JP2003284168A - 被制御機器選択システム及びそれに用いるリモートコントローラ並びにその操作方法 - Google Patents

被制御機器選択システム及びそれに用いるリモートコントローラ並びにその操作方法

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JP2003284168A
JP2003284168A JP2002086644A JP2002086644A JP2003284168A JP 2003284168 A JP2003284168 A JP 2003284168A JP 2002086644 A JP2002086644 A JP 2002086644A JP 2002086644 A JP2002086644 A JP 2002086644A JP 2003284168 A JP2003284168 A JP 2003284168A
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Japan
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remote controller
devices
topology map
physical topology
map
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JP2002086644A
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Hideaki Takechi
秀明 武知
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Television Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが目の前に見える機器の位置を基に、
直感的な操作で制御すべき機器を選択して操作できる統
合型のリモコンをを用いた被制御機器選択システム及び
それに用いるリモコンを提供する。 【解決手段】 複数の機器の物理的な配置を記述した物
理的トポロジマップを予めリモコン内のメモリに蓄積
し、ユーザがリモコンの方向ボタンを見た目の配置どう
りに操作する。リモコンがその方向ボタンの入力どおり
に物理的トポロジマップを参照して辿ることで所望の機
器を選択する。これによりユーザがすばやく直感的に所
望の機器を選択することができる。リモコンは物理的ト
ポロジマップを作成するために必要な機器の物理的な配
置情報を無線やネットワークの特性を利用して自動的に
収集するマップ作成部を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の機器を単一
の統合型のリモートコントローラ(以下、リモコンと記
す)により制御する機器制御システムに関し、特に被制
御機器を選択する被制御機器選択システム、及びそれに
用いるリモコン並びにその操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来テレビジョン受像機(以下、TVと
記す)やビデオテープレコーダ(以下、ビデオと略記す
る)などの家電機器を制御するためには、赤外線通信
(以下、IRと記す。)を利用したリモコンが用いられ
ていた。このような従来のリモコンによるIR制御シス
テムにおいては、1つのリモコンは基本的には固有のI
Rの信号コードを用いて1つの機器の制御を担当するた
め、例えばユーザはTVのリモコンを手にとることによ
ってTVの操作を行うなど、それぞれの機器に対応する
リモコンを手にとって機器を制御するようにしていた。
最近複数の機器の制御が可能な万能型のリモコンも存在
しているが、制御対象機器はさほど多くなく、機器を選
択するスイッチによってそれぞれの機器の操作を択一的
に選択するなどの単純な機器選択方法が実用的であっ
た。
【0003】近年ネットワーク家電、インターネットに
接続可能な携帯電話、または近距離で機器間を接続する
ネットワーク通信の規格であるBluetooth規格やIEEE80
2.11規格等の普及により、複数の機器をネットワークを
介して統合的に操作する統合型のリモコンの普及に対す
る環境が整ってきた。このような統合型のリモコンを用
いることにより、制御できる機器数の制限がなくなり、
TVやビデオ、エアコン、冷蔵庫、風呂など、家中の全
ての機器を単一のリモコンで制御できるようになると期
待されている。
【0004】このような統合型のリモコンを用いた機器
制御システムの従来例として、携帯電話によるネットワ
ークを介した第1の機器制御システムがあげられる。こ
の第1の機器制御システムの従来例では、例えば携帯電
話がインターネットに接続するWebブラウザを備えて
おり、被制御機器がインターネットに接続するWebサ
ーバを備えている。ユーザは携帯電話を用いてインター
ネットを経由してHTMLで記述された機器の操作画面
を呼び出して被制御機器の操作を行うことができる。
【0005】1人が1台以上の携帯電話を持つことは少
ないから、このような機器制御システムでは、1つの携
帯電話で家中の機器を制御することが一般的な利用形態
となる。その場合携帯電話から特定の被制御機器を選択
して操作画面を表示させるためには、HTMLで記述さ
れた各機器のWebサーバへリンクする機器選択メニュ
ー画面を別途用意しておく必要がある。その従来例で
は、ユーザは携帯電話からまずこの機器選択メニュー画
面へアクセスし、順次メニュー画面の中から所望の機器
を選択することによって、そこからリンクされた特定の
被制御機器の操作画面を呼び出し機器を制御することが
できた。
【0006】また統合型のリモコンの第2の従来例とし
て、Bluetooth規格やIEEE802.11規格等に準拠した家庭
内のローカル無線ネットワークを経由して複数の機器を
制御するリモコンを用いた第2の機器制御システムがあ
げられる。この第2の従来例の機器制御システムでは、
例えばリモコンがローカル無線ネットワークに接続する
インタフェースを備えており、被制御装置がローカル無
線ネットワークに接続するインタフェースを備えてい
る。この場合リモコンはローカル無線ネットワークを経
由して被制御機器に対してコマンドを発行することで家
庭内の機器の操作を行うことができる。このような機器
制御システムでは、ある一つの機器の操作画面を選択す
るためには、リモコンに内蔵された機器選択メニュー画
面を用意しておけばよい。ユーザはリモコンでまずこの
機器選択メニュー画面を表示し、所望の機器をメニュー
階層を辿って選択することで特定の機器操作画面を表示
させて機器を制御することができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のネットワークを介した統合型のリモコンでは、被
制御機器を特定するための機器選択メニュー画面を用意
していた。しかしこの方法では、ユーザが実際に目で確
認できる機器の位置を基準にして被制御機器を選択する
ことができないという問題があった。すなわちIRを使
ったリモコンとは異なり、リモコンの位置と機器の位置
の間に物理的な対応関係がなく、かつメニュー画面上で
の機器の配列やメニュー画面の階層の構造が、機器の種
類や名前、登録された順番などの物理的な位置とは関係
ない論理的な基準により決定されてしまう。このためユ
ーザにとって機器を選択する際の手がかりが少なくな
り、直感的な操作が難しかった。したがって例えば目の
前の機器を選択したつもりであっても、メニュー画面上
の項目を1行間違って選択してしまったために、相当に
離れた別の部屋の機器が選択されてしまうなどの状況が
生じるという問題があった。
【0008】本発明は、物理的な配置を利用した機器選
択を可能にしたリモコンを用いることにより、ユーザが
すばやく直感的に所望の機器を選択することを可能とす
る被制御機器選択システム及びそれに用いるリモコン並
びにその操作方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の被制御機器選択
システムは、ネットワークを経由して複数の機器を制御
するようにした統合型のリモコンによってユーザが予め
制御すべき機器を指定するための機器選択システムであ
って、前記リモコンが、前記複数の機器の物理的な相対
的配置関係を記述した物理的トポロジマップをもつメモ
リ、及び前記リモコンは上下左右などの方向を選択する
ための方向選択ボタンを備え、ユーザが前記リモコンの
前記方向選択ボタンによって方向を指示した際、前記リ
モコンが前記物理的トポロジマップを参照して現在選択
されている機器から相対的に指定された方向にある機器
を選択することを特徴とする。
【0010】この被制御機器選択システムによれば、リ
モコンが前記複数の機器の物理的な相対的配置関係を記
述した物理的トポロジマップを保持し、かつ前記リモコ
ンは上下左右などの方向を選択するための方向選択ボタ
ンを備えている。したがってユーザがリモコンの方向選
択ボタンによって方向を指示した際、リモコンが物理的
トポロジマップを参照して現在選択されている機器から
相対的に指定された方向にある機器を選択することがで
きる。その結果例えばユーザーが今見ているTVの下に
あるビデオを下方向の矢印ボタンを押すだけで選択する
ことができるようになるなど、直感的な操作で機器選択
を行うことができる。
【0011】本発明のリモコンは、ネットワークを経由
して複数の機器を制御するようにした統合型のリモコン
であって、前記複数の機器の物理的な相対的配置関係を
記述した物理的トポロジマップをコンピュータにより作
成し、内部のメモリに記憶させるマップ作成手段、及び
上下左右などの方向を選択するための方向選択ボタンを
有している。
【0012】このリモコンによれば、マップ作成手段に
より作成した前記複数の機器の物理的な相対的配置関係
を記述した物理的トポロジマップをメモリに保持し、か
つ上下左右などの方向を選択するための方向選択ボタン
を備えている。したがってユーザがリモコンの方向選択
ボタンによって方向を指示した際、リモコンが保持する
物理的トポロジマップを参照して現在選択されている機
器から相対的に指定された方向にある機器を選択するこ
とができる。その結果例えばユーザーが今見ているTV
の下にあるビデオを下方向の矢印ボタンを押すだけで選
択することができるようになるなど、直感的な操作で機
器選択を行うことができる。
【0013】上記構成のリモコンにおいて、前記複数の
機器からの通信を無線ネットワークを介して中継する機
能を有するリモコンの前記マップ作成手段がコンピュー
タを有し、そのコンピュータは、前記複数の機器からの
通信の中継回数であるホップ数と受信電波の強度を測定
し、前記物理的トポロジマップ上で、測定した前記ホッ
プ数の多い機器を前記リモコンから遠い位置に配置し、
測定した受信電波の強度が弱い機器を前記リモコンから
遠い位置に配置するようにする物理的トポロジマップ作
成手段をもつのが好ましい。
【0014】これにより、リモコンがマップ作成手段に
より、複数の機器の物理的な相対的配置関係を記述した
物理的トポロジマップを自動的に生成できる。その結果
ユーザが予めマップ作成手段により物理的トポロジマッ
プを作成したり、機器の配置換えによるマップの更新を
することが不要となり利便性が向上する。
【0015】また前記ネットワークが前記複数の機器の
配置を示す論理的な中継トポロジマップを生成維持する
機能を有している場合、前記マップ作成手段が、前記ネ
ットワークが生成した前記論理的な中継トポロジマップ
を収集し、前記論理的な中継トポロジマップ上で互いに
離れた機器を互いに物理的に遠い位置にあると判定して
配列するようにして前記物理的トポロジマップを作成す
るのが好ましい。これにより短距離のピコネットを多数
繋ぎ合わせてネットワーク全体を構成するBluetooth規
格などの無線ネットワークを使用した場合では、特にリ
モコンが直接通信できないような位置の機器まで含めて
容易かつ詳細に物理的トポロジマップを生成するための
情報をネットワークから得ることができる。その結果リ
モコンが直接通信できないような位置の機器まで含めて
容易かつ詳細に物理的トポロジマップを自動的に生成で
きる。
【0016】また前記ネットワークが無線ネットワーク
であり、かつリモコンが機器を制御する方法が無線ネッ
トワークの場合には、リモコンが指向性のあるアンテナ
を具備するのが好ましい。これによりリモコンは初期の
物理的トポロジマップを生成した上で、指向性アンテナ
により前記物理的トポロジマップ中の1つ以上の機器の
方向を検出することで初期の物理的トポロジマップに方
向の情報を付加してで最終的な物理的トポロジマップを
作成することができる。その結果無線強度やホップ数だ
けでは明確にならない方向性の情報を補うことにより、
全体として方向関係の明確な物理的トポロジマップを作
成することができる。
【0017】なお方向性の情報は必ずしも全ての機器間
で測定する必要はなく、一部の機器の上下左右関係など
が判れば、それをもとにして全体として方向関係の明確
な物理的トポロジマップを生成することは当然可能であ
る。また指向性アンテナを持たないリモコンにおいて、
アンテナによる方向性の検出に代えて、ユーザが物理的
トポロジマップ上の任意の機器の方向関係を補足的に入
力することで全体として方向関係の明確な物理的トポロ
ジマップを生成することも当然可能である。
【0018】さらに前記リモコンが方向検知手段を有
し、前記マップ作成手段が保持している物理的トポロジ
マップの前記複数の機器の配置関係を、前記方向検知手
段の出力に基づき更新するのが好ましい。これにより前
記複数の機器に対するユーザの位置が変化した場合に前
記物理的トポロジマップの前記複数の機器の配置関係が
前記方向検知手段の出力に基づき更新される。その結果
リモコンの位置の変化によるユーザの方向選択ボタンに
よる前記物理的トポロジマップの更新作業を不用にでき
利便性がさらに向上する。
【0019】本発明の機器の操作方法は、物理的トポロ
ジマップを保持したリモコンを用いて機器を選択する機
器選択システムにおける機器の操作方法であって、前記
方向選択ボタンによりユーザが操作したい機器を選択す
る工程、前記リモコンが前記物理的トポロジマップを参
照して前記方向選択ボタンの入力に基づき現在選択され
ている機器から相対的に指定された方向にある機器を選
択する工程、前記リモコンが前記選択した機器に対応す
る操作メニューに基づきユーザに操作方法を報知する工
程、及び前記リモコンが報知する操作メニューにしたが
ってユーザが前記選択された機器を操作する工程を有し
ている。
【0020】この機器の操作方法によれば、前記方向選
択ボタンによりユーザが操作したい機器を選択する工
程、前記リモコンが前記物理的トポロジマップを参照し
て前記方向選択ボタンの入力に基づき現在選択されてい
る機器から相対的に指定された方向にある機器を選択す
る工程を有している。ユーザがリモコンの方向選択ボタ
ンによって方向を指示した際、リモコンが物理的トポロ
ジマップを参照して現在選択されている機器から相対的
に指定された方向にある機器を選択することができる。
また前記リモコンが前記選択した機器に対応する操作メ
ニューに基づきユーザに操作方法を報知する工程、及び
前記リモコンが報知する操作メニューにしたがってユー
ザが前記選択された機器を操作する工程を有している。
その結果例えばユーザーが今見ているTVの下にあるビ
デオテープレコーダを下方向の矢印ボタンを押すだけで
直感的な操作で選択することができ、選択された機器に
対応する操作をリモコンの報知する操作メニューにより
容易に操作することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の被制御機器選択シス
テム及びそれに用いるリモコンの実施例について、添付
の図面を参照しながら説明する。
【0022】《実施例1》図1は実施例1の被制御機器
選択システムによる操作状況を説明するための透視図で
ある。図1の例において、ユーザ109のいる部屋の中
には左隅にTV102とVTR103、及び右上部にエ
アコン104がそれぞれ配置され、ユーザ109はこれ
らの機器をリモコン101を用いて制御している。図2
は実施例1に用いられるネットワークの構成を示すブロ
ック図である。実施例1の被制御機器選択システムにお
いて、リモコン101は、Bluetooth規格に準拠した無
線ネットワークを経由して、TV102、VTR10
3、及びエアコン104を制御する。図2に示すよう
に、リモコン101、TV102、及びVTR103は
互いに近距離なので、これらの間で直接通信が可能なネ
ットワークである下位ネットA105を形成している。
またリモコン101、エアコン104は互いに近距離な
ので、これらの間で直接通信が可能な下位ネットB 1
06を形成している。リモコン101は下位ネットA
105、下位ネットB 106の両方に属しており、必
要に応じて下位ネットA 105に属するTV102と
下位ネットB 106に属するエアコン104との間の
通信のような別の下位ネットに属する機器間の通信を中
継する。このようにしてネットワークは全体として各機
器間での通信が可能な、下位ネットA 105及び下位
ネットB 106から構成されるスタッカネットを形成
している。ここで以下の説明で言うホップ数とは、下位
ネットA 105と下位ネットB106との間のリモコ
ン101による中継回数を指すこととし、リモコン10
1のような中継機器を越えて通信が中継される時に、ホ
ップ数が1つ増えることとする。(無線周波数のホッピ
ングとは関係しない。)
【0023】図3は本実施例1の機器選択システムに用
いるリモコン101の平面図である。図3に示すよう
に、リモコン101は方向を指示するための方向ボタン
108を有している。またリモコン101は、左受信部
111、右受信部112、及び上面受信部113の3つ
の指向性を有する電波送受信部を備えている。これによ
りTV102、VTR103等の被制御機器とネットワ
ークを通して信号を送受信し、各被制御機器の設置して
ある方向を検出する機能を有している。リモコン101
の内部には物理的トポロジマップ107を生成してメモ
リ114に記憶するマップ生成部113を備えている。
さらにリモコン101は方位センサ115を有してい
る。図3において本発明の機器選択システムの機能に直
接関係のない各機器を操作するための操作ボタンについ
ては説明を簡略にするため記載を省略している。図4は
実施例1のリモコン101で生成された物理的トポロジ
マップ107を示す図である。図5は物理的トポロジマ
ップ107の生成過程を示すフローチャートである。
【0024】以下実施例1のリモコン101における物
理的トポロジマップ107の生成方法について図1〜図
5を参照しつつ説明する。図5のフローチャートのステ
ップS1に示すように、リモコン101は、マップ生成
部113において同一の下位ネットA 105に属する
機器を隣接する機器として、物理的トポロジマップ10
7上に配置される。すなわちTV102を表すノードと
はVTR103を表すノードとは互いにリンクによって
接続される。リモコン101自身が各機器102、10
3、104と直接通信できることから、2つの下位ネッ
トA 105と下位ネットB 106とはリモコン101
を間にはさんで互いに隣接すると判定される。さらに下
位ネットA 105の中でTV102からの電波受信強
度が最も強いことから、TV102が最もリモコン10
1に近いと判定する。上記2つの判定結果からステップ
S2では、下位ネットA 105と下位ネットB 106
とを最も近接した機器同士の間のリンクによって接続す
る。すなわちTV102を表すノードとエアコン104
を表すノードとを互いにリンクによって接続する。
【0025】上記の物理的トポロジマップ107の生成
過程においてリモコン101は、指向性を有する各受信
部111、112、113により上下、左右の位置関係
をも把握することにより、各機器間のリンクに方向性情
報を付加する。さらに図5中に点線で示すように方位セ
ンサ115によりリモコン101の配置方向に関する方
向性情報を追加することで、物理的トポロジマップ10
7上の機器の左右配置を更新することができる。これに
より例えば対面している他のユーザーがリモコンを操作
する場合やユーザの向きが変わった場合など、ユーザか
ら見た機器の配置が左右方向に入れ替わったときには物
理的トポロジマップ107上の機器の左右配置を自動的
に更新することができる。
【0026】ステップS3においては、図4に点線で示
すように、物理的トポロジマップ107上のTV102
とVTR103との間に上下関係が、TV102とエア
コン104との間に左右の関係がそれぞれ記述される。
またリモコン101は、リモコン101それ自身を物理
的トポロジマップ107上には配置しない。しかし上記
の過程においてリモコン101自身はTV102とエア
コン104との間に位置し、かつTV102に最も近接
することが無線ネットワークの構造と受信電波強度とか
ら明確になっている。ステップS4において、リモコン
101は作成した物理的トポロジマップ107と、リモ
コン101自身はTV102とエアコン104との間に
位置しかつTV102に最も近接することとをメモリ1
14に記録する。
【0027】上記のようにリモコン101が物理的トポ
ロジマップ107の生成を完了した後、ユーザ109が
特定の機器を選択して操作する。その過程について図6
のフローチャートを参照しつつ説明する。図6に示すよ
うにステップS100において、リモコン101自身
は、最もTV102に近いという状況をメモリ114か
ら呼び出してきて、TV102を最初の選択機器として
設定する。ユーザ109がTV102を被制御機器とし
て選択する場合は、ステップS300において、TV1
02が選択機器となった状態で、リモコン101の図示
しない操作ボタン、例えば電源ボタンを押す。するとリ
モコン101は、TV102にBluetoothネットワーク
経由でコマンドを送って実際の電源操作を行う。
【0028】ユーザ109がVTR103を被制御機器
として選択する場合は、ステップS200においてユー
ザ109がリモコン101の方向性ボタン108を押す
ことにより、上下左右の指示(ここではVTR103が
TV102の下に配置されているので「下」の指示)を
与える。するとリモコン101は物理的トポロジマップ
107を参照し、現在の選択機器であるTV102から
下方向へのリンクを辿ってVTR103を検出し、これ
を次の選択機器とする。ステップS300においてVT
R103が選択機器となった状態で、ユーザ109がリ
モコン101の図示しない操作ボタン、例えば電源ボタ
ンを押す。するとリモコン101は、VTR103にBl
uetoothネットワーク経由でコマンドを送って実際の電
源操作を行う。
【0029】ユーザ109がエアコン104を被制御機
器として選択する場合は、ステップS200においてユ
ーザ109がリモコン101の方向性ボタン108を押
すことによって上下左右の指示(ここではエアコン10
4がTV102の右上に配置されているので右上の指
示)を与える。するとリモコン101は物理的トポロジ
マップ107を参照し、現在の選択機器であるTV10
2から右上方向へのリンクを辿ってエアコン104を検
出し、これを次の選択機器とする。ステップS300に
おいてエアコン104が選択機器となった状態で、ユー
ザ109がリモコン101の図示しない操作ボタン、例
えば電源ボタンを押す。するとリモコン101は、エア
コン104にBluetoothネットワーク経由でコマンドを
送って実際の電源操作を行う。
【0030】このようにユーザ109は、TV102の
近くに立って下の方にあるVTR103を操作したい場
合は、下方向ボタンを押すだけでVTR103を選択で
きる。さらにエアコン104を操作したい場合は、右方
向ボタンと上方向ボタンとを押すだけでエアコン104
を選択できる。
【0031】実施例1の被制御機器選択システムによれ
ば、上述したように直感的で少ない操作で被制御機器を
選び、リモコンにより操作することが可能になる。また
リモコンの位置の変化を方位センサで検出し自動的に物
理的トポロジマップを更新することで、ユーザの方向性
ボタンの操作による前記物理的トポロジマップの更新作
業を不用にでき利便性がさらに向上する。なおリモコン
101が液晶表示装置を備えており、これらの選択操作
の過程においてそれにより機器名や機器の選択状態など
のメニュー情報を表示することはさらに好適である。
【0032】本実施例1ではBluetooth規格に準拠した
ネットワークを用いた例で説明したが、IEEE802.11b規
格のなどの無線LAN等、電波強度とネットワーク的な
距離の情報を使うことで、特定の無線規格に拠らず本実
施例1を実施することが可能である。
【0033】《実施例2》図7は実施例2の被制御機器
選択システムにおける操作状況を説明するための透視図
である。図7に示した例では、ユーザ209のいる部屋
の左隅にTV202とVTR203が、右隅上部にエア
コン204が、部屋の天井には照明A 214がそれぞ
れ配置されている。さらに隣の部屋の左隅には冷蔵庫2
10と天井には照明B215とが配置されている。ユー
ザ209はこれらの機器をリモコン201を用いて制御
する。
【0034】図8は実施例2に用いられるネットワーク
の構成を示すブロック図である。実施例2の機器選択シ
ステムにおいては、リモコン201はBluetooth規格に
準拠した無線ネットワークを経由して、TV202、V
TR203、エアコン204、冷蔵庫210、照明A
214、及び照明B 215をそれぞれ制御する。図8
に示すように、リモコン201、TV202、及びVT
R203は互いに近距離なので、これらの間で直接通信
が可能な下位ネットA 205を形成している。またリ
モコン201、エアコン204、及び照明A 214は
互いに近距離なので、これらの間で直接通信が可能な下
位ネットB 206を形成している。エアコン204と
冷蔵庫210とは互いに近距離なので、これらの間で直
接通信が可能な下位ネットC 211を形成している。
冷蔵庫210と照明B 215とは互いに近距離なの
で、これらの間で直接通信が可能な下位ネットD 21
9を形成している。
【0035】下位ネットA 205に属するTV202
から下位ネットC 211に属しているエアコン204
との間の通信はリモコン201が中継して行っている。
下位ネットD 219に属する冷蔵庫210から下位ネ
ットC 211に属しているエアコン204との間の通
信は冷蔵庫210が中継して行っている。このようにそ
れぞれの下位ネットに属している複数の機器は別の下位
ネットに属する機器との間の通信を中継することで、全
体として各機器間で通信が可能なスタッカネットを形成
している。
【0036】図9は本実施例2の機器選択システムに用
いるリモコン201の平面図である。図9に示すよう
に、リモコン201は方向を指示するための方向ボタン
208と液晶表示装置等からなるグラフィカルマップ情
報などを表示するディスプレイ213を有している。ま
たリモコン201は、アンテナ212を備えており、こ
れにより他の機器と信号を送受信し、制御する機能を有
している。さらにリモコン201の内部には物理的トポ
ロジマップ207を生成し、メモリ221に記憶させる
マップ生成部220を有している。図9において本発明
の機器選択システムの機能に直接関係のない各機器を操
作するための操作ボタンについては説明を簡略にするた
め記載を省略している。図10は実施例2のリモコン2
01で生成された物理的トポロジマップ207を示す図
である。図11は物理的トポロジマップ207の生成過
程を示すフローチャートである。
【0037】以下リモコン201に内蔵するコンピュー
タにおける物理的トポロジマップ207の生成方法につ
いて図7〜図11を参照しつつ説明する。図11に示す
ようにステップS11において、各機器はBluetooth規
格に準拠したネットワークのプロトコルにしたがって互
いに信号をやりとりして互いの機器を検出して中継経路
を確立する。結果としてネットワークは、図8に示すネ
ットワーク構成図と等しい論理的な中継トポロジマップ
を生成する。さらに位置関係が変わったときなどは、各
機器がその変化を検出して新しい配置を反映するように
この中継トポロジマップを更新する。
【0038】ステップS12において、リモコン201
はネットワークを通じてこの中継トポロジマップを収集
する。リモコン201はbluetooth規格に準拠した通信
を行う機器であるのでプロトコルにしたがったネットワ
ーク上でのやりとりを通じてネットワークから中継トポ
ロジマップを容易に収集することができる。その後リモ
コン201は中継トポロジマップを参照して同一の下位
ネットに属する機器を物理的トポロジマップ207上で
隣接する機器として配置する。ここではTV202を表
すノードとVTR203を表すノードを互いにリンクに
よって接続する。
【0039】ステップS13において、下位ネット間の
中継関係からより多いホップ数を持つ機器同士を物理的
に遠い機器として物理的トポロジマップ207上に配置
する。本実施例2に用いるリモコン201は、指向性の
アンテナを有していないため、上下左右などの方向性情
報は他の方法で付加することとなる。この付加される方
向性情報は、例えば2つの照明A 214及び照明B 2
15は、他の機器から相対的に最上方にある等の機器の
固有の方向性情報であったり、ユーザ209からの方向
性ボタンによる補助的な入力情報であったりする。この
ようにして得た方向性情報を付加してステップS14に
おいてリモコン201は物理的トポロジマップ207を
生成する。
【0040】図11中に点線で示すように、実施例2の
リモコン201に図3の実施例1のリモコン101と同
様に方位センサ115を取り付けることによりリモコン
201の配置方向に関する方向性情報を追加すること
で、物理的トポロジマップ207上の機器の左右配置を
更新するようにできる。これにより例えば対面している
他のユーザーがリモコンを操作する場合やユーザの向き
が変わった場合など、ユーザから見た機器の配置が左右
方向に入れ替わったときには物理的トポロジマップ20
7上の機器の左右配置を自動的に更新することができ
る。
【0041】リモコン201自身を物理的トポロジマッ
プ207上には配置しないが、上記の過程においてリモ
コン201自身はTV202とエアコン204との間に
位置し、かつTV202に最も近接することが無線ネッ
トワークの構造と受信電波強度とから明確になってい
る。ステップS14において、リモコン201は作成し
た物理的トポロジマップ207と、リモコン201自身
はTV202とエアコン204との間に位置し、かつT
V202に最も近接することとをメモリ221に記録す
る。
【0042】前述したユーザからの方向性情報の入力方
法の具体例について説明する。ステップS13において
リモコン201が生成した物理的トポロジマップ207
は、左右関係にあるTV202、エアコン204、冷蔵
庫210の間での相対方向が不明な状況下であるとす
る。その際にリモコン201が複数の機器から1つの機
器を順次選択して音または光を発生させる。ユーザ20
9は、現在音または光を発生している機器が前回音また
は光を発生した機器からどの方向にあるかを方向選択ボ
タン208により入力する。リモコン201はユーザ2
09からの入力を基準にして、音または光を発生させた
機器が前回音または光を発生させた機器から相対的にど
の方向に変化したかを物理的トポロジマップ207内に
順次配列する。このことによりステップS14におい
て、図10に点線で示すように方向性情報による上下左
右の位置関係を付加して物理的トポロジマップ207を
完成させる。
【0043】この方法をさらに具体例で説明すると、例
えばリモコン201はユーザ209に方向性情報の補助
的入力をもとめるための手ががりとして、まずTV20
2をネットワークを介して操作して、ブザー音の発生や
TV画面のオン動作などの、現在の操作対象機器の位置
をユーザに知らせる動作(以下アピールと記述する。)
を行わせる。次にリモコン201はTV202のアピー
ルを停止し、エアコン204にアピールを行わせる。ユ
ーザ209はこの時点でアピールしている機器が右に移
ったため、方向性ボタン208を操作して右方向を指定
する。リモコン201はこの方向性ボタン208から入
力された方向性情報に基づき、TV202に対するエア
コン204の配置方向を右方向として物理的トポロジマ
ップ207上のリンクの方向を確定する。
【0044】このようなユーザからの方向性情報の入力
により、機器が無線ネットワーク機能を備えず、または
機器やリモコンが特別の位置や方向の検出装置を備えて
いなくても、リモコンから機器の動作を制御するだけで
物理的トポロジマップを簡単に構築する方法を提供でき
る。その結果低コストで利便性の高い機器選択システム
を提供できる。このように本実施例2のリモコン201
による物理的トポロジマップ207の生成てもユーザ2
09からのフィードバックをうけるためよりユーザ20
9の直感的空間感覚に一致した物理的トポロジマップ2
07を生成することができる。
【0045】上記のようにリモコン201が物理的トポ
ロジマップ207の生成を完了した後、ユーザ209が
特定の機器を選択して操作する過程については実施例1
のものと同様であるので図6のフローチャートを参照し
つつ説明する。図6に示すようにステップS100にお
いて、リモコン201自身は、最もTV102に近いと
いう状況を内蔵メモリ221から呼び出してきて、TV
102を最初の選択機器として設定する。ユーザ209
がTV202を被制御機器として選択する場合は、ステ
ップS300において、TV202が選択機器となった
状態で、リモコン201の図示しない操作ボタン、例え
ば電源ボタンを押す。するとリモコン201は、TV2
02にBluetoothネットワーク経由でコマンドを送って
実際の電源操作を行う。
【0046】ユーザ209がVTR203を被制御機器
として選択する場合は、ステップS200において、ユ
ーザ209がリモコン201の方向性ボタン208を押
すことによって上下左右の指示、ここではVTR203
がTV202の下に配置されているので、下の指示を与
える。するとリモコン201は物理的トポロジマップ2
07を参照し、現在の選択機器であるTV202から下
方向へのリンクを辿ってVTR203を検出し、これを
次の選択機器とする。VTR203が選択機器となった
状態で、ステップS300においてユーザ209がリモ
コン201の図示しない操作ボタン例えば電源ボタンを
押す。するとリモコン201は、VTR203にBlueto
othネットワーク経由でコマンドを送って実際の電源操
作を行う。
【0047】ユーザ209がエアコン204を被制御機
器として選択する場合は、ステップS200において、
ユーザ209がリモコン201の方向性ボタン208を
押すことによって上下左右の指示、ここではエアコン2
04がTV202の右上に配置されているので、右上の
指示を与える。するとリモコン201は物理的トポロジ
マップ207を参照し、現在の選択機器であるTV20
2から右上方向へのリンクを辿ってエアコン204を検
出し、これを次の選択機器とする。ステップS300に
おいてエアコン204が選択機器となった状態で、ユー
ザ209がリモコン201の図示しない操作ボタン、例
えば電源ボタンを押す。するとリモコン201は、エア
コン204にBluetoothネットワーク経由でコマンドを
送って実際の電源操作を行う。
【0048】図7のユーザ209が隣室の照明B 21
5を被制御機器として選択する場合は、ステップS20
0において、ユーザ209がリモコン201の方向性ボ
タン208を押すことによって上下左右の指示(ここで
は照明B 215がTV202の2つ右上に配置されて
いるので、右、右、上の指示)を与える。するとリモコ
ン201は物理的トポロジマップ207を参照し、現在
の選択機器であるTV202から2つ右上方向へのリン
クを辿って照明B 215を検出し、これを次の選択機
器とする。ステップS300において照明B 215が
選択機器となった状態で、ユーザ209がリモコン20
1の図示しない操作ボタン、例えば電源ボタンを押す。
するとリモコン201は、照明B 215にBluetoothネ
ットワーク経由でコマンドを送って実際の電源操作を行
う。
【0049】このようにユーザ209はTV202の近
くに立って下の方にあるVTR203を操作したい場合
は、下方向ボタンを押すだけでVTR203を選択でき
る。またエアコン204を操作したい場合は右方向ボタ
ンと上方向ボタンとを押すだけでエアコン204を選択
できる。さらに照明B 215を操作したい場合は右方
向ボタン2回と上方向ボタンとを押すだけで照明B 2
15を選択できる。
【0050】例えば、ユーザ209がTV202とVT
R203を含むAVラックの前に立ってリモコン201
の操作を始めれば、最も近い機器であるTV202が最
初に選択される。そして次にユーザ209が冷蔵庫21
0の前に立ってリモコン201の操作を始めれば、その
時にリモコンに最も近い機器である冷蔵庫210が選択
される。このようにユーザに最も近い機器を最初の選択
機器とし、おのおのその場で最初に操作した被選択機器
を基準にして、方向のボタンの操作により次に近い隣の
機器を選択して操作することができる。こうしてユーザ
209に最も近い機器から開始して物理的に近いVTR
203や照明B 215などを少ない方向性ボタン操作
で選択することができるので、ユーザ209の利便性が
向上する。
【0051】本実施例2の被制御機器選択システムによ
れば、実施例1のものに比べて物理的にリモコン201
が直接通信できる範囲にない機器をも、ネットワーク機
能の利用により物理的トポロジマップ内にマッピングす
ることができる。
【0052】このような場合の物理的トポロジマップの
生成には、図12に示すグラフィカルマップを用いるの
が便利である。この場合物理的トポロジマップとグラフ
ィカルマップとの対応を取るために、リモコンに、例え
ばTVは部屋A(居間)にあるなど、任意の数の機器の
両マップ内の対応関係の補助情報をユーザから予め与え
ておく方法がある。この方法によれば上下左右ボタンを
機器に対面的な配置指定の指定に使う方式に代え、例え
ば各部屋のエアコンや照明の制御など、対面的に指定し
にくい制御対象機器について平面的なグラフィカルマッ
プ上で上下左右ボタンで指示するなど、さらにユーザの
方向性情報の入力の操作性を向上することができる。
【0053】なお実施例2に用いるリモコン201が液
晶表示装置等からなるディスプレイ213に図12のグ
ラフィカルマップ218を表示することでさらに機器選
択操作を簡便にすることができる。図12に示すグラフ
ィカルマップ218は部屋の間取りの平面図であり、ユ
ーザの現在いる部屋A 216と隣接する部屋B 217
を示している。ユーザ209は予め用意されたグラフィ
カルマップ218上に、リモコン201が認識している
機器のうち任意のものの配置を指定することで、グラフ
ィカルマップ218上でそれらの機器を選択することが
可能になる。
【0054】ここでユーザ209が予め照明A 214
は部屋A 216に、照明B 215は部屋B 217に
それぞれ配置されていることを指定しているとする。そ
の場合グラフィカルマップ218上で部屋B 216を
指定することにより、照明B214の制御が可能にな
る。このように照明などの部屋毎に固有に設置されてい
る機器に関しては、機器相互の物理的配置関係から上下
左右に選択していく方法でなく、このようなグラフィカ
ルマップ218上で所望の部屋を指定して操作すること
でより直感的に簡単に操作を行うことができる。
【0055】またグラフィカルマップを用いる方法と物
理的トポロジマップを用いる方法とを併用することによ
り、より優れた相乗効果が発揮できる。例えば照明A
214と同じ下位ネット206に属するエアコン204
は部屋A 216に、照明B 215と同じ下位ネット2
19に属する冷蔵庫210は部屋B 217にそれぞれ
存在することが容易に推定できる。このためエアコン2
04を部屋A 216のグラフィカルマップと容易に関
連付けて操作できるという優れた相乗効果が発揮でき
る。本実施例2の被制御機器選択システムでは、Blueto
oth規格に準拠したネットワークを用いた例で説明した
が、IEEE802.11b規格の無線LAN等の電波強度とネッ
トワーク的な距離の情報を使うことで、特定の無線規格
に拠らずに本実施例2の機器選択システムを適用するこ
とが可能である。
【0056】また本実施例2の被制御機器選択システム
では、リモコン201自体は無線で機器と直接通信をす
る必要はないため、例えばリモコン201としてはイン
ターネットにアクセス可能な携帯電話を用いることもで
きる。この場合操作対象の機器のいずれかがインターネ
ットに接続されており、リモコン201となる携帯電話
は一旦インターネットを介してその機器にアクセスした
うえで、その機器を経由して家庭内のネットワークを介
した機器制御を行うことも可能である。リモコン201
となる携帯電話の位置が物理的トポロジマップのどの位
置にあるかをユーザが知りたい場合には、IRによるリ
モコン201と各機器の近接通信を併用するなどの付加
手段を用いるのが好適である。
【0057】《実施例3》図13は実施例3の機器選択
システムにおける機器側の通信形態を示す斜視図であ
る。図13において、実施例3の機器選択システムにお
ける被制御機器であるTV301は上部に受信部303
を下部に送信部304を有している。またVTR302
は上部に受信部305と下部に送信部306とを有して
いる。本実施例3におけるTV301とVTR302と
は、これらの送受信部を除いては実施例1及び実施例2
で説明したTV201とVTR203と同様の機能を持
ち、同様の様態で使用される。両機器の送受信部はとも
にIR通信の送受信部である。この通信方式は、例えば
LEDと光受信機により隣接する機器だけに光信号を送
受信するIR通信方式である。
【0058】図13に示すように、TV301がVTR
302の上に置かれると、TV301の送信部304か
らVTR302の受信部305にIR信号が送られるこ
とにより、VTR302は自身の上方にTV301がほ
ぼ隣接して存在することを検出できる。反対にVTR3
02がTV301の上に置かれると、VTR302の送
信部306からTV301の受信部303にIR信号が
送られることにより、TV301は自身の上方にVTR
302がほぼ隣接して存在することを検出できる。以上
のような仕組みで各機器で検出された位置情報をリモコ
ンが取得することで、物理的トポロジカルマップを生成
する際にTV301とVTR302との間の隣接関係、
及び上下関係を容易かつ正確に決定することが可能な
る。なお送受信部の配置を換えることにより、前後左右
の検出においても同様の仕組みが有効であることは明ら
かである。
【0059】この実施例3の機器選択システムによれ
ば、各機器が無線ネットワーク機能を備えず、携帯電話
でインターネット経由で機器を操作する場合であっても
方向性情報を付加した物理的トポロジマップを作成する
ことができる。すなわち任意の機器が隣接する機器に信
号を送る指向性のある送信機と隣接する機器からの信号
を受信する指向性のある受信機を持ち、任意の機器間が
互いに隣接して隣接通信が成立させることで互いの位置
関係を検出できる。したがってリモコンがこの各機器か
ら前記位置関係を収集することによって物理的トポロジ
マップを作成することができる。
【0060】なお機器間の通信方式としては、遮断され
やすく回折しにくい周波数と強度の電波を用いて隣接す
る機器だけに信号を送受信する無線通信方式を用いても
良い。すなわちこの送受信機として無線ダイバシティに
よる電波の強度差を検出する無線通信方式の送受信機を
用いても良い。この無線通信方式の送受信機を用いて
も、上述した実施例3の機器選択システムと同様に、機
器の配置に関する方向性のある情報を補うことにより、
全体として方向関係の明確な物理的トポロジマップを作
成することができる。さらにはBlueetooth規格などに準
拠したネットワークの送受信部を兼用してもよい。つま
り機器間の距離が離れるか、あるいは機器間に障害物が
あると減衰するか遮断され、また送受信部が相対せずに
別の方向を向いていると減衰するか遮断するような、一
般的な無線送受信装置の性質を持っているものであれば
良い。
【0061】
【発明の効果】以上実施例で詳細に説明したように本発
明の被制御機器選択システムによれば、物理的トポロジ
マップをメモリに保持したリモコンを用いて機器の物理
的な配置を利用した機器選択を可能にすることができ
る。その結果ユーザがすばやく直感的に所望の機器を選
択することを可能とする。例えばユーザがTVの下にあ
るVTRを操作したい場合はTVの近くに立って下方向
ボタンを押すだけでVTRの選択ができるなど、直感的
で少ない操作で機器を選ぶことが可能になる。またリモ
コンのマップ作成部が物理的トポロジマップを生成する
ために必要な各機器の物理的な配置情報を無線やネット
ワークの特性を利用して自動的に収集することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の機器選択システムによる操
作状況を説明するための透視図
【図2】実施例1の機器選択システムに用いられるネッ
トワークの構成を示すブロック図
【図3】実施例1の機器選択システムに用いるリモコン
101の平面図
【図4】実施例1のリモコン101で生成された物理的
トポロジマップ107を示す図
【図5】物理的トポロジマップ107の生成過程を示す
フローチャート
【図6】ユーザ109が特定の機器を選択して操作する
過程を示すフローチャート
【図7】本発明の実施例2の機器選択システムによる操
作状況を説明するための透視図
【図8】実施例2の機器選択システムに用いられるネッ
トワークの構成を示すブロック図
【図9】実施例2の機器選択システムに用いるリモコン
201の平面図
【図10】実施例2のリモコン201で生成された物理
的トポロジマップ207を示す図
【図11】実施例2のリモコンにおける物理的トポロジ
マップ107の生成過程を示すフローチャート
【図12】実施例2のリモコンのディスプレイに表示さ
れるグラフィカルマップ218を示す図
【図13】本発明の実施例3の機器選択システムにおけ
る機器側の通信形態を示す斜視図
【符号の説明】
101、201 リモコン 102、202、302 TV 103、203、303 VTR 104、204 エアコン 105、205 下位ネットA 106、206 下位ネットB 107、207 物理的トポロジマップ 108、208 方向ボタン 109、209 ユーザ 110 左受信部 111 右受信部 112 上面受信部 210 冷蔵庫 211 下位ネットC 212 アンテナ 213 ディスプレイ 214 照明A 215 照明B 216 部屋A 217 部屋B 218 グラフィカルマップ 219 下位ネットD 303、305 上面受信部 304、306 下面送信部 S1〜S4 実施例1の物理的トポロジマップ作成
過程のステップ S11〜S15 実施例2の物理的トポロジマップ作成
過程のステップ S100〜S300 機器選択操作過程のステップ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを経由して複数の機器を制
    御するようにした統合型のリモートコントローラ(以
    下、リモコンと記す)によってユーザが予め制御すべき
    機器を指定するための機器選択システムであって、 前記リモコンが、 前記複数の機器の物理的な相対的配置関係を記述した物
    理的トポロジマップをもつメモリ、及び上下左右などの
    方向を選択するための方向選択ボタンを備え、 ユーザが前記リモコンの前記方向選択ボタンによって方
    向を指示した際、 前記リモコンが前記物理的トポロジマップを参照して現
    在選択されている機器から相対的に指定された方向にあ
    る機器を選択するようにしたことを特徴とする被制御機
    器選択システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを経由して複数の機器を制
    御するようにした統合型のリモコンであって、 前記複数の機器の物理的な相対的配置関係を記述した物
    理的トポロジマップをコンピュータにより作成して内部
    のメモリに記憶させるマップ作成手段、及び上下左右な
    どの方向を選択するための方向選択ボタンを有すること
    を特徴とするリモコン。
  3. 【請求項3】 前記複数の機器からの通信を無線ネット
    ワークを介して中継する機能を有するリモコンの前記マ
    ップ作成手段がコンピュータを有し、 そのコンピュータは、 前記複数の機器からの通信の中継回数であるホップ数と
    受信電波の強度を測定し、 前記物理的トポロジマップ上で、 測定した前記ホップ数の多い機器を前記リモコンから遠
    い位置に配置し、 測定した受信電波の強度が弱い機器を前記リモコンから
    遠い位置に配置するようにする物理的トポロジマップ作
    成手段をもつ、 ことを特徴とする請求項2記載のリモコン。
  4. 【請求項4】 前記複数の機器の配置を示す論理的な中
    継トポロジマップを生成維持する機能を有するネットワ
    ークを経由して複数の機器を制御するようにした統合型
    のリモコンの前記物理的トポロジマップ作成手段がコン
    ピュータを有し、 そのコンピュータは、 前記ネットワークが生成した前記論理的な中継トポロジ
    マップを収集し、 前記論理的な中継トポロジマップ上で互いに離れた機器
    を、互いに物理的に遠い位置にあると判定して配列する
    ようにする物理的トポロジマップ作成手段をもつ、 ことを特徴とする請求項2記載のリモコン。
  5. 【請求項5】 前記複数の機器と送受信する指向性アン
    テナを有するリモコンであって、 前記マップ作成手段が、コンピュータを有し、 そのコンピュータは、 前記指向性アンテナにより前記複数の機器の配置されて
    いる方向を検出し、 前記複数の機器の配置されている方向の情報を付加して
    物理的トポロジマップを作成する手段をもつ、 ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のリモ
    コン。
  6. 【請求項6】 前記複数の機器が互いに隣接する機器に
    信号を送る送信機と隣接する機器からの信号を受信する
    受信機を有し、かつ隣接する機器間に隣接通信を成立さ
    せることで互いの位置関係を検出する前記複数の機器を
    制御するようにした統合型のリモコンであって、 前記マップ作成手段がコンピュータを有し、 そのコンピュータは、 前記隣接する機器の前記位置関係情報を収集するように
    して物理的トポロジマップを作成することを特徴とする
    請求項2記載のリモコン。
  7. 【請求項7】 前記複数の機器が互いに隣接する機器に
    信号を送る指向性のある送信機と隣接する機器からの信
    号を受信する指向性のある受信機を有することを特徴と
    する請求項6記載のリモコン。
  8. 【請求項8】 前記複数の機器が音又は光を発生する機
    能を有し、かつ前記複数の機器に音又は光を発生させる
    ことでユーザにそれぞれの機器の位置関係を報知するよ
    うにした統合型のリモコンであって、 前記マップ作成手段がコンピュータを有し、 そのコンピュータは、 前記複数の機器から1つの機器を順次選択して音又は光
    を発生せしめ、 現在音または光を発生している機器が前回音または光を
    発生した機器からどの方向にあるかを示すユーザーの前
    記方向選択ボタンの入力を基準にして各機器を配列する
    ようにして物理的トポロジマップを作成することを特徴
    とする請求項2記載のリモコン。
  9. 【請求項9】 方向検知手段を有する統合型のリモコン
    であって、 前記マップ作成手段が、 メモリに保持している物理的トポロジマップの前記複数
    の機器の配置関係を前記方向検知手段の出力に基づき更
    新することを特徴とする請求項2〜請求項8のいずれか
    に記載のリモコン。
  10. 【請求項10】 請求項2〜9のいずれかに記載された
    物理的トポロジマップを保持したリモコンを用いて機器
    を選択する被制御機器選択システムであって、 前記リモコンが、 前記物理的トポロジマップの中で現在最も受信電波強度
    の強い機器を初期の選択されている機器とすることを特
    徴とする請求項1記載の被制御機器選択システム。
  11. 【請求項11】 前記リモコンが、 予め前記複数の機器が配置されている家屋の形状を表示
    するグラフィカルマップ、及び前記グラフィカルマップ
    を表示する画像表示手段を有し、 前記画像表示手段上に、前記物理的トポロジマップを前
    記グラフィカルマップに対応させて機器配置画面を表示
    することを特徴とする請求項1または請求項10に記載
    の被制御機器選択システム。
  12. 【請求項12】 請求項1、請求項10または請求項1
    1に記載された物理的トポロジマップを保持したリモコ
    ンを用いて機器を選択する被制御機器選択システムにお
    ける機器の操作方法であって、 前記方向選択ボタンによりユーザが被制御機器を選択す
    る工程、 前記リモコンが前記物理的トポロジマップを参照して現
    在選択されている機器から相対的に指定された方向にあ
    る機器を選択する工程、 前記リモコンが前記選択した機器に対応する操作メニュ
    ーに基づきユーザに操作方法を報知する工程、及び前記
    リモコンが報知する操作メニューにしたがってユーザが
    前記選択された機器を操作する工程を有することを特徴
    とする機器の操作方法。
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Cited By (14)

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