JP2003283613A - 携帯通信端末装置 - Google Patents

携帯通信端末装置

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JP2003283613A
JP2003283613A JP2002082328A JP2002082328A JP2003283613A JP 2003283613 A JP2003283613 A JP 2003283613A JP 2002082328 A JP2002082328 A JP 2002082328A JP 2002082328 A JP2002082328 A JP 2002082328A JP 2003283613 A JP2003283613 A JP 2003283613A
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morphing
image
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communication terminal
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JP2002082328A
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Masayuki Matsuda
雅之 松田
Tomohiro Ezaki
智宏 江崎
Akio Shinagawa
明生 品川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話の発着呼やメールの送受信や電源投入時や
電源終了など携帯通信端末特有のイベント時に、モーフ
ィング画像を表示することにより、面白みのある携帯通
信端末を提供する。 【解決手段】携帯通信端末特有のイベント発生時に、携
帯通信端末装置の液晶表示器に表示されたモーフィング
開始画像にモーフィング処理を行ってモーフィング終了
画像を作成して、液晶表示器に表示する。モーフィング
開始画像、またはモーフィング終了画像は、電話発呼の
対象となる電話番号や、電話着呼時の相手の電話番号
や、メール送付時のメール送付対象となるメールアドレ
スや、メール受信時のメール送付者のメールアドレスな
どに対して、予め設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示を行える
表示部を備えた携帯通信端末装置に係り、通信時に成立
する特定の条件により起動するモーフィング機能を有し
て、利用者に視覚的に連続して変化するた画像を表示す
ることによりユニークな画面表示に好適な携帯通信端装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯通信端末は、着信時に相手の
電話番号を表示したり、相手の電話番号に対応してメモ
リダイヤルに登録されている名前を液晶表示する機能が
搭載されている。また、特開平09−312684号公
報のように電話を掛けて来た相手によって、着信音や発
光パターンを変更する手段が用いられるようになった。
これらにより、着信音を聞くだけで発呼者が分かるなど
の利用価値が高められるようになった。さらに、特開2
001−148885号公報にあるように着信メロディ
を奏でつつ、画面表示を行う事で、より的確に着信報知
を行うものもある。これらの機能は、メモリダイヤル内
の電話番号に相手の名前や、発行パターン、相手の顔な
どを事前に登録しておき、着信時に読み出すことで実現
している。従来の携帯通信端末装置の構成例を図2に示
す。
【0003】200は送受信アンテナ、201は送受信
データと無線信号を変換する無線部、202は送受信デ
ータを音声信号に変換する符号復号処理部、203はマ
イク、204はレシーバ、205はメモリダイヤルなど
のデータを保持するためのメモリ部、206は本携帯通
信端末を制御するための制御部、207は表示部、20
8はキー入力部を示している。209は無線信号着信時
に報知信号を発生させるための報知信号発生部、210
は前記報知信号発生部209で再生された報知信号を出
力させるためのスピーカを示している。なお、制御部は
無線信号の復調後に電話発信者の個別番号を検出する個
別番号検出機能を有し、検出された該個別番号と、メモ
リ部205に予め設定されている自己個別番号と照合を
行う照合機能を有している。
【0004】更に、従来の携帯通信端末装置において
は、上記の機能は電話の着呼時に限られており、電話発
呼時や、メールなどの送受信時においては考慮されてい
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの機能
は着信時に相手を判断するのみの機能であり、電話を受
けた時の面白みやバラエティーに欠けていた。そこで、
受信時にある動画を再生しようとすると、一枚一枚の画
像を保存する必要があり、メモリ容量の制約がある携帯
通信端末には不向きである。また、動画圧縮を行って画
像データのメモリ削減を目指した場合でも、デコードプ
ログラムコードが膨大であるため、画像データ以外のメ
モリが必要となる。さらに、メモリダイヤルに登録する
動画データを作成する手間も必要となるため、容易に動
画再生は実現できない。
【0006】以上のように従来の携帯通信端末装置は、
着信時に相手を判断する機能を搭載しているのみであ
り、着呼時の面白みに欠けていた。また、電話の発呼時
におけるある特定の条件の成立(イベント)や、メール
送受信時におけるある特定の条件の成立(イベント)に
関したものは見受けられなかった。
【0007】本発明の目的とするところは、電話の発着
やメールなどの送受信や電源投入や電源終了などの携帯
通信端末装置特有の特定の条件の成立(イベント)発生
時において、2枚の画像のモーフィング(morphi
ng)を行い、その中間の画像を次々に表示することに
より面白みを持たせた携帯通信端末装置を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の携帯通信端末装置は、電話またはメールの
送受信を行う無線部と、この無線部で受信された信号を
複号化する複号処理部と、無線部を制御する制御部と、
制御部にデータあるいはコマンドを入力する入力部と、
制御部により制御される表示部と、無線部と複号処理部
と制御部と表示部に電源を供給する電源部とを備え、制
御部は予め設定された条件が成立したときに表示部に表
示された初期画像を最終画像に向かってモーフィング処
理により徐々に変形させて表示部に表示するよう構成さ
れたことを特徴とするものである。
【0009】予め設定された条件としては、電話の発着
呼、メールの送受信または電源のON・OFF操作の少
なくともいずれか1つ、あるいは、電話の発信者の個別
番号または電話の送信相手の個別番号、メールアドレス
などが用いられる。
【0010】また、本発明は、電話またはメールの送受
信を行う無線部と、この無線部で受信された信号を複号
化する複号処理部と、無線部を制御する制御部と、制御
部にデータあるいはコマンドを入力する入力部と、制御
部により制御される表示部と、制御部に計時情報を供給
する計時部と、無線部と複号処理部と制御部と表示部と
計時部に電源を供給する電源部とを備え、制御部は予め
設定された時間の条件が成立したときに表示部に表示さ
れた初期画像を最終画像に向かってモーフィング処理に
より徐々に変形させて表示部に表示するよう構成された
ことを特徴とする携帯通信端末装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、本発明
の携帯通信端末装置の実施例について詳しく説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1、図3、図4、図5を
用いて説明する。本実施の形態における携帯通信端末の
構成を図3に示す。200は送受信アンテナ、201は
送受信データと無線信号を変換する無線部、202は送
受信データを音声信号に変換する複号処理部としての符
号復号処理部、203はマイク、204はレシーバ、3
05はメモリダイヤルなどのデータを保持するためのメ
モリ部、306は本携帯通信端末を制御するための制御
部、207は表示部、208はキー入力部を示してい
る。209は無線信号着信時に報知信号を発生させるた
めの報知信号発生部、210は前記報知信号発生部20
9で再生された報知信号を出力させるためのスピーカを
示している。
【0012】制御部は無線信号の復調後に電話発信者の
個別番号を検出する個別番号検出機能を有し、検出され
た該個別番号と、メモリ部305に予め設定されている
自己個別番号と照合を行う照合機能を有している。ま
た、メール受信のときは制御部は無線信号の復調後にメ
ール発信者の個別符号を検出する個別符号検出機能を有
している。さらに、制御部306には、モーフィング開
始画像とモーフィング終了画像が保存されているメモリ
部305と、モーフィング画像を作成するためのワーク
部311と、表示間隔を算出するタイマ312が接続さ
れている。なお、モーフィング(morphing)と
は、1つの画像を別の画像に徐々に変換する動画技術で
ある。
【0013】まず、着信時に相手の電話番号に対応して
保存した画像を液晶表示する機能の説明を行う。着信時
に無線部201で受信された受信信号は、符号復号処理
部202で相手の声などに復号される一方で、着信電話
番号データが検出される。また、メモリ部305にはメ
モリダイヤルとして複数の電話番号が登録されており、
さらに、個々の電話番号に対応して、相手の顔などの画
像データが保存されている。制御部306はメモリ部3
05内の複数の電話番号から上記着信電話番号データを
検出して、該電話番号に対応して保存してある画像デー
タを読み出す。その後、表示部207に画像データが送
られ、電話送信者の顔画像などが表示される。
【0014】ここで、事前に設定した2枚の画像を用い
て、受信時にモーフィング画像を作成し、表示部に表示
を行う処理の例を説明する。図1は本実施の形態におけ
るモーフィングを行うための処理フローである。着信な
どのイベントが発生すると(S101)、制御部306は
タイマ312に対してタイマの初期化を行い、後に作成
するモーフィング画像を表示する間隔を設定する(S1
02)。このタイマ間隔は予め設定した固定値が用いら
れる。次に制御部は、メモリ部305に保存されている
モーフィング開始画像(初期画像)を読み出し、ワーク
部311への画像確保を行う (S103) 。この時、実
際のモーフィング開始画像は通信網から得ても良い。次
にメモリ部、及び、ワーク部内のモーフィング開始画像
が表示部207に送られ、モーフィング開始画像の液晶
表示が行なわれる(S104)。なお、ステップS102
からステップS104の処理フローはこの通りに限るこ
とはなく、それぞれの順番が入れ替わったものであって
も良い。例えば、モーフィング開始画像のロード(S1
03)の前に、モーフィング開始画像の液晶表示(S10
4)を行う場合は、制御部はワーク部にアクセスしなく
ても、メモリ部から直接モーフィング開始画像データが
読み取られ、液晶に表示されるものとする。
【0015】次に、ステップS102にて設定したタイ
マ設定分の経過時間を経てタイマ割込みが生じ(S10
5)、モーフィング開始画像のロードと同様に、モーフ
ィング終了画像(最終画像)のロードが行なわれる(S
106)。この時、モーフィング終了画像のロードタイ
ミングには、タイマ割込みでなくても、制御部からタイ
マへのタイマ監視による設定時間経過判定を経てからで
も良い。次に、ワーク部内のモーフィング開始画像とモ
ーフィング終了画像を用いてモーフィング画像を作成す
る(S107)。この時、モーフィング開始画像の液晶表
示(S104)が終了した後に、直ちにモーフィング終了
画像のロード(S106)、モーフィング画像の作成(S
107)を行い、タイマ割込み(S105)を待機しても
良い。タイマ割込み(S105)と、モーフィング画像作
成(S107)を共に経過した後に、モーフィング画像の
液晶表示が行われる(S108)。その後、モーフィング
開始画像の液晶表示(S104)の次の処理ステップに移
行し、以後、ステップS105からステップS108ま
でが繰り返される。
【0016】本実施の形態ではS103でモーフィング
開始画像をロードし、S104で表示してからS106
でモーフィング終了画面をロードしているが、これに限
るものではなく、S103のステップでモーフィング開
始画面とモーフィング終了画面とを同時にロードしてS
106をなくし、S104、S105、S107の順で
処理を進めるようにしてもよい。これは本発明の他の実
施の形態についても同様である。そこで、着信時にモー
フィング画像が表示される例を図4、図5に示す。本実
施の形態では、図4(a)に示す画像pic1が初期画
像として予め設定され、同図(b)に示すpic2が最
終画像として予め設定されている。同図(c)のpic
3は初期画像pic1からpic2への変化の1時点に
おける画像である。携帯通信端末装置において、モーフ
ィング開始画像がモーフィング終了画像に変化する過程
を図5により説明する。図5の(a)〜(d)は携帯端
末装置の表示部207の画面をいずれも表している。同
図(a)は着信待ちの液晶画面の表示画面d1である。
画面上方にはアンテナマークや電池マークなどのアイコ
ンが、画面中央には現在時刻や着信音の音量の状況が、
画面下方にはメモリ呼び出しや通話音量調整、電話場号
登録などに対応したソフトキーが表示されている。
【0017】本実施例では電話の着信がモーフィング開
始の条件として設定されている。ここで、電話がかかる
とモーフィングが開始され、モーフィング開始画像に設
定していたpic1のデータがロードされ、同図(b)
に示されるようにpic1の画像が表示器207の液晶
画面に表示画面d2として表示される。その後、設定時
間が経過すると、pic1とpic2を用いてモーフィ
ング画像が作成され、初期画像から最終画像への変換過
程の画像pic3が生成されて、同図(c)に示される
ようにその画像が表示画面d3として液晶画面に表示さ
れる。その後、pic3に続いて作成され表示される数
個のモーフィング画像を経て最終画像pic2が作成さ
れ、モーフィング終了画像の表示画面d4として液晶表
示部207に表示される。この時、液晶画面207には
モーフィング画像pic2のみを表示するのではなく、
相手の電話番号や、電話番号に登録されている相手の名
前を併せて表示しても良い。
【0018】ここで、初期画像または最終画像として作
成される画像はそれぞれ同じ画像でもあってもよく、ま
た、異なる画像であってもよい。初期画像と最終画像が
同じ画像の場合は初期画像から変形された画像を介して
初期画像に戻る画像の変形が行われ、初期画像と最終画
像が異なる画像の場合は初期画像から変形された画像を
介して最終画像に至る画像の変形が行われる。また、初
期画像から最終画像に至る間のモーフィング画像は1枚
でもよいが、好ましくは複数枚あるほうが変化が円滑に
なり、好ましい。更に、その時のモーフィング画像の表
示時間の間隔は任意の時間間隔が設定できるものとし、
1秒以下でも良いし、数秒でも良い。これらのモーフィ
ング画像枚数や、時間間隔の初期値を、予めデフォルト
として携帯通信端末装置に設定しておき、後にユーザー
が使用状況あるいは好みに応じて再設定を行えるように
しても良い。
【0019】また、本実施の形態ではd2、及び、d3
の画面表示中にユーザが通話キーを押下すると相手との
通話を開始することができる。この場合、通話キー押下
後はモーフィング画像の作成、表示を停止してもよい。
また、モーフィング終了画像であるd4の画面表示まで
表示された後には、モーフィング開始画像とモーフィン
グ終了画像であったpic1とpic2が入れ替わって
もよい。その時には、pic2がモーフィング開始画像
となり、d2からd4に至った場合のモーフィング画像
とは逆の画像が次々と現れることとなる。
【0020】以上の処理過程を踏むことにより、着信時
に相手の名前や静止画が表示されるのみであった従来の
機能に対して、1枚あるいは2枚の画像を設定すること
により、次々に液晶表示が変化し、着信時に面白みを持
った携帯通信端末装置を得ることができる。
【0021】本発明の第2の実施の形態を図1、図3、
図6、図7を用いて説明する。第1の実施の形態では、
モーフィング終了画像が単にロードされたのみだった
が、本実施の形態では、相手の電話番号に応じてモーフ
ィング終了画像の変更を行う。
【0022】図3におけるメモリ部305には、図6に
示す複数の電話番号が登録されている。これらの登録さ
れた電話番号は電話の発信者の個別番号あるいは電話の
送信相手の個別番号との比較に用いられる。ここで、各
々の電話番号に対応してモーフィング終了画像が登録さ
れているとする。図6においては、電話番号”012−
345−6789”に対しては“pic501”がモー
フィング終了画像として登録されている(501)。同
様に、電話番号“045−862−????”に対して
は“pic502”が、電話番号“0965−??−?
???”に対しては“pic503”が、それぞれモー
フィング終了画像として登録されている(502、50
3)。また1枚の画像を複数の電話番号に登録しても良
い。なお、全ての電話番号にモーフィング終了画像を対
応して登録しなくても良い。
【0023】この場合の処理フローも実施例1の説明で
用いた図1と同様になる。但し、モーフィング終了画像
のロード(S106)時には、無線信号から着信電話番
号データが作成される。そして制御部によりメモリダイ
ヤル上の着信電話番号データの検出を行い、設定してあ
るモーフィング終了画像のロードが行われる。すなわ
ち、図6において、相手の電話番号、すなわち個別番号
が“012−345−6789”であった場合には、メ
モリ部305に登録された“012−345−678
9”に対して登録されたpic501がモーフィング終
了画像として設定される。
【0024】本実施の形態では、着信時に相手の電話番
号からモーフィング終了画像を読み出し、モーフィング
画像作成に利用したが、これに限ることはなく、モーフ
ィング開始画像を登録しても良い。その場合、モーフィ
ング開始画像をロードする処理時に、電話番号に対応し
て設定してある画像が適用されることとなる。また、こ
の時のモーフィング終了画像は、別途一つの画像を設定
しておくことになる。さらに、一つの電話番号に対し
て、モーフィング開始画像とモーフィング終了画像を登
録しておいて、着信時にその電話からの着呼の場合は、
モーフィング開始画像とモーフィング終了画像とが、そ
れぞれ適用されても良い。
【0025】その様子を図7に示す。電話番号“012
−345−6789”には、モーフィング開始画像とし
てpic601aが対応して登録してあり、モーフィン
グ終了画像は登録されていない(601)。また、電話
番号“045−862−????”には、モーフィング
開始画像は登録されておらず、モーフィング終了画像と
してpic602bが対応して登録されている(60
2)。また、電話番号“0965−??−????”に
はモーフィング開始画像としてpic603aが、モー
フィング終了画像としてpic603bがそれぞれ登録
してある。相手の電話場号が“012−345−678
9”の場合(601)には、モーフィング開始画像とし
てpic601aが適応されるが、モーフィング終了画
像としては、電話の相手に対応して登録した固有のもの
ではなく、別に用意してあるモーフィング終了画像が適
応されることになる。また、相手の電話番号が“096
5−??−????”の場合(603)は、モーフィン
グ開始画像としてpic603aが適応され、更に、モ
ーフィング終了画像としてはpic603bが適応され
ることになる。
【0026】この第2の実施の形態により、電話番号に
対応して相手の顔をモーフィング終了画像に設定してあ
る場合には、着信時に相手の顔が如々に表示され、通話
を開始しなくても相手が把握できつつ、面白みを持った
携帯通信端末装置を得られる。また、相手の顔をモーフ
ィング開始画像として電話番号に対応して登録してある
場合には、まず、相手の顔が表示されるので即座に相手
が把握でき、さらに、別の画像へのモーフィングが行わ
れるので、ユニークな着信が楽しめる。
【0027】次に、本発明の第3の実施の形態を図1、
図3、図7を用いて説明する。本実施の形態は、電話の
発呼時にモーフィング画像を表示するものである。従
来、電話発呼時には、メモリダイヤル上の相手の電話番
号、及び、登録されている名前を表示させるものが一般
であった。ここで、電話を掛ける相手(送信相手)の電
話番号と名前は事前に自分がメモリダイヤル上に登録し
たものであり、勿論、既知の情報であった。本実施の形
態では、電話発呼をイベントとして、モーフィング機能
を開始する機能を携帯端末装置に持たせたものである。
本実施の形態における携帯通信端末装置の主要な機能処
理フロー及び構成は図1及び図3と同様である。第1及
び第2の実施の形態では、電話着信時にモーフィング開
始画像、及び、モーフィング終了画像を読み出し、モー
フィング画像を作成、表示していた。これは、図1にお
いて電話着信時をイベント発生(S101)と設定して
いたためである。本実施の形態は、図1において電話発
呼時をステップS101のイベントとして設定したもの
であり、電話をかける相手の電話番号が個別番号であ
る。
【0028】モーフィング開始画像やモーフィング終了
画像に対しては、事前に各々1枚ずつ登録してある画像
を用いても良いし、図7に示すように、電話を掛ける相
手の電話番号に対応してそれぞれ登録してある画像を用
いても良い。前者の場合は入力キーからの電話番号入力
により電話発呼イベントの検出を行い、後者の場合は、
入力キーから入力された電話番号のデータを予め登録さ
れた電話番号、すなわち個別番号と比較して相手を判定
する機能を用いて電話発呼イベントの検出を行うことに
より実現される。
【0029】従来では電話発呼時は相手の電話番号を表
示するのみであったが、本実施の形態によれば電話発呼
時にもモーフィング画像を表示する事により発呼時に面
白みが追加された携帯通信端末装置を得ることができ
る。特にモーフィングの初期画像あるいは最終画像を相
手と関連のある画像(例えば相手の似顔絵)とすること
で相手先の確認も容易になる。
【0030】本発明の第4の実施の形態を図8、図9に
より説明する。本実施の形態は、メール送受信時にもモ
ーフィング画像を表示するものである。本実施の形態に
おける形態通信端末装置の構成を図8に示す。メモリ部
705には図9に示すメールアドレスとモーフィング開
始画像、及び、モーフィング終了画像が対応して登録さ
れている。制御部706はプロトコルスタックなどから
メール発信者の個別符号(メールアドレス)を検出する
個別符号検出機能および、検出された個別符号と予め設
定されている自己個別符号と照合を行う照合機能を有
し、メモリ部から同じメールアドレスに対応して登録し
てあるモーフィング開始画像、及び、モーフィング終了
画像を読み出し、メール展開部713に対してメール展
開依頼を行う。また、制御部706はメール送信時に、
メール送信対象のメールアドレスと、メモリ部705に
登録してあるメールアドレスとを対応させ、メモリ部内
のメールアドレスに対応して登録してあるモーフィング
開始画像、及び、モーフィング終了画像を読み出す機能
も有する。
【0031】次に図9を用いて本実施の形態の詳細な説
明を行う。本実施の形態ではモーフィング開始のために
予め設定された条件はメールの発信者の個別符号あるい
はメールの送信相手の個別符号である。本実施の形態で
は、メモリ部705にはメールアドレスが登録されてお
り、さらに登録されたメールアドレスに対してモーフィ
ング開始画像(初期画像)またはモーフィング終了画像
(最終画像)が登録されている。例えば、メールアドレ
ス“abc@xxx.co.jp”に対しては、モーフ
ィング開始画像としてpic801aが登録されている
(801)。同様に、メールアドレス“xxx@pek
epeke.com“に対応して、モーフィング終了画
像pic802bが登録されており(802)、 メー
ルアドレス“012345678@mikaka.c
o.jp”に対応しては、モーフィング開始画像として
pic803aが、モーフィング終了画像としてpic
803bが登録されている。また、メールアドレスに対
応していないモーフィング開始画像と、モーフィング終
了画像は別に保存してある。
【0032】本実施の形態ではメモリ部705にモーフ
ィング開始画像と、モーフィング終了画像がメールアド
レス、すなわち個別符号に対応付けて記憶されており、
メールの発信者のメールアドレスあるいはメールの送信
相手のメールアドレスが記憶された個別符号と一致した
ときに、モーフィングが開始されモーフィング開始画像
からモーフィング終了画像へ向けてのモーフィング処理
による画像の変形が行われる。メモリ部705にモーフ
ィング開始画像だけが登録されている場合、すなわち図
9の801の場合は、メール送信時、または、メール受
信時に、制御部706が検出したメール送信対象のメー
ルアドレス、または、メール受信時の相手のメールアド
レスが“abc@xxx.co.jp”であると、モー
フィング開始画像として登録されたpic801aが用
いられ、モーフィング終了画像には、個別のメールアド
レスに対応して登録した固有のものではなく、別に用意
されたモーフィング終了画像が使用される。
【0033】メモリ部705にモーフィング終了画像だ
けが登録されている場合、すなわち図9の802の場合
は、制御部706が検出したメール送信対象のメールア
ドレス、または、メール受信時の相手のメールアドレス
が “xxx@pekepeke.com”であると、
モーフィング開始画像には、別に用意してあるモーフィ
ング開始画像が使用され、モーフィング終了画像には登
録されたpic802bが使用される。
【0034】メモリ部705にモーフィング開始画像と
モーフィング終了画像の両方が登録されている場合、す
なわち図9の803の場合は、制御部706が検出した
メール送信対象のメールアドレス、または、メール受信
時の相手のメールアドレスがまた、メールアドレスが
“012345678@mikaka.co.jp”で
あると、モーフィング開始画像として登録されたpic
803aが、モーフィング終了画像には登録されたpi
c803bが、それぞれ使用される。
【0035】従来では、メール送信時、及び、メール受
信時には、相手のメールアドレスを表示するのみであっ
た。しかし、このように、メールアドレスにモーフィン
グ開始画像、及び、モーフィング終了画像を対応させて
登録することにより、従来では不可能だった、メール送
受信時にモーフィング画像を表示することが可能にな
る。このことにより、面白い携帯通信端末装置が得られ
る。
【0036】以上のように携帯通信端末装置特有のイベ
ントとして、電話の発着呼やメールの送受信以外にも、
電源投入時や電源終了時において、モーフィング機能を
行うようにしても良い。その他にも、携帯通信端末特有
のイベントとしては、圏外アラーム時や、目覚まし機能
発動、待受け画面時の任意キー押下時など、様々なもの
を設定しても良い。
【0037】また、モーフィング開始画像やモーフィン
グ終了画像を対応付けて登録するものとしては、メモリ
ダイヤル内の電話番号やメールアドレスの一部を設定し
ても良い。電話番号の場合は市外局番など任意の番号で
設定しても良いし、メールアドレスの場合はアットマー
ク“@”以降の会社名などを設定しても良い。これによ
り電話の着呼、及び、メールの受信時に、モーフィング
画像で楽しみつつ、相手が電話を掛けた場所や、メール
団体の所属など、大まかな情報を入手することができ、
個人個人の設定を覚えておかなくても良い。
【0038】更に、モーフィング開始画像やモーフィン
グ終了画像を対応付けて登録するものとしては、発着信
時刻や発着信回数を設定できるようにしても良い。
【0039】本発明の第5の実施の形態を図1、図1
0、図11及び図12により説明する。本実施の形態
は、電話の発着呼やメールの送受信時刻が利用できる携
帯通信端末装置である。本実施の形態では設定された条
件すなわちイベントの発生は予め設定された時間の条件
である。本実施の形態の携帯通信端末装置は、図10に
示すように、図3の構成に加え時計機能を有する計時部
914を備えたものである。本実施の形態では図3の構
成に時計機能を有する計時部914を追加しているが、
図8の構成に計時部914を追加したものでもよい。本
実施の形態では、メモリ部905には任意の時間帯を設
定時間帯として登録でき、この設定時間帯にはモーフィ
ング開始画面、或いは、モーフィング終了画面が対応付
けられている。そのため、本実施例では制御部906は
計時部から供給される時刻がある定められた条件に達し
たときモーフィングを開始することや、設定された時間
の範囲内に電話の発着呼またはメールの送受信などのイ
ベントがあった場合にモーフィングを開始することがで
きる。
【0040】前者の場合は、例えば16:30から2
1:00という時間帯を設定して、制御部906が1
6:30になったらモーフィング開始画像を表示してモ
ーフィングを開始する制御をおこなったり(モーフィン
グの終了はこの時間帯内であれば開始から数秒後であっ
ても、この時間帯内の適宜の時刻であってもよい)、あ
るいは21:00になったモーフィング開始画像を表示
してモーフィングを開始する制御をおこなってもよい。
本実施の形態ではモーフィングの開始画像、終了画像は
少なくともいずれか一方が時刻と対応付けられてメモリ
部905に記憶された画像を用いることができる。この
例を図11により説明する。例えば、16:30になっ
たら予め登録された「5時をさしている時計の画像」を
図11(a)に示されるようにモーフィング開始画面d
11として表示し、同図(c)に示される予め登録され
た「徳利の画像」をモーフィング最終画面d13として
モーフィングを行う。同図(b)は同図(a)から同図
(c)に至るモーフィングの途中経過の画面d12であ
る。この実施の形態では最初のモーフィングの最終画面
を次のモーフィングの開始画面としている。21:00
になったら同図(c)の予め登録された「徳利の画像」
をモーフィング開始画面d13として表示し、同図
(e)の予め登録された「電車の画像」をモーフィング
最終画面d15としてモーフィングを行う。同図(d)
は同図(c)から(e)に至るモーフィングの途中経過
の画面d14である。これによれば「5時から飲み会で
9時には帰路につく」というユーザのスケジュールを楽
しく報知することができる。モーフィング開始画面を表
示するときにアラーム音を鳴らすようにしてもよい。
【0041】この場合、モーフィングの初期画像、ある
いは最終画像となる画像はインターネットやeメールを
会してダウンロードできるものであってもよい。このダ
ウンロードされる画像は広告の画像であってもよく、こ
の広告の画像のダウンロードに伴って通信料金が割り引
かれたり、ポイントがたまるようにしてもよい。例え
ば、図11(a)の画像は時計メーカがスポンサー(広
告主)であってもよく、図11(c)の画像は飲食店あ
るいは酒造メーカがスポンサーであってもよく、図11
(e)の画像は鉄道会社がスポンサーであってもよい。
このサービスはキャリア(通信事業者)自体またはサー
ビス業者(以下両者をまとめ、広告サービス事業者)が
キャリアのインフラを利用して行う。
【0042】このサービスにおける携帯端末装置ユーザ
と広告サービス事業者とスポンサー間のビジネスのトラ
ンサクションを図12に示す。広告サービス事業者は広
告画像の画像情報提供者となるスポンサー(広告主)を
募集し、応募したスポンサーは広告の画像を広告サービ
ス事業者のサーバに登録する。広告サービス事業者はス
ポンサーからサーバへの登録料を徴収する。この登録料
は主としてサーバのメンテナンス料で、広告画像1件
(1枚)について日割りあるいは月ぎめで徴収する。広
告サービス事業者は登録された広告画像をキャリアのイ
ンフラで通信可能な携帯通信端末装置のユーザに対して
閲覧可能でダウンロード可能であるよう管理する。広告
の画像はスポンサーにより適宜アップデートされる。
【0043】携帯通信端末装置のユーザはサーバに自由
にアクセスして広告画像を閲覧できる。携帯通信端末装
置のユーザが広告画像をダウンロードするときには、ダ
ウンロードの要求コマンドとともに予め広告サービス事
業者に登録されたIDをサーバに送る。このIDは予め
登録された暗証番号あるいはキーワードまたは携帯通信
端末装置の電話番号でもよい。携帯端末装置のユーザが
広告画像をダウンロードするごとにポイントの付与ある
いは通話料金の割引が行われる。ユーザはポイントの付
与あるいは通話料金の割引を自由に選択できる。例え
ば、1件ダウンロードすると1ポイントの付与あるいは
10円の通話料割引が行われる。ユーザが貯めたポイン
トは景品などとの交換が可能なようにする。割り引かれ
た通話料の総額がその月の通話料を超える場合はその分
をポイントで付与するようにしてもよい。ユーザがダウ
ンロードした広告画像は他の実施の形態でのモーフィン
グ開始画像あるいはモーフィング終了画像として用いて
もよい。
【0044】ダウンロード1件あたりの料金はスポンサ
ー負担としてスポンサーに課金する。ビジネスが成り立
つためにはダウンロード料金は通話料割引額より高く設
定される。ダウンロード件数が予め定められた件数を超
えたスポンサーにはプレミアムとしてダウンロード料金
の割引等が行われる。また、ユーザが特定のスポンサー
の広告を数多くダウンロードした場合には、スポンサー
からユーザへ製品の案内等を送るようにしてもよい。
【0045】後者の場合、制御部906は計時部914
の出力を用いた時刻判定機能を有し、電話の発着呼、ま
たは、メールの送受信が設定時間帯内に発生したことを
判定して、設定時間帯との対応付けを行い、この設定時
間帯に対応付けられたモーフィング開始画面、あるい
は、モーフィング終了画面を用いてモーフィングを行
う。例えば、設定された時間帯が14:00から15:
30である場合、この時間帯内に発生した電話の発着呼
またはメールの送受信に対し、この時間帯に対して予め
設定されたモーフィング開始画面あるいはモーフィング
終了画面を用いてモーフィングが行われる。これにより
電話の発着呼、または、メールの送受信などの携帯通信
端末装置特有のイベントが発生したときにその時刻を把
握できる効果がある。
【0046】本発明の第6の実施の形態は、発着信回数
にモーフィング開始画面、あるいは、モーフィング終了
画面を対応付けたものである。この場合、具体的には、
図10の計時部914にカウンタ機能を持たせ、電話の
発着呼回数や、メールの送受信回数のカウント値を得
て、メモリ部905、或いは、別に用意したメモリ部に
このカウント値を記憶する。他の処理機能は第5の実施
の形態と同様である。モーフィングを対応させる場合
は、携帯通信端末のユーザが設定を希望する電話番号、
メールアドレスに対してあらかじめ発着呼回数や、メー
ルの送受信回数の任意の値を設定回数として登録してお
き、同一の相手に対する電話の発着呼回数やメールの送
受信回数をメモリ部905に記憶して、記憶された電話
の発着呼回数やメールの送受信回数が登録された設定回
数に達したら制御部906がモーフィングを開始する。
モーフィング開始画面、またはモーフィング終了画面は
設定回数に対応付けて、1回目の着呼時には穏やかな顔
画像をモーフィング終了画面として登録しておき、複数
回の場合には怒った顔をモーフィング終了画面として登
録してもよい。また、計時機能を併用して、設定回数を
時間あたりの発着呼回数や、メールの送受信回数として
もよい。
【0047】本発明の第7の実施の形態は、携帯通信端
末の現在の場所や電池残量やアンテナ電界強度に対応し
てモーフィング開始画像やモーフィング終了画像を登録
するようにしたものである。この場合には図3の構成
に、GPS機能などにより現在地の緯度、経度のデータ
を出力して現在の場所を特定できる場所判定部(図示せ
ず)や電池の残量を検出する機能を有した電池残量検出
部(図示せず)や受信した電波の電界強度を検出する機
能を有したアンテナ電界強度検出部(図示せず)を設け
る事により実現できる。他の機能は第1の実施の形態と
同様である。これにより、電話の発着呼、または、メー
ルの送受信などの携帯通信端末特有のイベント時に、現
在地や電池残量やアンテナ電界強度に対応して登録され
たモーフィング画像が表示され、モーフィングが行われ
る。この機能を持たせることにより、上記イベント発生
時に現在地や電池残量やアンテナ電界強度などの携帯通
信端末特有の付加的な情報を得ることができる。その結
果、携帯通信端末のユーザーは携帯通信端末の充電の必
要性や、受信状態の良い場所への移動の必要性などを気
付くことができるようになる。
【0048】本発明の第8の実施の形態は、第1〜第7
の実施の形態において制御部に乱数発生機能を有する乱
数発生部を設けたものである。本実施の形態では、上述
した時計機能や、場所判定機能や、電池残量検出機能
や、アンテナ電界強度検出機能からの出力の値や、電話
の発着呼回数や、メールの送受信回数の値が制御部の乱
数発生部に入力され、乱数発生部はその値に基づいて乱
数発生機能によりランダムな数値を発生する。本実施の
形態では、発生されたランダムな数値に対して、モーフ
ィング開始画像やモーフィング終了画像を対応付けて登
録する。これにより、モーフィング開始画像には相手の
電話番号に対応して相手の顔画像を設定し、モーフィン
グ終了画像には上記ランダムな数値に対応して、占いな
どの画像を設定しておくと、電話の着呼時に相手の顔が
表示され、乱数発生器によりランダムな数値が算出され
た後、ランダムな数値に対応して登録しておいた占いの
画像が、徐々に表示されることになる。本機能により携
帯通信端末所持者は電話が掛かってくるたびに、ランダ
ムに導出される占い画像が楽しめるようになる。この場
合、モーフィング終了画像は1つの数値に1つの画像を
対応させてもよいが、発生される乱数の範囲によって
は、複数の数値またはある数値の範囲に対して1つの画
像を対応させてもよい。
【0049】また、以上の実施の形態において、モーフ
ィング開始画像、またはモーフィング終了画像を通信網
から入手して、実際の画像データを端末内に保存しない
ようにしても良い。その時、メモリ部には基地局におけ
るデータ確保アドレスなどをデータとして格納する。こ
のように、実データを通信網から入手して携帯通信端末
内に保存しないことにより、更なるメモリ削減が図れ
る。
【0050】以上の実施の形態によれば、電話の発着
呼、及び、メールなどの送受信、及び、電源投入や電源
終了などの携帯通信端末特有のイベントの際に、2枚の
画像からモーフィング画像を作成して表示でき、ユーザ
の興味を引くことができる。また、ユーザとしても任意
の画像をモーフィング開始画像またはモーフィング終了
画像として設定できるので、他人の端末との差別化にも
役立つ。モーフィングにより、動画を再生する機能と同
程度の面白みが得られるが、メモリ容量は動画再生に比
べて小さくすることができる。また、電池残量やアンテ
ナ電界強度に応じてモーフィング画像を変更することに
より、モーフィング画像を見るだけで現在の電池残量や
受信状態などの付加的な情報を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、携帯通信端末装置特有
の特定の条件の成立(イベント)発生時にモーフィング
が行われるので、面白みのある携帯通信端末装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2及び第3の実施の形態にお
ける携帯通信端末装置のモーフィング処理を示すフロー
チャートである。
【図2】従来の携帯通信端末装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】本発明の第1、第2及び第3の実施の形態にお
ける携帯通信端末装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における携帯通信端
末装置のモーフィング画像の例を示す図で、同図(a)
はモーフィング開始画像を、同図(b)はモーフィング
終了画像を、同図(c)はモーフィング過程の画像をそ
れぞれ示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における携帯通信端
末装置のモーフィング処理の表示画面を示す図で、同図
(a)は着信待ちの表示画面を、同図(b)はモーフィ
ング開始時の表示画面を、同図(c)はモーフィング過
程の表示画面を、同図(d)はモーフィング終了時の表
示画面をそれぞれ示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における携帯通信端
末装置の電話番号とモーフィング終了画像の対応を示す
図である。
【図7】本発明の第2及び第3の実施の形態における携
帯通信端末装置の電話番号とモーフィング開始画像また
はモーフィング終了画像の対応を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態における携帯通信端
末装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態における携帯通信端
末装置のメールアドレスとモーフィング開始画像または
モーフィング終了画像の対応を示す図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態における携帯通信
端末装置の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態における携帯通信
端末装置のモーフィング画像の例を示す図で、同図
(a)は最初のモーフィング開始時の表示画面を、同図
(b)は最初のモーフィング過程の表示画面を、同図
(c)は最初のモーフィング終了時の表示画面及び次の
モーフィング開始時の表示画面を、同図(d)は次のモ
ーフィング過程の表示画面を、同図(e)は次のモーフ
ィング終了時の表示画面をそれぞれ示す図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態における広告画面
ダウンロードサービスの携帯端末装置ユーザと広告サー
ビス事業者とスポンサー間のビジネスのトランサクショ
ンを示す図である。
【符号の説明】
200…送受信アンテナ、201…無線部、202…符
号復号処理部、203…マイク、204…レシーバ、2
05、305、705、905…メモリ部、206、3
06、706…制御部、207…表示部、208…キー
入力部、209…報知信号発生部、210…スピーカ、
311…ワーク部、312…タイマ、713…メール展
開部、914…計時部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江崎 智宏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 品川 明生 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所デジタルメディア製品事業部 内 Fターム(参考) 5K027 AA11 FF01 FF22 HH23 5K067 AA21 BB04 EE02 FF13 FF23 FF31 KK13

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話またはメールの送受信を行う無線部
    と、この無線部で受信された信号を複号化する複号処理
    部と、上記無線部を制御する制御部と、上記制御部にデ
    ータあるいはコマンドを入力する入力部と、上記制御部
    により制御される表示部と、上記無線部と複号処理部と
    制御部と表示部に電源を供給する電源部とを備え、上記
    制御部は予め設定された条件が成立したときに上記表示
    部に表示された初期画像を最終画像に向かってモーフィ
    ング処理により徐々に変形させて上記表示部に表示する
    よう構成されたことを特徴とする携帯通信端末装置。
  2. 【請求項2】上記予め設定された条件は電話の発着呼、
    メールの送受信または電源のON・OFF操作の少なく
    ともいずれか1つであることを特徴とする請求項1記載
    の携帯通信端末装置。
  3. 【請求項3】上記予め設定された条件は電話の発信者の
    個別番号であり、上記複号処理部は上記無線部で受信さ
    れた呼出信号を含む無線信号を復調して電話の発信者の
    個別番号を検出し、上記制御部はこの個別番号が予め設
    定された個別番号と一致するとき上記表示部に表示され
    た初期画像を最終画像に向かってモーフィング処理によ
    り徐々に変形させて上記表示部に表示するよう構成され
    たことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末装置。
  4. 【請求項4】上記予め設定された条件は電話の送信相手
    の個別番号であり、上記制御部は上記入力部から入力さ
    れた電話番号が予め設定された送信相手の個別番号と一
    致するとき上記表示部に表示された初期画像を最終画像
    に向かってモーフィング処理により徐々に変形させて上
    記表示部に表示するよう構成されたことを特徴とする請
    求項1記載の携帯通信端末装置。
  5. 【請求項5】上記初期画像または最終画像は少なくとも
    その一方が上記個別番号に対応付けられていることを特
    徴とする請求項3または4記載の携帯通信端末装置。
  6. 【請求項6】上記予め設定された条件はメールの発信者
    の個別符号であり、上記複号処理部は上記無線部で受信
    されたメールを含む無線信号を復調してメールの発信者
    の個別符号を検出し、上記制御部はこの個別符号が予め
    設定された個別符号と一致するとき上記表示部に表示さ
    れた初期画像を最終画像に向かってモーフィング処理に
    より徐々に変形させて上記表示部に表示するよう構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末装
    置。
  7. 【請求項7】上記予め設定された条件はメールの送信相
    手の個別符号であり、上記制御部は上記入力部から入力
    されたメールアドレスの少なくとも一部が予め設定され
    た送信相手の個別符号と一致するとき上記表示部に表示
    された初期画像を最終画像に向かってモーフィング処理
    により徐々に変形させて上記表示部に表示するよう構成
    されたことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末装
    置。
  8. 【請求項8】上記初期画像または最終画像は少なくとも
    その一方が上記個別符号に対応付けられていることを特
    徴とする請求項7または8記載の携帯通信端末装置。
  9. 【請求項9】電話またはメールの送受信を行う無線部
    と、この無線部で受信された信号を複号化する複号処理
    部と、上記無線部を制御する制御部と、上記制御部にデ
    ータあるいはコマンドを入力する入力部と、上記制御部
    により制御される表示部と、上記制御部に計時情報を供
    給する計時部と、上記無線部と複号処理部と制御部と表
    示部と計時部に電源を供給する電源部とを備え、上記制
    御部は予め設定された時間の条件が成立したときに上記
    表示部に表示された初期画像を最終画像に向かってモー
    フィング処理により徐々に変形させて上記表示部に表示
    するよう構成されたことを特徴とする携帯通信端末装
    置。
  10. 【請求項10】上記計時部は時計機能を有し、上記制御
    部は上記計時部から供給される時刻が予め定められた条
    件に一致したときにモーフィング処理を開始するよう構
    成されたことを特徴とする請求項9記載の携帯通信端末
    装置。
  11. 【請求項11】上記計時部は時計機能を有し、上記制御
    部は予め設定された時間帯の開始時にモーフィングの初
    期画像を、終了時にモーフィングの最終画像をそれぞれ
    対応させ、上記計時部から供給される時刻が予め設定さ
    れた時間帯の開始時に達したときに上記制御部は上記初
    期画像を表示してモーフィングを開始して上記時間帯の
    終了時に上記最終画像を表示してモーフィングを終了さ
    せるよう構成されたことを特徴とする請求項9記載の携
    帯通信端末装置。
  12. 【請求項12】電話またはメールの送受信を行う無線部
    と、この無線部で受信された信号を複号化する複号処理
    部と、上記無線部を制御する制御部と、上記制御部にデ
    ータあるいはコマンドを入力する入力部と、上記制御部
    により制御される表示部と、上記制御部に位置情報を供
    給する位置判定部と、上記無線部と複号処理部と制御部
    と表示部と位置判定部に電源を供給する電源部とを備
    え、上記制御部は予め設定された位置の条件が成立した
    ときに上記表示部に表示された初期画像を最終画像に向
    かってモーフィング処理により徐々に変形させて上記表
    示部に表示するよう構成されたことを特徴とする携帯通
    信端末装置。
  13. 【請求項13】電話またはメールの送受信を行う無線部
    と、この無線部で受信された信号を複号化する複号処理
    部と、上記無線部を制御する制御部と、上記制御部にデ
    ータあるいはコマンドを入力する入力部と、上記制御部
    により制御される表示部と、上記制御部に電池残量を報
    知する電池残量検出部と、上記無線部と複号処理部と制
    御部と表示部と電池残量検出部に電源を供給する電源部
    とを備え、上記制御部は電池残量が予め設定された値に
    なったときに上記表示部に表示された初期画像を最終画
    像に向かってモーフィング処理により徐々に変形させて
    上記表示部に表示するよう構成されたことを特徴とする
    携帯通信端末装置。
  14. 【請求項14】電話またはメールの送受信を行う無線部
    と、この無線部で受信された信号を複号化する複号処理
    部と、上記無線部を制御する制御部と、上記制御部にデ
    ータあるいはコマンドを入力する入力部と、上記制御部
    により制御される表示部と、上記制御部にアンテナ電界
    強度を報知するアンテナ電界強度検出部と、上記無線部
    と複号処理部と制御部と表示部とアンテナ電界強度検出
    部に電源を供給する電源部とを備え、上記制御部はアン
    テナ電界強度が予め設定された値になったときに上記表
    示部に表示された初期画像を最終画像に向かってモーフ
    ィング処理により徐々に変形させて上記表示部に表示す
    るよう構成されたことを特徴とする携帯通信端末装置。
  15. 【請求項15】上記制御部は乱数発生機能を有し、予め
    任意の数値がそれぞれ登録された複数の初期画像及び最
    終画像を記憶する記憶部を有し、モーフィング開始条件
    成立時に上記制御部は乱数を発生し、この数値に対応す
    る初期画像及び最終画像が設定されるよう構成されたこ
    とを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の携帯
    通信端末装置。
  16. 【請求項16】画像データ提供者から提供された画像を
    サーバに蓄積し、このサーバにアクセスした携帯端末装
    置から予め登録されたIDとともに画像を指定してダウ
    ンロード要求があったときは指定された画像のダウンロ
    ードを許可し、このダウンロード料金を上記画像データ
    提供者に課金することを特徴とする画像データのダウン
    ロード方法。
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