JP2003284113A - 位置証明方法、位置証明サービスシステム及びネットワークシステム - Google Patents

位置証明方法、位置証明サービスシステム及びネットワークシステム

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JP2003284113A
JP2003284113A JP2002081009A JP2002081009A JP2003284113A JP 2003284113 A JP2003284113 A JP 2003284113A JP 2002081009 A JP2002081009 A JP 2002081009A JP 2002081009 A JP2002081009 A JP 2002081009A JP 2003284113 A JP2003284113 A JP 2003284113A
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JP2002081009A
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Morio Yamauchi
労雄 山内
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人がある時刻にある場所に存在したことを客
観的に証明し得る、位置証明方法、位置証明サービスシ
ステム、ネットワークシステムの提供。 【解決手段】 位置証明を受けたいユーザが携帯電話1
に自分の指紋を読み取らせると指紋データがサーバ3に
送信される。サーバ3は携帯電話1から送信された指紋
データを受信すると予めデータベース30に登録してあ
る照合用指紋データと照合して携帯電話1のユーザを確
認する。続いてサーバ3はその認証時刻を取得すると共
に位置証明要求のあった携帯電話1の基地局番号をサー
ビス局4から取得して当該ユーザに対応付けてデータベ
ース30の位置登録ファイル32に記憶する。また、サ
ーバ3はPDA2からの位置証明書発行要求に基いてデ
ータベース30の位置登録ファイル32に記憶してある
被証明者の位置、時間に係わる位置証明書(電子デー
タ)を電子署名付きで発行する。また、位置登録動作時
及び/又は位置証明書発行時に課金を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人がある時刻にあ
る場所に存在したことを証するための位置証明方法、位
置証明サービスシステム及びネットワークシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】社会生活の上で人がある時刻にある場所
にいたことを証明する必要がある場合がある。そして、
従来、人がある時刻にある場所に存在したことを証する
には第三者による証言や場所や時間がわかるものと一緒
に撮影された写真による証明方法が取られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第三者
の証言による証明は日時の経過と共に薄れる「人の記
憶」を拠りどころとしているので、時間の経過と共に信
頼性が低下する点や、見誤りによる人違い等が生じやす
い点、第三者が嘘をつく場合もありえるといった点、第
三者でないものが第三者を装って本人に有利或いは不利
な証言を行なう場合もありえるといった点からの問題点
があると共に、証明してほしい場合に証人となる第三者
がいない場合もあるといった問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決することを目
的としてなされたものであり、人がある時刻にある場所
に存在したことを客観的に証明し得る、位置証明方法、
位置証明サービスシステム及びネットワークシステムの
提供を目的とする。
【0005】なお本発明は、所謂アリバイのようなもの
でなく、一般的な社員の管理や配達員の管理に利用でき
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の位置証明方法は、位置情報を取得し第
三者機関によりその時刻にその位置にいたことを証明す
るための通信機能を有する第1の端末と、通信機能を有
する第2の端末と、位置登録データを登録するデータベ
ースを備えた位置証明サーバと、を含むシステムにおけ
る位置証明方法であって、第1の端末は、サーバに認証
要求を行ない、サーバによる認証後、位置情報を取得
し、取得した位置情報をサーバに送り、第2の端末から
通信ネットワークを介してサーバに位置証明書発行要求
を行なうと、サーバは、データベースに登録されている
位置登録データから第1の端末の位置証明書データを作
成し第2の端末に送るとともに、課金処理を行なう、こ
とを特徴とする。
【0007】また、第2の発明は上記第1の発明の位置
証明方法において、第1の端末は、位置情報を取得しサ
ーバに認証要求を行ない取得した位置情報をサーバに送
るために必要なプログラムを、サーバからダウンロード
して実行することを特徴とする。
【0008】また、第3の発明の位置証明サービスシス
テムは、通信機能を備えた情報端末と、位置登録データ
を登録したデータベースを備えた位置証明サーバと、こ
れらを接続する通信ネットワークとを備えた位置証明サ
ービスシステムであって、情報端末は、被証明者の位置
証明書発行要求データ入力手段と、入力された位置証明
書要求データを通信ネットワークを介してサーバに送信
する発行要求送信手段と、サーバから通信ネットワーク
を介して送信された位置証明書を受信する証明書受信手
段と、受信した位置証明書を表示する表示手段と、を備
え、位置証明サーバは、情報端末から位置証明書発行要
求データを受信する発行要求受信手段と、データベース
に登録されている位置登録データと受信した位置証明書
発行要求データを照合する照合手段と、照合結果が一致
した位置登録データを基に被証明者の位置登録日時にお
ける位置証明書を生成する証明書生成手段と、生成され
た位置証明書を通信ネットワークを介して位置証明書発
行要求元の情報端末に送信する証明書送信手段と、を備
えたこと、を特徴とする。
【0009】また、第4の発明のネットワークシステム
は、下記第1及び第2の端末と、位置登録データを登録
するデータベースを備えた位置証明サーバと、これらを
接続する通信ネットワークと、からなることを特徴とす
る; (1) 通信制御手段と、サーバに通信ネットワークを
介して認証データを送信する認証データ送信手段と、位
置情報取得手段と、サーバによる認証後、取得した位置
情報をサーバに送信する位置データ送信手段と、を備え
た第1の端末; (2) 通信制御手段と、被証明者の位置証明書発行要
求データ入力手段と、入力された位置証明書要求データ
を通信ネットワークを介してサーバに送信する発行要求
送信手段と、サーバから通信ネットワークを介して送信
された位置証明書を受信する証明書受信手段と、受信し
た位置証明書を表示する表示手段と、を備えた第2の端
末; (3) 第1の端末からの認証データを受信する認証デ
ータ受信手段と、受信した認証データに基いて認証を行
う認証手段と、認証手段による認証結果を認証データ送
信元の第1の端末に送信する認証結果送信手段と、認証
を受けた第1の端末から送信される位置情報を受信する
位置情報受信手段と、受信した位置情報を時刻情報と関
連付けた位置登録データとしてデータベースに登録する
位置登録データ登録手段と、第2の端末から位置証明書
発行要求データを受信する発行要求受信手段と、発行要
求受信手段により位置証明書発行要求データが受信され
たときデータベースに登録されている位置登録データと
受信した位置証明書発行要求データを照合する照合手段
と、照合結果が一致した位置登録データを基に被証明者
の位置登録日時における位置証明書を生成する証明書生
成手段と、生成された位置証明書を通信ネットワークを
介して位置証明書発行要求元の第2の端末に送信する証
明書送信手段と、を備えた位置証明サーバ。
【0010】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕図1は本発
明に基く位置証明サービスシステムのネットワーク構成
の一実施例を示す図であり、位置証明サービスシステム
100は認証機能付き携帯通信端末1−1、・・・、1
−n(携帯電話、PHS、GSM等や、通信カードを装
着するPDA(Personal Digital Assistant)、パソコ
ン等でもよいが、以下わかりやすくするために携帯電話
と称する)、PDA(PDAやパソコン、携帯電話でよ
いが以下わかりやすくするためにPDAと称する)2、
位置証明システムサーバ3(以下、サーバ3)、及び通
信事業者のサービス局4をインターネット5等の通信ネ
ットワークに接続してなる。また、システム運用者Yは
公に認められている認証機関である。
【0011】図1で各携帯電話1は認証機能として本人
確認用に身体的情報(身体認証(バイオメトリックス
(Biometrics))による個人を識別する際の身体的情
報、例えば、指紋、虹彩、紋掌等をいう、以下同じ)を
読みとってサーバ3に送信する機能を備えている(図2
参照)。ただし本人確認の手段はこれに限ることなく公
知の手段を採用できる。
【0012】PDA2は位置証明サービスの被証明者
(ユーザA乃至N)に係わる位置証明書をサーバ3から
得て端末上に表示する機能を備えている。
【0013】サーバ3はシステム運用者Yによって運用
され、インターネット5上に位置証明サービス受付用サ
イト(図示せず)を開設している。また、サーバ3の一
時記憶メモリ(図示せず)には位置証明プログラムのう
ちサーバ側で実行される部分が常駐している。
【0014】また、サーバ3はデータベース30を備
え、データベース30には図3に示すように、身体的デ
ータを記憶した身体的データファイル31(図4)、位
置登録ファイル32(図5)、課金ファイル33、プロ
グラムファイル34及び基地局ファイル35が格納され
ている。なお、課金ファイル33にはユーザ別に利用日
時、課金額が書き込まれる。また、プログラムファイル
34には本発明の位置サービスシステムを実行するため
に構成された位置証明プログラム(=サーバ側で実行さ
れる部分+端末側で実行される部分)と画面フォーマッ
トデータ等が記憶されている。携帯電話1側に予め位置
証明プログラムのうち端末側で実行される部分及び画面
フォーマットデータ等を格納しておくように構成した場
合にはプログラムファイル34には位置証明プログラム
のうちサーバ側で実行される部分及び画面フォーマット
データ等が格納される。また、基地局ファイル35には
基地局を識別するための基地局識別情報(実施例では基
地局番号)及び基地局の設置場所データが基地局識別情
報に対応付けられて記憶されている。
【0015】位置証明サービスシステム100で、位置
証明を受けたいユーザ(ユーザA乃至N)が携帯電話1
(1−1〜1〜n)に自分の認証用身体的情報(例えば
指紋)を読み取らせると、身体的データがサーバ3に送
信される。
【0016】サーバ3は携帯電話1から送信された身体
的データを受信すると予めデータベース30に登録して
ある照合用データ(身体的データ)と照合して被証明者
(例えば、携帯電話1のユーザA)を確認する。続いて
サーバ3はその時刻を取得すると共に位置証明要求のあ
った携帯電話1の基地局(図示せず)の識別情報をサー
ビス局4から取得して当該確認された人物に対応付けて
データベース30の位置登録ファイル32に記憶する。
また、サーバ3はPDA2からの位置証明書発行要求に
基いてデータベース30の位置登録ファイル32に記憶
してある被証明者の位置、時間に係わる位置証明書(電
子データ)を電子署名付きで発行する(図8、9参
照)。また、位置登録動作時及び/又は位置証明書発行
時に課金を行なう。
【0017】サービス局4はサーバ3からの情報提供要
求に基き現在サーバ3に位置証明要求中の携帯電話1の
基地局情報をサーバ3に提供する。
【0018】図2は携帯電話1、つまり、身体的情報読
取機能付き携帯セルラー通信端末の一実施例のハードウ
エア構成を示すブロック図である。
【0019】図2で、携帯電話1はCPU(中央演算処
理装置)11、主記憶部12、プログラム格納メモリ1
3、送受信部14、キー入力部15、表示部16、保存
記憶メモリ17及び身体的データ取得部18を有してい
る。
【0020】CPU11は主記憶部12にロードされる
各種プログラムにより本発明の位置証明サービスを含む
携帯電話1の各種機能の実行制御を行なう。また、主記
憶部12はRAM等の一時記憶メモリからなり適時プロ
グラム格納メモリ13から取り出したJAVA(登録商
標)などのプログラムや定数を駐在させると共に、駐在
させたプログラムにより取り込んだデータや加工データ
等各種データの一時記憶を行なう。また、実施例では携
帯電話1とサーバ3の接続時にインターネット5を介し
てサーバ3から本発明の位置証明サービスシステムを実
行するための位置証明プログラムのうち端末側で実行さ
れる部分と画面フォーマットデータ及び画面表示用メッ
セージデータが送信され、携帯電話1側ではこれらを受
信して主記憶部12に駐在させる。
【0021】プログラム格納メモリ13はシステムプロ
グラム、通信制御プログラム、インターネット接続プロ
グラム等のような携帯電話1の各種機能を実行するため
のプログラム群が格納されている。なお、上記位置証明
プログラムのうち端末側で実行される部分と画面フォー
マットデータ及び画面表示用メッセージデータをプログ
ラム格納メモリ13に格納しておくように構成してもよ
い。この場合、サーバ3からは位置証明プログラムと画
面フォーマットデータ及び画面表示用メッセージデータ
は送信されず、主記憶部12には位置証明サービス選択
時にプログラム格納メモリ13から位置証明プログラム
のうち端末側で実行される部分が取り出されて一時記憶
される。
【0022】表示部16は液晶ディスプレイ等の表示装
置からなり、位置証明サービスシステムにおいて選択メ
ニューや発行された位置証明書を表示する。
【0023】身体的データ取得部18は身体的データを
読み取って身体的データを得る身体的情報読取装置(こ
の例では指紋センサ部181)を備えている。
【0024】図4はサーバ3のデータベース30に格納
されている身体的データファイルを構成する身体的デー
タレコードの一実施例を示すブロック図であり、身体的
データファイル31はユーザIDを記憶するユーザID
フィールド311、ユーザ認証に用いるパスワードを記
憶するパスワードフィールド312、ユーザの氏名を記
憶するユーザ名フィールド313及び各ユーザの身体的
データを記憶するデータフィールド314からなる身体
的データレコード310を記憶してなる。なお、図示の
例ではデータフィールド314にはユーザIDフィール
ド311に記憶されているユーザIDに対応付けられて
一例としてユーザの左右の親指の指紋データが記憶され
ている。
【0025】図5はサーバ3のデータベース30に格納
されている位置登録ファイル32を構成する位置登録レ
コードの一実施例を示す図であり、位置登録ファイル3
2はユーザIDを記憶するユーザIDフィールド32
1、位置登録した日時(時刻)を記憶する日時フィール
ド322及び位置登録時の位置を通信領域とする基地局
番号を記憶する基地局番号フィールド323からなる位
置登録レコード320を記憶してなる。
【0026】(位置登録時の動作)図6は位置登録時の
携帯電話及びサーバの動作の一実施例を示すフローチャ
ートであり、図7は位置登録時の端末側画面表示の一実
施例を示す。また、図6で、(a)は位置登録時の携帯
電話側の動作例であり、携帯電話1のCPU11はサー
バ3から受信した位置証明プログラム(端末側で実行さ
れる部分)に基いて下記「1−1」のステップS0から
S7に示すような位置登録動作を制御する。また、図6
で、(b)はサーバ側の動作例を示し、サーバ3側のC
PU(図示せず)はサーバ3の一時記憶メモリに常駐す
る位置証明プログラム(サーバ側で実行される部分)に
基いて下記「1−2」のステップT0からT13に示す
ような位置登録動作を制御する。
【0027】1−1.位置登録時の携帯電話の動作 図6(a)で、携帯電話1がインターネット5上に開か
れている端末位置証明サービスシステム100の位置証
明サービス受付用サイト(図示せず)にリンクすると
(つまり、サーバ3に接続すると)、サーバ3から位置
証明プログラム(端末側で実行される部分)と画面フォ
ーマットデータ及び画面表示用メッセージデータがイン
ターネット5を介して送信されるので、それらを受信し
て主記憶部12に取り込む。CPU11は取り込んだ位
置証明プログラムに基いて図7(a)に示すようなサー
ビス選択メニュー71を携帯電話1の表示部16に表示
する(ステップS0)。
【0028】ユーザがキー入力部15のキーを操作して
上記メニュー71の中から「位置登録開始メニュー」を
選択すると、CPU11は取り込んだ位置証明プログラ
ムに基いて、図7(b)に示すような認証コード入力案
内メッセージ72−1、ID入力欄72−2、パスワー
ド入力欄72−3及び確認欄72−4を表示し、ユーザ
にユーザID及びパスワードの入力を促す。ユーザがユ
ーザID及びパスワードをキー入力し、確認操作(図7
(b)の例では入力キーのうち確認欄72−4の「O
K」に対応するキーの操作)を行なうと認証要求動作が
開始され、携帯電話1の送受信部14からインターネッ
ト5を介してサーバ3にユーザID及びパスワードを含
む認証要求(データ)が送信される(ステップS1)。
【0029】上記ステップS1の認証要求送信後、サー
バ3からインターネット5を介して認証結果を受信する
とCPU11は認証結果(例えば、認証結果フラグの
値)を調べ、認証結果がユーザ認証を意味する場合はス
テップS3に遷移する。また、認証結果がユーザ認証を
意味しない場合は位置登録動作を終了し、位置証明サー
ビス受付用サイトとの接続を切断する(ステップS
2)。
【0030】次に、表示部16に図7(c)に示すよう
な案内メッセージ73−1、73−2を表示して認証さ
れた旨及び指紋の読み取りを行なう旨を表示する。更
に、課金を行なう旨のメッセージ73−3を表示し、確
認操作(図7(c)の例では入力キーのうち確認欄73
−4の「OK」に対応するキーの操作)を行なうとステ
ップS4に遷移して指紋のスキャンを開始する(ステッ
プS3)。
【0031】ユーザが左右どちらかの親指を指紋センサ
部181に接近又は接触させると指紋が読み取られ、携
帯電話1にユーザの指紋が入力される(ステップS
4)。
【0032】ユーザの指紋入力が終わると、CPU11
は送受信部14からインターネット5を介してサーバ3
にユーザID及び指紋データを含む指紋照合要求を送信
する。また、この際、図7(d)に示すような動作報知
メッセージ74を表示してユーザに指紋照合中であるこ
とを知らせる(ステップS5)。
【0033】上記ステップS5の指紋照合要求送信後、
サーバ3からインターネット5を介して照合結果を受信
すると、CPU11は、照合結果(例えば、照合フラグ
の値)が指紋一致を意味する場合は図7(e)に示すよ
うな本人確認済み通知メッセージ75を表示し、指紋照
合によりユーザが本人であることが確認できた旨を知ら
せてからステップS7に遷移する。また、指紋照合結果
が指紋一致を意味しない場合は位置登録動作を終了し、
位置証明サービス受付用サイトとの接続を切断する(ス
テップS6)。
【0034】CPU11は、上記ステップS6の本人確
認済み通知画面75を所定時間(数秒間)表示した後、
サーバ3から位置登録済み通知を受信するまでの間、図
7(f)に示すような動作報知メッセージ77を表示し
てユーザの位置取得中であることを知らせる。また、サ
ーバ3からの位置登録済み通知を受信すると図7(g)
に示すような位置登録済み通知メッセージ78−1を表
示してユーザの位置が登録された旨を通知する。ここ
で、ユーザが確認操作(図7(g)の例では入力キーの
うち確認欄78−2の「OK」に対応するキーの操作)
を行なうと位置登録動作を終了する(ステップS7)。
【0035】1−2.位置登録時のサーバの動作 図6(b)で、携帯電話1がインターネット5上に開か
れている位置証明サービス受付用サイトにアクセスする
と、サーバ3はデータベース30のプログラムファイル
34から位置証明プログラムのうち端末側で実行する部
分と画面フォーマットデータ及び画面表示用メッセージ
データを取り出し、インターネット5を介して接続先の
携帯電話1宛てそれらを送信する(ステップT0)。
【0036】次に、携帯電話1から認証要求を受信する
とユーザ認証動作を開始し(ステップT1)、認証要求
から取り出したユーザID及びパスワードをキーとして
データベース30の身体的データファイル31のユーザ
IDフィールド311及びパスワードフィールド312
を検索し、ユーザID及びパスワードが一致する登録デ
ータがある場合はユーザ認証済みとしてステップT3に
遷移する。また、ユーザID及びパスワードが一致する
登録データがない場合は認証不可としてステップT4に
遷移する(ステップT2)。
【0037】上記ステップT2で認証された場合は認証
済み通知(例えば、認証結果フラグ(値=1))を要求
元の携帯電話1に送信する(ステップT3)。
【0038】また、ステップT2で認証不可の場合は認
証不可通知(例えば、認証結果フラグ(値=0))を要
求元の携帯電話1に送信し、要求元の携帯電話1に係わ
るサーバ側の位置認証動作を終了する。
【0039】次に、携帯電話1から指紋照合要求を受信
すると指紋照合要求からユーザID及び指紋データを取
り出す(ステップT5)。また、この際、サーバ3は要
求元の携帯電話1のユーザに対し課金を行なう。つま
り、ユーザID、利用時刻及び課金額からなる課金レコ
ード(図示せず)を生成して課金ファイル33に書き込
む(ステップT6)。
【0040】次に、サーバ3は上記ステップT5で指紋
照合要求から取り出したユーザIDをキーとして身体的
データファイル31を検索し、ユーザIDが一致した身
体的データレコード310の指紋データフィールド31
4に記憶されている指紋データと指紋照合要求から取り
出した指紋データを比較・照合し(ステップT7)、そ
の照合結果を指紋照合要求元の携帯電話1に送信する
(ステップT8)。
【0041】次に、指紋データフィールド314に記憶
されている指紋データと指紋照合要求から取り出した指
紋データが一致している場合はサーバ3のCPUはユー
ザ本人が位置登録要求を行なったものと判定して現在の
時刻を内部時計から取得し日時を得る。また、指紋デー
タフィールド314に記憶されている指紋データと指紋
照合要求から取り出した指紋データが一致していない場
合は、要求元の携帯電話1に係わるサーバ側の位置認証
動作を終了する(ステップT9)。
【0042】次に、通信事業者のサービス局4に対して
指紋照合要求元のPDA携帯電話1の電話番号又はユー
ザIDを含む基地局情報提供要求を送信する(ステップ
T10)。
【0043】サーバ3はサービス局4からの基地局情報
を待ち、基地局情報が送信されるとそれを取得(受信)
する。なお、実施例では基地局情報として基地局番号を
取得しているがこれに限定されない。つまり、指紋が一
致したユーザが存在するエリアをセル(通信領域)とす
る基地局を識別する情報であればよい(ステップT1
1)。
【0044】サーバ3はユーザIDと、上記ステップT
9で取得した時刻(日時)及び上記ステップT11で取
得した基地局番号からなる位置登録レコード320を生
成し、データベース30の位置登録ファイル32に記憶
してから(ステップT12)、指紋照合要求元の携帯電
話1に位置登録済通知を送信してその通信端末1に係わ
るサーバ3側の位置登録動作を終了する(ステップT1
3)。
【0045】上記図6のフローチャートに示した携帯電
話及びサーバの動作により、携帯電話のユーザがどこに
いても位置証明サービスシステムを呼び出して現在の位
置を登録することができる。また、図6(a)のステッ
プS4でユーザの指紋を読み取って指紋データをサーバ
に送信し、サーバが登録されたユーザの指紋と照合を行
ない、一致した場合にのみ位置登録を行なうので本人で
ない者がユーザIDやパスワードを盗用して本人になり
すまして位置登録を行なおうとしても位置登録がなされ
ない。したがって、本人になりすましたり、本人がある
場所にいなければならないのに身代わりで済ましたりす
ることを防止できる。
【0046】なお、上記図6(a)のフローチャートで
は端末側での課金確認のタイミングをユーザ認証時(ス
テップS3)としているが、課金確認のタイミングを本
人確認時、つまり、本人であると証明できたとき(サー
バから確認済み通知を受け取ったとき(ステップS7の
前段))だけとし、図7(e−2)に示すような利用料
金案内を表示するようにしてもよい。この場合は、上記
図6(b)のフローチャートでの課金のタイミングをス
テップT9の前段、つまり、照合結果が「本人の指紋と
一致」であったときに課金を行なうようにする。また、
端末側の課金確認及びサーバ側での課金を後述する図7
の位置証明書発行動作時に行なうようにしてもよい。
【0047】また、上記図6(b)のフローチャートで
は課金方法として利用時毎に課金する方法(ステップT
6)を採用しているが、この方法に限定されない。例え
ば、サービスの利用回数をカウントしておき利用回数に
応じた課金をあとでまとめて行なったり定額課金を行な
うようにしてもよい。
【0048】(位置証明書発行時の動作)図8はPDA
(携帯電話を含む)及びサーバの位置証明書発行動作の
一実施例を示すフローチャートであり、図9は位置証明
書発行時のPDA側画面表示の一実施例を示す。また、
図8で、(a)は位置証明書発行時のPDAの動作例で
あり、PDA2のCPUはサーバ3から受信した位置証
明プログラム(端末側で実行される部分)に基いて下記
「1−3」のステップU0からU8に示すような位置証
明書請求及び発行動作を制御する。また、図8で、
(b)はサーバ側の動作例を示し、サーバ3側のCPU
(図示せず)はサーバ3の一時記憶メモリに常駐する位
置証明プログラム(サーバ側で実行される部分)に基い
て下記「1−4」のステップV0からV11に示すよう
な位置証明書発行動作を制御する。
【0049】1−3.位置証明書発行時のPDAの動作 以下の説明ではPDA2として携帯電話1を用いた例に
ついて説明するが、PDA2としてデータ通信機能を備
えたパソコン等を用いた場合も同様である。
【0050】図8(a)で、携帯電話1がインターネッ
ト5上に開かれている端末位置証明サービスシステム1
00の位置証明サービス受付用サイト(図示せず)にリ
ンク(つまり、サーバ3に接続)すると、サーバ3から
位置証明プログラム(端末側で実行される部分)と画面
フォーマットデータ及び画面表示用メッセージデータが
インターネット5を介して送信されるので、それらを受
信して主記憶部12に取り込む。CPU11は取り込ん
だ位置証明プログラムに基いて図9(a)に示すような
サービス選択メニュー91を携帯電話1の表示部16に
表示する(ステップU0)。
【0051】ユーザがキー入力部15のキーを操作して
上記メニュー91の中から「証明書発行依頼メニュー」
を選択すると、CPU11は取り込んだ位置証明プログ
ラムに基いて、図9(b)に示すような認証コード入力
案内メッセージ92−1、ID入力欄92−2、パスワ
ード入力欄92−3及び確認欄92−4を表示し、ユー
ザにユーザID及びパスワードの入力を促す。ユーザが
ユーザID及びパスワードをキー入力し、確認操作(図
9(b)の例では入力キーのうち確認欄92−4の「O
K」に対応するキーの操作)を行なうと認証要求動作が
開始され、携帯電話1の送受信部14からインターネッ
ト5を介してサーバ3にユーザID及びパスワードを含
む認証要求が送信される(ステップU1)。
【0052】上記ステップU1の認証要求送信後、サー
バ3からインターネット5を介して認証結果を受信する
とCPU11は認証結果(例えば、認証結果フラグの
値)を調べ、認証結果がユーザ認証を意味する場合はス
テップU3に遷移する。また、認証結果がユーザ認証を
意味しない場合は位置登録動作を終了し、位置証明サー
ビス受付用サイトとの接続を切断する。なお、この場
合、位置登録不能メッセージ(例えば、「認証不能」)
を表示し、ステップS1に戻って再入力を促すようにし
てもよい(ステップU2)。
【0053】次に、表示部16に図9(c)に示すよう
な案内メッセージ93を表示して認証された旨を表示し
てから、更に、図9(d)に示すような位置証明書発行
要求データ入力案内メッセージ94−1、被証明者名入
力欄94−2、被証明日時入力欄94−3、被証明場所
入力欄94−4及び確認欄94−5を表示する。ユーザ
が被証明者名、被証明日時、被証明場所を各入力欄94
−2〜94−4に入力し、確認操作(図9(d)の例で
は入力キーのうち確認欄94−5の「OK」に対応する
キーの操作)を行なうとステップU4に遷移する。な
お、被証明者名入力欄94−2に入力する被証明者名は
ユーザ本人の位置証明発行を請求する場合はユーザの氏
名、他人の位置証明発行を請求する場合はその者の氏名
である。また、被証明場所入力欄94−4には、都道府
県名、市町村名、地区名或いは施設名等が自動的に表示
され、ユーザは表示された地名を選択すればよいように
構成することが望ましい。このように構成した場合に被
証明場所入力欄94−4に表示される地名表示データと
基地局番号対応テーブルデータは上記ステップU0で携
帯電話1とサーバ3が接続した際にサーバ3からダウン
ロードすることが望ましい(ステップU3)。
【0054】上記ステップU3で位置証明書発行要求デ
ータが確認されると、CPU11は入力された位置証明
書発行要求データ(被証明者名、被証明日時、基地局番
号)をインターネット5を介してサーバ3宛て送信する
(ステップU4)。
【0055】位置証明書発行要求データ終了後、携帯電
話1がサーバ3から送信された位置登録存在通知を受信
すると、CPU11は図9(e)に示すような課金メッ
セージ95−1を表示してユーザの確認を促す。また、
位置登録不存在通知を受信した場合は位置証明書発行要
求データに一致する位置登録がなされていなかったもの
として図9(e’)に示すような位置登録がない旨のメ
ッセージ95−3を表示して位置証明書請求及び発行動
作を終了する(ステップU5)。
【0056】上記ステップU5でユーザが課金確認(=
支払承諾)操作(図9(e)の例では入力キーのうち確
認欄95−2の「OK」に対応するキーの操作)を行な
うとステップU7に遷移する。また、所定時間内にユー
ザが課金確認操作を行なわないと、ユーザの支払意思が
ないものとして位置証明書請求及び発行動作を終了する
(ステップU6)。
【0057】上記ステップU6でユーザが課金確認操作
を行なうと、CPU11は位置証明書発行要求(=支払
承諾)をサーバ3に送信し(ステップU7)、サーバか
ら位置証明書(電子署名付き位置証明書データ)を受信
するとそれを発行する。また、電子署名付き位置証明書
発行は表示部16への表示によって行なわれる(ステッ
プU8)。
【0058】1−4.証明書発行時のサーバの動作 図8(b)で、携帯電話1がインターネット5上に開か
れている位置証明サービス受付用サイトにリンクする
と、サーバ3はデータベース30のプログラムファイル
34から位置証明プログラムのうち端末側で実行する部
分と画面フォーマットデータ及び画面表示用メッセージ
データを取り出し、インターネット5を介して接続先の
携帯電話1宛てそれらを送信する(ステップV0)。
【0059】次に、携帯電話1から認証要求を受信する
とユーザ認証動作を開始し(ステップV1)、認証要求
から取り出したユーザID及びパスワードをキーとして
データベース30の身体的データファイル31のユーザ
IDフィールド311及びパスワードフィールドを検索
し、ユーザID及びパスワードが一致する登録データが
ある場合はユーザ認証済みとしてステップV3に遷移す
る。また、ユーザID及びパスワードが一致する登録デ
ータがない場合は認証不可としてステップV4に遷移す
る(ステップV2)。
【0060】上記ステップV2で認証された場合は認証
済み通知を要求元の携帯電話1に送信し、ステップV5
に遷移する(ステップV3)。また、上記ステップV2
で認証不可の場合は認証不可通知を要求元の携帯電話1
に送信し、その携帯電話1に係わるサーバ側の位置認証
動作を終了する(ステップV4)。
【0061】次に、携帯電話1から位置証明書発行要求
データを受信すると受信した位置証明書発行要求データ
から被証明者名、被証明日時、基地局番号を取り出し
(ステップV5)、これらをキーとしてデータベース3
0の位置登録ファイル32を検索し、一致する位置登録
レコード(図5)があった場合はこれら被証明者名、被
証明日時、基地局番号をメモリに保持(一時記憶)して
からステップV7に遷移し、一致する位置登録レコード
がない場合にはステップV8に遷移する(ステップV
6)。
【0062】上記ステップV6で一致する位置登録レコ
ードがあった場合は登録存在通知を要求元の携帯電話1
に送信する(ステップV7)。また、位置登録レコード
がなかった場合は位置登録不存在通知を要求元の携帯電
話1に送信し、要求元の携帯電話1に係わるサーバ3側
の位置証明書発行動作を終了する(ステップV8)。
【0063】次に、携帯電話1から位置証明書発行要求
を受信するとステップV10に遷移する。また、所定時
間内(例えば、60秒)に位置証明書発行要求を受信し
ない場合は、その要求元の携帯電話1に係わる位置証明
書発行動作を終了する(ステップV9)。
【0064】位置証明書発行要求を受信した場合は、サ
ーバ3は要求元の携帯電話1のユーザに対し課金を行な
う。つまり、ユーザID、利用時刻及び課金額からなる
課金レコードを生成して課金ファイル33に書き込む
(ステップV10)。
【0065】また、上記ステップV6でメモリに保持し
た被証明者名、被証明日時、場所名を取り出すと共に、
取り出した基地局番号をキーとしてデータベース30の
基地局ファイル35を検索して基地局の設置場所データ
を取り出し、図9(f)に示すような電子署名付き位置
証明書(データ)を発行(生成)し、要求元の携帯電話
1宛て送信してその携帯電話1に係わる位置証明書発行
処理を終了する(ステップV11)。
【0066】上記図8のフローチャートに示した携帯電
話及びサーバの動作により、公に認められた認証機関に
より、必要に応じて携帯電話のユーザ自身の位置証明書
又は他人の位置証明書の発行サービスを受けることがで
きる。
【0067】なお、上記図8のフローチャートの例では
証明書発行時に課金を行なう場合を示したが、証明書発
行時に課金を行なわない場合は、図8(a)のステップ
U1、U2と図8(b)のステップV1、V2のユーザ
認証は行なわないようにしてもよい。この場合、図8
(a)のステップU6の課金確認操作と図8(b)のス
テップV3、V4の認証結果通知、ステップV7、V8
の位置登録存在(不存在)通知およびステップV10の
課金は不要となる。
【0068】また、上記図8(a)のステップU3では
位置証明書発行要求データとして3つの検索条件を入力
するようにしたが、2つの検索条件の入力でもよいよう
に構成してもよい。このように構成すれば、被証明者
名、被証明場所を検索条件とすると、その場所に被証明
者がいた時間が分かる。また、被証明者名、被証明時間
を検索条件とするとその時間に被証明者がどこにいたか
が分かる。
【0069】また、上記図8(a)のステップU3では
被証明場所と基地局番号を対応させる基地局対応テーブ
ルを端末側で持つように構成したが、端末側には基地局
対応テーブルを持たないように構成し、端末からは場所
入力欄に直接入力された被証明場所名をサーバに送信
し、図8(b)のステップV5で位置証明書発行要求デ
ータから取り出した被証明場所名とサーバ側で保持して
いる基地局対応テーブルを用いて基地局名を取り出すよ
うにしてもよい。
【0070】また、実施例では、電子署名付き位置証明
書発行は表示部16への表示によって行なっているが
(ステップU8)これに限定されない。例えば、PDA
2をプリンタを備えた通信端末とし、位置証明書を印刷
発行するようにしてもよい。また、上記図8(b)のス
テップV10とV11の順序は逆でもよい。〔第2の実
施の形態〕上記第1の実施の形態ではユーザの位置はユ
ーザの携帯電話1が所在する位置を通信エリア(セル)
とする基地局の所在地付近として特定されるが、セルで
の位置特定では特定される領域がやや広いので、本実施
の形態ではGPSによる位置特定を行なう。
【0071】図10は本実施の形態における携帯電話
1、つまり、身体的情報読取機能付き携帯セルラー通信
端末の身体的データ取得部18のハードウエア構成の一
実施例を示すブロック図であり、本実施の形態において
携帯電話1はGPS装置19を備えており、他の構成は
図2に示した携帯電話1と同様である。また、GPS装
置19は携帯電話1による位置登録動作中起動し、携帯
電話1の位置、つまり、ユーザの位置情報(緯度、経
度、高度)をGPS衛星からの信号を受信して取得す
る。
【0072】図11は携帯電話及びサーバの動作の一実
施例を示すフローチャートである。図11で、(a)は
位置登録時の携帯電話側の動作例を示し、ステップS0
〜S6の動作は図6(a)のフローチャートと同様であ
る。また、(b)はサーバ側の動作例を示し、ステップ
T0〜T11の動作は図6(b)のフローチャートと同
様である。
【0073】3−1.位置登録時の携帯電話の動作 CPU11は、ステップS6(図6(a))の本人確認
済み通知画面75を所定時間(数秒間)表示した後、G
PS装置19で取得したユーザの現在の位置情報をイン
ターネット5を介してサーバ3に送信する(ステップS
7−1)。
【0074】次に、サーバ3から位置登録済み通知を受
信するまでの間、図7(f)に示すような動作報知メッ
セージ77を表示してユーザの位置取得中であることを
知らせる。また、サーバ3からの位置登録済み通知を受
信すると図7(g)に示すような位置登録済み通知メッ
セージ78−1を表示してユーザの位置が登録された旨
を通知する。ここで、ユーザが確認操作(図7(g)の
例では入力キーのうち確認欄78−2の「OK」に対応
するキーの操作)を行なうと位置登録動作を終了する
(ステップS7−2)。
【0075】3−2.位置登録時のサーバの動作 サーバ3はPDA携帯電話1から送信されるユーザの位
置情報(緯度、経度、高度)を取得(受信)する(ステ
ップT12−1)。
【0076】次に、サーバ3はユーザIDと、上記ステ
ップT9で取得した時刻(日時)、上記ステップT11
で取得した基地局番号及び上記ステップT12−1で取
得したユーザの位置情報からなる位置登録レコードを生
成し、データベース30の位置登録ファイル32に記憶
する。なお、データベース30の基地局ファイル35の
設置場所データとして基地局の緯度、経度、高度が記憶
されているものとし、位置登録レコード生成時に基地局
の緯度、経度、高度とユーザの位置情報に含まれる緯
度、経度、高度をそれぞれ照合し、それらの差が所定距
離以上(例えば、セルの標準有効半径の2倍以上)の場
合は位置登録レコードを生成しないようにする(ステッ
プT12−2)。
【0077】上記図11のフローチャートに示した携帯
電話及びサーバの動作により、携帯電話のユーザがどこ
にいても位置証明サービスシステムを呼び出してより精
度の高いユーザの現在位置を登録することができる。つ
まり、GPS装置19で取得した位置データのみでユー
ザの位置を決定してもよいが、この場合、GPSデータ
を偽造して位置証明に用いる可能性が生じる。しかし、
本実施例のように基地局の位置から得る位置情報とGP
Sによる位置データを照合をすることによりGPSによ
る位置データを偽造した場合は位置登録されないので、
信頼性が極めて高く且つ精度の高い位置証明を行なうこ
とができる。
【0078】以上、本発明の一実施例について説明した
が本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々
の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0079】
【発明の効果】上記説明したように、本発明によれば、
位置証明書の請求者は携帯電話で登録された被証明者の
位置証明書を通信機能を備えた情報処理装置から要求
し、位置証明サーバから位置証明書の発行を受けて情報
処理端末に表示できる。つまり、被証明者自身だけでな
く、第三者も被証明者が何時どこにいたかの位置証明書
を閲覧できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく位置証明サービスシステムのネ
ットワーク構成の一実施例を示す図である。
【図2】身体的情報読取機能付き携帯セルラー通信端末
の一実施例のハードウエア構成を示すブロック図であ
る。
【図3】データベースに格納されているファイルの説明
図である。
【図4】サーバのデータベースに格納されている身体的
データファイルを構成する身体的データレコードの一実
施例を示すブロック図である。
【図5】サーバのデータベースに格納されている位置登
録ファイルを構成する位置登録レコードの一実施例を示
す図である。
【図6】位置登録時の携帯電話及びサーバの動作の一実
施例を示すフローチャートである。
【図7】位置登録時の端末側画面表示の一実施例を示す
図である。
【図8】PDA及びサーバの位置証明書発行動作の一実
施例を示すフローチャートである。
【図9】位置証明書発行時のPDA側画面表示の一実施
例を示す図である。
【図10】身体的情報読取機能付き携帯セルラー通信端
末の一実施例のハードウエア構成を示すブロック図であ
る。
【図11】携帯電話及びサーバの動作の一実施例を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1、1−1、・・・、1−n 認証機能付き携帯通信端
末(第1の端末) 2 PDA(第2端末、情報端末) 3 位置証明システムサーバ(位置証明サーバ) 4 サービス局 5 インターネット(通信ネットワーク) 11 CPU 13 プログラム格納メモリ 14 送受信部(認証データ送信手段、位置データ送信
手段、発行要求送信手段、証明書受信手段) 15 キー入力部(位置証明要求データ入力手段) 16 表示部(表示手段) 19 GPS装置(位置情報取得手段) 30 データベース 32 位置登録ファイル(位置登録データ) 33 課金ファイル 34 プログラムファイル 35 基地局ファイル 94 データ入力画面(位置証明書発行要求データ入力
手段) 96 電子署名付き位置証明書(位置証明書) 100 位置証明サービスシステム(ネットワークシス
テム) S5、S7−1 位置情報データ送信手段 S7、S7−2、U8 位置証明書受信手段、位置証明
書表示手段 T5、T5−2、T7 認証データ受信手段 T6、V10 課金手段 T7 認証手段 T8 認証結果送信手段 T12、T12−2 位置登録データ登録手段 T12−1 位置データ受信手段 U4、U5、U7 発行要求送信手段 V5 発行要求受信手段、認証手段 V6 認証手段 V11 証明書生成手段、位置証明書送信手段 Y 認証機関(第三者機関)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 15/00 330 H04L 9/00 675D Fターム(参考) 5B085 AC04 AE01 AE25 AE26 BA06 BG02 BG03 5J104 AA07 AA11 EA01 EA15 KA01 KA16 KA20 MA01 NA01 PA07 5K067 AA21 BB21 DD17 DD23 EE02 EE10 EE16 JJ66 JJ69

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置情報を取得し第三者機関によりその
    時刻にその位置にいたことを証明するための通信機能を
    有する第1の端末と、通信機能を有する第2の端末と、
    位置登録データを登録するデータベースを備えた位置証
    明サーバと、を含むシステムにおける位置証明方法であ
    って、 前記第1の端末は、前記サーバに認証要求を行ない、サ
    ーバによる認証後、位置情報を取得し、前記取得した位
    置情報を前記サーバに送り、 前記第2の端末から通信ネットワークを介して前記サー
    バに位置証明書発行要求を行なうと、前記サーバは、前
    記データベースに登録されている位置登録データから前
    記第1の端末の位置証明書データを作成し前記第2の端
    末に送るとともに、課金処理を行なう、ことを特徴とす
    る位置証明方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の端末は、前記位置情報を取得
    し前記サーバに認証要求を行ない前記取得した位置情報
    を前記サーバに送るために必要なプログラムを、前記サ
    ーバからダウンロードして実行することを特徴とする請
    求項1記載の位置証明方法。
  3. 【請求項3】 通信機能を備えた情報端末と、位置登録
    データを登録したデータベースを備えた位置証明サーバ
    と、これらを接続する通信ネットワークとを備えた位置
    証明サービスシステムであって、 前記情報端末は、 被証明者の位置証明書発行要求データ入力手段と、 入力された位置証明書要求データを前記通信ネットワー
    クを介して前記サーバに送信する発行要求送信手段と、 前記サーバから前記通信ネットワークを介して送信され
    た位置証明書を受信する証明書受信手段と、 受信した位置証明書を表示する表示手段と、を備え、 前記位置証明サーバは、 前記情報端末から位置証明書発行要求データを受信する
    発行要求受信手段と、 前記データベースに登録されている位置登録データと前
    記受信した位置証明書発行要求データを照合する照合手
    段と、 前記照合結果が一致した位置登録データを基に被証明者
    の位置登録日時における位置証明書を生成する証明書生
    成手段と、 前記生成された位置証明書を前記通信ネットワークを介
    して前記位置証明書発行要求元の情報端末に送信する証
    明書送信手段と、を備えたこと、を特徴とする位置証明
    サービスシステム。
  4. 【請求項4】 下記第1及び第2の端末と、位置登録デ
    ータを登録するデータベースを備えた位置証明サーバ
    と、これらを接続する通信ネットワークと、からなるこ
    とを特徴とするネットワークシステム; (1) 通信制御手段と、前記サーバに前記通信ネット
    ワークを介して認証データを送信する認証データ送信手
    段と、位置情報取得手段と、前記サーバによる認証後、
    前記取得した位置情報を前記サーバに送信する位置デー
    タ送信手段と、を備えた第1の端末; (2) 通信制御手段と、被証明者の位置証明書発行要
    求データ入力手段と、入力された位置証明書要求データ
    を前記通信ネットワークを介して前記サーバに送信する
    発行要求送信手段と、前記サーバから通信ネットワーク
    を介して送信された位置証明書を受信する証明書受信手
    段と、受信した位置証明書を表示する表示手段と、を備
    えた第2の端末; (3) 前記第1の端末からの認証データを受信する認
    証データ受信手段と、前記受信した認証データに基いて
    認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証結果を
    認証データ送信元の第1の端末に送信する認証結果送信
    手段と、認証を受けた第1の端末から送信される位置情
    報を受信する位置情報受信手段と、前記受信した位置情
    報を時刻情報と関連付けた位置登録データとして前記デ
    ータベースに登録する位置登録データ登録手段と、 前記第2の端末から位置証明書発行要求データを受信す
    る発行要求受信手段と、前記発行要求受信手段により位
    置証明書発行要求データが受信されたとき前記データベ
    ースに登録されている位置登録データと前記受信した位
    置証明書発行要求データを照合する照合手段と、照合結
    果が一致した位置登録データを基に被証明者の位置登録
    日時における位置証明書を生成する証明書生成手段と、
    生成された位置証明書を前記通信ネットワークを介して
    位置証明書発行要求元の第2の端末に送信する証明書送
    信手段と、を備えた位置証明サーバ。
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