを収納する洗浄槽を内部に有する食器洗浄機に設けら
れたドア開閉の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドアの構成において、食器洗浄機
の場合について図面を用い以下に説明する。図11は従
来の食器洗浄機のドア構成を示す図である。但し、説明
の簡略化のため、食器洗浄機に内蔵される洗浄槽等の部
材に関する図を省略する。食器洗浄機は、内部に洗浄槽
を有し、外側には外装板109と、操作を行う操作パネ
ル110がある。また、食器洗浄機前面の開口部には、
ドア101・111が取り付けられている。
【0003】図12においてドア101の取付構造につ
いて説明する。食器洗浄機のドア101の下端部に、周
囲にねじりバネ102を設けた回転中心軸103が取付
けられていて、この回転中心軸103は洗浄槽108に
固定された支持プレート104の凹部105に支持され
る。そしてねじりバネ102の一端106が支持プレー
ト104の下端部にある係止部107に収める。また、
ねじりバネ102の他端はドアに取り付けられている。
これにより、回転中心軸103が凹部105に固定され
抜けることを防止する。
【0004】ドア101の回転中心軸103が支持プレ
ート104の凹部105に収まることにより、ヒンジ機
構が成立し、ドアの開閉を行うことができる。ねじりバ
ネ102によりドア101には付勢力が働き、ドア10
1の開閉操作を軽くしたり、急激に開いたり閉まったり
することを防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、メンテナンスに
おいてドアを取付け・取外しを行うには、外装板・操作
パネル等の部品を取外し、ねじりバネの一端をドアヒン
ジ係止部から解除する必要がある。結果としてドア交換
等のメンテナンス時に負担がかかっていた。また、ドア
交換の際には、ドアに取付けられているねじりバネ等の
交換の必要のない部品も取外したり、交換したりする手
間がかかってしまう。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に提供する本願第一の発明に係る食器洗浄機は、食器洗
浄機本体の開口部に設けられたドアのヒンジ機構部が、
食器洗浄機本体側で構成され、ドアを取り外した際に、
ヒンジ機構部が食器洗浄機本体側に残される。これによ
り、従来のようにドア取付け時において、分割されたヒ
ンジ機構部材を連結させ、付勢手段部材を固定するなど
の煩雑した作業をする必要がなくなる。また、ヒンジ機
構部が食器洗浄機本体側に残っているため、外装板や操
作パネルを取外す必要がなく、ドアの着脱が容易にな
り、ドア交換のメンテナンスやドア・内槽の清掃を行う
ことができる。更に、ドア交換が必要になった際にドア
本体の交換だけでよく、付勢手段部材やヒンジ機構部品
交換の必要がない。
【0007】前記課題を解決するために提供する本願第
二の発明に係る食器洗浄機は、食器洗浄機本体の開口部
に設けられたドアを取り外した際に、ヒンジ機構部がド
ア側で構成される。これにより、従来のようにドア取付
け時において、分割されたヒンジ機構部材を連結させ、
付勢手段部材を固定するなどの煩雑した作業をする必要
がなくなる。ヒンジ機構部がドア側に残っているため、
ヒンジ機構部を食器洗浄機本体の受け部に差込む作業だ
けでよく、外装板や操作パネルを取外すことなく、ドア
の着脱が可能になる。これによりドアの取外しが容易に
なりドア交換のメンテナンスやドアの清掃を行うことが
できる。特に食器洗浄機本体側にヒンジ機構部がないた
め内槽の清掃が楽に行える。
【0008】前記課題を解決するために提供する本願第
三の発明に係る食器洗浄機は、ヒンジ機構部が、ドアの
閉まる方向に働く付勢手段を持つことにより、従来、手
間のかかっていたドア着脱時に付勢手段を構成する部材
を取り外す作業や付勢力に逆らってドアを取付ける作業
を省くことができる。
【0009】前記課題を解決するために提供する本願第
四の発明に係る食器洗浄機は、ヒンジ機構部において、
回転範囲規制手段を持つことにより、ドアを取外した状
態において、ヒンジ機構部の回動部が回り過ぎたりする
ことでドアや内槽・外装板などを傷つけることがない。
【0010】前記課題を解決するために提供する本願第
五の発明に係る食器洗浄機は、ドアを食器洗浄機本体に
取り付ける際において、ヒンジ機構部を構成する回動部
が挿入される、ヒンジ機構部のない側に設けられた取付
部入口の開口面積が、取付部の開口面積より大きいこと
により、ドア取付時にヒンジを構成する回動部材の一端
が正規の取付位置に案内され、取付け易くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るドア開閉の取
付構造において、食器洗浄機の一実施の形態について図
面を参照して説明する。図1は本発明に係る食器洗浄機
の斜視図である。図1に示すように2枚ドアを構成する
上ドア1と、下ドア2と、本体3とは各ドアの下方に設
けられたヒンジ機構部4によって連結されている。ここ
では上ドア1の場合について説明する。図2において洗
浄槽5に支持プレート6が一体もしくはねじ止めされて
いる。この支持プレート6には、固定プレート7が回転
中心軸部8で接合され、固定プレート7が回動するよう
になっており、食器洗浄機本体側にヒンジ機構4が構成
される。
【0012】上ドア1には、反り防止の補強プレート9
が取付けられ、上ドア内側部材10との間に受け部11
が構成されている。この受け部11に固定プレート7の
一端12を差し込み、上ドア1と食器洗浄機本体との連
結ができ、回転中心軸8にて上ドア1の開閉が可能にな
る。このとき、受け部11は補強プレート9と兼用せ
ず、専用部材を設けたり他部品との兼用でもよい。
【0013】また、上ドア1が閉まる方向に付勢力が働
かせる弾性体を支持プレート6と固定プレート7との間
に構成してもよい。引張ばね13が、支持プレート6と
固定プレート7の貫通穴や切欠き、曲げなどの引っかけ
部14に取付けられる。支持プレート6に引っかけ部1
4を設け、兼用させることにより、部品点数を削減でき
る。更に、上ドア1の補強プレート9が、固定プレート
7の一端12の挿入部近傍で曲折部15を設けることに
より、挿入部入口16が広くなり食器洗浄機本体側にヒ
ンジ機構部4を構成する固定プレート7の一端12を上
ドア1の受け部11に差込む際に、多少ずれて差込まれ
ても正規の取付位置に案内される。
【0014】上ドア1の抜け防止・固定方法について
は、図3,4,5に示すように上ドア内側21の切欠き
部22の先端に係止部23、食器洗浄機本体側にヒンジ
機構を構成する固定プレート24には貫通穴もしくは切
欠き25を設ける。上ドア1を取付ける場合において、
固定プレート24の一端26が上ドア1の受け部27に
収まる際に、切欠き部22により弾性を持った係止部2
3が曲がり、固定プレート24の一端26を通過させ、
固定プレート24の貫通穴もしくは切欠き25に、係止
部23が嵌め込まれることにより、上ドア1が食器洗浄
機本体に固定され抜けなくなる。このとき上ドア1の補
強プレート28と、食器洗浄機本体側にヒンジ機構4を
構成する固定プレート24をねじ止めする方法でもよ
い。逆に、上ドア1を取外す場合においては、図6に示
すように切欠き部22を押すことにより、係止部23が
固定プレート24の切欠き25から外れ、上ドア1を引
き抜くことができる。
【0015】また、図7に示すように、上ドア1を取外
す際、食器洗浄機本体側に構成されるヒンジ機構4の固
定プレート7は、上ドア1が閉まる方向に引っ張りばね
13により付勢力が働いているため、回転中心軸8で回
動し、洗浄槽5や外装板29に接触し傷を付けてしまう
恐れがある。これを防ぐため固定プレート7の一部30
と支持プレート6の一部31が当接し、回転を規制する
構造になっている。
【0016】もう一つの実施例として、図8のように上
ドア1側にヒンジ機構部を構成する場合について説明す
る。図9および図10に示すように、上ドア1の回転中
心軸41には、プレート42が取付けられ回動するよう
になっている。このプレート42には、上ドア1が閉ま
る方向に付勢力が働かせるばね43の一端50が取付け
られている。以上により上ドア1側にヒンジ機構部を構
成することができる。上ドア1を取り付ける際には、洗
浄槽44の受け部45に上ドア1のプレート42を差込
むことにより、プレート42の一端46が受け部45の
係止部47に引っかかる。これにより上ドア1を取付け
ることができる。上ドア1を取り外す際には、プレート
42の凸部48を押すことにより、係止回転部49を軸
としてプレート42が回転し、プレート42の一端46
が受け部45の係止部47から外れる。このとき、上ド
ア1を引き抜くことにより上ドア1を取り外すことがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上に説明した様に、本発明に係る食器
洗浄機によれば、外装板や操作パネルを取外すことなく
ドアを取り外しすることができるようになる。これによ
りドア交換などのメンテナンスも容易になり、ドア単体
を清掃することもできる。また、ドアを取り外したとき
には本体の開口部が大きくとれ、使用者が洗浄槽内や本
体の枠部分等を清掃しやすくなる。その他、ドアを簡単
に取外して、食器洗浄機本体の開口部が大きくなること
により皿の収納・取り出しがしやすくなる。また、通常
ドアの開閉だけでは、入りきれない大皿・鍋などを収納
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食器洗浄機の一実施の形態におけ
る構成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る食器洗浄機の一実施の形態におけ
るドアの取付構成を示す構造図である。
【図3】本発明に係る食器洗浄機の一実施の形態におけ
るドア取付方法を示す図である。
【図4】本発明に係る食器洗浄機の一実施の形態におけ
るドアの取付状態を示す断面図である。
【図5】本発明に係る食器洗浄機の一実施の形態におけ
るドアの取付途中を示す断面図である。
【図6】本発明に係る食器洗浄機の一実施の形態におけ
るドアの取付外し状態を示す断面図である。
【図7】本発明に係る食器洗浄機の一実施の形態におけ
るヒンジ構成を示す構造図である。
【図8】本発明に係る食器洗浄機のその他の実施形態に
おける構成を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る食器洗浄機のその他の実施形態に
おけるドア取付構成を示す構造図である。
【図10】本発明に係る食器洗浄機のその他の実施形態
におけるドアを取り外す方法を示す構造図である。
【図11】従来における食器洗浄機の構成を示す構造図
である。
【図12】従来における食器洗浄機の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1.上ドア 2.下ドア 3.本体 4.ヒンジ機構部 5.洗浄槽 6.支持プレート 7.固定プレート 8.回転中心軸 9.補強プレート 10.上ドア内側部材 11.受け部 12.一端 13.引っ張りばね 14.引っかけ部 15.曲折部 16.挿入部入口 21.上ドア内側 22.切欠き部 23.係止部 24.固定プレート 25.切欠き 26.一端 27.受け部 28.補強プレート 29.外装板 30.固定プレートの一部 31.支持プレートの一部 41.回転中心軸 42.プレート 43.ばね 44.洗浄槽 45.受け部 46.一端 47.係止部 48.凸部 49.係止回転部 50.一端 101.ドア 102.ねじりバネ 103.回転中心軸 104.支持プレート 105.凹部 106.一端 107.係止部 108.洗浄槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀内 啓史 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BB01 BB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を載置した食器かごを収納する洗浄
    槽を内部に有する食器洗浄機本体の開口部に設けられた
    ドアが、ヒンジ機構により連結され開閉する機器におい
    て、ヒンジ機構部が食器洗浄機本体側で構成され、ドア
    を取り外した際に、ヒンジ機構部が食器洗浄機本体側に
    残されることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 食器洗浄機本体の開口部に設けられたド
    アが、ヒンジ機構により連結され開閉する食器洗浄機に
    おいて、ドアを取り外した際に、ヒンジ機構部がドア側
    で構成されることを特徴とする食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 ヒンジ機構部が、ドアの閉まる方向に働
    く付勢手段を持つことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 ヒンジ機構部において、回転範囲規制手
    段を持つことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 ドアを食器洗浄機本体に取り付ける際に
    おいて、ヒンジ機構部を構成する回動部が挿入される、
    ヒンジ機構部のない側に設けられた取付部入口の開口面
    積が、取付部の開口面積より大きいことを特徴とする請
    求項1〜4に記載の食器洗浄機。
JP2002092829A 2002-03-28 2002-03-28 食器洗浄機 Pending JP2003284664A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006055624A (ja) * 2004-06-18 2006-03-02 Hoshizaki Electric Co Ltd 食器洗浄機
US9131825B2 (en) 2005-04-27 2015-09-15 Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha Dishwashing machine

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