JP2003051884A - 留守番電話方法 - Google Patents

留守番電話方法

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JP2003051884A
JP2003051884A JP2001239584A JP2001239584A JP2003051884A JP 2003051884 A JP2003051884 A JP 2003051884A JP 2001239584 A JP2001239584 A JP 2001239584A JP 2001239584 A JP2001239584 A JP 2001239584A JP 2003051884 A JP2003051884 A JP 2003051884A
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telephone
mobile phone
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response
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JP2001239584A
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Kunichika Takarada
晋睦 寳田
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COSMIC BLUE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 留守番電話の応答メッセージによって電話の
発信者の注意を喚起する。 【解決手段】 携帯電話システムにおいて、課金部31
b及びメッセージ管理部31aを有するメッセージサー
バ31と、記憶装置32とを備える留守番電話サービス
センタ30が設置され、前記記憶装置32は、肉声に価
値がある複数の有名人の声を応答メッセージとして格納
し、前記課金部31bは、複数の声から選択する一つの
声に応じて課金情報を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話システムにお
いて用いられる留守番電話方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話システムにおいて、着信した
電話に自動的に応答メッセージを送信すると共に、伝言
メッセージを録音する留守番電話サービスが提供されて
いる。
【0003】例えば、近年普及が進んでいる携帯電話シ
ステムにおいては、電話機はユーザによって携帯される
ため、打ち合わせ中や移動中など着信した電話に応じら
れないことがしばしばある。このため、留守番電話サー
ビスは、携帯電話システムに欠かせないものとなってい
る。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】ところで、従来の留守
番電話サービスにおいて、応答メッセージは、ユーザが
着信に応じられない旨の簡潔な文言を単調に述べるもの
であった。このような応答メッセージは、電話の発信者
に対して、事務的な印象を与えることがあった。また、
このような応答メッセージが電話の発信者に残す印象は
薄く、退屈を感じさせることがあった。
【0005】本発明は、上述の実情に鑑みて提案される
ものであって、電話の発信者の注意を喚起するような応
答メッセージを送信するような留守番電話方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【発明を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る留守番電話方法は、電話システムに
おいて用いられる留守番電話方法において、肉声に価値
がある複数の有名人の声を応答メッセージとして記憶媒
体へ格納するステップと、複数の声から選択する一つの
声に応じて課金情報を生成するステップとを備える。
【0007】本発明では、留守番電話の応答メッセージ
は、肉声に価値のある有名人によって作成されているの
で、この応答メッセージを聞く電話の発信者の注意を喚
起することができる。
【0008】好ましくは、本発明に係る留守番電話方法
は、電話システムにおいて用いられる留守番電話方法に
おいて、第1の電話機が第2の電話機に発信するステップ
と、前記第1の電話機と前記第2の電話機の間に回線を接
続するステップと、前記回線が接続されてから所定時間
内に前記第2の電話機から応答がなく、かつ、留守番電
話サービスに加入した電話機が登録されている登録リス
トに前記第2の電話機が登録されていると、登録された
電話機と登録された各電話機によって設定されたメッセ
ージとの対応関係が記載されている対応テーブルを参照
するステップと、前記対応テーブルにおいて、前記第2
の電話機に対応するメッセージを参照するステップと、
前記第2の電話機に対応するメッセージを前記第1の電話
機に応答メッセージとして送信するステップと、前記メ
ッセージに課金するステップとを備える。
【0009】本発明では、留守番電話の応答メッセージ
は、発信者の注意を喚起するような内容を含むので、こ
の応答メッセージに対して課金することが好ましい。ま
た、本発明では、前記対応テーブルには、前記メッセー
ジとインターネットのウェブページとの対応関係も記載
され、前記第2の電話機に対応するメッセージを前記第
1の電話機に応答メッセージとして送信する際、前記ウ
ェブページも併せて送信することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る留守番電話方
法を適用した携帯電話システムの実施の形態について、
図面を参照して詳細に説明する。
【0011】本実施の形態では、携帯電話システムにお
いて、通話を発信する第1の携帯電話機と、相手先とな
る第2の携帯電話機とは、留守番電話サービスに加入し
ているものと想定している。
【0012】図1は、本発明を適用した携帯電話システ
ムの概略的な構成を示すブロック図である。
【0013】携帯電話システムは、各ユーザによって携
帯される携帯電話機10と、携帯電話機10間を無線回
線により接続する基地局20と、留守番電話サービスセ
ンタ30とを有している。
【0014】図2は、携帯電話機の具体例を示す平面図
である。
【0015】携帯電話機10は、やや平坦な直方体の筐
体を有し、筐体の主面に、ユーザの音声を入力するマイ
クロホン13、基地局20から送信された音声を出力す
るスピーカ14、電話番号の入力に用いるテンキーなど
を含む押しボタンスイッチ16、文字データや画像デー
タを表示するLCD表示部17を有している。筐体の一
端には、基地局20との間で無線通信を行うためのアン
テナ11が設けられている。
【0016】図1に示した基地局20は、アンテナ21
によって携帯電話機10と無線通信を行い、各携帯電話
機10の間で無線回線を接続する交換機22を備えてい
る。基地局20は、携帯電話機10が移動しても通信が
途絶えないように一定エリアごとに設置され、また、留
守番電話サービスセンタ30と接続している。
【0017】留守番電話サービスセンタ30は、この携
帯電話システムにおいて提供される留守番電話の処理を
集中して行う施設である。
【0018】留守番電話サービスセンタ30は、留守番
電話のためのデータ処理を行うメッセージサーバ31
と、メッセージなどを格納した記憶装置32とを備えて
いる。
【0019】メッセージサーバ31は、応答メッセージ
や伝言メッセージなどのメッセージを管理するメッセー
ジ管理部31aと、メッセージに対する課金を行う課金
部31bとを有している。
【0020】メッセージサーバ31は、例えばパーソナ
ルコンピュータによって構築することができる。この場
合、メッセージ管理部31a及び課金部31bは、パー
ソナルコンピュータにおいて実行されるソフトウェアに
よって機能部として実現される。
【0021】記憶装置32には、留守番電話サービスの
ユーザを登録した登録リスト、伝言メッセージの音声デ
ータなどが格納されている。記憶装置32には、例えば
ハードディスクや半導体メモリを用いることができる。
【0022】この留守番電話サービスセンタ30におい
ては、応答メッセージの送信、伝言メッセージの格納な
ど留守番電話の処理が行われるが、これについては以下
で詳しく説明する。
【0023】図3は、携帯電話システムで提供される留
守番電話サービスの一連の手順を示すフローチャートで
ある。
【0024】ステップS11において、第1の携帯電話
機10は、第2の携帯電話機10 を電話番号で特定
して発信する。この電話番号は、第1の携帯電話機10
から無線回線を通じて基地局20に送られる。
【0025】ステップS12において、基地局20の交
換機22は、第1の携帯電話機10 が特定した電話番
号を用いて第1の携帯電話機10と第2の携帯電話機
10 の間に回線を接続する。これによって、第1の携
帯電話機10では、呼び出しトーンが聞かれる。
【0026】同時に、基地局20は、第2の携帯電話機
10が留守番電話サービスに加入しているかどうかを
留守番電話サービスセンタ30に照会する。本実施の形
態では、第2の携帯電話機10は、留守番電話サービ
スに加入しているので、その旨の回答が与えられ、これ
に従って次のステップS13以降の手順を実行する。
【0027】ステップS13において、基地局20は、
第2の携帯電話機10から所定時間内に応答があるか
どうか判定する。この時間は、第2の携帯電話機10
のユーザによって例えば数秒程度に設定される。基地局
20は、所定時間内に応答があると処理をステップS1
4に進め、応答がないと処理をステップS15に進め
る。
【0028】ステップS14においては、第2の携帯電
話機10から応答があったので、これに応じて第1の
携帯電話機10と第2の携帯電話機10の間で通話
を開始する。
【0029】ステップS15において、中継局20の交
換機22は、第1の携帯電話機10 と第2の携帯電話
機10の間の回線が切断される。
【0030】一方、ステップS16においては、所定時
間内に応答がなかったので、基地局20は、その旨を留
守番電話サービスセンタ30に通知すると共に、第2の
電話機10への回線を切断する。
【0031】ステップS17において、留守番電話サー
ビスセンタ30は、ステップS15における通知に応じ
て、第1の携帯電話装置10に応答メッセージを送信
する。この応答メッセージは、第2の携帯電話機10
によって予め設定されたものである。応答メッセージ
は、第2の携帯電話機10のユーザが電話に応答でき
ない旨、伝言メッセージを受け付ける旨の意思を伝える
文言を音声によって、基地局20から第1の携帯電話機
10に送信する。留守番電話サービスセンタ30は、
応答メッセージに対する所定の課金を行う。
【0032】本実施の形態においては、前記応答メッセ
ージは、第2の携帯電話機10の意思を伝える文言に
何らかの付加価値が付されたものである。
【0033】すなわち、応答メッセージは、肉声に価値
のある複数の有名人の声によって作成されている。有名
人とは、例えば、タレント、アーチスト、声優などを含
む。このような有名人の声は、留守番電話サービスセン
タ30の記憶装置32に格納される。
【0034】応答メッセージは、複数の有名人の声から
一つを選んだり、又は複数の有名人の声を順番に並べた
りすることもできる。価値のある声によって応答メッセ
ージを作成することにより、第1の携帯電話機10
ユーザの意表をついたり、楽しませたりすることで印象
を深くし、第1の携帯電話機10のユーザの注意を喚
起することができる。
【0035】また、応答メッセージは、商業的な広告を
含むことができる。このような広告は第1の携帯電話機
10のユーザの利用者の利益になるので、第1の携帯
電話機10のユーザの注意を喚起することができる。
また、第2の携帯電話機10 のユーザは、応答メッセ
ージに商業的な広告を付加することにより、広告主から
広告の代金を得ることができる。
【0036】さらに、応答メッセージは、情報提供を行
うことができる。例えば、第2の携帯電話機10のユ
ーザは、応答メッセージに、例えば逸話や故事来歴など
を付加することができる。第2の携帯電話機10のユ
ーザは、このような情報提供を行うことにより、第1の
携帯電話機10のユーザの注意を喚起することができ
る。
【0037】このように、応答メッセージには、付加価
値が付されているので、留守番サービスセンタ30の課
金部31bは、この応答メッセージを送信するごとに課
金情報を生成し、料金を徴収する。なお、応答メッセー
ジの料金は、例えば登録時に一括して支払ったりするよ
うに、他の支払方法も可能である。
【0038】ステップS18においては、留守番電話サ
ービスシステム30は、第1の携帯電話機10に送出
された応答メッセージに応じて、第1の携帯電話機10
から送信された伝言メッセージを受け取り、記憶装置
32に格納する。記憶装置32に格納された伝言メッセ
ージは、第2の携帯電話機10により取り出すことが
できる。
【0039】図4は、応答メッセージの送信の手順の詳
細を説明するフローチャートである。
【0040】ステップS21において、基地局20は、
交換機22によって第1の携帯電話機10と第2の携
帯電話機10との間で回線を接続すると同時に、留守
番電話サービスセンタ30に対して、第2の携帯電話機
10が留守番電話サービスに加入しているかどうか照
会する。この動作は、ステップS12に対応している。
【0041】これに応じて、留守番電話サービスセンタ
30において、メッセージサーバ31のメッセージ管理
部31aは、記憶装置32に格納されている、留守番電
話サービスの加入者を登録した登録リストを読み出す。
そして、第2の携帯電話機10が、登録リストに記載
されているかどうか確認する。本実施の形態では、第2
の携帯電話機10は、留守番電話サービスに加入して
いるので、第2の携帯電話機10は、登録リストに記
載されている。メッセージ管理部31aは、第2の携帯
電話機10が、登録リストに記載されている旨を基地
局20に通知する。
【0042】ステップS21は、基地局20において、
第1の携帯電話機10と第2の携帯電話機10の間
の回線が接続されてから所定時間経過しても第2の携帯
電話機10が応答しないことによって、留守番電話サ
ービスセンタ30に対して留守番電話の一連の手順を実
行するように通知することによって開始される。この動
作は、ステップS16に対応している。
【0043】メッセージサーバ31のメッセージ管理部
31aは、記憶装置32に格納された、留守番電話サー
ビスの加入者と各加入者の設定したメッセージとの対応
関係を格納した対応テーブルを参照し、第2の携帯電話
機10の設定したメッセージを検出する。
【0044】ステップS23においては、メッセージ管
理部31aは、ステップS22で検出したメッセージの
音声データを記憶装置32から読み出し、基地局20に
送信する。このメッセージは、基地局20からさらに第
1の携帯電話機10に送出される。
【0045】図5は、留守番電話サービスセンタ30に
おいて行われる、第2の携帯電話機10とこの第2の
携帯電話機10によって設定されたメッセージとの関
係を示す図である。
【0046】留守番電話サービスセンタ30のメッセー
ジサーバ31のメッセージ管理部31aは、記憶装置3
2に格納された対応テーブル51を読み出し、第2の携
帯電話機10に対応するメッセージを照会する。例え
ば、第2の携帯電話機10に対応するユーザがBの場
合には、このユーザBによって設定されたメッセージは
3であることを読み出すことができる。
【0047】なお、ステップS21において、基地局2
0から第2の携帯電話機10が留守番電話サービスに
加入しているかどうかの問い合わせより参照する登録テ
ーブルには、この対応テーブル51を用いることができ
る。
【0048】さらに、メッセージサーバ31のメッセー
ジ管理部31aは、アドレステーブル52を参照して、
メッセージと記憶装置32において各メッセージの音声
データが記録されているアドレスの対応関係を格納した
アドレステーブルを参照し、メッセージに対応するアド
レスを取得する。そして、このアドレスに格納されたメ
ッセージの音声データを、記憶装置32から読み出し、
基地局20に送信する。
【0049】なお、留守番電話サービスに新規加入者を
登録するには、新規加入者と設定するメッセージの対応
関係53を対応テーブル51に追加する。また、留守番
電話サービスにメッセージを追加するには、追加するメ
ッセージと記憶装置32においてこのメッセージの音声
データが記録されたアドレスとの対応関係54をアドレ
ステーブル52に追加する。
【0050】次に、留守番電話のメッセージを登録する
具体的な操作について説明する。
【0051】図6は、留守番電話のメッセージを登録す
る際に行う手順を示すフローチャートである。メッセー
ジの登録は、例えば第2の携帯電話機10にて行うこ
とができる。
【0052】留守番電話サービスが提供するメッセージ
は多数存在するので、ジャンルとエントリによって階層
化して分類し、容易に選択できるようにしている。
【0053】ステップS31において、ユーザは、メッ
セージのジャンルを選択する。ジャンルとは、タレン
ト、アーチスト、声優、広告などの分野を表している。
このステップS31において、ユーザは、メッセージの
ジャンルを選択することにより、分野を選択することが
できる。
【0054】図7は、携帯電話機10のLCD表示部1
7に表示されたジャンルメニューリストにおいて「タレ
ント編」を選択した状態を示す図である。
【0055】ステップS32において、ユーザは、メッ
セージのエントリを選択する。エントリとは、各ジャン
ルにおける項目に対応している。例えば、ユーザがステ
ップS31においてタレントのジャンルを選択すると、
このステップS32においては、タレントA、タレント
B、タレントCなどのエントリから選択することができ
る。
【0056】図8は、携帯電話機10のLCD表示部1
7に表示されたエントリメニューリストにおいて「タレ
ントC」を選択した状態を示す図である。
【0057】ステップS33において、ユーザは、メッ
セージを選択する。ステップS32において選択した各
エントリに対応する複数のメッセージからユーザは所望
のメッセージを選択することができる。
【0058】図9は、携帯電話機10のLCD表示部1
7に表示されたメッセージメニューリストにおいて「メ
ッセージB」を選択した状態を示す図である。
【0059】このような手順で、所望のメッセージを選
択することができる。選択されたメッセージは、留守番
電話サービスセンタ30のメッセージサーバ31のメッ
セージ管理部31aによって、登録される。
【0060】なお、メッセージを登録する際には、所定
の料金が必要である。料金は、各タレント、声優などの
エントリ、メッセージ内容によって異なる。このような
料金の徴収は、メッセージサーバ31の課金部31bに
よって生成される課金情報に基づいている。なお、料金
は、登録時でなく、応答メッセージ送信の際など、他の
方法で徴収することもできる。
【0061】図10は、ジャンル、エントリによって階
層化されたメッセージの分類を示す図である。
【0062】上述のように、ジャンル、エントリ、メッ
セージの順序で選択することにより、所望のメッセージ
を容易に見出すことができる。なお、各エントリに対す
るメッセージは複数に限らず、単数のこともある。ま
た、この表は一例を示したものであり、実際には多数の
ジャンルやエントリから構成されることもある。
【0063】なお、URLの欄は、後述する第2の変形
例で用いるものであり、さらに後述する。
【0064】次に、本発明の第1の変形例について説明
する。
【0065】この変形例においては、図1に示した第2
の携帯電話機10は、音声データを格納するメモリ1
2を内蔵している。このメモリ12は、伝言メッセージ
を格納するために十分な容量を有し、例えば半導体メモ
リを用いることができる。
【0066】図11は、この変形例の一連の手順を示す
フローチャートである。
【0067】ステップS41においては、第1の携帯電
話機10から第2の携帯電話機10に着信がある。
【0068】ステップS41においては、ステップS4
1の着信の時点から経過した時間を測定し、所定時間内
にこの着信に応答したかどうかを確認する。所定時間内
に応答があったときにはステップS43に進み、応答が
なかったときにはステップS44に進む。
【0069】ステップS43においては、応答に続いて
通話を行う。一方、ステップS44においては、所定時
間内に応答がなかったので、第1の携帯電話機10
伝言メッセージを送出する。
【0070】本変形例においても、前記応答メッセージ
は、第2の携帯電話機10の意思を伝える文言に何ら
かの付加価値が付されたものである。すなわち、応答メ
ッセージは、音声自体に市場価値のあるタレント、アー
チスト、声優などによって作成されたり、商業的な広告
を含んだり、情報提供を行う。このような付加価値によ
り、第1の携帯電話機10のユーザの注意を喚起する
ことができる。
【0071】第1の携帯電話機10に送出される応答
メッセージは、第2の携帯電話機10が予めメモリ1
2に格納したものである。このメッセージは、予め留守
番電話サービスセンタ30からダウンロードしたもので
ある。この応答メッセージに対しても、所定の料金が徴
収される。メッセージの選択の方法は、上述の場合と同
様であるので説明を省略する。
【0072】ステップS45においては、ステップS4
4で送出した応答メッセージに応じて第1の携帯電話機
10から送られた伝言メッセージをメモリ12に格納
する。メモリ12に格納された伝言メッセージは、後に
読み出すことができる。
【0073】本変形例においては、応答メッセージを内
蔵のメモリ12に格納することが、上述の場合と異なっ
ている。このように応答メッセージを内蔵することによ
り、例えばユーザによるメッセージの編集も可能であ
る。
【0074】次に、本発明の第2の変形例について説明
する。この変形例は、図1に示した第1の携帯電話機1
において、第2の携帯電話機10からの留守番電
話のサービスにインターネットのウェブページを結びつ
けたものである。
【0075】この変形例は、第1の携帯電話機10
おいて、第2の携帯電話機10からの応答メッセージ
に対する伝言メッセージを入力する際、使用者は、第1
の携帯電話機10のLCD表示部を見ることを前提と
している。
【0076】すなわち、この変形例では、第1の携帯電
話機10の使用者は、第1の携帯電話機10を耳に
当てて留守番電話サービスによる応答メッセージを聞き
終えると、第1の携帯電話機10を耳から放し、LC
D表示部を見ながら伝言メッセージをマイクロホンに入
力する。
【0077】このような動作は、例えば、LCD表示部
を見ることを促す旨の文言を応答メッセージに含めるこ
とで促される。また、LCD表示部を見ながら行う形態
での伝言メッセージの入力が普及すると、伝言メッセー
ジの入力の際、第1の携帯電話機10の使用者が自発
的にLCD画面を見るようになることも考えられる。
【0078】図12は、この変形例における一連の手順
を示すフローチャートである。
【0079】この一連のステップは、図3に示したフロ
ーチャートにおけるステップS17の応答メッセージ送
信に続く、ステップS18の応答メッセージ格納のステ
ップから開始される。
【0080】ステップS51において、留守番電話サー
ビスセンタ30のメッセージサーバ31は、記憶装置3
2から応答メッセージに対応するURL(Uniform Reso
urceLocator)を読み出し、基地局20に送る。
【0081】ここで、URLは、インターネット上のサ
ーバと、このサーバにアクセスするプロトコルを指定す
る方法である。この変形例では、URLとしてはhtt
p(hypertext transfer protocol)アドレスを用い、
各httpアドレスにはウェブページが対応している。
【0082】基地局20は、図示しないインターネット
を介して前記URLに基づいて該当するサーバからウェ
ブページの文字データ及び/又は画像データをダウンロ
ードし、このデータを第1の携帯電話機10に送る。
これに応じて、第1の携帯電話機10は、ウェブペー
ジをLCD表示部に表示する。
【0083】図13は、ステップS51において第1の
携帯電話機10のLCD表示部に表示されたウェブペ
ージを示す図である。
【0084】画面には、「○○ビール クイズに答えて
ハワイに行こう。」という文言を含むウェブページが表
示されている。この文言は、留守番電話サービスセンタ
30から第1の携帯電話機10に送信された応答メッ
セージに対応している。この例は、広告主「○○ビー
ル」による例えば販売促進のための広告を示すものであ
る。
【0085】図10に示すように、各メッセージに対し
ては、インターネットにおけるウェブページを特定する
URLが対応している。このような対応関係は、留守番
電話サービスセンタ30における記憶装置32に格納さ
れている。
【0086】例えば、エントリ「タレントA」のメッセ
ージ「メッセージA」にはURL「XXX」が、エント
リ「タレントB」のメッセージ「メッセージA」にはU
RL「YYY」が、エントリ「タレントC」のメッセー
ジ「メッセージA」にはURL「ZZZ」が、それぞれ
対応している。
【0087】ステップS52においては、第1の携帯電
話機10は、ステップS18の伝言メッセージ格納の
ステップが終了するまで待機する。すなわち、第1の携
帯電話機101の使用者が伝言メッセージの入力を終え
ると、処理はステップS53に進む。伝言メッセージの
入力が継続していると、処理はステップS52に戻る。
【0088】ステップS53において、第1の携帯電話
機10は、ステップS52における応答メッセージの
入力が終了しても、ウェブページの表示を継続する。こ
れによって、第1の携帯電話機10の使用者は、応答
メッセージの入力を終えても、ウェブページについての
閲覧や操作などの相互作用を継続して行うことができ
る。
【0089】応答メッセージの入力終了に応じて、ステ
ップS51において表示されたウェブページに関連する
別のウェブページを表示することもある。例えば、ステ
ップS51における伝言メッセージの入力中には、携帯
電話機10の注意を妨げないように概要を表示し、ス
テップS53における伝言メッセージの入力終了後に
は、詳細を表示する。
【0090】なお、携帯電話機10の消費電力を削減
するため、ステップS53を開始してから所定時間内に
押しボタンの操作がないときには、LCD表示部へのウ
ェブページの表示を止め、この一連の手順を終了する。
【0091】図14は、ステップS53において第1の
携帯電話機10のLCD表示部に表示されたウェブペ
ージを示す図である。
【0092】このウェブページは、ステップS51にお
いて伝言メッセージ入力中に第1の携帯電話機10
表示されていた、ウェブページに関連するものである。
すなわち、図13においては「クイズに答えてハワイに
行こう。」という文言を含むウェブページを表示してい
た。これに対し、この図14では、具体的なクイズと選
択肢の文言を含むウェブページを示している。
【0093】このように、第2の変形例は、携帯電話シ
ステムにおける留守番電話サービスとインターネットの
ウェブページを結びつけることにより、通常の留守番電
話サービスの枠を越えた便宜を提供するものである。
【0094】この変形例の留守番電話サービスによる
と、メッセージに対応したウェブページによって企業の
広告を提供することができる。これによって、企業に
は、留守番電話サービスの利用者を対象として販売促進
などを図るという機会が与えられる。
【0095】一方、留守番電話サービスの利用者は、メ
ッセージに対応したウェブページによって提供される例
えば映画やコンサートのチケットの入手などのサービス
を享受することができる。この場合、チケットに対応す
る文字データ及び/又は画像データを第1の携帯電話機
10にダウンロードし、この文字データ/画像データ
をLCD表示部に表示することで、第1の携帯電話機1
自体をチケットとして使用することもできる。
【0096】なお、本実施の形態においては、携帯電話
システムを想定して説明したが、本発明はこれに限定さ
れない。本発明は、有線の電話回線で接続された電話シ
ステムにも適用できることはいうまでもない。
【0097】
【発明の効果】上述のように、本発明によると、応答メ
ッセージによって、電話の発信者の注意を喚起すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯電話システムの概略的な
構成を示すブロック図である。
【図2】携帯電話機の具体例を示す平面図である。
【図3】携帯電話システムで提供される留守番電話サー
ビスの一連の手順を示すフローチャートである。
【図4】応答メッセージの送信の手順の詳細を説明する
フローチャートである。
【図5】第2の携帯電話機と第2の携帯電話機によって
設定されたメッセージとの関係を示す図である。
【図6】留守番電話のメッセージを登録する際に行う手
順を示すフローチャートである。
【図7】携帯電話機のLCD表示部に表示されたジャン
ルメニューリストを示す図である。
【図8】携帯電話機のLCD表示部に表示されたエント
リメニューリストを示す図である。
【図9】携帯電話機のLCD表示部に表示されたメッセ
ージメニューリストを示す図である。
【図10】ジャンル、エントリによって階層化されたメ
ッセージの分類を示す図である。
【図11】変形例の一連の手順を示すフローチャートで
ある。
【図12】第2の変形例における一連の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図13】ステップS51において第1の携帯電話機1
のLCD表示部に表示されたウェブページを示す図
である。
【図14】ステップS53において第1の携帯電話機1
のLCD表示部に表示されたウェブページを示す図
である。
【符号の説明】
10 携帯電話機 20 基地局 30 留守番電話サービスセンタ 31 メッセージサーバ 32 記憶装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 15/00 H04M 15/00 Z 5K101 H04Q 7/38 H04B 7/26 109L Fターム(参考) 5K015 AA06 GA04 GA07 5K024 AA73 AA77 DD02 GG05 GG10 5K025 BB10 EE01 EE21 5K039 AA00 CC03 5K067 AA34 BB04 BB21 DD29 DD51 EE02 EE10 EE16 FF04 GG12 5K101 KK06 KK16 KK18 MM07 NN07 NN15

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話システムにおいて用いられる留守番
    電話方法において、 肉声に価値がある複数の有名人の声を応答メッセージと
    して記憶媒体へ格納するステップと、 複数の声から選択する一つの声に応じて課金情報を生成
    するステップとを備えることを特徴とする留守番電話方
    法。
  2. 【請求項2】 前記課金情報は、選択された声に応じて
    異なることを特徴とする請求項1記載の留守番電話方
    法。
  3. 【請求項3】 前記声は、肉声であることを特徴とする
    請求項1記載の留守番電話方法。
  4. 【請求項4】 電話システムにおいて用いられる留守番
    電話方法において、 第1の電話機が第2の電話機に発信するステップと、 前記第1の電話機と前記第2の電話機の間に回線を接続す
    るステップと、 前記回線が接続されてから所定時間内に前記第2の電話
    機から応答がなく、かつ、留守番電話サービスに加入し
    た電話機が登録されている登録リストに前記第2の電話
    機が登録されていると、登録された電話機と登録された
    各電話機によって設定されたメッセージとの対応関係が
    記載されている対応テーブルを参照するステップと、 前記対応テーブルにおいて、前記第2の電話機に対応す
    るメッセージを参照するステップと、 前記第2の電話機に対応するメッセージを前記第1の電話
    機に応答メッセージとして送信するステップと、 前記メッセージに課金するステップとを備えることを特
    徴とする留守番電話方法。
  5. 【請求項5】 前記メッセージは、第1の電話機に対し
    て応答する文言に付加価値が付されたものであって、市
    場価値のある音声によって作成されるか、第1の電話機
    に対する商業的な広告を含むか、又は情報提供を行うも
    のであることを特徴とする請求項4記載の留守番電話方
    法。
  6. 【請求項6】 前記対応テーブルには、前記メッセージ
    とインターネットのウェブページとの対応関係も記載さ
    れ、前記第2の電話機に対応するメッセージを前記第1
    の電話機に応答メッセージとして送信する際、前記ウェ
    ブページも併せて送信することを特徴とする請求項4記
    載の留守番電話方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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