JP4900643B2 - オーブントースター - Google Patents

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Description

本発明は、オーブントースターに関するものであり、汚れが付着しやすい前扉の本体への着脱を簡単に行なえる機構を備え、かつ前扉の脱落、破損がないオーブントースターに関するものである。
オーブントースターなどの加熱調理器は、使用に伴い調理室の内部に食品の滓が残ったり、焼き網等に食品の焦げた部分がこびりつき、あるいは熱せられた食品などから出た油などが扉に付着したりして汚れやすいものであった。このため、従来から、扉ごと取り外して丸洗いし、調理室内を清掃できるようにしようとするものが考えられていた(例えば下記特許文献1〜4)。
下記特許文献1には、図9(a)、図9(b)に示すように、汚れが付着しやすいオーブントースター81の扉84を、オーブントースター本体82へ簡単に着脱することができる機構を備えており、一応掃除しやすいオーブントースターが開示されている。このオーブントースターは、本体82の前面壁88部分に、本体82の前面側から手操作で開閉し得る孔89を有し、その孔89の閉じた状態で取付け軸85の第2端部85aを保持する扉着脱機構86を有している。扉着脱機構86は、長方形の平板をL字型に折り曲げた取付け軸ストッパ87を有し、この取付け軸ストッパ87をつまみ移動孔83に沿って上下に移動操作してストッパの孔89を開閉することにより、本体81の前面側から扉84を着脱できる物である。この下記特許文献1に開示されているオーブントースターは、本体81の分解をしないで、扉84を本体の前面側から簡単に着脱することができ、これにより製造性が向上するとともに、扉84を簡単に取り外して丸洗いができるため清掃性が向上するというものである。
また、下記特許文献2には、オーブントースター本体内が汚れた際に内部の隅々まで清掃できるようにするため、本体から扉を取り外すことができるようにしたオーブントースターが開示されている。すなわち、下記特許文献2に開示されているオーブントースターは、図示しないオーブントースター本体の開口部の両側下端部に支持軸を挿入する軸受を設けるとともに、図10(a)に示すように、扉94の両側下端部にその軸受けに軸支される支持軸97を設け、支持軸97を連結部材92を介して本体の軸受けから出没自在になるよう、両側の支持軸97を同時に出没させる手動手段95を扉裏面に設けたものである。このオーブントースターは、扉94の裏面内に設けた回動部材96の操作により、図10(b)に示すように、扉94と本体とを結合する支持軸97の結合が左右同時に外れるようにして、真直ぐ扉94の取り外し及び取り付けをできるようになる。
また、下記特許文献3は、オーブン室内を清掃する際に扉102が邪魔にならないように、扉102を本体に着脱自在に取付けたオーブンが開示されている。すなわち、下記特許文献3に開示されているオーブンは、扉102の分解斜視図である図11に示すように、オーブン室の入口に配置する扉本体102は、枠102a、102bと、ガラス103と、扉本体102をオーブン室入口の左右側壁下部に回動自在、着脱自在に軸支させる支持シャフト104とを有し、扉枠に設けた開口部106から扉本体102外に突出する湾曲部105により支持シャフト104を扉本体102の裏面外から左右に動かすことにより、扉102の取り外しができるものである。なお、符号107は支持シャフト104を付勢して定位置に維持する着脱バネである。このオーブンは、開閉扉の内側とオーブン室内部の汚れ、堆積する調理屑の除去ができ、また、扉の丸洗いも可能となる。
また、下記特許文献4には、以上に述べたのと同様に、扉の清掃をし易くし、扉の長寿命化を図ったオーブントースターが開示されている。すなわち、下記特許文献4に開示されているオーブントースターは、図12に示すように、扉110の内側下方に着脱レバー111を設け、着脱レバー111を扉シャフト112の端部近傍のL曲げ部に固定し、扉シャフト112の端部をオーブントースター本体113のシャフト孔114に嵌合している。このオーブントースターにおいては、扉110を開けて扉の内側にある着脱レバー111を左側に動かすことにより扉シャフト112の右側の端部112aは本体113のシャフト孔114から外れるため、一番汚れの目立つドアを簡単にはずして丸洗いできるようになる。
特開2000−79066号公報(図5〜図6、段落[0013]〜[0015]) 特開2003−222342号公報(図4、段落[0031]) 特開平5−211948号公報(図3、段落[0007]) 特開2000−14567号公報(図2、段落[0007])
しかしながら、これらの従来例においては、次のような問題があった。すなわち、上記特許文献1に開示されているオーブントースターは、本体82の前面壁88部分に、前面側から手操作で取付け軸ストッパ87をつまみ移動孔83に沿って上下に移動操作し、ストッパの孔89を開閉して本体82の前面側から扉84を着脱するが、つまみが本体82に取り付けられているとともに上下の移動操作であるため、操作時に他の操作つまみに近接して操作がし難いという問題があった。
また、上記特許文献2に開示されているオーブントースターは、扉裏面に設けた手動手段95を操作することにより、両側の支持軸97を同時に出没させることができるため、手動手段95を操作するだけで前扉が外れるのが、扉を意識して支えないで不用意に操作すると、扉が落下して破損するおそれがある。たとえば、このオーブントースターがショウルームなどで展示されているような場合、お客様は、このオーブントースターの構造を知らないわけであるから、お客様が操作すると前扉が脱落してしまう虞があった。
また、上記特許文献3に開示されているオーブントースターは、扉本体102外に突出する湾曲部105により左右に動かすことにより扉の取り外しができるが、湾曲部105が扉の内面にあるため、汚れやすく操作がし難いという問題があった。
さらに、上記特許文献4に開示されているオーブントースターは、扉110の内側下方に設けた着脱レバー111は扉シャフト112の端部近傍のL曲げ部に固定されているので、着脱レバー111を左側に動かすことによりシャフト孔114から前面扉を外すことができるが、前面扉を開いた状態で操作する必要があり、しかも、上記特許文献3に開示されているオーブントースターの場合と同様に、着脱レバー111は汚れやすく操作がし難いという問題があった。
本願の発明者は、前記の問題点を解消すべく種々検討を行った結果、オーブントースターの前扉と本体との連結部の構造に着目して、前扉を取り外すときの前扉の支軸係止解除手段を簡単に操作できるようにすること及びその解除手段を極めて簡単な機構とすることによって、これらの問題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明の目的は、汚れが付着しやすい前扉の本体への着脱を簡単に行なえる機構を備え、かつ前扉の脱落、破損がなく、しかも構成部品が少なくてすみ、安価に製造できる掃除しやすいオーブントースターを提供することにある。
本発明は、前面に開口部を有する箱状の本体と、前記開口部を開閉する前扉とを有し、前記前扉が前記本体の開口部下部から前扉側に突出する支軸が前記前扉下部に設けられた軸受け孔に軸支することにより固定するとともに前記前扉の着脱手段を備えたオーブントースターにおいて、前記前扉の背面部には切り溝と開口部が開口されており、前記軸受け孔は、前記軸受け孔の前記支軸の挿入部から前記切り溝まで連通しており、更に前記前扉の背面部には、前記切り溝に直交し、前記切り溝の少なくとも一部を閉塞状態にして前記支軸と係合するように弾性的に付勢された棒状体の可動部材と、当該可動部材を付勢するコイルバネが結合された支軸係止解除手段を備え、前記可動部材の一部分には屈曲部が形成されており、前記屈曲部が前記前扉背面の前記開口部から露出されており、前記屈曲部を上下に動かすことにより、前記可動部材を前記コイルバネの付勢に抗して前記支軸との係合から解除された状態にし、前記軸受け孔から前記支軸を取り外すことによって前記前扉を着脱可能であることを特徴とする。
また、本発明によれば、操作部が前扉の内面右側にあるので、開いた扉は両手で支えながら右手の指一つで着脱動作ができる。また右側にある支軸挿入部が眼で確認できるために前扉の装着時に支軸を挿入しやすい。そして、解除手段がコイルバネの弾性力に抗して上下に部材を動かすものであるので、平常時は自動的に係止状態を保持することができ安全である。又、可動部材が支軸と直交するように付勢された棒状体であるので、前扉の装着時に支軸との係合状態を確認しやすい。また、オーブントースターの前面デザインをすっきりさせることができる。
以下、本発明に係るオーブントースターについて、具体的実施例を添付の図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのオーブントースターを例示するものであって、本発明をこのオーブントースターに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他のものにも等しく適用し得るものである。
図1は本発明の第1の実施態様に係る前扉着脱機構の説明のためのオーブントースターの要部の斜視図である。図2は同じくオーブントースター前扉の動作状態の斜視図である。また、図3はオーブントースター本体と前扉と支軸の装着状態を示す組み立て断面図である。図4はオーブントースター本体と前扉と支軸の分離状態を示す組み立て断面図である。
本発明の第1の実施態様に係るオーブントースターは、前面に開口部を有する箱状のオーブントースター本体と、その開口部を開閉する前扉とを有し、前扉がその下部から両側に突出する支軸によって、開口部の下部に設けた軸受け孔に回動自在に軸支されているのは従来例と同様である。図1には、前扉2とオーブントースター本体1の一部である前面操作壁3が図示され、その他の部分は省略してある。前扉2の下部から両側に突出する支軸4は、その一端4aがオーブントースター本体1の開口部側壁に開口する軸受け孔5に、他端4bが前面操作壁3の下部側面に開口する軸受け孔6にそれぞれ軸支される。前扉2の前面には開口部8が設けられ、開口部8には支軸4に結合したつまみ9が設けられている。
通常時、すなわち使用時には前扉2の支軸4は、図3に示すように、支軸4の一端において支軸を取り巻いたコイルバネ7によって水平方向に弾性的に付勢され、前扉2がオーブントースター本体1に装着状態になるよう、一端部4aが軸受け孔5に係止されているとともに他端4bを軸受け孔6に係止している。前扉2の取り外しを行なう場合には、支軸4の係止解除のため、支軸4に結合したつまみ9をコイルバネ7の付勢に抗して移動させ、すなわち図2に示すように、手でつまみ9を左側に寄せることで支軸4を左側に移動させて、支軸4の一端4bを軸受け孔6から離脱可能な状態に操作することにより、図4に示したように、支軸4の他端4bが軸受け孔6から外れる。次いで前扉2を手前側に引き、他端の係止部4aを反対側の軸受け孔5から引き抜けば前扉2を離脱できる。このように、コイルバネ7の弾性力に抗して水平方向に支軸4を動かすつまみ9を操作することにより、前扉2を本体1から取り外すことができる。
なお図示はしないが、オーブントースター本体1の中には、ヒーターの他に前扉2が開かれたときに前面に繰り出されてくるように前扉2に着脱自在な連結手段(図示省略)を介して連結された網棚が設けられている。したがって、前扉2の離脱に先立って前扉2から網棚を外すことは言うまでもない。
前扉2の装着時には、支軸4の一端4bをオーブントースター本体1の一方の軸受け孔5に挿入して係止しておき、解除手段を左に寄せて支軸4を移動させた状態で、オーブントースター本体1の開口部に前扉2をはめ込みつまみ9を元に戻せば、支軸4の他端4bが軸受け孔6に係止される。そして、網棚を前扉2の棚の連結手段に連結すればよい。なお、以下の実施例においては、網棚についての説明は省略する。
この実施態様によれば、本体1の前面操作壁3から前扉2の着脱が容易に行える。解除手段が、コイルバネの弾性力に抗して水平方向に前扉の支軸を動かすものであるので、解除手段を片手で操作しながら片手で前扉を脱落しないように保持することができ、容易にかつ確実に支軸を係止あるいは解除することができる。また、つまみを操作しただけでは前扉は脱落しないので安全である。また、着脱機構が前扉だけで構成されているため機構が簡単であり、構成部品が少なくてすみ、安価に製造できる。なお、つまみは、前扉の前面に取り付けられているため、意匠的にもデザインが眼を引き、人を惹きつける要素とすることができるので、店頭で目立ちやすくできる利点がある。
図5は本発明の第2の実施態様に係る前扉着脱機構の説明のためのオーブントースターの要部の斜視図であり、装着状態を示している。図6は同オーブントースター前扉の分離状態の斜視図である。
本発明の第2の実施態様に係るオーブントースターは、図5に示したように、前面に開口部を有する箱状のオーブントースター本体11と、この本体の前面に設けられた開口部を開閉する前扉12とを有し、前扉12がその下部から両側に突出する支軸14によって、開口部の下部に設けた軸受け孔15、16bに回動自在に軸支される。前扉12の支軸14の一端14aは軸受け孔15に挿入されて軸支され、他端14bは、オーブントースター本体11の前面操作壁13に開口する切り溝16aに連続した軸受け孔16bに軸支されている。前面操作壁13内には支軸14の他端14bの軸支を解除するための開閉部材20を備え、この開閉部材20は切り溝16aを閉塞状態にするようにコイルバネ17により弾性的に付勢されている。開閉部材20は、ブロック状あるいはL字状のものであり、水平方向に移動可能でオーブントースター本体11の前面から側面にかけて設けた切り溝16aを開閉するように取り付けられる。また、前面操作壁13には開閉部材20に結合したつまみ19が設けられている。
つまみ19は、前面操作壁13に水平方向に所定長さ延設された開口部18を介して、前面操作壁13内に設けた切り溝16aを閉塞状態にする開閉部材20と連結され、コイルバネ17の弾性力に抗して水平方向に開閉部材20を移動させるものである。つまみ19により開閉部材20を付勢に抗して離脱可能状態に操作することによって、支軸14の他端14bを取り外すことができ、以って前扉12を着脱できるようになる。
平常時、すなわち使用時には、箱状の本体11と前扉12とは、前扉12の下部から両側に突出する支軸14の一端14aが開口部の一側面下部に設けられた軸受け孔15に挿入され軸支されるとともに、オーブントースター本体11の前面操作壁13に設けられた切り溝16aに連通した軸受け孔16bに軸支されており、前面操作壁13内に設けた切り溝16aは開閉部材20によって塞がれているのでつまみ19を作動させただけでは前扉12が脱落することはない。前扉12の取り外しを行なう場合には、その開閉部材20に結合して前面操作壁13に設けたつまみ19を作動させることにより、開閉部材20を付勢に抗して離脱可能状態に操作して切り溝16aを開け、支軸14の他端14bを軸受け孔16aから外し、次いで支軸14の一端14aを軸受け穴15から引き抜くことによって前扉12を取り外しできる。
この態様の場合には、前面にあるつまみを操作するだけでは前扉が外れることがないので、意識しないで不用意に解除手段を操作しても、支軸は軸受け孔に保持されており、前扉は依然として本体開口部を閉ざした位置にあり、前扉が落下して破損するおそれがなく安全である。つまり、例えばオーブントースターがショウルームなどで展示されていて構造を知らないお客が不用意に操作した場合も、前扉が脱落する心配がなく安全である。
次に、図7は本発明の第3の実施態様に係る前扉着脱機構の説明のためのオーブントースター要部斜視図である。図8は図7のオーブントースターの分離状態の説明のための要部斜視図である。なお、本実施例においては、オーブントースター本体及び前扉の構成は同様であり、前扉の固定部のみその構成が異なるので、オーブントースター本体等の説明は省略し、前扉の固定部についてのみ説明を行うものとする。
第3の実施態様に係るオーブントースターは、図7に示したように、前面に開口部を有する箱状の本体21と、開口部を開閉する前扉22とを有し、前扉22が本体21の開口部の両側部の下部から前扉22側に突出する一対の支軸24によって、同じく前扉22下部に設けた軸受け孔26に回動自在に軸支される。そして、前扉22に設けた一方の軸受け孔26は、挿入部から前扉22の背面部に開口する切り溝26’に連通している。
前扉22の背面には、切り溝26’に直交し、切り溝26’の少なくとも一部を閉塞状態にして支軸24と係合するように弾性的に付勢された可動部材25と、可動部材25を付勢するコイルバネ27が結合された支軸係止解除手段を備えている。この解除手段により、図8に示すように、可動部材25をコイルバネ27の付勢に抗して離脱可能状態に操作し、軸受け孔26から支軸24を取り外すことによって前扉22を着脱できる。図8の場合は、可動部材25は支軸24と直交するように付勢された棒状体であり、その一部分に屈曲部25aを設け、この部分が前扉22背面の開口部28から露出されており、屈曲部25aにより操作される。なお、符号29は前扉22のガラス部分である。
この態様では、屈曲部25aが前扉の内面右側にあるので、開いた扉は両手で支えながら右手の指一つで着脱動作ができる。また、右側にある切り溝26’が眼で確認できるために前扉22の装着時に支軸24を挿入しやすい。さらに、解除手段がコイルバネ27の弾性力に抗して上下に可動部材25を動かすものであるので、平常時は自動的に係止状態を保持することができ安全である。また、可動部材25が支軸24と直交するように付勢された棒状体であるので、前扉22の装着時に支軸24との係合状態を確認しやすい。また、オーブントースターの前面デザインをすっきりさせることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施例を説明した。以上に示した実施例のようなオーブントースターは、汚れが付着しやすい前扉の着脱を簡単に行なえる機構を備えていて、掃除しやすいオーブントースターを提供することができる。取り外しは、扉の前面、背面または本体前面での操作で容易にでき、脱落破損がない。そして、前扉取り外し機構が簡単なため構成部品が少なくてすみ、安価に製造できる。
図1は本発明の第1の実施態様に係る前扉着脱機構の説明のためのオーブントースターの要部の斜視図である。 図2は同じくオーブントースター前扉の動作状態の斜視図である。 図3はオーブントースター本体と前扉と支軸の装着状態を示す組み立て断面図である。 図4はオーブントースター本体と前扉と支軸の分離状態を示す組み立て断面図である。 図5は本発明の第2の実施態様に係るオーブントースターの前扉着脱機構の説明のための要部の斜視図である。 図6は図5のオーブントースター前扉の分離状態の斜視図である。 図7は本発明の第3の実施態様に係る前扉着脱機構の説明のためのオーブントースターの要部斜視図である。 図8は図7のオーブントースターの分離状態の説明のための要部斜視図である。 図9は従来例を示すオーブントースターを示し、図9(a)は斜視図、図9(b)は要部斜視図である。 図10は他の従来例を示し、図10(a)は要部斜視図、図10(b)は動作説明図である。 図11はさらに他の従来例の分解斜視図である。 図12はさらにまた別の従来例の斜視図である。
符号の説明
1 オーブントースター本体
2 前扉
3 前面操作壁
4 支軸
5、6 軸受け孔
7 コイルバネ
9 つまみ
11 オーブントースター本体
12 前扉
13 前面操作壁
14 支軸
15、16b 軸受け孔
16a 切り溝
17 コイルバネ
19 つまみ
20 開閉部材
21 本体
22 前扉
24 支軸
25 可動部材
25a 屈曲部
26 軸受け孔
26’ 切り溝
27 コイルバネ

Claims (1)

  1. 前面に開口部を有する箱状の本体と、前記開口部を開閉する前扉とを有し、前記前扉が前記本体の開口部下部から前扉側に突出する支軸が前記前扉下部に設けられた軸受け孔に軸支することにより固定するとともに前記前扉の着脱手段を備えたオーブントースターにおいて、
    前記前扉の背面部には切り溝と開口部が開口されており、前記軸受け孔は、前記軸受け孔の前記支軸の挿入部から前記切り溝まで連通しており、
    更に前記前扉の背面部には、前記切り溝に直交し、前記切り溝の少なくとも一部を閉塞状態にして前記支軸と係合するように弾性的に付勢された棒状体の可動部材と、当該可動部材を付勢するコイルバネが結合された支軸係止解除手段を備え、
    前記可動部材の一部分には屈曲部が形成されており、前記屈曲部が前記前扉背面の前記開口部から露出されており、前記屈曲部を上下に動かすことにより、前記可動部材を前記コイルバネの付勢に抗して前記支軸との係合から解除された状態にし、前記軸受け孔から前記支軸を取り外すことによって前記前扉を着脱可能であることを特徴とするオーブントースター。
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